JPH07125577A - 収納式キャリア構造 - Google Patents

収納式キャリア構造

Info

Publication number
JPH07125577A
JPH07125577A JP29456793A JP29456793A JPH07125577A JP H07125577 A JPH07125577 A JP H07125577A JP 29456793 A JP29456793 A JP 29456793A JP 29456793 A JP29456793 A JP 29456793A JP H07125577 A JPH07125577 A JP H07125577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stay
recess
carrier
carrier beam
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29456793A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanobu Fujimura
孝暢 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP29456793A priority Critical patent/JPH07125577A/ja
Publication of JPH07125577A publication Critical patent/JPH07125577A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の荷物積載用のキャリアを常時装備す
ると共に、荷物積載量に影響を与えないようにする。 【構成】 自動車のボディパネル12に車体幅方向に延長
した凹部13を設け、凹部13に凹部13の開口面とほぼ同形
のキャリアビーム14を配置し、キャリアビーム14の下面
にL字状の溝18,19 を形成した一対のガイドプレート17
を車体幅方向に取付け、キャリアビーム14と凹部13との
間にステー16を配置し、ステー16の上端を溝18,19 に摺
動自在に設け、ステー16の下端を凹部13の床面に軸支し
た。凹部13からキャリアビーム14を引き上げると、ステ
ー16の上端がガイドプレート17の溝内を移動して溝18の
端部に位置する。溝18の端部は上下方向の縦溝19になっ
ているので、キャリアビーム14をそのまま降ろすとステ
ー16の上端が縦溝19に嵌着され、キャリアビーム14がボ
ディパネル12より突出して固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のルーフパネル
またはトランクフードパネル上に荷物を載置したとき
に、固定し易くするための収納式キャリア構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のボデーパネル(ルーフ
パネル、トランクフードパネル等)上に荷物を載置した
ときには、クリップやロープで固定している。この固定
作業を簡単にするためのクリップ止め用等のキャリアを
ルーフパネルまたはトランクフードパネル上に装備した
自動車もある。これは、例えば、ルーフパネル上にパイ
プ状キャリアを二本、車体前後方向に間隔を開け平行に
取付け、パイプと荷物とを連結するものである。
【0003】ところで、脱着式のキャリアでは荷物の積
み降ろし以外の手間がかかり、荷物を積まない場合にキ
ャリアを外して別箇所に置いておくと、必要時に間に合
わない虞があるので常に車に積むか、装着していなけれ
ばならない。また、キャリアを積載する場合はその収納
スペースを必要とする。一方、キャリアを装着したまま
では見栄えの悪い車もあり、また、走行時等に風切り音
を発生して耳障りとなることがある。
【0004】常にキャリアを装着している自動車とし
て、ルーフパネル上にキャリアを設けたものが実開昭62
-18249号公報に開示されている。この構造は、板状のキ
ャリアバーを車体前後方向に間隔を開けて平行に取付
け、ルーフパネルにはそのキャリアバーの収容される凹
部を形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報のキャリアバ
ーは図7に示すように、ルーフパネル1の凹部2に昇降
装置3を設けてキャリアバー4をリフトするものであ
り、昇降装置3は一対の支持板5,6と、一方の支持板
6を直接摺動させるシリンダ7とからなり、キャリアバ
ー4側とシリンダ7側とに回動軸8,9を設け、支持板
5の固定軸10に支持板6の回動軸9を接近させることで
キャリアバー4を上昇させるようになっている。
【0005】しかしながら、外部に露呈している部分に
このような昇降装置3を取付けると、回動軸8,9やシ
リンダ7の保守が煩雑である。また、矢印方向へのロッ
ク機構を付加するとなると構造を複雑にするものであ
る。
【0006】本発明は、キャリアを定位置でロックでき
簡潔な構造の収納式キャリア構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、自動車のボディパネルに車体幅方向に延長
した凹部を設け、該凹部に凹部の開口面とほぼ同形のキ
ャリアビームを配置し、該キャリアビームの下面にL字
状の溝を形成した一対のガイドプレートを車体幅方向に
取付け、前記キャリアビームと凹部との間にステーを配
置し、該ステーの上端を前記溝に摺動自在に設け、ステ
ーの下端を凹部床面に軸支したことを特徴とする。
【0008】上記の構成において、ロック用ステーを、
その上端をガイドプレートの中間部に軸支して垂下さ
せ、該ロック用ステーの下部に切欠部を有するピン受け
孔を穿設し、該切欠部の天井面に孔を開け、ばねを介し
てストッパピンを挿通すると共に、該ストッパピンを前
記切欠部の床面に当接させ、前記ステーの中間部の前記
切欠部に対向する位置にロックピンを設けたことを特徴
とする。
【0009】
【作用】本発明は上記のように構成したものであるか
ら、凹部からキャリアビームを引き上げると、ステーの
上端がガイドプレートの溝内を移動して溝の端部に位置
する。溝の端部は上下方向の縦溝になっているので、キ
ャリアビームをそのまま降ろすとステーの上端が縦溝に
嵌着され、キャリアビームがボディパネルより突出して
固定される。このキャリアビームに荷物を載せ固定する
ことができる。
【0010】さらに、ロック用ステーをステーのロック
ピンに合わせ、ストッパピンを孔に押し入れて切欠部を
開放しここからロックピンを進入させる。これによっ
て、ステーの上端が、強い振動等により縦溝から外れる
ことを防いでいる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図6に示すように、オープンカー11の場合、
ボディパネルとなる箇所はトランクフードパネル12であ
る。トランクフードパネル12には二カ所に車体幅方向に
凹部13が設けられ、凹部13の開口面とほぼ同形のキャリ
アビーム14が配置されている。キャリアビーム14の側縁
は下方に折り曲げられている。このキャリアビーム14が
凹部13の開口部に収容されたとき、パネル面と連続する
のが好適である。
【0012】キャリアビーム14の昇降機構は図1に示す
ように、凹部13に固定したブラケット15に車体幅方向に
回動自在に設けた板状のステー16と、ステー16の先端を
車体幅方向に移動させるように誘導する一対のガイドプ
レート17を有している。一対のガイドプレート17はキャ
リアビーム14の下面に固定され、車体幅方向に溝18が穿
設され、溝18の片側端部には上方に延びた縦溝19が形成
され、溝全体はほぼL字形状となっている。そして、縦
溝19は固定したブラケット15の上方に位置させている。
ステー16の先端部にはその両側に突起20が設けられ、溝
18に挿通してステー16の傾きにより溝内を摺動するよう
になっている。突起20が縦溝19に進入したときはキャリ
アビーム14が下降し高さ位置が低くなる。
【0013】したがって、キャリアビーム14をトランク
フードパネル12から突出させるには、キャリアビーム14
を持ち上げ、次に両側のステー16を溝18に沿って動かし
縦溝19に突起20を進入させる。これによってステー16が
直立されキャリアビーム14を突出固定することができ、
荷物を載せることができる。
【0014】また、突出したキャリアビーム14をより安
定に固定するためには、ロック用ステー21を使用する。
ロック用ステー21はその上端をガイドプレート17の中間
部に軸支して垂下され回動自在に設けられている。ロッ
ク用ステー21の下端は図4に示すように、ステー側の縁
を切り欠いたピン受け孔22が穿設され、この切欠部23の
天井面23a に孔24が開けられて操作かんを有するストッ
パピン25が上下方向に移動自在に挿通され、内装したば
ね26により切欠部23の床面23b に押付けられている。こ
のロック用ステー21のピン受け孔22に対してステー16の
中間部にロックピン27を設けている。
【0015】したがって、キャリアビーム14を凹部13に
収納しているときは、図2に示すように、ステー16の先
端がロック用ステー21をキャリアビーム14の下面に押付
け、ロック用ステー21を揺動しないように保持してい
る。また、ステー16の直立時には図3、図5に示すよう
に、ロックピン27がピン受け孔22に嵌合する。ロックピ
ン27を嵌合するときは、ストッパピン25を指で引いて切
欠部23を開放し、ロックピン27をその周面から進入させ
ると、再びストッパピン25が切欠部23を閉じてロック用
ステー21がステー16に連結する。連結状態を解除するに
は同様の手順で行なう。これにより、キャリアビーム14
の位置が固定され、荷物を載せても振動による荷崩れを
防ぐことができる。
【0016】以上のように、キャリアビーム14をトラン
クフードパネル12に取付けたので荷物を載せないとき
は、キャリアビーム14を凹部13に収納することができ、
また、そのままでもリヤウイングとして利用することも
できる。なお、ルーフパネルにこのキャリアビーム14の
昇降機構を設けても良いことは勿論である。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成した収納式
キャリア構造であるから、キャリアビームを凹部に収容
して常時装備することができ、凹部から引き上げるだけ
で簡単に設置することができる。また、キャリアビーム
の収納スペースは特に作らずに済むので積載容量を拡大
できる。また、従来のキャリアと比べ部品点数が少ない
のでコストを抑えることができる。さらに、ロック用ス
テーをステーに固定することによりキャリアビームの上
下動を規制し、荷物を確実に積むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例の収納式キャリア構造の斜
視図である。
【図2】図1に示すキャリア構造の側断面図である。
【図3】図1に示すキャリア構造のキャリアビーム設置
時の側断面図である。
【図4】図1に示すキャリア構造のロック用ステーの要
部側面図である。
【図5】図3に示すキャリア構造のA−A側断面図であ
る。
【図6】図1に示す収納式キャリア構造によりキャリア
ビームを装着した自動車の斜視図である。
【図7】従来のキャリアの昇降機構を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
12 ボディパネル 13 凹部 14 キャリアビーム 16 ステー 17 ガイドプレート 18 溝 19 縦溝 21 ロック用ステー 22 ピン受け孔 23 切欠部 23a 天井面 23b 床面 24 孔 25 ストッパピン 26 ばね 27 ロックピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のボディパネルに車体幅方向に延
    長した凹部を設け、該凹部に凹部の開口面とほぼ同形の
    キャリアビームを配置し、該キャリアビームの下面にL
    字状の溝を形成した一対のガイドプレートを車体幅方向
    に取付け、前記キャリアビームと凹部との間にステーを
    配置し、該ステーの上端を前記溝に摺動自在に設け、ス
    テーの下端を凹部床面に軸支したことを特徴とする収納
    式キャリア構造。
  2. 【請求項2】 ロック用ステーを、その上端をガイドプ
    レートの中間部に軸支して垂下させ、該ロック用ステー
    の下部に切欠部を有するピン受け孔を穿設し、該切欠部
    の天井面に孔を開け、ばねを介してストッパピンを挿通
    すると共に、該ストッパピンを前記切欠部の床面に当接
    させ、前記ステーの中間部の前記切欠部に対向する位置
    にロックピンを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    収納式キャリア構造。
JP29456793A 1993-10-30 1993-10-30 収納式キャリア構造 Pending JPH07125577A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29456793A JPH07125577A (ja) 1993-10-30 1993-10-30 収納式キャリア構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29456793A JPH07125577A (ja) 1993-10-30 1993-10-30 収納式キャリア構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07125577A true JPH07125577A (ja) 1995-05-16

Family

ID=17809461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29456793A Pending JPH07125577A (ja) 1993-10-30 1993-10-30 収納式キャリア構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07125577A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10013049C2 (de) * 2000-03-17 2002-10-31 Webasto Vehicle Sys Int Gmbh Trägervorrichtung für ein Fahrzeugheck eines Kraftfahrzeugs
FR2946595A1 (fr) * 2009-06-15 2010-12-17 Peugeot Citroen Automobiles Sa Systeme de verrouillage d'une barre escamotable de toit.

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10013049C2 (de) * 2000-03-17 2002-10-31 Webasto Vehicle Sys Int Gmbh Trägervorrichtung für ein Fahrzeugheck eines Kraftfahrzeugs
EP1134122A3 (de) * 2000-03-17 2003-10-08 Webasto Vehicle Systems International GmbH Trägervorrichtung für ein Fahrzeugheck eines Kraftfahrzeugs
FR2946595A1 (fr) * 2009-06-15 2010-12-17 Peugeot Citroen Automobiles Sa Systeme de verrouillage d'une barre escamotable de toit.
WO2010146286A3 (fr) * 2009-06-15 2011-02-24 Peugeot Citroën Automobiles SA Système de verrouillage d'une barre escamotable de toit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6447039B1 (en) Pick up truck
EP1078795A2 (en) Opening/closing rear component structure of a vehicle
JPH07125577A (ja) 収納式キャリア構造
JPH02175426A (ja) 幌式サンルーフ装置
JPS6192967A (ja) スペアタイヤ格納装置
KR0119970B1 (ko) 자동차의 절첩식 리어시트구조
JPS6344298Y2 (ja)
JPH0346330B2 (ja)
JPS6225400Y2 (ja)
KR200296037Y1 (ko) 서랍식 버스 화물 적재함
JP4138963B2 (ja) 自動車用ルーフキャリア
KR100376441B1 (ko) 미드게이트를 갖는 차량의 글래스 개폐장치
JP3965616B2 (ja) 自動車用スライドドア
KR19990021415U (ko) 트럭 적재함의 후크캐치어셈블리
KR0143823B1 (ko) 차량의 후드 개방 유지장치
KR100410480B1 (ko) 차량용 이중 폴딩 테일게이트
KR20240062593A (ko) 차량용 트렁크 이너시트
KR100236241B1 (ko) 승합차용 리어시트의 틸팅장치
JPH0635739Y2 (ja) 幌式サンルーフ装置の幌構造
KR100187180B1 (ko) 리어 시트 백의 힌지 결합구조
JPH0356097Y2 (ja)
KR200181744Y1 (ko) 트렁크 룸 내의 화물 고정 장치
JPH0930302A (ja) シートバックの保持装置
KR19990001665U (ko) 자동차용 트렁크 룸의 적재물 유동 방지구조
KR20200134830A (ko) 루프 수납식 선바이저