JPH0713579A - カラオケ装置 - Google Patents
カラオケ装置Info
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- JPH0713579A JPH0713579A JP5173710A JP17371093A JPH0713579A JP H0713579 A JPH0713579 A JP H0713579A JP 5173710 A JP5173710 A JP 5173710A JP 17371093 A JP17371093 A JP 17371093A JP H0713579 A JPH0713579 A JP H0713579A
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Abstract
くし、また非歌唱部分では伴奏再生レベルを上げて物足
りなさを感じさせないようにする機能を有したカラオケ
装置を提供する。 【構成】 マイク(4)から入力された歌唱信号を増幅
する歌唱増幅系(5〜7)と、ソースから入力された伴
奏信号を増幅する伴奏増幅系(1〜3)と、前記両増幅
系の出力を混合してスピーカを駆動する混合増幅系
(8,9)とを備えるカラオケ装置に、前記伴奏信号の
歌唱部分、非歌唱部分を判別する歌唱判別部(20)
と、この歌唱検出部からの制御信号(CTL)が前記歌
唱部分を示すとき、前記伴奏増幅系のゲインを低下させ
る制御回路(21)を追加する。
Description
カラオケ装置に関する。
併せて歌唱するカラオケ装置は、多くの人達の簡単な娯
楽として益々普及する傾向にある。通常のカラオケ装置
は、ソースから入力する伴奏信号(ミュージック)に対
する伴奏増幅系と、マイクから入力する歌唱信号(ボー
カル)に対する歌唱増幅系とが独立して設けられてお
り、かつ両増幅系のゲインを個々に調整できるようにし
てある。
は、CD(コンパクト・ディスク),LD(レーザー・
ディスク),TAPE(テープ)等のソースからセレク
タ1を通して読み出された伴奏信号をソース電圧増幅ア
ンプ2で増幅した後、ソースレベル調整用のボリューム
3でレベル調整してミキシングアンプ8に入力する伴奏
増幅系と、マイク4から入力された歌唱信号をマイクア
ンプ5で増幅した後、マイクエコー回路6などで信号処
理してからマイクレベル調整用のボリューム7でレベル
調整してミキシングアンプ8に入力する歌唱増幅系とを
備える。ミキシングアンプ8の後段はパワーアンプ9で
あり、これらでスピーカ10を駆動する混合増幅系を構
成する。
ーザはカラオケ演奏時に、伴奏再生レベルと歌唱再生レ
ベルを適度に設定してミキシングする事で、伴奏の旋律
やリズムを確実に認識できる状態において、自らの歌唱
を自分好みで楽しむことが可能である。但し、伴奏再生
レベルを歌唱し易いように小さく設定した場合には、非
歌唱部分(前奏部、間奏部、後奏部)では歌唱音声が欠
ける分だけ総合音圧が減ってスピーカから流れる音量が
物足りなく感じられる。これとは逆に、伴奏再生レベル
を非歌唱部分の物足りなさを補うように予め大きく設定
した場合には、歌唱部分になって歌唱音声が加わる分だ
け総合音圧が増加する。この結果、聞き手はうるさく感
じ、また歌い手も自分の歌唱音声を識別しにくくなるた
め、気持ち良く歌うことができない。
ル設定上の問題点を改善するには、演奏開始後の伴奏再
生レベルを一定にせず、歌唱部分では小さく、非歌唱部
分では大きくなるように変更すれば良い。しかしなが
ら、従来のカラオケ装置は、伴奏用の音量調整ボリュー
ム3を手動で調整するタイプであるため、演奏途中で頻
繁に伴奏再生レベルを変更することは現実的でない。本
発明は、歌唱部分では伴奏再生レベルを抑えて歌い易く
し、また非歌唱部分では伴奏再生レベルを上げて物足り
なさを感じさせないように、自動的に伴奏再生レベルを
変更する機能を有したカラオケ装置を提供することを目
的とする。
は、マイクから入力された歌唱信号を増幅する歌唱増幅
系と、ソースから入力された伴奏信号を増幅する伴奏増
幅系と、前記両増幅系の出力を混合してスピーカを駆動
する混合増幅系と、前記伴奏信号の歌唱部分、非歌唱部
分を判別する歌唱判別部と、この歌唱検出部からの制御
信号が前記歌唱部分を示すとき、前記伴奏増幅系のゲイ
ンを低下させる制御回路とを備えることを特徴とする。
この場合、前記歌唱判別部は、前記歌唱信号の有無を検
出して、前記歌唱部分、非歌唱部分を判別するボーカル
検出回路か、或いは、前記伴奏信号に付随するパート識
別信号を検出して、前記歌唱部分、非歌唱部分を判別す
る信号判別回路で実現できる。
分を自動的に判別する。制御回路は、この歌唱判別部か
らの制御信号に対応して伴奏増幅系のゲインを変化させ
る。従って、歌唱検出部からの制御信号が歌唱部分(非
歌唱部分)を示すとき、制御回路が伴奏増幅系のゲイン
を低下(上昇)させる様に制御すると、歌唱部分では伴
奏再生レベルを抑えて歌い易くし、また非歌唱部分では
伴奏再生レベルを上げて物足りなさを感じさせないよう
にすることができ、効果的なカラオケ音場を実現するこ
とができる。伴奏増幅系のゲインを変化させるには、例
えば、周波数帯域に関係なく一様にゲインコントロール
するか、或いは、低域強調特性を変化させるように周波
数特性を制御する等の方法を用いる。
明する。図1は、本発明の第1の実施例を示すブロック
図である。この実施例で示すカラオケ装置は、説明を簡
単にするために、マイク4から入力された歌唱信号を増
幅する歌唱増幅系5〜7と、ソースから入力された伴奏
信号を増幅する伴奏増幅系1〜3と、前記両増幅系の出
力を混合してスピーカを駆動する混合増幅系8,9とを
備える図6のカラオケ装置をベースとして、これに、前
記歌唱信号の有無を検出して、前記歌唱部分、非歌唱部
分を判別するボーカル検出回路20Aと、このボーカル
検出回路20Aからの制御信号CTLが前記歌唱部分を
示すとき、前記伴奏増幅系のゲインを低域の周波数領域
で相対的に低下させる制御回路を追加したものである。
は、図3に示すゲインコントロール回路21Aか、図4
に示す低域強調回路21Bであり、その設置箇所はソー
ス電圧増幅アンプ2の内部か前段である。図3のゲイン
コントロール回路21Aは、入力端子INと出力端子O
UTの間に介在する演算増幅器OPのゲインGを、歌唱
判別部20(図1のボーカル検出回路20Aまたは後述
する図2の信号判別回路20B)からの制御信号CTL
によって切換えようとするものである。この演算増幅器
OPのゲインGは、出力端子と反転入力端子間に接続さ
れた帰還抵抗R3と、反転入力端子とアース間に接続さ
れた接地抵抗との比によって決定される。常時接続され
ている接地抵抗はR2であり、この時のゲインは下式
(1)で表される。
と抵抗R2が抵抗R1に並列に接続されるため、接地抵
抗の値はR1,R2の並列合成値(R1//R2)にな
る。この時のゲインは下式(2)で示される。
値R1より小さい。従って、(1)式のゲインは小、
(2)式のゲインは大となる。この発明では、歌唱部分
においてゲインを下げ、非歌唱部分においてゲインを上
げれば良いので、歌唱部分においてトランジスタT1を
オフ、非歌唱部分においてトランジスタT1をオンにす
る。歌唱判別部20からの制御信号CTLは歌唱部分に
おいてH(ハイ)、非歌唱部分においてL(ロー)レベ
ルとなるので、トランジスタT2でレベルを反転してト
ランジスタT1を駆動する。この構成により、トランジ
スタT1は歌唱部分においてオフになり、非歌唱部分に
おいてオンになる。
スイッチSWを制御信号CTLによって、マイク入力無
し(非歌唱部分)のときに側、マイク入力有り(歌唱
部分)のときに側に切換える。スイッチSWを側
(歌唱部分)に切換えると、演算増幅器OPのゲイン決
定に関しては、抵抗R1,R2が支配的に作用するた
め、そのゲインGは下式(3)で表される。この時の周
波数特性は、図5に実線で示すようにフラットである。
この周波数特性は、特に強調される帯域がないため、伴
奏の旋律を認識し易く、歌唱に適している。
部分)に切換えると、演算増幅器OPのゲイン決定に関
しては、抵抗R3,R4と容量C1が支配的に作用する
ため、そのゲインGは下式(4)で表される。この時の
周波数特性は、図5に破線で示すように低域が強調され
たものになる。この周波数特性は、聴感特性上音圧レベ
ルの高い低域が強調されるため、非歌唱部分の物足りな
さを補うことができる。なお、抵抗R5,R6はスイッ
チ切替時のブツ音を消すためのもので、例えば2.2M
Ωとすればよい。
圧増幅アンプ2に付設し、ボーカル検出回路20Aから
の制御信号CTLに応じて、自動的に伴奏増幅系のゲイ
ンを少なくとも一部周波数帯域で変化させることによ
り、歌唱部分では伴奏再生レベルを抑えて歌い易くし、
また非歌唱部分では伴奏再生レベルを上げて物足りなさ
を感じさせないカラオケ装置を実現できる。
ック図である。この実施例では、歌唱判別部20とし
て、伴奏信号に付随するパート識別信号を検出して、歌
唱部分、非歌唱部分を判別する信号判別回路20Bを使
用する。パート識別信号は、伴奏信号の非歌唱部分(前
奏部、間奏部、後奏部)と歌唱部分(ボーカル)を区別
する情報を備えているので、信号判別回路20Bは、こ
の識別信号から歌唱部/非歌唱部を確実且つ容易に検出
できる。この場合も制御回路21は第1の実施例と同じ
でよい。信号判別回路20Bは、ボーカル検出回路20
Aと同様の制御信号CTLを出力するため、全体の動作
としては、図1の実施例と変わらない。
4から入力する歌唱信号の有無を検出するものであるた
め、間接的に伴奏信号の歌唱部分、非歌唱部分を判別し
ている。従って、伴奏信号に付随する識別信号のない場
合には、ボーカル検出回路20Aが有効である。
部分では伴奏再生レベルを抑えて歌い易くし、また非歌
唱部分では伴奏再生レベルを上げて物足りなさを感じさ
せないように、自動的に伴奏再生レベルを変更する機能
を有したカラオケ装置を提供することができる。
る。
る。
である。
る。
である。
ソースレベル調整用ボリューム、4…マイク、5…マイ
クアンプ、6…マイクエコー回路、7…マイクレベル調
整用ボリューム、8…ミキシングアンプ、9…パワーア
ンプ、10…スピーカ、20…歌唱判別部、20A…ボ
ーカル検出部、20B…信号判別部、21A…ゲインコ
ントロール回路、21B…低域強調回路。
Claims (3)
- 【請求項1】 マイクから入力された歌唱信号を増幅す
る歌唱増幅系と、 ソースから入力された伴奏信号を増幅する伴奏増幅系
と、 前記両増幅系の出力を混合してスピーカを駆動する混合
増幅系と、 前記伴奏信号の歌唱部分、非歌唱部分を判別する歌唱判
別部と、 この歌唱検出部からの制御信号が前記歌唱部分を示すと
き、前記伴奏増幅系のゲインを低下させる制御回路とを
備えてなることを特徴とするカラオケ装置。 - 【請求項2】 前記歌唱判別部は、前記歌唱信号の有無
を検出して、前記歌唱部分、非歌唱部分を判別するボー
カル検出回路であることを特徴とする請求項1に記載の
カラオケ装置。 - 【請求項3】 前記歌唱判別部は、前記伴奏信号に付随
するパート識別信号を検出して、前記歌唱部分、非歌唱
部分を判別する信号判別回路であることを特徴とする請
求項1に記載のカラオケ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5173710A JP2830695B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | カラオケ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5173710A JP2830695B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | カラオケ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0713579A true JPH0713579A (ja) | 1995-01-17 |
JP2830695B2 JP2830695B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15965704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5173710A Expired - Lifetime JP2830695B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | カラオケ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2830695B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009127086A1 (en) * | 2008-04-18 | 2009-10-22 | Zoran Corporation | Audio signal amplifier for karaoke player |
JP2012163827A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Brother Ind Ltd | 楽曲データ修正装置 |
JP2014071138A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-21 | Xing Inc | カラオケ装置 |
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JPH02192259A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-30 | Mioji Tsumura | デジタル音楽情報の出力装置 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP5173710A patent/JP2830695B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2830695B2 (ja) | 1998-12-02 |
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