JPH07121228A - 生産設備の生産情報確認方法 - Google Patents
生産設備の生産情報確認方法Info
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- JPH07121228A JPH07121228A JP5264500A JP26450093A JPH07121228A JP H07121228 A JPH07121228 A JP H07121228A JP 5264500 A JP5264500 A JP 5264500A JP 26450093 A JP26450093 A JP 26450093A JP H07121228 A JPH07121228 A JP H07121228A
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- JP
- Japan
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- production
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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- General Factory Administration (AREA)
- Control By Computers (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生産ライン内におけるワーク変更を速やかに
検知して、設備の稼働率の低下ならびに事故の発生を防
止し得る生産設備の生産情報確認方法を提供する。 【構成】 生産ライン1に配置された複数の設備10X
〜10Zをそれぞれ制御するローカルシーケンサ11X
〜11Zとこれらローカルシーケンサに対し生産情報を
与えるホストコンピュータ15との間に通信ネットワー
ク16,18を形成し、生産ライン1においてワークを
載置して搬送される搬送パレット2に、記憶内容の書き
替え可能なワークID5を付設し、上記複数の設備10
X〜10Zのそれぞれに、ワークID5からのワーク情
報を読み取るワークIDコントローラ21X〜21Zを
設け、ローカルシーケンサ11X〜11Zがホストコン
ピュータ15から通信ネットワーク16,18を介して
受け取る生産情報と、ローカルシーケンサ11X〜11
ZがワークIDコントローラ21X〜21Zから受け取
るワーク情報との照合に基づいて上記生産情報を確認す
る。
検知して、設備の稼働率の低下ならびに事故の発生を防
止し得る生産設備の生産情報確認方法を提供する。 【構成】 生産ライン1に配置された複数の設備10X
〜10Zをそれぞれ制御するローカルシーケンサ11X
〜11Zとこれらローカルシーケンサに対し生産情報を
与えるホストコンピュータ15との間に通信ネットワー
ク16,18を形成し、生産ライン1においてワークを
載置して搬送される搬送パレット2に、記憶内容の書き
替え可能なワークID5を付設し、上記複数の設備10
X〜10Zのそれぞれに、ワークID5からのワーク情
報を読み取るワークIDコントローラ21X〜21Zを
設け、ローカルシーケンサ11X〜11Zがホストコン
ピュータ15から通信ネットワーク16,18を介して
受け取る生産情報と、ローカルシーケンサ11X〜11
ZがワークIDコントローラ21X〜21Zから受け取
るワーク情報との照合に基づいて上記生産情報を確認す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産ライン内に配置さ
れたの複数の設備を制御する場合の生産情報確認方法に
関する。
れたの複数の設備を制御する場合の生産情報確認方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の生産ラインにおける組
立て工程では、搬送パレット上に載置されて搬送される
自動車の車体(ワーク)に対し、作業員によって部品が
組み付けられる非自動化ゾーンと、ロボット等の設備に
よって部品が自動的に組み付けられる自動化ゾーンとを
含んでいる。そして、自動化ゾーンには、上記ロボット
等の設備がそれぞれ稼働する複数の作業ステーション
が、上記ワークの長さ程度のピッチ間隔で形成されてい
る。
立て工程では、搬送パレット上に載置されて搬送される
自動車の車体(ワーク)に対し、作業員によって部品が
組み付けられる非自動化ゾーンと、ロボット等の設備に
よって部品が自動的に組み付けられる自動化ゾーンとを
含んでいる。そして、自動化ゾーンには、上記ロボット
等の設備がそれぞれ稼働する複数の作業ステーション
が、上記ワークの長さ程度のピッチ間隔で形成されてい
る。
【0003】上記自動化ゾーンの各作業ステーションに
配置された複数のロボット等の設備をそれぞれ制御する
コントローラと、これらコントローラに対し生産情報を
与えるホストコンピュータとの間は、通信ラインで接続
されて、上記ホストコンピュータと上記複数のコントロ
ーラとの間に通信ネットワークが形成される。
配置された複数のロボット等の設備をそれぞれ制御する
コントローラと、これらコントローラに対し生産情報を
与えるホストコンピュータとの間は、通信ラインで接続
されて、上記ホストコンピュータと上記複数のコントロ
ーラとの間に通信ネットワークが形成される。
【0004】このような生産設備制御システムにおい
て、上記通信ラインにおける断線あるいはケーブル接続
部分の接触不良等に起因する通信障害の発生を防止する
ために、本発明者等は、先に出願した特許明細書(特開
平4−137008号公報)において、上記設備コント
ローラとホストコンピュータとの間に形成される通信ネ
ットワークを、第1および第2ネットワークにより構成
し、ホストコンピュータから各設備コントローラに供給
する生産情報を、上記第1および第2ネットワークに同
時に送出するようにした「設備の制御方法およびその装
置」を提案した。
て、上記通信ラインにおける断線あるいはケーブル接続
部分の接触不良等に起因する通信障害の発生を防止する
ために、本発明者等は、先に出願した特許明細書(特開
平4−137008号公報)において、上記設備コント
ローラとホストコンピュータとの間に形成される通信ネ
ットワークを、第1および第2ネットワークにより構成
し、ホストコンピュータから各設備コントローラに供給
する生産情報を、上記第1および第2ネットワークに同
時に送出するようにした「設備の制御方法およびその装
置」を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多車種混流
生産ラインにおいては、自動化ゾーンに配置される各設
備に対し、車種、仕向け地および車体塗装色等の生産情
報を迅速かつ正確に伝送する必要がある。
生産ラインにおいては、自動化ゾーンに配置される各設
備に対し、車種、仕向け地および車体塗装色等の生産情
報を迅速かつ正確に伝送する必要がある。
【0006】ところが、上記組立て工程では、自動化ゾ
ーンの上流の非自動化ゾーンにおいて、異なる車種の車
体の乗せ替えが行われたり、あるいは、車体の不良が発
見されたために、その車体が搬送パレットから降された
こと等により、例えば組立て工程の入口でホストコンピ
ュータに登録された車種とは異なる車種の車体を載置し
たパレットあるいは空の搬送パレットが自動化ゾーンに
搬送されて来る場合がある。
ーンの上流の非自動化ゾーンにおいて、異なる車種の車
体の乗せ替えが行われたり、あるいは、車体の不良が発
見されたために、その車体が搬送パレットから降された
こと等により、例えば組立て工程の入口でホストコンピ
ュータに登録された車種とは異なる車種の車体を載置し
たパレットあるいは空の搬送パレットが自動化ゾーンに
搬送されて来る場合がある。
【0007】そのような場合、従来は、生産ラインの停
止あるいは手動による設備操作によって対処していたた
め、生産ラインの稼働率が低下したり、あるいは設備の
誤動作による事故の発生を招来したりするという問題が
あった。
止あるいは手動による設備操作によって対処していたた
め、生産ラインの稼働率が低下したり、あるいは設備の
誤動作による事故の発生を招来したりするという問題が
あった。
【0008】本発明は上述のような事情に鑑みてなされ
たもので、生産ライン内におけるワーク変更を速やかに
検知して、設備の稼働率の低下ならびに事故の発生を防
止し得る生産設備の生産情報確認方法を提供することを
目的とする。
たもので、生産ライン内におけるワーク変更を速やかに
検知して、設備の稼働率の低下ならびに事故の発生を防
止し得る生産設備の生産情報確認方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による生産設備の
生産情報確認方法は、生産ラインに配置された複数の設
備をそれぞれ制御する設備制御手段とこれら設備制御手
段に対し生産情報を与えるホストコンピュータとを通信
ラインにて接続して、上記ホストコンピュータと上記複
数の設備制御手段との間に通信ネットワークを形成し、
上記生産ラインにおいて搬送されるワークもしくはワー
ク搬送手段に、記憶内容の書き替え可能なワーク情報記
憶手段を付設し、上記複数の設備のそれぞれに、上記ワ
ーク情報記憶手段からのワーク情報を読み取るワーク情
報読取り手段を設け、各設備制御手段が上記ホストコン
ピュータから上記通信ネットワークを介して受け取る生
産情報と、各設備制御手段が上記ワーク情報読取り手段
から受け取るワーク情報との照合に基づいて上記生産情
報を確認することを特徴とするものである。
生産情報確認方法は、生産ラインに配置された複数の設
備をそれぞれ制御する設備制御手段とこれら設備制御手
段に対し生産情報を与えるホストコンピュータとを通信
ラインにて接続して、上記ホストコンピュータと上記複
数の設備制御手段との間に通信ネットワークを形成し、
上記生産ラインにおいて搬送されるワークもしくはワー
ク搬送手段に、記憶内容の書き替え可能なワーク情報記
憶手段を付設し、上記複数の設備のそれぞれに、上記ワ
ーク情報記憶手段からのワーク情報を読み取るワーク情
報読取り手段を設け、各設備制御手段が上記ホストコン
ピュータから上記通信ネットワークを介して受け取る生
産情報と、各設備制御手段が上記ワーク情報読取り手段
から受け取るワーク情報との照合に基づいて上記生産情
報を確認することを特徴とするものである。
【0010】その場合、上記通信ネットワークを第1お
よび第2ネットワークにより構成し、各設備制御手段が
上記ホストコンピュータから上記第1および第2ネット
ワークをそれぞれ介して受け取る生産情報と、各設備制
御手段がワーク情報読取り手段から受け取るワーク情報
との3つの情報の照合に基づいて上記生産情報を確認す
ることが好ましい。
よび第2ネットワークにより構成し、各設備制御手段が
上記ホストコンピュータから上記第1および第2ネット
ワークをそれぞれ介して受け取る生産情報と、各設備制
御手段がワーク情報読取り手段から受け取るワーク情報
との3つの情報の照合に基づいて上記生産情報を確認す
ることが好ましい。
【0011】
【発明の作用および効果】本発明によれば、ワークもし
くはワーク搬送手段に、記憶内容の書き替え可能なワー
ク情報記憶手段を付設し、上記複数の設備のそれぞれ
に、上記ワーク情報記憶手段からのワーク情報を読み取
るワーク情報読取り手段を設け、各設備制御手段が上記
ホストコンピュータから上記通信ネットワークを介して
受け取る生産情報と、各設備制御手段が上記ワーク情報
読取り手段から受け取るワーク情報との照合に基づいて
上記生産情報を確認するようにしているから、生産ライ
ン内におけるワーク変更を速やかに検知して、設備の稼
働率の低下ならびに事故の発生を防止することができ
る。
くはワーク搬送手段に、記憶内容の書き替え可能なワー
ク情報記憶手段を付設し、上記複数の設備のそれぞれ
に、上記ワーク情報記憶手段からのワーク情報を読み取
るワーク情報読取り手段を設け、各設備制御手段が上記
ホストコンピュータから上記通信ネットワークを介して
受け取る生産情報と、各設備制御手段が上記ワーク情報
読取り手段から受け取るワーク情報との照合に基づいて
上記生産情報を確認するようにしているから、生産ライ
ン内におけるワーク変更を速やかに検知して、設備の稼
働率の低下ならびに事故の発生を防止することができ
る。
【0012】特に、上記通信ネットワークを2重に設け
た場合、データの妥当性を3方向から確認することがで
きるとともに、たとえ第1および第2通信ネットワーク
のうちの一方に障害が発生した場合でも、設備もしくは
ホストコンピュータでの待ち時間が短縮され、リアルタ
イム制御が可能になる。
た場合、データの妥当性を3方向から確認することがで
きるとともに、たとえ第1および第2通信ネットワーク
のうちの一方に障害が発生した場合でも、設備もしくは
ホストコンピュータでの待ち時間が短縮され、リアルタ
イム制御が可能になる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明を、自動
車の生産ラインに設けられた設備の生産情報確認方法に
適用した場合の実施例について説明する。
車の生産ラインに設けられた設備の生産情報確認方法に
適用した場合の実施例について説明する。
【0014】図1は、本発明が適用される生産ラインの
制御システムの構成を示す図である。
制御システムの構成を示す図である。
【0015】生産ライン1では、図2に示すように、自
動車の車体(ワーク)Wが搬送パレット2上に載置され
て搬送される。自動化ゾーンには、ロボット等の設備1
0X,10Y,10Zをそれぞれ備えた複数のステーシ
ョンが生産ライン1に沿って配置され、各設備10X,
10Y,10Zに対してローカルシーケンサ(設備制御
手段)11X,11Y,11Zがシーケンス制御を行
う。
動車の車体(ワーク)Wが搬送パレット2上に載置され
て搬送される。自動化ゾーンには、ロボット等の設備1
0X,10Y,10Zをそれぞれ備えた複数のステーシ
ョンが生産ライン1に沿って配置され、各設備10X,
10Y,10Zに対してローカルシーケンサ(設備制御
手段)11X,11Y,11Zがシーケンス制御を行
う。
【0016】ローカルシーケンサ11X,11Y,11
Zは、マスターシーケンサ12とともに、通信ライン1
3を通じて自動化ゾーンマスターコンピュータ14に接
続され、マスターコンピュータ14はホストコンピュー
タ15に接続されて、ホストコンピュータ15からロー
カルシーケンサ11X,11Y,11Zに対し生産情報
を供給する第1通信ネットワーク16が形成されてい
る。
Zは、マスターシーケンサ12とともに、通信ライン1
3を通じて自動化ゾーンマスターコンピュータ14に接
続され、マスターコンピュータ14はホストコンピュー
タ15に接続されて、ホストコンピュータ15からロー
カルシーケンサ11X,11Y,11Zに対し生産情報
を供給する第1通信ネットワーク16が形成されてい
る。
【0017】また、各ローカルシーケンサ11X,11
Y,11Zは、通信ライン17を通じてマスターシーケ
ンサ12に接続されて、ホストコンピュータ15からロ
ーカルシーケンサ11X,11Y,11Zに対し生産情
報を第1通信ネットワーク16と同時に供給する第2通
信ネットワーク18が形成されている。
Y,11Zは、通信ライン17を通じてマスターシーケ
ンサ12に接続されて、ホストコンピュータ15からロ
ーカルシーケンサ11X,11Y,11Zに対し生産情
報を第1通信ネットワーク16と同時に供給する第2通
信ネットワーク18が形成されている。
【0018】マスターシーケンサ12およびローカルシ
ーケンサ11X,11Y,11Zには、それぞれ操作盤
コントローラ19が接続されている。
ーケンサ11X,11Y,11Zには、それぞれ操作盤
コントローラ19が接続されている。
【0019】一方、各搬送パレット2には、この搬送パ
レット2上に載置されている車体Wの車種、仕向け地お
よび車体塗装色等の生産情報が書き替え可能な態様で予
め書き込まれた記憶手段(以下、「ワークID」と呼
ぶ)5が取り付けられている。また、設備10X,10
Y,10Zをそれぞれ備えた各ステーションには、到着
した搬送パレット2に取り付けられたワークID5に書
き込まれている生産情報を例えばマイクロ波を通じて受
信するためのアンテナ20が設けられている。そして、
受信内容は、ワークIDコントローラ(ワーク情報読取
り手段)21X,21Y,21Zでそれぞれ読み取ら
れ、各ローカルシーケンサ11X,11Y,11Zに送
られる。
レット2上に載置されている車体Wの車種、仕向け地お
よび車体塗装色等の生産情報が書き替え可能な態様で予
め書き込まれた記憶手段(以下、「ワークID」と呼
ぶ)5が取り付けられている。また、設備10X,10
Y,10Zをそれぞれ備えた各ステーションには、到着
した搬送パレット2に取り付けられたワークID5に書
き込まれている生産情報を例えばマイクロ波を通じて受
信するためのアンテナ20が設けられている。そして、
受信内容は、ワークIDコントローラ(ワーク情報読取
り手段)21X,21Y,21Zでそれぞれ読み取ら
れ、各ローカルシーケンサ11X,11Y,11Zに送
られる。
【0020】この場合、ホストコンピュータ15から第
1通信ネットワーク16を通じて送られる生産情報(デ
ータ)D1 と、ホストコンピュータ15から第2通信ネ
ットワーク18を通じて送られるデータD2 と、ワーク
ID5から読み取られたデータDW との3つのデータ
が、同時にローカルシーケンサ11X,11Y,11Z
に読み込まれ、互いに照合されるようになっている。
1通信ネットワーク16を通じて送られる生産情報(デ
ータ)D1 と、ホストコンピュータ15から第2通信ネ
ットワーク18を通じて送られるデータD2 と、ワーク
ID5から読み取られたデータDW との3つのデータ
が、同時にローカルシーケンサ11X,11Y,11Z
に読み込まれ、互いに照合されるようになっている。
【0021】車体Wは塗装工程を経た後、一旦ストアレ
ージエリアで貯溜され、作業量の多い車種と少ない車種
とによって異なる負荷率に応じたタイミングで組立て工
程へ搬送される。そして、組立て工程の入口で、各ワー
クWにシリアル番号が付されるとともに、各ワークWに
関するデータがホストコンピュータ15に格納される。
そして、ここで、「コミット合わせ」と呼ばれる、目視
により確認されたシリアル番号とホストコンピュータ1
5に格納されているデータとの照合が行われる。
ージエリアで貯溜され、作業量の多い車種と少ない車種
とによって異なる負荷率に応じたタイミングで組立て工
程へ搬送される。そして、組立て工程の入口で、各ワー
クWにシリアル番号が付されるとともに、各ワークWに
関するデータがホストコンピュータ15に格納される。
そして、ここで、「コミット合わせ」と呼ばれる、目視
により確認されたシリアル番号とホストコンピュータ1
5に格納されているデータとの照合が行われる。
【0022】搬送パレット2上に載置されているワーク
Wが、ホストコンピュータ15にデータが格納されてい
るものと相違する場合は、搬送パレット2が自動化ゾー
ンの入口に到達した時点でデータのワークID5に対す
るデータの書き替えが行われる。そして、自動化ゾーン
の各ステーションに搬送パレット2が到着すると、ワー
クID5から読み取られたデータDW が、当該ローカル
シーケンサ11X,11Y,11Zに送られ、同時に、
当該ローカルシーケンサ11X,11Y,11Zに対
し、ホストコンピュータ15から第1および第2通信ネ
ットワーク16,18を通じてデータD1 ,D2 が送ら
れて、3つのデータDW ,D1 ,D2 が互いに照合され
る。
Wが、ホストコンピュータ15にデータが格納されてい
るものと相違する場合は、搬送パレット2が自動化ゾー
ンの入口に到達した時点でデータのワークID5に対す
るデータの書き替えが行われる。そして、自動化ゾーン
の各ステーションに搬送パレット2が到着すると、ワー
クID5から読み取られたデータDW が、当該ローカル
シーケンサ11X,11Y,11Zに送られ、同時に、
当該ローカルシーケンサ11X,11Y,11Zに対
し、ホストコンピュータ15から第1および第2通信ネ
ットワーク16,18を通じてデータD1 ,D2 が送ら
れて、3つのデータDW ,D1 ,D2 が互いに照合され
る。
【0023】図3は、このデータ照合ルーチンのフロー
チャートを示す。なお、Sはステップを表す。
チャートを示す。なお、Sはステップを表す。
【0024】先ず、ワークIDデータDW と、第1通信
ネットワーク16を経由したデータD1 と、第2通信ネ
ットワーク18を経由したデータD2 とを読み込む(S
1)。次に、データDW とデータD1 とが等しいか否か
を判定し(S2)、DW =D1 であれば(S2:YE
S)、データDW とデータD2 とが等しいか否かを判定
する(S3)。そして、DW =D2 であれば(S3:Y
ES)、ワークIDデータDW が正しいデータDである
と判断して(S4)、当該設備設備10X,10Y,1
0Zを起動し(S5)、作業終了後、ワークWを移動さ
せ(S6)、S1にリターンする。
ネットワーク16を経由したデータD1 と、第2通信ネ
ットワーク18を経由したデータD2 とを読み込む(S
1)。次に、データDW とデータD1 とが等しいか否か
を判定し(S2)、DW =D1 であれば(S2:YE
S)、データDW とデータD2 とが等しいか否かを判定
する(S3)。そして、DW =D2 であれば(S3:Y
ES)、ワークIDデータDW が正しいデータDである
と判断して(S4)、当該設備設備10X,10Y,1
0Zを起動し(S5)、作業終了後、ワークWを移動さ
せ(S6)、S1にリターンする。
【0025】次に、S3の判定で、DW ≠D2 であれば
(S3:NO)、第2通信ネットワーク18に障害があ
ると判定するが(S7)、DW =D1 であることにより
(S2:YES)、ワークIDデータDW が正しいデー
タDであると判断して(S4)、当該設備10X,10
Y,10Zを起動する(S5)。
(S3:NO)、第2通信ネットワーク18に障害があ
ると判定するが(S7)、DW =D1 であることにより
(S2:YES)、ワークIDデータDW が正しいデー
タDであると判断して(S4)、当該設備10X,10
Y,10Zを起動する(S5)。
【0026】また、S2の判定で、DW ≠D1 のときは
(S2:NO)、データD1 とデータD2 とが等しいか
否かを判定し(S8)、D1 ≠D2 であれば(S8:N
O)、データDW とデータD2 とが等しいか否かを判定
する(S9)。そして、DW=D2 であれば(S9:Y
ES)、第1通信ネットワーク16に障害があると判定
し(S10)、かつワークIDデータDW が正しいデー
タDであると判断して(S4)、当該設備設備10X,
10Y,10Zを起動する(S5)。
(S2:NO)、データD1 とデータD2 とが等しいか
否かを判定し(S8)、D1 ≠D2 であれば(S8:N
O)、データDW とデータD2 とが等しいか否かを判定
する(S9)。そして、DW=D2 であれば(S9:Y
ES)、第1通信ネットワーク16に障害があると判定
し(S10)、かつワークIDデータDW が正しいデー
タDであると判断して(S4)、当該設備設備10X,
10Y,10Zを起動する(S5)。
【0027】一方、S8の判定で、D1 =D2 であれば
(S8:YES)、ワークIDデータDW が誤りである
と判断して(S11)、警報(ALARM)を発すると
ともに(S12)、生産ライン1を停止させる(S1
3)。
(S8:YES)、ワークIDデータDW が誤りである
と判断して(S11)、警報(ALARM)を発すると
ともに(S12)、生産ライン1を停止させる(S1
3)。
【0028】また、S9の判定で、DW ≠D2 のときも
(S9:NO)、3つのDW ,D1,D2 が互いに等し
くないことから、警報(ALARM)を発するとともに
(S12)、生産ライン1を停止させる(S13)。
(S9:NO)、3つのDW ,D1,D2 が互いに等し
くないことから、警報(ALARM)を発するとともに
(S12)、生産ライン1を停止させる(S13)。
【0029】このように、本実施例では、ローカルシー
ケンサ11X,11Y,11Zが常時3つのルートから
生産情報を受け取るようになっているから、データの妥
当性を3方向から確認することができるとともに、たと
え第1および第2通信ネットワーク16,18のうちの
一方に障害が発生した場合でも、設備10X,10Y,
10Zもしくはホストコンピュータ15での待ち時間が
短縮され、リアルタイム制御が可能になる。
ケンサ11X,11Y,11Zが常時3つのルートから
生産情報を受け取るようになっているから、データの妥
当性を3方向から確認することができるとともに、たと
え第1および第2通信ネットワーク16,18のうちの
一方に障害が発生した場合でも、設備10X,10Y,
10Zもしくはホストコンピュータ15での待ち時間が
短縮され、リアルタイム制御が可能になる。
【0030】さらに、ワークWの変更が行われた場合で
も、ワークID5のデータを未然に書き替えるようにな
っているから、生産ライン1を停止させることなく、設
備10X,10Y,10Zを作動させることにより、稼
働率を向上させることができる。
も、ワークID5のデータを未然に書き替えるようにな
っているから、生産ライン1を停止させることなく、設
備10X,10Y,10Zを作動させることにより、稼
働率を向上させることができる。
【図1】本発明が適用される生産ラインの制御システム
の構成を示す図
の構成を示す図
【図2】ワークを載置した搬送パレットの側面図
【図3】データ照合ルーチンのフローチャート
1 生産ライン 2 搬送パレット 5 ワークID(ワーク情報記憶手段) 10X,10Y,10Z 設備 11X,11Y,11Z ローカルシーケンサ(設備
制御手段) 12 マスターシーケンサ 14 自動化ゾーンマスターコンピュータ 15 ホストコンピュータ 16 第1通信ネットワーク 18 第2通信ネットワーク 20 アンテナ 21X,21Y,21Z ワークIDコントローラ
(ワーク情報読取り手段)
制御手段) 12 マスターシーケンサ 14 自動化ゾーンマスターコンピュータ 15 ホストコンピュータ 16 第1通信ネットワーク 18 第2通信ネットワーク 20 アンテナ 21X,21Y,21Z ワークIDコントローラ
(ワーク情報読取り手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 生産ラインに配置された複数の設備をそ
れぞれ制御する設備制御手段とこれら設備制御手段に対
し生産情報を与えるホストコンピュータとを通信ライン
にて接続して、上記ホストコンピュータと上記複数の設
備制御手段との間に通信ネットワークを形成し、 上記生産ラインにおいて搬送されるワークもしくはワー
ク搬送手段に、記憶内容の書き替え可能なワーク情報記
憶手段を付設し、 上記複数の設備のそれぞれに、上記ワーク情報記憶手段
からのワーク情報を読み取るワーク情報読取り手段を設
け、 各設備制御手段が上記ホストコンピュータから上記通信
ネットワークを介して受け取る生産情報と、各設備制御
手段が上記ワーク情報読取り手段から受け取るワーク情
報との照合に基づいて、上記生産情報を確認することを
特徴とする生産設備の生産情報確認方法。 - 【請求項2】 上記通信ネットワークを第1および第2
ネットワークにより構成し、各設備制御手段が上記ホス
トコンピュータから上記第1および第2ネットワークを
それぞれ介して受け取る生産情報と、各設備制御手段が
ワーク情報読取り手段から受け取るワーク情報との3つ
の情報の照合に基づいて上記生産情報を確認することを
特徴とする請求項1記載の生産設備の生産情報確認方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5264500A JPH07121228A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 生産設備の生産情報確認方法 |
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