JPH0712451A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH0712451A JPH0712451A JP15194093A JP15194093A JPH0712451A JP H0712451 A JPH0712451 A JP H0712451A JP 15194093 A JP15194093 A JP 15194093A JP 15194093 A JP15194093 A JP 15194093A JP H0712451 A JPH0712451 A JP H0712451A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vegetable
- film
- chamber
- refrigerator
- vegetables
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、野菜や果物を保存するための専用
の野菜容器を備えた冷蔵庫に関し、野菜や果物の鮮度を
保持しつつ野菜室内を脱臭することを目的とする。 【構成】 野菜室８内に設けられた野菜容器１１と、透
湿膜１４と一体化して設置され膜状に成形された吸着材
２１とから構成される。
の野菜容器を備えた冷蔵庫に関し、野菜や果物の鮮度を
保持しつつ野菜室内を脱臭することを目的とする。 【構成】 野菜室８内に設けられた野菜容器１１と、透
湿膜１４と一体化して設置され膜状に成形された吸着材
２１とから構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は脱臭機能を備えた野菜容
器を有する冷蔵庫に関するものである。
器を有する冷蔵庫に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年の家庭用冷蔵庫では、野菜や果実は
専用の野菜室に保存されその環境条件は、概ね温度５℃
〜７℃・湿度８０〜９０％Ｒ．Ｈ．に設定されている。
このような従来技術については、例えば特開昭６２−２
８４１６８号公報に示されており、その一例を図３、図
４および図５に示す。
専用の野菜室に保存されその環境条件は、概ね温度５℃
〜７℃・湿度８０〜９０％Ｒ．Ｈ．に設定されている。
このような従来技術については、例えば特開昭６２−２
８４１６８号公報に示されており、その一例を図３、図
４および図５に示す。
【０００３】以下、図面を参照しながら説明を行う。ま
ず図３において、１は冷蔵庫本体で外箱２、内箱３およ
びこれら両箱２、３間に充填された断熱材４によって構
成されている。５は区画壁で、上部に冷蔵室７を区画形
成している。８は冷蔵室７の下部に設けた野菜室で仕切
り板９によって冷蔵室７と仕切られている。１０は野菜
室８に対向して設けられた扉である。１１は前記扉１０
に着脱自在に保持される上面を開口した野菜容器であ
り、前記扉１０を引き出すことによって同時に庫外へ引
き出された野菜の出し入れを行わせるものである。
ず図３において、１は冷蔵庫本体で外箱２、内箱３およ
びこれら両箱２、３間に充填された断熱材４によって構
成されている。５は区画壁で、上部に冷蔵室７を区画形
成している。８は冷蔵室７の下部に設けた野菜室で仕切
り板９によって冷蔵室７と仕切られている。１０は野菜
室８に対向して設けられた扉である。１１は前記扉１０
に着脱自在に保持される上面を開口した野菜容器であ
り、前記扉１０を引き出すことによって同時に庫外へ引
き出された野菜の出し入れを行わせるものである。
【０００４】次に図４において、１２は野菜容器１１の
開口部に密接して配設された蓋体であり、多数の貫通口
を有する樹脂性の平板１３と、前記平板１３の片面に溶
着された透湿膜１４と、平板１３の外周辺に配設された
塩化ビニルなどのパッキン１５により構成されている。
開口部に密接して配設された蓋体であり、多数の貫通口
を有する樹脂性の平板１３と、前記平板１３の片面に溶
着された透湿膜１４と、平板１３の外周辺に配設された
塩化ビニルなどのパッキン１５により構成されている。
【０００５】ここで、前記透湿膜１４について図５を用
いて説明する。透湿膜１４は、膜厚１０〜５０μｍのシ
リコン薄膜１６と親水性ナイロン繊維１７を積層したも
ので、シリコン薄層１６により液体の通過を防止し、か
つ適度な気体透過性を持たせ、親水性ナイロン繊維１７
より結露を防止する。
いて説明する。透湿膜１４は、膜厚１０〜５０μｍのシ
リコン薄膜１６と親水性ナイロン繊維１７を積層したも
ので、シリコン薄層１６により液体の通過を防止し、か
つ適度な気体透過性を持たせ、親水性ナイロン繊維１７
より結露を防止する。
【０００６】１８は冷蔵庫７よりの冷気を取り入れる冷
気取入口で、仕切り板９の奥端面と内箱３との間隔で形
成されている。また、１９は冷気取入口１８に連通して
野菜容器１１の外周に冷気を対流させる冷気対流通路
で、２０はこの冷気対流通路１９に連通して仕切り板９
の前面に設けられた冷気戻り口である。また、２１は冷
蔵庫の圧縮機である。
気取入口で、仕切り板９の奥端面と内箱３との間隔で形
成されている。また、１９は冷気取入口１８に連通して
野菜容器１１の外周に冷気を対流させる冷気対流通路
で、２０はこの冷気対流通路１９に連通して仕切り板９
の前面に設けられた冷気戻り口である。また、２１は冷
蔵庫の圧縮機である。
【０００７】かかる構成において、冷蔵庫７より冷気取
入口１８を介して取り入れられた冷気は野菜容器１１内
に直接流入する事なく、冷気対流通路を対流する際に外
周より野菜容器１１の内部を間接的に冷却した後、冷気
戻り口２０より冷蔵室７内に戻される。また、野菜容器
１１内に貯蔵した野菜から蒸散した水分により野菜容器
１１内が高湿状態になるが飽和湿度以上の水分は蓋体１
２の透湿膜１４を介して容器外へ徐々に透湿され、野菜
容器１１内は湿度８０〜９５％Ｒ．Ｈ．に保たれる。
入口１８を介して取り入れられた冷気は野菜容器１１内
に直接流入する事なく、冷気対流通路を対流する際に外
周より野菜容器１１の内部を間接的に冷却した後、冷気
戻り口２０より冷蔵室７内に戻される。また、野菜容器
１１内に貯蔵した野菜から蒸散した水分により野菜容器
１１内が高湿状態になるが飽和湿度以上の水分は蓋体１
２の透湿膜１４を介して容器外へ徐々に透湿され、野菜
容器１１内は湿度８０〜９５％Ｒ．Ｈ．に保たれる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記構造において野菜
容器は密閉構造のため、野菜や果物を収納した場合に臭
いがこもり気味になる。しかしながら野菜容器は密閉構
造のため、冷蔵庫本体に取りつけられた脱臭装置の作用
が及ばない。その結果、野菜室を開閉する際、臭いによ
って不快感を生じまた、野菜同士の臭い移りの問題もお
こる。
容器は密閉構造のため、野菜や果物を収納した場合に臭
いがこもり気味になる。しかしながら野菜容器は密閉構
造のため、冷蔵庫本体に取りつけられた脱臭装置の作用
が及ばない。その結果、野菜室を開閉する際、臭いによ
って不快感を生じまた、野菜同士の臭い移りの問題もお
こる。
【０００９】本発明は、上記問題に鑑み、臭いを除去す
る装置を備えた野菜容器を有する冷蔵庫を提供するもの
である。
る装置を備えた野菜容器を有する冷蔵庫を提供するもの
である。
【００１０】
【課題を解決すための手段】上記問題を解決するために
本発明の冷蔵庫は、野菜室上面の透湿膜に膜状に成形し
た吸着材を一体化して設置したものである。
本発明の冷蔵庫は、野菜室上面の透湿膜に膜状に成形し
た吸着材を一体化して設置したものである。
【００１１】
【作用】本発明は、野菜容器上面の透湿膜部に膜状に成
形した吸着材を一体化させて設けることにより、野菜や
果物から発生する臭いの分子が透湿膜を経て吸着材に吸
着され、結果として野菜室の脱臭ができまた、冷蔵庫の
他の部屋への臭い移りを防ぐ。
形した吸着材を一体化させて設けることにより、野菜や
果物から発生する臭いの分子が透湿膜を経て吸着材に吸
着され、結果として野菜室の脱臭ができまた、冷蔵庫の
他の部屋への臭い移りを防ぐ。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例の冷蔵庫について図
面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成につ
いては同一符号を付し、その詳細な説明を略し、異なる
部分についてのみ述べる。
面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成につ
いては同一符号を付し、その詳細な説明を略し、異なる
部分についてのみ述べる。
【００１３】図１および図２において、２１は膜状に成
形された吸着材（以下機能性膜とする）で、反野菜室側
の面で透湿膜１４と一体化して設置されている。
形された吸着材（以下機能性膜とする）で、反野菜室側
の面で透湿膜１４と一体化して設置されている。
【００１４】このような構成において野菜容器１１内に
野菜や果物を保存している際に発生する臭いの分子は、
透湿膜１４を経て機能性膜２１により吸着され野菜容器
を脱臭し、かつ、冷凍室６、冷蔵室７への臭い移りを防
止する効果が得られる。
野菜や果物を保存している際に発生する臭いの分子は、
透湿膜１４を経て機能性膜２１により吸着され野菜容器
を脱臭し、かつ、冷凍室６、冷蔵室７への臭い移りを防
止する効果が得られる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明によると、冷蔵庫の
野菜室において野菜容器上面の透湿膜部に膜状に成形し
た吸着材を一体化させることにより、野菜や果物から発
生する臭いの分子が透湿膜を経て吸着材に吸着され、結
果として、野菜室内の脱臭ができる。また、冷蔵庫の他
への臭い移りを防ぐこともできる。
野菜室において野菜容器上面の透湿膜部に膜状に成形し
た吸着材を一体化させることにより、野菜や果物から発
生する臭いの分子が透湿膜を経て吸着材に吸着され、結
果として、野菜室内の脱臭ができる。また、冷蔵庫の他
への臭い移りを防ぐこともできる。
【図１】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の要部断面図
【図２】同冷蔵庫の要部拡大図
【図３】従来例を示す冷蔵庫の要部断面図
【図４】同冷蔵庫の野菜容器の蓋体の斜視図
【図５】同蓋体の要部拡大図
７ 冷蔵庫 ８ 野菜室 １０ 扉 １１ 野菜容器 １２ 蓋体 １４ 透湿膜 ２１ 機能性膜
Claims (1)
- 【請求項１】 野菜室と、前記野菜室に対向して取りつ
けられた扉と、前記扉に着脱自在に保持され、野菜およ
び果実を収納保存するために設けられた野菜容器と、前
記野菜容器上面に取りつけられた蓋体と、前記蓋体に取
りつけられた透湿膜と、前記透湿膜に一体化して取りつ
けられた吸着機能を持つ機能性膜とを備えた冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15194093A JPH0712451A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15194093A JPH0712451A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712451A true JPH0712451A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15529538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15194093A Pending JPH0712451A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712451A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002098461A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-04-05 | Fujitsu General Ltd | 電気冷蔵庫 |
| WO2016177821A1 (en) * | 2015-05-07 | 2016-11-10 | Arcelik Anonim Sirketi | A refrigerator comprising a crisper |
-
1993
- 1993-06-23 JP JP15194093A patent/JPH0712451A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002098461A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-04-05 | Fujitsu General Ltd | 電気冷蔵庫 |
| WO2016177821A1 (en) * | 2015-05-07 | 2016-11-10 | Arcelik Anonim Sirketi | A refrigerator comprising a crisper |
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