JPH0713390B2 - 屋根下地部材 - Google Patents

屋根下地部材

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JPH0713390B2
JPH0713390B2 JP24698586A JP24698586A JPH0713390B2 JP H0713390 B2 JPH0713390 B2 JP H0713390B2 JP 24698586 A JP24698586 A JP 24698586A JP 24698586 A JP24698586 A JP 24698586A JP H0713390 B2 JPH0713390 B2 JP H0713390B2
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JP
Japan
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roof
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roof base
bendable
bent
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JP24698586A
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JPS63103155A (ja
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郡治 渡辺
正樹 黒川
宏明 吉田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、棟、下り棟、屋根の妻側端部、二階の外壁と
の接合部分等の場所において屋根材の下に施工される屋
根下地部材に関する。
[背景技術] 従来にあっては、例えば棟部分において屋根材の下に配
置される屋根下地部材A′は第16図に示すようにあらか
じめ上端部をコ字状に屈曲したものであり、これを野地
板7の上に釘打ちで固着し、屋根下地部材A′の上に屋
根材8を敷き、屋根材8の上端部をコ字状部9′にはめ
込んでいた。ところが、従来のようにあらかじめコ字状
に屈曲したものにあっては、屋根材8の厚みが異なる等
した場合には別のサイズの屋根下地部材A′を用意しな
ければならないという問題があり、さらに従来にあって
は水返し片6が下端に一箇所しか設けてないので雨水が
これを越えると雨漏りがするという問題があった。更に
金属により屋根下地部材A′を形成した場合、施工時に
水返し片6が踏まれると復元せず、このため水返し片6
を越えて雨水が浸入する恐れがあった。また従来にあっ
ては、あらかじめ工場でコ字状部9′等を折曲している
ので、保管や搬送に当たり嵩が高くなるという問題があ
った。
[発明の目的] 本発明は、上記の点に鑑みて発明したものであって、そ
の目的とするところは、屋根材の厚み等が異なってもそ
れに対応して屈曲可能部を屈曲して使用でき、また数段
にわたって水仕舞いができる屋根下地部材を提供するに
ある。
[発明の開示] 本発明の屋根下地部材は、軟質合成樹脂製の下地部材本
体1の一部に金属芯材2を埋設して塑性変形自在な屈曲
可能部3とすると共に下地部材本体1の屈曲可能部3以
外の部分に波状部4を設けて成ることを特徴とするもの
であって、このような構成を採用することで、上記した
従来の問題点を解決して本発明の目的を達成できたもの
である。すなわち本発明にあっては、軟質合成樹脂製の
下地部材本体1の一部に金属芯材2を埋設した塑性変形
自在な屈曲可能部3を形成することで、現場において塑
性変形自在な屈曲可能部3を現場の状況に対応して自由
に屈曲することが可能となり、また波状部4により複数
段で水仕舞いができるようになり、また保管や搬送時に
は屈曲可能部3を屈曲しない状態で保管したり搬送した
りできて嵩ばらないようにでき、また波状部4は軟質で
あるので、施工時に人が乗ったりして波が潰れても復元
して確実に水仕舞いができるようになったものである。
以下本発明を実施例により詳述する。第1図には本発明
の屋根下地部材Aの一実施例が示してある。下地部材本
体1は軟質合成樹脂にて形成してあり、一端部内に鉄や
アルミニューム等の塑性変形可能な薄金属板、薄金属板
に孔を設けた孔あき薄金属板あるいは網状等の金属芯材
2が埋設してあって塑性変形自在な屈曲可能部3が形成
してある。金属芯材2の端部が位置する部分の下地部材
本体1は第3図のように厚肉部31となっている。軟質合
成樹脂製の下地部材本体1の中央部は波形をしていて波
状部4が形成してある。また下地部材本体1の他端部は
釘打ち部5が形成してあり、釘打ち部5の端部には水返
し片6が形成してある。しかして上記のような構成の屋
根下地部材Aは、例えば第4図のように棟部分において
野地板7の上に屋根下地部材Aを敷き、釘打ち部5を釘
打ちし、屋根下地部材Aの上に屋根材8を敷き、屈曲可
能部3を屋根材8の上端部に沿ってコ字状に屈曲してコ
字状部9を形成し、その後に棟包み板10の端部の係止用
折り曲げ片11をコ字状部9に係止するものである。ここ
で、上記実施例では屋根下地部材Aの上に屋根材8を載
置した後に屋根下地部材Aの屈曲可能部3を屋根材8の
上端部に沿わせて屈曲した実施例を示したが、屋根下地
部材Aを施工する前に現場の状況に応じて屈曲可能部3
を所定の屈曲状態に屈曲し、その後に屋根下地部材Aを
施工するようにしてもよい。ところで、波状部4は軟質
であるため施工中に踏まれて変形しても元に復元するの
で施工後においても確実に波形状が保証され、雨水が浸
入してきても確実にそれ以上の浸入を防止するようにな
っている。添付図面中30は防水シートである。第5図に
は上記した屋根下地部材Aの他の施工状態を示してい
る。この実施例では屋根材8の形状が異なり、屈曲可能
部3を屈曲して形成するコ字状部9は屋根材8の上端部
の厚みに対応して屈曲形成してある。第6図には屋根下
地部材Aの他の施工例が示してある。この実施例では屋
根の妻側端部の屋根下地部材として使用した例である。
この実施例においてはコ字状部9にけらば包み板12の端
部の係止用折り曲げ片13が係止してある。第6図の実施
例ではけらば包み板12の下端の下係止部16は妻板14に固
着したカバー材15の上端部の被係止片17に係止してあ
る。また第7図には屋根下地部材Aの他の実施例が示し
てあり、この実施例では下階の屋根の上階の外壁21との
接続部分において使用されており、コ字状部9に雨押え
18の下端の係止用折り曲げ片19を係止してある。ここで
雨押え18は下地桟木20の上に載設し、上端を外壁21の凹
部22内に入れてコーキング23を充填してあるが、第8図
のように下地桟木20を用いない場合もある。第9図は屋
根勾配と平行方向における下階の屋根と上階の外壁との
間の接合部分における水仕舞いの例が示してある。また
第10図、第11図には隅棟部分に屋根下地部材Aを施工し
た実施例が示してある。この実施例では、屈曲可能部3
を折り曲げることなく延ばしたままの状態で施工してあ
る。すなわち第11図のように、野地板7の上に屈曲可能
部3を折り曲げない状態で屋根下地部材Aを敷設し、屋
根下地部材Aの上に隅棟部に載設した継手部材24の端部
を重ね、継手部材24の屋根材差し込み部25に屋根材8の
端部を差し込んである。添付図面中26は継手部材24の継
手カバーである。
第12図には本発明の屋根下地部材Aの他の実施例が示し
てある。この実施例では屈曲可能部3と波状部4とで屋
根下地部材Aが構成してある。第13図には屋根下地部材
Aの更に他の実施例が示してある。この実施例では一端
部より順に屈曲可能部3、波状部4、釘打ち部5、波状
部4が配列してある。また第14図には屋根下地部材Aの
他の実施例が示してある。この実施例では、一端部より
順に屈曲可能部3、波状部4、釘打ち部5、波状部4、
屈曲可能部3が配列してある。第15図には第14図に示す
ような屋根下地部材Aを屋根の谷部に施工した例を示し
ている。第15図において27は谷水切り板であり、両端部
に係止片部28を設けてあり、谷水切り板27を屋根下地部
材Aの上に重ね、係止片部28に屋根材8の被係止片部29
を係止するようになっている。
[発明の効果] 本発明にあっては、叙述のように軟質合成樹脂製の下地
部材本体の一部に金属芯材を埋設して塑性変形自在な屈
曲可能部とすると共に下地部材本体の屈曲可能部以外の
部分に波状部を設けあるので、現場において塑性変形自
在な屈曲可能部を現場の状況に対応して自由に屈曲する
ことが可能となって従来のように屋根材の厚み等に対応
して複数のサイズの屋根下地部材を用意するといったこ
とが必要でなくなるものであり、また波状部により複数
段で水仕舞いができるようになって水仕舞いが確実とな
り、また保管や搬送時には屈曲可能部を屈曲しない状態
で保管したり搬送したりできて嵩ばらないようにできる
ものであり、また波状部は軟質であるので、施工時に人
が乗ったりして波が潰れても復元して確実に水仕舞いが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の屋根下地部材の一実施例の断面図、第
2図は同上の斜視図、第3図は同上の第1図X部分の拡
大断面図、第4図は本発明の一施工例の断面図、第5図
は同上の他の施工例の断面図、第6図は同上の更に他の
施工例の断面図、第7図は同上の更に他の施工例の断面
図、第8図は同上の更に他の施工例の断面図、第9図は
同上の更に他の施工例の断面図、第10図は同上の更に他
の施工例の平面図、第11図は第10図の施工例の断面図、
第12図は本発明の屋根下地部材の他の実施例の断面図、
第13図は本発明の屋根下地部材の更に他の実施例の断面
図、第14図は本発明の屋根下地部材の更に他の実施例の
断面図、第15図は第14図に示す屋根下地部材の施工例を
示す断面図、第16図は従来例を示す断面図であって、1
は下地部材本体、2は金属芯材、3は屈曲可能部、4は
波状部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 宏明 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭51−123320(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟質合成樹脂製の下地部材本体の一部に金
    属芯材を埋設して塑性変形自在な屈曲可能部とすると共
    に下地部材本体の屈曲可能部以外の部分に波状部を設け
    て成ることを特徴とする屋根下地部材。
JP24698586A 1986-10-17 1986-10-17 屋根下地部材 Expired - Lifetime JPH0713390B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP24698586A JPH0713390B2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17 屋根下地部材

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JP24698586A JPH0713390B2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17 屋根下地部材

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JPS63103155A JPS63103155A (ja) 1988-05-07
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US9046860B2 (en) 1995-03-27 2015-06-02 Canon Kabushiki Kaisha Coupling part, photosensitive drum, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus

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