JPH07136723A - プレス打抜き方法及びその装置 - Google Patents
プレス打抜き方法及びその装置Info
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- JPH07136723A JPH07136723A JP5308629A JP30862993A JPH07136723A JP H07136723 A JPH07136723 A JP H07136723A JP 5308629 A JP5308629 A JP 5308629A JP 30862993 A JP30862993 A JP 30862993A JP H07136723 A JPH07136723 A JP H07136723A
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- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 41
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 4
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- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 abstract description 2
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ストリッパの最下面が被加工物に接する直前
からストリッパの最下面が被加工物から離れるまでの間
において、ストリッパがダイに対して前後左右に移動し
ないように拘束する。 【効果】 打抜き加工の精度を高く維持し、ばらつきを
抑え、抜きパンチの刃の破損がほとんど生ぜず、偏摩耗
を抑える。打抜きプレス金型のメンテナンスはほとんど
不要となる。
からストリッパの最下面が被加工物から離れるまでの間
において、ストリッパがダイに対して前後左右に移動し
ないように拘束する。 【効果】 打抜き加工の精度を高く維持し、ばらつきを
抑え、抜きパンチの刃の破損がほとんど生ぜず、偏摩耗
を抑える。打抜きプレス金型のメンテナンスはほとんど
不要となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は打抜きプレス金型に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】打抜きプレス金型は図２に示すように、
上に１枚、下に１枚の厚いプレートがある。上のプレー
ト（パンチ・ホルダー）には円筒形状のガイドブッシュ
１が取り付けられている。下のプレート（ダイ・ホルダ
ー）には円柱形状のガイドポスト３が取り付けられてい
る。リテーナー２は円筒形状であり、その内側にガイド
ポスト３が貫通し、その外側にガイドブッシュ１が当接
している。ガイドブッシュ１、リテーナー２、ガイドポ
スト３に案内されて、上のプレート（パンチ・ホルダ
ー）は下のプレート（ダイ・ホルダー）と平行を保ちつ
つ上下に滑らかに移動する。さらに各プレートの中央近
くにはストリッパ関連の部品が取り付けられている。上
のプレート（パンチ・ホルダー）には細径の円柱形状の
ストリッパ・ガイドピン５が取り付けられている。下の
プレート（ダイ・ホルダー）には円筒形状のダイ・ガイ
ドブッシュ６が取り付けられている。そして、平板形状
のストリッパ９には円筒形状のストリッパ・ガイドブッ
シュ４が取り付けられ、さらに中央には抜きパンチ７の
刃が通過する孔が設けられている。また、下のプレート
に平行に取り付けられたプレートの中央には略円筒形状
で逃げを付けた孔を有する抜きダイボタン８が取り付け
られている。ストリッパ・ガイドピン５の中央近くには
ストリッパ９のストリッパ・ガイドブッシュ４が挿通し
ており、ストリッパ・ガイドピン５の先端は下のプレー
トに取り付けたダイ・ガイドブッシュ６が挿通してい
る。
上に１枚、下に１枚の厚いプレートがある。上のプレー
ト（パンチ・ホルダー）には円筒形状のガイドブッシュ
１が取り付けられている。下のプレート（ダイ・ホルダ
ー）には円柱形状のガイドポスト３が取り付けられてい
る。リテーナー２は円筒形状であり、その内側にガイド
ポスト３が貫通し、その外側にガイドブッシュ１が当接
している。ガイドブッシュ１、リテーナー２、ガイドポ
スト３に案内されて、上のプレート（パンチ・ホルダ
ー）は下のプレート（ダイ・ホルダー）と平行を保ちつ
つ上下に滑らかに移動する。さらに各プレートの中央近
くにはストリッパ関連の部品が取り付けられている。上
のプレート（パンチ・ホルダー）には細径の円柱形状の
ストリッパ・ガイドピン５が取り付けられている。下の
プレート（ダイ・ホルダー）には円筒形状のダイ・ガイ
ドブッシュ６が取り付けられている。そして、平板形状
のストリッパ９には円筒形状のストリッパ・ガイドブッ
シュ４が取り付けられ、さらに中央には抜きパンチ７の
刃が通過する孔が設けられている。また、下のプレート
に平行に取り付けられたプレートの中央には略円筒形状
で逃げを付けた孔を有する抜きダイボタン８が取り付け
られている。ストリッパ・ガイドピン５の中央近くには
ストリッパ９のストリッパ・ガイドブッシュ４が挿通し
ており、ストリッパ・ガイドピン５の先端は下のプレー
トに取り付けたダイ・ガイドブッシュ６が挿通してい
る。
【０００３】上記の打抜きプレス金型を用いて、板形状
の被加工物を打抜く様子を説明する。抜きダイボタン８
の上面の孔は、拭きパンチ７の断面とほぼ同じ形状であ
り、寸法はわずかに大きく、隙間あるいはクリアランス
が設けてある。そして、抜きダイボタン８の上に被加工
物を置いて、抜きパンチ７を下降させて、抜きパンチ７
と抜きダイボタン８の寸法によって定まる形状・寸法の
孔を被加工物に形成する。
の被加工物を打抜く様子を説明する。抜きダイボタン８
の上面の孔は、拭きパンチ７の断面とほぼ同じ形状であ
り、寸法はわずかに大きく、隙間あるいはクリアランス
が設けてある。そして、抜きダイボタン８の上に被加工
物を置いて、抜きパンチ７を下降させて、抜きパンチ７
と抜きダイボタン８の寸法によって定まる形状・寸法の
孔を被加工物に形成する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の打抜き
プレス金型は抜きパンチ７が被加工物に接し始めて打抜
き加工が終了して、抜きパンチ７と被加工物とが接触し
なくなり離れるまでの間に抜きパンチ７が水平面内、す
なわち、Ｘ、Ｙ方向に不必要に動いてしまうことを打抜
きプレス金型を用いた打抜き加工の研究において出願人
は知見した。そして、抜きパンチがＸ、Ｙ方向に動くこ
とによって、抜きパンチの刃が欠け破損したり、偏って
摩耗したり、あるいは、図３、図４に示すように、打抜
いた被加工物の孔付近の形状・寸法の不良が生ずるとい
う問題がある。図３、図４に示すように、抜きパンチ７
と抜きダイボタン８とのクリアランスが不均等となり、
左側のクリアランスtLが右側のクリアランスtRに比較し
て小さい場合において、打抜き加工を行うと、打抜き加
工後の被加工物の孔の形状は次のとおりである。クリア
ランスの比較的大きな左側においては、ダレが大きく、
せん断面が少なく、一方、クリアランスの比較的小さな
右側においては、ダレが小さく、せん断面が大きく、し
かも、裏面にバリが生ずる。
プレス金型は抜きパンチ７が被加工物に接し始めて打抜
き加工が終了して、抜きパンチ７と被加工物とが接触し
なくなり離れるまでの間に抜きパンチ７が水平面内、す
なわち、Ｘ、Ｙ方向に不必要に動いてしまうことを打抜
きプレス金型を用いた打抜き加工の研究において出願人
は知見した。そして、抜きパンチがＸ、Ｙ方向に動くこ
とによって、抜きパンチの刃が欠け破損したり、偏って
摩耗したり、あるいは、図３、図４に示すように、打抜
いた被加工物の孔付近の形状・寸法の不良が生ずるとい
う問題がある。図３、図４に示すように、抜きパンチ７
と抜きダイボタン８とのクリアランスが不均等となり、
左側のクリアランスtLが右側のクリアランスtRに比較し
て小さい場合において、打抜き加工を行うと、打抜き加
工後の被加工物の孔の形状は次のとおりである。クリア
ランスの比較的大きな左側においては、ダレが大きく、
せん断面が少なく、一方、クリアランスの比較的小さな
右側においては、ダレが小さく、せん断面が大きく、し
かも、裏面にバリが生ずる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の問題点は、請求項
１に記載の第１の発明、すなわち、ストリッパの最下面
が被加工物に接する直前からストリッパの最下面が被加
工物から離れるまでの間において、ストリッパがダイに
対して前後左右に相対移動しないように拘束することを
特徴とするプレス打抜き方法によって、解決される。
１に記載の第１の発明、すなわち、ストリッパの最下面
が被加工物に接する直前からストリッパの最下面が被加
工物から離れるまでの間において、ストリッパがダイに
対して前後左右に相対移動しないように拘束することを
特徴とするプレス打抜き方法によって、解決される。
【０００６】また、上記の問題点は、請求項２に記載の
第２の発明、すなわち、ストリッパの周辺の下側表面に
突起状のスパイク状の突起を複数設け、ダイの周辺の上
側表面であって、スパイク状の突起に向い合う位置に弾
性材料を設けていることを特徴とするプレス打抜き装置
によって、解決される。
第２の発明、すなわち、ストリッパの周辺の下側表面に
突起状のスパイク状の突起を複数設け、ダイの周辺の上
側表面であって、スパイク状の突起に向い合う位置に弾
性材料を設けていることを特徴とするプレス打抜き装置
によって、解決される。
【０００７】さらに、上記の問題点は、請求項３に記載
の第３の発明、すなわち、ストリッパの周辺の下側表面
に第１の永久磁石を複数設け、ダイの周辺の上側表面で
あって上記第１の永久磁石に向い合う位置に、上記第１
の永久磁石の下側表面の極性と逆の極性が上側表面に現
れるように第２の永久磁石を複数設けていることを特徴
とするプレス打抜き装置によって、解決される。
の第３の発明、すなわち、ストリッパの周辺の下側表面
に第１の永久磁石を複数設け、ダイの周辺の上側表面で
あって上記第１の永久磁石に向い合う位置に、上記第１
の永久磁石の下側表面の極性と逆の極性が上側表面に現
れるように第２の永久磁石を複数設けていることを特徴
とするプレス打抜き装置によって、解決される。
【０００８】さらに、また、上記の問題点は、請求項４
に記載の第４の発明、すなわち、ストリッパの下方へ突
出し、かつストリッパ・ガイドピンよりも長さの短い円
柱形状のサブ・ガイドピンをストリッパに取り付け、サ
ブ・ガイドピンを挿入して案内する中空円筒形状のサブ
・ガイドブッシュをダイに取り付けていることを特徴と
するプレス打抜き装置によって、解決される。
に記載の第４の発明、すなわち、ストリッパの下方へ突
出し、かつストリッパ・ガイドピンよりも長さの短い円
柱形状のサブ・ガイドピンをストリッパに取り付け、サ
ブ・ガイドピンを挿入して案内する中空円筒形状のサブ
・ガイドブッシュをダイに取り付けていることを特徴と
するプレス打抜き装置によって、解決される。
【０００９】
【作用】第２の発明においては、突起状のスパイク状の
突起が弾性材料に突きささることによって、ストリッパ
がダイに対してＸ、Ｙ方向に動かないように作用し、抜
きパンチが抜きダイボタンに対してＸ、Ｙ方向に動かな
いようになる。
突起が弾性材料に突きささることによって、ストリッパ
がダイに対してＸ、Ｙ方向に動かないように作用し、抜
きパンチが抜きダイボタンに対してＸ、Ｙ方向に動かな
いようになる。
【００１０】第３の発明においては、対向する永久磁石
が互いに磁力により引き付け合うことによって、ストリ
ッパがダイに対してＸ、Ｙ方向に動かないように作用
し、抜きパンチが抜きダイボタンに対してＸ、Ｙ方向に
動かないようになる。
が互いに磁力により引き付け合うことによって、ストリ
ッパがダイに対してＸ、Ｙ方向に動かないように作用
し、抜きパンチが抜きダイボタンに対してＸ、Ｙ方向に
動かないようになる。
【００１１】第４の発明においては、サブ・ガイドピン
がサブ・ガイドブッシュに挿入され摺動することによっ
て、ストリッパがダイに対してＸ、Ｙ方向に動かないよ
うに作用し、抜きパンチが抜きダイボタンに対してＸ、
Ｙ方向に動かないようになる。
がサブ・ガイドブッシュに挿入され摺動することによっ
て、ストリッパがダイに対してＸ、Ｙ方向に動かないよ
うに作用し、抜きパンチが抜きダイボタンに対してＸ、
Ｙ方向に動かないようになる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
１は、実施例１のストリッパの正面断面図である。スト
リッパ９の中央には抜きパンチ７が上下に移動可能に組
み合されている。下のプレートには、抜きパンチに対応
して抜きダイボタン８が取り付けられている。そしてそ
の上には、被加工物２０が載置されている。ストリッパ
の周辺には、図示していないが、図２と同様にストリッ
パ・ガイドブッシュが取り付けられており、その中をス
トリッパ・ガイドピンが挿通されている。ストリッパの
周辺でストリッパ・ガイドブッシュの取り付けられてい
ない位置に、突起状のスパイク状の突起１０が取り付け
られている。本実施例１では、スパイク状の突起１０の
先端は円錐形状であるが、かさ歯車のように凹凸を表面
に設けたり、あるいは、表面に点状の突起を設けたり、
点状のくぼみを設けるような、すべり防止のための一般
的な変更を行うことができる。材質としては、金属、焼
結金属、プラスティックス、セラミックス、硬質ゴム、
樹脂などを用いることができる。スパイク状の突起１０
の他端にはねじ穴が設けてあり、ストリッパ９にねじ止
め固定されており、ねじによってスパイク状の突起１０
の高さを微調整して、通常時の抜きパンチ７の面からス
パイク状の突起１０の先端までの高さtSを被加工物の板
厚tMと同等あるいはわずかに小さくすることができる。
下のプレートには、スパイク状の突起１０に対向する位
置に、弾性材料１１を埋め込んである。弾性材料として
は、例えば、天然ゴム、合成ゴム、軟質プラスティク
ス、発泡スチールを用いることができる。
１は、実施例１のストリッパの正面断面図である。スト
リッパ９の中央には抜きパンチ７が上下に移動可能に組
み合されている。下のプレートには、抜きパンチに対応
して抜きダイボタン８が取り付けられている。そしてそ
の上には、被加工物２０が載置されている。ストリッパ
の周辺には、図示していないが、図２と同様にストリッ
パ・ガイドブッシュが取り付けられており、その中をス
トリッパ・ガイドピンが挿通されている。ストリッパの
周辺でストリッパ・ガイドブッシュの取り付けられてい
ない位置に、突起状のスパイク状の突起１０が取り付け
られている。本実施例１では、スパイク状の突起１０の
先端は円錐形状であるが、かさ歯車のように凹凸を表面
に設けたり、あるいは、表面に点状の突起を設けたり、
点状のくぼみを設けるような、すべり防止のための一般
的な変更を行うことができる。材質としては、金属、焼
結金属、プラスティックス、セラミックス、硬質ゴム、
樹脂などを用いることができる。スパイク状の突起１０
の他端にはねじ穴が設けてあり、ストリッパ９にねじ止
め固定されており、ねじによってスパイク状の突起１０
の高さを微調整して、通常時の抜きパンチ７の面からス
パイク状の突起１０の先端までの高さtSを被加工物の板
厚tMと同等あるいはわずかに小さくすることができる。
下のプレートには、スパイク状の突起１０に対向する位
置に、弾性材料１１を埋め込んである。弾性材料として
は、例えば、天然ゴム、合成ゴム、軟質プラスティク
ス、発泡スチールを用いることができる。
【００１３】図５は実施例２のストリッパの正面断面図
である。実施例１と同様に、ストリッパ９には、先端が
円錐形状のスパイク状の突起１０が取り付けられ、ダイ
・プレート１６には、スパイク状の突起１０に対向する
位置に、弾性体１１が埋め込んである。さらに、スパイ
ク状の突起１０及び弾性体１１の近くのストリッパには
円柱形状のサブ・ガイドピンが下へ向かって突出して取
り付けられている。そして、ダイ・プレート１６には、
サブ・ガイドピン１９に対向する位置に、円筒形状のサ
ブ・ガイドブッシュ２１が埋め込まれている。サブ・ガ
イドピン１９とサブ・ガイドブッシュ２１は嵌め合った
状態で摺動する。サブ・ガイドピン１９はパンチ・ホル
ダー１２ではなく、ストリッパ９に取り付けられるの
で、取り付け位置の選択がしやすく、かつ、数多く設け
ることができる。さらに、サブ・ガイドピン１９の長さ
は、ストリッパ・ガイドピンよりも短いので、サブ・ガ
イドピン１９自体の撓み変形が小さく、かつ、固定部と
摺動部とが近づいているので、摺動時のＸ、Ｙ方向のブ
レを小さく抑えることができる。
である。実施例１と同様に、ストリッパ９には、先端が
円錐形状のスパイク状の突起１０が取り付けられ、ダイ
・プレート１６には、スパイク状の突起１０に対向する
位置に、弾性体１１が埋め込んである。さらに、スパイ
ク状の突起１０及び弾性体１１の近くのストリッパには
円柱形状のサブ・ガイドピンが下へ向かって突出して取
り付けられている。そして、ダイ・プレート１６には、
サブ・ガイドピン１９に対向する位置に、円筒形状のサ
ブ・ガイドブッシュ２１が埋め込まれている。サブ・ガ
イドピン１９とサブ・ガイドブッシュ２１は嵌め合った
状態で摺動する。サブ・ガイドピン１９はパンチ・ホル
ダー１２ではなく、ストリッパ９に取り付けられるの
で、取り付け位置の選択がしやすく、かつ、数多く設け
ることができる。さらに、サブ・ガイドピン１９の長さ
は、ストリッパ・ガイドピンよりも短いので、サブ・ガ
イドピン１９自体の撓み変形が小さく、かつ、固定部と
摺動部とが近づいているので、摺動時のＸ、Ｙ方向のブ
レを小さく抑えることができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、抜きパンチが被加工物
に接し始める直前から、打抜き加工が終了して、抜きパ
ンチと被加工物とが接触しなくなり離れるまでの時間
中、抜きパンチがＸ、Ｙ方向に動かないように保つこと
ができる。その結果、打抜き加工の形状・寸法の精度が
高く維持され、ばらつきが小さく抑えられる。また、抜
きパンチの刃の破損はほとんど生ぜず、また、偏った摩
耗も起こりにくいので、打抜きプレス金型のメンテナン
スはほとんど不要となるという顕著な効果を得ることが
できる。
に接し始める直前から、打抜き加工が終了して、抜きパ
ンチと被加工物とが接触しなくなり離れるまでの時間
中、抜きパンチがＸ、Ｙ方向に動かないように保つこと
ができる。その結果、打抜き加工の形状・寸法の精度が
高く維持され、ばらつきが小さく抑えられる。また、抜
きパンチの刃の破損はほとんど生ぜず、また、偏った摩
耗も起こりにくいので、打抜きプレス金型のメンテナン
スはほとんど不要となるという顕著な効果を得ることが
できる。
【図１】実施例１の正面断面図である。
【図２】従来の打抜きプレス金型の正面断面図である。
【図３】抜きパンチと抜きダイボタンとの関係を示す正
面断面図である。
面断面図である。
【図４】抜きパンチと被加工物の打抜き加工欠陥の関係
を示す正面断面図である。
を示す正面断面図である。
【図５】実施例２の正面断面図である。
１ ガイドブッシュ ２ リテーナー ３ ガイドポスト ４ ストリッパ・ガイドブッシュ ５ ストリッパ・ガイドピン ６ ダイ・ガイドブッシュ ７ 抜きパンチ ８ 抜きダイボタン ９ ストリッパ １０ スパイク状の突起 １１ 弾性材料 １２ パンチ・ホルダー １３ バッキング・プレート １４ パンチ・プレート １６ ダイ・プレート １７ ダイ・フレーム １８ ダイ・ホルダー １９ サブ・ガイドピン ２０ 被加工物 ２１ サブ・ガイドプッシュ
Claims (4)
- 【請求項１】 ストリッパの最下面が被加工物に接する
直前からストリッパの最下面が被加工物から離れるまで
の間において、ストリッパがダイに対して前後左右に相
対移動しないように拘束することを特徴とするプレス打
抜き方法。 - 【請求項２】 ストリッパの周辺の下側表面に突起状の
スパイクを複数設け、ダイの周辺の上側表面であってス
パイク状の突起状の突起に向い合う位置に、弾性材料を
設けていることを特徴とするプレス打抜き装置。 - 【請求項３】 ストリッパの周辺の下側表面に第１の永
久磁石を複数設け、ダイの周辺の上側表面であって上記
第１の永久磁石に向い合う位置に、上記第１の永久磁石
の下側表面の極性と逆の極性が上側表面に現れるように
第２の永久磁石を複数設けていることを特徴とするプレ
ス打抜き装置。 - 【請求項４】 ストリッパの下方へ突出し、かつストリ
ッパ・ガイドピンよりも長さの短い円柱形状のサブ・ガ
イドピンをストリッパに取り付け、サブ・ガイドピンを
挿入して案内する中空円筒形状のサブ・ガイドブッシュ
をダイに取り付けていることを特徴とするプレス打抜き
装置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5308629A JPH07136723A (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | プレス打抜き方法及びその装置 |
| GB9701842A GB2307438B (en) | 1993-03-26 | 1994-03-17 | Press machine |
| GB9405266A GB2276343B (en) | 1993-03-26 | 1994-03-17 | Press die set and guide arrangement |
| US08/214,617 US5666870A (en) | 1993-03-26 | 1994-03-18 | Press die set and press machine for driving it |
| CH00909/94A CH688959A5 (de) | 1993-03-26 | 1994-03-25 | Stanzmaschine zum Antreiben eines Stanzstempelsatzes. |
| DE19944410483 DE4410483A1 (de) | 1993-03-26 | 1994-03-25 | Säulenführungsgestell und Presse zum Antreiben desselben |
| KR1019940006220A KR0132388B1 (ko) | 1993-03-26 | 1994-03-26 | 프레스다이세트 및 이를 구동시키는 프레스기계 |
| US08/536,611 US5620258A (en) | 1993-03-26 | 1995-09-29 | Press die set and press machine for driving it |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5308629A JPH07136723A (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | プレス打抜き方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07136723A true JPH07136723A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17983354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5308629A Pending JPH07136723A (ja) | 1993-03-26 | 1993-11-15 | プレス打抜き方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07136723A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007330989A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Denso Corp | プレス加工用金型装置及びプレス加工方法 |
| CN106424342A (zh) * | 2016-10-25 | 2017-02-22 | 广西大学 | 一种筒盖的落料拉深冲孔内翻边复合模具 |
| CN106424362A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-02-22 | 广西大学 | 一种封盖的翻边冲孔成型模具 |
| CN109530565A (zh) * | 2019-01-02 | 2019-03-29 | 杭州吉众机电股份有限公司 | 设有分隔排料的冲压模设备 |
-
1993
- 1993-11-15 JP JP5308629A patent/JPH07136723A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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