JPH07135136A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH07135136A
JPH07135136A JP14935993A JP14935993A JPH07135136A JP H07135136 A JPH07135136 A JP H07135136A JP 14935993 A JP14935993 A JP 14935993A JP 14935993 A JP14935993 A JP 14935993A JP H07135136 A JPH07135136 A JP H07135136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
resist pattern
developing
rpm
development
Prior art date
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Pending
Application number
JP14935993A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Sudo
智 須藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光済のレジスト膜の現像方法に関し、高ア
スペクト比のレジストパターンを形成する際にパターン
の蛇行や傾きが発生しないようにする現像方法を提供す
ることを目的とする。 【構成】 ウェーハ上に形成された露光済のフォトレジ
スト膜に、ウェーハを200〜500rpmの回転速度
で回転させながら薬液を滴下して現像または現像とリン
スとをなし、薬液の滴下を停止した後、引き続きウェー
ハを3000rpm〜6000rpmの回転速度で回転
させてウェーハ上から薬液を飛散させて乾燥する工程を
複数回繰り返し実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光済のレジスト膜の
現像方法に関する。
【0002】近年、集積回路の集積度の向上に伴ってレ
ジストパターンを安定して形成することが求められてい
る。特に、アスペクト比(レジスト膜厚/パターン最小
幅)の高いレジストパターンを安定して形成することが
必要になっている。
【0003】
【従来の技術】ウェーハを停止させた状態で現像液を滴
下してウェーハ上に広げるか、または、ウェーハを50
〜100rpm程度の低回転速度で回転させながら現像
液を滴下してウェーハ上に広げた後、ウェーハを停止し
て現像する所謂液盛り現像、または、ウェーハを100
0〜3000rpmの回転速度で回転させながら現像液
を滴下して現像する滴下現像がこれまで使用されてい
る。なお、いずれの場合も、現像後にウェーハを回転さ
せながらリンス液を滴下してリンスする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アスペクト比の高いレ
ジストパターンを形成する場合、従来の方法ではレジス
トパターンが蛇行したり、微小な傾き(倒れ)が発生
し、下地材料をエッチングする際のマスクとして使用す
る場合に問題となっている。
【0005】本発明の目的は、この欠点を解消すること
にあり、高アスペクト比のレジストパターンを形成する
際にパターンの蛇行や傾きが発生しないようにする現像
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、ウェーハ
上に形成された露光済のフォトレジスト膜に、前記のウ
ェーハを200〜500rpmの回転速度で回転させな
がら薬液を滴下して現像または現像とリンスとをなし、
この薬液の滴下を停止した後、引き続き前記のウェーハ
を3000rpm〜6000rpmの回転速度で回転さ
せて前記のウェーハ上から薬液を飛散させて乾燥する工
程を複数回繰り返し実行することによって達成される。
【0007】
【作用】現像・リンス・乾燥工程を複数回繰り返して実
行し、1回当りの現像時間を短くすることによって、各
現像時にレジストパターンに吸収される現像液が少なく
なるので、リンス処理によって現像液が中和・除去され
易くなり、レジストパターンの膨潤が抑制される。ま
た、現像・リンス処理時に200〜500rpmの低回
転速度でウェーハを回転することによって、ウェーハ中
心に滴下した薬液が外周に向かって流れるときのレジス
トパターンに作用する応力が低減され、レジストパター
ンの変形が防止される。さらにまた、乾燥時にはウェー
ハを3000〜6000rpmと言う高回転速度で回転
して薬液を飛散させるので、現像むらがなくなり、現像
の均一性が向上する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例に係
る現像処理方法について説明する。
【0009】ウェーハ上に例えばCMS(クロロメチル
スチレン)系のネガレジストを1.5μm厚に塗布し、
線幅1.0μmのパターンを露光したものを以下のよう
に現像処理する。
【0010】表1に示す現像処理工程を1サイクルと
し、これを8サイクル繰り返し実行する。
【0011】
【表1】
【0012】図1(a)、図2参照 形成されたレジストパターンのアスペクト比は1.5
(厚さ1.5μm/幅1μm)であり、このレジストパ
ターンの傾き角(θ)(図2参照)と露光量(μC/c
2 )との関係を図1(a)のグラフAに示す。傾きは
極めて僅かとなり、また、蛇行も殆ど発生しないレジス
トパターンが得られた。
【0013】図1(b)、図3参照 レジストパターンの傾き角(θ)のウェーハ面内分布を
図1(b)のグラフAに示す。図1(b)の横軸の数字
はウェーハ面内の測定位置を示し、図3に数字をもって
示す位置に対応する。こゝで、ウェーハ上に形成された
1μm幅のレジストパターンは、図3において、左右方
向に直線状に形成されている。
【0014】参考例1 表2に示す1サイクルの現像工程を8サイクル実施した
場合の露光量(μC/cm2 )とレジストパターンの傾
き角(θ)との関係を図1(a)のグラフBに示し、レ
ジストパターンの傾き角(θ)のウェーハ面内分布を図
1(b)のグラフBに示す。いづれも、実施例に比して
劣っている。
【0015】
【表2】
【0016】参考例2 表3に示す1サイクルの現像工程を8サイクル実施した
場合の露光量(μC/cm2 )とレジストパターンの傾
き角(θ)との関係を図1(a)のグラフCに示し、レ
ジストパターンの傾き角(θ)のウェーハ面内分布を図
1(b)のグラフCに示す。いづれも、実施例に比して
劣っている。
【0017】
【表3】
【0018】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る半導
体装置の製造方法においては、現像・乾燥または現像・
リンス・乾燥工程を繰り返し複数回実施し、しかも、現
像時とリンス時のウェーハの回転速度を200〜500
rpmと低くし、乾燥時のウェーハの回転速度を300
0〜6000rpmと高くすることによって、現像処理
時のレジストの膨潤とレジストパターンに作用する薬液
の応力を抑制することができるので、傾きや蛇行の少な
い良好な、高アスペクト比のレジストパターンを形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レジストパターンの傾き角を示す図であり、同
図(a)は露光量との関係を示し、同図(b)はウェー
ハ面内分布を示す。
【図2】レジストパターンの傾き角を示す図である。
【図3】ウェーハ面内の位置を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェーハ上に形成された露光済のフォト
    レジスト膜に、前記ウェーハを200〜500rpmの
    回転速度で回転させながら薬液を滴下して現像または現
    像とリンスとをなし、該薬液の滴下を停止した後、引き
    続き前記ウェーハを3000rpm〜6000rpmの
    回転速度で回転させて前記ウェーハ上から薬液を飛散さ
    せて乾燥する工程を複数回繰り返し実行する工程を有す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP14935993A 1993-06-21 1993-06-21 半導体装置の製造方法 Pending JPH07135136A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0887710A3 (en) * 1997-06-26 1999-09-08 Siemens Aktiengesellschaft Resist development process
KR100307632B1 (ko) * 1999-06-02 2001-11-14 윤종용 감광막 패턴 형성방법
JP2007134516A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Tokyo Electron Ltd リンス処理方法、現像処理方法、現像処理装置、制御プログラムおよびコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP2015216403A (ja) * 2011-02-24 2015-12-03 東京エレクトロン株式会社 有機溶剤を含有する現像液を用いた現像処理方法及び現像処理装置

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Effective date: 20020702