JP2001175259A - 楽音発生装置 - Google Patents

楽音発生装置

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JP2001175259A
JP2001175259A JP36017699A JP36017699A JP2001175259A JP 2001175259 A JP2001175259 A JP 2001175259A JP 36017699 A JP36017699 A JP 36017699A JP 36017699 A JP36017699 A JP 36017699A JP 2001175259 A JP2001175259 A JP 2001175259A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自然楽器のような音色変化を得ることができ
る楽音発生装置を実現する。 【解決手段】 キーオンと共に、初期カットオフ周波数
を発音すべき楽音波形WAVEの基音周波数に設定した
DCFエンベロープをスタートさせ、このDCFエンベ
ロープを経時変化させて楽音波形WAVEを形成するエ
ンベロープ制御を行い、その過程でDCFエンベロープ
がサステインフェーズに達して再び初期カットオフ周波
数に収束した時点で、レゾナンスエンベロープをスター
トさせ、初期カットオフ周波数近傍の信号レベルを強調
するレゾナンス制御を行うようにしたので、発音から消
音までの間、楽音波形WAVEの基音成分が強調され、
これにより基音成分と倍音成分とが調和した自然楽器の
ような音色変化が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル制御フィ
ルタ(以下、DCFと記す)を用いて楽音を発生する楽
音発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、与えられたフィルタ係数に対
応して所望のフィルタ特性を具現するデジタル制御フィ
ルタ(DCF)を備えた楽音発生装置が知られている。
この種の装置では、DCFのカットオフ周波数を経時変
化させることによって、発生する楽音のエンベロープを
制御したり、カットオフ周波数付近に共振点を与え、そ
の共振点近傍の周波数帯域における信号レベルを強調す
るようにしたレゾナンス制御を行うように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DCFを搭
載する楽音発生装置では、DCFのカットオフ周波数を
経時変化させるエンベロープ制御を施しながら、カット
オフ周波数近傍の信号レベルを強調するレゾナンス制御
を同時に施すと、強調される周波数帯域が経時変化する
ことによって、発生する楽音の基音や倍音成分が非調和
な関係になる。この為、自然楽器では得難い人工的な音
色変化を備えた、所謂シンセサイズ音を発生する際には
好都合となる反面、自然楽器のような音色変化を得るこ
とが出来ない、という問題がある。そこで本発明は、こ
のような事情に鑑みてなされたもので、自然楽器のよう
な音色変化を得ることができる楽音発生装置を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、発音指示された楽音の
基音周波数を初期カットオフ周波数に設定し、この初期
カットオフ周波数を起点に経時変化するカットオフ特性
を表すDCFエンベロープを発生するDCFエンベロー
プ発生手段と、経時変化するDCFエンベロープが前記
初期カットオフ周波数に収束した時点で、この初期カッ
トオフ周波数にて経時変化する共振深さを表すレゾナン
スエンベロープを発生するレゾナンスエンベロープ発生
手段と、発音指示に応じて生成される波形に対し、前記
DCFエンベロープに対応したカットオフ特性でフィル
タリングを施して楽音を形成する一方、この形成された
楽音に対し、前記レゾナンスエンベロープに対応した共
振深さのフィルタリングを施して前記基音周波数を強調
するフィルタ手段とを具備することを特徴とする。
【0005】上記請求項1に従属する請求項2に記載の
発明によれば、前記レゾナンスエンベロープ発生手段
は、指定された音高に対応したキースケール係数を発生
するキースケール発生手段を備え、発生すべき楽音の音
高が指定された場合、その音高に対応して前記キースケ
ール発生手段が発生するキースケール係数を用いて前記
レゾナンスエンベロープをキースケーリングすることを
特徴としている。
【0006】また、上記請求項1に従属する請求項3に
記載の発明によれば、前記レゾナンスエンベロープ発生
手段は、音高指定操作時の鍵タッチに応じて前記レゾナ
ンスエンベロープを修飾することを特徴とする。
【0007】さらに、上記請求項1に従属する請求項4
に記載の発明によれば、前記レゾナンスエンベロープに
対応した共振深さのフィルタリングにより生じる音量変
化を相殺する逆特性に従って前記フィルタ手段が出力す
る楽音の音量を制御する音量制御手段を具備することを
特徴とする。
【0008】本発明では、発音指示に応じて生成される
波形に対し、発音指示された楽音の基音周波数を初期カ
ットオフ周波数とし、これを起点に経時変化するカット
オフ特性を表すDCFエンベロープに対応したフィルタ
リングを施して楽音を形成する一方、この形成された楽
音に対し、前記DCFエンベロープが初期カットオフ周
波数に収束した時点から、この初期カットオフ周波数で
経時変化する共振深さを表すレゾナンスエンベロープに
対応したフィルタリングを施すことによって、その楽音
の基音周波数を強調するようにしたので、基音成分と倍
音成分とが調和した自然楽器のような音色変化を得るこ
とが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による楽音発生装置は、周
知の電子楽器の他、パーソナルコンピュータを用いたD
TM装置などに適用される。以下では、本発明による楽
音発生装置を適用した電子楽器を実施例とし、これにつ
いて図面を参照して説明する。
【0010】(1)構成 図1は、本発明による実施例の構成を示すブロック図で
ある。この図において、1は装置パネルに配設されるパ
ネルスイッチ群であり、各スイッチ操作に応じたスイッ
チイベント信号を発生する。このパネルスイッチ群1に
は、電源をオンオフする電源スイッチの他、音色を指定
する音色スイッチ等が設けられている。2は押離鍵操作
(演奏操作)に応じたキーオン/キーオフ信号および鍵
番号(キーナンバ)、ベロシティ等からなる演奏情報を
発生する鍵盤である。3はLCDパネル等から構成され
る表示部であり、後述するCPU4から供給される表示
制御信号に応じて楽器各部の設定状態や動作モード等を
表示する。
【0011】CPU4は、パネルスイッチ群1で行われ
るスイッチ操作に応じて発生するスイッチイベントに基
づき楽器各部の動作状態を設定したり、演奏情報に応じ
た楽音パラメータ(例えば、発音指示コマンドや消音指
示コマンド等)を生成して音源7に送出する。5はプロ
グラムエリアとデータエリアとを備えるROMである。
ROM5のプログラムエリアには、上記CPU4にロー
ドされる各種制御プログラムが記憶される。また、RO
M5のデータエリアには、DCFエンベロープデータお
よびレゾナンスエンベロープデータが格納される。
【0012】DCFエンベロープデータは、DCFエン
ベロープの各波形フェーズ(アタック、ディケイ、サス
テインおよびリリース)毎の周波数レベルF LEVE
Lおよび周波数レートF RATEから構成される。例
えば、図2に図示するDCFエンベロープの一例の場
合、図3および図4に図示するように、アタックフェー
ズでは周波数レートF RATE(1)で周波数レベル
F LEVEL(1)まで増加し、続くディケイフェー
ズでは周波数レートF RATE(2)で周波数レベル
F LEVEL(2)まで減少した後、サステインフェ
ーズおよびリリースフェーズでは周波数レートF RA
TE、周波数レベルF LEVEL共に「0」を維持す
る特性となる。
【0013】レゾナンスエンベロープデータは、レゾナ
ンスエンベロープの各波形フェーズ(アタック、ディケ
イ、サステインおよびリリース)毎のレゾナンスレベル
RES LEVELおよびレゾンナンスレートRES
RATEから構成される。例えば、図5に図示するレゾ
ナンスエンベロープの一例の場合、図6および図7に図
示するように、アタックフェーズではレゾンナンスレー
トRES RATE(1)でレゾナンスレベルRES
LEVEL(1)まで増加し、続くディケイフェーズ〜
リリースフェーズではレゾンナンスレートRES RA
TE(2)〜(4)を「0」として一定値「B」のレゾ
ナンスレベルRES LEVEL(2)〜(4)を維持
する特性となる。
【0014】次に、再び図1を参照して実施例の構成に
ついて説明を進める。図1において、6はCPU4のワ
ークエリアとして用いられ、各種レジスタ・フラグデー
タを一時記憶するRAMである。7はDCO7a、波形
メモリ7b、DCF7cおよびDCA7dから構成され
る音源である。DCO(デジタル制御発振器)7aは、
発生すべき楽音の音高に対応した読み出し位相を発生す
る。波形メモリ7bは、DCO7aから供給される読み
出し位相に従って指定音色の波形データWDを読み出
す。
【0015】DCF7cは、上述したDCFエンベロー
プデータおよびレゾナンスエンベロープデータに従っ
て、波形メモリ7bが発生する波形データWDについて
エンベロープ制御およびレゾンナンス制御を施して楽音
波形WAVEを形成する。DCA(デジタル制御増幅
器)7dは、DCF7cが形成した楽音波形WAVEの
出力レベル(振幅値)を制御する。8は音源7が発生す
る楽音波形WAVEをアナログ波形信号に変換して不要
ノイズを除去する等のフィルタリングを施した後、これ
を増幅してスピーカSPから発音させるサウンドシステ
ムである。
【0016】(2)動作 次に、上記構成による実施例の動作について説明する。
以下では、最初に図8を参照してCPUメインルーチン
の動作について説明した後、図9〜図20を参照して音
源7側で実行される各種ルーチンの動作について説明す
る。
【0017】CPUメインルーチンの動作 まず、上記構成による実施例に電源が投入されると、C
PU4はROM5のプログラム記憶エリアから所定の制
御プログラムを読み出して自身にロードし、図8に示す
メインルーチンを実行してステップSA1に処理を進
め、RAM6に格納される各種レジスタやフラグ類をリ
セットしたり初期値をセットするイニシャライズを行
う。また、このステップSA1では、音源7に対して各
種レジスタやフラグ類を初期化するよう指示する。イニ
シャライズ完了後、CPU4はステップSA2に処理を
進め、パネルスイッチ群1が発生するスイッチイベント
に対応したスイッチ処理を実行する。
【0018】スイッチ処理完了後、ステップSA3に進
むと、キーイベントを検出する鍵走査を行い、この鍵走
査の結果に基づき鍵変化を判別する。ここで、キーイベ
ントが発生していない時、つまり、鍵操作されていない
場合には何も処理せずに上述のステップSA2に処理を
戻すが、押鍵操作に応じたキーオンイベントが発生する
と、ステップSA4に処理を進め、押鍵された鍵の鍵番
号をレジスタNOTE(以下、鍵番号NOTEと記す)
にストアする。次いで、ステップSA5では、押鍵操作
に対応して発生するベロシティをレジスタVEL(以
下、ベロシティVELと記す)にストアする。そして、
ステップSA6では押鍵された鍵の音高の楽音を発音さ
せるべく、鍵番号NOTEおよびベロシティVELを含
む発音指示コマンドを音源7に送出した後、上記ステッ
プSA2に処理を戻す。
【0019】一方、離鍵操作に応じたキーオフイベント
が発生した場合には、ステップSA7に処理を進め、離
鍵された鍵の鍵番号をレジスタNOTEにセットし、続
くステップSA8では、ベロシティVELをゼロリセッ
トする。そして、ステップSA9では離鍵された鍵の音
高の楽音を消音させるべく、鍵番号NOTEおよびベロ
シティVELを含む消音指示コマンドを音源7に送出し
てから上記ステップSA2に処理を戻す。
【0020】音源7側の動作 次に、図9〜図20を参照し、音源7側にて実行される
各種ルーチンの動作について説明する。以下では、最初
に音源7の全体動作を示す音源メインルーチンの動作に
ついて言及した後、この音源メインルーチンからコール
される「ENVSTART処理」、「DCF ENV
START処理」、「INT1処理」、「DCF EN
V処理」、「RES ENV START処理」、「R
ESENV処理」、「DCF処理」、「DCA処理」、
「RELEASE処理」、「DCF RELEASE処
理」および「RES RELEASE処理」の各動作に
ついて述べて行く。
【0021】(a)音源メインルーチンの動作 音源7では電源投入と同時に音源メインルーチンを実行
し、図4に示すステップSB1に処理を進め、CPU4
側からのコマンドを受信したか否かを判断する。そし
て、例えば発音指示コマンドを受信した場合には、ステ
ップSB1,SB2の判断結果が共に「YES」とな
り、ステップSB3に処理を進め、ENVSTART処
理を実行する。このENV START処理では、発音
指示コマンドに含まれる鍵番号NOTEおよびベロシテ
ィVELに対応した楽音波形WAVEを形成すべく、エ
ンベロープ制御を開始させる一連の処理から構成されて
おり、その詳細については追って述べる。
【0022】ENV START処理完了後、音源7は
ステップSB4に処理を進め、フラグONFを「1」に
セットして発音状態を表す。フラグONFが「1」にセ
ットされ、発音状態になると、次のステップSB5の判
断結果は「YES」となり、ステップSB6〜SB7を
経て楽音波形WAVEを形成する。すなわち、ステップ
SB6では、前述したDCO7aが発生する読み出し位
相に応じて波形メモリ7bから指定音色の波形データW
Dを読み出すDCO処理を実行する。続いて、ステップ
SB7では、後述するDCFエンベロープ現在値および
レゾナンスエンベロープ現在値に基づいたフィルタリン
グ(エンベロープ制御およびレゾンナンス制御)を波形
データWDに施して楽音波形WAVEを発生するDCF
処理(後述する)を実行する。そして、ステップSB8
では、楽音波形WAVEの出力レベルを制御するDCA
処理(後述する)を実行する。
【0023】このようにして、楽音波形WAVEが形成
されると、音源7では上述したステップSB1に処理を
戻し、次のコマンド受信の有無を判断する。そして、ノ
ートオフを指示する消音指示コマンドを受信すると、ス
テップSB2を介してステップSB9に処理を進め、こ
こでの判断結果が「YES」となり、後述するRELE
ASE処理を実行した後、上述したステップSB5に処
理を進める。なお、発生楽音の音色を変更する等の、ノ
ートオン/ノートオフ以外のコマンドを受信した場合に
は、ステップSB2,SB9の判断結果がいずれも「N
O」となり、この場合、ステップSB11に進み、受信
したコマンドに対応したその他の処理を実行し、その後
にステップSB1に処理を戻す。
【0024】(b)ENV START処理ルーチンの
動作 次に、図10を参照してENV START処理ルーチ
ンの動作について説明する。上述したように、発音指示
コマンドを受信してステップSB3に進むと、図10に
示すENV START処理ルーチンを実行してステッ
プSC1に処理を進める。ステップSC1では、発音指
示コマンドに含まれる鍵番号NOTEに対応した読み出
し位相を発生させる為のDCOエンベロープをスタート
させる。次いで、ステップSC2では、DCFエンベロ
ープデータに基づきDCFエンベロープをスタートさせ
るDCF ENV START処理を実行する。
【0025】(c)DCF ENV START処理ル
ーチンの動作 すなわち、ステップSC2を介して図11に示すDCF
ENV START処理が実行されると、音源7はス
テップSD1に処理を進め、DCFエンベロープ現在値
を保持するレジスタF CNTに初期値IFをセットす
る。なお、この初期値IFとは、鍵番号NOTEに対応
した音高で発音される楽音の基音周波数をカットオフ周
波数に設定する値である。続いて、ステップSD2で
は、DCFエンベロープにおける波形フェーズを表すフ
ラグ値を保持するレジスタF PHASEに「1」(ア
タックフェーズを表す)をセットする。次に、ステップ
SD3では、レジスタF PHASEのフラグ値に従っ
て、アタックフェーズの周波数レベルF LEVELを
ROM5から読み出してレジスタF LEVELにセッ
トする。次いで、ステップSD4では、レジスタF P
HASEのフラグ値に従ってアタックフェーズの周波数
レートF RATEをROM5から読み出してレジスタ
F RATEにセットする。
【0026】こうして、DCFエンベロープ発生に必要
な初期パラメータをセットし終えると、音源7は図10
に示すステップSC3に処理を戻し、楽音波形WAVE
の出力レベル制御に必要なパラメータ(DCAエンベロ
ープ)をDCA7dにセットする。この後、ステップS
C4に処理を進め、後述するINT1処理を実行させる
べくタイマ割込みの禁止を解除して本ルーチンを完了す
る。
【0027】(d)INT1処理ルーチンの動作 上記ステップSC4(図10参照)にてタイマ割込みの
禁止が解除されると、音源7では図12に示すINT1
処理ルーチンが所定周期毎にタイマ割込み実行される。
INT1処理ルーチンでは、ステップSE1にてDCO
エンベロープを、ステップSE2にてDCFエンベロー
プを、ステップSE3にてDCAエンベロープを、ステ
ップSE4にてリリースエンベロープをそれぞれ進行さ
せる。以下、本発明の要旨に係わるDCF ENV処理
ルーチンの動作およびRES ENV処理ルーチンの動
作について述べる。
【0028】(e)DCF ENV処理ルーチンの動作 上記ステップSE2を介して図13に示すDCF EN
V処理ルーチンが実行されると、音源7はステップSF
1に処理を進め、レジスタF RATEに格納される周
波数レート(以下、周波数レートFRATEと記す)が
「0」でないかどうかを判断する。ここで、周波数レー
トFRATEが「0」であると、DCFエンベロープは
収束した状態であるから、エンベロープ生成する必要が
なくなり、この場合、判断結果が「NO」となり、本ル
ーチンを完了させる。
【0029】一方、周波数レートFRATEが「0」で
ないならば、DCFエンベロープを生成する必要がある
ので、上記ステップSF1の判断結果は「YES」とな
り、ステップSF2に処理を進める。ステップSF2で
は、レジスタF CNTに格納されるDCFエンベロー
プ現在値に、周波数レートF RATEを加算した結果
を再びレジスタF CNTに格納するレート加算を行
い、続くステップSF3ではこのレート加算されたDC
Fエンベロープ現在値が、レジスタF LEVELに格
納される周波数レベル(以下、周波数レベルFLEVE
Lと記す)に一致するか否かを判断する。
【0030】ここで、レート加算されたDCFエンベロ
ープ現在値が周波数レベルF LEVELに達していな
い場合には、判断結果は「NO」となり、一旦、本ルー
チンを完了させる。これに対し、レート加算されたDC
Fエンベロープ現在値が周波数レベルFLEVELに達
した場合には、判断結果が「YES」となり、ステップ
SF4に処理を進め、レジスタF PHASEのフラグ
値を1インクリメントして歩進させる。次いで、ステッ
プSF5では、歩進されたフラグ値が「5」、つまり、
リリースフェーズを超えたかどうかを判断する。リリー
スフェーズを超えた場合には、判断結果が「YES」と
なり、ステップSF6に進み、周波数レートF RAT
Eをゼロリセットして本ルーチンを完了させる。
【0031】一方、リリースフェーズを超えていない場
合には、上記ステップSF5の判断結果は「NO」とな
り、ステップSF7に処理を進める。ステップSF7で
は、歩進されたフラグ値が「3」、つまり、サステイン
フェーズであるかどうかを判断する。 サステインフェ
ーズでない場合には、判断結果が「NO」となり、ステ
ップSF9に処理を進め、歩進されたレジスタF PH
ASEのフラグ値に対応した波形フェーズの周波数レベ
ルF LEVELをROM5から読み出してレジスタF
LEVELにセットする。次いで、ステップSF10
では、歩進されたレジスタF PHASEのフラグ値に
対応した波形フェーズの周波数レートFRATEをRO
M5から読み出してレジスタFRATEにセットした
後、本ルーチンを完了させる。
【0032】(f)RES ENV START処理ル
ーチンの動作 これに対し、歩進されたフラグ値が「3」となり、サス
テインフェーズになった場合には、上記ステップSF7
の判断結果は「YES」となり、ステップSF8を介し
て図14に示すRES ENV START処理ルーチ
ンを実行し、ステップSG1に処理を進める。ステップ
SG1では、レゾナンスエンベロープにおける波形フェ
ーズを表すフラグ値を保持するレジスタRES PHA
SEに「1」(アタックフェーズを表す)をセットし、
続くステップSG2では、レゾナンスエンベロープ現在
値を保持するレジスタRES CNTに初期値Aをセッ
トする。
【0033】次いで、ステップSG3では、レジスタR
ES PHASEのフラグ値に対応して、アタックフェ
ーズにおけるレゾナンスレベルRES LEVELをR
OM5から読み出してレジスタRES LEVELにセ
ットする。次いで、ステップSG4では、レジスタRE
S PHASEのフラグ値に従って、アタックフェーズ
におけるレゾナンスレートRES RATEをROM5
から読み出してレジスタRES RATEにセットす
る。そして、ステップSG5では、レゾナンスエンベロ
ープの発生開始を表すべく、レジスタRES Fに
「1」をセットする。こうして、レゾナンスエンベロー
プデータをセットし終えると、音源7は上述したステッ
プSF9,SF10(図13参照)を実行してからDC
F ENV処理ルーチンを完了させる。
【0034】(g)RES ENV処理ルーチンの動作 INT1処理ルーチンのステップSE4(図12参照)
を介して図15に示すRES ENV処理ルーチンが実
行されると、音源7はステップSH1に処理を進め、レ
ジスタRES Fのフラグ値が「1」、つまり、DCF
エンベロープがサステインフェーズに入ったのに同期し
てレゾナンスエンベロープがスタートしたかどうかを判
断する。ここで、レジスタRES Fのフラグ値が
「1」でない場合、レゾナンスエンベロープはスタート
していないので、判断結果は「NO」となり、何も処理
せずに本ルーチンを完了させる。
【0035】一方、レジスタRES Fのフラグ値が
「1」にセットされ、レゾナンスエンベロープがスター
トしている場合には、上記ステップSH1の判断結果は
「YES」となり、ステップSH2に処理を進める。ス
テップSH2では、レジスタRES RATEに格納さ
れるレゾナンスレート(以下、レゾナンスレートRES
RATEと記す)が「0」でないかどうかを判断する。
ここで、レゾナンスレートRES RATEが「0」で
あると、レゾナンスエンベロープは収束した状態である
から、エンベロープ生成する必要がなくなり、この場
合、判断結果が「NO」となり、本ルーチンを完了させ
る。
【0036】これに対し、レゾナンスレートRES R
ATEが「0」でないならば、上記ステップSH2の判
断結果は「YES」となり、次のステップSH3に処理
を進める。ステップSH3では、レジスタRES CN
Tに格納されるレゾナンスエンベロープ現在値にレゾナ
ンスレートRES RATEを加算した結果を再びレジ
スタRESCNTに格納するレート加算を行い、続くス
テップSH4ではこのレート加算されたレゾナンスエン
ベロープ現在値が、レジスタRES LEVELに格納
されるレゾナンスレベル(以下、レゾナンスレベルRE
S LEVELと記す)に一致するか否かを判断する。
【0037】ここで、レート加算されたレゾナンスエン
ベロープ現在値がレゾナンスレベルRES LEVEL
に達していない場合には、判断結果は「NO」となり、
一旦、本ルーチンを完了させる。一方、レート加算され
たレゾナンスエンベロープ現在値がレゾナンスレベルR
ES LEVELに達した場合には、判断結果が「YE
S」となり、ステップSH5に処理を進め、レジスタR
ES PHASEのフラグ値を1インクリメントして歩
進させる。次いで、ステップSH6では、歩進されたフ
ラグ値が「5」、つまり、リリースフェーズを超えたか
どうかを判断する。
【0038】リリースフェーズを超えた場合には、判断
結果が「YES」となり、ステップSH7に進み、レゾ
ナンスレートRES RATEをゼロリセットして本ル
ーチンを完了させる。一方、リリースフェーズを超えて
いない場合には、上記ステップSH6の判断結果は「N
O」となり、ステップSH8に処理を進める。ステップ
SH8では、歩進されたレジスタRES PHASEの
フラグ値に対応した波形フェーズのレゾナンスレベルR
ES LEVELをROM5から読み出してレジスタR
ESLEVELにセットする。次いで、ステップSH9
では、歩進されたレジスタRES PHASEのフラグ
値に対応した波形フェーズのレゾナンスレートRESR
ATEをROM5から読み出してレジスタRES RA
TEにセットした後、本ルーチンを完了させる。
【0039】(h)DCF処理ルーチンの動作 前述した音源メインルーチンのステップSB7(図9参
照)を介して図16に示すDCF処理ルーチンが実行さ
れると、音源7はステップSJ1に処理を進め、レジス
タF CNTに格納されるDCFエンベロープ現在値に
対応したカットオフ特性を具現するフィルタ係数を算出
し、続くステップSJ2では、レジスタRES CNT
に格納されるレゾナンスエンベロープ現在値に対応した
共振特性を具現するフィルタ係数を算出する。そして、
ステップSJ3では、これら算出した各フィルタ係数に
対応したフィルタリング(エンベロープ制御およびレゾ
ナンス制御)を波形データWDに施し、これにて形成さ
れる楽音波形WAVEを、ステップSJ4にて次段(D
CA7d)へ出力する。
【0040】(i)DCA処理ルーチンの動作 前述した音源メインルーチンのステップSB8(図9参
照)を介して図17に示すDCA処理ルーチンが実行さ
れると、音源7はステップSK1に処理を進め、レジス
タA PHASEのフラグ値が「4」、すなわち、DC
Aエンベロープがリリース状態にあるか否かを判断す
る。ここで、DCAエンベロープがリリース状態でなけ
れば、判断結果は「NO」となり、後述するステップS
K5に処理を進めるが、リリース状態にあると、判断結
果が「YES」となり、ステップSK2に処理を進め
る。なお、上記レジスタA PHASEのフラグ値と
は、図示されていないDCAENV処理にてDCAエン
ベロープの進行に応じて歩進されるようになっている。
【0041】DCAエンベロープがリリース状態である
と、ステップSK2に処理を進め、DCAエンベロープ
現在値を保持するレジスタA CNTの値が「0」以
下、つまり、DCAエンベロープが収束するキーオフ状
態であるか否かを判断する。キーオフ状態でなければ、
判断結果は「NO」となり、後述するステップSK5に
処理を進めるが、キーオフ状態であると、判断結果が
「YES」となり、次のステップSK3に処理を進め
る。なお、レジスタA CNTに格納されるDCAエン
ベロープ現在値とは、図示されていないDCA ENV
処理にてDCAエンベロープを形成する過程で算出され
る値である。
【0042】そして、ステップSK3に進むと、フラグ
ONFをゼロリセットしてキーオフ状態に設定し、続く
ステップSK4では、フラグRES Fをゼロセットす
る。次いで、ステップSK5では、レジスタA CNT
に格納されるDCAエンベロープ現在値に応じて入力信
号(楽音波形WAVE)の振幅レベルを制御し、その結
果をステップSK6にて出力する。なお、ステップSK
5におけるレベル制御の一態様としては、レゾナンス制
御による音量変化の特性を相殺する逆特性にて入力信号
の音量制御を行う。
【0043】(j)RELEASE処理ルーチンの動作 次に、図18〜図20を参照してRELEASE処理ル
ーチンの動作について説明する。前述した音源メインル
ーチンにおいて、消音指示コマンドを受信してステップ
SB10(図9参照)に進むと、図18に示すRELE
ASE処理ルーチンを実行してステップSL1に処理を
進める。ステップSL1では、DCO7aをリリース状
態で動作させるDCOリリース処理を行う。続いて、ス
テップSL2では、DCFエンベロープをリリースさせ
るDCF RELEASE処理を実行する。
【0044】(k)DCF RELEASE処理ルーチ
ンの動作 すなわち、ステップSL2を介して図19に示すDCF
RELEASE処理ルーチンが実行されると、音源7
はステップSM1に処理を進め、レジスタFPHASE
にリリースフェーズを表す「4」をセットする。次い
で、ステップSM2では、レジスタF PHASEのフ
ラグ値に従って、リリースフェーズの周波数レベルF
LEVELをROM5から読み出してレジスタF LE
VELにセットする。続いて、ステップSM3では、レ
ジスタF PHASEのフラグ値に従ってリリースフェ
ーズの周波数レートF RATEをROM5から読み出
してレジスタF RATEにセットする。こうして、D
CFエンベロープをリリースさせるのに必要なパラメー
タが定まると、音源7は図18に示すステップSL3に
処理を進め、DCAエンベロープをリリースさせた後、
ステップSL4を介してRES RELEASE処理ル
ーチンを実行する。
【0045】(l)RES RELEASE処理ルーチ
ンの動作 ステップSL4を介して図20に示すRES RELE
ASE処理ルーチンが実行されると、音源7はステップ
SN1に処理を進め、レジスタRES PHASEにリ
リースフェーズを表す「4」をセットする。次いで、ス
テップSN2では、レジスタRES PHASEのフラ
グ値に従って、リリースフェーズのレゾナンスレベルR
ES LEVELをROM5から読み出してレジスタR
ES LEVELにセットする。続いて、ステップSN
3では、レジスタRES PHASEのフラグ値に従っ
てリリースフェーズのレゾナンスレートRES RAT
EをROM5から読み出してレジスタRES RATE
にセットする。
【0046】以上のように、本実施例によれば、キーオ
ンと共に、初期カットオフ周波数を発音すべき楽音波形
WAVEの基音周波数に設定したDCFエンベロープを
スタートさせ、このDCFエンベロープを経時変化させ
て楽音波形WAVEを形成するエンベロープ制御を行
い、その過程でDCFエンベロープがサステインフェー
ズに達して再び初期カットオフ周波数に収束した時点
で、レゾナンスエンベロープをスタートさせ、初期カッ
トオフ周波数近傍の信号レベルを強調するレゾナンス制
御を行うようにしたので、発音から消音までの間、楽音
波形WAVEの基音成分が強調され、これにより基音成
分と倍音成分とが調和した自然楽器のような音色変化が
得られるようになっている。
【0047】なお、上述した実施例では、鍵番号NOT
Eによらず、一定のレゾナンスエンベロープを用いてレ
ゾナンス制御を行うようにしたが、これに替えて、鍵番
号NOTEに応じてキースケール係数を発生するキース
ケールテーブルを用い、押鍵された鍵の鍵番号NOTE
に対応したキースケール係数をキースケールテーブルか
ら読み出してレゾナンスエンベロープに乗算または加算
することによって、レゾナンスエンベロープをキースケ
ーリングするようにしても良い。このようにすること
で、鍵番号NOTEに応じて強調される倍音成分が変化
する為、自然な音色変化を得ることが可能になる。
【0048】また、ベロシティに応じてレゾナンスエン
ベロープを修飾する形態としても良く、そのようにする
と、倍音成分が強調される度合いを鍵タッチで制御する
ことが出来、これにより鍵タッチで音色変化を調整し得
るようになる結果、表現力豊かな演奏形態を実現するこ
とも可能になる。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、発音指示
に応じて生成される波形に対し、発音指示された楽音の
基音周波数を初期カットオフ周波数とし、これを起点に
経時変化するカットオフ特性を表すDCFエンベロープ
に対応したフィルタリングを施して楽音を形成する一
方、この形成された楽音に対し、前記DCFエンベロー
プが初期カットオフ周波数に収束した時点から、この初
期カットオフ周波数で経時変化する共振深さを表すレゾ
ナンスエンベロープに対応したフィルタリングを施すこ
とによって、その楽音の基音周波数を強調するようにし
たので、基音成分と倍音成分とが調和した自然楽器のよ
うな音色変化を得ることができる。請求項2記載の発明
によれば、指定された音高に応じてレゾナンスエンベロ
ープをキースケーリングするので、指定音高毎に強調さ
れる倍音成分が変化して自然な音色変化を得ることがで
きる。請求項3記載の発明によれば、鍵タッチに応じて
レゾナンスエンベロープを修飾する為、鍵タッチで音色
変化を調整でき、これにより表現力豊かな演奏形態を実
現することができる。請求項4記載の発明によれば、レ
ゾナンスエンベロープに対応した共振深さのフィルタリ
ングにより生じる音量変化を相殺する逆特性にて楽音の
音量を制御するので、自然な音量変化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】DCFエンベロープの一例を示す図である。
【図3】DCFエンベロープにおける各フェーズ毎の周
波数レベルF LEVEL(1)〜(4)の値を示す図
である。
【図4】DCFエンベロープにおける各フェーズ毎の周
波数レートF RATE(1)〜(4)の値を示す図で
ある。
【図5】レゾナンスエンベロープの一例を示す図であ
る。
【図6】レゾナンスエンベロープにおける各フェーズ毎
のレゾナンスレベルRES LEVEL(1)〜(4)
の値を示す図である。
【図7】レゾナンスエンベロープにおける各フェーズ毎
のレゾナンスレートRES RATE(1)〜(4)の
値を示す図である。
【図8】CPUメインルーチンの動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】音源メインルーチンの動作を示すフローチャー
トである。
【図10】ENV START処理ルーチンの動作を示
すフローチャートである。
【図11】DCF ENV START処理ルーチンの
動作を示すフローチャートである。
【図12】INT1処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】DCF ENV処理ルーチンの動作を示すフ
ローチャートである。
【図14】RES ENV START処理ルーチンの
動作を示すフローチャートである。
【図15】RES ENV処理ルーチンの動作を示すフ
ローチャートである。
【図16】DCF処理ルーチンの動作を示すフローチャ
ートである。
【図17】DCA処理ルーチンの動作を示すフローチャ
ートである。
【図18】RELEASE処理ルーチンの動作を示すフ
ローチャートである。
【図19】DCF RELEASE処理ルーチンの動作
を示すフローチャートである。
【図20】RES RELASE処理ルーチンの動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パネルスイッチ群 2 鍵盤 3 表示部 4 CPU 5 ROM 6 RAM 7 音源 7a DCO 7b 波形メモリ 7c DCF 7d DCA 8 サウンドシステム SP スピーカ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発音指示された楽音の基音周波数を初期
    カットオフ周波数に設定し、この初期カットオフ周波数
    を起点に経時変化するカットオフ特性を表すDCFエン
    ベロープを発生するDCFエンベロープ発生手段と、 経時変化するDCFエンベロープが前記初期カットオフ
    周波数に収束した時点で、この初期カットオフ周波数に
    て経時変化する共振深さを表すレゾナンスエンベロープ
    を発生するレゾナンスエンベロープ発生手段と、 発音指示に応じて生成される波形に対し、前記DCFエ
    ンベロープに対応したカットオフ特性でフィルタリング
    を施して楽音を形成する一方、この形成された楽音に対
    し、前記レゾナンスエンベロープに対応した共振深さの
    フィルタリングを施して前記基音周波数を強調するフィ
    ルタ手段とを具備することを特徴とする楽音発生装置。
  2. 【請求項2】 前記レゾナンスエンベロープ発生手段
    は、指定された音高に対応したキースケール係数を発生
    するキースケール発生手段を備え、発生すべき楽音の音
    高が指定された場合、その音高に対応して前記キースケ
    ール発生手段が発生するキースケール係数を用いて前記
    レゾナンスエンベロープをキースケーリングすることを
    特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。
  3. 【請求項3】 前記レゾナンスエンベロープ発生手段
    は、音高指定操作時の鍵タッチに応じて前記レゾナンス
    エンベロープを修飾することを特徴とする請求項1記載
    の楽音発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の楽音発生装置において、 前記レゾナンスエンベロープに対応した共振深さのフィ
    ルタリングにより生じる音量変化を相殺する逆特性に従
    って前記フィルタ手段が出力する楽音の音量を制御する
    音量制御手段を具備することを特徴とする請求項1記載
    の楽音発生装置。
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JP2007164016A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Casio Comput Co Ltd 楽音制御装置および楽音制御処理のプログラム
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