JPH07127189A - 瓦飛散防止具 - Google Patents

瓦飛散防止具

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Publication number
JPH07127189A
JPH07127189A JP29734593A JP29734593A JPH07127189A JP H07127189 A JPH07127189 A JP H07127189A JP 29734593 A JP29734593 A JP 29734593A JP 29734593 A JP29734593 A JP 29734593A JP H07127189 A JPH07127189 A JP H07127189A
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JP
Japan
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roof
tile
roof tile
section
pressing section
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Application number
JP29734593A
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English (en)
Inventor
Takashi Hashiguchi
敬 橋口
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 台風、竜巻等の強風により屋根の瓦が飛ばさ
れることを防止する。 【構成】 たる木等の瓦支持体に固定するための透孔1
7を備えた瓦支持体固定部3と瓦の上面を押える下側瓦
押え部5とを屈曲部21を介して一体的に形成すると共
に該下側瓦押え部の上面には該瓦の上側に重ねられる上
側瓦の上面を押える上側瓦押え部7を形成してなる瓦飛
散防止具1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台風、竜巻等の強風に
より屋根の瓦が飛ばされることを防止するための瓦飛散
防止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】台風、竜巻等の強風により屋根の瓦が飛
ばされることを防止するために、屋根の縁部の瓦につい
てはこれを銅線等の針金により瓦さん等の瓦支持体に固
定するという手法が従来より採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、屋根の
縁部の瓦のみを上記の如く瓦支持体に固定した場合に
は、屋根の縁部以外の部分の瓦が強風により飛ばされる
ことが往々にしてある。また、瓦を瓦支持体に固定する
針金は充分な強度を有するものではなく、しかもその強
度も年月の経過と共に低下する。従って、瓦を針金によ
り瓦さん等の瓦支持体に固定した場合でも、なお台風、
竜巻等の強風により瓦が飛ばされるおそれがある。本発
明はこのような問題を解決しようとしてなされたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、新規な瓦飛散防止具を提供することによ
り、上記課題を解決するものである。即ち、本発明は、
たる木等の瓦支持体に固定するための透孔を備えた瓦支
持体固定部と瓦の上面を押える下側瓦押え部とを屈曲部
を介して一体的に形成すると共に該下側瓦押え部の上面
には該瓦の上側に重ねられる上側瓦の上面を押える上側
瓦押え部を形成してなる瓦飛散防止具を提供するもので
ある。
【0005】
【作用】本発明による瓦飛散防止具は、屋根を瓦でふく
際に屋根に取り付けるものである。即ち、瓦(下側瓦)
を瓦さんに係止した後、該下側瓦の上面に瓦飛散防止具
における下側瓦押え部の下面を接触させた状態で瓦飛散
防止具の瓦支持体固定部をたる木等の瓦支持体に固定す
る。瓦支持体固定部をたる木等の瓦支持体に固定するに
当っては、瓦支持体固定部に形成された透孔にねじ、釘
等の固着具を打ち込む。続いて、該下側瓦の上側に重ね
られる瓦(上側瓦)の下側縁を瓦飛散防止具の上側瓦押
え部に押えさせた状態で該上側瓦を瓦さんに係止するの
である。しかるときは、瓦飛散防止具は瓦支持体固定部
によりたる木等の瓦支持体に確実に固定され、下側瓦押
え部により下側瓦を押え、上側瓦押え部により上側瓦を
押える。即ち、瓦飛散防止具は下側瓦と上側瓦を直接瓦
支持体方向に押えつけて固定する。このように下側瓦が
瓦支持体方向に押さえつけられると、該下側瓦により該
下側瓦の更に下側の瓦も瓦支持体方向に押さえつけられ
る。従って、瓦飛散防止具は瓦一枚毎に使用する必要は
なく、瓦数枚置きに使用すればよい。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。本発明の瓦飛散防止具1は瓦支持体固定部3と
下側瓦押え部5と上側瓦押え部7とを備えている。瓦支
持体固定部3は瓦飛散防止具1をたる木9、野地板11
等の瓦支持体13に固定するためのものであって、ね
じ、釘等の固着具15を通す透孔17を備えている。下
側瓦押え部5は下側瓦19aの上面を押えるものであっ
て、屈曲部21を介して瓦支持体固定部3と一体的に形
成される。上側瓦押え部7は下側瓦19aの上側に重ね
られる上側瓦19bの上面を押えるものであって、下側
瓦押え部5の上面に形成される。図示の事例において
は、細長いステンレス鋼板を折り曲げることにより瓦支
持体固定部3と屈曲部21と下側瓦押え部5とを一体的
に形成すると共に下側瓦押え部5の上面に上側瓦押え部
7を溶接している。図示の事例においては、瓦支持体固
定部3と屈曲部21とは略直角に折り曲げられ、屈曲部
21と下側瓦押え部5も略直角に折り曲げられている。
また、上側瓦押え部7は下側瓦押え部5の上面から上方
に略直角に立ち上げ、これを屈曲部21方向に略直角に
折り曲げてなるものである。図2において、符号23は
瓦さん、25は軒先瓦、27は軒先瓦25を瓦さん23
に固定している針金である。また、図1に示す事例にお
いては、下側瓦押え部5に透孔31が形成され、上側瓦
押え部7に透孔33が形成されているが、これらの透孔
31、33は屋根上に取り付ける足場の滑り止め具35
(図2)を固定するために用いられるものである。な
お、上側瓦押え部7に足場の滑り止め具35を係止させ
ても差し支えない。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による瓦飛
散防止具を使用すれば、台風、竜巻等の強風により屋根
の瓦が飛ばされることが完全に防止される。また、この
瓦飛散防止具は構造が簡単であって、安価に提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による瓦飛散防止具の一例を示す斜視図
である。
【図2】同上瓦飛散防止具の使用状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 瓦飛散防止具 3 瓦支持体固定部 5 下側瓦押え部 7 上側瓦押え部 9 たる木 11 野地板 13 瓦支持体 15 固着具 17 透孔 19a 下側瓦 19b 上側瓦 21 屈曲部 23 瓦さん 25 軒先瓦 27 針金 31 透孔 33 透孔 35 足場の滑り止め具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 たる木等の瓦支持体に固定するための透
    孔を備えた瓦支持体固定部と瓦の上面を押える下側瓦押
    え部とを屈曲部を介して一体的に形成すると共に該下側
    瓦押え部の上面には該瓦の上側に重ねられる上側瓦の上
    面を押える上側瓦押え部を形成してなる瓦飛散防止具。
JP29734593A 1993-11-02 1993-11-02 瓦飛散防止具 Pending JPH07127189A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29734593A JPH07127189A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 瓦飛散防止具

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JP29734593A JPH07127189A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 瓦飛散防止具

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JPH07127189A true JPH07127189A (ja) 1995-05-16

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ID=17845318

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JP29734593A Pending JPH07127189A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 瓦飛散防止具

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319619B2 (ja) * 1980-11-25 1988-04-23 Rieter Ag Maschf
JPH0544304A (ja) * 1991-08-14 1993-02-23 Matsushita Electric Works Ltd 瓦の葺設構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319619B2 (ja) * 1980-11-25 1988-04-23 Rieter Ag Maschf
JPH0544304A (ja) * 1991-08-14 1993-02-23 Matsushita Electric Works Ltd 瓦の葺設構造

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