JPH07121180A - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

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Publication number
JPH07121180A
JPH07121180A JP5291220A JP29122093A JPH07121180A JP H07121180 A JPH07121180 A JP H07121180A JP 5291220 A JP5291220 A JP 5291220A JP 29122093 A JP29122093 A JP 29122093A JP H07121180 A JPH07121180 A JP H07121180A
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JP
Japan
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operated
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Application number
JP5291220A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tomita
尋 富田
Hiroshi Morokuma
浩志 諸隈
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多様な構成からなる伴奏を発生させることの
できる自動伴奏装置を提供する。 【構成】 イントロSW12aを操作した後、ディス
コSW13bを操作。ノーマルSW12bを操作した
後、ロックSW13aを操作。バリエーションSW1
2cを操作した後、16ビートSW13cを操作。フ
ィルインSW12dを操作した後、ロックSW13aを
操作。エンディングSW12eを操作した後、演歌S
W13dを操作。以上の操作を予め行うと、各SW12
a〜12eには、下記のリズムスタイルが割り当てられ
る。 SW12a−ディスコ、SW12b−ロック、S
W12c−16ビート、SW12d−ロック、SW
12e−演歌 そして、次にSW12a〜12eを操作すると、操作し
たSWに割り当てられているリズムスタイルであって、
当該SWの示す伴奏パターンからなる伴奏が発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種リズムスタイルの
伴奏パターンで自動演奏を実行する自動伴奏装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器に搭載されている自動伴
奏装置には、ロック、ディスコ、16ビート、演歌等の
リズムスタイル毎に、イントロ、ノーマル、フィルイ
ン、エンディングの各伴奏パターンが記憶されている。
また、楽器本体には、上記リズムスタイルに対応する複
数個のリズムスタイルセレクトスイッチと、“イント
ロ”“フィルイン”“エンディング”の各パターンセレ
クトスイッチとが設けられている。
【0003】そして、自動伴奏を開始させるに際して
は、これに先立って何れかのリズムスタイルセレクトス
イッチを操作してリズムスタイル、例えばロックを選択
する。しかる後に、パターンセレクトスイッチの“イン
トロ”を操作すると、予めリズムスタイルセレクトスイ
ッチの操作により選択されているロックのイントロパタ
ーンが所定小節分自動演奏される。また、イントロパタ
ーンの自動演奏を終了すると、引き続きロックのノーマ
ルパターンが繰り返し自動演奏される。
【0004】さらに、ロックのノーマルパターンが繰り
返し自動演奏されている状態で、パターンセレクトスイ
ッチの“フィルイン”を操作すると、ロックのフィルイ
ンパターンが所定小節分自動演奏された後、再びノーマ
ルパターンの自動演奏を繰り返す。また、ノーマルパタ
ーンが繰り返し自動演奏されている状態で、パターンセ
レクトスイッチの“エンディング”を操作すると、ロッ
クのエンディングパターンの自動演奏が開始され、当該
エンディングパターンの自動演奏を終了した時点で、自
動伴奏を停止する。
【0005】なお、何れかのリズムスタイルセレクトス
イッチを操作してリズムスタイルを選択した後、別途設
けられているスタートスイッチを操作した場合には、選
択されているリズムスタイルのノーマルパターンから自
動演奏が開始され、ノーマルパターンが繰り返し自動演
奏される。このノーマルパターン自動演奏されている状
態で、パターンセレクトスイッチの“フィルイン”や
“エンディング”を操作すると、前述と同様にして予め
選択されているリズムスタイルのフィルインパターンや
エンディングパターンが自動演奏される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動伴奏装置にあっては前述のように、ロック、ディス
コ、16ビート、演歌等のリズムスタイル毎に、イント
ロ、ノーマル、フィルイン、エンディングの各伴奏パタ
ーンが記憶されているにも拘わらず、自動伴奏の開始に
先立って選択されたリズムスタイルの伴奏パターンのみ
が、スイッチ操作に応じて自動演奏される。したがっ
て、自動演奏される伴奏パターンにより構成される伴奏
が単純となってしまい、この伴奏に合わせてマニュアル
演奏を行った際に、変化に富む音楽表現を行うことがで
きない。
【0007】本発明の課題は、多様な構成からなる伴奏
を発生させることのできる自動伴奏装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために本
発明にあっては、複数種類のリズムスタイル毎に複数種
類の伴奏パターンを記憶する記憶手段と、上記伴奏パタ
ーンの種類に対応する複数の操作子と、この複数の操作
子の夫々に対し上記複数種類のリズムスタイルの中から
任意の1つを割り当てる割当手段と、上記操作子が操作
されると、操作された操作子に割り当てられているリズ
ムスタイルの、当該操作子に対応する伴奏パターンを上
記記憶手段から読み出して自動伴奏を実行する実行手段
とを有している。
【0009】
【作用】上記構成において、伴奏パターンの種類に対応
する複数の操作子には、割当手段により、複数種類のリ
ズムスタイルの中から任意の1つが割り当てられる。そ
して、かかるリズムスタイルが割り当てられている操作
子が操作されると、実行手段は操作された操作子に割り
当てられているリズムスタイルの、当該操作子に対応す
る伴奏パターンを上記記憶手段から読み出して自動伴奏
を実行する。したがって、各操作子に異なるリズムスタ
イルが割り当てられていると、操作子が操作される都
度、異なるリズムスタイルの伴奏パターンが自動伴奏さ
れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図にしたが
って説明する。すなわち、図2は本実施例を適用した電
子楽器の平面図であり、楽器本体10にはスタート/ス
トップSW11、パターンセレクトSW12、スタイル
セレクトSW13、及び鍵盤14の各鍵毎に配置された
図示しない鍵盤スイッチ等が設けられている。パターン
セレクトSW12は、イントロSW12a、ノーマルS
W12b、バリエーションSW12c、フィルインSW
12d、及びエンディングSW12eで構成され、スタ
イルセレクトSW13は、ロックSW13a、ディスコ
SW13b、16ビートSW13c、演歌SW13d・
・・で構成されている。これら、各SW11〜13等及
び鍵盤スイッチの操作情報は、図1に示した全体ブロッ
ク図において、スイッチ部1からCPU3に入力され
る。該CPU3は、自動伴奏等のこの電子楽器が有する
機能の実現に必要となる全ての制御を実行するのみなら
ず、楽音生成用の音源回路ハードウェアを用いることな
く、プログラム制御により楽音を生成する処理も実行す
る。
【0011】すなわち、ROM4には、後述するメイン
ルーチンによって示される全体処理プログラムと共に、
タイマーインタラプトルーチンによって示される音源処
理プログラムが記憶されており、さらにはエンベロープ
データ(レート、レベル等)、ピッチデータ等の各種楽
音制御パラメータ、PCMの波形データ、及び自動伴奏
データ等が記憶されている。上記ピッチデータは、波形
データを読み出す際のアドレス加算値であって、押鍵に
より鍵盤スイッチがオンとなった際、あるいは自動伴奏
パターンが読み出された際には、音高に対応するピッチ
データと波形スタートアドレス、波形エンドアドレス、
波形ループアドレスがワーキング用のRAM5に用意さ
れている中間データ記憶領域にセットされる。
【0012】上記自動伴奏パターンは、その一部を図3
に概念的に示したように、上記ロックSW13a〜演歌
SW13d・・・に対応するロック、ディスコ、16ビ
ート、演歌・・・等のリズムスタイル毎に記憶されてい
る。また、各リズムスタイルの自動伴奏パターンは、ア
ドレス順に記憶されたイントロパターン、ノーマルパタ
ーン、バリエーション(ノーマル′)パターン、フィル
インパターン、エンディグパターンの自動伴奏データで
構成されている。
【0013】一方、RAM5には、タイマーインタラプ
トルーチンにおける音源処理により生成される各チャン
ネルの楽音波形データ(8チャンネル分の累算波形値)
を一時記憶するための累算用レジスタRが用意されてい
る。上記タイマーインタラプトルーチンにより生成され
た楽音波形データは、CPU3中の特に図示していない
インストラクションデコーダ等からなる制御部からの信
号COMに応答して動作するラッチAにラッチされ、ラ
ッチBに入力される。該ラッチBは、上記タイマーイン
タラプトルーチンの実行を要求する信号INTの周波数
fsに従ったタイミングで動作する。この信号INT
は、ハードクロックにより分周生成される通常40KH
z程度の安定した信号であって、よって、ラッチBから
はINTの周波数fsに依存した一定のサンプリング周
期をもって、D/A変換器6に楽音波形データが出力さ
れる。
【0014】上記タイマーインタラプトルーチンは、I
NTの周波数に従った一定の時間間隔でメインルーチン
に割り込んで実行されるが、タイマーインタラプトルー
チンが実際に開始されるタイミング及び終了するタイミ
ングは変動し得る。つまり、CPU3は割り込みがかか
っても、実行中のオペレーションを即時に中断すること
は不可能であり、その実行が終了してからインタラプト
処理に入る。また、タイマーインタラプト処理に要する
時間もそのプロセスに依存することから、楽音波形デー
タの生成周期は不安定なものとなる。そこで、上記CO
M信号によって制御されるラッチAとD/A変換器6と
の間に、正確なタイミング信号である上記INTで制御
されるラッチBを設けてある。これにより、ラッチAの
ラッチタイミングが、インタラプト処理の処理時間等に
より変動しても、INTのタイミングで動作するラッチ
Bの存在により、D/A変換器6の入力データが切り替
わるタイミングはINTと同期する。つまり、D/A変
換器6にはINTの1周期分だけ遅れた信号がINTの
タイミングにて入力され、アナログ変換される。該D/
A変換器6によりアナログ変換された音声波形信号は、
ローパスフィルタ7でフィルタリングされ、その後アン
プ8で増幅され、スピーカ9を介して放音される。
【0015】さらに、RAM5には、図4に示した各種
レジスタが用意されている。すなわち、レジスタSET
は、5個で構成される上記イントロSW12a〜エンデ
ィングSW12eに対応して、8ビット中の下位5ビッ
トのみが使用され、イントロSW12a〜エンディング
SW12eの何れかが操作されると、対応するビットが
セットされる。また、レジスタINTには、後述する操
作により自動伴奏パターン(図3)から選択された、イ
ントロパターンが記憶されている領域の先頭アドレスが
格納される。同様に、レジスタNORには、選択された
ノーマルパターンが記憶されている領域の先頭アドレス
が格納され、レジスタVARには選択されたバリエーシ
ョン(ノーマル′)パターンが記憶されている領域の先
頭アドレスが格納される。また、レジスタFILには、
選択されたフィルインパターンが記憶されている領域の
先頭アドレスが格納され、レジスタENDには選択され
たエンディングパターンが記憶されている領域の先頭ア
ドレスが格納される。さらに、レジスタCPには、カレ
ントパターン(現在自動伴奏実行中のパターン)が記憶
されている領域の先頭アドレスが格納され、フラグレジ
スタFは1ビット構成であって、“1”で自動伴奏実行
中を示し、“0”で自動伴奏停止中を示す。次に、以上
の構成にかかる本実施例の動作について、CPU3によ
って実行されるプログラムの概容を示したフローチャー
トに従って説明する。すなわち、図5は本実施例の全体
処理プログラムを示すメインルーチンであり、電源の投
入に伴って開始され、先ずイニシャライズ処理(SA
1)により、RAM5に設けられたレジスタ群のクリア
や初期値設定等を行う。次に、スイッチ部1に設けられ
ている鍵盤スイッチ以外のスタート/ストップSW1
1、パターンセレクトSW12、スタイルセレクトSW
13等の機能スイッチをスキャンし(SA2)、このS
A2におけるスキャン結果により前回の状態から変化し
た機能スイッチを識別し、これに応じた処理を行う(S
A3)。引き続きスイッチ部1における鍵盤スイッチの
スキャンを行い(SA4)、このSA4におけるスキャ
ン結果に応じてノートオン、ノートオフ等の対応する処
理を行う(SA5)。さらに、SA3及びSA5にて実
行された以外の、その他の処理を実行し(SA6)、以
降電源がオン状態にある間SA2〜SA6の処理を繰り
返す。
【0016】このメインルーチンに対して、図6に示し
た音源処理プログラム(タイマーインタラプトルーチン
I)が信号INTの周波数fsに従ったタイミング、つ
まり1/fs秒経過毎に割り込んで実行され、音源処理
(SB1)を行う。なお、このタイマーインタラプトル
ーチンIは、優先順位1であって後述する他のタイマー
インタラプトルーチンより最優先に実行される。音源処
理(SB1)は、図7に示したフローに従って実行さ
れ、まずRAM5中に設けられている上記累算用レジス
タRをクリアする(SC1)。これにより、前回の音源
処理にて記憶された1ch〜8chまでの累算波形値を
消去した後、1ch〜8chまでの全チャンネルの音源
処理を順次実行する(SC2〜SC9)。
【0017】すなわち、SC2では1chの波形値を求
めてこれをRにセットし、SC3では同様にして2ch
の波形値を求めてRに累算する。さらに、SC4及びS
C5では、各々前のステップで累算されたRの値に順次
3chと4chの波形値を累算する。よって、SC9の
処理が終了した時点において、Rには1ch〜8chま
での累算波形値が格納されている。そして、このRに格
納された累算波形値を、図6のSB2にてラッチAにラ
ッチし、これによりラッチAには音源処理(SB1)が
終了するタイミングにて1ch〜8chの累算波形値が
ラッチされる。さらに、このラッチAにラッチされた累
算波形値は、前述のようにハードクロックにより分周生
成された正確な一定サンプリング周期をもってラッチB
にラッチされ、A/D変換器6に入力されてアナログ値
に変換され、これによりスピーカ9からは歪みのない楽
音が放音される。
【0018】一方、図5のSA3では、図8〜12に示
したフローに従ってその一部の処理が実行される。すな
わち、図8に示したフローでは、機能スイッチのスキャ
ン結果に基づき、スタート/ストップSW11が操作さ
れたか否かを判別し(SD1)、操作されたならばフラ
グレジスタFがセット状態にあるか否かを判別する(S
D2)。フラグレジスタFがリセット状態にある場合に
は、自動伴奏開始処理を実行した後(SD3)、フラグ
レジスタFをセットする(SD4)。また、フラグレジ
スタFがセット状態にある場合には、自動伴奏停止処理
を実行した後(SD5)、フラグレジスタFをリセット
する(SD6)。
【0019】他方、図9に示すフローでは、パターンセ
レクトSW12が操作されたか否かを判別し(SE
1)、操作されたならばフラグレジスタFがセット状態
にあるか否かを判別する。フラグレジスタFがリセット
状態であって、自動伴奏停止中である場合には、SE2
からSE12に進みTIMERに“5”をセットする。
しかる後に、今操作されたパターンセレクトSW12が
イントロSW12a〜フィルインSW12dの何れであ
るかを判別し(SE13,SE15,SE17,SE1
9)、この判別の結果に応じて下記の値をレジスタSE
Tに格納する。
【0020】 イントロSW12aであった場合“×××10000”(SE14) ノーマルSW12bであった場合“×××01000”(SE16) バリエーションSW12bであった場合“×××00100”(SE18) フィルインSW12dであった場合“×××00010”(SE20) また、操作されたスイッチが、イントロSW12a〜フ
ィルインSW12dの何れでもない場合には、必然的に
エンディングSW12eであり、この場合にはレジスタ
SETに“×××00001”を格納する(SE2
1)。
【0021】図10に示すタイマーインタラプトルーチ
ンIIは、前述のタイマーインタラプトルーチンIより低
い優先順位2をもって、1秒経過毎に実行され、レジス
タSETが“×××00000”を超える値となってい
るか否かを判別する(SF1)。そして、前述の図9に
示したSE14,16,18,20,21の何れかが実
行されて、「SET>“×××00000”」となって
いる場合には、TIMERをデクリメントする(SE
2)。よって、図9のSE12で初期値“5”が格納さ
れているTIMERは、1秒経過する毎に1ずつ減算さ
れて行く。そして、続くSF3ではTIMERが“0”
以下となったか否かを判別し、SE12の処理から5秒
が経過してTIMER≦0となった時点で、レジスタS
ETに“×××00000”を格納する(SF4)。つ
まり、図9のSE14,16,18,20,21の処理
で、“×××10000”から“×××00001”ま
での何れかの値が格納されたレジスタSETは、5秒間
だけその値を保持してセット待機状態を維持し、5秒経
過した時点で“×××00000”のリセット状態とな
る。
【0022】また、図11に示すフローでは、スタイル
セレクトSW13が操作されたか否かを判別し(SG
1)、操作されたならばレジスタSETが“×××00
000”を超える値であるか否かを判別する(SG
2)。この判別の結果、SET>“×××00000”
であったならば、前述のSE14,16,18,20,
21の処理で、“×××10000”から“×××00
001”までの何れかの値が格納されたレジスタSET
は、5秒間のセット待機状態にある。そして、このセッ
ト待機状態にある場合には、今操作されたスタイルセレ
クトSW13がロックSW13a〜演歌SW13d・・
・の何れであるかを判別する(SG3,SG5,SG
7,SG9・・・)。この判別により、操作されたスイ
ッチが特定されたならば、対応する次のステップSG
4,SG6,SG8,SG10・・・で、アサイン処理
を実行する。
【0023】このアサイン処理は、図12に示したフロ
ーに従って実行され、現時点でレジスタSETに格納さ
れている値が“×××10000”〜“×××0001
0”のいずれであるかを判別する(SH1,SH3,S
H5,SH7)。これらの判別の結果、SET=“××
×10000”である場合(SH1がYES)には、イ
ントロSW12aを操作してから5秒間の待機状態中に
ロックSW13a〜演歌SW13d・・・の何れかを操
作したことを意味する。そして、この場合には、操作さ
れたロックSW13a〜演歌SW13d・・・に対応す
るリズムスタイルのイントロパターン指定アドレスを、
対応するレジスタINTに格納する(SH2)。また、
SET=“×××01000”である場合(SH3がY
ES)には、ノーマルSW12bを操作してから5秒間
の待機状態中にロックSW13a〜演歌SW13d・・
・の何れかを操作したことを意味し、この場合には、操
作されたロックSW13a〜演歌SW13d・・・に対
応するリズムスタイルのノーマルパターン指定アドレス
を、対応するレジスタNORに格納する(SH4)。
【0024】以下同様に、SET=“×××0010
0”であって(SH5がYES)、バリエーションSW
12cを操作してから5秒間の待機状態中にロックSW
13a〜演歌SW13d・・・の何れかを操作した場合
には、レジスタVARに対応するリズムスタイルのバリ
エーションパターンの指定アドレスを(SH6)、SE
T=“×××00010”であって(SH7がYE
S)、フィルインSW12dを操作してから5秒間の待
機状態中にロックSW13a〜演歌SW13d・・・の
何れかを操作した場合には、レジスタFILに対応する
リズムスタイルのフィルインパターンの指定アドレスを
(SH8)、各々格納する。また、SH1,SH3,S
H5,SH7が全てNOであれば、SET=“×××0
0001”であって、エンディングSW12dを操作し
てから5秒間の待機状態中にロックSW13a〜演歌S
W13d・・・の何れかを操作したことを意味する。よ
って、この場合には、操作されたロックSW13a〜演
歌SW13d・・・に対応するリズムスタイルのエンデ
ィングパターン指定アドレスを、対応するレジスタEN
Dに格納する(SH9)。
【0025】ここで、各SH2,SH4,SH6,SH
8,SH9でレジスタINT〜ENDに格納される各パ
ターン指定アドレスとは、当該パターンが記憶されてい
る領域の先頭アドレスを意味する。したがって、自動伴
奏停止中の状態で下記の《操作例》欄に示す操作を行う
と、レジスタINT〜ENDには《レジスタ》欄に示し
たアドレス値が格納される。 《操作例》 イントロSW12aを操作した後、5秒以内にディス
コSW13bを操作。 ノーマルSW12bを操作した後、5秒以内にロック
SW13aを操作。 バリエーションSW12cを操作した後、5秒以内に
16ビートSW13cを操作。 フィルインSW12dを操作した後、5秒以内にロッ
クSW13aを操作。 エンディングSW12eを操作した後、5秒以内に演
歌SW13dを操作。 《レジスタ》 レジスタINTに、ディスコのイントロパターンが記
憶されているエリアの先頭アドレス値を格納。 レジスタNORに、ロックのノーマルパターンが記憶
されているエリアの先頭アドレス値を格納。 レジスタVARに、16ビートのバリエーションパタ
ーンが記憶されているエリアの先頭アドレス値を格納。 レジスタFILに、ロックのフィルインパターンが記
憶されているエリアの先頭アドレス値を格納。 レジスタENDに、演歌のエンディングパターンが記
憶されているエリアの先頭アドレス値を格納。
【0026】他方、図9に示すフローにおいて、パター
ンセレクトSW12が操作されたとき、フラグレジスタ
F=1である場合には、SE2からSE3に進み、操作
されたパターンセレクトSW12がイントロSW12a
であるか否かを判別する。そして、イントロSW12a
である場合には、レジスタINTに格納されている値を
レジスタCPにセットする(SE4)。ここで、前述し
た例においては、レジスタINTに、ディスコのイント
ロパターンが記憶されているエリアの先頭アドレス値が
格納されていることから、この先頭アドレス値がSE4
の処理により、レジスタCPにセットされる。すると、
図示しないイントロパターンの自動伴奏処理フローで、
このイントロパターン構成する自動伴奏データがその先
頭から読み出され、この自動伴奏データに基づき、前述
した音源処理が実行されることにより、スピーカ9から
はディスコのイントロパターンからなる伴奏音が発生す
る。
【0027】なお、イントロSW12aは、スタート/
ストップSW11を操作した直後に操作するのが好まし
い。また、イントロパターンの自動伴奏は、自動伴奏開
始時に1回のみ実行され、イントロパターンの自動伴奏
終了後はノーマルパターン(上記例では、ロックのノー
マルパターン)の自動伴奏を繰り返す。また、このよう
にロックのノーマルパターンを自動伴奏している状態に
おいては、レジスタCPにはレジスタNORの格納アド
レス値(ロックのノーマルパターンが記憶されているエ
リアの先頭アドレス値)がセットされる。
【0028】そして、ロックのノーマルパターンを自動
伴奏している状態でフィルインSW12dが操作される
と、SE9からSE10に進んで、レジスタFILに格
納されているアドレス値をレジスタCPにセットする。
上記例では、レジスタFILに、ロックのフィルインパ
ターンが記憶されているエリアの先頭アドレス値が格納
されていることから、この先頭アドレス値がSE10の
処理によりレジスタCPにセットされる。すると、図示
しないフィルインパターンの自動伴奏処理フローで、こ
のロックのフィルインパターンを構成する自動伴奏デー
タに基づき、ロックのフィルインパターンの自動伴奏が
1回のみ実行され、フィルインパターンの自動伴奏終了
後はロックのノーマルパターンの自動伴奏に復帰する。
このとき、前述と同様にレジスタCPには、レジスタN
ORの格納アドレス値がセットされる。
【0029】また、このようにロックのノーマルパター
ンを自動伴奏している状態でバリエーションSW12c
が操作されると、SE7からSE8に進んで、レジスタ
VARに格納されているアドレス値をレジスタCPにセ
ットする。上記例では、レジスタVARに、16ビート
のバリエーションパターンが記憶されているエリアの先
頭アドレス値が格納されていることから、この先頭アド
レス値がSE10の処理によりレジスタCPにセットさ
れ、バリエーションパターンの自動伴奏処理フローで、
16ビートのバリエーションパターンの自動伴奏を繰り
返す。
【0030】また、16ビートのバリエーションパター
ンを繰り返している状態で再度フィルインSW12dが
操作されると、SE9からSE10に進んで、レジスタ
FILに格納されているアドレス値をレジスタCPにセ
ットする。すると、前述と同様に、ロックのフィルイン
パターンの自動伴奏が1回のみ実行され、フィルインパ
ターンの自動演奏実行終了後は元のパターンであるバリ
エーションパターンの自動伴奏に復帰し、このとき、レ
ジスタCPには、レジスタVARの格納アドレス値がセ
ットされる。
【0031】そして、バリエーションパターンが繰り返
されている状態で、エンディングSW12eが操作され
ると、SE3,SE5,SE7,SE9の判別が全てN
Oとなることから、SE9からSE11に進んで、レジ
スタENDに格納されているアドレス値をレジスタCP
にセットする。上記例では、レジスタENDに、演歌の
エンディングパターンが記憶されているエリアの先頭ア
ドレス値が格納されていることから、この先頭アドレス
値がSE11の処理によりレジスタCPにセットされ
る。すると、エンディングパターンの自動伴奏処理フロ
ーで、演歌のエンディングパターンが1回自動伴奏さ
れ、この演歌のエンディングパターンの自動伴奏を終了
した時点で、自動伴奏を停止する。
【0032】なお、バリエーションパターンが繰り返さ
れている状態で、ノーマルSW12bが操作された場合
には、SE5からSE6に進んで、レジスタNORに格
納されているアドレス値をレジスタCPにセットし、ロ
ックのノーマルパターンの自動演奏を繰り返す。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、伴奏パタ
ーンの種類に対応する複数の操作子の夫々に対し、複数
種類のリズムスタイルの中から任意の1つを割り当てて
おき、操作子が操作されると、操作された操作子に割り
当てられているリズムスタイルの、当該操作子に対応す
る伴奏パターンの自動伴奏を実行するようにした。よっ
て、伴奏パターンに対応する操作子の操作により、異な
るリズムスタイルの伴奏パターンからなる伴奏を発生さ
せることができ、これにより変化に富んだ多様性のある
自動伴奏を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した電子楽器の全体構
造を示すブロック図である。
【図2】同実施例にかかる電子楽器の外観平面図であ
る。
【図3】ROMの一部に記憶されている自動伴奏データ
の一部を示す概念図である。
【図4】RAMに設けられているレジスタを示す図であ
る。
【図5】メインルーチンを示すフローチャートである。
【図6】タイマーインターラプトルーチンIを示すフロ
ーチャートである。
【図7】タイマーインターラプトルーチンIにおける音
源処理の内容を示すフローチャートである。
【図8】図5に示したメインルーチンにおけるSA3の
処理の一部を示すフローチャートである。
【図9】同メインルーチンにおけるSA3の処理の一部
を示すフローチャートである。
【図10】タイマーインターラプトルーチンIIを示すフ
ローチャートである。
【図11】図8に示したメインルーチンにおけるSA3
の処理の一部を示すフローチャートである。
【図12】アサイン処理の内容を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】 1 スイッチ部 3 CPU 4 ROM 5 RAM 11 スタート/ストップSW 12 パターンセレクトSW 13 スタイルセレクトSW

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のリズムスタイル毎に複数種類
    の伴奏パターンを記憶する記憶手段と、 上記伴奏パターンの種類に対応する複数の操作子と、 この複数の操作子の夫々に対し上記複数種類のリズムス
    タイルの中から任意の1つを割り当てる割当手段と、 上記操作子が操作されると、操作された操作子に割り当
    てられているリズムスタイルの、当該操作子に対応する
    伴奏パターンを上記記憶手段から読み出して自動伴奏を
    実行する実行手段と、 を有することを特徴とする自動伴奏装置。
JP5291220A 1993-10-27 1993-10-27 自動伴奏装置 Pending JPH07121180A (ja)

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JP5291220A JPH07121180A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 自動伴奏装置

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JP5291220A JPH07121180A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 自動伴奏装置

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ID=17766032

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