JP3537052B2 - ファイル処理装置 - Google Patents

ファイル処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オフィスコンピュー
タ等におけるファイル処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスコンピュータ等におい
て、ディスク装置に格納されている各種ファイルのう
ち、ユーザが任意のファイルを指定すると、指定ファイ
ルはディスク装置から読み出されて表示出力される。と
ころで、ファイルには人事管理ファイル、売上管理ファ
イル、顧客管理ファイル等が存在すると共に、更に人事
管理ファイルであっても給料明細ファイル、社員台帳フ
ァイル、所属別ファイル、出身地別ファイル等、多種多
様のファイルが存在する。ここで、社員台帳ファイルや
所属別ファイル、出身地別ファイル等は互いに関連し、
参照関係にある為、それらのファイル内容を確認する場
合には例えば社員台帳ファイルをアクセスしてそのファ
イル内容を表示出力させたのち、このファイルと参照関
係にある他のファイルを順次アクセスしてそれらのファ
イル内容を表示出力させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファイ
ルをアクセスする毎にそれと参照関係にある他のファイ
ルを調べることは困難であると共に、参照関係にある複
数のファイルを1つ1つ指定しながら表示出力させるこ
とは困難を要し、面倒なものとなっていた。そこで、シ
ステム設計時にユーザが予め参照関係にあるファイル同
士を調べてそれらの対応付けを指定する為のプログラム
を作成しておけば、ファイルアクセス時にその都度、参
照関係にある他のファイルを指定しなくてもよくなる
為、ファイル処理時の作業効率を大幅に向上させること
ができる。しかしながら、プログラム設計は専門的で時
間を要し、一般ユーザにとっては困難であると共に、フ
ァイルの追加、削除を行う毎にプログラム内容を修正す
る必要があり、ファイル管理が面倒なものとなる。この
発明の課題は、任意のファイルを選択した際にこのファ
イルの項目と参照関係にある他のファイルを自動的に抽
出できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のファイル処理装
置は、各種データファイルを記憶するファイル記憶手段
と、前記ファイル記憶手段に記憶された各々ファイルの
ファイル構成に対応して項目名を設定すると共に、設定
された項目名のうち参照すべきファイルのキー項目とす
る項目名をファイル毎に設定するファイル構成情報設定
手段と、前記ファイル構成情報設定手段で設定されたフ
ァイル構成情報をファイル毎に保存するファイル構成情
報保存手段と、処理対象のファイルを主ファイルとして
選択する主ファイル選択手段と、前記主ファイル選択手
段によって選択された主ファイルのファイル構成情報の
キー項目名に該当する項目名をキー項目とする他のファ
イルの構成情報を参照ファイルのファイル構成情報とし
て前記ファイル構成情報保存手段から抽出する参照ファ
イル抽出手段と、前記主ファイル選択手段によって選択
された主ファイルのファイル構成情報の項目名に該当す
る項目名を前記参照ファイル抽出手段で抽出された参照
ファイルのファイル構成情報から抽出する項目名抽出手
段と、前記主ファイル選択手段で選択されたファイルと
前記項目名抽出手段で抽出された参照ファイルの夫々の
項目名の全てを可視的に出力する項目名出力手段と、前
記項目名出力手段で可視的に出力された項目名を参照し
て、各々データファイルから出力すべき項目名を設定す
る出力対象項目設定手段と、前記出力対象項目設定手段
で設定された項目名に対応するデータを前記ファイル記
憶手段内の主ファイルと参照ファイルそれぞれに対応す
るデータファイルから抽出し、抽出したデータを対応付
けて出力する出力手段と、を具備したことを特徴とす
る。図1に本発明の機能ブロック図を示す。ファイル選
択手段1は処理対象のファイルを選択するキーボード等
である。項目指定手段2はファイル選択手段1によって
選択されたファイルを構成する各々の項目を指定する。
この場合、項目指定手段2はファイルを構成する複数の
項目のうちその先頭から自動的に順次項目指定してもよ
いが、ユーザにより予めキー項目として定義される項目
のみを自動的に指定するようにしてもよい。ファイル抽
出手段3は項目指定手段2によって指定された項目をキ
ー項目として含む他のファイルを参照ファイルとして抽
出する。なお、ファイル選択手段1によって選択された
ファイルの項目データとファイル選択手段3によって抽
出された参照ファイルの項目データとを対応付けて表示
/印字出力させてもよい。
【0005】
【0006】
【実施例】以下、図2〜図12を参照して一実施例を説
明する。図2はファイル処理装置の基本的なハードブロ
ック図である。CPU11はROM12等に格納されて
いる各種のプログラムにしたがってこのファイル処理装
置の全体動作を制御するもので、CPU11にはその周
辺デバイスとしてのキーボード13、マウス14、CR
T表示装置15、ディスク装置16、プリンタ17が接
続されており、それらの入出力動作を制御する。この場
合、各周辺デバイスは対応する入出力インターフェー
ス、即ち入力制御部18、CRT制御部19、外部記憶
制御部20、印字制御部21を介してCPU11に接続
されている。
【0007】ROM12はシステム立ち上げ時にオペレ
ーティングシステムをRAM22にロードする為のIP
Lプログラム、入出力制御用のI/Oコントロールシス
テムプログラム、文字フォントデータ等を記憶する。キ
ーボード13は文字キー、カーソルキー、ファンクショ
ンキー等を備え、操作キーに対応するキーコードは入力
制御部18を介してCPU11に取り込まれる。CRT
表示装置15はファイル内容等を表示するもので、CR
T制御部19はCPU11の制御下でビデオRAM(V
−RAM)23内の画像データを読み出してCRT表示
装置15から表示出力させる。ディスク装置16は各種
のデータファイルやプログラムファイル等を記憶するも
ので、外部記憶制御部20はディスク装置16に対する
データの書き込み/読み出しを行う。RAM22はプロ
グラム領域22−1、テーブル領域22−2、ファイル
データ領域22−3、22−4、ワーク領域22−5を
有する構成となっている。ここで、テーブル領域22−
2は表示対象ファイルの選択に伴ってそれと参照関係に
ある他のファイルが参照ファイルとして抽出された際
に、それに応じて作成された参照ファイルテーブルが登
録される領域である。ファイルデータ領域22−3は予
め各種ファイルに対応してそのファイル構成をファイル
毎に定義した定義内容が管理ファイルとして登録される
領域である。ファイルデータ領域22−4は表示対象フ
ァイルとして選択されたファイルおよびそれに応じて抽
出された参照ファイル毎に表示対象項目として選択され
た項目名等が表示スペックファイルとして登録される領
域である。
【0008】次に、本実施例の動作を説明する。先ず、
ディスク装置16内の各種データファイルに対応してそ
のファイル構成をファイル毎に定義し、ファイルデータ
領域22−3に管理ファイルとして登録しておく。図3
はこの場合のファイル定義画面を示している。先ず、こ
のファイル定義画面内のファイル名入力域FI1を指定
し、この入力域FI1内にキーボード13から入力した
ファイル名を定義する。次に、ファイル構成を項目毎に
定義する為に、項目名入力域FI2、タイプ入力域FI
3、長さ入力域FI4を指定し「項目名」、「タイ
プ」、「長さ」をそれぞれ入力する。なお、「タイプ」
は対応する項目データが文字列データであるか数値列デ
ータであるかを示すもので、ガイダンス表示域GDから
タイプを選択すると、現在のカーソル位置(図中斜線を
付して示す)に選択内容が表示される。「長さ」は対応
する項目データの長さ(最大値)を示す。更に、キー構
成入力域FI5に1または2以上のキー項目を入力す
る。この場合、項目定義の列記号(A、B〜)を指定す
ると、対応する項目名がキー構成入力域FI5に表示さ
れる。
【0009】このようにしてファイル構成を定義する
と、この定義情報は管理ファイル用のファイルデータ領
域22−3に登録される。図4はファイルデータ領域2
2−3に登録された管理ファイルの構成を示し、ファイ
ル毎のファイル構成情報は、ファイル構成情報の長さ、
ファイル名、キー構成情報、複数組の項目情報とから構
成されている。なお、キー構成情報は図3のキー構成入
力域FI5に定義されたもので、キーを構成する1また
は2以上の項目名とキー構成情報の修了識別子(KEY
END)とから成り、また、項目情報はファイル定義画
面に項目名に定義された項目名、タイプ、長さとから成
る。
【0010】しかして、ファイルデータ領域22−3内
に各種ファイルに対応してそのファイル構成情報が定義
されている状態において、ファイル内容を表示出力する
場合には図5に示したフローチャートにしたがって動作
する。図5はファイル内容を表示出力する際の動作概要
を示したゼネラルフローチャートである。先ず、ユーザ
は表示対象ファイル(以下、主ファイルと呼ぶ)を選択
すると(ステップA1)、CPU11はこの主ファイル
の項目をキー項目として含む他のファイルを参照ファイ
ルとして抽出する(ステップA2)。即ち、主ファイル
が選択されると、これと参照関係にある他のファイルが
参照ファイルとしてディスク装置16から検索される
が、この場合、主ファイルと参照関係にある他のファイ
ルが複数存在していればその全てが参照ファイルとして
抽出される。次に、主ファイルや参照ファイルを構成す
る各項目のうちどの項目を表示させるかを選択する為
に、表示項目の選択操作をファイル別に行うと(ステッ
プA3)、CPU11はそれに基づいて主ファイルの項
目データと参照ファイルの項目データとを対応付けて同
一画面内に合成表示させる(ステップA4)。
【0011】図6は図5で示した参照ファイルの抽出処
理(ステップA2)を詳述したフローチャートである。
先ず、ユーザが所望する任意のファイルを表示対象ファ
イルとして選択すると、CPU11は選択された主ファ
イルのキー構成情報をファイルデータ領域22−3内の
管理ファイルから読み出す(ステップB1)。すると、
ステップB2に進み、主ファイルのキー構成情報と他の
ファイルに対応する管理ファイル内のキー構成情報とを
比較し、(1)主ファイルのキー構成と他のファイルの
キー構成とが全て一致するファイルを参照ファイルとし
てディスク装置16から抽出する。(2)主ファイルの
キー構成の先頭部分をキー構成としている他のファイル
を参照ファイルとしてディスク装置16から抽出する。
例えば主ファイルのキー構成が「AA、BB、CC、D
D」から成るものとすると、キー構成が「AA、BB、
CC、DD」であるファイルは上記(1)の条件を満足
する為、参照ファイルとなる。また、キー構成が「A
A、BB、CC」、「AA、BB」、「AA」であるフ
ァイルは上記(2)の条件を満足する為、参照ファイル
となる。なお、上記(1)、(2)の条件は論理和条件
で、(1)、(2)のいずれかを満足するファイルは参
照ファイルとして抽出される。このようにして抽出した
ファイルを以下、キー参照ファイルと称する。次にステ
ップB3に進み、ファイルデータ領域22−3内の管理
ファイルから主ファイルの項目名を全て読み出す。そし
て、管理ファイルにファイル構成情報が登録されている
他のファイルのうち、キー構成が1つの項目から成り、
かつその項目名が主ファイルの項目のどれかと名称が一
致しているファイルを参照として抽出する(ステップB
4)。このようにして抽出したファイルを以下、項目参
照ファイルと称する。
【0012】以上のように主ファイルが選択されると、
それと参照関係にある他のファイルがキー参照ファイル
あるいは項目参照ファイルとして自動的に抽出される。
このようにして抽出された参照ファイルに基づいて参照
ファイルテーブルが作成され、テーブル領域22−2に
登録される。図7はテーブル領域22−2に登録された
参照ファイルテーブルの構成を示し、キー参照ファイル
領域と項目参照ファイル領域を有している。ここで、キ
ー参照ファイル領域は先ず、主ファイルのキー構成(K
EY)、参照ファイルのファイル名……最終にキーエン
ド識別子(KEYEND)を記憶し、また、項目参照フ
ァイル領域は主ファイルの項目名毎に該当する参照ファ
イルのファイル名……項目END識別子を記憶する構成
となっている。なお、対象となる参照ファイルが存在し
ない場合には図7に示す如く、キー参照ファイル領域に
は「KEY」、「KEYEND」のみが記憶され、また
項目参照ファイル領域には項目毎に「項目名」、「項目
END」のみが記憶される。
【0013】次に、主ファイル、参照ファイル毎に、ど
の項目をファイル管理時の表示項目とするかの選択を行
う。図8はこの場合における表示項目の定義画面を示し
ている。ここで、MFは主ファイル表示域、SFは参照
ファイル表示域を示し、主ファイル表示域MF内の参照
先表示MFaには主ファイルの項目が参照ファイルのど
の項目と対応しているかを示すデータ(図8の例では
「#2A」)が記憶され、主ファイルの列記号「B」の
項目は参照ファイル「#2」の列記号「A」の項目に対
応し、それを参照すべきことを示している。いま、表示
項目を選択する場合には、カーソルを任意の項目位置に
合せ、表示する/表示しないを選択する為のキーを操作
することによって行う。なお、図中、斜線を付した項目
は表示項目であることを示し、また、CPは現在のカー
ソル位置を示している。更に、コントロールパネルCL
の「前ファイル」や「次ファイル」をマウス14でクリ
ックすることにより選択対象ファイルの変更が可能であ
る。
【0014】なお、上述のようにして選択された各ファ
イルの表示項目に基づいて表示スペックファイルが作成
され、ファイルデータ領域22−4に登録されるが、図
9はファイルデータ領域22−4に登録された表示スペ
ックファイルの構成を示している。即ち、主ファイル表
示項目情報はその長さと表示対象の項目名……とから成
り、また参照ファイル表示項目情報はその長さとそのフ
ァイル名および表示対象の項目名……とから成る。な
お、表示スペックファイルはテーブル領域22−2内の
参照ファイルテーブルに基づいて作成され、主ファイル
表示項目情報に対応して複数の参照ファイル表示項目情
報を記憶可能なもので、参照ファイルとしてはキー参照
ファイルや項目参照ファイルである。
【0015】このようにして表示スペックファイルが登
録されると、図10のフローチャートにしたがった表示
処理が行われる。図10は図5で示した合成表示処理を
詳述したフローチャートである。いま、図11に示す様
な社員台帳ファイルが主ファイルとして選択されている
場合において、先ず、ディスク装置16をアクセスし、
主ファイルの先頭から1レコード分のデータ、即ち、最
初は社員台帳ファイルから社員番号「2186」のレコ
ードデータを読み込む(ステップC1)。次に、テーブ
ル領域22−2に登録されている参照ファイルテーブル
に基づいてディスク装置16から該当するキー参照ファ
イルをアクセスし、キー参照ファイルからキー項目デー
タが一致するレコードを読み込む(ステップC2)。い
ま、図11に示す様に主ファイルである社員台帳ファイ
ルに対してキー参照ファイルとして出身地マスターファ
イルが抽出されている場合、社員台帳ファイルの先頭レ
コードに対応して、参照ファイルからは「出身地コー
ド」が一致する「00001」のレコードデータが読み
込まれる。続いて、CPU11はテーブル領域22−2
内の参照ファイルテーブルに基づいてディスク装置16
から該当する項目参照ファイルをアクセスし、項目参照
ファイルから主ファイルレコードの項目データをキー項
目とするレコードを読み込む(ステップC3)。いま、
図11に示す様に主ファイルである社員台帳ファイルに
対して項目参照ファイルとして所属マスターファイルが
抽出されている場合、社員台帳ファイルの先頭レコード
に対応してその項目データをキー項目とするレコード、
即ち所属コード「1100」のレコードを参照ファイル
から読み込む。
【0016】このようにして参照ファイルから該当レコ
ードを読み込むと、ファイルデータ領域22−4内に登
録されている表示スペックファイルを参照し、指定され
ている表示対象項目を除く他の全ての項目を表示対象か
ら捨てる処理を主ファイル、キー参照ファイル、項目参
照ファイル毎に行う(ステップC4)。いま、図11に
示す出身地マスターファイルにおいて、「略号」の項目
が表示対象として選択されていなければ、出身地マスタ
ーファイルからこの項目が表示対象から外される。次
に、ステップC5に進み、主ファイルの各項目毎に参照
ファイルの対応する項目データを表示する。即ち、主フ
ァイルの各項目のうち、「所属コード」、「出身地コー
ド」の項目にはそれに対応する参照ファイルが存在する
為、当該主ファイル項目の直後に対応する参照ファイル
の項目データを表示出力させる。したがって、図11の
例では図12に示す如く、主ファイルである社員台帳フ
ァイルが表示出力される際に「所属コード」の直後に参
照ファイルの内容「所属名」が表示出力され、また「出
身地コード」の直後に参照ファイルの内容「出身地」が
表示出力される結果、コード内容を正確に知ることがで
きる。この場合、主ファイルに対して参照関係にある他
のファイルを主ファイルと共に一画面内に表示出力させ
るだけではなく、主ファイルの項目列に参照ファイルの
項目を挿入する為、それらの対応関係を明瞭に知ること
ができる。更に、主ファイルや参照ファイルを構成する
各項目のうち必要項目だけが表示出力されるので、2以
上のファイルを一画面内に合成出力させたとしても表示
内容は複雑にはならず、極めて視読性に富んだものとな
る。
【0017】以上の様に主ファイルと共に参照ファイル
の内容を対応付けて一画面内に合成出力させた状態にお
いて、ファイル編集を行うと、参照ファイルの表示内容
(図12の例では「所属名」、「出身地名」の項目に
ついては入力不可状態に保持されている為、その項目デ
ータの訂正、変更、削除は禁止される。また、ファイル
編集時に新たなレコードデータが主ファイルに追加され
た場合にも同様に、テーブル領域22−2内の参照ファ
イルテーブルに基づいて検索した参照ファイルから該当
レコードを読み込み、主ファイルの項目に対応表示させ
る。例えば、図12に示す如く、「所属コード」を入力
すると、所属マスターファイルから当該項目のデータが
読み出されて自動表示され、また、「出身地コード」を
入力すると、出身地マスターファイルから該当する項目
のデータが読み出されて自動表示される。
【0018】なお、上記実施例は表示スペックファイル
を作成して登録するようにしたが、予め表示対象項目を
全項目あるいは所定項目に固定させておけば、表示対象
項目をファイル毎に選択する作業が不要となり、初心者
にとって使い易い環境を提供することができる。また、
ファイル処理装置としてはスタンドアローンタイプに限
らず、ネックワークシステムにも適用可能であり、ホス
トコンピュータ側では各ターミナルから収集した各ファ
イルに対応してそのファイル構成を定義した管理ファイ
ルを登録しておき、各ターミナル側では主ファイルが選
択されると、それと参照関係にある他のファイルの存在
有無をホストコンピュータに問い合せ、それに応答して
伝送されて来た参照ファイルを主ファイルと共に一画面
内に表示出力させるようにしてもよい。更に、上記実施
例は主ファイルの項目列に参照ファイルの項目を挿入す
ることにより主ファイルと参照ファイルとを対応付けた
が、主ファイルとは別の表示域に参照ファイルを表示さ
せてもよく、参照ファイルを主ファイルと共に一画面内
に表示出力すればその表示位置は任意である。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
予め記憶されている各々データファイルのファイル構成
に対応して設定したファイル構成情報の項目名とその項
目名からキー項目を設定してファイル毎に保存し、主フ
ァイルとして選択されたファイルのキー項目に該当する
キー項目を含む他のファイルのファイル構成情報の抽出
を行い、参照ファイルとして抽出されたファイルと主フ
ァイル夫々のファイルを構成する項目名を出力する。そ
して出力された項目名から出力すべき項目名を対応付け
て指定すると、指定された項目名に対応するデータを主
ファイルと参照関係にあるデータファイルとから対応付
けて出力できる。こうすることにより、主ファイルを指
定すると、主ファイルと参照関係にあるファイルを構成
する項目名が各ファイルに対応して可視的に出力され
る。そして、出力された項目名からファイルごとに出力
すべき項目名を設定すると、ファイルごとに設定された
項目名に対応する項目データが対応付けられた出力が行
われるので、主ファイルと参照関係にある各々ファイル
の項目名に基づいてそれらの対応付けを指定するプログ
ラムを作成する必要がなく、プログラム作成をよく理解
していなくとも会話形式で簡単に参照関係にある各々フ
ァイルのデータとを対応付けて出力することを可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の機能ブロック図。
【図2】実施例を示したファイル処理装置のハードブロ
ック図。
【図3】ファイル構成を定義する為のファイル定義画面
を示した図。
【図4】ファイル定義画面上で定義された定義内容に基
づいて作成された管理ファイルを示した図。
【図5】ファイル処理装置の全体動作の概要を示したゼ
ネラルフローチャート。
【図6】図5で示した参照ファイル抽出処理を詳述する
為のフローチャート。
【図7】参照ファイル抽出処理によって抽出された参照
ファイルに基づいて作成した参照ファイルテーブルを示
した図。
【図8】表示対象項目を選択する際の表示項目定義画面
を示した図。
【図9】表示項目定義画面上で定義された定義内容に基
づいて作成された表示スペックファイルを示した図。
【図10】図5で示した合成表示処理を詳述する為のフ
ローチャート。
【図11】主ファイルの具体例を示すと共に主ファイル
の選択に伴って抽出された参照ファイルを具体的に示し
た図。
【図12】図11で示した主ファイル、参照ファイルの
表示例を示すと共に、編集処理によって1レコード分の
データを追加した場合の表示例をも示した図。
【符号の説明】
11 CPU 12 ROM 13 キーボード 15 CRT表示装置 16 ディスク装置 20 外部記憶制御部 22 RAM
フロントページの続き (56)参考文献 「特集 実践リレーショナル・データ ベース[コーディングレス編]」,日経 バイト,No.56,日経BP社,1989年 3月1日, pp.149−171 林 秀幸 外,「特集 欠陥品だらけ のリレーショナル・データベース」,日 経バイト,第70号,日経BP社,1990年 4月1日,pp.276−326 バインス情報センター,「初めて使う dBASE III」,第1版,(株) 技術評論社,昭和61年11月,pp.90− 102 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 G06F 17/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種データファイルを記憶するファイル記
    憶手段と、 前記ファイル記憶手段に記憶された各々ファイルのファ
    イル構成に対応して項目名を設定すると共に、設定され
    た項目名のうち参照すべきファイルのキー項目とする項
    目名をファイル毎に設定するファイル構成情報設定手段
    前記ファイル構成情報設定手段で設定されたファイル構
    成情報をファイル毎に保存するファイル構成情報保存手
    段と、 処理対象のファイルを主ファイルとして選択するファ
    イル選択手段と、 前記ファイル選択手段によって選択されたファイル
    ファイル構成情報のキー項目名に該当する項目名をキ
    ー項目とする他のファイルの構成情報を参照ファイルの
    ファイル構成情報として前記ファイル構成情報保存手段
    から抽出する参照ファイル抽出手段と、前記主ファイル選択手段によって選択された主ファイル
    のファイル構成情報の項目名に該当する項目名を前記参
    照ファイル抽出手段で抽出された参照ファイルのファイ
    ル構成情報から抽出する項目名抽出手段と、 前記主ファイル選択手段で選択されたファイルと前記項
    目名抽出手段で抽出された参照ファイルの夫々の項目名
    の全てを可視的に出力する項目名出力手段と、 前記項目名出力手段で可視的に出力された項目名を参照
    して、各々データファイルから出力すべき項目名を設定
    する出力対象項目設定手段と、 前記出力対象項目設定手段で設定された項目名に対応す
    るデータを前記ファイル記憶手段内の主ファイルと参照
    ファイルそれぞれに対応するデータファイルから抽出
    し、抽出した データを対応付けて出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とするファイル処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「特集 実践リレーショナル・データベース[コーディングレス編]」,日経バイト,No.56,日経BP社,1989年3月1日, pp.149−171
バインス情報センター,「初めて使うdBASE III」,第1版,(株)技術評論社,昭和61年11月,pp.90−102
林 秀幸 外,「特集 欠陥品だらけのリレーショナル・データベース」,日経バイト,第70号,日経BP社,1990年4月1日,pp.276−326

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