JPH07135579A - クランプ回路 - Google Patents

クランプ回路

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JPH07135579A
JPH07135579A JP5283426A JP28342693A JPH07135579A JP H07135579 A JPH07135579 A JP H07135579A JP 5283426 A JP5283426 A JP 5283426A JP 28342693 A JP28342693 A JP 28342693A JP H07135579 A JPH07135579 A JP H07135579A
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JP5283426A
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Hirohiko Sakashita
博彦 坂下
Hisao Morita
久雄 森田
Fumio Kameoka
二未王 亀岡
Kazunori Yamate
万典 山手
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はテレビ受像機の特にデジタルビデオ
信号処理回路のクランプ回路に関するもので、安定なク
ランプ回路を提供することを目的とする。 【構成】 ビデオ信号を入力するADコンバータと、ロ
ーパスフィルタと、ペデスタルレベル検出回路と、コン
パレータと、流入側を電源電圧に流出側をADコンバー
タの入力に接続した第1の電流源と、流入側をADコン
バータの入力に流出側をグランドに接続した第2の電流
源と、ADコンバータの直前に接続した入力コンデンサ
とより構成し、コンパレータによりペデスタルレベルを
基準電圧データと比較して、第1の電流源あるいは第2
の電流源を導通させることによりクランプ動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機の
デジタルビデオ信号処理回路のクランプ回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機のデジタルビ
デオ信号処理回路のクランプ回路は、図7に示すよう
に、ビデオ信号を入力しデジタル符号に変換するADコ
ンバータ71と、ADコンバータ71の出力を入力し雑
音成分やバースト信号を減衰するローパスフィルタ72
と、ローパスフィルタ72の出力を入力しカラーキーパ
ルスのタイミングでバースト期間のDCレベルを測定す
るペデスタルレベル検出回路73と、ペデスタルレベル
検出回路73の出力を一方の入力端子に接続し比較電圧
データを他方の入力端子に接続したコンパレータ74
と、コンパレータ74の出力を入力し次のカラーキーパ
ルス期間にその結果を出力するラッチ回路75と、電源
電圧とADコンバータ71の入力との間に接続した抵抗
76と、流入側をADコンバータ71の入力に流出側を
グランドに接続し比較電圧データよりペデスタルレベル
が高ければコンパレータ74の出力信号により導通する
電流源77と、一方を入力ビデオ信号に接続し他方をA
Dコンバータ71の入力に接続した入力コンデンサ78
とより構成されていた。
【0003】この構成によりペデスタルレベルを測定
し、コンパレータにより比較データと比較してペデスタ
ルレベルが高ければ次のカラーキーパルス期間だけ電流
源77を導通して入力コンデンサ78のADコンバータ
71の入力側の電位を下げ、低ければ抵抗から電流を流
して入力コンデンサ78のADコンバータ71の入力側
の電位を上げることによりクランプ動作を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなクランプ回路では、カラーキーパルスのタイミング
でクランプ動作を行っているために、入力のペデスタル
レベルを測定してクランプ動作を行うのに一水平期間の
遅延が生じる。このため、信号処理系に遅延要素が加わ
るためにクランプ回路が不安定になることがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、従来
例から遅延回路を除去し、また、カラーキーパルス期間
でなくても制御可能な電流源をADコンバータの入力に
電源とグランドに各1つ接続する構成を有する。
【0006】
【作用】本発明は、かかる構成により系から遅延要素を
除去し、安定なクランプ回路を構成することが可能とな
る。
【0007】
【実施例】
(実施例1)まず、第1の発明の一実施例につき図面を
参照しながら説明する。
【0008】図1は第1の発明の一実施例を示すクラン
プ回路の構成を示すブロック図である。図1において、
ADコンバータ11でデジタル符号に変換したビデオ信
号は、ローパスフィルタ12に入力し雑音成分やバース
ト信号を減衰する。次にローパスフィルタ12の出力を
ペデスタルレベル検出回路13に入力し、カラーキーパ
ルスのタイミングでバースト期間のDCレベルを測定す
る。
【0009】次にペデスタルレベル検出回路13の出力
を一方の入力端子に接続し比較電圧データを他方の入力
端子に接続したコンパレータ14を設け、比較電圧デー
タとの比較を行う。コンパレータ14の出力信号によ
り、流入側を電源電圧に流出側をADコンバータ11の
入力に接続し比較電圧データよりペデスタルレベルが低
ければコンパレータの出力信号により導通する第1の電
流源15と、流入側をADコンバータの入力に流出側を
グランドに接続し比較電圧データよりペデスタルレベル
が高ければコンパレータの出力信号により導通する第2
の電流源16とを設け、また一方を入力ビデオ信号に接
続し他方をADコンバータに接続した入力コンデンサ1
7とを設け、コンパレータ14の出力信号によりどちら
かの電流源を導通させることによりクランプ動作を行
う。
【0010】(実施例2)次に、第2の発明の一実施例
につき図面を参照しながら説明する。
【0011】図2は第2の発明の一実施例を示すクラン
プ回路の構成を示すブロック図である。図2において、
ADコンバータ21でデジタル符号に変換したビデオ信
号は、ローパスフィルタ22に入力し雑音成分やバース
ト信号を減衰する。次にローパスフィルタ22の出力を
ペデスタルレベル検出回路23に入力しカラーキーパル
スのタイミングでバースト期間のDCレベルを測定す
る。
【0012】次にペデスタルレベル検出回路23の出力
を一方の入力端子に接続し第1の比較電圧データを他方
の入力端子に接続した第1のコンパレータ24を設け、
第1の比較電圧データとの比較を行う。またローパスフ
ィルタ22の出力を最小値検出回路25に入力し、水平
同期信号のDCレベルを測定する。最小値検出回路25
の出力を一方の入力端子に接続し第2の比較電圧データ
を他方の入力端子に接続した第2のコンパレータ26を
設け、第2の比較電圧データとの比較を行う。次に一方
の入力に第1のコンパレータ24の出力を入力し他方の
入力に第2のコンパレータ26の出力を入力し、同期し
ているときは第1のコンパレータ24を選択し同期して
いないときは第2のコンパレータ26の出力を選択する
セレクタ27を設け、同期時はペデスタルレベルクラン
プ、非同期時は最小値クランプ動作を行うように構成す
る。このセレクタ27の出力信号により、流入側を電源
電圧に流出側をADコンバータ11の入力に接続し比較
電圧データよりペデスタルレベルが低ければセレクタ2
7の出力信号により導通する第1の電流源28と、流入
側をADコンバータの入力に流出側をグランドに接続し
比較電圧データよりペデスタルレベルが高ければセレク
タ27の出力信号により導通する第2の電流源29とを
設け、また一方を入力ビデオ信号に接続し他方をADコ
ンバータに接続した入力コンデンサ2Aとを設け、セレ
クタ27の出力信号によりどちらかの電流源を導通させ
ることによりクランプ動作を行う。
【0013】(実施例3)次に、第3の発明の一実施例
につき図面を参照しながら説明する。
【0014】図3は第3の発明の一実施例を示すクラン
プ回路の構成を示すブロック図である。ここでは、実施
例1のコンパレータに代わり、減算回路を用いた場合に
ついて説明を行う。図3において、ADコンバータ31
でデジタル符号に変換したビデオ信号は、ローパスフィ
ルタ32に入力し雑音成分やバースト信号を減衰する。
次にローパスフィルタ32の出力をペデスタルレベル検
出回路33に入力しカラーキーパルスのタイミングでバ
ースト期間のDCレベルを測定する。次にペデスタルレ
ベル検出回路33の出力を一方の入力端子に接続し比較
電圧データを他方の入力端子に接続した減算回路34を
設け、比較電圧データとの差を求める。この減算回路3
4の出力信号により、流入側を電源電圧に流出側をAD
コンバータ31の入力に接続し比較電圧データよりペデ
スタルレベルが低ければ減算回路34の出力信号に応じ
た電流を発生する第1の電流源35と、流入側をADコ
ンバータの入力に流出側をグランドに接続し比較電圧デ
ータよりペデスタルレベルが高ければコンパレータの出
力信号に応じた電流を発生する第2の電流源36とを設
け、また一方を入力ビデオ信号に接続し他方をADコン
バータに接続した入力コンデンサ37とを設け、減算回
路34の出力信号の符号と大きさによりどちらかの電流
源の電流量を制御することによりクランプ動作を行う。
【0015】この構成によれば、差が大きいときは大き
な電流ですばやくペデスタルレベルを所望の値にクラン
プし、差が少ないときは、小さな電流で制御することと
なるので、クランプノイズのより少ないクランプ回路が
構成できる。
【0016】(実施例4)次に、第4の発明の一実施例
につき図面を参照しながら説明する。
【0017】図4は第4の発明の一実施例を示すクラン
プ回路の構成を示すブロック図である。図4を見れば明
らかなように、実施例4は、実施例2の一部を実施例3
の構成要素に置き換えたものである。即ち、実施例2の
第1のコンパレータ24を、減算回路44に、また電流
を断続する電流源28、29を減算回路44の出力信号
の符号と大きさにより電流量を制御できる電流源48、
49に置き換えたものである。
【0018】この構成によれば、実施例3と同様に、差
が大きいときは大きな電流ですばやくペデスタルレベル
を所望の値にクランプし、差が少ないときは、小さな電
流で制御することとなるので、クランプノイズのより少
ないクランプ回路が構成できる。
【0019】(実施例5)次に、第5の発明の一実施例
につき図面を参照しながら説明する。
【0020】図5は第5の発明の一実施例を示すクラン
プ回路の構成を示すブロック図である。この第5の発明
ではクランプ回路の構成要素に遅延要素があるときも安
定なクランプ回路を構成する一実施例について説明す
る。図5において、51はビデオ信号を入力しデジタル
符号に変換するADコンバータである。52はADコン
バータ51の出力を入力しクロマ信号やノイズ成分を除
去するローパスフィルタである。53はローパスフィル
タ52の出力を入力しカラーキーパルスのタイミングで
バースト期間のDCレベルを測定するペデスタルレベル
検出回路である。54はペデスタルレベル検出回路53
の出力を片方の入力端子に接続し比較電圧データをもう
片方の入力端子に接続したコンパレータである。55は
コンパレータ54の出力を入力してカラーキーパルスの
タイミングでコンパレータ54の値を記憶するラッチ回
路である。56は流出側をグランドに接続した第1の電
流源であり、比較電圧データよりペデスタルレベルが高
ければコンパレータ54の出力信号を記憶したラッチ回
路55の出力により導通する。57は電源と第1の電流
源56の流入側に接続した第1の抵抗である。58は第
1の電流源56の流入側とグランドとの間に接続した第
1のコンデンサである。59は入力ビデオ信号を入力し
てADコンバータ51の入力に接続した第2のコンデン
サである。5AはADコンバータ51の入力に一端を接
続した第2の抵抗である。5Bは第2の抵抗5Aのもう
一端とグランドとの間に接続した第3のコンデンサであ
る。5Cは第2の抵抗5Aと第3のコンデンサ5Bとの
接続点にベースを接続した第1のNPNトランジスタで
ある。5Dは第1のトランジスタ5Cのエミッタとエミ
ッタを接続しベースを第1の電流源56の流入側に接続
した第2のNPNトランジスタである。5Eは第1のト
ランジスタ5Cのコレクタにコレクタを接続しさらにそ
のコレクタをADコンバータ51の入力に接続した第1
のPNPトランジスタである。5Fは電源と第1のPN
Pトランジスタ5Eのエミッタとの間に接続した第3の
抵抗である。5Gは第1のPNPトランジスタ5Eのベ
ースとベースとコレクタとを接続しまたそのコレクタを
第2のNPNトランジスタ5Dのコレクタに接続した第
2のPNPトランジスタである。5Hは電源と第2のP
NPトランジスタ5Gのエミッタとの間に接続した第4
の抵抗である。5Jは第1のNPNトランジスタ5Cの
エミッタとグランドとの間に接続した第2の電流源であ
り、キーパルスの期間だけ導通する。
【0021】つぎに、その動作を図5により説明する。
図5において、ビデオ信号はADコンバータ51に入力
しデジタル符号に変換される。ADコンバータ51でデ
ジタル符号化されたビデオ信号はローパスフィルタ52
でクロマ信号やノイズ成分を除去される。次にローパス
フィルタ52の出力をペデスタルレベル検出回路53に
入力しカラーキーパルスのタイミングでバースト期間の
DCレベルすなわちペデスタルレベルを測定する。ペデ
スタルレベル検出回路53の出力と比較電圧データとを
コンパレータ54で比較する。コンパレータ54の出力
をラッチ回路55に入力してADコンバータのキーパル
スのタイミングでその値を記憶し、次のキーパルス期間
にその出力を出力して、次のキーパルス期間に今回演算
した結果でクランプ動作を行うようにする。第1の抵抗
57と第1のコンデンサ58とで電圧保持回路を構成
し、比較電圧データよりペデスタルレベルが高ければコ
ンパレータ54の出力信号を記憶したラッチ回路55の
出力により導通し、ペデスタルレベルが低ければ第1の
電流源56を遮断することにより第1の抵抗57を通じ
て第1のコンデンサ58に電流を流すことにより、クラ
ンプ電圧を発生させる。また、入力ビデオ信号は第2の
コンデンサ59を通過して、ADコンバータ51の入力
すると共に、第2の抵抗5Aと第3のコンデンサ5Bと
で構成したローパスフィルタでクロマ成分を除去したの
ち、第1のNPNトランジスタ5Cと、第2のNPNト
ランジスタ5Dとで構成するコンパレータに入力し、第
1のコンデンサ58に発生したクランプ電圧と比較す
る。比較するタイミングはキーパルス期間だけ導通する
第2の電流源5Jにより制御され、クランプ電流も第2
の電流源5Jにより決定できる。入力ビデオ信号のペデ
スタルレベルが第1のコンデンサ58に発生したクラン
プ電圧より高いときは第1のNPNトランジスタ5Cが
導通して、第2のコンデンサ59のADコンバータ側の
電位を下げ、逆にペデスタルレベルが低いときは、第2
のNPNトランジスタ5Dが導通し、クランプ電流は第
2のPNPトランジスタ5Gと第1のPNPトランジス
タ5Eとで構成するカレントミラー回路を経て、第2の
コンデンサ59のADコンバータ側の電位を上げること
によりクランプ動作を行う。第3の抵抗5Fと第4の抵
抗5Hはミラー比を高めるために挿入している。
【0022】(実施例6)次に、第6の発明の一実施例
について説明する。
【0023】実施例6は、実施例5のラッチ回路55を
削除して、コンパレータ54の出力で第1の電流源56
を制御するようにしたものである。これは、従来例のク
ランプ回路において挿入されている遅延要素であり、ラ
ッチ回路55を削除して本実施例のクランプ回路を構成
することによりさらに安定な動作を行うことが可能にな
る。
【0024】(実施例7)次に、第7の発明の一実施例
について説明する。
【0025】実施例7では、実施例5のキーパルスの期
間だけ導通する第1の電流源に代えて、一水平期間の導
通を制御される第1の電流源で構成することも可能であ
る。これも、従来例の電流源77がキーパルス期間だけ
導通を制御されていたものであるが、一水平期間の間コ
ンパレータ54あるいはラッチ回路55の出力により制
御される電流源でも構成が可能である。
【0026】また、第2の抵抗5Aと第3のコンデンサ
5Bとで構成したローパスフィルタは別のローパスフィ
ルタで構成しても良いことは言うまでもない。
【0027】また、第1のNPNトランジスタ5Cと第
2のNPNトランジスタ5Dとで構成するコンパレータ
のブロックは相補的なトランジスタでも構成できること
は言うまでもない。
【0028】また、第1のPNPトランジスタ5Eと第
2のPNPトランジスタ5Gとで構成するカレントミラ
ー回路のブロックは別のカレントミラー回路でも構成が
可能であり、本実施例では最も簡便なカレントミラー回
路で説明を行っているものである。
【0029】(実施例8)次に、第8の発明の一実施例
につき図面を参照しながら説明する。
【0030】図6は第8の発明の一実施例を示すクラン
プ回路の構成を示すブロック図である。図6において、
61はビデオ信号を入力しデジタル符号に変換するAD
コンバータである。62はADコンバータ61の出力を
入力し輝度信号とクロマ信号に分離するYC分離回路で
ある。63はYC分離回路62のY成分出力を入力しカ
ラーキーパルスのタイミングでバースト期間のDCレベ
ルを測定するペデスタルレベル検出回路である。64は
ペデスタルレベル検出回路63の出力を片方の入力端子
に接続し比較電圧データをもう片方の入力端子に接続し
たコンパレータである。65は流入側を電源電圧に流出
側をADコンバータ61の入力に接続し比較電圧データ
よりペデスタルレベルが低ければコンパレータ64の出
力信号により導通する第1の電流源である。66は流入
側をADコンバータ61の入力に流出側をグランドに接
続し比較電圧データよりペデスタルレベルが高ければコ
ンパレータ64の出力信号により導通する第2の電流源
である。67は片方を入力ビデオ信号に接続しもう片方
をADコンバータ61に接続した入力コンデンサであ
る。
【0031】次にその動作について述べる。図6におい
て、ビデオ信号はADコンバータ61に入力しデジタル
符号に変換される。ADコンバータ61でデジタル符号
化されたビデオ信号は次のYC分離回路62に入力し輝
度信号とクロマ信号に分離される。YC分離回路62の
Y成分出力は次のペデスタルレベル検出回路63に入力
し、カラーキーパルスのタイミングでバースト期間のD
Cレベルが測定される。ペデスタルレベル検出回路63
の出力はコンパレータ64の片方の入力端子に接続さ
れ、比較電圧データがもう片方の入力端子に接続される
ことにより、ペデスタルレベルと比較電圧データが比較
される。第1の電流源65を流入側を電源電圧に流出側
をADコンバータ61の入力に接続し、また第2の電流
源66を流入側をADコンバータ61の入力に流出側を
グランドに接続し、入力コンデンサ67を入力ビデオ信
号とADコンバータ61の入力に接続する。そして比較
電圧データよりペデスタルレベルが低ければ第1の電流
源65を導通させて、コンデンサ67のADコンバータ
61の入力側の電位をあげ、比較電圧データよりペデス
タルレベルが高ければ第2の電流源を導通させて、コン
デンサ67のADコンバータ61の入力側の電位を下げ
ることによりクランプ動作を行う。
【0032】以上のように実施例8では、クランプ回路
専用のローパスフィルタを用いるのではなく、YC分離
回路62の輝度出力側からペデスタルレベルを検出する
ことにより、クランプ回路専用のローパスフィルタを削
除できるだけでなく、従来例のクランプ回路がすでに集
積化されていてクランプ回路の遅延要素を削除できない
場合に、YC分離回路の出力をペデスタルレベル検出の
出力として用いて新たにクランプ回路を構成するのに有
効である。また、このことは実施例2、3、4、4、
5、6、7についても同様のことがいえる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ADコン
バータと、ローパスフィルタと、ペデスタルレベル検出
回路と、コンパレータまたは減算回路と、第1の電流源
と、第2の電流源と、入力コンデンサとよりクランプ回
路を構成して、信号処理系から遅延要素を除去すること
によりより安定なクランプ動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例を示すクランプ回路の構
成を示すブロック図
【図2】第2の発明の一実施例を示すクランプ回路の構
成を示すブロック図
【図3】第3の発明の一実施例を示すクランプ回路の構
成を示すブロック図
【図4】第4の発明の一実施例を示すクランプ回路の構
成を示すブロック図
【図5】第5の発明の一実施例を示すクランプ回路の構
成を示すブロック図
【図6】第8の発明の一実施例を示すクランプ回路の構
成を示すブロック図
【図7】従来のクランプ回路を説明するブロック図
【符号の説明】
11、21、31、41、51、61 ADコンバータ 12、22、32、42、52 ローパスフィルタ 13、23、33、43、53、63 ペデスタルレベ
ル検出回路 14、24、26、46、54、64 コンパレータ 15、28、35、48、56、65 第1の電流源 16、29、36、49、5J、66 第2の電流源 17、2A、37、4A、59、67 入力コンデンサ 34、44 減算回路 25、45 最小値回路 27、47 セレクタ 55 ラッチ回路 57、5A、5F、5H 抵抗 58、5B コンデンサ 5C、5D NPNトランジスタ 5E、5G PNPトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山手 万典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号を入力しデジタル符号に変換
    するADコンバータと、前記ADコンバータの出力を入
    力し雑音成分やバースト信号を減衰するローパスフィル
    タと、前記ローパスフィルタの出力を入力しカラーキー
    パルスのタイミングでバースト期間のDCレベルを測定
    するペデスタルレベル検出回路と、前記ペデスタルレベ
    ル検出回路の出力を一方の入力端子に接続し比較電圧デ
    ータを他方の入力端子に接続したコンパレータと、流入
    側を電源電圧に流出側を前記ADコンバータの入力に接
    続し比較電圧データよりペデスタルレベルが低ければ前
    記コンパレータの出力信号により導通する第1の電流源
    と、流入側を前記ADコンバータの入力に流出側をグラ
    ンドに接続し比較電圧データよりペデスタルレベルが高
    ければ前記コンパレータの出力信号により導通する第2
    の電流源と、一方を入力ビデオ信号に接続し他方を前記
    ADコンバータの入力に接続した入力コンデンサとより
    なるクランプ回路。
  2. 【請求項2】 ビデオ信号を入力しデジタル符号に変換
    するADコンバータと、前記ADコンバータの出力を入
    力し雑音成分やバースト信号を減衰するローパスフィル
    タと、前記ローパスフィルタの出力を入力しカラーキー
    パルスのタイミングでバースト期間のDCレベルを測定
    するペデスタルレベル検出回路と、前記ペデスタルレベ
    ル検出回路の出力を一方の入力端子に接続し第1の比較
    電圧データを他方の入力端子に接続した第1のコンパレ
    ータと、前記ローパスフィルタの出力を入力し水平同期
    信号のDCレベルを測定する最小値検出回路と、前記最
    小値検出回路の出力を一方の入力端子に接続し第2の比
    較電圧データを他方の入力端子に接続した第2のコンパ
    レータと、一方の入力に前記第1のコンパレータの出力
    を入力し他方の入力に前記第2のコンパレータの出力を
    入力しカラーキーパルスが同期しているときは前記第1
    のコンパレータを選択しカラーキーパルスが同期してい
    ないときは前記第2のコンパレータの出力を選択するよ
    うになしたセレクタと、流入側を電源電圧に流出側を前
    記ADコンバータの入力に接続し比較電圧データよりペ
    デスタルレベルが低ければ前記コンパレータの出力信号
    により導通する第1の電流源と、流入側をADコンバー
    タの入力に流出側をグランドに接続し比較電圧データよ
    りペデスタルレベルが高ければ前記コンパレータの出力
    信号により導通する第2の電流源と、一方を入力ビデオ
    信号に接続し他方を前記ADコンバータに接続した入力
    コンデンサとよりなるクランプ回路。
  3. 【請求項3】 ビデオ信号を入力しデジタル符号に変換
    するADコンバータと、前記ADコンバータの出力を入
    力し雑音成分やバースト信号を減衰するローパスフィル
    タと、前記ローパスフィルタの出力を入力しカラーキー
    パルスのタイミングでバースト期間のDCレベルを測定
    するペデスタルレベル検出回路と、前記ペデスタルレベ
    ル検出回路の出力を一方の入力端子に接続し比較電圧デ
    ータを他方の入力端子に接続し両者の差を取る減算回路
    と、流入側を電源電圧に流出側をADコンバータの入力
    に接続し比較電圧データよりペデスタルレベルが低けれ
    ば前期減算回路の出力データの大きさに応じた出力電流
    を発生する第1の電流源と、流入側を前記ADコンバー
    タの入力に流出側をグランドに接続し比較電圧データよ
    りペデスタルレベルが高ければ前期減算回路の出力デー
    タの大きさに応じた出力電流を発生する第2の電流源
    と、一方を入力ビデオ信号に接続し他方を前記ADコン
    バータに接続した入力コンデンサとよりなるクランプ回
    路。
  4. 【請求項4】 ビデオ信号を入力しデジタル符号に変換
    するADコンバータと、前記ADコンバータの出力を入
    力し雑音成分やバースト信号を減衰するローパスフィル
    タと、前記ローパスフィルタの出力を入力しカラーキー
    パルスのタイミングでバースト期間のDCレベルを測定
    するペデスタルレベル検出回路と、前記ペデスタルレベ
    ル検出回路の出力を一方の入力端子に接続し第1の比較
    電圧データを他方の入力端子に接続し両者の差を取る減
    算回路と、前記ローパスフィルタの出力を入力し水平同
    期信号のDCレベルを測定する最小値検出回路と、前記
    最小値検出回路の出力を一方の入力端子に接続し第2の
    比較電圧データを他方の入力端子に接続したコンパレー
    タと、一方の入力に前記減算回路の出力を入力し他方の
    入力に前記コンパレータの出力を入力しカラーキーパル
    スが同期しているときは前記減算回路の出力を選択しカ
    ラーキーパルスが同期していないときはコンパレータの
    出力を選択するようになしたセレクタと、流入側を電源
    電圧に流出側を前記ADコンバータの入力に接続し比較
    電圧データよりペデスタルレベルが低ければ前記セレク
    タの出力データの大きさに応じた出力電流を発生する第
    1の電流源と、流入側を前記ADコンバータの入力に流
    出側をグランドに接続し比較電圧データよりペデスタル
    レベルが高ければ前記セレクタの出力データの大きさに
    応じた出力電流を発生する第2の電流源と、一方を入力
    ビデオ信号に接続し他方を前記ADコンバータに接続し
    た入力コンデンサとよりなるクランプ回路。
  5. 【請求項5】 ビデオ信号を入力しデジタル符号に変換
    するADコンバータと、前記ADコンバータの出力を入
    力しクロマ信号やノイズ成分を除去するローパスフィル
    タと、前記ローパスフィルタの出力を入力しカラーキー
    パルスのタイミングでバースト期間のDCレベルを測定
    するペデスタルレベル検出回路と、前記ペデスタルレベ
    ル検出回路の出力を片方の入力端子に接続し比較電圧デ
    ータをもう片方の入力端子に接続したコンパレータと、
    前記コンパレータの出力を入力して前記ADコンバータ
    のキーパルスのタイミングでその値を記憶するラッチ回
    路と、流出側をグランドに接続し比較電圧データよりペ
    デスタルレベルが高ければ前記コンパレータの出力信号
    を記憶した前記ラッチ回路の出力により導通する第1の
    電流源と、電源と前記第1の電流源の流入側に接続した
    第1の抵抗と、前記第1の電流源の流入側とグランドと
    の間に接続した第1のコンデンサと、入力ビデオ信号を
    入力してADコンバータの入力に接続した第2のコンデ
    ンサと、前記ADコンバータの入力に一端を接続した第
    2の抵抗と、前記第2の抵抗のもう一端とグランドとの
    間に接続した第3のコンデンサと、前記第2の抵抗と前
    記第3のコンデンサとの接続点にベースを接続した第1
    のNPNトランジスタと、前記第1のトランジスタのエ
    ミッタとエミッタを接続しそのベースを前記第1の電流
    源の流入側に接続した第2のNPNトランジスタと、前
    記第1のNPNトランジスタのコレクタにコレクタを接
    続しさらにそのコレクタを前記ADコンバータの入力に
    接続した第1のPNPトランジスタと、電源と前記第1
    のPNPトランジスタのエミッタとの間に接続した第3
    の抵抗と、前記第1のPNPトランジスタのベースとベ
    ースとコレクタとを接続し更にコレクタを前記第2のN
    PNトランジスタのコレクタに接続した第2のPNPト
    ランジスタと、電源と前記第2のPNPトランジスタの
    エミッタとの間に接続した第4の抵抗と、前記第1のN
    PNトランジスタのエミッタとグランドとの間に接続し
    キーパルスの期間だけ導通する第2の電流源とよりなる
    クランプ回路。
  6. 【請求項6】 前記ラッチ回路を削除し、前記コンパレ
    ータの出力で直接第1の電流源を制御するようになした
    請求項5記載のクランプ回路。
  7. 【請求項7】 キーパルスの期間だけ導通する前記第1
    の電流源に代えて、常時導通している第1の電流源より
    なる請求項5記載のクランプ回路。
  8. 【請求項8】 ビデオ信号を入力しデジタル符号に変換
    するADコンバータと、前記ADコンバータの出力を入
    力し輝度信号とクロマ信号に分離するYC分離回路と、
    前記YC分離回路のY成分出力を入力しカラーキーパル
    スのタイミングでバースト期間のDCレベルを測定する
    ペデスタルレベル検出回路と、前記ペデスタルレベル検
    出回路の出力を片方の入力端子に接続し比較電圧データ
    をもう片方の入力端子に接続したコンパレータと、流入
    側を電源電圧に流出側をADコンバータの入力に接続し
    比較電圧データよりペデスタルレベルが低ければ前記コ
    ンパレータの出力信号により導通する第1の電流源と、
    流入側を前記ADコンバータの入力に流出側をグランド
    に接続し比較電圧データよりペデスタルレベルが高けれ
    ば前記コンパレータの出力信号により導通する第2の電
    流源と、片方を入力ビデオ信号に接続しもう片方を前記
    ADコンバータに接続した入力コンデンサとよりなるク
    ランプ回路。
  9. 【請求項9】 ローパスフィルタの出力に代えて、AD
    コンバータの出力を入力し輝度信号とクロマ信号に分離
    するYC分離回路のY成分出力とする請求項2、3、
    4、5、6または7記載のクランプ回路。
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