JP3331233B2 - リレーショナルデータベースの対話型データ検索・抽出システム - Google Patents
リレーショナルデータベースの対話型データ検索・抽出システムInfo
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Description
ースからの対話型データ検索・抽出システムに関する。
更にリレーショナルデータベースが広く利用されるよう
になった。これに伴い,利用者にとってなるべく分かり
易い画面で,且つ簡単な操作によりリレーショナルデー
タベースからのデータ検索,集計,抽出等の操作を行う
ことが可能なシステムが望まれている。
ースを設け,利用者が対話型でデータの検索,集計,加
工,抽出等の処理をするシステムでは,利用者がデータ
ベースの操作用コマンドを投入して,コマンド単位でそ
れぞれの処理の指定を行っていた。
システムでは,扱うデータ構造が2次元の表形式で表さ
れ,表は行(レコードという)と列(項目という)とか
ら成り,このような表の一つまたは複数から,新たなリ
レーション(関係)を持つ別の表を作成することがで
き,ユーザが対話型の操作により処理が行われる。
対話型の処理を行う場合,リレーショナルデータベース
の対話用の特定の言語(例えば,SQL:Structured Q
ueryLanguage)のコマンドが用いられている。すなわ
ち,端末を利用するエンド・ユーザが,必要とする複数
のデータ項目の関係をコマンドを用いて処理を指定して
いる。
データベースからのデータ検索,集計,加工,処理等の
指定操作をする場合,次のような問題があった。
タベースの構造及びデータベース操作コマンドの概要の
知識を持っていないと,指定操作が行えない。また,本
来意図したものと異なるデータが出力されてしまう。
コマンド単位であるため,集計,加工等の指定操作が複
雑である。 操作段階では結果のイメージが分からないため,指定
操作が簡単に行えない。
集約単位が異なる場合,照合キーとなる項目のデータ集
約単位にそれぞれの表の集約単位を合わせる集計操作を
行ったのち,データの結合を行わなければならない。上
記対話用の言語(SQL)の仕様では,これを行わない
と,同一項目に対する合計値が異なる場合があるため,
利用者がリレーショナルデータベース内のデータ集約単
位を意識することが要求されている。
減することができ,結果イメージだけでのデータ検索・
集計・加工及び抽出の各操作ができるリレーショナルデ
ータベースの対話型データ検索・抽出システムを提供す
ることを目的とする。
図である。図1において,1は表示部,2は入力部,3
は画面制御及びデータベースの管理情報を備える操作処
理部,4は画面制御部,5はデータベース(DB)情報
ファイル,6は項目情報ファイル,7はコード・日本語
対応ファイル,8はデータベースを備える実行処理部,
9はデータベース(DB)操作コマンド組立・実行部,
10は利用者指定情報保持部,11はリレーショナル型
のデータベースである。
4aはDB一覧表示手段,4bはテーブル一覧表示手
段,4cは項目一覧表示手段,4dは処理結果イメージ
作成表示手段,4eは処理結果イメージ内容変更手段で
ある。
ース11に保持する表の名称,表内レコードの分類(識
別)を行う項目(キーという)の名称や集約レベル(後
述する)等が格納されている。項目情報ファイル6は,
各項目について項目名称,属性,キー・データ項目の識
別,キー項目の場合,どのキー名(カテゴリ)に属する
か,キー名として分類される中でどの集約レベルを持つ
かという情報を,データ項目の場合は予め決められた集
計方法のデフォルトが設定されている。コード・日本語
対応ファイル7は,ファイル5,6が保持する各データ
(コード)を表示する時に日本語に変換して表示するた
めのファイルである。
ル,項目情報ファイル,コード・日本語対応ファイルを
用いて,入出力部の画面にデータベースの一覧,表一覧
及び項目一覧を切替え表示して,その画面に対し利用者
が希望する表に組込むべき項目を指定すると,対応する
項目を含んだ処理結果イメージが画面に表示される。こ
の中のデータについては,検索,集計,加工,抽出等の
条件はデフォルト値が表示され,この処理結果イメージ
の表に対し項目名やデフォルト値等を希望する内容に変
更する操作により設定すると,その設定された情報がメ
モリに記憶される。この情報は利用者のデータ検索,集
計,加工,抽出の各操作が完了した時点で利用者指定情
報として実行部へ送られると,その指定情報に基づいて
コマンドを生成して,データベースに対しデータ検索,
集計,加工,処理のコマンドを実行して,処理結果の表
を得る。
象とする場合,入力部2からの要求により操作処理部3
の画面制御部4において,DB一覧表示手段4aがデー
タベース情報ファイル5から各データベースの名称を呼
び出し,表示部1の画面に一覧表示する。なお,ファイ
ルから取り出したデータのコードを表示する時,それぞ
れコード・日本語対応ファイル7により日本語に変換さ
れ,他のファイルの内容を表示する場合も同様である。
処理対象とされる一つのデータベースを入力部2から指
定すると,テーブル一覧表示手段4bが指定されたデー
タベースに属する複数の表(テーブル)の名称をデータ
ベース情報ファイル5から取り出してテーブル一覧とし
て画面に表示する。この中から対象となる表名を1つま
たは複数選択すると,項目一覧表示手段4cが選択され
た表に属する各項目を項目情報ファイル6から取り出し
て一覧表示する。ここで,複数の表を選択すると,複数
の表に共通する項目(キー)については一つが結合可能
として結合した形でその表に属する項目の一覧を表示す
る。
理の結果出力として得たい複数の項目を入力部2から選
択すると,処理結果イメージ表示手段4dが駆動された
各項目を項目情報ファイル6を参照して選択された順に
並べた表を作成して表示する。この場合,項目がキー項
目(分類項目)かデータ項目(数量の項目)かを識別
し,キー項目の場合その項目名,属性,集約レベルを表
示し,データ項目の場合は,項目名,属性の他に集計方
法のデフォルト(合計等)を加工内容として表示する。
ている場合は,項目一覧表示で選択できる項目がキー項
目であると,その集約レベルをデータベース情報ファイ
ルを利用したチェックにより表結合後の集約レベルを識
別する。
の中の項目名称,属性,やデフォルトにより設定された
出力時の集約レベル,集計方法,加工方法,条件内容等
を変更する指示を行うと処理結果イメージ内容変更手段
4eは,それぞれの変更を入力するための画面を表示
し,入力部2から指定される変更内容に応じて変更を行
う。このように利用者が指定した処理結果イメージが設
定されると,実行部8の利用者指定情報保持部10に保
持される。実行処理部8は実行指示により起動すると,
操作コマンド・組立・実行部9が,利用者指定情報保持
部10に基づいてDB操作コマンドを生成・組立を行
い,続いてデータベース11のレコードにアクセスして
指定された項目について検索,集計,加工,抽出を行
い,処理結果として表を作成する。作成した表はデータ
ベース11に格納したり,表示部1へ出力される。
において,20〜26はパーソナル・コンピュータ(ま
たはワークステーション)を構成する各部であり,20
はディスプレイ,21はキーボード,22はマウス,2
3はパーソナル・コンピュータのCPU及びメモリであ
り,ディスプレイ画面制御プログラム23aを備え,利
用者の操作入力に応じて指示された画面を作成して表示
する制御を行うと共に,利用者が指示した表作成のため
の指定情報を作成する。24〜26は上記図1の5〜7
に対応し,24はDB情報ファイル,25は項目情報フ
ァイル,26はコード・日本語対応ファイルである。
成し,27はホストのCPU及びメモリ,27aはデー
タベース操作コマンド組立・実行プログラム,28は利
用者指定情報ファイル,29はリレーショナル型のデー
タベースである。
らキーボードやマウス等により指示を行って処理結果イ
メージの表を作成する装置はパーソナル・コンピュータ
またはワークステーションで構成し,利用者が指示した
情報に基づいてコマンドを作成してデータベースにアク
セスしてコマンドを実行する装置はホスト(またはサー
バ)で構成される例を示すが,このように2つの装置に
分離せずに,1つの装置に2つの機能を合わせ持つよう
に構成してもよい。
タ構造の説明図である。図3の(1) はリレーショナル型
のデータベース29のデータ構成であり,集計時の区分
項目となりうるキー項目と,集計対象項目となりうるデ
ータ項目とからなる構造をしており,キー項目に分類さ
れた形式でデータが格納されている。また,素データ
(1レコードを1件と数えて意味のあるデータ)からな
る場合を除いて,このフォーマットではキー部の値によ
りレコードがユニークに決まるものとする。また,キー
部の各項目には,項目値としてとりうる値(コード)が
全て入っているものとする。
4のデータ構造であり,データベース内の表の名称,表
内レコードの分類(識別)を行う項目(キー)の名称
(キー名)及びその集約レベルの情報が格納されてい
る。このキー名は,表中の項目名そのもの,またはある
一定の意味についてまとめることができる表中の複数の
キーとなる項目を一つのカテゴリとして分類し,名前を
付けたものである。
項目は,「時間」というキー名を付けて,一つのカテゴ
リとしてまとめて考え,各キー名には,それぞれ集約レ
ベルという情報を設定する。「時間」という一つのキー
名の集約レベルは,その表のデータがどういうレベルに
よって集約されて作成されたものかを表すものである。
図3の(5) に集約レベル設定表の例を示す。この例で
は,「時間」というキー名に対し,「年」によって集約
されたものであれば集約レベルは「1」,「期」によっ
て集約されたものであれば集約レベルは「2」,「四半
期」なら「3」というように,以下図に示すようにシス
テム内で統一して設定される。
ータ構造であり,データベース名に属する各表を構成す
る全ての項目についての管理情報を持つものである。各
項目については,項目名,属性,キー/データ項目の識
別,キー項目の場合はどのキー名(カテゴリ名)に属す
るか,またキー名として分類される中でどの集約レベル
を持つかという情報を,データ項目の場合は集計方法の
デフォルト内容を持つ。この集計方法のデフォルトとし
ては,図3の(6) にその例を示す。
タ項目(数値を表す項目)について集約する時に,集約
方法として合計,平均,件数,最大,最小等の何れを用
いるかをデフォルトとして設定されており,図3の(6)
に示すように各集約方法に対し「1」,「2」,「3」
・・・のデータ内容が設定される。この集約方法のデフ
ォルトは, 本発明により複数の表から項目を選択して処
理結果イメージを作成すると,データ項目に対して集約
方法のデフォルト値が表示される。
ルのデータ構造であり,表示時の日本語の設定に利用さ
れる。上記図3に示すデータ構造を持つデータベース及
び各ファイルを用いて,図2に示す構成により,実行リ
レーショナルデータベースの対話型データ検索・抽出を
行うための処理を以下に説明する。
1,その2)である。図4,図5の中のS1〜S14ま
での処理は,パーソナル・コンピュータ23のディスプ
レイ画面制御プログラム23aにより実行され,図5の
S15〜S17の処理はホスト27のデータベース操作
組立・実行プログラムにより実行される。
ベース情報を読み出し,ディスプレイ20の画面にデー
タベース名を一覧表示させる(図4のS1)。この一覧
表示された画面に対しマウス22により一つのデータベ
ース名を指定すると,操作者が指定したデータベース名
に含まれるテーブル情報(図3の(2) 参照)をDB情報
ファイル24から読み出し,画面にテーブル名を一覧表
示させる(図4のS2)。この一覧表示された表名の中
から操作者により希望する表が選択される。これに対
し,複数のテーブル(表)が選択されたか,または一つ
のテーブル(表)が選択されたかが判別される(図4の
S3)。
操作者の指定した表内の項目情報を項目情報ファイル2
5から読み出し,画面に項目名称を一覧表示させて(図
4のS4),次に図5のS10へ移行する。
の表についてDB情報ファイル24に格納されたそれぞ
れの表のデータから共通キー項目を検索する(図4のS
5)。続いて,操作者の指定した表内の項目情報を項目
情報ファイル25から読み出し,画面に項目名称を一覧
表示させる。ただし,共通キー項目は一度だけ表示する
(同S6)。
処理結果イメージの表に取り込みたい項目名を選択する
と,共通キー以外の項目で選択された項目が複数の表に
わたって存在する場合,選択項目は共通キー項目及びデ
ータ項目のみであることをチェックする(同S7)。次
にチェックが良好である(選択項目が共通キー項目とデ
ータ項目のみである)かを判断し(同S8),良好でな
い場合は項目名が再入力(再選択)されるのを待って,
ステップS7へ戻る。良好な場合は,共通キー項目が選
択されている場合,その項目が属する全てのテーブル
(選択された複数のテーブル)に対して,DB情報ファ
イル24から,各テーブル毎のその項目に対する集約レ
ベルを検索し,その最小値を保持する(同S9)。
して示したように,各テーブルのデータの項目名につい
て数値で表す集約レベルが設定されており,複数のテー
ブルに対し「時間」というキーに共通のカテゴリに属す
る項目名(年,期,四半期,月・・・)が,複数のテー
ブルの共通キー項目として選択された場合,集約レベル
としてはそれらの中の最小値(年,月,日の間では,年
の集約レベルである「1」が最小値)をパーソナル・コ
ンピュータのCPU及びメモリ23内の指定情報エリア
23bに保持する。
択された項目に対し,その項目の選択順番及び項目管理
ファイルから,項目毎に次の〜の情報を得て指定情
報エリア23bに保持する(図5のS10)。
の最小値) データ項目についてのデフォルト集約方法。
下の集約レベルの値及びその名称をコード・日本語対応
ファイル26から検索し,日本語情報として前記指定情
報エリア23bに保持する(図5のS11)。続いて,
保持した選択済の項目に対する情報を,選択順に結果イ
メージ画面上の各位置に表示する(同S12)。
で,項目名,加工方法,条件等を希望した内容に指定し
たい場合,該当する位置を指定することにより,対応す
る指定画面をマルチウィンドウの形式で表示して,出力
結果として得たい項目名,加工方法,条件等の設定指示
を行う(同S13)。設定指示が終了すると,指定され
た内容を指定情報エリア23bに保持する。必要ならば
保持内容を実行ノードに転送する(同S14)。図2の
実施例の構成では,結果イメージ画面を表示して出力結
果の設定指示を行うパーソナル・コンピュータと,デー
タベースにアクセスして指定されたテーブル作成を実行
するホスト27は別の装置であるため,指定情報エリア
23bの保持内容はホスト27に送られて,利用者指定
情報ファイル28に格納される。
マンド生成ジョブが起動すると(同S15),コマンド
生成のプログラムにより,利用者指定情報ファイル28
に保持された内容に従い,処理結果作成のためのコマン
ドを生成する(同S16)。
のS3において1つのテーブルが選択された場合と複数
のテーブルが選択された場合に分けて,以下に説明す
る。 A.1つのテーブルが選択された場合 (1) コマンド生成に必要な情報 選択テーブル及び選択項目とそのキー部/データ部識
別,集計対象項目とその集計方法,条件指定,生成した
テーブルの格納先 (2) コマンド生成内容 SELECT キー項目, ・・・集計関数(集計対象項
目):抽出対象を規定する。
る。 WHERE 条件指定:条件を規定する。
上の集約レベルに対応する項目をキー項目とする。また
上記集計関数は,各集計方法に対応するものとする。
別,共通項目とその集約レベル,集計対象項目とその集
計方法,条件指定及び格納先 (2) コマンド生成内容 各表毎に共通キーの集約レベルに従った集計を行い,コ
マンドの内容は上記のA.の(2) と同様である。但し,
SELECTのコマンドに含まれる集計関数(集計対象項目)
は各集計方法に対応する。また結合処理を行う場合のコ
マンドの内容は,次のとおりである。
表の共通キーの一致) AND 条件指定内容(条件(WHERE 句) に追加) (3) 考慮事項 キー項目がカテゴリを形成する場合,その集約レベル以
上の集約レベルに対応する項目をキー項目とする。
データベース操作コマンド組立・実行プログラム27a
において生成コマンドのジョブ起動を行い(図5のS1
7)。こうして,指定された項目を持つ表がデータベー
ス29に格納されたデータを用いて作成されて,格納先
として指定された装置(データベース29や,パーソナ
ル・コンピュータのメモリ等)に出力される。
に対応した処理画面の遷移例である。なお,この各処理
画面の具体例は,後述する図7乃至図15に示す。図6
のaはデータベース一覧画面であり,上記図4のS1の
処理により画面表示される。この画面aに対し,処理対
象となるデータベース名を選択すると,図6のbに示す
ように選択されたデータベース内のテーブル(表)一覧
が表示される。
の対象とする一つまたは複数のテーブルを選択すると,
選択された表に含まれる項目名の一覧(共通キー項目は
重複せず表示)を図6のcに示すように表示する。この
項目名の一覧表示に対し,作成する表に採用したい項目
名が選択されると,図4のS6〜S9及び図5のS10
〜S12の処理が行われて,図6のdに示すように,処
理結果イメージが作成され,メイン画面として表示され
る。
項目名や,デフォルトとして決められた加工方法(集約
方法)等が表示されている。このメイン画面に対し,項
目名を変換したい場合,項目名の表示位置をマウス(図
2の22)により選択すると,項目名変更画面eがメイ
ン画面d中にマルチウィンドウの形で表示される。この
画面で,キーボード(図2の21)から希望する項目名
を入力することにより項目名を変更してメイン画面に設
定することができる。
たデフォルトの集計方法(加工方法)以外の集計方法を
希望する場合は,該当する項目の加工方法の表示位置を
マウスにより選択すると,図6のfに示す加工方法指定
画面がメイン画面d中にマルチウィンドウの形で表示さ
れ,データについての集計及び加工方法(複数の表のデ
ータを論理的に,加算,乗算,特定の関数演算等により
加工する方法)を指定することができる。この時,上記
の項目一覧の画面cを呼び出して,項目名等加工に必要
な情報を指定する。
「設定完了」,「条件」,「順序」,「項目変更」,
「終了」等の各機能を表す表示位置を,マウスにより指
示(位置を指定してクリック)することにより,対応す
る処理が行われる。すなわち,「順序」を指示すると,
図6のgに示す順序変更画面が表示され,出力結果のレ
コードの並び順(昇順,降順にする等)を変更する指定
を行う。また,メイン画面dにおいて,「項目変更」の
機能を指示すると,hに示す項目変更画面が表示され,
出力結果の項目の追加,削除,結果イメージの項目名の
並び順を変更する項目の位置移動等の指示を行うことが
でき,この時も必要により項目一覧を呼び出して参照す
る。
を指示すると,iに示す条件指定の画面が表示される。
この画面では,データの抽出,検索の条件を指定するこ
とができ,項目の属性により条件が変わり,項目一覧c
を参照しながら指定する。この時,指定する条件は,予
め各種の条件(=,≠,>,≧,<,≦,最小,最大,
平均,等)のコードを集めたコード一覧の画面jを用意
しておき,それを呼び出して条件を選択する。また,条
件の中に数値を入力するために,値入力画面kが表示さ
れる。
の内容に対する各種の指定が終了すると,格納先指定の
画面l(エル)が表示され,格納オプション指定の画面
mを呼び出すことにより,予め設定された各種の格納先
の中から希望する格納先を指定することができる。格納
先の指定が終了すると,上記図5のS14以下に示す実
行処理が行われる。
ベースのテーブルの例による画面表示の遷移を説明す
る。図7は一つのデータベース名が選択された後に,そ
のデータベースに属する全てのテーブル名を表示するテ
ーブル一覧画面の表示例である(上記図6のbに該
当)。この状態で,一つのテーブル例えば,番号001
のテーブルを選択する場合,マウスによりその先頭の□
の位置にカーソルを位置付けてクリックするとこのテー
ブルが選択され,他のテーブルも同様に選択することが
できる。
図6のcに該当)。この場合,図7の画面で選択された
複数のテーブルが備える各項目が表示されるが,複数の
表が選択された場合は,予め結合されて一つの表になっ
た形で項目一覧が表示される。この画面で,利用者は処
理結果イメージの表に必要な項目を,上記図7と同様の
方法で選択する。
表示例である(図6のdに対応)。上記の図7,図8で
選択された情報をもとに,デフォルトとして集計区分キ
ー項目,集計対象項目,及び集計方法が設定された結果
イメージが表示される。この処理結果イメージの表は,
項目一覧画面において選択した項目に対応して番号9〜
14の6つの項目名「動作リレー」・・・・「事故数」
が設けられている。但し,この項目名は上記図8の項目
名がデフォルト項目名としてつけられる。
を指定する。また,このメイン画面に表示されたデフォ
ルトの加工方法(番号13,番号14の項目についてデ
フォルトでは「合計」になっている)を変更したい場合
は,図9の変更したい項目(列)の表示単位または処理
内容(行)に表示された「加工指定」の部分をカーソル
で指示することにより加工方法指定画面を呼び出すこと
ができる。
(図6のfに対応)。図10に示すように加工方法指定
画面は,マルチウィンドウ形式で図9のメイン画面上に
表示される。操作者は,図10の加工方法指定画面に表
示された複数の加工方法(合計,平 ,最大,最小・・
・コードによる分割比率等)の中から,当該項目に対し
実行したい加工方法を指定することができる。
(図6のeに対応)。上記図9に表示されたメイン画面
において,処理結果の項目名称や桁数を変更したい場合
に,画面上の項目名称を表示している部分をマウスによ
りクリックすることにより,図11に示すように図9の
メイン画面を背景としたマルチウィンドウ形式で「項目
名称変更」画面が呼び出される。この図11の例では項
目番号13の「全送時間」がクリックされた例である。
この項目名称変更画面に対し,新項目名をキーボードか
ら文字入力し,その属性(英数字,数字,日本語)や桁
数(全体桁の数,小数桁の数)等も指定することができ
る。
(その1),(その2)である(図6のiに対応)。こ
れらの画面は,図9のようなメイン画面の表の下側に表
示された複数の機能表示(「設定完了」,「条件指定」
・・・)の中から「条件指定」の部分をマウスによりク
リックすることにより呼び出される。
は,条件設定を行う項目名が「支店名」という文字属性
である場合を示し,支店名を設定する場合,図12の条
件設定の欄の右上に表示された「コード一覧」をマウス
によりクリックすると,図12の画面上にコード一覧
(コード指定)の画面が呼び出される。
jに対応)であり,この例では「支店名」に対応するコ
ード一覧であり,全ての支店名が表示される。図13の
複数の支店名の中から条件として指定したい支店名をマ
ウスにより選択して指示し,「設定完了」の部分を指示
すると,コード指定画面が終了し,図12の画面に戻っ
て設定内容の部分に選択されたコードが表示される。ま
た,図12において,指定された項目が文字属性である
から,演算子として「=」(設定された文字と一致した
ものを抽出,検索する),「≠」(設定された文字と不
一致のものを抽出,検索する)を指定することができ
る。
2)は,支店名が「栃木支店」,演算子が「=」が条件
設定された後,更に「継続」(AND)して条件を設定
したい場合である。この条件指定画面で,項目名として
「年度」というデータ項目を選択した場合,条件設定の
欄(画面の上部)の内容が上記図12と異なり,「値入
力」という機能が表示される。
ックすると,図14の下段に示すように「値入力画面」
(図6のkに対応)が呼び出される。この値入力画面に
対し,条件として指定する「年度」をキーボードから入
力することにより,年度として「1987」が設定され
る。この後,値入力画面の「設定完了」の部分をマウス
によりクリックすると,値入力画面が消えて,条件指定
画面の設定内容として,「年度1987」が設定され
る。なお,この年度に対して演算子として「≧」が指定
されている。
条件の指定が終了し,「設定完了」の表示部分をマウス
によりクリックすると,条件設定画面が無くなる。図9
に示すメイン画面において,「順序指定」や「項目変
更」等の機能を指定することにより,ぞれぞれ順序指定
画面や項目変更画面は図示されないが上記図10〜図1
4と同様に呼び出されて,設定することができる。
条件,項目変更,項目順序等の指定が全て終了し,メイ
ン画面(図9)で「設定完了」が選択されると,最後に
処理結果の格納先指定画面が表示される。
l,mに対応)である。この場合,格納先として,「ワ
ークステーション形式出力(端末,ホスト)」,「グラ
フ出力(即時実行,プリンタ)・・・等の各種の出力形
式による格納先の中から任意に指定することができる。
この例では,ワークステーション形式出力の中の「端
末」を格納先として指定している。
定が終了すると,設定された条件を含む処理結果イメー
ジが表示され,利用者が指定した全ての情報が記憶され
て,上記した実行処理が開始される。
る項目を選択することにより表示される処理結果イメー
ジを基に,項目名称変更,条件指定,加工指定等の操作
を行うことができ,操作が簡単であり分かり易くなる。
デフォルトとして,集計の指定がなされているので,利
用者が複雑な集計指定のためのコマンド指定の操作を行
う必要がなく,操作を簡略化することができる。そし
て,複数の表を処理対象とした場合でも,結合の処理を
自動的に行うため,利用者がそれぞれの表のデータ構造
等を意識して集約単位を合わせた中間的な表を作成して
から結合の操作を行うといった従来の煩わしい操作を行
う必要がなく,利用者の負担を軽減することができる。
バ等の計算機に依頼すると,処理待ち時間は考慮しなく
ても良く,処理効率を向上することができる。
明図である。
例である。
る。
部 10 利用者指定情報保持部 11 リレーショナル型のデータベース
Claims (1)
- 【請求項1】 利用者が操作入力に対し処理を行う操作
処理部と,利用者が指定した情報に基づいてデータベー
スに対し実行処理を行う実行処理部とを備え,前記操作
処理部は,各データベースに含まれる各表の分類キー等
のデータが格納されたデータベース情報ファイルと,デ
ータベースに含まれる各表内の項目名,属性,キー・デ
ータの識別情報等のデータ項目情報を格納したデータ項
目ファイルを備え,データベースに含まれる表の一覧表
示に対し,処理対象となる表が選択されると,選択され
た表に含まれる項目名の一覧表示を行い,該項目名から
処理結果として希望する項目を選択すると,処理結果イ
メージ及び結果データとして予想される内容を作成して
表示する処理結果イメージ表示手段と,前記処理結果イ
メージに対し,項目名,データの加工方法,条件指定等
について変更または指示を行う入力に対し対応する画面
を表示して,指定された内容に変更を行う処理結果イメ
ージ内容変更手段とを備え,前記実行処理部は,前記の
変更された内容を含む利用者指定情報を受け取ると,集
計結果を作成するコマンドを生成し,データベースに対
し該当コマンドの実行を行う操作コマンド組立・実行部
を備えるリレーショナルデータベースの対話型データ検
索・抽出システムにおいて,前記操作処理部は,前記処
理結果イメージ表示手段または前記処理結果イメージ内
容変更手段により変更された最終的な内容を利用者指定
情報として記憶する手段を備え,前記利用者指定情報を
前記操作処理部とは別の装置に設けられた前記実行部に
転送して実行し,前記操作処理部は,処理結果イメージ
の内容を設定された後,実行された結果の格納先を指定
する手段を備えることを特徴とするリレーショナルデー
タベースの対話型データ検索・抽出システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07322393A JP3331233B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | リレーショナルデータベースの対話型データ検索・抽出システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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-
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B.E.,JACOBS et al,A Generalized Query−by−Example Data Manipulation Language Based on Database Logic,IEEE Trans.on Software Engineering,米国,IEEE,1983年1月,Vol.SE−9,No.1,pp.40−57 |
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松原敦,データベース管理ソフトR:BASE PRO 3.1,日経バイト,日本,日経BP社,1992年2月1日,No.96,pp.164−169. |
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