JPH07121511A - 文書登録方法および文書編集装置 - Google Patents

文書登録方法および文書編集装置

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JPH07121511A
JPH07121511A JP5262207A JP26220793A JPH07121511A JP H07121511 A JPH07121511 A JP H07121511A JP 5262207 A JP5262207 A JP 5262207A JP 26220793 A JP26220793 A JP 26220793A JP H07121511 A JPH07121511 A JP H07121511A
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JP5262207A
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English (en)
Inventor
Kenji Shiiba
謙司 椎葉
Yosuke Mori
庸輔 森
Masanobu Iwasa
政信 岩佐
Norimichi Ishikawa
教道 石川
Katahito Hiruta
賢仁 昼田
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】重複データ量を大幅に削減できる文書登録方法
及び、通常の情報をコード化することなく圧縮できる汎
用の文書編集装置を提供することにある。 【構成】文字、図形など登録する1情報の入力データ
を、重複識別子有りレコード(属性値)と重複識別子無
しレコード(座標値)に編集する(s101)。編集完
了した新規レコードの種別判定を行い(s103)、識
別子有りレコードは登録済みのレコードと比較する(s
104)。同一レコードが検索されると新規当登録を行
わず、同一レコードの登録番号を出力して(s10
6)、重複識別子無しのレコード(座標値)に付帯させ
る。この識別子無しレコードは、直ちに新規登録される
(s105)。一方、新規登録する識別子有りレコード
と同一のものが無い場合は、当該レコードを登録し、そ
の登録番号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書編集装置に関し、重
複データを圧縮する文書登録方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の文書編集装置は、例えば特開昭6
1−161570号のように、文書中の図形情報(JI
Sコードによらない文字情報も同じ)を登録する場合
に、図形毎に図形の種類や線種、図形の位置や大きさを
定める端点座標などのデータを頁単位の作図ファイルと
して記憶している。このとき、端点座標は頁内の行、列
などからパラメータ化して記述してデータ量を圧縮して
いる。
【0003】また、JISコード化された文字や、コー
ド記述された特定の記号や図形を登録し、出力時に文字
フォントや専用の図形発生手段で生成することにより、
登録データを圧縮することは周知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、コード化または記号化情報を生成する専用の手段を
持たない任意の文字や図形情報の登録は、その座標情報
と属性情報で行う必要がある。しかし、これら文字や図
形の位置や形状は多種多様ではあっても、その線種や線
幅あるいは線色などの属性情報は文書内で共通するもの
が多い。
【0005】したがって、従来の文書の登録情報には多
量の重複データがあり、登録情報量を増大させる一因と
なっている。この結果、文書の登録ファイルが増加する
と共に、作業者の手間や待ち時間も増えるなど取り扱い
性もよくない、という問題点があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
克服し、重複データ量を大幅に削減できる文書登録方法
及び、任意の情報を専用手段を持つことなく扱える汎用
の文書編集装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、文字、図形などの情報を座標値と属性値によって登
録する文書登録において、前記座標値と前記属性値を異
なるレコードに編集し、新規登録する前記属性値と同一
の登録済の属性値レコードがある場合は当該属性値の新
規登録を行なわず、当該既登録の属性値レコードの登録
レコード番号を新規登録する座標値レコードに含ませる
ことにより達成される。
【0008】
【作用】本発明の構成によれば、新規登録する一つの情
報を定義する座標値と属性値の組は、各々のレコードに
編集される。これによって、重複登録の可能性の大きい
属性値のレコードは、新規登録に際して登録済みの属性
値レコード群との重複チエックが容易に行える。
【0009】この結果、重複が無ければ新規登録の登録
レコード番号を、重複があれば登録済みの同一レコード
の登録レコード番号を出力して、当該情報のもう一つの
データとして必ず新規登録される座標値レコードのデー
タとしているので、座標値レコードから共用する属性値
レコードの参照が可能となる。
【0010】本発明の文書登録方法によれば、例えば線
属性値は、線種、線幅、線色の3バイトのデータを登録
していたものを、レコード番号の1バイトで登録できる
ようになるので、文書データ量を大幅に削減でき、登録
処理を容易にする効果がある。 また、本発明の文書編
集装置は特定のコードや記号によらない汎用の文書編集
が可能であり、かつ、記憶媒体も削減できる効果がる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して詳細に説明す
る。
【0012】図2は、本発明を適用して登録する文書情
報の一例で、図形情報の表示画像とそのデータ構造を示
したものである。図形情報の種類としては、「直線」、
「円」及び「表」を示しているが、これ以外にも「折
線」、「多角形」、「楕円」、「円弧」、「曲線」、更
にはこれらを適宜組み合わせた任意パターンなどがあ
る。また、JISコードによらない文字情報も同様に扱
うことができる。
【0013】「直線1」のレコードは、始点座標(P
1)と終点座標(P2)からなる座標値レコードと、線
種(実線、点線など)、線幅および線色の属性値レコー
ドによって構成される。「円1」のレコードは、中心点
(C1)と半径(R1)からなる座標値レコードと、そ
の属性値レコードによって構成される。「表1」のレコ
ードは、枠線(横線L21〜L26,縦線L27〜L3
2)上の各点(P31〜P39)の座標値レコードと、
枠線毎の属性値レコードによって構成される。
【0014】同図の線属性値レコードは、「表1」の線
L23,線L24以外については全て同じデータであ
る。
【0015】このように、文書データの属性値レコード
には重複が多く、これが登録される文書データ量を著し
く増大させている。本発明では、このような重複を無く
した文書登録を行って登録データ量を削減し、データの
検索、転送、格納処理等のスピードアップをはかり、フ
ァイル等の記憶媒体も削減できるようにしたものであ
る。
【0016】図3は本発明の一実施例である文書編集装
置の構成を示す。中央処理装置(CPU)2、登録文書
データを格納するデーターベースファイル4、グラフイ
ックプロセッサ5を介して文書デ−タを表示する表示メ
モリ6とディスプレイ7、入力コントローラ一8を介し
て文書データの入力や文書編集の指示を行うキ−ボ−ド
9やマウス10が、システムバス1によって接続されて
いる。
【0017】CPU2は図示しない記憶手段と共に、入
力データを所定のレコードに編集する文書編集手段2
1、編集されたレコードの重複のない登録管理を行うレ
コードデータ管理手段22、データの取り込みと編集文
書の表示を制御するデータ入力表示手段23を構成す
る。
【0018】図4に、本実施例の主要部となるレコード
データ管理手段22の構成を示す。管理手段22は同図
(a)に示すように、レコード構造データを格納するレ
コード構造管理テーブル31と、レコードの登録、検
索、削除を制御するレコード制御部32と、登録された
レコードを管理、記憶するレコードデータ管理部33か
ら構成される。
【0019】レコード制御部32は同図(b)に示すよ
うに、レコードの登録処理を行う登録処理部321と、
登録処理の過程で実行されるレコード種別判定処理部3
22と、入力レコードと既登録レコードを比較するレコ
ード比較処理部323と、指定されたレコードまたはア
ドレスの検索を行うレコード検索処理部324と、登録
しているレコードの削除を行うレコード削除処理部32
5を有している。
【0020】図5は、レコード構造管理テーブル31の
構成を示す。テーブル31は、各レコード種別にユニー
クに付与されるレコードID毎に、重複識別子、レコー
ドブロックの先頭アドレス、レコードサイズなどを管理
している。同図の例では、図2に示す「直線座標値」は
ID=1、「円座標値」はID=2、「罫表座標値」は
ID=3、「線属性値」はID=4である。
【0021】レコードサイズは、レコードID毎の単位
レコードのバイト数で、「直線座標値」は3バイト、
「円座標値」は3バイト、「罫表座標値(図2の例)」
は60バイト、「線属性値」は4バイトである。重複識
別子は、新規レコードを登録するときに、重複登録の可
能性が高いもの、たとえば「線属性値」レコードなどに
付与して、新規登録時に重複のチエックを実行するため
の識別子とする。レコードブロック先頭アドレスは、同
一IDに属するレコード群の主メモリ上における先頭ア
ドレスを示す。
【0022】図6は、レコードデータ管理部33におけ
る、レコードID毎のレコード群の登録状況を示す。図
中、登録レコードNo(RNo)は、先頭のレコード単
位から登録順にシリアルに付与される番号である。同図
(a)〜(c)に示すように、各レコードの属性値は実
データによらず、後述する方法よってレコード番号(R
No)を設定する。また、同図(d)に示す線属性値
は、データフィールドのヘッダー部に重複識別子を設定
し、かつ、重複識別子は他レコードからの被参照数をカ
ウントした数値または数値を含んで示す。
【0023】図1は、本実施例の文書編集装置による登
録情報のデータ受付から登録までの処理手順の概要を示
すフローチャートである。
【0024】任意の登録情報を定義する座標値と属性値
を含む入力データを受け付けると、文書編集手段21
は、s101,s102及びs107の処理を実行す
る。まず、入力データの一部を重複識別子有りのレコー
ドと、重複識別子無しのレコードに編集する。属性値は
前者に、座標値は後者に編集される。編集された識別子
にはユニークでかつ、レコード種別を判定できるレコー
ドIDが付与される。また、重複識別子無しのレコード
には、重複識別子有りのレコードの登録時に決定される
登録レコード番号の設定エリアが設けられる。
【0025】レコードの編集の完了(s102)したレ
コードは、レコードデータ管理手段22に渡され、s1
02〜s106の処理が実行される。まず、入力レコー
ドのIDをキーとしてレコード種別判定が行われる(s
103)。判定の結果、重複識別子有りのレコードであ
れば、既登録レコードの中から同一レコードを検索する
ためのレコード比較処理が実行される(s104)。比
較の結果、同一レコードが無ければ新規レコードの登録
が行われ(s105)、登録順にシリアルな登録レコー
ド番号が出力される(s106)。
【0026】一方、ステップs103で重複識別子無し
のレコードと判定された場合は、直ちにs105で登録
する。また、s104で同一レコードが検索された場合
は、新規レコードの登録を行わず、登録済みの同一レコ
ードのレコード番号を出力する。
【0027】ステップs106で出力されるレコード番
号は、文書編集手段21に渡され、番号待ちをしている
(s107)重複識別子無しのレコードに設定される。
これによって、重複識別子無しレコードの編集が完了
し、レコードデータ管理手段22による登録が行われ
る。
【0028】次に、図7〜図13を参照して、「直線」
レコードを登録する場合の手順を詳細に説明する。
【0029】図7とは、文書編集手段21におけるデー
タ入力処理を説明する模式図、図8はそのフローチャー
トである。
【0030】最初に文書編集処理コマンド「直線作成」
が入力されると、文書編集手段21は「直線作成」に対
応した座標値データ(始点、終点座標値)のデータ入力
画面を表示し、ユーザにデータ入力を要求する。ユーザ
はキーボード10やマウス11から、21d,21eの
データを入力する。つぎに、文書編集手段21は属性値
データ入力画面を表示し、21a〜21cの属性値デー
タを得る。なお、これらの入力や表示はデータ入力・表
示手段23を介して行われる。
【0031】入力が終了すると、直線レコードへのデー
タ加工が行われる。即ち、処理コマンド「直線作成」か
ら一意に決まる、レコードID=1とその直線座標値レ
コード21gと、ID=4とその線属性値レコード21
fからなる新規登録データが作成される。
【0032】このとき、座標値レコード21gの線属性
値RNoはまだ、未定である。直線レコードの加工終了
後、まず、ID=4とその線属性値レコード21fが、
パラメータとしてレコードデータ管理手段22に出力さ
れる。
【0033】図9と図10は、レコードデータ管理手段
22における、レコード制御部32の処理を説明する模
式図とフローチャートである。
【0034】レコード制御部32は、文書編集手段21
から受け取った入力パラメータ、即ち新規データの線属
性値レコード21fとそのレコードID(=4)を受け
とると(s301)、レコード種別判定部322によ
り、レコードID=4をキーとしてレコード構造管理テ
ーブル31を参照し(s302)、当該レコードが重複
識別子を備える種別か否かのレコード種別判定を行う
(s303)。
【0035】線属性値レコード21fは重複識別子を持
つので、後述するレコード比較処理を行い(s30
4)、一致する既登録レコードが見つかった場合は(s
305)、既登録レコードの重複識別子をインクリメン
トし(s306)、その既登録レコードのレコード番号
(RNo)を出力する。
【0036】なお、重複識別子は、図示しないカウンタ
により増減カウントされ、当該レコードが他レコードに
よって参照される数を含んで表される。この参照値は、
不要となったレコードの削除や、同一レコードブロック
の許容範囲の管理に用いられる。
【0037】図11は、比較処理の詳細なフローを示し
たものである。レコードID=4と線属性値レコード2
1fを受け取ると(s401)、ID=4をキーにレコ
ード構造管理テーブル31を参照し、ID=4のレコー
ドブロック22adの先頭アドレスとレコードサイズを
読み出す(s402)。
【0038】つぎに、レコードブロック22adの先頭
アドレスからレコードサイズ(線属性値は4バイト)毎
に、各レコードの先頭アドレスを算出する(s40
4)。このアドレスは、既登録データをブロック毎に記
憶するレコードデータ管理部33の該当レコード記憶位
置であり、主メモリ上のアドレスに相当する。
【0039】各レコードの先頭アドレスから重複識別子
(1バイト)を除いた線種、線幅、線色からなる線属性
値の既登録レコードを1バイトずつ読出し、新規登録デ
ータ21fと順次比較する(s405)。この比較サイ
ズ3バイトは、レコード管理テーブル31から取りだし
たレコードID毎のレコードサイズより決定される。
【0040】比較の結果、一致した既登録の線属性値レ
コードが見つかれば、そのレコードNoを出力パラメー
タとする(s407)。図9の例では、先頭アドレス+
0のレコードNo=1の線属性値が、新規登録データ2
1fと一致したので、RNo=1を出力パラメータとし
て図10のステップs306に移行し、レコード番号1
のレコードの重複識別子をインクリメント(+1)す
る。その後、RNo=1を文書編集手段21に渡す。
【0041】なお、重複識別子の被参照数をインクリメ
ント(+1)する場合にしきい値を設定しておき、しき
い値内の場合にインクリメントを許容するようにしても
よい。これにより、しきい値を超えた場合は当該レコー
ドを複写して新たなレコードとして登録し、この複写レ
コードの重複識別子の被参照数を初期値に設定し、重複
レコードの論理的な被参照範囲を広げることができる。
【0042】一方、レコードブロック22adに登録さ
れている全てのレコードと比較し(s403)、一致す
るレコードの無い場合は、「既登録レコードなし;RN
o=0)」を出力する(s408)。
【0043】既登録レコードなしの場合は、図10のス
テップs308の処理に移行し、レコードブロック22
adの登録済の次の空き領域にデータ21fを登録し、
登録済のレコードNoの最大値に+1したRNoを出力
パラメータとする(s309)。なお、重複識別子有り
レコードの登録の場合は、登録データにヘッダ部を付加
し、このヘッダ部に重複識別子として被参照数=1を設
定する。
【0044】文書編集手段21は、図12に示すよう
に、入力された線属性値登録レコードNo=1を、未確
定の直線座標レコード21gの線属性値Noとして設定
すると共に、確定した新規登録データ21gとそのレコ
ードID=1をパラメータとして、再びレコード管理手
段22に渡す。
【0045】図13に、直線座標レコード21gの登録
を行うレコード管理手段22の機能図を示す。レコード
管理手段22の登録処理部321は、ID=1をキーと
してレコード構造管理テーブル21を参照する。ID=
1のレコードは重複識別子を持たないので、図10のス
テップs308〜s309によって登録処理される。図
13の例では、直線座標値レコードブロック22aaの
先頭(RNo=1)に登録している。
【0046】図14は、一旦登録したレコードをレコー
ド制御部32のレコード削除部324によって削除する
フローチャートである。
【0047】データ入力手段23を介してレコードデー
タ管理手段22に、削除するレコードNoとそのレコー
ドIDが入力される(S501)。後述する検索処理部
325によって当該レコードNoの先頭アドレスを算出
する(s502)。
【0048】次に上記したレコード種別判定部322を
起動してレコード構造管理テーブル31を参照し(s5
03)、入力IDが重複識別子を備えるレコード種別、
即ち属性値レコードかを判定する(s504)。属性値
レコードでなければ当該レコードを削除処理する(s5
07)。
【0049】一方、入力IDが重複識別子を備えるレコ
ード種別であれば、検索したレコードの重複識別子の被
参照数をデクリメント(−1)し(s505)、被参照
数が0となった場合は(s506)、当該レコードを削
除する。これによって、編集過程で不要になった登録文
書を、被参照関係を配慮しながら削除できる。
【0050】図15は、レコード検索処理部325によ
るレコード検索処理を示すフローチャートである。デー
タ入力手段23やレコード削除部324から、検索する
レコードNoとそのレコードIDが入力される(S60
1)。入力IDをキーとしてレコード構造管理テーブル
31を参照し、レコードブロックの先頭アドレスとレコ
ードサイズを読みだす(s602)。
【0051】これら、先頭アドレスとレコードサイズ及
び入力レコードNoから、検索するレコードのアドレス
を算出し(s603)、そのアドレスまたはレコードを
出力する(s604)。これによって、指定レコードの
出力や、削除処理におけるレコードの検索が可能にな
る。図16は、レコードデータ管理手段22における検
索処理を模式図で示したものである。
【0052】なお、図10のステップs302、あるい
は図11のステップs402,s403に示される順次
検索処理も、検索するレコードNoを1から順次更新す
ることで、本レコード検索処理部325によって実行で
きる。これによれば、比較処理(s304)には、比較
するレコードの先頭アドレスが直接与えられる。図17
は、上記した検索処理と比較処理の関係を模式図で示し
たものである。
【0053】以上に説明した本実施例によれば、登録す
る情報を重複の少ないレコード種別、例えば座標値レコ
ードと、重複する可能性の大きいレコード種別、例えば
属性値レコードに分けて管理し、新規登録に際して重複
する可能性の大きいレコード種別は既登録との重複チエ
ックを行って重複登録を排除し、その代わりに重複する
登録済みレコードのレコードNoを重複の少ないレコー
ド種別に付帯させることによって、登録データ量の大幅
な削減を実現している。
【0054】また、本実施例によれば、データの登録を
メモリ上で行うため高速に処理でき、使い勝手も向上す
る。
【0055】
【発明の効果】本発明の文書登録方法によれば、1情報
について、重複可能性の大きい属性値等のデータは、重
複可能性の小さい座標値等のデータと分離し、既登録デ
ータを検索して同一データのある場合は新規登録を行わ
ず、その同一レコードの登録番号を付帯した座標値等の
データのみを新規登録しているので、重複データ量を大
幅に削減でき、文書の登録、管理を容易にする効果があ
る。
【0056】本発明の文書編集装置によれば、コード化
によらない通常の情報の登録データ量を大幅に削減でき
るので、汎用性が高く記憶容量も低減できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による文書登録方法の一実施例を示すフ
ローチャートである。
【図2】本実施例で扱う登録情報の表示状態とレコード
構成を示す説明図である。
【図3】本発明による文書登編集装置の一実施例を示す
システム構成図である。
【図4】レコードデータ管理手段の機能ブロック図であ
る。
【図5】レコード構造管理テーブルの構成と主メモリと
の関係を示す説明図である。
【図6】レコードデータ管理部におけるレコードブロッ
ク別の登録状況を示す説明図である。
【図7】文書編集手段における入力データと登録データ
を示す説明図である。
【図8】文書編集手段における入力データの受付と登録
データ加工の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】レコードデータ管理手段の登録機能を模式的に
示す説明図である。
【図10】レコードデータ管理手段の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図11】レコード比較処理のフローチャートである。
【図12】文書編集手段における登録レコード番号の設
定を示す説明図である。
【図13】登録レコード番号を設定した登録レコードの
登録状況を示す説明図である。
【図14】レコード削除処理を示すフローチャートであ
る。
【図15】レコード検索処理を示すフローチャートであ
る。
【図16】レコードデータ管理手段の検索機能を模式的
に示す説明図である。
【図17】レコードデータ管理手段の順次検索処理と比
較処理を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1…システムバス、2…CPU、4…データベースファ
イル、6…グラフィックプロセッサ、7…表示メモリ、
8…ディスプレイ、9…入力コントローラ、10…キー
ボード、11…マウス、21…文書編集手段、22…レ
コードデータ管理手段、23…データ入力・表示手段、
31…レコード構造管理テーブル、32…レコード制御
部、33…レコードデータ管理部、321…登録処理
部、322…レコード種別判定部、323…比較処理
部、324…検索処理部、325…削除処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 庸輔 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 岩佐 政信 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 石川 教道 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 昼田 賢仁 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字、図形などの情報を座標値や属性値の
    データによって登録する文書登録方法において、 任意の情報の前記データを重複可能性の大小によって異
    なるレコードに編集すると共に前記重複可能性の大きい
    レコードには重複識別子を付与し、編集されたレコード
    の登録に際して、前記重複識別子の付与されたレコード
    は既登録レコードとの比較を行い、既登録に同一レコー
    ドのある場合は新規登録を行なわず、前記同一レコード
    の登録レコード番号を新規登録する前記重複可能性の少
    ないレコードに付帯させることを特徴とする文書登録方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記属性値は前記重複
    識別子を付与されるレコードに、前記座標値は前記重複
    識別子を付与されないレコードに、それぞれ編集するこ
    とを特徴とする文書登録方法。
  3. 【請求項3】文字、図形などの情報を座標値と属性値に
    よって登録する文書登録方法において、前記座標値と前
    記属性値を異なるレコードに編集し、新規登録する前記
    属性値と同一の登録済の属性値レコードがある場合は当
    該属性値の新規登録を行なわず、当該既登録の属性値レ
    コードの登録レコード番号を新規登録する座標値レコー
    ドに含ませることを特徴とする文書登録方法。
  4. 【請求項4】文字、線、円、表、記号などで表示される
    情報であって、その種別に応じて入力される座標値と属
    性値の組を所定のレコードに編集して任意の情報を登録
    する文書登録方法において、 新規登録する座標値と属性値を、当該座標値と未定の属
    性値レコード番号からなる座標値レコードと、当該属性
    値からなる属性値レコードに編集し、 属性値レコード記憶領域の既登録の属性値レコードを記
    憶順に参照して新規登録する属性値レコードと比較し、
    一致する既登録の属性値レコードがない場合は前記記憶
    順に従って登録し、 前記記憶順に対応する属性値レコード番号を、新規登録
    する座標値レコードの属性値レコード番号として設定し
    た後に、当該座標値レコードを登録することを特徴とす
    る文書登録方法。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記一致する既登録の
    属性値レコードがある場合は、当該一致する属性値レコ
    ードの属性値レコード番号を、新規登録する座標値レコ
    ードの属性値レコード番号として設定することを特徴と
    する文書登録方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項において、登
    録する前記情報が、直線の場合には前記座標値は始点と
    終点からなる線座標で又、円の場合には前記座標値は中
    心点座標と半径からなる円座標で、且つ、前記線座標ま
    たは円座標と組み合わされる前記属性値は線種、線形お
    よび線色からなる線属性値で与えられることを特徴とす
    る文書登録方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記線属性値を編集す
    る線属性値レコードと、前記線座標値を含んで編集され
    る線座標値レコードや前記円座標値を含んで編集される
    円座標値レコードは、各々異なるレコードブロック領域
    に登録順に記憶されることを特徴とする文書編集方法。
  8. 【請求項8】文字や図形等の任意の情報を所定のレコー
    ドに編集して登録する文書編集装置において、 新規登録する情報の座標値、属性値を含む入力データの
    入力装置と、 前記入力装置からの入力データを、情報の種別やデータ
    の重複登録の可能性の大小に応じたレコード種別毎にユ
    ニークなレコードIDを付与し、重複識別子を持つレコ
    ードと前記重複識別子を持たないレコードからなる一組
    のレコードに前記情報毎に編集し、且つ、前記重複識別
    子を持たないレコードにはレコードデータ管理手段から
    設定される登録レコード番号を含んで編集する編集処理
    手段と、 登録処理されたレコードを前記レコードID毎のレコー
    ドブロック領域に、登録順を示す前記登録レコード番号
    順に記憶する登録レコード記憶装置と、 前記編集処理手段から入力される新規登録する入力レコ
    ードが付与しているレコードIDからレコード種別を判
    定するレコード種別判定部と、前記判定部の判定によっ
    て前記入力レコードが前記重複識別子をもつ場合に、当
    該レコードIDのレコードブロック領域の既登録レコー
    ドを前記登録レコード番号順に検索して前記入力レコー
    ドと比較するレコード比較部と、前記比較部の比較によ
    って同一レコードが検索されない場合に、前記入力レコ
    ードを当該レコードIDのレコードブロック領域の登録
    順に従って登録すると共に、当該レコードの登録順を示
    す前記登録レコード番号を前記編集処理手段に出力し、
    一方、前記判定部の判定によって前記入力レコードが前
    記重複識別子を持たない場合に、前記入力レコードを当
    該レコードIDのレコードブロック領域の登録順に従っ
    て登録する登録処理部を具備するレコードデータ管理手
    段と、を備えることを特徴とする文書編集装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記登録処理部は、前
    記比較部の比較によって同一レコードが検索された場合
    に、前記入力レコードの登録を行うことなく、前記同一
    レコードの登録レコード番号を前記編集処理手段に出力
    するように構成されることを特徴とする文書編集装置。
  10. 【請求項10】請求項8または9において、前記レコー
    ドデータ管理手段は、前記レコードID毎にレコードブ
    ロックの先頭アドレス、レコードサイズを管理し、か
    つ、前記重複識別子をもつレコードブロックの場合には
    他のレコードブロックのレコードからの被参照数を前記
    重複識別子に反映するように管理するレコード構造管理
    テーブルを具備することを特徴とする文書編集装置。
  11. 【請求項11】請求項9または10において、前記登録
    処理部は、前記同一レコードに他のレコードからの被参
    照数を増減カウントして付加することを特徴とする文書
    編集装置。
  12. 【請求項12】請求項11において、前記レコードデー
    タ管理手段は、前記被参照数が減算により0となったと
    き、当該レコードを前記登録レコード記憶装置から削除
    する削除処理部を具備することを特徴とする文書編集装
    置。
  13. 【請求項13】請求項10または11において、前記登
    録処理部は、前記被参照数が所定のしきい値を超えたば
    あいは、当該レコードを複写し、その被参照数を初期設
    定して前記登録レコード記憶装置に登録することを特徴
    とする文書編集装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003504760A (ja) * 1999-07-09 2003-02-04 イエマ − ヨリ アクチボラゲット データベースの中のオブジェクトにidを割り当てる方法
JP2006146884A (ja) * 2004-11-15 2006-06-08 Microsoft Corp 電子文書スタイルマトリクス

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