JPH07122000B2 - エラストマーのシリコーンスポンジの製法 - Google Patents

エラストマーのシリコーンスポンジの製法

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JPH07122000B2
JPH07122000B2 JP5260723A JP26072393A JPH07122000B2 JP H07122000 B2 JPH07122000 B2 JP H07122000B2 JP 5260723 A JP5260723 A JP 5260723A JP 26072393 A JP26072393 A JP 26072393A JP H07122000 B2 JPH07122000 B2 JP H07122000B2
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    • C08J2383/04Polysiloxanes

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エラストマーのシリコ
ーンスポンジの製造のための発泡剤組成物、その製法、
エラストマーのシリコーンスポンジに硬化可能な配合物
及びエラストマーのシリコーンスポンジの製法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エラストマーのシリコーンスポンジに硬
化可能な配合物は公知である。この種のスポンジの製造
のために、温度の作用及び脱ガス下で分解しかつそれで
硬化反応中に配合物の発泡を引き起こす発泡化剤を、硬
化可能な配合物に加える。これについて、例えば米国特
許(US−A)第2857343号明細書、米国特許
(US−A)第5019295号明細書及び英国特許
(GB−A)第1130674号明細書が参照される。
【0003】Si−結合のビニル基を有するジオルガノ
ポリシロキサン及びSi−結合の水素原子を有するジオ
ルガノポリシロキサンをベースとする、白金又は白金化
合物により触媒された硬化反応においては、水、有機ア
ルコール又はSi−結合ヒドロキシル基を有するジオル
ガノポリシロキサンの添加により、発泡を起こす水素
が、発泡ガスとして、発生される。これについて、米国
特許(US−A)第4189545号明細書、米国特許
(US−A)第4613630号明細書、米国特許(U
S−A)第4871781号明細書及び欧州特許(EP
−B)第227233号明細書が参照される。
【0004】欧州特許(EP−B)第97915号明細
書もしくは米国特許(US−A)第4391765号明
細書に依り、エラストマースポンジは、水性の、反応性
シリコーンエマルジョンからの泡の機械的発生、水が除
去されるまで泡を安定にするために界面活性剤及び粘稠
剤を添加すること、及び引続く炉中又は空気中での泡の
乾燥もしくは引続く水の除去のために十分な量のマイク
ロウエーブエネルギーに泡を爆すことによって、得られ
る。
【0005】米国特許(US−A)第4584324号
明細書から、網状化性シリコーンポリマー、乳化剤、水
及び場合により填料、網状化剤及び粘稠剤を含有しかつ
室温での乾燥の際に硬化してエラストマー薄膜になる水
性エマルジョン及び25℃で大気圧に放圧される際に、
組成物を泡に変えるために(その際泡は水の除去後にエ
ラストマースポンジを生成させる)、十分なエーロゾル
−発泡剤、例えば窒素、一酸化窒素、イソブタン、プロ
パン、ジクロルジフルオルメタン又はトリクロルフルオ
ルメタンを包含する過圧下にある組成物が公知である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】エラストマーのシリコ
ーンスポンジの製造のために好適な水をベースとする発
泡剤組成物を製造するという課題があった。更に、毒性
又は毒性の分解生成物を遊離する発泡剤を含有しない、
エラストマーのシリコーンスポンジに硬化可能な配合物
を製造するという課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、エラス
トマーのシリコーンスポンジの製造のための、オルガノ
ポリシロキサン(1)、乳化剤(2)、水(3)及び粘
稠剤(4)を包含する水性エマルジョンをベースとする
発泡剤組成物(a)である。
【0008】更に、本発明の目的は、発泡剤組成物の製
法であり、この際、オルガノポリシロキサン(1)、乳
化剤(2)及び水(3)を包含する水性エマルジョンを
粘稠剤(4)と混合する。
【0009】更に、本発明の目的は、発泡剤組成物
(a)、ジオルガノポリシロキサン(b)、網状化剤
(c)、場合により網状化触媒(d)及び場合により填
料(e)を包含する、エラストマーのシリコーンスポン
ジに硬化可能な配合物である。
【0010】更に、本発明の目的は、エラストマーのシ
リコーンスポンジの製法であり、この方法は、発泡剤組
成物(a)、ジオルガノポリシロキサン(b)、網状化
剤(c)、場合による網状化触媒(d)及び場合により
填料(e)並びに場合により他の物質を相互に混合し、
かつ混合物を100〜250℃の範囲の温度で、発泡と
同時に、硬化させてエラストマーのシリコーンスポンジ
にすることを特徴とする。
【0011】本発明による発泡剤組成物においては、水
が発泡剤である。水は硬化反応の際に熱又はマイクロウ
エーブエネルギーの作用下で蒸発し、その際、膨張しか
つ硬化反応の間に配合物の発泡を引き起こす。生成する
ガス、水蒸気は、非−毒性、非可燃性及び無臭であると
いう利点を有する。更に、本発明による発泡剤組成物に
よって、水の微細分配が達成される。
【0012】本発明による発泡剤組成物(a)は、殊に
250℃で1・105mPa・s〜1・108mPa・
s、有利に25℃で5・105mPa・s〜5・107
Pa・sの粘度を有する。
【0013】本発明による発泡剤組成物(a)の製造の
ための水性エマルジョンとして、任意のシリコーンエマ
ルジョンを使用することができる。
【0014】殊にオルガノポリシロキサン(1)とし
て、式:
【0015】
【化1】
【0016】[式中Rは同一又は異なっていてよく、1
基当り1〜18個の炭素原子を有する一価の、場合によ
り置換された炭化水素基を表わし、R1は同一又は異な
っていてよく、水素原子又は1基当り1〜8個の炭素原
子を有する一価の、場合により置換された炭化水素基を
表わし、xは0、1、2又は3であり、yは0、1、2
又は3でありかつx+yの合計は0、1、2又は3であ
る]の単位よりなるものを使用する。
【0017】室温で液状又は固体のオルガノポリシロキ
サン(1)を使用することができる。
【0018】オルガノポリシロキサン(1)として、有
利に、一般式: (R1O)t3-tSiO(SiR2O)rSiR3-t(OR1t (II)、 [式中Rは前記のものでありかつR1は前記のものであ
り、rは50〜2000の値の整数を表わし、tは0又
は1である]の直鎖のオルガノポリシロキサン又は一般
式: (R2SiO)s (III)、 [式中Rは前記のものでありかつsは3〜100の値の
整数を表わす]の環状オルガノポリシロキサン又は一般
【0019】
【化2】
【0020】[式中R及びR1は前記のものであり、a
は0、1、2又は3で、平均0.9〜1.8でありかつ
bは0、1、2又は3で、平均0.0〜0.5である]
のオルガノポリシロキサン樹脂を使用する。
【0021】式(II)には挙げられないが、ジオルガ
ノポリシロキサン単位の10モル%までが、他の(しか
しながら大抵は、多かれ少なかれ避け難い不純物と共に
のみ存在する)シロキサン単位、例えばR3SiO
1/2−、RSiO3/2−及びSiO4 /2−単位[この際R
は前記のものである]によって、代えられていてよい。
【0022】式(IV)のオルガノポリシロキサンと
は、特に、RSiO3/2−単位よりなるオルガノポリシ
ロキサン又はRSiO3/2−及びR2SiO−単位よりな
るオルガノポリシロキサン又はR3SiO1/2−及びSi
4/2−単位並びに場合によりR2SiO−単位よりなる
オルガノポリシロキサン(この際Rは前記のものであ
る)である。
【0023】基Rの例は、アルキル基、例えばメチル
−、エチル−、n−プロピル−、イソ−プロピル−、n
−ブチル−、イソ−ブチル−、t−ブチル−、n−ペン
チル−、イソ−ペンチル−、ネオ−ペンチル−及びt−
ペンチル基;ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基;ヘプ
チル基、例えばn−ヘプチル基;オクチル基、例えばn
−オクチル基及びイソ−オクチル基、例えば2,2,4
−トリメチルペンチル基;ノニル基、例えばn−ノニル
基;デシル基、例えばn−デシル基;ドデシル基、例え
ばn−ドデシル基;オクタデシル基、例えばn−オクタ
デシル基;アルケニル基、例えばビニル−及びアリル
基;シクロアルキル基、例えばシクロペンチル−、シク
ロヘキシル−、シクロヘプチル基及びメチルシクロヘキ
シル基;アリール基、例えばフェニル−、ナフチル−及
びアントリル−及びフェナントリル基;アルカリール
基、例えばo−、m−、p−トリル基、キシリル基及び
エチルフェニル基;及びアルアルキル基、例えばベンジ
ル基、α−及びβ−フェニルエチル基である。
【0024】置換された基Rの例は、シアンアルキル
基、例えばβ−シアンエチル基;及びハロゲン化炭化水
素基、例えばハロゲンアルキル基、例えば3−クロル−
n−プロピル基、クロルメチル基、3,3,3−トリフ
ルオル−n−プロピル基、2,2,2,2′,2′,
2′−ヘキサフルオルイソプロピル基、ヘプタフルオル
イソプロピル基、ペルフルオルヘキシル−エチル−基、
ハロゲンアリール基、例えばo−、m−及びp−クロル
フェニル基及びテトラフルオルエチルオキシ−プロピル
−基である。
【0025】基R1の例は、アルキル基、例えばメチル
−、エチル−、n−プロピル−、イソ−プロピル−、n
−ブチル−、イソ−ブチル−及びt−ブチル基である。
【0026】置換された基R1の例は、メトキシエチル
−及びエトキシエチル基である。
【0027】オルガノポリシロキサン(1)として、特
に有利に、式(II)の直鎖のジオルガノポリシロキサ
ン、特に25℃で100〜100000mPa・sの粘
度を有するジメチルポリシロキサンを使用する。
【0028】オルガノポリシロキサン(1)の1種類又
はオルガノポリシロキサン(1)の少なくとも2つの異
なった種類よりなる混合物も使用することができる。
【0029】本発明による発泡剤組成物(a)の調製の
ために使用された水性エマルジョンの製造のために、オ
ルガノポリシロキサン(1)を、シリコーン−化学で常
用の方法によって、乳化剤の添加下で、水と共に乳化す
る。その際、乳化剤を、その化学的特性に応じて、水相
でも、油相でも、前もって装入することができる。乳化
段階は、エマルジョンの製造に好適な常用の混合装置、
例えば、登録商標“ウルトラ−トウラックス(Ultr
a−Turrax)”で公知であるような、Prof.
P.ウィルレンス(Willems)による、高速回転
のスティター−ローター(Stator−Rotor)
−撹拌器中で行なうことができる。
【0030】水性エマルジョンの製造のために、室温で
固体のオルガノポリシロキサン、特に式(IV)のもの
を使用する場合には、エマルジョンを殊に、米国特許
(US−A)第5039724号明細書に記載された方
法により、調製する。それに従って、室温で固体のオル
ガノポリシロキサンを、室温で液状の、低分子のオルガ
ノポリシロキサンに溶かしかつこの溶液を、乳化剤並び
に場合により他の物質の添加下で、水と乳化させる。室
温で液状のオルガノポリシロキサン中の、室温で固体の
オルガノポリシロキサンの溶解並びに乳化段階は、エマ
ルジョンの製造に好適な常用の混合機中で行なうことが
できる。
【0031】水性エマルジョンの製造の際には、乳化剤
(2)として、今までも、オルガノポリシロキサンの安
定した水性エマルジョンを、それで製造することができ
た全ての従来公知の、イオン性及び非イオン性の乳化剤
を、単独で、並びに異なる乳化剤と混合して使用するこ
とができる。米国特許(US−A)第4757106号
明細書に記載されているような、乳化剤を使用してもよ
い。非−イオン性又は陰イオン性の乳化剤又は非−イオ
ン性及び陰イオン性の乳化剤の混合物を使用するのが有
利である。非イオン性乳化剤として、有利に、脂肪アル
コールポリグリコールエーテル又は部分鹸化されたポリ
ビニルアルコールを使用する。脂肪アルコールポリグリ
コールエーテルは、例えばグリュナウ社(Fa.Gru
enau)における、商品名“アルリポン(Arlyp
on)SA4”又は“アルリポンIT16”として得ら
れ、かつ部分鹸化されたポリビニルアルコールは、例え
ば(ワッカー社(Fa.Wacker)における、商品
名“ポリビオール(Polyviol)W25/14
0”として得られる。陰イオン乳化剤としては、アルキ
ルスルフェート、アルキルベンゾールスルホネート又は
アルキルスルホネートが使用される。
【0032】粘稠剤(4)としては、殊に少なくとも5
0m2/g、有利に50〜400m2/g、特に有利に1
00〜200m2/gのBET−表面を有する二酸化珪
素、例えば高熱分解法で製造された珪酸又は沈降珪酸
(これは場合により全部又は部分的に疎水性化されてい
る)を使用する。粘稠剤(4)の他の例は、25℃で5
000〜50000mPa・sの粘度を有する高分枝鎖
のポリアクリル酸(例えばグッドリッチ・ケミカル社
(Fa.B.F.Goodrich Chemica
l)から商品名“カルボポール(Carbopol)”
として得られる)、25℃で5000〜50000mP
a・sの粘度を有するセルロースエーテル、例えばヒド
ロキシエチルセルロース及びカルボキシメチルセルロー
ス(例えばヘキスト社(Fa.Hoechst)から商
品名“チロース(Tylose)”として得られる)及
び25℃で5000〜50000mPa・sの粘度を有
するキサンタン(例えばランガー社(Fa.G.M.L
anger)から商品名“:ケルザン(Kelza
n)”として得られる)である。
【0033】殊に粘稠剤は粉末又は顆粒として、オルガ
ノポリシロキサン(1)、乳化剤(2)及び水(3)を
包含する水性シリコーンエマルジョン中へ連続的に加入
撹拌することによって、均一に分配される。加入撹拌及
び混合は、殊に5〜40℃、有利に15〜30℃の温度
で、かつ殊に800〜1200hPa、有利に1000
〜1020hPaの圧力で行なわれ。加入撹拌及び混合
は、任意の容器中でかつ任意の大きさで、殊に大きな剪
断作用無しの混合撹拌器中で実施することができる。
【0034】発泡剤組成物(a)は、殊にオルガノポリ
シロキサン(1)10〜50重量%、有利に15〜40
重量%、乳化剤(2)1〜7重量%、有利に2〜6重量
%、水(3)20〜80重量%、有利に30〜70重量
%及び粘稠剤(4)5〜40重量%、有利に10〜20
重量%を含有する。
【0035】本発明による配合物において、ジオルガノ
ポリシロキサン(b)として、従来もラジカル生成によ
って又はSi−結合アルケニル基へのSi−結合水素原
子の付加によって硬化されて、エラストマースポンジに
なり得た全てのジオルガノポリシロキサンを使用するこ
とができる。
【0036】本発明による配合物において、ジオルガノ
ポリシロキサン(b)として、殊に一般式: Zn2 3-nSiO(R2 2SiO)mSiR2 3-nn (V)、 [式中R2は同一又は異なっていて、1基当り1〜18
個の炭素原子を有する1価の、場合により置換された炭
化水素基を表わし、Zはヒドロキシル基を表わし、nは
0又は1であり、mは、このジオルガノポリシロキサン
の平均粘度が25℃で1・106〜1・109mPa・
s、有利に25℃で5・106〜1・108mPa・sで
あるような値を有する整数である]のものが使用され
る。
【0037】前記の式(V)のシロキサン鎖内もしくは
それに沿って(これはこの種の式においては通例記載さ
れない)、ジオルガノシロキサン単位(SiR2 2O)に
付加的に、更に他のシロキサン単位が存在しうる。その
ような、大抵は単に不純物として存在する他のシロキサ
ン単位の例は、式: R2SiO3/2、R2 3SiO1/2及びSiO4/2 [式中R2は各々前記のものである]のものである。し
かしながら、ジオルガノシロキサン単位としてのそのよ
うな他のシロキサン単位の量は、殊に、各々ジオルガノ
ポリシロキサン(1)の重量に対して、高々10モル
%、特に高々1モル%である。
【0038】基R2の例は、アルキル基、例えばメチル
−、エチル−、n−プロピル−、イソ−プロピル−、n
−ブチル−、イソ−ブチル−、t−ブチル−、n−ペン
チル−、イソ−ペンチル−、ネオ−ペンチル−、t−ペ
ンチル基、ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基;ヘプチ
ル基、例えばn−ヘプチル基;オクチル基、例えばn−
オクチル基及びイソ−オクチル基、例えば2,2,4−
トリメチルペンチル基;ノニル基、例えばn−ノニル
基;デシル基、例えばn−デシル基;ドデシル基、例え
ばn−ドデシル基;オクタデシル基、例えばn−オクタ
デシル基;アルケニル基、例えばビニル−及びアリル
基;シクロアルキル基、例えばシクロペンチル−、シク
ロヘキシル−、シクロヘプチル基及びメチルシクロヘキ
シル基;アリール基、例えばフェニル−、ナフチル−及
びアントリル−及びフェナントリル基;アルカリール
基、例えばo−、m−、p−トリル基、キシリル基及び
エチルフェニル基;及びアルアルキル基、例えばベンジ
ル基、α−及びβ−フェニルエチル基である。
【0039】置換された基R2の例は、シアンアルキル
基、例えばβ−シアンエチル基;及びハロゲン化された
炭化水素基、例えばハロゲンアルキル基、例えば3,
3,3−トリフルオル−n−プロピル基、2,2,2,
2′,2′,2′−ヘキサフルオルイソプロピル基、ヘ
プタフルオルイソプロピル基及びハロゲンアリール基、
例えばo−、m−及びp−クロルフェニル基である。
【0040】基R2の大部分は、殊に容易な入手性の故
に、殊にメチル基から成る。場合により存在する他の基
は、有利にビニル基である。配合物がラジカル生成によ
ってエラストマーに硬化可能である場合には、ジオルガ
ノポリシロキサン(b)は、殊にSi−結合ビニル基0
〜3重量%、有利に0〜0.5重量%を含有する。その
際、場合により存在するビニル基は、前記式(V)の、
両末端の単位R2 3SiO1/2中の鎖末端に、及び/又は
2 2SiO−単位中の鎖内に存在してよい。
【0041】nが値0を有しかつ配合物がSi−結合ア
ルケニル基へのSi−結合水素原子の付加によってエラ
ストマーに硬化可能である場合には、前記式(V)のジ
オルガノポリシロキサン(b)中において、1分子当り
基R2の少なくとも2個は、アルケニル基、有利にビニ
ル基でなければならない。その際、アルケニル基、有利
にビニル基は、殊に、前記式(V)の両末端の単位R2 3
SiO1/2に、及び/又はR2 2SiO−単位中の鎖内に
存在する。アルケニル基がビニル基である場合には、ジ
オルガノポリシロキサン(b)は、殊にビニル基0.0
1〜10重量%、有利に0.03〜5重量%を含有す
る。
【0042】1種類のジオルガノポリシロキサン(b)
を使用することができ、またジオルガノポリシロキサン
(b)の少なくとも2つの異なる種類よりなる混合物を
使用することもできる。
【0043】発泡剤組成物(a)は殊に、本発明による
配合物中で使用されたジオルガノポリシロキサン(b)
の総重量に対して、各々0.5〜8重量%、有利に1〜
5重量%の量で使用される。
【0044】本発明による配合物の網状化が、遊離基に
よって行なわれる場合には、網状化剤(c)として、遊
離基の給源として役立つ有機ペルオキシドが使用され
る。有機ペルオキシドの例は、アシルペルオキシド、例
えばジベンゾイルペルオキシド、ビス−(4−クロルベ
ンゾイル)−ペルオキシド、ビス−(2,4−ジクロル
ベンゾイル)−ペルオキシド及びビス−(4−メチルベ
ンゾイル)−ペルオキシド;アルキルペルオキシド及び
アリールペルオキシド、例えばジ−t−ブチル−ペルオ
キシド、2,5−ビス−(t−ブチルペルオキシ)−
2,5−ジメチルヘキサン、ジクミルペルオキシド及び
1,3−ビス−(t−ブチルペルオキシ−イソプロピ
ル)−ベンゾール;ペルケタール、例えば1,1−ビス
−(t−ブチルペルオキシ)−3,3,5−トリメチル
シクロヘキサン;ペルエステル、例えばジアセチルペル
オキシジカルボネート、t−ブチルペルベンゾエート、
t−ブチルペルオキシ−イソプロピルカルボネート、t
−ブチルペルオキシ−イソノナノエート、ジシクロヘキ
シルペルオキシジカルボネート及び2,5−ジメチルヘ
キサン−2,5−ジペルベンゾエートである。
【0045】有機ペルオキシド(c)の1種類を使用す
ることができ、また有機ペルオキシド(c)の少なくと
も2つの異なる種類の混合物を使用してもよい。
【0046】ペルオキシドは殊に、本発明による配合物
中で、使用されたジオルガノポリシロキサン(b)の総
重量に対して、各々1〜5重量%、有利に2〜3.5重
量%の量で使用される。
【0047】本発明による配合物の網状化が、Si−結
合アルケニル基へのSi−結合水素原子の付加によっ
て、この付加を促進する触媒の存在で行なわれる場合に
は、網状化剤(c)として、1分子当り少なくとも2個
のSi−結合水素原子を有するオルガノポリシロキサン
を使用する。殊に、一般式:
【0048】
【化3】
【0049】[式中R2は前記のものであり、kは0、
1、2又は3であり、lは0又は1でありかつk+lの
合計は0、1、2又は3であるが、1分子当り少なくと
も2個、有利に少なくとも3個のSi−結合水素原子が
含有されているという条件を伴う]の単位よりなる直
鎖、環状又は分枝鎖のオルガノポリシロキサンを使用す
る。
【0050】一般式: Hg2 3-gSiO(R2SiO)o(R2HSiO)pSiR2 3-gg (VII)、 [式中R2は前記のものであり、gは0又は1であり、
0は整数であり、かつpは0又は整数であり、この際、
o+pの合計は、オルガノポリシロキサンの平均粘度が
殊に25℃で5〜1000mPa・s、有利に25℃で
10〜500mPa・sであるような値を有する整数で
あり、この際1分子当り少なくとも2個、有利に少なく
とも3個のSi−結合水素原子が含有されているという
条件を伴う]のオルガノポリシロキサンが有利に使用さ
れる。少なくとも2個のSi−結合水素原子を有するオ
ルガノポリシロキサンは、Si−結合水素原子を殊に
0.1〜1.7重量%、有利に0.4〜1.2重量%含
有する。
【0051】1分子当り少なくとも2個のSi−結合水
素原子を有するオルガノポリシロキサンは、殊に、ジオ
ルガノポリシロキサン(b)中で、Si−結合ビニル基
1モル当り、Si−結合水素原子0.5〜10、有利に
1〜5グラム原子の量で使用される。
【0052】Si−結合アルケニル基へのSi−結合水
素原子の付加を促進する触媒(d)として、殊に白金金
属の群よりなる金属又は白金金属の群よりなる化合物又
は錯体を使用する。そのような触媒の例は、担体、例え
ば二酸化珪素、酸化アルミニウム又は活性炭上に存在し
ていてよい微粉末の金属白金、白金の化合物又は錯体、
例えば白金ハロゲニド、例えばPtCl4、H2PtCl
6・6H2O、Na2PtCl4・4H2O、白金−オレフ
ィン−錯体、白金−アルコール−錯体、白金−アルコラ
ート−錯体、白金−エーテル−錯体、白金−アルデヒド
−錯体、白金−ケトン−錯体、(H2PtCl6・6H2
O及びシクロヘキサノンよりなる反応生成物を含む)、
検出可能な無機結合のハロゲンを含有する又は含有しな
い白金ビニルシロキサン錯体、例えば白金−1,3−ジ
ビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯
体、ビス−(ガンマ−ピコリン)−白金ジクロリド、ト
リメチレンジピリジン白金ジクロリド、ジシクロペンタ
ジエン白金ジクロリド、ジメチルスルホキシドエチレン
白金−(II)−ジクロリド、シクロオクタジエン−白
金ジクロリド、ノルボルナジエン−白金ジクロリド、ガ
ンマ−ピコリン−白金ジクロリド、シクロペンタジエン
−白金ジクロリド並びに四塩化白金とオレフィン及び一
級アミン又は二級アミン又は一級又は二級アミンとの反
応生成物(米国特許(US−A)第4292434号明
細書に依る)、例えば1−オクテン中に溶かした四塩化
白金とs−ブチルアミンとから成る反応生成物、又はア
ンモニウム−白金−錯体(欧州特許(EP−B)第11
0370号明細書に依る)である。
【0053】触媒(d)は、各々元素の白金として計算
されかつ使用されたオルガノポリシロキサンの総重量に
対して、殊に0.5〜200重量%ppm(100万重
量部当りの重量部)の量で、有利に2〜50重量ppm
の量で使用される。
【0054】Si−結合アルケニル基へのSi−結合水
素原子の付加により、この付加を促進する触媒の存在
で、配合物を網状化する場合に、配合物は網状化開始剤
を含有してよい。網状化開始剤の例は、1,3−ジビニ
ル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、ベン
ゾトリアゾール、ジアルキルホルムアミド、アルキルチ
オ尿素、メチルエチルケトキシム、1012ミリバール
(絶対)で少なくとも25℃の沸点及び少なくとも1個
の脂肪族三重結合を有する有機又は珪素有機化合物(米
国特許(US−A)第3445420号明細書によ
る)、例えば1−エチニルシクロヘキサン−1−オー
ル、2−メチル−3−ブチン−2−オール、3−メチル
−1−ペンチン−3−オール、2,5−ジメチル−3−
ヘキシン−2,5−ジオール及び3,5−ジメチル−1
−ヘキシン−3−オール、米国特許(US−A)第24
76166号明細書による網状化開始剤、例えばジアリ
ルマレイネート及び酢酸ビニルよりなる混合物及び米国
特許(US)第4504645号明細書による網状化開
始剤、例えばマレイン酸モノエステルである。
【0055】本発明による配合物は、補強性並びに非補
強性の填料(e)を含有してよい。
【0056】補強性の填料(e)、すなわち少なくとも
50m2/gのBET−表面積を有する填料の例は、高
熱分解法で製造された二酸化珪素、沈降二酸化珪素、カ
ーボンブラック、例えばファーネス−及びアセチレンブ
ラック及び大きなBET−表面積の珪素−アルミニウム
−混合酸化物;繊維状の填料、例えば石綿、黒鉛繊維並
びにプラスチック繊維である。
【0057】非補強性填料、すなわち50m2/gまで
のBET−表面積を有する填料の例は、石英、珪藻土、
珪酸カルシウム、珪酸ジルコニウム、ゼオライト、モン
モリロナイト、例えばベントナイト、金属酸化物粉末、
例えば酸化アルミニウム、−マグネシウム、−チタン、
−鉄、−亜鉛、−マンガン又は−セリウムもしくはその
混合酸化物、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、石膏、窒
化珪素、炭化珪素、窒化硼素、ガラス−及びプラスチッ
ク粉末及びテフロン、黒鉛及びカーボンブラックよりな
る混合物である。
【0058】前記の填料は、例えば、有機珪素−化合
物、例えばヘキサメチルジシラザン、オルガノシラン又
はオルガノシロキサンでの処理によって、又はヒドロキ
シル基をエーテル化してアルコキシ基にすることによっ
て、疎水性化されていてよい。填料(e)の1種類、ま
た填料(e)の少なくとも2種類の混合物を使用しても
よい。
【0059】填料(e)は殊に、使用されたジオルガノ
ポリシロキサンの総重量に対して、各々10〜120重
量%、殊に25〜80重量%の量で、本発明による配合
物中で使用される。
【0060】本発明による配合物中では、エラストマー
スポンジに硬化可能な配合物の製造の際に通常使用され
る他の添加剤、例えば軟化剤、例えば一般式: (R1O)u2 3-uSiO(SiR2 2O)vSiR2 3-u(OR1u (VIII) 、[式中R1及びR2は前記のものであり、uは0又は1
でありかつvは、ジオルガノポリシロキサンの平均粘度
が、25℃で、10〜500mPa・sであるような値
の整数である]のジオルガノポリシロキサン、無機又は
有機顔料、抗酸化剤、耐熱剤、電気的性質の改善剤、抗
加水分解添加剤、いわゆる反転安定剤、及び難燃性添加
剤を更に含有していてよい。
【0061】本発明による配合物の個々の成分を、任意
の方法で、例えば撹拌器、混合機、捏和機又は圧延機中
で、相互に混合することができる。
【0062】発泡剤組成物(a)は他の成分とは区別し
て置く。
【0063】本発明による配合物からの成形体の製造
は、無圧で、押出し又は圧延によって(例えば引続いて
加硫を伴う)圧延被膜として、又は加圧下で、圧延によ
って(例えば引続いてAUMA(AUMA=鋼製ドラム
及び鋼製ベルトの間で加圧下で連続的に加硫すること)
での加硫を伴う)、発泡成形、例えばトランスファー成
形又はHTV−射出成形又は引続く発泡成形を伴う圧延
被膜の製造によって行なうことができる。
【0064】本発明による配合物の網状化を、有機ペル
オキシドによって行なう場合には、硬化は、発泡と同時
に、殊に120〜250℃の温度で実施する。
【0065】本発明による配合物の網状化を有機ペルオ
キシドで行ないかつ本発明による配合物の加工を無圧で
行なう場合には、有機ペルオキシドとして、有利に、ジ
ベンゾイルペルオキシド、ビス−(4−クロルベンゾイ
ル)−ペルオキシド、ビス−(2,4−ジクロルベンゾ
イル)−ペルオキシド又はビス−(4−メチルベンゾイ
ル)−ペルオキシドを使用しかつ硬化は、同時の発泡下
で、有利に160〜230℃の範囲の温度で行なう。
【0066】本発明による配合物の網状化が有機ペルオ
キシドによって行なわれかつ本発明による配合物の加工
が加圧下で行なわれる場合には、有機ペルオキシドとし
て、有利にt−ブチルペルベンゾエート、ジクミルペル
オキシド、t−ブチルペルオキシ−イソプロピルカルボ
ネート又は2,5−ビス−(t−ブチルペルオキシ)−
2,5−ジメチルヘキサンを使用し、かつ硬化は、発泡
と同時に、有利に130〜200℃の範囲の温度で行な
う。
【0067】本発明による配合物の網状化が、Si−結
合アルケニル基へのSi−結合水素原子の付加によっ
て、この付加を促進する触媒の存在で、行なわれる場合
には、硬化は、発泡と同時に、殊に100〜250℃の
温度で行なう。無圧加工の場合には、硬化を殊に100
〜230℃で行ない、加圧下での加工の際には、硬化を
130〜250℃で行なう。
【0068】本発明による配合物は、発泡丸紐、発泡充
填形状品、発泡絶縁管、発泡マット及びクッション、発
泡緩衝材料、発泡栓、発泡充填体及び発泡圧延被覆物の
製造のために使用され得る。
【0069】次の実施例において、他の記載のない限
り、全ての部及びパーセントの記載は重量による。
【0070】
【実施例】発泡剤組成物A〜Mの製造: a) 25℃で粘度350mPa・sを有する、トリメ
チルシロキシ基によって末端遮断されたジメチルポリシ
ロキサン35重量%、水60重量%及び脂肪アルコール
ポリグリコールエーテル(グリュナウ社(Fa.Gru
enau)から商品名“アルリポン(Arlypon)
IT10”として購入可能)5重量%を含有する水中油
型エマルジョン100部中に、BET−表面積150m
2/gを有する高熱分解法で製造した親水性珪酸(ワッ
カー−ヒェミー社(Fa.Wacker−Chemi
e)から商品名“HDK V15”として購入可能)1
6部を、均一のペースト状物が生じるまで、徐々に撹拌
混入した。発泡剤組成物Aが得られた。
【0071】b) 25℃で粘度100000mPa・
sを有する、トリメチルシロキシ基によって末端遮断さ
れたジメチルポリシロキサン35重量%、水59重量
%、脂肪アルコールポリグリコールエーテル(グリュナ
ウ社から商品名“アルリロンIT10”として購入可
能)3重量%及びナトリウム−ドデシルベンゾールスル
ホネート3重量%を含有する水中油型エマルジョン10
0部中に、BET−表面積150m2/gを有する高熱
分解法で製造された親水性珪酸(ワッカー−ヒェミー社
から商品名“HDK V15”として購入可能)18部
を、均一のペースト状物が生成するまで、徐々に撹拌混
入した。発泡剤組成物Bが得られた。
【0072】c) 25℃で粘度12500mPa・s
を有する、トリメチルシロキシ基によって末端遮断され
たジメチルポリシロキサン35重量%、水59重量%、
アルキルスルフェート(ヘキスト社(Fa.Hoech
st AG)から、商品名“ゲナポール(Genapo
l)CRT40”として購入可能)3重量%及びナトリ
ウムアルキルスルホネート(インターオルガナ社(F
a.Interorgana)から、商品名“エマルゲ
ーター(Emulgator)K30”として購入可
能)3重量%を含有する水中油型エマルジョン100部
中に、BET−表面積150m2/gを有する高熱分解
法で製造された親水性珪酸(ワッカー−ヒェミー社か
ら、商品名“HDK V15”として購入可能)16部
を、均一のペースト状物が生じるまで、徐々に撹拌混入
した。発泡剤組成物Cが得られた。
【0073】d) 25℃で粘度1000mPa・sを
有する、メチル−(フェニルエチル)−シロキシ−単位
20モル%及びメチル−ドデシル−シロキシ−単位80
モル%よりなるオルガノポリシロキサン30重量%、水
65及び重量%及び脂肪アルコールポリグリコールエー
テル(グリュナウ社から、商品名“アルリポンIT1
0”として購入可能)5重量%を含有する水中油−エマ
ルジョン中で、BET−表面積150m2/gを有する
高熱分解法で製造された親水性珪酸(ワッカー−ヒェミ
ー社で、商品名“HDK V15”として購入可能)1
2部を、均一のペースト状物が生じるまで、徐々に撹拌
混入した。発泡剤組成物Dが得られた。
【0074】e) a)に記載した水中油型エマルジョ
ン100部中に、BET−表面積200m2/gを有す
る高熱分解法で製造された疎水性珪酸(ワッカー−ヒェ
ミー社から、商品名“HDK H20”として購入可
能)20部を、均一のペースト状物が生じるまで、徐々
に撹拌混入した。発泡剤組成物Eが得られた。
【0075】f) a)に記載の水中油型エマルジョン
100部中に、BET−表面積300m2/gを有する
高熱分解法で製造された親水性珪酸(ワッカー−ヒェミ
ー社から商品名“HDK T30”として購入可能)1
8部を、均一のペースト状物が生じるまで、徐々に撹拌
混入した。発泡剤組成物Fが得られた。
【0076】g) 合計してヒドロキシル−及びエトキ
シ基10モル%を有するポリメチルシルセスキオキサン
(Polymethylsilsesquioxan)
35重量%、水60重量%及び部分鹸化ポリビニルアル
コール(ワッカー−ヒェミー社から商品名“ポリビオー
ル(Polyviol)W25/140”として購入可
能)5重量%を含有する水中油−エマルジョン100部
中に、BET−表面積150m2/gを有する高熱分解
法で製造された親水性珪酸(ワッカー−ヒェミー社か
ら、商品名“HDK V15”として購入可能)16部
を、均一のペースト状物が生じるまで、徐々に撹拌混入
した。発泡剤組成物Gが得られた。
【0077】h) 合計してヒドロキシル−及びエトキ
シ基10モル%を有するポリジメチルシロキサン単位2
5モル%及びポリメチルシルセスキオキサン単位75モ
ル%よりなるシリコーン樹脂50重量%、水45重量%
及び脂肪アルコールポリグリコールエーテル(グリュナ
ウ社から商品名“アルリポンIT16”として購入可
能)5重量%を含有する水中油−エマルジョン100部
中に、BET−表面積150m2/gを有する高熱分解
法で製造された親水性珪酸(ワッカー−ヒェミーから商
品名“HDK V15”として購入可能)14部を、均
一のペースト状物が生じるまで、徐々に撹拌混入した。
発泡剤組成物Hが得られた。
【0078】k) 25℃で粘度12500mPa・s
を有する、トリメチルシロキシ基によって末端遮断され
たジメチルポリシロキサン30重量%、平均的組成:
【0079】
【化4】
【0080】のシリコーン樹脂2重量%、水65重量%
及び脂肪アルコールポリグリコールエーテル(グリュナ
ウ社から商品名“アルリポンIT16”として購入可
能)3重量%を含有する水中油型エマルジョン100部
中に、BET−表面積150m2/gを有する、高熱分
解法で製造された親水性珪酸(ワッカー−ヒェミーから
商品名“HDK V15”として購入可能)18部を、
均一のペースト状物が生じるまで、徐々に撹拌混入し
た。発泡剤組成物Kが得られた。
【0081】l) a)に記載の水中油型エマルジョン
100部中に、BET−表面積170m2/gを有する
親水性の沈降珪酸(デグッサ社(Fa.Deguss
a)から商品名“ウルトラシル(Ultrasil)V
N3”として購入可能)35部を、均一のペースト状物
が生じるまで、徐々に撹拌混入した。発泡剤組成物Lが
得られた。
【0082】m) a)に記載の水中油型エマルジョン
100部中に、BET−表面積100m2/gを有する
疎水性化された沈降珪酸(デグッサ社から商品名“シペ
ルナート(Sipernat)D17”として購入可
能)30部を、均一のペースト状物が生じるまで、徐々
に撹拌混入した。発泡剤組成物Mが得られた。
【0083】例1:25℃で粘度107mPa・sを有
する、トリメチルシロキシ基によって末端遮断されたジ
メチルポリシロキサン67部、25℃で粘度35mPa
・sを有する、トリメチルシロキシ基で末端遮断された
ジメチルポリシロキサン10部及びBET−表面積13
0m2/gを有する、高熱分解法で製造された親水性珪
酸(ワッカー−ヒェミー社から商品名“HDK S1
3”として購入可能)23部を含有するHTV−シリコ
ーンゴム混合物100部中で、発泡剤組成物A1.5部
及びビス−(2,4−ジクロルベンゾイル)−ペルオキ
シドと25℃で粘度350mPa・sを有する、トリメ
チルシロキシ基によって末端遮断されたジメチルポリシ
ロキサン(ワッカー−ヒェミー社から商品名“フェアネ
ッツァー(Vernetzer)E”として購入可能)
との同量部よりなるペースト状物0.5部及びジベンゾ
イルペルオキシドと25℃で粘度350mPa・sを有
する、トリメチルシロキシ基によって末端遮断されたジ
メチルポリシロキサン(ワッカー−ヒェミー社から商品
名“フェルネッツァーB”として購入可能)との同量部
よりなるペースト状物1.7部を、ローラー上で、混入
した。引続いて生成した混合物を押出して発泡形状品又
は発泡管にし、かつ熱気路中で加硫した。押出機のノズ
ルの大きさ直径8mm(丸紐)、200℃で5分間の加
硫時間及び約1.5m/分の押出率(Ansstoβl
eistang)で、直径13mmを有しかつ丸孔の、
均一の孔度分布及び発泡密度0.6を有する均一に発泡
した丸紐が得られた。
【0084】例2:25℃で粘度107mPa・sを有
する、トリメチルシロキシ基によって末端遮断されたジ
メチルポリシロキサン75部及びBET−表面積150
2/gを有する高熱分解法で製造された親水性珪酸2
5部を含有するHTV−シリコーンゴム混合物100部
中に、発泡剤組成物B2部、例1に記載の“フェアネッ
ツァーE”0.5部及び例1に記載の“フェアネッツァ
ーB”1.7部を、ローラー上で混入した。引続いて、
生成した混合物を押出して発泡形状品又は発泡管にし、
かつ熱気路中で加硫した。押出機のノズルの大きさ直径
10mm(丸紐)、加硫時間180℃で5分間及び押出
率約1.5m/分で、直径19mm及び発泡密度0.4
を有する均一に発泡した丸紐が得られた。
【0085】例3:例1に記載のHTV−シリコーンゴ
ム混合物50部及び例2に記載のHTV−シリコーンゴ
ム混合物50部よりなる混合物中に、発泡剤組成物H2
部、例1に記載の“フェアネッツァーE”0.5部及び
例1に記載の“フェアネッツァーB”1.7部を、ロー
ラー上で混入した。引続いて、生成した混合物を押出し
て、発泡形状品又は発泡管にしかつ熱気路中で加硫し
た。押出機のノズルの大きさ直径15mm(丸紐)、加
硫時間200℃で5分間及び押出率約1.5m/分で、
直径24mm及び発泡密度0.5を有する均一に発泡し
た丸紐が得られた。
【0086】例4:例1に記載のHTV−シリコーンゴ
ム混合物100部中に、発泡剤組成物L1.5部及び例
1に記載の“フェアネッツァーB”2部を、ローラー上
で混入した。引続いて、生成した混合物を押出して、発
泡形状品又は発泡管にし、かつ熱気路中で加硫した。押
出機のノズルの大きさ直径10mm(丸紐)、加硫時間
220℃で5分間及び押出率約1.5m/分で、直径1
3mm及び発泡密度0.7を有する均一に発泡した丸紐
が得られた。
【0087】例5:例1に記載のHTV−シリコーンゴ
ム混合物100部中に、発泡剤組成物C1.5部及びビ
ス−(4−メチルベンゾイル)−ペルオキシド(ペルオ
キシド−ヒェミー社(Fa.Peroxid−Chem
ie)から、商品名“インテロックス(Intero
x)PMBP”として購入可能)2部を、ローラー上
で、混入した。引続いて、生成した混合物を押出して、
発泡形状品又は発泡管にし、かつ熱気路中で加硫した。
押出機のノズル大きさ直径8mm(丸紐)、加硫時間2
00℃で5分間及び押出率約1.5m/分で、直径14
mm及び発泡密度0.6を有する均一に発泡した丸紐が
得られた。
【0088】例6:25℃で粘度2・107mPa・s
及びSi−結合ビニル基0.04重量%を有する、ジメ
チルシロキサン−及びメチルビニルシロキサン単位より
なる、トリメチルシロキシ基によって末端遮断されたジ
メチルポリシロキサン49部、25℃で粘度2・107
mPa・s及びSi−結合ビニル基0.25重量%を有
する、ジメチルシロキサン−及びメチルビニルシロキサ
ン単位よりなる、ジメチルビニルシロキシ基によって末
端遮断されたジメチルポリシロキサン19部、25℃で
粘度8・106mPa・s及びSi−結合ビニル基4.
5重量%を有する、ジメチルシロキサン−及びメチルビ
ニルシロキサン単位よりなる、ジメチルビニルシロキシ
基によって末端遮断されたジメチルポリシロキサン1.
4部、25℃で粘度50mPa・s及びSi−結合水素
原子を有するトリメチルシロキサン−、ジメチルシロキ
サン−及びメチル水素シロキサン単位よりなるコポリマ
ー3部、BET−表面積300m2/gを有する高熱分
解法で製造された親水性珪酸27.5部及び白金含量1
重量%(元素白金として計算された)を有する白金−
1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシ
ロキサン−錯体0.06部及びエチニルシクロヘキサノ
ール0.04部を含有するHTV−シリコーンゴム混合
物100部中に、発泡剤組成物D2部を、ローラー上
で、混入した。引続いて、生成した混合物を押出して、
発泡形状品又は発泡管にしかつ熱気路中で加硫した。押
出機のノズル大きさ直径15mm(丸紐)、加硫時間2
00℃で5分間及び押出率約1.5m/分で、直径20
mm及び発泡密度0.7の均一に発泡した丸紐が得られ
た。
【0089】例7:例2に記載のHTV−シリコーンゴ
ム混合物100部中に、発泡剤組成物A2部、例1に記
載の“フェアネッツァーE”0.5部及び例1に記載し
た“フェアネッツァーB”1.7部を、ローラー上で、
混入した。引続いて、生成した混合物を、室温で、2個
ローラー圧延機上で、厚さ7mmの圧延膜に加工し、か
つ圧延膜からプレートをうち抜いた。プレート表面に織
物被覆を接着した後に、プレートを無圧で熱気下で、2
00℃の温度で5分間加硫した。厚さ20mm、卵円形
孔及び発泡密度0.45を有する均一に発泡したプレー
トが得られた。
【0090】例8:例1に記載のHTV−シリコーンゴ
ム混合物100部中に、発泡剤組成物A1.5部及びt
−ブチルペルベンゾエート(ペルオキシド−(ヒェミー
社から商品名“トリゴノックス(Trigonox)
C”として購入可能)1部を、ローラー上で、混入力し
た。引続いて、生成した混合物を室温で、2個ローラー
−圧延機上で、厚さ14mmの圧延膜に加工した。膜切
片(15cm×15cm×1.4cm)を、直方形の膨
張型(15cm×15cm×3cm)中に入れた。引続
き、この膨張型を熱圧プレスに入れ、かつゴムを加圧下
で5分間140℃の温度で加硫した。寸法15cm×1
5cm×3cm、卵円形の孔及び発泡密度0.55を有
する均一に発泡した直方体が得られた。
【0091】例9:例1に記載のHTV−シリコーンゴ
ム混合物100部中に、発泡剤組成物A1.5部及び例
1に記載の“フェアネッツァーB”1.7部を、ローラ
ー上で混合した。引続いて、生成した混合物を、室温
で、2個ローラー−圧延機上で、厚さ16mmの圧延膜
に加工した。膜切片(15cm×15cm×1.6c
m)を、直方形の膨張型(15cm×15cm×3c
m)中に入れた。引続いてこの膨張型を熱圧プレス中に
入れ、かつゴムを加圧下で5分間140℃の温度で加硫
した。寸法15cm×15cm×3cm、卵円孔及び発
泡密度0.65を有する均一の発泡直方体が得られた。
【0092】例10:25℃で粘度2・107mPa・
s及びSi−結合ビニル基0.05重量%を有するジメ
チルシロキサン−及びメチルビニルシロキサン単位より
なる、ジメチルビニルシロキシ基によって末端遮断され
たジメチルポリシロキサン72部及び25℃で粘度35
mPa・sを有するヒドロキシ基によって末端遮断され
たジメチルポリシロキサン2部及びBET−表面積15
0m2/gを有する高熱分解法で製造された親水性珪酸
26部を含有するHTV−シリコーンゴム混合物100
部中に、酸化鉄(III)(バイエル社(Fa.Bay
er AG)から商品名“バイフェロックス(Bayf
errox)130Bロート(rot)”として購入可
能)10部、発泡剤組成物A1.5部、例1に記載の
“フェアネッツァーE)0.5部及び例1に記載の“フ
ェアネッツァーB”1.7部を、ローラー上で、混合し
た。引続き、生成した混合物を押出して、発泡形状品又
は発泡管にし、かつ熱気路中で加硫した。押出機のノズ
ル大きさ直径8mm(丸紐)、加硫時間200℃で5分
間及び押出率約1.5m/分で、直径14mm及び丸
孔、均一の孔度分布及び発泡密度0.6を有する均一に
発泡した丸紐が得られた。
【0093】例11:例10に記載のHTV−シリコー
ンゴム混合物100部中に、シラン化石英粉末(クオル
ツヴェルゲン・フレッヒェン(Quarzwerken
Frechen)から商品名“シルボンド(Silb
ond)600TST”として購入可能)10部、発泡
剤組成物A1.5部、例1に記載の“フェルネッツァー
E”0.5部及び例1に記載の“フェルネッツァーB”
1.7部を、ローラー上で、混入した。引続いて、生成
した混合物を押出して、発泡形状品又は発泡管にし、か
つ熱気路中で加硫した。押出機のノズル大きさ直径8m
m(丸紐)、加硫時間200℃で8分間及び押出率約
1.5m/分で、直径12mmを有しかつ丸孔、均一の
孔度分布及び発泡密度0.5を有する均一に発泡した丸
紐が得られる。
【0094】例12:25℃で粘度2・107mPa・
s及びSi−結合ビニル基0.15重量%を有し、ジメ
チルシロキサン−及びメチルビニルシロキサン単位より
成る、ジメチルビニルシロキシ基によって末端遮断され
たジメチルポリシロキサン55部及び25℃で粘度35
mPa・s及びSi−結合ビニル基0.8重量%を有す
るジメチルシロキサン−及びメチルビニルシロキサン単
位よりなる、ヒドロキシ基によって末端遮断されたジメ
チルポリシロキサン14部及びBET−表面積150m
2/gを有する高熱分解法で製造された親水性珪酸31
部を含有するHTV−シリコーンゴム混合物100部中
に、例10に記載の酸化鉄(III)8部、発泡剤組成
物A1.5部、例1に記載の“フェアネッツァーE”
0.5部及び例1に記載の“フェアネッツァーB”1.
7部を、ローラー上で、混入した。引続いて、生成した
混合物を押出して、発泡形状品又は発泡管にし、かつ熱
気路中で加硫した。押出機のノズル大きさ直径8mm
(丸紐)、加硫時間200℃で5分間及び押出率約1.
5m/分で、直径10mmを有しかつ丸孔、均一孔度分
布及び発泡密度0.85を有する均一に発泡した丸紐が
得られた。
【0095】例13:例10に記載のHTV−シリコー
ンゴム混合物100部中に、酸化アルミニウム(アルコ
ア社(Fa.Alcoa)から商品名“アルコア(Al
coa)T60”として購入可能)10部、発泡剤組成
物A1.5部、例1に記載の“フェアネッツァーE”
0.5部及び例1に記載の“フェアネッツァーB”1.
7部を、ローラー上で、混入した。引続き、生成した混
合物を押出して、発泡形状品又は発泡管にし、かつ熱気
路中で加硫した。押出機のノズル大きさ直径8mm(丸
紐)、加硫時間200℃で5分間及び押出率約1.5m
/分で、直径16mmを有しかつ丸孔、均一の孔度分布
及び発泡密度0.55を有する均一に発泡した丸紐が得
られた。
【0096】例14:例10に記載のHTV−シリコー
ンゴム混合物100部中に、酸化チタン(デグッサ社か
ら商品名“チタンオキシド(Titanoxid)P2
5”として購入可能)8部、発泡剤組成物A1.5部、
例1に記載の“フェアネッツァーE”0.5部及び例1
に記載の“フェアネッツァーB”1.7部を、ローラー
上で、混入した。引続いて、生成した混合物を押出し
て、発泡形状品又は発泡管にし、かつ130℃の温度の
熱気が付加的にその中を流通する、各々1.5mの長さ
の4本のUHF−管中で、加硫した。押出機のノズルの
大きさ直径8mm(丸紐)、マイクロウエーブエネルギ
ー4×3kW及び周波数2700MHzでの加硫時間6
分間及び押出率約1.0m/分で、直径11mmを有し
かつ丸孔、均一の孔度分布及び発泡密度0.75を有す
る均一に発泡した丸紐が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−301757(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラストマーのシリコーンスポンジを製
    造する方法において、 オルガノポリシロキサン(1) 乳化剤(2) 発泡剤としての水(3)及び 粘稠剤(4) を含有する水性エマルジョンをベースとする組成物
    (a)を発泡剤組成物として使用することを特徴とす
    る、エラストマーのシリコーンスポンジの製法。
  2. 【請求項2】 粘稠剤として、BET−表面積少なくと
    も50mm /gを有し、疎水性化されていてもよい二
    酸化珪素を使用する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 組成物(a)は、 オルガノポリシロキサン(1) 10〜50重量% 乳化剤(2) 1〜7重量% 発泡剤としての水(3) 20〜80重量% 及び 粘稠剤(4) 5〜40重量% を含有する、請求項1又は2に記載の方法。
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