JPH0712555Y2 - マスト取付具 - Google Patents

マスト取付具

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JPH0712555Y2
JPH0712555Y2 JP8354487U JP8354487U JPH0712555Y2 JP H0712555 Y2 JPH0712555 Y2 JP H0712555Y2 JP 8354487 U JP8354487 U JP 8354487U JP 8354487 U JP8354487 U JP 8354487U JP H0712555 Y2 JPH0712555 Y2 JP H0712555Y2
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JP
Japan
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mast
building
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band
attached
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JP8354487U
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JPS63192556U (ja
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渉 児玉
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Maspro Denkoh Corp
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Maspro Denkoh Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 本願考案は次に述べる問題点の解決を目的とする。
(産業上の利用分野) この考案は多階建て住宅におけ
るベランダの柵に対して、マストを堅固に取付ける場合
に用いることのできるマスト取付具に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来柵に対してマストを斜状に取付け
る場合は適当な取付具が無い為、上下を夫々紐等で柵に
締結していた。かかる手段にあってはその締結に熟練を
要し、不充分な場合は一方の締結部が緩むとマストは下
階に脱落し、階下の住人乃至は路上の人に危害を及ぼす
問題点があった。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上記従
来の問題点を除き、柵に対してマストを斜状に取付ける
場合においても夫々堅固な取付ができるようにしたマス
ト取付具を提供しようとするものである。
本願考案の構成は次の通りである。
(問題点を解決する為の手段) 本願考案は前記請求の
範囲記載の通りの手段を講じたものであってその作用は
次の通りである。
(作用) マスト取付具を用いてアンテナマストを柵に
取付ける場合、先ず本体における建造物当付部を柵の部
材に当て付け、次に締付バンドでもって上記本体を上記
柵の部材に締付ける。次にマストを本体におけるマスト
当付面に添わせ、その状態でもってそのマストをマスト
締付具で本体に締付ける。
(実施例) 以下本願の実施例を示す図面について説明
する。第1〜3図において、マスト取付具Aは本体1、
締付バンド2、マスト締付具3を有する。上記本体1は
金属板(例えば鉄板)をプレス手段により折り曲げて角
筒状に形成してある。尚ダイカスト成形でも良い。この
本体1は一面に建造物当付部11を備える。そこには建造
物に対して傷を付けないようにゴム等の緩衝部材12が備
えてある。この当付部11は4隅の角11a,11a・・が突出
し、4辺の各中間部が角度90°の谷形となるように形成
してある。それらの谷部において、13a,13aは横桟当付
用の当付部、13b,13bは縦桟当付用の当付部を示す。14
は本体1の他面に備えたマスト当付面を示す。次に15a,
15a及び15b,15bはバンド挿通孔で、夫々本体1の側面
(5a,5b,5c,5d)に形成してある。16はボルト挿通孔、1
7はボルト受止片で、弾力的な変形が可能となるように
構成してある。
次に締付バンド2は周知のもので、これにおいて、18は
ステンレス製の帯体、19はその一端に取付けた締具で、
帯体18の他端を挿通した状態でそれを締付けることによ
り締付バンド2のループ形状を維持できるように構成し
てある。
次に上記マスト締付具3において、21はU字ボルトで、
その底部21aが上記ボルト挿通孔16に挿通してある。22
は押え具で、金属板をプレスして形成してある。尚この
押え具もダイカスト成形しても良い。23は締付ナットを
示す。
次に第4図及び第5図に示されるように上記取付具Aを
用いてアンテナのマスト25をベランダ26における柵27の
上部の手摺28及び下部横棧29に取付ける場合について説
明する。先ずバンド挿通孔15b,15bに対して、締付バン
ド2における帯体18を第2図の如く挿通する。次に本体
1の当付部13a,13aを第5図の如く手摺28の角部28a(本
体明細書中においては上記角部28aあるいは細い桟のよ
うに、谷形の当付部13aや13bに入り込み可能な凸状にな
っている部分を建造物における膨出部とも呼ぶ)に当て
付ける。次に上記帯体18を手摺28の周囲に回し付け、先
端を締具19に挿通し、更にその帯体18を引き締め、締具
19で固定する。これにより取付具Aは手摺28に堅固に取
付く。同様の操作でもって、第4図の如くもう一つの取
付具Aを下部横桟29に取付ける。次にマスト25を上下の
取付具Aにおいて各々におけるU字ボルト21の持出部21
bの間に導入し、マスト当付面14に当て付ける。次に一
方例えば上の取付具AにおいてU字ボルト21の両持出部
21b,21b間に押え具22を架け渡し、締付ナット23を締付
け、押え具22を介してマスト25を当付面14に締着する。
また他方の取付具Aについても同様の操作を行なう。こ
れらの作業の場合、U字ボルト21における底部21aの両
端部21a′,21a′はボルト挿通孔16の孔縁16aで受けら
れ、中央部21a″は受止片17で受止められる。従って、
U字ボルト21は持出部21bが下方に垂れ下がることなく
前方への持出状態が維持される。従って上記押え具22の
架け渡しやナット23の締付の作業を容易に行なえる(片
手でマスト25を押えた状態で、他方の手のみの作業でで
きる)。上記のような作業によってマスト25の堅固な取
付が完了する。尚アンテナ30は上記マストの取付作業に
先立ってマスト25に止付具31で取付けても、マストの取
付完了後に取付けてもよい。
次に第6図は形状の異なる柵27にマスト25を取付ける場
合の例を示すものである。本例においては上側の取付具
Aは太径の丸パイプ状の手摺33に取付ける。この場合、
手摺33の周面33aは当付部13a内に入らぬ為、4隅の当付
部11a,11a・・を上記周面33aに当て付ける(尚本件明細
書中では上記のような周面33aあるいは第5図に示され
る手摺28の側面28bのように、取付具Aとの関連におい
て実質的に膨らみのない面を建造面とも呼ぶ)。他の作
業は前の説明と同様に行う。一方、下側の取付具Aは図
示のように細径の縦桟34に取付ける。この場合、締付バ
ンド2は左右のバンド挿通孔15a,15aに挿通し、また建
造物当付部11は上下の縦桟用の当付部13b,13bを縦桟34
に当て付ける。他の作業は前の説明と同様に行う。
次に第7図は取付具Aを角形の柱体35に取付ける例を示
すもので、この場合にはバンド2を左右の挿通孔15a,15
aに挿通し、縦桟用当付部13b,13bを柱体35の角部35aに
当て付ける。他の作業は前説明と同様に行う。
(考案の効果) 以上のように本考案にあっては、柵27
に対してマスト25を取付ける場合、本体1の建造物当付
部11を柵27の部材に当付け、締付バンド2でもってその
部材に本体1を締着し、次に本体1のマスト当付面14に
マスト25を添わせ、マスト締付具3で締付けることによ
り、マスト25を堅固に取付けられる効果がある。
しかも上記の場合において本体1を柵27の部材に取付る
場合、上記建造物当付部11は、4隅の角部11aが建造面
への当付部になっていると共に、4辺の各中央部が建造
物における膨出部に当て付け得るよう夫々谷形に形成し
てあり、しかも上記本体1における側面(5a,5b,5c,5
d)には、上記締付バンド2を挿通する為のバンド挿通
孔15a,15bを、相対向する側面(5aと5c及び5bと5d)の
各バンド挿通孔(15aと15a及び15bと15b)が相互に対向
する状態に穿設してあるから、建造物当付部11を当付け
る相手が、横臥状態の角形の手摺28の角部28aあるいは
細い横桟の場合には第5図のように谷形の当付部13a,13
aを利用して、第7図のように縦になっている角形の柱
体35の角部35aあるいは第6図の下部のように細い縦桟3
4の場合には他の谷形の当付部13b,13bを利用して、角形
あるいは太径の丸形の手摺や柱体の比較的平坦な側面の
場合には第6図の上部のように4隅の当付部11a,11a・
・を利用して、夫々安定に当付け、一方バンド2は夫々
の部材に適合する側のバンド挿通孔15a、15a又は15b、1
5bに挿通することによって、いずれの場合もマスト当付
面14やマスト締付具3が建てるべきマスト25の向きに適
合した状態となるように取付けられる特長がある。この
ことは、第4図あるいは第6図に示される如く、夫々形
態の異なる柵に対してマスト25を斜状に取付ける場合
に、いずれの場合も夫々的確な取付のできる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は斜視図、第
2図は第1図におけるII-II線断面図、第3図は第2図
におけるIII-III線拡大断面図、第4図は柵に対するマ
ストの取付状態を示す図、第5図は第4図のV部分の拡
大図、第6図は形状の異なる柵に対するマストの取付状
態を示す図、第7図は角形の柱体に対する取付具の取付
状態を示す図。 1……本体、2……締付バンド、3……マスト締付具、
5a,5b,5c,5d……側面、11……建造物当付部、14……マ
スト当付面、15a,15b……バンド挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の端面に建造物当付部を備え、他方の
    端面にマスト当付面を備える角筒状の本体と、上記本体
    を建造物に締着する為の締付バンドとを備え、上記建造
    物当付部は、4隅の角部が建造面への当付部になってい
    ると共に、4辺の各中央部が建造物における膨出部に当
    て付け得るよう夫々谷形に形成してあり、上記本体にお
    ける側面には、上記締付バンドを挿通する為のバンド挿
    通孔を、相対向する側面の各バンド挿通孔が相互に対向
    する状態に穿設し、更に上記本体には、マストを上記マ
    スト当付面に締着する為のマスト締付具を付設したこと
    を特徴とするマスト取付具。
JP8354487U 1987-05-29 1987-05-29 マスト取付具 Expired - Lifetime JPH0712555Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8354487U JPH0712555Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 マスト取付具

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JP8354487U JPH0712555Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 マスト取付具

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Publication Number Publication Date
JPS63192556U JPS63192556U (ja) 1988-12-12
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JP8354487U Expired - Lifetime JPH0712555Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 マスト取付具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2524007Y2 (ja) * 1989-10-08 1997-01-29 株式会社日本アーム アンテナ取付金具

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JPS63192556U (ja) 1988-12-12

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