JPH07123105A - 集合端末装置 - Google Patents

集合端末装置

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JPH07123105A
JPH07123105A JP5266106A JP26610693A JPH07123105A JP H07123105 A JPH07123105 A JP H07123105A JP 5266106 A JP5266106 A JP 5266106A JP 26610693 A JP26610693 A JP 26610693A JP H07123105 A JPH07123105 A JP H07123105A
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Yoshihisa Honma
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 監視制御システム系の監視・制御を行い易く
する。 【構成】 伝送部Dd は、ポーリング信号を受信してア
ドレスデータと制御データとを処理部に出力すると共に
処理部De の指示に基づき返信データを伝送ユニットA
に対して出力するものであり、処理部は、伝送部の出力
するアドレスデータと制御データとから、負荷制御部C
a1, …Canの状態を認識する認識手段と、負荷制御部の
状態を記憶部Dc に更新記憶する記憶手段と、入力部D
b から負荷制御部の状態表示要求が成されると、状態表
示要求された負荷制御部の状態を記憶部から読み出して
表示部Da に出力する読み出し手段と、入力部から負荷
制御部の状態変更要求が成されると、状態変更要求され
た制御用端末器に対応する操作用端末器Bから操作指示
を与えた場合と同様に返信データを、伝送部から伝送ユ
ニットAに出力せしめる返信処理手段とを具備するもの
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送ユニットと該伝送
ユニットに信号線を介して接続されるそれぞれの端末器
との間で、ポーリング信号を以て伝送ユニットを介して
データ授受を行いながら負荷制御する、監視制御システ
ム系の前記信号線に接続して用いて便利な集合端末装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の監視制御システム系を説明
するシステムブロック図であり、図2において、Aは伝
送ユニットである。伝送ユニットAは信号線Lを介して
複数の操作用端末器B1,…Bn と複数の制御用端末器C
1,…Cn とにそれぞれ接続している。伝送ユニットAは
建築物内の電気室などに設置される。それぞれの操作用
端末器B1,…Bn や複数の制御用端末器C1,…Cn は、
建築物内の各部屋などの要所要所に必要に応じて分散し
て設置される。
【0003】伝送ユニットAは時分割多重で順次サイク
リックにポーリング信号を信号線Lに出力する。なお、
ポーリング信号はアドレスデータと制御データと返信時
間帯とを含んで1つの信号を構成している。伝送ユニッ
トAは、このポーリング信号を以て操作用端末器B1,
n と制御用端末器C1,…Cn とに対し順次アクセス
し、順次制御要求をすると共に順次返信データを返信せ
しめることにより、操作用端末器B1,…Bn と制御用端
末器C1,…Cn との制御・監視を順次繰り返している。
【0004】操作用端末器B1,…Bn は、伝送ユニット
Aとのデータ授受のためのそれぞれ異なる固有アドレス
B1, …ZBnと、状態表示部Ba1, …Banと、返信操作
部B b1, …Bbnとを備え、次のような動作をする。例え
ば、固有アドレスZB1を備える操作用端末器B1 を例に
して説明すると次のようになる。すなわち、操作用端末
器B1 は、伝送ユニットAの順次出力するポーリング信
号の中の、アドレスデータが固有アドレスZB1に一致す
るポーリング信号にのみ応答する。操作用端末器B
1 は、アドレスデータの一致するポーリング信号の制御
データにのみ応じて状態表示部Ba1の点灯色を赤あるい
は緑に変化する。また、操作用端末器B1 は、アドレス
データの一致するポーリング信号の返信時間帯に返信デ
ータを出力して返信する。なお、該返信データは、返信
操作部Bb1が操作される毎に出力されるようにされ、通
常は出力しないようにされている。
【0005】制御用端末器C1,…Cn は、伝送ユニット
Aとのデータ授受のためのそれぞれ異なる固有アドレス
C1, …ZCnと、負荷R1,…Rn の制御接点である負荷
制御部Ca1, …Canとを備え次のような動作をする。な
お、負荷R1,…Rn は、例えば照明器具や空調機などで
ある。例えば、固有アドレスZC1を備える制御用端末器
1 を例にして説明すると次のようになる。すなわち、
制御用端末器C1 は、伝送ユニットAの順次出力するポ
ーリング信号の中の、アドレスデータが固有アドレスZ
c1に一致するポーリング信号にのみ応答する。制御用端
末器C1 は、アドレスデータの一致するポーリング信号
の制御データにのみ応じて負荷制御部C a1をオン・オフ
する。また、制御用端末器C1 は、アドレスデータの一
致するポーリング信号の返信時間帯に返信データを出力
して返信する。なお、該返信データは負荷制御部Ca1
オン・オフ状態を表すデータであり、該返信データは操
作用端末器B1,…Bn とは異なりアドレスデータの一致
するポーリング信号の返信時間帯には必ず出力するよう
にされている。
【0006】以下の説明において、ポーリング信号をP
(ZBn,オン)、P(ZBn,オフ)、P(ZCn,オ
ン)、P(ZCn,オフ)のように表現するが、この意味
は次のようなものである。すなわち、P(ZBn,オン)
は、アドレスデータがZBnで且つ制御データがオン要求
であるポーリング信号を示し、操作用端末器Bn の状態
表示部Banを赤点灯させると共に操作用端末器Bn に返
信データを出力させる。P(ZBn,オフ)は、アドレス
データがZBnで且つ制御データがオフ要求であるポーリ
ング信号を示し、操作用端末器Bn の状態表示部Ban
緑点灯させると共に操作用端末器Bn に返信データを出
力させる。P(ZCn,オン)は、アドレスデータがZCn
で且つ制御データがオン要求であるポーリング信号を示
し、制御用端末器Cn の負荷制御部Canの状態を反転
(例えばオンならばオフにオフならばオンに)させると
共に制御用端末器Cn に返信データを出力させる。P
(ZCn,オフ)は、アドレスデータがZCnで且つ制御デ
ータがオフ要求であるポーリング信号を示し、制御用端
末器Cn の負荷制御部Canの現状状態を(例えばオンな
らばオンをオフならばオフを)維持させると共に制御用
端末器Cn に返信データを出力させる。
【0007】上述のような伝送ユニットAと操作用端末
器B1,…Bn と制御用端末器C1,…Cn とはそれぞれ信
号線Lを介して接続され、図2に示すような監視制御シ
ステム系を構成する。この監視制御システム系は次のよ
うに運用され次のように動作する。
【0008】すなわち、伝送ユニットAは、電源が投入
されるとイニシャル動作として先ず制御用端末器C1,
n にポーリング信号P(ZC1,オフ),P(ZC2,オ
フ),…P(ZCn,オフ)を順次出力し、制御用端末器
1,…Cn の負荷制御部Ca1 , …Canの現状のオン・オ
フ状態を維持しながら、ポーリング信号P(ZC1,オ
フ),P(ZC2,オフ),…P(ZCn,オフ)の返信時
間帯に制御用端末器C1,…Cn から返信データを順次受
信し、制御用端末器C1,…Cn の負荷制御部Ca1 , …C
anの現状のオン・オフ状態を掌握する。
【0009】この掌握結果が、例えば、負荷制御部Ca1
はオン、負荷制御部Ca2はオフ、…、負荷制御部Can
オンであったとするならば、伝送ユニットAは、ポーリ
ング信号P(Zb1,オン),P(Zb2,オフ),…P
(Zbn,オン)を出力し、状態表示部Ba1を赤色に、状
態表示部Ba2を緑色に、…、状態表示部Banを赤色にそ
れぞれ点灯させる。以上で、伝送ユニットAは、イニシ
ャル動作を完了して、通常の順次サイクリックにポーリ
ング信号を出力する通常モードに移る。
【0010】つまり、この監視制御システム系にあって
は、操作用端末器B1 は制御用端末器C1 と、操作用端
末器B2 は制御用端末器C2 と、…、操作用端末器Bn
は制御用端末器Cn と言うように対応付けられている。
従って、運用者は、例えば状態表示部Ba1の点灯色が赤
色ならば、制御用端末器C1 の負荷制御部Ca1はオン状
態にあり、負荷R1 は現在オン状態である旨を認識でき
る。また、運用者は、例えば状態表示部Ba1の点灯色が
緑色ならば、制御用端末器C1 の負荷制御部C a1はオフ
状態にあり、負荷R1 は現在オン状態である旨を認識で
きる。
【0011】更に、次に説明するように、運用者は、返
信操作部Bb1を操作する(例えば押しボタン操作スイッ
チを押圧する)ことにより負荷制御部Ca1の状態を、返
信操作部Bb2を操作することにより負荷制御部Ca2の状
態を、…、返信操作部Bbnを操作することにより負荷制
御部Canの状態を、それぞれ変更できるようにされてい
る。
【0012】すなわち、運用者が例えば現在オン状態に
ある負荷R1 をオフしたいとするならば、運用者は返信
操作部Bb1を操作する。すると、操作用端末器B1 は該
操作した直後のポーリング信号P(Zb1,オン)の返信
時間帯に、返信操作部Bb1が操作された旨の返信データ
を出力する。すると、伝送ユニットAは返信操作部B b1
が操作された旨の返信データを受信認識し、その後、伝
送ユニットAはポーリング信号P(ZC1,オン)を出力
して制御用端末器C1 の負荷制御部Ca1の状態を反転さ
せる。
【0013】負荷制御部Ca1の状態が反転してオフ状態
に成った制御用端末器C1 は、以後のポーリング信号P
(Zb1,オフ)を受信するたびに、負荷制御部Ca1のオ
フ状態を保ちつつ、負荷制御部Ca1はオフ状態である旨
の返信データを伝送ユニットAへ出力する。すると、伝
送ユニットAは、制御用端末器C1 の負荷制御部Ca1
状態はオフである旨を認識し、以降は操作用端末器B1
に対してポーリング信号P(Zb1,オフ)を出力するよ
うに成る。すると、操作用端末器B1 の状態表示部Ba1
は、赤点灯から緑点灯へ変化し、負荷制御部Ca1の現在
の状態はオフである旨を運用者に対して報知する。
【0014】図2に示す監視制御システム系は、上述の
ように運用されると共に上述のように動作しながら、運
用者の所望の状態に制御されているのである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2に示す
従来の監視制御システム系にあっては、負荷制御部Ca1
, …Canのオン・オフ状態を一箇所から全て掌握したい
場合、運用者は伝送ユニットAの設置場所まで行く必要
がある。また、負荷制御部Ca1, …Canのオン・オフ状
態を一箇所からそれぞれ任意に制御しようとした場合に
も、運用者は伝送ユニットAの設置場所まで行く必要が
あり、不便であると言う問題点があった。
【0016】本発明は、上記の問題点を改善するために
成されたもので、その目的とするところは、信号線の配
線されている場所であれば何処の一箇所からでも、それ
ぞれの制御用端末器の負荷制御部の状態を任意に監視・
制御することのできる、便利な集合端末装置を提供する
ことにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、伝送ユ
ニットと複数の操作用端末器と前記複数の操作用端末器
に対応するそれぞれの制御用端末器とを備え、前記伝送
ユニットから信号線に順次出力される少なくともアドレ
スデータと制御データと返信時間帯とを具備して構成さ
れる時分割多重のポーリング信号を以て、それぞれの操
作用端末器からの操作指示を前記伝送ユニットを介して
対応する制御用端末器に与え、それぞれの制御用端末器
の負荷制御部に接続した負荷を所望の状態に制御すると
共に、それぞれの制御用端末器の負荷制御部の状態を、
前記伝送ユニットを介して対応する前記それぞれの操作
用端末器に与え、前記それぞれの操作用端末器の状態表
示部を、それぞれの対応する制御用端末器の負荷制御部
の状態と一致する表示状態に制御するようにされた監視
制御システム系の、前記信号線に接続する集合端末装置
であって、表示部と入力部と記憶部と伝送部と処理部と
を備え、前記伝送部は、前記ポーリング信号を受信して
アドレスデータと制御データとを前記処理部に出力する
ものであり、前記処理部は、前記伝送部の出力するアド
レスデータと制御データとから、前記それぞの制御用端
末器の負荷制御部の状態を認識する認識手段と、該それ
ぞの制御用端末器の負荷制御部の状態を前記記憶部に更
新記憶する記憶手段と、前記入力部から所望の制御用端
末器の負荷制御部の状態表示要求が成されると、該状態
表示要求された制御用端末器の負荷制御部の状態を、前
記記憶部から読み出して前記表示部に出力する読み出し
手段とを具備するものであることを特徴とする。
【0018】また、請求項2記載の発明にあっては、表
示部と入力部と記憶部と伝送部と処理部とを備え、前記
伝送部は、前記ポーリング信号を受信してアドレスデー
タと制御データとを前記処理部に出力すると共に、前記
処理部の指示に基づき返信データを前記伝送ユニットに
対して前記ポーリング信号の返信時間帯で出力するもの
であり、前記処理部は、前記伝送部の出力するアドレス
データと制御データとから、前記それぞの制御用端末器
の負荷制御部の状態を認識する認識手段と、該それぞの
制御用端末器の負荷制御部の状態を前記記憶部に更新記
憶する記憶手段と、前記入力部から所望の制御用端末器
の負荷制御部の状態表示要求が成されると、該状態表示
要求された制御用端末器の負荷制御部の状態を、前記記
憶部から読み出して前記表示部に出力する読み出し手段
と、前記入力部から所望の制御用端末器の負荷制御部の
状態変更要求が成されると、該状態変更要求された制御
用端末器に対応する操作用端末器から操作指示を与えた
場合と同様に返信データを、前記伝送部から前記伝送ユ
ニットに対して出力せしめる返信処理手段とを具備する
ものであることを特徴とする。
【0019】
【作用】以上のように構成したことにより、請求項1記
載の発明にあっては、伝送部は、信号線から伝送ユニッ
トの出力するポーリング信号を受信してアドレスデータ
と制御データとを処理部に出力する。すると、処理部の
認識手段は、該伝送部からのアドレスデータと制御デー
タとからそれぞの制御用端末器の負荷制御部の状態を認
識し、処理部の記憶手段は、該それぞの制御用端末器の
負荷制御部の状態を記憶部に更新記憶する。つまり、記
憶部にはそれぞの制御用端末器の負荷制御部の最新の状
態が常に格納されている。そこで、入力部から所望の制
御用端末器の負荷制御部の状態表示要求が成されると、
処理部の読み出し手段は前記記憶部から所望の制御用端
末器の負荷制御部の状態を読み出して表示部へ出力す
る。すると、表示部は所望の制御用端末器の負荷制御部
の状態を表示する。従って、運用者は、信号線の配線さ
れている所であるならば何処からでも所望の制御用端末
器の負荷制御部の状態を掌握できるのである。
【0020】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の発明に加えて、入力部から所望の制御用端
末器の負荷制御部の状態変更要求が成されると、処理部
の返信処理手段は、該状態変更要求された制御用端末器
に対応する操作用端末器から操作指示を与えた場合と同
様に返信データを、伝送部から伝送ユニットに対して出
力せしめる。従って、運用者は、信号線の配線されてい
る所であるならば何処からでも所望の制御用端末器の負
荷制御部の状態を掌握しながら、所望の制御用端末器の
負荷制御部の状態を任意に制御できるのである。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る集合端末装置の一実施例
を図1に基づいて詳細に説明する。図1は集合端末装置
の動作を説明するための監視制御システム系のシステム
ブロック図である。なお、図1に示す監視制御システム
系おいて、従来の技術で図2を用いて説明した監視制御
システム系と異なるのは集合端末装置Dを信号線Lに更
に付加して接続したことのみで、集合端末装置Dを除い
ては図2にて説明した監視制御システム系と同一であ
る。また、図1においては、同一の箇所には同じ符号を
付してあるので、同一の箇所の詳細な説明は省略する。
【0022】図1において、Dは集合端末装置である。
集合端末装置Dは、表示部Da と、入力部に相当するキ
ー操作部Db と、記憶部Dc と、伝送部Dd と、処理部
eとを備えている。表示部Da は、各種の文字情報表
示やグラフィック表示の可能なものである。キー操作部
b は、運用者が集合端末装置Dに対して所望の動作を
させるために操作して、処理部De に所望の条件を入力
するためのものである。記憶部Dc は、処理部De の指
示によりデジタルデータを記憶する部分である。伝送部
d は、信号線Lを介して伝送ユニットAからのポーリ
ング信号を受信して該ポーリング信号のアドレスデータ
と制御データとを処理部De に出力すると共に、処理部
e の指示により信号線L介して返信データを伝送ユニ
ットAへ出力する部分である。
【0023】処理部De は、認識手段と、記憶手段と、
読み出し手段と、返信処理手段とを備えている。認識手
段は、伝送部Dd の出力するアドレスデータと制御デー
タとから、それぞの制御用端末器C1,…Cn の負荷制御
部Ca1, …Can の状態を認識する手段である。記憶手
段は、前記認識手段の認識した負荷制御部Ca1, …C an
の状態を順次最新の状態に更新しながら前記記憶部Dc
に記憶する手段である。読み出し手段は、キー操作部D
b から例えば負荷制御部Ca1の状態を表示部D a に表示
するように要求されると、該状態表示要求された負荷制
御部Ca1の状態を、記憶部Dc から読み出して表示部D
a に表示出力する手段である。返信処理手段は、キー操
作部Db から例えば負荷制御部Ca1の状態を変更する要
求が成されると、該状態変更要求された制御用端末器C
1 に対応する操作用端末器B1 の返信操作部Bb1を操作
したときに、操作用端末器B1 が返信データを伝送ユニ
ットAへ出力する場合と同様に、返信データを伝送部D
d から信号線Lを介して伝送ユニットAへ出力せしめる
手段である。
【0024】上述のように構成される集合端末装置Dは
次のように使用される。すなわち、伝送ユニットAと、
信号線Lを介して該伝送ユニットAに接続する操作用端
末器B1,…Bn と制御用端末器C1,…Cn とから構築さ
れている監視制御システム系に対して、全体の監視・制
御を所望する場合、運用者は従来のように伝送ユニット
Aの設置場所まで行く必要は無い。運用者は集合端末装
置Dを持参して、集合端末装置Dの伝送部Dd をとにか
く近くの信号線Lに接続すれば、その場所から全負荷R
1,…Rn を監視・制御することができるのである。この
集合端末装置Dが前記監視制御システム系の信号線Lに
接続した場合の動作は次のようになる。
【0025】すなわち、誰も操作用端末器B1,…Bn
返信操作部Bb1, …Bbnを操作しておらず、しかも、集
合端末装置Dからも負荷制御部Ca1, …Can の状態変
更操作が行われていない場合に、例えば、負荷制御部C
a1のみがオン状態で他の負荷制御部Ca2, …Canはオフ
状態であるとすれば、伝送ユニットAはポーリング信号
として、P(ZB1,オン),P(ZB2,オフ),…P
(ZBn-1,オフ),P(ZBn,オフ),P(Zc1,オ
フ),P(Zc2,オフ),…P(ZCn-1,オフ),P
(ZCn,オフ)を順次繰り返しサイクリックに出力して
いる。
【0026】従って、信号線Lに接続された集合端末装
置Dの伝送部Dd は、少なくとも1サイクルのポーリン
グでポーリング信号P(ZB1,オン),P(ZB2,オ
フ),…P(ZBn-1,オフ),P(ZBn,オフ)を受信
できる。つまり、少なくとも1サイクルのポーリング
で、伝送ユニットAが操作用端末器B1,…Bn の状態表
示部Ba1, …Banの点灯状態を負荷制御部Ca1, …Can
の状態と常に一致させようとしているところのポーリン
グ信号のアドレスデータと制御データとを、受信して処
理部De へ出力することに成る。
【0027】処理部De の認識手段は伝送部Dd の出力
するアドレスデータと制御データとから負荷制御部C
a1, …Canの状態を順次認識すると共に、処理部De
記憶手段は前記認識手段の認識する負荷制御部Ca1,
anの状態をそれぞれ順次記憶部Dc に更新しながら記
憶する。つまり、記憶部Dc には負荷制御部Ca1, …C
anの全ての最新の状態が常に記憶されている。
【0028】そこで、運用者がキー操作部Db により例
えば負荷制御部Ca1の現在の状態を表示部Da に表示す
るように入力すると、処理部De の読み出し手段は、記
憶部Dc から負荷制御部Ca1の現在の状態を読み出して
表示部Da に表示する。従って、運用者は負荷制御部C
a1の現在の状態を表示部Da から認知することができ
る。つまり、運用者は負荷制御部Ca1, …Canの全ての
状態を表示部Da から認知することができる。なお、キ
ー操作部Db の操作の仕方によっては、負荷制御部C
a1, …Canの全ての状態を表示部Da にグラフィック表
示することも可能にされている。
【0029】また、運用者が例えば負荷制御部Ca1の状
態をオンからオフに変更しようとする場合、運用者はキ
ー操作部Db により負荷制御部Ca1の状態変更要求の操
作を行う。すると、処理部De の返信処理手段は、従来
の技術で説明したところの、制御用端末器C1 に対応す
る操作用端末器B1 の返信操作部Bb1を操作したときに
操作用端末器B1 が返信データを伝送ユニットAへ出力
する場合と同様に、ポーリング信号P(ZB1,オン)の
返信時間帯に返信データを伝送部Dd から信号線Lを介
して伝送ユニットAへ出力させる。
【0030】すると、伝送ユニットAは、操作用端末器
1 の返信操作部Bb1を操作したときに操作用端末器B
1 の出力する返信データと全く同じ返信データを受信す
ることになるので、伝送ユニットAはポーリング信号P
(ZC1,オン)を出力して制御用端末器C1 の負荷制御
部Ca1の状態を反転させる。
【0031】負荷制御部Ca1の状態が反転してオフ状態
に成った制御用端末器C1 は、以後のポーリング信号P
(Zbn,オフ)を受信するたびに、負荷制御部Ca1のオ
フ状態を保ちつつ、負荷制御部Ca1はオフ状態である旨
の返信データを伝送ユニットAへ出力する。すると、伝
送ユニットAは、制御用端末器C1 の負荷制御部Ca1
状態はオフである旨を認識し、以降は操作用端末器B1
に対してポーリング信号P(Zb1,オフ)を出力するよ
うに成る。すると、操作用端末器B1 の状態表示部Ba1
は、赤点灯から緑点灯へ変化し、負荷制御部Ca1の現在
の状態はオフである旨を運用者に対して報知する。ま
た、同時に、集合端末装置Dの記憶部Dcの負荷制御部
a1の状態記憶データはオンからオフに更新される。
【0032】従って、運用者は、集合端末装置Dを持参
すれば、上述のようにして、信号線Lの配線されている
場所であれば何処からでも、負荷制御部Ca1, …Can
全ての状態を監視・制御することができるのである。
【0033】
【発明の効果】本発明の集合端末装置は上述のように構
成したものであるから、請求項1記載の発明にあって
は、信号線Lの配線されている場所であれば何処からで
も、全ての負荷制御部の状態を監視することができるの
で便利であり、請求項2記載の発明にあっては、信号線
Lの配線されている場所であれば何処からでも、全ての
負荷制御部の状態を監視・制御することの可能な更に便
利な集合端末装置を提供できると言う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集合端末装置の一実施例の動作を
説明するための監視制御システム系のシステムブロック
図である。
【図2】従来の監視制御システム系を説明するシステム
ブロック図である。
【符号の説明】
A 伝送ユニット Bn 操作用端末器(但しnは1,2,…の整数) Ban 状態表示部(但しnは1,2,…の整数) Bbn 返信操作部(但しnは1,2,…の整数) Cn 制御用端末器(但しnは1,2,…の整数) Can 負荷制御部 D 集合端末装置 Da 表示部 Db 入力部 Dc 記憶部 Dd 伝送部 De 処理部 L 信号線 Rn 負荷

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送ユニットと複数の操作用端末器と前
    記複数の操作用端末器に対応するそれぞれの制御用端末
    器とを備え、前記伝送ユニットから信号線に順次出力さ
    れる少なくともアドレスデータと制御データと返信時間
    帯とを具備して構成される時分割多重のポーリング信号
    を以て、それぞれの操作用端末器からの操作指示を前記
    伝送ユニットを介して対応する制御用端末器に与え、そ
    れぞれの制御用端末器の負荷制御部に接続した負荷を所
    望の状態に制御すると共に、それぞれの制御用端末器の
    負荷制御部の状態を、前記伝送ユニットを介して対応す
    る前記それぞれの操作用端末器に与え、前記それぞれの
    操作用端末器の状態表示部を、それぞれの対応する制御
    用端末器の負荷制御部の状態と一致する表示状態に制御
    するようにされた監視制御システム系の、前記信号線に
    接続する集合端末装置であって、 表示部と入力部と記憶部と伝送部と処理部とを備え、 前記伝送部は、 前記ポーリング信号を受信してアドレスデータと制御デ
    ータとを前記処理部に出力するものであり、 前記処理部は、 前記伝送部の出力するアドレスデータと制御データとか
    ら、前記それぞの制御用端末器の負荷制御部の状態を認
    識する認識手段と、 該それぞの制御用端末器の負荷制御部の状態を前記記憶
    部に更新記憶する記憶手段と、 前記入力部から所望の制御用端末器の負荷制御部の状態
    表示要求が成されると、該状態表示要求された制御用端
    末器の負荷制御部の状態を、前記記憶部から読み出して
    前記表示部に出力する読み出し手段とを具備するもので
    ある、 ことを特徴とする集合端末装置。
  2. 【請求項2】 伝送ユニットと複数の操作用端末器と前
    記複数の操作用端末器に対応するそれぞれの制御用端末
    器とを備え、前記伝送ユニットから信号線に順次出力さ
    れる少なくともアドレスデータと制御データと返信時間
    帯とを具備して構成される時分割多重のポーリング信号
    を以て、それぞれの操作用端末器からの操作指示を前記
    伝送ユニットを介して対応する制御用端末器に与え、そ
    れぞれの制御用端末器の負荷制御部に接続した負荷を所
    望の状態に制御すると共に、それぞれの制御用端末器の
    負荷制御部の状態を、前記伝送ユニットを介して対応す
    る前記それぞれの操作用端末器に与え、前記それぞれの
    操作用端末器の状態表示部を、それぞれの対応する制御
    用端末器の負荷制御部の状態と一致する表示状態に制御
    するようにされた監視制御システム系の、前記信号線に
    接続する集合端末装置であって、 表示部と入力部と記憶部と伝送部と処理部とを備え、 前記伝送部は、 前記ポーリング信号を受信してアドレスデータと制御デ
    ータとを前記処理部に出力すると共に、前記処理部の指
    示に基づき返信データを前記伝送ユニットに対して前記
    ポーリング信号の返信時間帯で出力するものであり、 前記処理部は、 前記伝送部の出力するアドレスデータと制御データとか
    ら、前記それぞの制御用端末器の負荷制御部の状態を認
    識する認識手段と、 該それぞの制御用端末器の負荷制御部の状態を前記記憶
    部に更新記憶する記憶手段と、 前記入力部から所望の制御用端末器の負荷制御部の状態
    表示要求が成されると、該状態表示要求された制御用端
    末器の負荷制御部の状態を、前記記憶部から読み出して
    前記表示部に出力する読み出し手段と、 前記入力部から所望の制御用端末器の負荷制御部の状態
    変更要求が成されると、該状態変更要求された制御用端
    末器に対応する操作用端末器から操作指示を与えた場合
    と同様に返信データを、前記伝送部から前記伝送ユニッ
    トに対して出力せしめる返信処理手段とを具備するもの
    である、 ことを特徴とする集合端末装置。
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