JPH07141238A - データ選択入力方法及びデータベース管理システム - Google Patents
データ選択入力方法及びデータベース管理システムInfo
- Publication number
- JPH07141238A JPH07141238A JP5282904A JP28290493A JPH07141238A JP H07141238 A JPH07141238 A JP H07141238A JP 5282904 A JP5282904 A JP 5282904A JP 28290493 A JP28290493 A JP 28290493A JP H07141238 A JPH07141238 A JP H07141238A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- input
- character string
- interactive
- attribute
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】対象とするデータベースの十分な知識がなく、
また、キーボード等による入力操作に不慣れな操作者で
も、極めて容易にデータベースの入力、検索、更新、削
除の各操作を行える効率的かつ信頼性の高いデータベー
スへのデータ選択入力方法及びデータベース管理システ
ムを提供する。 【構成】対話型画面で、データベースの入力、検索、更
新、削除の各処理の指示を、対話操作により行なうデー
タ入力手段31と、指示されたいずれかの処理に対し
て、データベースのレコードから、属性データを文字列
データとして取り出し、互いに重複しない文字列データ
を、指定された順序で対話型選択肢として表示する表示
手段と、対話型選択肢から必要文字列データを選択し、
文字列指定領域へ入力する領域入力手段とを有するデー
タベース管理手段32から構成される。
また、キーボード等による入力操作に不慣れな操作者で
も、極めて容易にデータベースの入力、検索、更新、削
除の各操作を行える効率的かつ信頼性の高いデータベー
スへのデータ選択入力方法及びデータベース管理システ
ムを提供する。 【構成】対話型画面で、データベースの入力、検索、更
新、削除の各処理の指示を、対話操作により行なうデー
タ入力手段31と、指示されたいずれかの処理に対し
て、データベースのレコードから、属性データを文字列
データとして取り出し、互いに重複しない文字列データ
を、指定された順序で対話型選択肢として表示する表示
手段と、対話型選択肢から必要文字列データを選択し、
文字列指定領域へ入力する領域入力手段とを有するデー
タベース管理手段32から構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベースへのデー
タの選択入力方法及びその選択入力方法で入力されたデ
ータを管理するデータベース管理システムに関するもの
である。
タの選択入力方法及びその選択入力方法で入力されたデ
ータを管理するデータベース管理システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】まず、データベース管理システムについ
て一般的な概念を簡単に説明する。データベース管理シ
ステムはデータベースと呼ばれるディスク上のファイル
にレコードという単位でデータを記録するものであると
定義する。レコードの内容はスキーマと呼ばれるデータ
ベース定義に従って定義される。以下、次に示すような
『社員管理』データベースのスキーマを例として説明す
る。
て一般的な概念を簡単に説明する。データベース管理シ
ステムはデータベースと呼ばれるディスク上のファイル
にレコードという単位でデータを記録するものであると
定義する。レコードの内容はスキーマと呼ばれるデータ
ベース定義に従って定義される。以下、次に示すような
『社員管理』データベースのスキーマを例として説明す
る。
【0003】 1行目 データベース 社員管理 { 2行目 属性1 よみがな 文字列 3行目 属性2 氏名 文字列 4行目 属性3 社員番号 文字列 5行目 属性4 所属部署 文字列 6行目 属性5 出身地 文字列 7行目 属性6 年齢 整数 8行目 属性7 入社 年月日 } ここで、1行目はデータベースの名称が『社員管理』で
あることを示している。2〜8行目は、レコードの内容
を定義しており、本レコードは7つの属性領域から構成
されることを示している。各行は一つの属性を定義する
ものであり、属性識別表示、属性名称、属性データ型か
ら構成されている。属性データ型は文字列・整数・実数
・日付等がある。このような形式のレコードはリレーシ
ョナル・データベースに代表されるが、他のデータベー
スにおいてもほぼ同様と考えて差し支えない。
あることを示している。2〜8行目は、レコードの内容
を定義しており、本レコードは7つの属性領域から構成
されることを示している。各行は一つの属性を定義する
ものであり、属性識別表示、属性名称、属性データ型か
ら構成されている。属性データ型は文字列・整数・実数
・日付等がある。このような形式のレコードはリレーシ
ョナル・データベースに代表されるが、他のデータベー
スにおいてもほぼ同様と考えて差し支えない。
【0004】典型的なデータベース管理システムの機能
はデータベースへのレコードの入力、データベース内の
レコードの検索・更新・削除である。この各操作で基本
的な処理としてこのデータベース操作のための入力が必
要となる。このデータ入力は、属性名と対応するデータ
の文字列であり、その必要頻度も極めて高いものであ
る。 従来、このデータベース操作のためのデータ入力
は、世界標準としてSQL等のクエリー言語で操作が行わ
れてきた。しかし、クエリー言語等のデータベース操作
コマンド言語は、使用する上で専門的な技術が必要とさ
れるものであり、また、文字による操作であることから
操作が容易ではない。そこで、多くの一般的なデータベ
ース管理システムは、対話型操作画面を使用して操作性
の向上を図っている。この対話型操作画面にはデータベ
ースのスキーマに定義された各属性毎に属性名が表示さ
れており、対応したデータ入力欄が用意されている。操
作者はデータ入力欄に必要な文字列をキーボード操作に
より入力してデータベースを操作するのが通常である。
はデータベースへのレコードの入力、データベース内の
レコードの検索・更新・削除である。この各操作で基本
的な処理としてこのデータベース操作のための入力が必
要となる。このデータ入力は、属性名と対応するデータ
の文字列であり、その必要頻度も極めて高いものであ
る。 従来、このデータベース操作のためのデータ入力
は、世界標準としてSQL等のクエリー言語で操作が行わ
れてきた。しかし、クエリー言語等のデータベース操作
コマンド言語は、使用する上で専門的な技術が必要とさ
れるものであり、また、文字による操作であることから
操作が容易ではない。そこで、多くの一般的なデータベ
ース管理システムは、対話型操作画面を使用して操作性
の向上を図っている。この対話型操作画面にはデータベ
ースのスキーマに定義された各属性毎に属性名が表示さ
れており、対応したデータ入力欄が用意されている。操
作者はデータ入力欄に必要な文字列をキーボード操作に
より入力してデータベースを操作するのが通常である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、データ
ベース操作者が必要な文字列をキーボード等による入力
操作によりデータ入力欄に入力するためには、データベ
ース操作者が対象とするデータベースに関する十分な知
識を有していることが前提となる。裏返えせば操作者が
専門家に限定されるという問題点がある。
ベース操作者が必要な文字列をキーボード等による入力
操作によりデータ入力欄に入力するためには、データベ
ース操作者が対象とするデータベースに関する十分な知
識を有していることが前提となる。裏返えせば操作者が
専門家に限定されるという問題点がある。
【0006】また、文字列の入力操作自体が極めて手間
のかかるものであり、かつ誤りが生じやすいという問題
点がある。
のかかるものであり、かつ誤りが生じやすいという問題
点がある。
【0007】そこで本発明の目的は、対象とするデータ
ベースの十分な知識を有していない操作者でも、また、
入力操作に不慣れな操作者でも、極めて容易にデータベ
ースの入力、検索、更新、削除の各操作が行なえる効率
的かつ信頼性の高いデータベースへのデータ選択入力方
法及びその選択入力方法で入力されたデータを管理する
データベース管理システムを提供することにある。
ベースの十分な知識を有していない操作者でも、また、
入力操作に不慣れな操作者でも、極めて容易にデータベ
ースの入力、検索、更新、削除の各操作が行なえる効率
的かつ信頼性の高いデータベースへのデータ選択入力方
法及びその選択入力方法で入力されたデータを管理する
データベース管理システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明は、既に入力済みのレコードの属性データ
を、属性単位に表示順序の指定可能な対話型選択肢とし
て表示し、対話型で選択入力可能としておき、データを
対話型操作で必要とする場合に、同一データの再入力の
必要がないようにしたことである。
に、本発明は、既に入力済みのレコードの属性データ
を、属性単位に表示順序の指定可能な対話型選択肢とし
て表示し、対話型で選択入力可能としておき、データを
対話型操作で必要とする場合に、同一データの再入力の
必要がないようにしたことである。
【0009】すなわち、対話型画面を備えたコンピュー
タ上で動作し、複数の属性領域から構成されるレコード
の集団をデータベースとして管理し、対話型操作により
前記レコードの新規入力・検索・更新・削除の各操作を
行なうデータベース管理システムにおけるデータ入力方
法において、前記対話型操作により、前記データベース
の複数のレコードから、属性データを文字列形式データ
として取りだし、前記文字列形式データのうち互いに重
複しない文字列形式データを、指定された順序で対話型
選択肢として表示し、前記対話型選択肢から必要文字列
データを選択し、前記必要文字列データを文字列指定領
域へ入力することを特徴とするデータ選択入力方法を提
供する。
タ上で動作し、複数の属性領域から構成されるレコード
の集団をデータベースとして管理し、対話型操作により
前記レコードの新規入力・検索・更新・削除の各操作を
行なうデータベース管理システムにおけるデータ入力方
法において、前記対話型操作により、前記データベース
の複数のレコードから、属性データを文字列形式データ
として取りだし、前記文字列形式データのうち互いに重
複しない文字列形式データを、指定された順序で対話型
選択肢として表示し、前記対話型選択肢から必要文字列
データを選択し、前記必要文字列データを文字列指定領
域へ入力することを特徴とするデータ選択入力方法を提
供する。
【0010】また、本発明の他の解決手段として、対話
型画面を備えたコンピュータ上で動作し、複数の属性領
域から構成されるレコードの集団をデータベースとして
管理し、対話型操作により前記レコードの新規入力・検
索・更新・削除の各操作を行なうデータベース管理シス
テムにおいて、前記対話型画面で、前記新規入力・検索
・更新・削除の各処理の指示を、対話操作により行なう
データ入力手段と、前記指示されたいずれかの処理に対
して、前記データベースの複数のレコードから、属性デ
ータを文字列形式データとして取りだし、前記文字列形
式データのうち互いに重複しない文字列形式のデータ
を、指定された順序で対話型選択肢として表示する表示
手段と、前記対話型選択肢から必要文字列データを選択
し、前記必要文字列データを文字列指定領域へ入力する
領域入力手段とを有するデータベース管理手段とを備え
たことを特徴とするデータベース管理システムを提供す
る。
型画面を備えたコンピュータ上で動作し、複数の属性領
域から構成されるレコードの集団をデータベースとして
管理し、対話型操作により前記レコードの新規入力・検
索・更新・削除の各操作を行なうデータベース管理シス
テムにおいて、前記対話型画面で、前記新規入力・検索
・更新・削除の各処理の指示を、対話操作により行なう
データ入力手段と、前記指示されたいずれかの処理に対
して、前記データベースの複数のレコードから、属性デ
ータを文字列形式データとして取りだし、前記文字列形
式データのうち互いに重複しない文字列形式のデータ
を、指定された順序で対話型選択肢として表示する表示
手段と、前記対話型選択肢から必要文字列データを選択
し、前記必要文字列データを文字列指定領域へ入力する
領域入力手段とを有するデータベース管理手段とを備え
たことを特徴とするデータベース管理システムを提供す
る。
【0011】
【作用】データ入力手段は、対話型画面で、新規入力・
検索・更新・削除の各処理の指示を対話操作により行な
う。データベース管理手段の表示手段は、指示されたい
ずれかの処理に対して、データベースの複数のレコード
から、属性デ−タを文字列形式データとして取りだし、
文字列形式データのうち互いに重複しない文字列形式の
データを、指定された順序で対話型選択肢として表示す
る。データベース管理手段の領域入力手段は、対話型選
択肢から必要文字列データを選択し、選択された必要文
字列データを文字列指定領域へ入力する。以上のよう
に、既に入力済みのレコードの属性データを、属性単位
に表示順序の指定可能な対話型選択肢として表示し、対
話型で選択入力可能としておき、データを対話型操作で
必要とする場合に、同一データの再入力の必要がないた
め、データベース操作者は、対象とするデータベースの
十分な知識を有していない者でも、また、キーボード操
作に不慣れな者でも、極めて容易にデータベースの入
力、検索、更新、削除の各操作が行なえる。
検索・更新・削除の各処理の指示を対話操作により行な
う。データベース管理手段の表示手段は、指示されたい
ずれかの処理に対して、データベースの複数のレコード
から、属性デ−タを文字列形式データとして取りだし、
文字列形式データのうち互いに重複しない文字列形式の
データを、指定された順序で対話型選択肢として表示す
る。データベース管理手段の領域入力手段は、対話型選
択肢から必要文字列データを選択し、選択された必要文
字列データを文字列指定領域へ入力する。以上のよう
に、既に入力済みのレコードの属性データを、属性単位
に表示順序の指定可能な対話型選択肢として表示し、対
話型で選択入力可能としておき、データを対話型操作で
必要とする場合に、同一データの再入力の必要がないた
め、データベース操作者は、対象とするデータベースの
十分な知識を有していない者でも、また、キーボード操
作に不慣れな者でも、極めて容易にデータベースの入
力、検索、更新、削除の各操作が行なえる。
【0012】また、本発明は、一般の言語の場合のデー
タベースへのデータ入力に有効であるが、特にキーボー
ド等の入力操作のストロークの多い日本語データベース
へのデータ入力に有効である。
タベースへのデータ入力に有効であるが、特にキーボー
ド等の入力操作のストロークの多い日本語データベース
へのデータ入力に有効である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るデータ選択入
力方法及びデータベース管理システムについて説明す
る。
力方法及びデータベース管理システムについて説明す
る。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係るデータ選
択入力方法で入力されたデータを管理するデータベース
管理システムの構成を示す。
択入力方法で入力されたデータを管理するデータベース
管理システムの構成を示す。
【0015】データベース管理システム3は、コンピュ
ータ1上に構成され、周辺装置としてキーボード4、マ
ウス5、ディスプレイ6、プリンタ7、ディスク8が接
続される。また、データベース管理システム3は、コン
ピュータ1上で動作するソフトウェアシステムであり、
データ入力手段31、データベース管理手段32、デー
タ出力手段33から構成されている。
ータ1上に構成され、周辺装置としてキーボード4、マ
ウス5、ディスプレイ6、プリンタ7、ディスク8が接
続される。また、データベース管理システム3は、コン
ピュータ1上で動作するソフトウェアシステムであり、
データ入力手段31、データベース管理手段32、デー
タ出力手段33から構成されている。
【0016】データベース管理手段32は、本発明の主
要部であるデータ処理手段321を備えており、データ
処理手段321は、データ選択肢変換手段3211、選
択肢表示順序指定手段3212、選択肢表示手段321
3、データ選択入力手段3214から構成される。ま
た、データ選択肢変換手段3211、選択肢表示順序指
定手段3212、選択肢表示手段3213から構成され
る部分を表示手段と称し、データ選択入力手段3214
から構成される部分を領域入力手段と称すことができ
る。
要部であるデータ処理手段321を備えており、データ
処理手段321は、データ選択肢変換手段3211、選
択肢表示順序指定手段3212、選択肢表示手段321
3、データ選択入力手段3214から構成される。ま
た、データ選択肢変換手段3211、選択肢表示順序指
定手段3212、選択肢表示手段3213から構成され
る部分を表示手段と称し、データ選択入力手段3214
から構成される部分を領域入力手段と称すことができ
る。
【0017】データ選択肢変換手段3211は、データ
ベースに入力済みのレコードから、スキーマに定義され
ている各属性の指定されたものについて、文字列形式の
選択肢に変換する。
ベースに入力済みのレコードから、スキーマに定義され
ている各属性の指定されたものについて、文字列形式の
選択肢に変換する。
【0018】選択肢表示順序指定手段3212は、デー
タ選択肢変換手段3211により選択肢に変換されたデ
ータに選択肢表示手段3213により表示する場合の表
示順序を指定する。表示順序としては入力正順、逆順、
ソート順等がある。入力正順指定の場合は、選択肢を入
力した順番に古いほうから先に表示する。入力逆順指定
の場合は、選択肢を入力した順番に新しいほうから先に
表示する。ソート順の場合は、選択肢が文字型であれば
文字コードで、整数・実数等の数値データであれば数値
としてソートした順番に表示する。
タ選択肢変換手段3211により選択肢に変換されたデ
ータに選択肢表示手段3213により表示する場合の表
示順序を指定する。表示順序としては入力正順、逆順、
ソート順等がある。入力正順指定の場合は、選択肢を入
力した順番に古いほうから先に表示する。入力逆順指定
の場合は、選択肢を入力した順番に新しいほうから先に
表示する。ソート順の場合は、選択肢が文字型であれば
文字コードで、整数・実数等の数値データであれば数値
としてソートした順番に表示する。
【0019】選択肢表示手段3213は、データ選択肢
変換手段3211により選択肢に変換されたデータを対
話型操作画面に表示する。
変換手段3211により選択肢に変換されたデータを対
話型操作画面に表示する。
【0020】データ選択入力手段3214は、選択肢表
示手段3213により対話型選択肢として表示された選
択肢をデータ入力手段31を介してマウス5等のポイン
ティングデバイスあるいはキーボード4上の矢印キーに
より選択し、データベース管理システム3にデータとし
て入力する。
示手段3213により対話型選択肢として表示された選
択肢をデータ入力手段31を介してマウス5等のポイン
ティングデバイスあるいはキーボード4上の矢印キーに
より選択し、データベース管理システム3にデータとし
て入力する。
【0021】データベース管理手段32は、その従属手
段としてレコード入力手段323、レコード検索手段3
24、レコード更新手段325、レコード削除手段32
6を少なくとも有している。
段としてレコード入力手段323、レコード検索手段3
24、レコード更新手段325、レコード削除手段32
6を少なくとも有している。
【0022】データ出力手段33は、データを、ディス
プレイ6に表示するデータ表示手段113、プリンタ7
で印刷するデータ印刷手段114、ディスクに保存する
データ保存手段115を備えている。
プレイ6に表示するデータ表示手段113、プリンタ7
で印刷するデータ印刷手段114、ディスクに保存する
データ保存手段115を備えている。
【0023】図2は、本発明の一実施例に係るデータベ
ース管理システムのデータベース『社員管理』のレコー
ド表を示す。社員管理のレコード表11は、現在、4件
のレコードが格納されており、7つの属性領域から構成
されている。この社員管理のレコード表11を例にと
り、属性領域の属性値として存在するデータを、対話型
選択肢に変換する方法を次に説明する。
ース管理システムのデータベース『社員管理』のレコー
ド表を示す。社員管理のレコード表11は、現在、4件
のレコードが格納されており、7つの属性領域から構成
されている。この社員管理のレコード表11を例にと
り、属性領域の属性値として存在するデータを、対話型
選択肢に変換する方法を次に説明する。
【0024】図3は、対話型選択肢の変換方法を説明す
るフローチャートを示す。ここで、属性4『所属部署』
に関する対話型選択肢の変換方法を説明する。まず、レ
コード番号=1として(ステップ100)先頭のレコー
ドに位置付ける(ステップ200)。そして目的とする
属性4『所属部署』のデータ『システム研究所』を取り
出す(ステップ300)。そして現在、そのデータが互
いに重複しないデータかどうかをチェックする(ステッ
プ400)。互いに重複しない場合、データは選択肢と
して格納する(ステップ500)。互いに重複する場
合、選択肢として格納しない。このデータ『システム研
究所』は互いに重複しないので選択肢として格納する。
この結果、図4に示す対話型選択肢A12が作成され
る。次に、レコードが終了かどうかをチェックする(ス
テップ600)。現在、まだレコードはあるのでレコー
ド番号を更新する(ステップ700)。以下、全てのレ
コードについて同様の処理を繰り返す。この結果、レコ
ード番号=2の場合は、図4に示す対話型選択肢B13
が作成され、レコード番号=4の場合は、対話型選択肢
C14が順次作成される。レコード番号=3の場合は、
レコード番号=1のデータと互いに重複するので対話型
選択肢は作成されない。したがって、常に、現在までに
入力された全ての所属部署を選択肢から選択入力可能で
ある。
るフローチャートを示す。ここで、属性4『所属部署』
に関する対話型選択肢の変換方法を説明する。まず、レ
コード番号=1として(ステップ100)先頭のレコー
ドに位置付ける(ステップ200)。そして目的とする
属性4『所属部署』のデータ『システム研究所』を取り
出す(ステップ300)。そして現在、そのデータが互
いに重複しないデータかどうかをチェックする(ステッ
プ400)。互いに重複しない場合、データは選択肢と
して格納する(ステップ500)。互いに重複する場
合、選択肢として格納しない。このデータ『システム研
究所』は互いに重複しないので選択肢として格納する。
この結果、図4に示す対話型選択肢A12が作成され
る。次に、レコードが終了かどうかをチェックする(ス
テップ600)。現在、まだレコードはあるのでレコー
ド番号を更新する(ステップ700)。以下、全てのレ
コードについて同様の処理を繰り返す。この結果、レコ
ード番号=2の場合は、図4に示す対話型選択肢B13
が作成され、レコード番号=4の場合は、対話型選択肢
C14が順次作成される。レコード番号=3の場合は、
レコード番号=1のデータと互いに重複するので対話型
選択肢は作成されない。したがって、常に、現在までに
入力された全ての所属部署を選択肢から選択入力可能で
ある。
【0025】図5は、本発明の一実施例に係るデータベ
ース管理システムの対話型操作画面の構成画面を示す。
構成画面は、ディスプレイ6に表示され、対話型操作画
面21、選択肢表示順序指定メニュー22、選択肢選択
入力ウインドウ23から構成される。
ース管理システムの対話型操作画面の構成画面を示す。
構成画面は、ディスプレイ6に表示され、対話型操作画
面21、選択肢表示順序指定メニュー22、選択肢選択
入力ウインドウ23から構成される。
【0026】対話型操作画面21は、データベースのス
キーマに定義された各属性212毎に、属性間論理検索
条件入力欄211、属性検索条件入力欄213、属性検
索条件データ入力欄214から構成される。属性間論理
検索条件入力欄211は属性毎の検索条件の間の論理関
係を示すものであり、ここでは標準値としてAND条件
を示す『&』記号が指定されている。他には、例えばO
R条件を示す記号が指定される。また、各属性検索条件
入力欄213には標準値として等号条件を示す『=』記
号が指定される。他には、例えば不等号条件を示す
『≠』、その他の各種記号『≦<>≧』等が指定され
る。
キーマに定義された各属性212毎に、属性間論理検索
条件入力欄211、属性検索条件入力欄213、属性検
索条件データ入力欄214から構成される。属性間論理
検索条件入力欄211は属性毎の検索条件の間の論理関
係を示すものであり、ここでは標準値としてAND条件
を示す『&』記号が指定されている。他には、例えばO
R条件を示す記号が指定される。また、各属性検索条件
入力欄213には標準値として等号条件を示す『=』記
号が指定される。他には、例えば不等号条件を示す
『≠』、その他の各種記号『≦<>≧』等が指定され
る。
【0027】選択肢表示順序指定メニュー22は、選択
肢表示順序指定手段3212により設定される。選択肢
表示順序指定メニュー22には、たとえば、入力順指定
メニュー221、入力逆順指定メニュー222、ソート
順指定メニュー223がある。選択肢表示順序指定メニ
ュー22は、マウス5等のポインティングデバイスある
いはキーボード4上の矢印キーにより選択されることに
より、選択肢に変換されたデータを選択肢表示手段32
13に表示する場合の表示順序を決定する。
肢表示順序指定手段3212により設定される。選択肢
表示順序指定メニュー22には、たとえば、入力順指定
メニュー221、入力逆順指定メニュー222、ソート
順指定メニュー223がある。選択肢表示順序指定メニ
ュー22は、マウス5等のポインティングデバイスある
いはキーボード4上の矢印キーにより選択されることに
より、選択肢に変換されたデータを選択肢表示手段32
13に表示する場合の表示順序を決定する。
【0028】入力順指定メニュー221の場合は、選択
肢を入力した順番に古いほうから先に表示する。
肢を入力した順番に古いほうから先に表示する。
【0029】入力逆順指定メニュー222の場合は、選
択肢を入力した順番に新しいほうから先に表示する。
択肢を入力した順番に新しいほうから先に表示する。
【0030】ソート順指定メニュー223の場合は、対
象とするデータが文字列の場合は選択肢を文字コードで
ソートした順番に表示し、対象とするデータが数値の場
合は、選択肢を数値データとして値でソートした順番に
表示する。標準値としては、たとえば、入力順が設定さ
れている。この他に、日付データの場合は日付順にソー
トする。
象とするデータが文字列の場合は選択肢を文字コードで
ソートした順番に表示し、対象とするデータが数値の場
合は、選択肢を数値データとして値でソートした順番に
表示する。標準値としては、たとえば、入力順が設定さ
れている。この他に、日付データの場合は日付順にソー
トする。
【0031】作成者順指定メニュ224の場合は、デー
タ作成者名称またはIDやパスワードをもとに、入力作
成者毎に順番に表示する。また、作成日時、使用頻度等
での示順序あるいは範囲の指定等も可能である。
タ作成者名称またはIDやパスワードをもとに、入力作
成者毎に順番に表示する。また、作成日時、使用頻度等
での示順序あるいは範囲の指定等も可能である。
【0032】選択肢選択入力ウインドウ23は、マウス
5等により選択肢を選択可能とする選択入力手段116
4と、選択肢を表示する選択肢表示手段3213により
設定され、すくなくとも選択肢表示エリア231を有し
ており,そのほかに選択肢表示エリア231上への選択
肢の表示範囲を操作するためのスクロールバー232等
から構成される。
5等により選択肢を選択可能とする選択入力手段116
4と、選択肢を表示する選択肢表示手段3213により
設定され、すくなくとも選択肢表示エリア231を有し
ており,そのほかに選択肢表示エリア231上への選択
肢の表示範囲を操作するためのスクロールバー232等
から構成される。
【0033】ここで、対話型操作画面21は、データベ
ース『社員管理』に対し 『 所属部署 が(『=』) システム研究所 で かつ、(『&』) 出身地が 茨城県日立市 でない(『≠』) 』 という条件で検索を行う場合を示している。
ース『社員管理』に対し 『 所属部署 が(『=』) システム研究所 で かつ、(『&』) 出身地が 茨城県日立市 でない(『≠』) 』 という条件で検索を行う場合を示している。
【0034】図6は、本発明の一実施例に係るデータベ
ース管理システムのデータ選択入力方法を説明するフロ
ーチャートを示す。
ース管理システムのデータ選択入力方法を説明するフロ
ーチャートを示す。
【0035】まず、処理対象データベースを選択する
(ステップ10)。これは、通常は処理対象データベー
スの名称をデータベース管理システムに入力することに
より実行される。この結果、図5の対話型操作画面21
上に処理対象のデータベース名称『社員管理』がデータ
ベース名称入力欄215に表示される。さらに、処理対
象のデータベース名称『社員管理』が該データベースの
スキーマ情報に従い、属性名称が対話型操作画面21に
表示され、対応する属性毎に、属性間論理検索条件入力
欄211、属性検索条件入力欄213、属性検索条件デ
ータ入力欄214が表示される。
(ステップ10)。これは、通常は処理対象データベー
スの名称をデータベース管理システムに入力することに
より実行される。この結果、図5の対話型操作画面21
上に処理対象のデータベース名称『社員管理』がデータ
ベース名称入力欄215に表示される。さらに、処理対
象のデータベース名称『社員管理』が該データベースの
スキーマ情報に従い、属性名称が対話型操作画面21に
表示され、対応する属性毎に、属性間論理検索条件入力
欄211、属性検索条件入力欄213、属性検索条件デ
ータ入力欄214が表示される。
【0036】次に、データベース操作者は、実行すべき
処理を、検索処理起動ボタン216、入力処理起動ボタ
ン217、更新処理起動ボタン218、削除処理起動ボ
タン219のいずれかをマウス5でクリックすることに
より、検索処理(ステップ40)、入力処理(ステップ
60)、更新処理(ステップ80)、削除処理(ステッ
プ90)のいずれかから選択する(ステップ20)。通
常、入力処理(ステップ60)の場合以外は、まず検索
処理(ステップ40)が実行され、データベース内の目
的とするレコードへの位置付けを行う。そして、位置付
けられたレコードへの更新処理(ステップ80)あるい
は削除処理(ステップ90)を実行する。
処理を、検索処理起動ボタン216、入力処理起動ボタ
ン217、更新処理起動ボタン218、削除処理起動ボ
タン219のいずれかをマウス5でクリックすることに
より、検索処理(ステップ40)、入力処理(ステップ
60)、更新処理(ステップ80)、削除処理(ステッ
プ90)のいずれかから選択する(ステップ20)。通
常、入力処理(ステップ60)の場合以外は、まず検索
処理(ステップ40)が実行され、データベース内の目
的とするレコードへの位置付けを行う。そして、位置付
けられたレコードへの更新処理(ステップ80)あるい
は削除処理(ステップ90)を実行する。
【0037】ここで、本発明は、従来技術と異なり、検
索条件入力(ステップ30)・新規データ入力(ステッ
プ50)・更新データ入力(ステップ70)において、
キーボード操作による文字入力以外に、データ選択入力
が可能である。
索条件入力(ステップ30)・新規データ入力(ステッ
プ50)・更新データ入力(ステップ70)において、
キーボード操作による文字入力以外に、データ選択入力
が可能である。
【0038】このデータ選択入力について、検索条件入
力(ステップ30)の場合を例にとって、図5とあわせ
て以下、詳細に説明する。
力(ステップ30)の場合を例にとって、図5とあわせ
て以下、詳細に説明する。
【0039】図7は、図6のデータ選択入力方法の検索
条件入力(ステップ30)を説明するフローチャートを
示す。既に説明したように、図5の対話型操作画面21
の場合に主要なデータ入力は、属性検索条件データ入力
欄214に対して行われるため、以下それについて説明
する。
条件入力(ステップ30)を説明するフローチャートを
示す。既に説明したように、図5の対話型操作画面21
の場合に主要なデータ入力は、属性検索条件データ入力
欄214に対して行われるため、以下それについて説明
する。
【0040】まず、属性4『所属部署』の属性検索条件
入力であるが、この例では、属性検索条件が『=』であ
り標準値として等号条件を示す『=』記号が指定されて
いるため特に操作は必要無い(ステップ310)。次
に、この属性検索条件データ入力欄214を、マウス5
でクリックする等により、データ選択入力の対象属性と
して選択する(ステップ320)。例えば、図5におい
て属性4『所属部署』に対応する属性検索条件データ入
力欄214を、マウス5でクリックする。すると、デー
タ選択肢変換手段3211がデータベース内の入力済み
のレコードから、事前に(すなわち、対話型入力操作以
前に)属性4のデータとして入力された文字列を選択肢
として変換し、選択肢選択入力ウインドウ23内の選択
肢表示エリア232に表示する(ステップ330)。図
5の場合は、属性4『所属部署』に対する選択肢として
『システム研究所』、『技術本部』、『営業本部』、
『総務部』、『経理部』、『資材部』、『品質保証
部』、『情管センター』の8つの部署名が表示されてい
る。これは、該操作以前に少なくとも上記各『所属部
署』に所属する社員のレコードが一件以上新規入力され
たことを示している。ここで、選択肢表示順序指定メニ
ュー22の標準値として入力順が設定されているため、
該操作までに上記8つの部署の社員が、そこに示された
順序で一件以上新規入力されている。
入力であるが、この例では、属性検索条件が『=』であ
り標準値として等号条件を示す『=』記号が指定されて
いるため特に操作は必要無い(ステップ310)。次
に、この属性検索条件データ入力欄214を、マウス5
でクリックする等により、データ選択入力の対象属性と
して選択する(ステップ320)。例えば、図5におい
て属性4『所属部署』に対応する属性検索条件データ入
力欄214を、マウス5でクリックする。すると、デー
タ選択肢変換手段3211がデータベース内の入力済み
のレコードから、事前に(すなわち、対話型入力操作以
前に)属性4のデータとして入力された文字列を選択肢
として変換し、選択肢選択入力ウインドウ23内の選択
肢表示エリア232に表示する(ステップ330)。図
5の場合は、属性4『所属部署』に対する選択肢として
『システム研究所』、『技術本部』、『営業本部』、
『総務部』、『経理部』、『資材部』、『品質保証
部』、『情管センター』の8つの部署名が表示されてい
る。これは、該操作以前に少なくとも上記各『所属部
署』に所属する社員のレコードが一件以上新規入力され
たことを示している。ここで、選択肢表示順序指定メニ
ュー22の標準値として入力順が設定されているため、
該操作までに上記8つの部署の社員が、そこに示された
順序で一件以上新規入力されている。
【0041】次に、必要に応じて(ステップ340)、
選択肢表示順序指定メニュー22により選択肢の表示順
序を変更する(ステップ350)。たとえば、入力逆順
指定メニュー222の場合は、属性4『所属部署』に対
する選択肢として『情管センター』、『品質保証部』、
『資材部』、『経理部』、『総務部』、『営業本部』、
『技術本部』、『システム研究所』の順に表示される。
また、ソート順指定メニュー223の場合は、文字コー
ド順にソートされた結果、たとえば『システム研究
所』、『営業本部』、『技術本部』、『経理部』、『資
材部』、『情管センター』、『総務部』、『品質保証
部』の順に表示される。また、選択肢の件数が多い場合
は選択肢選択入力ウインドウ23に表示しきれない。こ
の場合は、スクロールバー231を用いて目的とする選
択肢を探す。
選択肢表示順序指定メニュー22により選択肢の表示順
序を変更する(ステップ350)。たとえば、入力逆順
指定メニュー222の場合は、属性4『所属部署』に対
する選択肢として『情管センター』、『品質保証部』、
『資材部』、『経理部』、『総務部』、『営業本部』、
『技術本部』、『システム研究所』の順に表示される。
また、ソート順指定メニュー223の場合は、文字コー
ド順にソートされた結果、たとえば『システム研究
所』、『営業本部』、『技術本部』、『経理部』、『資
材部』、『情管センター』、『総務部』、『品質保証
部』の順に表示される。また、選択肢の件数が多い場合
は選択肢選択入力ウインドウ23に表示しきれない。こ
の場合は、スクロールバー231を用いて目的とする選
択肢を探す。
【0042】この場合は、選択肢選択入力ウインドウ2
3内の選択肢表示エリア232に、必要とする文字列
『システム研究所』が存在するため選択入力可能であり
(ステップ360)、これをマウス5でクリックするこ
とにより属性4の所属部署に対応する属性検索条件デー
タ入力欄214に『システム研究所』と選択入力される
(ステップ370)。
3内の選択肢表示エリア232に、必要とする文字列
『システム研究所』が存在するため選択入力可能であり
(ステップ360)、これをマウス5でクリックするこ
とにより属性4の所属部署に対応する属性検索条件デー
タ入力欄214に『システム研究所』と選択入力される
(ステップ370)。
【0043】この例では、以上で検索条件入力終了(ス
テップ390)でないため、次に、属性間論理検索条件
入力欄211に属性間論理検索条件設定(ステップ40
0)を行う。この例では標準値としてAND条件を示す
『&』記号が指定されているため特に操作は必要無い。
続いて、属性5『出身地』の属性検索条件入力欄213
にキーボード操作により『≠』と入力する(ステップ3
10)。そして、属性5『出身地』の属性検索条件デー
タ入力欄214をマウス5でクリックする(ステップ3
20)。すると、選択肢選択入力ウインドウ23内の選
択肢表示エリア232には、事前に(すなわち、対話型
入力操作以前に)属性5のデータとして入力された文字
列が選択肢として表示される(ステップ330)。次
に、必要に応じて(ステップ340)選択肢表示順序指
定メニュー22により選択肢の表示順序を変更する(ス
テップ350)。ここで、属性5『出身地』として目的
とする『茨城県日立市』をデータとして持つレコードが
存在する場合には選択入力可能であり(ステップ36
0)、上記と同様にして選択入力される(ステップ37
0)。選択入力が可能でなければ、従来と同様に、属性
5『出身地』の属性検索条件データ入力欄214にキー
ボード操作により文字入力する(ステップ380)。こ
こで入力されたデータは引き続く操作では選択入力可能
となる。以上で、検索条件入力終了(ステップ390)
であり、検索処理起動ボタン216をマウス5でクリッ
クすることにより検索処理が実行される(ステップ4
0)。
テップ390)でないため、次に、属性間論理検索条件
入力欄211に属性間論理検索条件設定(ステップ40
0)を行う。この例では標準値としてAND条件を示す
『&』記号が指定されているため特に操作は必要無い。
続いて、属性5『出身地』の属性検索条件入力欄213
にキーボード操作により『≠』と入力する(ステップ3
10)。そして、属性5『出身地』の属性検索条件デー
タ入力欄214をマウス5でクリックする(ステップ3
20)。すると、選択肢選択入力ウインドウ23内の選
択肢表示エリア232には、事前に(すなわち、対話型
入力操作以前に)属性5のデータとして入力された文字
列が選択肢として表示される(ステップ330)。次
に、必要に応じて(ステップ340)選択肢表示順序指
定メニュー22により選択肢の表示順序を変更する(ス
テップ350)。ここで、属性5『出身地』として目的
とする『茨城県日立市』をデータとして持つレコードが
存在する場合には選択入力可能であり(ステップ36
0)、上記と同様にして選択入力される(ステップ37
0)。選択入力が可能でなければ、従来と同様に、属性
5『出身地』の属性検索条件データ入力欄214にキー
ボード操作により文字入力する(ステップ380)。こ
こで入力されたデータは引き続く操作では選択入力可能
となる。以上で、検索条件入力終了(ステップ390)
であり、検索処理起動ボタン216をマウス5でクリッ
クすることにより検索処理が実行される(ステップ4
0)。
【0044】ここで、属性4の選択肢選択入力ウインド
ウ23と属性5の選択肢選択入力ウインドウ23は別々
のウインドウであってもよいし、同一のウインドウを共
用してもよい。また、属性検索条件入力欄213につい
ても選択入力方式でもよい。また、選択肢として該対話
型入力操作以前にデータとして入力されたデータと共
に、あらかじめ用意された選択肢をも表示してもよい。
ウ23と属性5の選択肢選択入力ウインドウ23は別々
のウインドウであってもよいし、同一のウインドウを共
用してもよい。また、属性検索条件入力欄213につい
ても選択入力方式でもよい。また、選択肢として該対話
型入力操作以前にデータとして入力されたデータと共
に、あらかじめ用意された選択肢をも表示してもよい。
【0045】図8は、図6のデータ選択入力方法の新規
データ入力(ステップ50)を説明するフローチャート
を示す。まず、属性新規データ入力欄を、マウス5でク
リックする等により、データ選択入力の対象属性として
選択する(ステップ510)。次に、選択された属性新
規データ入力欄を、マウス5でクリックすると、データ
選択肢変換手段1161がデータベース内の入力済みの
レコードから、該対話型入力操作以前に属性4のデータ
として入力された文字列を選択肢として変換し、選択肢
選択入力ウインドウ23内の選択肢表示エリア232に
表示する(ステップ520)。次に、必要に応じて(ス
テップ530)、選択肢表示順序指定メニュー22によ
り選択肢の表示順序を変更する(ステップ540)。変
更後、必要とする新規選択肢を探し、該必要とする新規
選択肢があれば選択入力可能であり(ステップ55
0)、これをマウス5でクリックすることにより属性新
規データ入力欄に選択入力される(ステップ560)。
また、選択入力が可能でなければ、従来と同様に属性新
規データ入力欄にキーボード操作により文字入力する
(ステップ570)。以上で新規データ入力終了(ステ
ップ580)となり、入力処理起動ボタン217をマウ
ス5でクリックすることにより入力処理が実行される
(ステップ60)。
データ入力(ステップ50)を説明するフローチャート
を示す。まず、属性新規データ入力欄を、マウス5でク
リックする等により、データ選択入力の対象属性として
選択する(ステップ510)。次に、選択された属性新
規データ入力欄を、マウス5でクリックすると、データ
選択肢変換手段1161がデータベース内の入力済みの
レコードから、該対話型入力操作以前に属性4のデータ
として入力された文字列を選択肢として変換し、選択肢
選択入力ウインドウ23内の選択肢表示エリア232に
表示する(ステップ520)。次に、必要に応じて(ス
テップ530)、選択肢表示順序指定メニュー22によ
り選択肢の表示順序を変更する(ステップ540)。変
更後、必要とする新規選択肢を探し、該必要とする新規
選択肢があれば選択入力可能であり(ステップ55
0)、これをマウス5でクリックすることにより属性新
規データ入力欄に選択入力される(ステップ560)。
また、選択入力が可能でなければ、従来と同様に属性新
規データ入力欄にキーボード操作により文字入力する
(ステップ570)。以上で新規データ入力終了(ステ
ップ580)となり、入力処理起動ボタン217をマウ
ス5でクリックすることにより入力処理が実行される
(ステップ60)。
【0046】図9は、図6のデータ選択入力方法の更新
データ入力(ステップ70)を説明するフローチャート
であり、図8の新規データ入力(ステップ50)のフロ
ーチャートの場合と同様な処理となる。
データ入力(ステップ70)を説明するフローチャート
であり、図8の新規データ入力(ステップ50)のフロ
ーチャートの場合と同様な処理となる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、コンピュータ上で動作
するデータベース管理システムの対話型操作において、
既に入力済みのレコードに属性値として存在するデータ
を、属性単位に表示順序の指定可能な対話型選択肢とし
て表示し、対話型で選択入力可能とすることにより、デ
ータを対話型操作において必要とする場合に、同一デー
タの再入力の必要がないため、対象とするデータベース
の十分な知識を有していない操作者であっても、容易に
データベースの入力および検索、更新、削除の各操作を
行えるという効果がある。また、文字列の入力操作の手
間を大幅に削減するため、キーボード等の入力操作に不
慣れな操作者でも極めて容易にデータベースの入力およ
び検索、更新、削除の各操作を行えるという効果があ
る。さらに、データベース操作の信頼性を大幅に向上さ
せるという効果がある。
するデータベース管理システムの対話型操作において、
既に入力済みのレコードに属性値として存在するデータ
を、属性単位に表示順序の指定可能な対話型選択肢とし
て表示し、対話型で選択入力可能とすることにより、デ
ータを対話型操作において必要とする場合に、同一デー
タの再入力の必要がないため、対象とするデータベース
の十分な知識を有していない操作者であっても、容易に
データベースの入力および検索、更新、削除の各操作を
行えるという効果がある。また、文字列の入力操作の手
間を大幅に削減するため、キーボード等の入力操作に不
慣れな操作者でも極めて容易にデータベースの入力およ
び検索、更新、削除の各操作を行えるという効果があ
る。さらに、データベース操作の信頼性を大幅に向上さ
せるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係るデータ選択入力方法で
入力されたデータを管理するデータベース管理システム
の構成を示す図である。
入力されたデータを管理するデータベース管理システム
の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例に係るデータベース管理シス
テムのデータベース『社員管理』のレコード表を示す図
である。
テムのデータベース『社員管理』のレコード表を示す図
である。
【図3】対話型選択肢の変換方法を説明するフローチャ
ートを示す図である。
ートを示す図である。
【図4】図3の対話型選択肢の変換方法で作成された選
択肢を示す図である。
択肢を示す図である。
【図5】本発明の一実施例に係るデータベース管理シス
テムの対話型操作画面の構成画面を示す図である。
テムの対話型操作画面の構成画面を示す図である。
【図6】本発明の一実施例に係るデータベース管理シス
テムのデータ選択入力方法を説明するフローチャートを
示す図である。
テムのデータ選択入力方法を説明するフローチャートを
示す図である。
【図7】図6のデータ選択入力方法の検索条件入力(ス
テップ30)を説明するフローチャートを示す図であ
る。
テップ30)を説明するフローチャートを示す図であ
る。
【図8】図6のデータ選択入力方法の新規データ入力
(ステップ50)を説明するフローチャートを示す図で
ある。
(ステップ50)を説明するフローチャートを示す図で
ある。
【図9】図6のデータ選択入力方法の更新データ入力
(ステップ70)を説明するフローチャートを示す図で
ある。
(ステップ70)を説明するフローチャートを示す図で
ある。
1 コンピュータ 3 データベース管理システム 4 キーボード 5 マウス 6 ディスプレイ 7 プリンタ 8 ディスク 11 社員管理のレコード表 12 対話選択肢A 13 対話選択肢B 14 対話選択肢C 31 データ入力手段 32 データベース管理手段 321 データ処理手段 3211 データ選択肢変換手段 3212 データ選択肢順序指定手段 3213 データ選択肢表示手段 3214 データ選択入力手段 323 レコード入力手段 324 レコード検索手段 325 レコード更新手段 326 レコード削除手段 33 データ出力手段 331 データ表示手段 332 データ印刷手段 333 データ保存手段 21 対話型操作画面 211 属性間論理検索条件入力欄 212 データベースのスキーマに定義された各属性 213 属性検索条件入力欄 214 属性検索条件データ入力欄 215 データベース名称入力欄 216 検索処理起動ボタン 217 入力処理起動ボタン 218 更新処理起動ボタン 219 削除処理起動ボタン 22 選択肢表示順序指定メニュー 221 入力順指定メニュー 222 入力逆順指定メニュー 223 ソート順指定メニュー 224 作成者順指定メニュー 23 選択肢選択入力ウインドウ 231 選択肢表示エリア 232 スクロールバー
Claims (7)
- 【請求項1】対話型画面を備えたコンピュータ上で動作
し、複数の属性領域から構成されるレコードの集団をデ
ータベースとして管理し、対話型操作により前記レコー
ドの新規入力・検索・更新・削除の各操作を行なうデー
タベース管理システムにおけるデータ入力方法におい
て、 前記対話型操作により、前記データベースの複数のレコ
ードから、属性データを文字列形式データとして取りだ
し、前記文字列形式データのうち互いに重複しない文字
列形式データを、指定された順序で対話型選択肢として
表示し、前記対話型選択肢から必要文字列データを選択
し、前記必要文字列データを文字列指定領域へ入力する
ことを特徴とするデータ選択入力方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記文字列形式データ
は、スキーマに定義されている各属性の指定されたもの
を、文字列形式の選択肢に変換するものであることを特
徴とするデータ選択入力方法。 - 【請求項3】請求項1において、前記文字列指定領域
は、前記データベースのスキーマ情報に従い、対応する
属性毎に、属性間論理検索条件入力欄、属性検索入力
欄、属性検索条件データ入力欄として表示されることを
特徴とするデータ選択入力方法。 - 【請求項4】請求項1において、前記対話型画面に表示
される前記対話型選択肢の指定順序をデータの作成者順
に表示することを特徴とするデータ選択入力方法。 - 【請求項5】対話型画面を備えたコンピュータ上で動作
し、複数の属性領域から構成されるレコードの集団をデ
ータベースとして管理し、対話型操作により前記レコー
ドの新規入力・検索・更新・削除の各操作を行なうデー
タベース管理システムにおいて、 前記対話型画面で、前記新規入力・検索・更新・削除の
各処理の指示を、対話操作により行なうデータ入力手段
と、前記指示されたいずれかの処理に対して、前記デー
タベースの複数のレコードから、属性データを文字列形
式データとして取りだし、前記文字列形式データのうち
互いに重複しない文字列形式のデータを、指定された順
序で対話型選択肢として表示する表示手段と、前記対話
型選択肢から必要文字列データを選択し、前記必要文字
列データを文字列指定領域へ入力する領域入力手段とを
有するデータベース管理手段とを備えたことを特徴とす
るデータベース管理システム。 - 【請求項6】対話型画面を備えたコンピュータ上で動作
し、複数の属性領域から構成されるレコードの集団をデ
ータベースとして管理し、対話型操作により前記レコー
ドの新規入力・検索・更新・削除の各操作を行なうデー
タベース管理システムにおいて、前記データベースの複
数のレコードの属性データを、文字列形式の選択肢に変
換するデータ選択肢変換手段と、前記文字列形式の選択
肢に変換されたデータの表示順序を指定する選択肢表示
順序指定手段と、前記表示順序を指定されたデータを対
話型画面に対話型選択肢として表示する選択肢表示手段
と、前記対話型選択肢として表示されたデータを入力操
作により選択し、該選択されたデータを前記データベー
ス管理システムのデータベースに再入力するデータ選択
入力手段とを有するデータ処理手段を、データベース管
理手段に備えたことを特徴とするデータベース管理シス
テム。 - 【請求項7】請求項6において、前記データ選択肢変換
手段は、データベースに入力済みのレコードから、スキ
ーマに定義されている各属性の指定されたものについ
て、文字列形式の選択肢に変換することを特徴とするデ
ータベース管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5282904A JPH07141238A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | データ選択入力方法及びデータベース管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5282904A JPH07141238A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | データ選択入力方法及びデータベース管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07141238A true JPH07141238A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17658622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5282904A Pending JPH07141238A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | データ選択入力方法及びデータベース管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07141238A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009230719A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 筆跡情報処理装置、及びプログラム |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP5282904A patent/JPH07141238A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009230719A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 筆跡情報処理装置、及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5754840A (en) | System, method, and computer program product for developing and maintaining documents which includes analyzing a patent application with regards to the specification and claims | |
US6980987B2 (en) | Graphical user interface-relational database access system for a robotic archive | |
US20010003455A1 (en) | Method, system and graphic user interface for entering and editing filter conditions for filtering a database | |
US6915298B1 (en) | User-defined relationships for diagramming user-defined database relations | |
JPH08305616A (ja) | データ管理システム | |
US5850631A (en) | Method for providing a graphical interface for the specification of relationships between two schemas | |
US20090228794A1 (en) | Business specification comprehension assistance system and method | |
JP3331233B2 (ja) | リレーショナルデータベースの対話型データ検索・抽出システム | |
JPH07141238A (ja) | データ選択入力方法及びデータベース管理システム | |
JPH0793375A (ja) | 電子化データの検索方法及びコンピュータ用条件入力画面 | |
JP3145723B2 (ja) | 美術館・博物館等における所蔵品の検索表示装置 | |
JP3167412B2 (ja) | データベース検索処理装置 | |
KR0165510B1 (ko) | 데이타 베이스 관리시스템의 테이블 생성방법 | |
JPH06301734A (ja) | データ検索装置 | |
JPH10232874A (ja) | 情報処理ノウハウ共有方法 | |
JPH0644113A (ja) | データベース検索システム | |
JP2798147B2 (ja) | データベース入出力方法および入出力装置 | |
JP3824468B2 (ja) | データ管理システム | |
JP2003233516A (ja) | データベース、コンピュータ読取可能なプログラム、データベース管理システム、データベースの新規登録方法、データベースの検索方法、および、データベースの更新登録方法 | |
JP2990314B2 (ja) | データ管理装置 | |
US20040199528A1 (en) | Apparatus and computer program for managing database | |
JP2003271431A (ja) | ファイル管理システム及び方法 | |
JPH07281882A (ja) | データベース正規化支援装置 | |
JPH0237466A (ja) | 情報処理システム | |
JPH06325086A (ja) | 対話型データ一括更新方式 |