JPH07130458A - セラミックファイバーヒーター - Google Patents
セラミックファイバーヒーターInfo
- Publication number
- JPH07130458A JPH07130458A JP29755893A JP29755893A JPH07130458A JP H07130458 A JPH07130458 A JP H07130458A JP 29755893 A JP29755893 A JP 29755893A JP 29755893 A JP29755893 A JP 29755893A JP H07130458 A JPH07130458 A JP H07130458A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic fiber
- curved
- fiber heater
- heater
- bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は高温で長期間使用できるセラ
ミックファイバーヒーターを得るにある。 【構成】 複数の180°に亘る折り曲げ湾曲部間を接
続するエレメント部分を直線状ではなく一定方向に弧状
に湾曲するようにしたセラミックファイバーヒーター。
ミックファイバーヒーターを得るにある。 【構成】 複数の180°に亘る折り曲げ湾曲部間を接
続するエレメント部分を直線状ではなく一定方向に弧状
に湾曲するようにしたセラミックファイバーヒーター。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックファイバー
ヒーター、特に蛇行状エレメントを有するセラミックフ
ァイバーヒーターに関するものである。
ヒーター、特に蛇行状エレメントを有するセラミックフ
ァイバーヒーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、米国特許第4,575,619
号明細書には蛇行状エレメントを有するセラミックファ
イバーヒーターが示されている。
号明細書には蛇行状エレメントを有するセラミックファ
イバーヒーターが示されている。
【0003】図3はこのような蛇行状エレメントの平面
図を示し、1は発熱線、2は180°に亘る折り曲げ湾
曲部、3は上記折り曲げ湾曲部2,2間を結ぶエレメン
ト部分である。
図を示し、1は発熱線、2は180°に亘る折り曲げ湾
曲部、3は上記折り曲げ湾曲部2,2間を結ぶエレメン
ト部分である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の蛇行状エレ
メントを有するセラミックファイバーヒーターにおいて
は、発熱線1をセラミックファイバー(図示せず)の表
面上に載置し、その折り曲げ湾曲部2を介して逆方向に
幾度も曲げられ、セラミックファイバーへ固定するため
上記湾曲部2をセラミックファイバー内に埋め込んで固
定しており、また、上記エレメント部分3は直線状とな
っている。従って発熱線1を800°〜1200℃の高
温で長時間使用した場合には線膨張による発熱線1の伸
びが、その両端の固定されている湾曲部2に直線状に加
えられ、蛇行状エレメントのエレメント部分3が上記伸
びに対応するため図4に示すように不規則に湾曲変形し
てしまい、場合によって互いに接近する方向に変形して
部分的ショートを生ずるようになるおそれがあった。
メントを有するセラミックファイバーヒーターにおいて
は、発熱線1をセラミックファイバー(図示せず)の表
面上に載置し、その折り曲げ湾曲部2を介して逆方向に
幾度も曲げられ、セラミックファイバーへ固定するため
上記湾曲部2をセラミックファイバー内に埋め込んで固
定しており、また、上記エレメント部分3は直線状とな
っている。従って発熱線1を800°〜1200℃の高
温で長時間使用した場合には線膨張による発熱線1の伸
びが、その両端の固定されている湾曲部2に直線状に加
えられ、蛇行状エレメントのエレメント部分3が上記伸
びに対応するため図4に示すように不規則に湾曲変形し
てしまい、場合によって互いに接近する方向に変形して
部分的ショートを生ずるようになるおそれがあった。
【0005】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は種々実験、研
究の結果、上記エレメント部分3をあらかじめ一定方向
に弧状に湾曲せしめておけば、線膨張により発熱線1が
伸びた場合その伸びが上記弧状の湾曲の曲率を高める形
で吸収され、その結果、不規則な変形は生じないように
なることが判明した。
究の結果、上記エレメント部分3をあらかじめ一定方向
に弧状に湾曲せしめておけば、線膨張により発熱線1が
伸びた場合その伸びが上記弧状の湾曲の曲率を高める形
で吸収され、その結果、不規則な変形は生じないように
なることが判明した。
【0007】本発明はかかる知見に基づいてなされたも
のである。
のである。
【0008】本発明のセラミックファイバーヒーター
は、複数の180°に亘る折り曲げ湾曲部と、この折り
曲げ湾曲部相互間を連結する一定方向に弧状に湾曲する
エレメント部分とより成る蛇行状エレメントを有するこ
とを特徴とする。
は、複数の180°に亘る折り曲げ湾曲部と、この折り
曲げ湾曲部相互間を連結する一定方向に弧状に湾曲する
エレメント部分とより成る蛇行状エレメントを有するこ
とを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0010】本発明においては図1に示すように、蛇行
状エレメントの180°に亘る折り曲げ湾曲部2と2を
結ぶエレメント部分3をあらかじめ一定方向に弧状に湾
曲せしめておく。
状エレメントの180°に亘る折り曲げ湾曲部2と2を
結ぶエレメント部分3をあらかじめ一定方向に弧状に湾
曲せしめておく。
【0011】本発明のセラミックファイバーヒーターは
上記のような構成であるから、発熱線1に伸びが生じた
場合、この伸びによる変形が図2に示すようにあらかじ
め弧状に湾曲されている形を大きくする形で生じ、また
総てのエレメント部分3の変形が同一の向きに相似形状
に発生するため、エレメント部分3相互間の距離が縮小
されることは少なく、従ってショートを生ずるおそれが
ないようになる。
上記のような構成であるから、発熱線1に伸びが生じた
場合、この伸びによる変形が図2に示すようにあらかじ
め弧状に湾曲されている形を大きくする形で生じ、また
総てのエレメント部分3の変形が同一の向きに相似形状
に発生するため、エレメント部分3相互間の距離が縮小
されることは少なく、従ってショートを生ずるおそれが
ないようになる。
【0012】
【発明の効果】上記のように本発明のセラミックファイ
バーヒーターによれば、高温で長期間使用してもショー
ト等の問題が生ぜず、従ってサービスライフの長いセラ
ミックファイバーヒーターを得ることができる大きな利
益がある。
バーヒーターによれば、高温で長期間使用してもショー
ト等の問題が生ぜず、従ってサービスライフの長いセラ
ミックファイバーヒーターを得ることができる大きな利
益がある。
【図1】本発明のセラミックファイバーヒーターにおけ
る蛇行状エレメントの平面図である。
る蛇行状エレメントの平面図である。
【図2】長期間高温で使用した場合の図1に示す蛇行状
エレメントの平面図である。
エレメントの平面図である。
【図3】従来のセラミックファイバーヒーターにおける
蛇行状エレメントの平面図である。
蛇行状エレメントの平面図である。
【図4】長期間高温で使用した場合の図3に示す蛇行状
エレメントの平面図である。
エレメントの平面図である。
1 発熱線 2 湾曲部 3 エレメント部分
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の180°に亘る折り曲げ湾曲部
と、この折り曲げ湾曲部相互間を連結する一定方向に弧
状に湾曲するエレメント部分とより成る蛇行状エレメン
トを有することを特徴とするセラミックファイバーヒー
ター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5297558A JP2701193B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | セラミックファイバーヒーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5297558A JP2701193B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | セラミックファイバーヒーター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07130458A true JPH07130458A (ja) | 1995-05-19 |
JP2701193B2 JP2701193B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=17848108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5297558A Expired - Fee Related JP2701193B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | セラミックファイバーヒーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2701193B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009252505A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Alpha Oikos:Kk | セラミックファイバーヒータ用ヒータエレメント及びその製造方法 |
JP2009250548A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Alpha Oikos:Kk | 高温用加熱炉 |
JP2009250506A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Alpha Oikos:Kk | 高温用加熱炉 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5157121A (ja) * | 1974-11-13 | 1976-05-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Suichokuhenkokairo |
JPH01227386A (ja) * | 1988-03-07 | 1989-09-11 | Tamura R & D:Kk | コイル状電熱線を備えた電熱器 |
-
1993
- 1993-11-04 JP JP5297558A patent/JP2701193B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5157121A (ja) * | 1974-11-13 | 1976-05-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Suichokuhenkokairo |
JPH01227386A (ja) * | 1988-03-07 | 1989-09-11 | Tamura R & D:Kk | コイル状電熱線を備えた電熱器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009252505A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Alpha Oikos:Kk | セラミックファイバーヒータ用ヒータエレメント及びその製造方法 |
JP2009250506A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Alpha Oikos:Kk | 高温用加熱炉 |
JP2009250548A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Alpha Oikos:Kk | 高温用加熱炉 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2701193B2 (ja) | 1998-01-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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