JPH07127972A - 横転式遠心洗浄乾燥装置 - Google Patents

横転式遠心洗浄乾燥装置

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JPH07127972A
JPH07127972A JP29385593A JP29385593A JPH07127972A JP H07127972 A JPH07127972 A JP H07127972A JP 29385593 A JP29385593 A JP 29385593A JP 29385593 A JP29385593 A JP 29385593A JP H07127972 A JPH07127972 A JP H07127972A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鍍金、電気、機械部品等、工業部品の脱脂、
洗浄、乾燥を効率よく処理する。 【構成】 処理部品12を収容するバスケット2は回転
機構1とともにケーシング3内に収められ、該ケーシン
グ3は傾斜横転機構4によって、直立から下方傾斜まで
の各位置をとることが出来る。ケーシング3上方からは
送液機構5、熱風発生機構7により、洗浄工程では脱脂
洗浄液とすすぎ液、そして乾燥工程では熱風が送り込ま
れる。洗浄処理時にはケーシング3傾斜横転機構4によ
って傾斜した状態でバスケット2が低速回転するため処
理品12は転回変位を繰り返すことで洗浄効果が大であ
り、回転中送り込まれる脱脂洗浄液或いはすすぎ液の汚
染された部分はオーバーフローとしてドレーン機構6か
ら排出されるので、しみ、油残りの問題もない。乾燥後
はケーシング3を下方傾斜させて処理品を取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍍金、電気、機械関係
等の工業部品の洗浄、乾燥処理を行うための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、工業部品の加工工程において付着
した油や汚れ等はフロンやトリクロロエタン等の溶剤
や、酸系、アルカリ系洗浄剤、あるいは、すすぎ用の水
や純水等を溜めた脱脂洗浄液槽に処理すべき部品を浸す
方法で洗浄されていた。さらに、脱脂洗浄液との反応を
活性化し、洗浄力を強化するために、図3に示すような
揺動機構付きの洗浄装置や、あるいは、超音波により薬
液や処理部品に微小振動を与える機構を備えた専用の洗
浄装置を用いるのが一般的であった。前記図3に例示し
た装置は、ケーシング31に脱脂洗浄液及びすすぎ液3
2を溜め、この液中に処理部品33を充填したバスケッ
ト34を浸し、揺動機構35によりバスケット34を上
下方向に揺動する装置であり、揺動によって油や汚れの
除去効率を高めようとするものであった。また、洗浄処
理の完了した部品は乾燥処理のために、専用の乾燥装置
に運搬し、遠心方式、熱処理炉、熱風吹きつけ、あるい
は真空乾燥等の処理を行っていた。
【0003】また、最近では図4に示すような家庭用洗
濯機に似た機構を持つ遠心式洗浄脱水機も発表されてお
り、これはカバー48を備えるケーシング41に送液機
構42により送液された脱脂洗浄液あるいはすすぎ液4
3を溜め、その中で処理部品44を充填したバスケット
45を回転機構46により正方向と逆方向の両方向へ交
互に回転させることで油や汚れを除去し、電磁弁47の
開閉により排液をおこなうもので、排液後にバスケット
45を高速で回転することで脱脂処理は可能ではある
が、乾燥機能を備えないため充分な乾燥までは至らない
ものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の洗浄
装置や乾燥装置は、それぞれ洗浄専用あるいは乾燥専用
であるため必ずこれらの両装置を併用し、洗浄乾燥処理
をおこなっているため、洗浄装置から乾燥装置まで処理
部品を搬送する手段として自動搬送装置等が必要とな
り、多大なスペースと、装置の購入及び維持に莫大な費
用を要していた。また、洗浄装置から乾燥装置までの搬
送を手作業に頼る場合には、洗浄工程の終了時に洗浄装
置から処理部品を取り出し、乾燥装置まで運び、乾燥装
置に処理部品を投入し、乾燥処理後に処理部品を取り出
すという多大な労力と時間とを費やしていた。
【0005】さらに、これら一連の処理を自動的に行う
装置においても、実際に洗浄や乾燥処理そのものに要す
る時間以外に搬送等にロス時間を生じ、処理時間が長大
化する欠点もあった。また、フロンやトリクロロエタン
等の揮発性の溶剤を使用して乾燥工程を不要とした洗浄
方式や洗浄装置では、前記のような時間や労力は不要で
あるものの、オゾン層破壊等を理由に全面使用禁止が決
定しており、今後、フロンやトリクロロエタンでは洗浄
処理が不可能となる問題が存在する。
【0006】次に、油や汚れの洗浄効果の面から見る
と、従来の脱脂洗浄液用槽に処理部品を浸し、機械的揺
動や超音波等の微小振動を与えることで洗浄するものに
おいては、処理部品の存在位置や姿勢に大きな変化が無
く、油や汚れの除去で劣化した洗浄液を処理部品の周囲
から取り除き、脱脂洗浄液との反応のみを活性化する方
式であったため、洗浄品質は脱脂洗浄液の状態に大きく
依存していた。
【0007】また、遠心洗浄脱脂方式では処理部品は、
回転中はバスケットの内壁の円周部に張り付いた状態と
なり、正逆の回転方向の切り換えによる移動量も微小で
あるので洗浄力が弱く、従って処理時間が長くなるとい
う問題があった。
【0008】さらに、揺動方式や微小振動方式では処理
部品を脱脂洗浄液槽から上部方向に取り出す際に、ま
た、遠心洗浄脱脂方式では脱脂洗浄液をケーシング下部
から排液する際に、脱脂洗浄液中に残存している油や汚
れ、ゴミ等が、処理部品に付着することがあり、次の乾
燥工程において、しみや油残り等となって、乾燥不良を
引き起こす問題がある。本発明は、前記したこれらの問
題点の解決を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明の第
一の発明によれば、処理対象品を収容し、概ね有底円筒
状であり、多数の小孔を備えるバスケットと、前記バス
ケットを変速可能に回転させる回転機構と、前記バスケ
ットを収納して脱脂洗浄液或いはすすぎ液を貯溜する部
分を備え、かつ、前記回転機構を取り付けたケーシング
と、前記ケーシングを直立状態から傾斜状態まで姿勢を
変化させる傾斜横転機構とを備え、前記ケーシングが傾
斜状態において前記回転機構を低速で作動させて処理対
象品の洗浄及びすすぎを行い、前記ケーシングが直立状
態において前記回転機構を前記速度よりも高速で作動さ
せて処理対象品を脱水乾燥することで解決される。
【0010】また、本発明の第二の発明によれば、処理
対象品を収容し、処理対象品を収容し、概ね有底円筒状
であり、多数の小孔を備えるバスケットと、前記バスケ
ットを変速可能に回転させる回転機構と、前記バスケッ
トを収納して脱脂洗浄液或いはすすぎ液を貯溜する部分
を備え、かつ、前記回転機構を取り付けたケーシング
と、前記ケーシングを直立状態から下方傾斜状態まで姿
勢を変化させる傾斜横転機構とを備え、前記ケーシング
が傾斜状態において前記回転機構を低速で作動させて処
理対象品の洗浄及びすすぎを行い、前記ケーシングが直
立状態において前記回転機構を前記速度より高速で作動
させて処理対象品の脱水乾燥を行い、前記ケーシングが
下方傾斜状態において前記処理対象品を取り出すことに
より解決される。
【0011】処理対象品を収容し、概ね有底円筒状であ
り、多数の小孔を備えるバスケットと、前記バスケット
を回転させる回転機構と、前記バスケットを収納して脱
脂洗浄液或いはすすぎ液を貯溜する部分を備え、かつ、
前記回転機構を取り付けたケーシングと、前記ケーシン
グを傾斜状態に姿勢を変化させる傾斜横転機構と、前記
ケーシング底面周縁部付近に設けたドレーン機構と、前
記ケーシング上方から脱脂洗浄液およびすすぎ液を供給
する送液機構とを備え、前記ケーシングが傾斜状態にお
いて前記回転機構により前記バスケットを回転させて処
理対象品の転回変位を繰り返し、前記送液機構により脱
脂洗浄液あるいはすすぎ液を供給しながら処理対象品の
脱脂洗浄あるいはすすぎを行い、ケーシングが傾斜する
ことで前記ドレーン機構が上方へ変位してオーバーフロ
ー機構として機能することにより汚染された脱脂洗浄液
およびすすぎ液を排出することで解決されるものであ
る。
【0012】
【作用】内部にバスケットと回転機構を収納して、直立
から下方傾斜まで姿勢変化可能なケーシングは処理部品
を移動させることなく洗浄から乾燥、そして取り出しま
での一貫した作業を可能にする。ケーシングの傾斜状態
で、上方から脱脂洗浄液やすすぎ液をそそぎながら脱脂
洗浄やすすぎを行い、傾斜状態とすることでドレーン機
構が変位してオーバーフロー機構として作用するので、
汚染された脱脂洗浄液すすぎ液は、オーバーフロー機構
としてのドレーン機構から排出され、洗浄効果を向上さ
せる。
【0013】
【実施例】図1及び図2に本発明の実施例を示す。1は
回転機構であり、モータ1aによって駆動され、低〜高
速度の回転出力を発生する。2はパンチングメタル等で
形成された有底の円筒状のバスケットで、前記回転機構
1の回転軸上に接続され、洗浄、すすぎ、乾燥の各処理
を行うべき処理部品12が収容されており、前記回転機
構1の回転出力がバスケット2に伝達される。3はケー
シングであり、前記回転機構1とバスケット2とを収納
するが、両者は隔壁3aによって隔離され、バスケット
2を収容した上部部分3bと、回転機構1を収容した下
部部分3cとに分けられている。10はケーシング3上
部に設けたケーシング2の蓋となるカバーであって、カ
バー開閉機構11によって矢印Aのように開閉され、該
機構11によってカバー10を開いて、ここから前記処
理部品12がバスケット2内に投入された後、該機構1
1により閉じられる。
【0014】4は傾斜横転機構であって、モータ4a,
ピニオン4b,ギヤ4cとから構成され、前記モータ4
aの駆動力がピニオン4bを介しギヤ4cに伝達される
ことで、ギヤ4cに結合されているケーシング3を図1
の矢印B、Cのように回動させ、その姿勢を変化させ
る。6はケーシング3の部分3bの底部、即ち、隔壁3
aに設けたドレーン機構であり、その設置位置はケーシ
ング3が傾斜した場合に上方へ位置を変えるような個
所、言い換えれば、底面の周縁付近に設けられている。
【0015】7は熱風発生機構であり、乾燥処理のため
の熱風が発生され、該熱風はケーシング2の上方からカ
バー10を貫通する供給管7aにより、その内部へ送風
される。5は送液機構であり、脱脂洗浄液やすすぎ液が
ケーシング2の上方からカバー10を貫通する供給管5
aにより、その内部へ送り込まれる。液体の種類はその
工程に応じて図示省略の機構によって選択され送出され
る。また、これも図示しないが、目的により液体の供給
方法は、噴霧状、噴出状、あるいはシャワー状等の選択
が可能に構成される。
【0016】以上の各機構は、回転により発生する振動
防止のための防振機構8を経て、装置全体のベース9に
取り付けられている。
【0017】図2は洗浄及びすすぎ処理の状態を示す。
洗浄工程終了後、ドレーン機構6により脱脂洗浄液を排
出したのち、または排出せずにすすぎ液が供給されて、
すすぎ工程が行われるが、両者は基本的には使用する液
体の種類に差があるだけと考えられるので、ここでは両
者を一括して説明することにする。ケーシング3は傾斜
横転機構4によって傾斜状態とされて、ケーシング3の
上部のカバー10に取り付けられている送液機構5から
の供給管5aにより注入された脱脂洗浄液またはすすぎ
液13が、ケーシング3の上部部分3bに貯溜されてい
る。該部分のドレーン機構6はケーシング3が傾斜する
ことで上方へ変位しているので、前記各液が排出しまう
ことはない。この状態において、バスケット2に収容さ
れている処理部品12は、脱脂洗浄液またはすすぎ液1
3に浸りながら回転機構1により回転させられるので、
上方へ持ち上げられては落下することを繰り返し、従っ
てその位置や向きを頻繁に変え、処理部品同志が擦れ合
い、いわゆる、ともずりが行われることで表面に付着し
た油や汚れが除去される。
【0018】除去された油や汚れは脱脂洗浄液あるいは
すすぎ液13中に混入してしまうが回転機構1による回
転のために遠心方向へ流れ、さらに送液機構5により常
に注入されている新しい清浄な液あるいはすすぎ液によ
って液面が上昇し、この液面の上昇に伴い、油や汚れは
液面上部へ押し上げられる。前記のようにドレーン機構
6は、ケーシング3が傾斜すると上方に変位するような
位置に設けられているので、傾斜状態にあってはオーバ
ーフロー機構として作動する。従って、液面上部に押し
上げられた汚染物質は、オーバーフロー機構としてのド
レーン機構6を通ってケーシング3の外部へ排出され
て、処理部品12に再付着することが防止される。
【0019】前記のように洗浄及びすすぎ処理の工程終
了後、傾斜横転機構4を作動させてケーシング3を直立
させ、乾燥処理が行われる。回転機構1は、洗浄及びす
すぎ処理時よりも高速に回転し、遠心効果により脱水、
脱油等の液切り処理される。さらに、この回転に加え、
熱風発生機構7からの熱風が供給管7aを経て送風され
て、乾燥を助長する。
【0020】洗浄、すすぎ乾燥の一連の処理が自動的に
行われた後、ケーシング3の上部に蓋をしているカバー
10がカバー開閉機構11により開かれ、傾斜横転機構
4によりケーシング3が回動して、ケーシング3の開口
部が斜め下方を向くまで横転し、バスケット2に充填さ
れていた処理部品12は、外部へ自動的に排出される。
【0021】上記の実施例では、脱脂洗浄液及びすすぎ
液は常温状態で供給されるように構成したが、ケーシン
グ3や送液機構5にヒーターを設けて、注入される脱脂
洗浄液やすすぎ液の液温を上げることにより活性化し、
油や汚れの除去速度を速めることも考えられる。
【0022】また、送液機構5から供給管5aを通して
注入される脱脂洗浄液及びすすぎ液は、噴霧させたり、
シャワー式に広範囲に供給したりすることでも効率的な
結果が得られる。さらに、ドレーン機構(オーバーフロ
ー機構)6にバルブ等の流量調整機構を付加することも
考えられるものである。
【0023】傾斜横転機構4の詳細な説明は、公知の技
術、例えば図1に例示したような歯車機構でもよいし、
油圧、空圧シリンダや、チェーン、スプロット等を利用
すればよいものであるので省略した。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の第一のものによれ
ば、脱脂洗浄、乾燥処理に従来必要とされていた洗浄装
置と乾燥装置の二装置が一装置で済むようになるので、
設置スペースが約40%削減可能であり、その結果ラン
ニングコストが低減され、製品の原価低減に役立つ効果
がある。さらに、従来洗浄装置から乾燥装置への処理部
品の搬送に要していた時間や労力をゼロに出来る効果も
ある。さらに、本発明の第二のものによれば、上記の効
果に加えて、処理部品の取り出しまでも自動化すること
が出来る。そして、本発明の第三のものによれば、処理
部品の位置や向きが頻繁に変化すること、及び回転によ
り攪拌され脱脂洗浄液が活性化することによる洗浄効果
が得られ、洗浄力が向上し、しみや油残りによる乾燥不
良の発生率を大幅に低減でき、ロスコストが削減できる
という効果がある。さらに、フロンやトリクロロエタン
を使用しないため、昨今問題となっているオゾン層破壊
の懸念もなくなり、フロン、エタン全廃後も使用可能で
あり、環境保護の面からも効果あるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側面断面図である。
【図2】本発明の一実施例の正面断面図である。
【図3】従来の装置の説明的な断面図である。
【図4】従来の別の説明的な断面図である。
【符号の説明】
1 回転機構 2 バスケット 3 ケーシング 4 傾斜横転機構 5 送液機構 6 ドレーン機構(オーバーフロー機構) 7 熱風発生機構 12 処理部品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象品を収容し、概ね有底円筒状で
    あり、多数の小孔を備えるバスケットと、 前記バスケットを変速可能に回転させる回転機構と、 前記バスケットを収納して脱脂洗浄液或いはすすぎ液を
    貯溜する部分を備え、かつ、前記回転機構を取り付けた
    ケーシングと、 前記ケーシングを直立状態から傾斜状態まで姿勢を変化
    させる傾斜横転機構とを備え、 前記ケーシングが傾斜状態において前記回転機構を低速
    で作動させて処理対象品の洗浄及びすすぎを行い、 前記ケーシングが直立状態において前記回転機構を前記
    速度よりも高速で作動させて処理対象品を脱水乾燥する
    ことを特徴とする横転式遠心洗浄乾燥装置。
  2. 【請求項2】 処理対象品を収容し、概ね有底円筒状で
    あり、多数の小孔を備えるバスケットと、 前記バスケットを変速可能に回転させる回転機構と、 前記バスケットを収納して脱脂洗浄液或いはすすぎ液を
    貯溜する部分を備え、かつ、前記回転機構を取り付けた
    ケーシングと、 前記ケーシングを直立状態から下方傾斜状態まで姿勢を
    変化させる傾斜横転機構とを備え、 前記ケーシングが傾斜状態において前記回転機構を低速
    で作動させて処理対象品の洗浄及びすすぎを行い、 前記ケーシングが直立状態において前記回転機構を前記
    速度より高速で作動させて処理対象品の脱水乾燥を行
    い、 前記ケーシングが下方傾斜状態において前記処理対象品
    を取り出すことを特徴とする横転式遠心洗浄乾燥装置。
  3. 【請求項3】 処理対象品を収容し、概ね有底円筒状で
    あり、多数の小孔を備えるバスケットと、 前記バスケットを回転させる回転機構と、 前記バスケットを収納して脱脂洗浄液或いはすすぎ液を
    貯溜する部分を備え、かつ、前記回転機構を取り付けた
    ケーシングと、 前記ケーシングを傾斜状態に姿勢を変化させる傾斜横転
    機構と、 前記ケーシング底面周縁部付近に設けたドレーン機構
    と、 前記ケーシング上方から脱脂洗浄液およびすすぎ液を供
    給する送液機構とを備え、 前記ケーシングが傾斜状態において前記回転機構により
    前記バスケットを回転させて処理対象品の転回変位を繰
    り返し、前記送液機構により脱脂洗浄液あるいはすすぎ
    液を供給しながら処理対象品の脱脂洗浄あるいはすすぎ
    を行い、ケーシングが傾斜することで前記ドレーン機構
    が上方へ変位してオーバーフロー機構として機能するこ
    とにより汚染された脱脂洗浄液およびすすぎ液を排出す
    ることを特徴とする横転式遠心洗浄乾燥装置。
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