JPH07126253A - 3−クロロピラゾール誘導体およびその製造法 - Google Patents
3−クロロピラゾール誘導体およびその製造法Info
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- JPH07126253A JPH07126253A JP27074793A JP27074793A JPH07126253A JP H07126253 A JPH07126253 A JP H07126253A JP 27074793 A JP27074793 A JP 27074793A JP 27074793 A JP27074793 A JP 27074793A JP H07126253 A JPH07126253 A JP H07126253A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】式〔1〕:
【化1】
(上記式中、Xは水素原子、ニトロ基、アミノ基または
COORを表し、Yは水素原子または 【化2】 を表し、Rは水素原子またはC1 〜C4 の低級アルキル
基を表し、Aは窒素原子またはCHを表す。)で表され
る3−クロロピラゾール誘導体。 【効果】本発明の化合物は、農薬、医薬等の中間体とし
て、特に農薬殺菌剤の有効成分化合物の中間体として有
用な化合物である。
COORを表し、Yは水素原子または 【化2】 を表し、Rは水素原子またはC1 〜C4 の低級アルキル
基を表し、Aは窒素原子またはCHを表す。)で表され
る3−クロロピラゾール誘導体。 【効果】本発明の化合物は、農薬、医薬等の中間体とし
て、特に農薬殺菌剤の有効成分化合物の中間体として有
用な化合物である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農薬、医薬等の中間体
として、特に農薬殺菌剤の有効成分化合物の中間体とし
て有用な新規3−クロロピラゾール誘導体およびその製
造法に関するものである。
として、特に農薬殺菌剤の有効成分化合物の中間体とし
て有用な新規3−クロロピラゾール誘導体およびその製
造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来公知の3−クロロピラゾール誘導体
は数少ないが、例えば特開昭62−4271号公報、特
開平3−133961号公報およびケミストリー・レタ
ーズ(Chemistry Letters),199
1,585〜588等にいくつかの報告が記載されてい
る。
は数少ないが、例えば特開昭62−4271号公報、特
開平3−133961号公報およびケミストリー・レタ
ーズ(Chemistry Letters),199
1,585〜588等にいくつかの報告が記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の公知化
合物において、ピラゾール環の5位の置換基は限定され
ており、そのため種々の誘導体への展開には大きな制限
がある。特に5位のアミノ基誘導体については、文献上
未だ何も報告されていない。
合物において、ピラゾール環の5位の置換基は限定され
ており、そのため種々の誘導体への展開には大きな制限
がある。特に5位のアミノ基誘導体については、文献上
未だ何も報告されていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な状況に鑑み、3−クロロピラゾール誘導体について鋭
意検討した結果、5位にアミノ基を導入する方法を見出
し、本発明に至った。即ち、本発明は式〔1〕:
な状況に鑑み、3−クロロピラゾール誘導体について鋭
意検討した結果、5位にアミノ基を導入する方法を見出
し、本発明に至った。即ち、本発明は式〔1〕:
【0005】
【化14】
【0006】(上記式中、Xは水素原子、ニトロ基、ア
ミノ基またはCOORを表し、Yは水素原子または
ミノ基またはCOORを表し、Yは水素原子または
【0007】
【化15】
【0008】を表し、Rは水素原子またはC1 〜C4 の
低級アルキル基を表し、Aは窒素原子またはCHを表
す。)で表される3−クロロピラゾール誘導体およびそ
の製造法に関するものである。
低級アルキル基を表し、Aは窒素原子またはCHを表
す。)で表される3−クロロピラゾール誘導体およびそ
の製造法に関するものである。
【0009】上記一般式〔1〕で表される3−クロロピ
ラゾール誘導体は特に限定されるものではないが、例え
ば下記の化合物が好ましい例として挙げられる。 (1) 5−アミノ−3−クロロ−1−メチルピラゾール (2) 5−アミノ−3−クロロ−4−メトキシカルボニル
−1−メチルピラゾール (3) 3−クロロ−1−メチル−5−(2−ピリジルアミ
ノ)ピラゾール (4) 3−クロロ−1−メチル−5−(2−ピリミジルア
ミノ)ピラゾール (5) 4−アミノ−3−クロロ−1−メチル−5−(2−
ピリジルアミノ)ピラゾール (6) 4−アミノ−3−クロロ−1−メチル−5−(2−
ピリジルアミノ)ピラゾール (7) 4−アミノ−3−クロロ−1−メチル−5−(2−
ピリミジルアミノ)ピラゾール (8) 3−クロロ−1−メチル−4−ニトロ−5−(2−
ピリジルアミノ)ピラゾール
ラゾール誘導体は特に限定されるものではないが、例え
ば下記の化合物が好ましい例として挙げられる。 (1) 5−アミノ−3−クロロ−1−メチルピラゾール (2) 5−アミノ−3−クロロ−4−メトキシカルボニル
−1−メチルピラゾール (3) 3−クロロ−1−メチル−5−(2−ピリジルアミ
ノ)ピラゾール (4) 3−クロロ−1−メチル−5−(2−ピリミジルア
ミノ)ピラゾール (5) 4−アミノ−3−クロロ−1−メチル−5−(2−
ピリジルアミノ)ピラゾール (6) 4−アミノ−3−クロロ−1−メチル−5−(2−
ピリジルアミノ)ピラゾール (7) 4−アミノ−3−クロロ−1−メチル−5−(2−
ピリミジルアミノ)ピラゾール (8) 3−クロロ−1−メチル−4−ニトロ−5−(2−
ピリジルアミノ)ピラゾール
【0010】次に製造法について以下に具体的に説明す
る。 〔製法1〕
る。 〔製法1〕
【0011】
【化16】
【0012】(上記式中、Aは前記と同じ意味を表
す。)化合物〔10〕はケミストリー・レターズ(Ch
emistry Letters),1991,585
〜588に記載の化合物であり、化合物〔10〕→化合
物〔2〕の反応は、硫酸、硝酸の混酸条件で反応を行な
うことにより製造することができる。
す。)化合物〔10〕はケミストリー・レターズ(Ch
emistry Letters),1991,585
〜588に記載の化合物であり、化合物〔10〕→化合
物〔2〕の反応は、硫酸、硝酸の混酸条件で反応を行な
うことにより製造することができる。
【0013】次に化合物〔2〕を2−アミノピリジンま
たは2−アミノピリミジンと、適当な塩基と溶媒を用い
て反応させることにより化合物〔4〕を製造することが
できる。上記反応に於いて、用いられる溶媒としては、
例えば、トルエン、キシレン、クロルベンゼン等の炭化
水素類、ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジ
イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル類、酢酸エチル等のエステル類、アセトニトリル等の
ニトリル類、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムア
ミド等の極性溶媒および水が挙げられる。
たは2−アミノピリミジンと、適当な塩基と溶媒を用い
て反応させることにより化合物〔4〕を製造することが
できる。上記反応に於いて、用いられる溶媒としては、
例えば、トルエン、キシレン、クロルベンゼン等の炭化
水素類、ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジ
イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル類、酢酸エチル等のエステル類、アセトニトリル等の
ニトリル類、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムア
ミド等の極性溶媒および水が挙げられる。
【0014】用いられる塩基としては、有機塩基(ピリ
ジン、トリエチルアミンなど)や無機塩基(水酸化カリ
ウム、水素化ナトリウムなど)が挙げられる。反応に用
いられる試剤の量は、化合物〔2〕に対して、2−アミ
ノピリジンあるいは2−アミノピリミジンは1〜5当量
の範囲である。また用いられる塩基の量は化合物〔2〕
に対して、1〜5当量の範囲である。
ジン、トリエチルアミンなど)や無機塩基(水酸化カリ
ウム、水素化ナトリウムなど)が挙げられる。反応に用
いられる試剤の量は、化合物〔2〕に対して、2−アミ
ノピリジンあるいは2−アミノピリミジンは1〜5当量
の範囲である。また用いられる塩基の量は化合物〔2〕
に対して、1〜5当量の範囲である。
【0015】上記反応に於いて反応温度は任意にとりう
るが通常、室温〜200℃もしくは溶媒の還流温度が好
ましい。
るが通常、室温〜200℃もしくは溶媒の還流温度が好
ましい。
【0016】次に化合物〔4〕を適当な還元剤を用いて
還元することにより化合物〔5〕を製造することができ
る。用いられる還元条件としては、ニトロ基をアミノ基
へ還元する通常の還元方法であればすべて可能である
が、例えば、塩化第一すず/塩酸、鉄/酢酸あるいは触
媒を用いた(Pd−C、PtO2 等)水添反応などが挙
げられる。
還元することにより化合物〔5〕を製造することができ
る。用いられる還元条件としては、ニトロ基をアミノ基
へ還元する通常の還元方法であればすべて可能である
が、例えば、塩化第一すず/塩酸、鉄/酢酸あるいは触
媒を用いた(Pd−C、PtO2 等)水添反応などが挙
げられる。
【0017】次に化合物〔5〕を、例えば、亜硝酸ナト
リウム等の亜硝酸化合物と酸性条件下アルコール中で反
応させることにより化合物〔6〕を製造することができ
る。 〔製法2〕
リウム等の亜硝酸化合物と酸性条件下アルコール中で反
応させることにより化合物〔6〕を製造することができ
る。 〔製法2〕
【0018】
【化17】
【0019】(上記式中、Aは前記と同じ意味を表
す。)化合物〔11〕は、特開昭62−4271号公報
に記載の化合物であり、化合物〔11〕→化合物〔1
2〕→化合物〔13〕の反応は、シンセシス(Synt
hesis),1989,530〜533に記載されて
いる方法を参考にして製造することができる。
す。)化合物〔11〕は、特開昭62−4271号公報
に記載の化合物であり、化合物〔11〕→化合物〔1
2〕→化合物〔13〕の反応は、シンセシス(Synt
hesis),1989,530〜533に記載されて
いる方法を参考にして製造することができる。
【0020】化合物〔13〕→化合物〔14〕→化合物
〔15〕の反応は、水酸化ナトリウム水溶液等のアルカ
リ溶液で加水分解した後、酸性条件下で、加熱脱炭酸反
応を行なう事により製造することができる。化合物〔1
5〕→一般式〔6〕の反応は国際特許公開公報第920
8715号(WO−9208715−A1)に記載され
ている、3位にアルキル基が置換されている場合と同様
の方法で製造することができる。
〔15〕の反応は、水酸化ナトリウム水溶液等のアルカ
リ溶液で加水分解した後、酸性条件下で、加熱脱炭酸反
応を行なう事により製造することができる。化合物〔1
5〕→一般式〔6〕の反応は国際特許公開公報第920
8715号(WO−9208715−A1)に記載され
ている、3位にアルキル基が置換されている場合と同様
の方法で製造することができる。
【0021】
3−クロロ−1−メチル−4−ニトロ−5−(2−ピリ
ジルアミノ)ピラゾール(本発明化合物No.1)の合
成
ジルアミノ)ピラゾール(本発明化合物No.1)の合
成
【0022】
【化18】
【0023】 3,5−ジクロロ−1−メチル−4−
ニトロピラゾールの合成 1000mlの反応フラスコに濃硫酸340mlと発煙
硝酸(比重1.52)122mlを仕込み、10℃以下
にて無水酢酸70mlを滴下後、3,5−ジクロロ−1
−メチルピラゾール−4−カルボン酸203g(1.0
4mol)を60〜70℃にて、2時間かけて分割投入
した。70℃にて5時間撹拌後、冷却し、反応液を氷水
(1000ml)に投入し、析出した固体を濾取、水洗
した。得られた固体をクロロホルム(350ml)に溶
解させ、炭酸ナトリウム飽和水溶液、水にて洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒留去後、乾燥して目
的物179gを得た。融点84〜88℃
ニトロピラゾールの合成 1000mlの反応フラスコに濃硫酸340mlと発煙
硝酸(比重1.52)122mlを仕込み、10℃以下
にて無水酢酸70mlを滴下後、3,5−ジクロロ−1
−メチルピラゾール−4−カルボン酸203g(1.0
4mol)を60〜70℃にて、2時間かけて分割投入
した。70℃にて5時間撹拌後、冷却し、反応液を氷水
(1000ml)に投入し、析出した固体を濾取、水洗
した。得られた固体をクロロホルム(350ml)に溶
解させ、炭酸ナトリウム飽和水溶液、水にて洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒留去後、乾燥して目
的物179gを得た。融点84〜88℃
【0024】 本発明化合物No.1の合成 水素化ナトリウム4.6g(55%)の懸濁したテトラ
ヒドロフラン100mlに、室温下、2−アミノピリジ
ン4.7gとテトラヒドロフラン20mlの混合溶液を
滴下し、室温下で約30分間撹拌した。次に3,5−ジ
クロロ−1−メチル−4−ニトロピラゾール9.8gを
すこしづつ加え、添加終了後、室温で4時間撹拌した。
次に、この溶液を氷水にあけ、酢酸を加えてpH7〜8
に調整した。酢酸エチル200mlで2回抽出し、有機
層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。
ヒドロフラン100mlに、室温下、2−アミノピリジ
ン4.7gとテトラヒドロフラン20mlの混合溶液を
滴下し、室温下で約30分間撹拌した。次に3,5−ジ
クロロ−1−メチル−4−ニトロピラゾール9.8gを
すこしづつ加え、添加終了後、室温で4時間撹拌した。
次に、この溶液を氷水にあけ、酢酸を加えてpH7〜8
に調整した。酢酸エチル200mlで2回抽出し、有機
層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。
【0025】ろ過後、溶媒を減圧留去し、残った結晶を
イソプロピルエーテルで洗浄し、ろ過乾燥することによ
り、目的の3−クロロ−1−メチル−4−ニトロ−5−
(2−ピリジルアミノ)ピラゾール10.8gを得た。 融点127.0〜129.0℃
イソプロピルエーテルで洗浄し、ろ過乾燥することによ
り、目的の3−クロロ−1−メチル−4−ニトロ−5−
(2−ピリジルアミノ)ピラゾール10.8gを得た。 融点127.0〜129.0℃
【0026】〔製造例2〕 4−アミノ−3−クロロ−1−メチル−5−(2−ピリ
ジルアミノ)ピラゾール(本発明化合物No.3)の合
成
ジルアミノ)ピラゾール(本発明化合物No.3)の合
成
【0027】
【化19】
【0028】(方法1)3−クロロ−1−メチル−4−
ニトロ−5−(2−ピリジルアミノ)ピラゾール7gを
エタノール50mlと濃塩酸50mlの混合溶液に加え
溶解させた。そこに、室温下、塩化第一錫2水和物31
gとエタノール70mlの混合溶液を滴下し、80℃で
7時間撹拌した。冷却後、氷水中に反応液を注ぎ、20
%水酸化ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性にした。
酢酸エチルで抽出し、水洗い後、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。
ニトロ−5−(2−ピリジルアミノ)ピラゾール7gを
エタノール50mlと濃塩酸50mlの混合溶液に加え
溶解させた。そこに、室温下、塩化第一錫2水和物31
gとエタノール70mlの混合溶液を滴下し、80℃で
7時間撹拌した。冷却後、氷水中に反応液を注ぎ、20
%水酸化ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性にした。
酢酸エチルで抽出し、水洗い後、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。
【0029】ろ過後、溶媒を減圧留去することにより、
目的の4−アミノ−3−クロロ−1−メチ−5−(2−
ピリジルアミノ)ピラゾール5.0gを結晶として得
た。 融点 151.0〜153.0℃
目的の4−アミノ−3−クロロ−1−メチ−5−(2−
ピリジルアミノ)ピラゾール5.0gを結晶として得
た。 融点 151.0〜153.0℃
【0030】(方法2)3−クロロ−1−メチル−4−
ニトロ−5−(2−ピリジルアミノ)ピラゾール5.1
gをメタノール200mlに溶解し、触媒量(約0.1
g)の酸化白金を加えた後、常温、常圧で水素雰囲気
下、水添反応を行なった。理論量の水素の吸収に約10
時間要した。反応終了後、溶液をセライトろ過し、溶媒
を減圧留去することにより、目的の4−アミノ−3−ク
ロロ−1−メチル−5−(2−ピリジルアミノ)ピラゾ
ール4.5gを結晶として得た。
ニトロ−5−(2−ピリジルアミノ)ピラゾール5.1
gをメタノール200mlに溶解し、触媒量(約0.1
g)の酸化白金を加えた後、常温、常圧で水素雰囲気
下、水添反応を行なった。理論量の水素の吸収に約10
時間要した。反応終了後、溶液をセライトろ過し、溶媒
を減圧留去することにより、目的の4−アミノ−3−ク
ロロ−1−メチル−5−(2−ピリジルアミノ)ピラゾ
ール4.5gを結晶として得た。
【0031】〔製造例3〕 3−クロロ−1−メチル−5−(2−ピリジルアミノ)
ピラゾール(本発明化合物No.6)の合成
ピラゾール(本発明化合物No.6)の合成
【0032】
【化20】
【0033】4−アミノ−3−クロロ−1−メチル−5
−(2−ピリジルアミノ)ピラゾール1.5gをエタノ
ール50mlと濃硫酸5mlの混合溶液に加えて、加熱
還流した。この溶液に亜硝酸ナトリウム1.1gを少し
ずつ加えた。この時窒素ガスの発生が観察された。亜硝
酸ナトリウムの添加終了後、30分加熱還流した。冷却
後、20%水酸化ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性
にした後、クロロホルムで抽出し、有機層を水洗後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した。
−(2−ピリジルアミノ)ピラゾール1.5gをエタノ
ール50mlと濃硫酸5mlの混合溶液に加えて、加熱
還流した。この溶液に亜硝酸ナトリウム1.1gを少し
ずつ加えた。この時窒素ガスの発生が観察された。亜硝
酸ナトリウムの添加終了後、30分加熱還流した。冷却
後、20%水酸化ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性
にした後、クロロホルムで抽出し、有機層を水洗後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した。
【0034】ろ過後、溶媒を減圧留去した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(展開液;クロロホル
ム−酢酸エチル)で精製することにより、3−クロロ−
1−メチル−5−(2−ピリジルアミノ)ピラゾール
1.1gを得た。 融点 105.0〜106.0℃
カゲルカラムクロマトグラフィー(展開液;クロロホル
ム−酢酸エチル)で精製することにより、3−クロロ−
1−メチル−5−(2−ピリジルアミノ)ピラゾール
1.1gを得た。 融点 105.0〜106.0℃
【0035】〔製造例4〕 4−アミノ−3−クロロ−1−メチル−4−メトキシカ
ルボニルピラゾール(本発明化合物No.8)の合成
ルボニルピラゾール(本発明化合物No.8)の合成
【0036】
【化21】
【0037】3,5−ジクロロ−1−メチル−4−メト
キシカルボニルピラゾール100gを無水ジメチルスル
ホキシド350mlに溶解し、続いてナトリウムアジド
37.3gを加え、60℃で3日間撹拌した。反応液を
氷水800mlに注ぎ析出した結晶をろ過し、水で洗浄
を行った。結晶を乾燥させることにより、5−アジド−
3−クロロ−1−メチル−4−メトキシカルボニルピラ
ゾールの約65%含有物が81.5g得られた。この混
合物に無水メタノール400mlとピペリジン1.5g
を加え、氷水で約15℃まで冷却した。そこに硫化水素
ガスを約1時間吹き込んだ。
キシカルボニルピラゾール100gを無水ジメチルスル
ホキシド350mlに溶解し、続いてナトリウムアジド
37.3gを加え、60℃で3日間撹拌した。反応液を
氷水800mlに注ぎ析出した結晶をろ過し、水で洗浄
を行った。結晶を乾燥させることにより、5−アジド−
3−クロロ−1−メチル−4−メトキシカルボニルピラ
ゾールの約65%含有物が81.5g得られた。この混
合物に無水メタノール400mlとピペリジン1.5g
を加え、氷水で約15℃まで冷却した。そこに硫化水素
ガスを約1時間吹き込んだ。
【0038】続いて窒素ガスを約15分間吹き込み過剰
の硫化水素ガスを除去した。析出している硫黄をろ過で
除き、溶媒を減圧留去した。残渣にクロロホルム150
mlと飽和炭酸ナトリウム水溶液50mlを加え、30
分撹拌した。クロロホルム抽出、水洗い後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。ろ過、溶媒留去後、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開液;クロロホルム
−エタノール)で精製することにより、淡黄色の結晶と
して5−アミノ−3−クロロ−1−メチル−4−メトキ
シカルボニルピラゾールが47.1g(収率52%)が
得られた。
の硫化水素ガスを除去した。析出している硫黄をろ過で
除き、溶媒を減圧留去した。残渣にクロロホルム150
mlと飽和炭酸ナトリウム水溶液50mlを加え、30
分撹拌した。クロロホルム抽出、水洗い後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。ろ過、溶媒留去後、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開液;クロロホルム
−エタノール)で精製することにより、淡黄色の結晶と
して5−アミノ−3−クロロ−1−メチル−4−メトキ
シカルボニルピラゾールが47.1g(収率52%)が
得られた。
【0039】融点 104.0〜105.0℃
【0040】〔製造例5〕 5−アミノ−3−クロロ−1−メチルピラゾール(本発
明化合物No.5)の合成
明化合物No.5)の合成
【0041】
【化22】
【0042】5−アミノ−3−クロロ−1−メチル−4
−メトキシカルボニルピラゾール55.5gを水酸化ナ
トリウム31.4gを溶解したメタノール200mlと
水250mlの混合水溶液に加え、加熱還流を3時間行
った。冷却後、減圧下溶媒を留去した。水を300ml
加え、塩酸(31%)を加えてpH2の酸性にした。析
出した結晶をろ過し、水洗後乾燥することにより(5−
アミノ−3−クロロ−1−メチル−4−ピラゾリル)カ
ルボン酸の白色結晶が約50g得られた。
−メトキシカルボニルピラゾール55.5gを水酸化ナ
トリウム31.4gを溶解したメタノール200mlと
水250mlの混合水溶液に加え、加熱還流を3時間行
った。冷却後、減圧下溶媒を留去した。水を300ml
加え、塩酸(31%)を加えてpH2の酸性にした。析
出した結晶をろ過し、水洗後乾燥することにより(5−
アミノ−3−クロロ−1−メチル−4−ピラゾリル)カ
ルボン酸の白色結晶が約50g得られた。
【0043】次に、塩酸(31%)100mlと水50
mlの混合水溶液を80℃に加熱撹拌しているところ
へ、上記の結晶を少しずつ加えた。(炭酸ガスの発生が
見られた。)
mlの混合水溶液を80℃に加熱撹拌しているところ
へ、上記の結晶を少しずつ加えた。(炭酸ガスの発生が
見られた。)
【0044】結晶を加え終えてから、さらに80℃で3
時間撹拌を行った。続いて減圧下、水を約半分留去した
後、水酸化カリウム水溶液を加えてpH11位のアルカ
リ性にした。また減圧下で水を完全に留去したところへ
アセトニトリル300mlを加え、無水硫酸ナトリウム
と無水炭酸カリウムで乾燥した。ろ過後、アセトニトリ
ルを減圧下留去することにより、5−アミノ−3−クロ
ロ−1−メチルピラゾールを白色結晶として35g(収
率91%)得られた。
時間撹拌を行った。続いて減圧下、水を約半分留去した
後、水酸化カリウム水溶液を加えてpH11位のアルカ
リ性にした。また減圧下で水を完全に留去したところへ
アセトニトリル300mlを加え、無水硫酸ナトリウム
と無水炭酸カリウムで乾燥した。ろ過後、アセトニトリ
ルを減圧下留去することにより、5−アミノ−3−クロ
ロ−1−メチルピラゾールを白色結晶として35g(収
率91%)得られた。
【0045】融点 84.0〜85.0℃
【0046】〔製造例6〕 3−クロロ−1−メチル−5−(2−ピリミジルアミ
ノ)ピラゾール(本発明化合物No.7)の合成
ノ)ピラゾール(本発明化合物No.7)の合成
【0047】
【化23】
【0048】5−アミノ−3−クロロ−1−メチルピラ
ゾール52gに、ぎ酸27.3gを加え、続いて無水酢
酸50.4gを滴下して加えた。室温で2日間撹拌し
た。減圧下、溶媒を留去した。クロロホルム160ml
を加え無水硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、溶媒を
留去することにより、N−(3−クロロ−1−メチル−
5−ピラゾリル)ホルムアミド約68gを得た。これを
精製することなく次の反応に使用した。水素化ナトリウ
ム(55%油状)21gの懸濁したN,N−ジメチルホ
ルムアミド400mlの溶液に氷冷下、上記のN−(3
−クロロ−1−メチル−5−ピラゾリル)ホルムアミド
68gとN,N−ジメチルホルムアミド120mlの混
合物を滴下して加えた。
ゾール52gに、ぎ酸27.3gを加え、続いて無水酢
酸50.4gを滴下して加えた。室温で2日間撹拌し
た。減圧下、溶媒を留去した。クロロホルム160ml
を加え無水硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、溶媒を
留去することにより、N−(3−クロロ−1−メチル−
5−ピラゾリル)ホルムアミド約68gを得た。これを
精製することなく次の反応に使用した。水素化ナトリウ
ム(55%油状)21gの懸濁したN,N−ジメチルホ
ルムアミド400mlの溶液に氷冷下、上記のN−(3
−クロロ−1−メチル−5−ピラゾリル)ホルムアミド
68gとN,N−ジメチルホルムアミド120mlの混
合物を滴下して加えた。
【0049】室温で4時間撹拌後、2−クロロピリミジ
ン49.9gを加えた。その後室温で2時間、120℃
で15時間撹拌した。冷却後、溶媒を減圧下で留去し、
クロロホルム200mlと水を200ml加え、室温で
2時間撹拌した。クロロホルム抽出し、水洗後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、溶媒を減圧下留去す
ると、褐色の結晶物が得られた。そこにエタノール10
0mlとジエチルエーテル100mlを加え撹拌した
後、結晶をろ過し、エタノールで洗浄後、乾燥すること
により3−クロロ−1−メチル−5−(2−ピリミジル
アミノ)ピラゾールが43g(収率52%)得られた。
ン49.9gを加えた。その後室温で2時間、120℃
で15時間撹拌した。冷却後、溶媒を減圧下で留去し、
クロロホルム200mlと水を200ml加え、室温で
2時間撹拌した。クロロホルム抽出し、水洗後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、溶媒を減圧下留去す
ると、褐色の結晶物が得られた。そこにエタノール10
0mlとジエチルエーテル100mlを加え撹拌した
後、結晶をろ過し、エタノールで洗浄後、乾燥すること
により3−クロロ−1−メチル−5−(2−ピリミジル
アミノ)ピラゾールが43g(収率52%)得られた。
【0050】融点 146.0〜148.0℃ 製造例1〜製造例6に準じて合成した本発明化合物の物
性を表1に示す。
性を表1に示す。
【0051】
【表1】 第1表
【0052】
【化24】
【0053】で表される化合物において ─────────────────────────────────── 本発明化合物 X Y 物性(融点、℃) ─────────────────────────────────── No.1 NO2 2−ピリジル 127.0〜129.0 No.2 NO2 2−ピリミジル 198.0〜200.0 No.3 NH2 2−ピリジル 151.0〜153.0 No.4 NH2 2−ピリミジル 167.0〜168.0 No.5 H H 84.0〜 85.0 No.6 H 2−ピリジル 105.0〜106.0 No.7 H 2−ピリミジル 146.0〜148.0 No.8 COOCH3 H 104.0〜105.0 No.9 COOCH3 2−ピリジル nD 20.7= 1.5771 No.10 COOH 2−ピリジル 192.0〜194.0 ───────────────────────────────────
【0054】次に本発明化合物の有用性について具体的
に示す。 〔参考例1〕 3−クロロ−4−(3−フルオロ−4−メチルフェニル
チオ)−1−メチル−5−(2−ピリジルアミノ)ピラ
ゾール(参考化合物No.1)の合成
に示す。 〔参考例1〕 3−クロロ−4−(3−フルオロ−4−メチルフェニル
チオ)−1−メチル−5−(2−ピリジルアミノ)ピラ
ゾール(参考化合物No.1)の合成
【0055】
【化25】
【0056】3−クロロ−1−メチル−5−(2−ピリ
ジルアミノ)ピラゾール(本発明化合物No.6)1.
05gを無水クロロホルム30mlに溶解した。この溶
液に3−フルオロ−4−メチルフェニルスルフェニルク
ロライド1.1gを滴下し、室温で3時間撹拌した。炭
酸ナトリウム水溶液を加えた後、クロロホルムで抽出
し、有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
ジルアミノ)ピラゾール(本発明化合物No.6)1.
05gを無水クロロホルム30mlに溶解した。この溶
液に3−フルオロ−4−メチルフェニルスルフェニルク
ロライド1.1gを滴下し、室温で3時間撹拌した。炭
酸ナトリウム水溶液を加えた後、クロロホルムで抽出
し、有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
【0057】ろ過後、溶媒を減圧留去し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開液;クロロホル
ム)で精製することにより、3−クロロ−4−(3−フ
ルオロ−4−メチルフェニルチオ)−1−メチル−5−
(2−ピリジルアミノ)ピラゾール1.42gを得た。 融点 132.0〜133.0℃
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開液;クロロホル
ム)で精製することにより、3−クロロ−4−(3−フ
ルオロ−4−メチルフェニルチオ)−1−メチル−5−
(2−ピリジルアミノ)ピラゾール1.42gを得た。 融点 132.0〜133.0℃
【0058】〔参考例2〕 3−クロロ−4−(3−フルオロ−4−メチルフェニル
チオ)−1−メチル−5−(2−ピリミジルアミノ)ピ
ラゾール(参考化合物No.2)の合成
チオ)−1−メチル−5−(2−ピリミジルアミノ)ピ
ラゾール(参考化合物No.2)の合成
【0059】
【化26】
【0060】3−クロロ−1−メチル−5−(2−ピリ
ミジルアミノ)ピラゾール(本発明化合物No.7)1
6.6gを無水クロロホルム150mlに溶解し、氷水
で約10℃位に冷却した。そこに、3−フルオロ−4−
メチルフェニルスルフェニルクロライド16.1gとク
ロロホルム10mlの混合液を滴下して加えた。終了
後、室温で6時間撹拌した。飽和炭酸ナトリウム水溶液
を50ml加え、さらに30分間撹拌した。クロロホル
ム抽出し、水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ
過後、クロロホルムを減圧下留去すると結晶が得られ
た。そこにジエチルエーテル50mlとエタノール50
mlを加え撹拌した後、結晶をろ別しエタノールで洗浄
した。結晶を乾燥することにより、淡灰色の結晶として
3−クロロ−4−(3−フルオロ−4−メチルフェニル
チオ)−1−メチル−5−(2−ピリミジルアミノ)ピ
ラゾールが21.5g(収率77%)得られた。
ミジルアミノ)ピラゾール(本発明化合物No.7)1
6.6gを無水クロロホルム150mlに溶解し、氷水
で約10℃位に冷却した。そこに、3−フルオロ−4−
メチルフェニルスルフェニルクロライド16.1gとク
ロロホルム10mlの混合液を滴下して加えた。終了
後、室温で6時間撹拌した。飽和炭酸ナトリウム水溶液
を50ml加え、さらに30分間撹拌した。クロロホル
ム抽出し、水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ
過後、クロロホルムを減圧下留去すると結晶が得られ
た。そこにジエチルエーテル50mlとエタノール50
mlを加え撹拌した後、結晶をろ別しエタノールで洗浄
した。結晶を乾燥することにより、淡灰色の結晶として
3−クロロ−4−(3−フルオロ−4−メチルフェニル
チオ)−1−メチル−5−(2−ピリミジルアミノ)ピ
ラゾールが21.5g(収率77%)得られた。
【0061】融点 178.0〜179.0℃
【0062】〔試験例1〕 参考化合物No.1および
No.2の効果試験 直径7cmのポットで育成した1〜2葉期のキュウリ
(品種:相模半白)に、参考化合物乳剤を水で希釈して
500ppmに調製した薬液を、スプレーガンを用いポ
ット当たり20ml散布した。散布翌日薬液を散布した
キュウリより葉を切取り、水を含ませた紙を敷いたバッ
ト内に置いた。これにPSA培地に培養したキュウリ灰
色かび病菌の菌25ディスク(直径4mm)を接種し
た。接種後、バットをビニールで覆い、温度18℃の恒
温室に5日間置いた。形成された病斑直径を測定し、下
記の式に従って、防除価を算出した。
No.2の効果試験 直径7cmのポットで育成した1〜2葉期のキュウリ
(品種:相模半白)に、参考化合物乳剤を水で希釈して
500ppmに調製した薬液を、スプレーガンを用いポ
ット当たり20ml散布した。散布翌日薬液を散布した
キュウリより葉を切取り、水を含ませた紙を敷いたバッ
ト内に置いた。これにPSA培地に培養したキュウリ灰
色かび病菌の菌25ディスク(直径4mm)を接種し
た。接種後、バットをビニールで覆い、温度18℃の恒
温室に5日間置いた。形成された病斑直径を測定し、下
記の式に従って、防除価を算出した。
【0063】防除価=〔1−(処理区病斑直径(mm)/
無処理区病斑直径(mm)〕×100 その結果、参考化合物No.1およびNo.2は、防除
価100を示した。
無処理区病斑直径(mm)〕×100 その結果、参考化合物No.1およびNo.2は、防除
価100を示した。
【0064】
【発明の効果】本発明の化合物は、農薬、医薬等の中間
体として、特に農薬殺菌剤の有効成分化合物の中間体と
して有用な化合物である。
体として、特に農薬殺菌剤の有効成分化合物の中間体と
して有用な化合物である。
Claims (6)
- 【請求項1】 式〔1〕: 【化1】 (上記式中、Xは水素原子、ニトロ基、アミノ基または
COORを表し、Yは水素原子または 【化2】 を表し、Rは水素原子またはC1 〜C4 の低級アルキル
基を表し、Aは窒素原子またはCHを表す。)で表され
る3−クロロピラゾール誘導体。 - 【請求項2】 式〔2〕 【化3】 で表される化合物と式〔3〕 【化4】 (上記式中、Aは請求項1記載と同じ意味を表す。)で
表される化合物とを反応させることを特徴とする式
〔4〕 【化5】 (上記式中、Aは請求項1記載と同じ意味を表す。)で
表される化合物の製造法。 - 【請求項3】 式〔4〕 【化6】 (上記式中、Aは請求項1記載と同じ意味を表す。)で
表される化合物に還元剤を反応させることを特徴とする
式〔5〕 【化7】 (上記式中、Aは請求項1記載と同じ意味を表す。)で
表される化合物の製造法。 - 【請求項4】 式〔5〕 【化8】 (上記式中、Aは請求項1記載と同じ意味を表す。)で
表される化合物に亜硝酸化合物を反応させた後、次いで
その反応生成物に還元剤を反応させることを特徴とする
式〔6〕 【化9】 (上記式中、Aは請求項1記載と同じ意味を表す。)で
表される化合物の製造法。 - 【請求項5】 式〔7〕 【化10】 (上記式中、R1 はC1 〜C4 の低級アルキル基を表
す。)で表される化合物にNaN3 を反応させた後、次
いでその反応生成物に還元剤を反応させることを特徴と
する式〔8〕 【化11】 (上記式中、R1 は請求項5記載と同じ意味を表す。)
で表される化合物の製造法。 - 【請求項6】 式〔8〕 【化12】 (上記式中、R1 は請求項5記載と同じ意味を表す。)
で表される化合物を加水分解剤で加水分解した後、次い
で酸性溶液中で加熱し脱炭酸することを特徴とする式
〔9〕 【化13】 で表される化合物の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27074793A JPH07126253A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 3−クロロピラゾール誘導体およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27074793A JPH07126253A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 3−クロロピラゾール誘導体およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07126253A true JPH07126253A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17490418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27074793A Pending JPH07126253A (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 3−クロロピラゾール誘導体およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07126253A (ja) |
-
1993
- 1993-10-28 JP JP27074793A patent/JPH07126253A/ja active Pending
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