JPH0712900B2 - エスカレ−タの踏段 - Google Patents

エスカレ−タの踏段

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JPH0712900B2
JPH0712900B2 JP12038486A JP12038486A JPH0712900B2 JP H0712900 B2 JPH0712900 B2 JP H0712900B2 JP 12038486 A JP12038486 A JP 12038486A JP 12038486 A JP12038486 A JP 12038486A JP H0712900 B2 JPH0712900 B2 JP H0712900B2
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勝 浅野
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエスカレータの踏段に関し、特に各踏段間に
スリット状の隙間が生じないようにしたエスカレータの
踏段に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、エスカレータの利用範囲が拡大されるに伴って、
横断通路にもエスカレータが利用される傾向にある。
第9図および第10図は、例えば特開昭58−119578号公報
に示される従来の横断通路用のエスカレータを示す平面
図および第1図のA−A線に沿う要部断面図である。同
図において、1は架橋状態に配置された主枠であって、
水平状態に配置された中間枠1aと、この中間枠1aの両側
に配置された傾斜枠1b,1cと、この傾斜枠から両側に配
置された平坦枠1d,1eとによって構成されている。2,3は
主枠1の両端部にそれぞれ設けられた主および従動側の
スプロケット、4はスプロケット2,3間に掛け渡される
とともに、主枠1に沿って設けられている図示しないガ
イドレールに案内されるチエン、5はチエン4に連結さ
れて並設される踏段であって、主枠1に沿って設けられ
ている図示しないガイドレールに沿って案内されるよう
になっている。6a,6bは、並設された踏板5によって構
成される移動通路の両側部に沿ってそれぞれ設けられた
欄干であって、その最上部分には移動通路に同期して回
転するエンドレスベルトによって構成される移動手摺7
a,7bが設けられている。
第11図は第9図,第10図に示す踏段5の拡大側面図であ
る。同図において、踏段5は踏段部5aと支持部5bとによ
って構成されており、踏段部5aは踏面部5cと、この踏面
部5cの両側部から下部内側に向って湾曲するライザ5d,5
eとによって構成されている。そして、第11図の左側面
図および右側面図を第12図,第13図に示すように、踏面
部5cには踏面クリート5fを有し、またライザ5d,5eには
ライザクリート5g1,5g2を有している。ここで、ライザ
5dに設けられているライザクリート5g1は各踏面クリー
ト5fの中間部分に位置し、またライザ5eに設けられてい
るライザクリート5g2は、踏面クリート5fと連続するよ
うに設けられている。
一方、支持部5bは踏段部5aの両側部にそれぞれ固定され
た逆Y字状のブラケット5hによって構成されており、そ
の中心部分に設けられたローラ5iが主枠1に沿って設け
られている図示しないガイドレールに係合して移動すこ
とにより、踏段5の位置規制が行われる。また、ブラケ
ツト5hの逆Y字状をなした部分の先端にそれぞれ設けら
れているローラ5j,5kが図示しないガイドレールに係合
することにより、踏面部5cを常に水平状態に保持してい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記構成によるエスカレータの踏段にお
いては,踏面クリート5fはライザ5eに設けられているラ
イザクリート5g2のみと連続しているのみであって、ラ
イザ5dに設けられているライザクリート5g1とは断続状
態となっているために、第14図に示すように水平走行時
の踏面クリート5fは、隣接踏面クリート5fと噛み合って
いない。
この結果、踏面クリート5fはその前後において隣接する
踏面クリート5fとの間にスリット状の隙間が生ずること
になり、該部分に物が落ち込んだり、あるいはくつ等が
はさまれる危険性を有している。また、踏段5が傾斜部
分を走行する場合、第15図に示すように踏面クリート5f
と連続するライザクリート5g2が連続しないライザクリ
ート5g1よりも下方に位置する場合には、そのB−B線
に沿う断面図を第16図に示すように、ライザクリート5g
1が踏面クリート5fと噛合っていることから安全である
が、第17図に示すように両者の関係が逆になると、その
C−C線に沿う断面図を第18図に示すように、踏面クリ
ート5fとライザクリート5g2とが噛み合なくなることか
ら、この部分にすき間が生じて極めて危険な状態とな
る。
〔問題を解決するための手段〕
この様な問題を解決するために本発明によるエスカレー
タの踏段は、踏面の移動方向両側部に設けられるライザ
クリートを踏面に設けられる踏面クリートに対して連続
させたものである。
〔作用〕
この様に構成した場合には、隣接する踏段との相互関係
がいかなる状態となっても、踏面クリートは常に隣接す
る踏段のライザクリートと噛み合っていることから、該
部分でのすき間発生が確実に防止されて安全となるもの
である。
〔発明の実施例〕
第1図は、この発明によるエスカレータの踏段の一実施
例を示す側面図であって、第11図と同一部分は同記号を
用いて示してある。同図において、5e1はライザ5dに設
けられたライザクリートであって、第2図に示すように
踏面クリート5fの一本飛びに対応して設けられるととも
に、対応する踏面クリート5fと連続している。5e2はラ
イザ5eに設けられたライザクリートであって、第3図に
示すように、踏面クリート5fの1本飛びに対応して設け
られるとともに、対応する踏面クリート5fと連続してい
る。
つまり、第1図〜第3図と第11図〜第13図との相違点
は、踏段5の一方のライザ5dには踏面クリート5fの1つ
飛びに対応するライザクリート5e1を設けて連続させ、
また他方のライザ5eには上述とは異なる踏面クリート5f
の1つ飛びに対応するライザクリート5e2を設けて連続
させたものである。
この様に構成されたエスカレータの踏段は、その水平走
行時には第4図に示すように、踏面クリート5fがその前
後に位置する踏段5の踏面クリート5fと交互に込り組み
合って、噛み合い状態となることから、各踏段5間にス
リット状の隙間が生ずることは無い。従って、誤って物
を落としたとしても、踏段間にはさまれる危険性が防止
される。
次に、第5図に示すように、踏段5が傾斜部分を上昇移
動する場合を考えて見ると、そのD−D線に沿う断面図
を第6図に示すように、踏面クリート5fと隣接する踏段
5のライザクリート5e1とが常に噛み合っているために
すき間は全く生じない。
更に、第7図に示すように、踏段5が傾斜部分を下降移
動する場合を考えて見ると、そのE−E線に沿う断面図
を第8図に示すように、この場合にも踏面クリート5fと
隣接する踏段5のライザクリート5e2とが常に噛み合っ
ているためにすき間は全く生じない。
また、踏段が上昇から水平または下降から水平に移行す
る場合に踏段の相対移動に伴って履物がはさまれ易くな
るが、この場合には踏面クリートが隣接する踏段のライ
ザクリートと常に噛み合い状態にあるために、上記状態
ではすき取り効果が生じて、履物を持ち上げることか
ら、履物がはさまれる危険性が防止されることにる。
なお、上記実施例においては、踏面クリート5fを交互に
左右のライザクリート5e1,5e2に連続させた場合につい
て説明したが、この発明はこれに限定されるものではな
く、踏面クリート5fの配列ピッチが小さな場合には、踏
面クリート5fの数個単位に左右のライザクリート5e1,5
e2に交互に連続させても同様な効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によるエスカレータの踏
段は、進行方向の前後にそれぞれライザが設けられて横
断通路等に用いられるエスカレータの踏段において、踏
段の踏面部に長手が進行方向に沿って配置されて多数が
互いに並列に設けられ、凸部のライザ寄りの一方の端部
が一側の上記ライザに形成されたライザクリートの上端
に直線状態に連結された第1群踏面クリートと、この第
1群踏面クリートのそれぞれの凸部の相互間に、凸部が
それぞれ配置されてこの凸部のライザ寄りの一方の端部
が他側の上記ライザに形成されたライザクリートの上端
に直線状態に連結された第2群踏面クリートとを設け、
踏面部の前後において第1群踏面クリート及び第2群踏
面クリートのいずれかの互いに対向する凸部端部の相互
間に、隣接する他の踏段のライザクリートが常時配置さ
れて噛み合った状態になる。この結果、踏段の前後にス
リット状の隙間が生ずることが全く無くなり、これに伴
って物がはさまれる危険性が防止される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるエスカレータの踏段
を示す側面図、第2図は第1図の左側面図、第3図は第
1図の右側面図、第4図は第1図に示す踏段の水平走行
状態を示す平面図、第5図は傾斜部の上昇走行状態を示
す踏段の要部側面図、第6図は第5図のD−D線に沿う
断面図、第7図は傾斜部の下降走行状態を示す踏段の要
部側面図、第8図は第7図のE−E線に沿う断面図、第
9図は横断通路用のエスカレータの一例を示す平面図、
第10図は第9図のA−A線に沿う断面図、第11図は従来
の踏段を示す側面図、第12図は第11図の左側面図、第13
図は第11図の右側面図、第14図は第11図に示す踏段の水
平走行状態を示す平面図、第15図は傾斜部の上昇走行状
態を示す踏段の要部側面図、第16図は第15図のB−B線
に沿う断面図、第17図は傾斜部の下降走行状態を示す踏
段の要部側面図、第18図は第17図のC−C線に沿う断面
図である。 5は踏段、5aは踏段部、5bは支持部、5cは踏面部、5d,5
eはライザ、5fと踏面クリート、5e1,5e2はライザクリ
ート。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】進行方向の前後にそれぞれライザが設けら
    れて横断通路等に用いられるエスカレータの踏段におい
    て、上記踏段の踏面部に長手が上記進行方向に沿って配
    置されて多数が互いに並列に設けられ、凸部の上記ライ
    ザ寄りの一方の端部が一側の上記ライザに形成されたラ
    イザクリートの上端に直線状態に連結された第1群踏面
    クリートと、この第1群踏面クリートのそれぞれの凸部
    の相互間に、凸部がそれぞれ配置されてこの凸部の上記
    ライザ寄りの一方の端部が他側の上記ライザに形成され
    たライザクリートの上端に直線状態に連結された第2群
    踏面クリートとを備え、上記踏面部の前後において上記
    第1群踏面クリート及び第2群踏面クリートのいずれか
    の互いに対向する凸部端部の相互間に、隣接する他の踏
    段のライザクリートが常時配置されることを特徴とする
    エスカレータの踏段。
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