JP2596303B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2596303B2
JP2596303B2 JP5000737A JP73793A JP2596303B2 JP 2596303 B2 JP2596303 B2 JP 2596303B2 JP 5000737 A JP5000737 A JP 5000737A JP 73793 A JP73793 A JP 73793A JP 2596303 B2 JP2596303 B2 JP 2596303B2
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達也 野中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドラム等の打楽器音
を発生する電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子楽器としては、鍵盤によ
り音高指定して、その音高に対応した音階音を発生する
通常のモード以外の楽音として、ドラム等の打楽器音の
波形データをROM(リードオンリメモリ)上に記憶
し、各ノードコード毎に、上記ドラム音を任意に割り当
て、鍵盤によるキー操作に対応して読み出すモードを有
するものが知られている。このような電子楽器では、鍵
盤のキーを押下すると、そのキー(ノードコード)に割
り当てられた通常音色の楽音やドラム音が発音される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電子楽器では、一般に、通常の音色以外の楽音とし
て、例えば、1つのドラム音のセット(以下、ドラムセ
ットという)が用意されているだけであり、該ドラムセ
ットの一部分を、異なる音色の組合せからなる他のドラ
ムセットに差し替えることはできない。また、同様に、
ドラムセットの一部分だけを他の波形データや、サンプ
リング波形等に差し替えることはできない。したがっ
て、従来の電子楽器では、発音されるドラム音の音色が
単調になり、演奏表現に乏しい楽音しか発生できないと
いう問題を生じた。
【0004】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、通常の音色以外の楽音の一部に、他の音色から
なる楽音を自在に差し替えることができ、発音できる楽
音の音色および演奏表現を豊富にすることができる電子
楽器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、複数のキーからな
る演奏操作子と、前記演奏操作子のキーの操作に応じ
て、発音すべき楽音の音高を表すノートコードを発生す
るノートコード発生手段と、複数の音色に対応した波形
データが記憶された記憶手段と、前記ノートコード毎に
前記複数の音色のいずれを選択するかを記憶した複数の
第1のテーブルと、任意に書き換え可能であり、前記ノ
ートコード毎に前記第1のテーブルのいずれを選択する
かを記憶した第2のテーブルと、前記ノートコード発生
手段が発生するノートコードに基づき前記第2のテーブ
ルを参照することにより前記第1のテーブルのいずれか
を特定し、特定された第1のテーブルに基づき前記複数
の音色に対応した波形データのいずれかを指定する波形
データ指定手段と、該波形データ指定手段により指定さ
れた波形データを読み出すことにより楽音を形成する音
源とを具備することを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明では、複数のキーから
なる演奏操作子と、前記演奏操作子のキーの操作に応じ
て、発音すべき楽音の音高を表すノートコードを発生す
るノートコード発生手段と、複数の音色に対応した複数
波形データが記憶された波形記憶手段と、前記ノート
コード毎に前記波形記憶手段に記憶された波形データ
いずれを選択するかを記憶した複数の第1のテーブル
と、任意に書き換え可能であり、前記ノートコード毎
前記第1のテーブルのいずれかを選択する第1の情
または前記波形記憶手段に記憶された波形データのい
ずれかを選択する第2の情報のうちのどちらか一方を記
憶した第2のテーブルと、前記ノートコード発生手段が
発生するノートコードに基づき前記第2のテーブルを
参照して、前記第2のテーブルに記憶された前記ノート
コードに対応する情報が前記第1の情報であった場合に
は、該第1の情報に基づき前記第1のテーブルのいずれ
かを特定し、特定された第1のテーブルに基づき前記波
形記憶手段に記憶された複数の波形データのいずれかを
指定し、前記第2のテーブルに記憶された前記ノートコ
ードに対応する情報が前記第2の情報であった場合に
は、前記第2の情報に基づき前記波形記憶手段に記憶さ
れた複数の波形データのいずれかを指定する波形データ
指定手段と、前記波形データ指定手段により指定された
波形データを前記波形記憶手段から読み出すことにより
楽音を形成する音源とを具備することを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ノートコード発
生手段が、押鍵されたキーに応じて、発音すべき楽音の
音高を表すノートコードを発生すると、波形データ指定
手段によって第2のテーブルが参照される。これによっ
て、第1のテーブルのいずれかが特定される。そして、
該特定された第1のテーブルに基づいて、記憶手段に記
憶された複数の音色に対応した波形データのいずれかが
指定される。音源は、上記波形データ指定手段により指
定された波形データを読み出し、楽音を形成する。
【0008】請求項2記載の発明によれば、ノートコー
ド発生手段が、押鍵されたキーに応じて、発音すべき楽
音の音高を表すノートコードを発生すると、該ノートコ
ードに基づき波形データ指定手段によって第2のテーブ
ルが参照される。そして、第2のテーブルに記憶された
該ノートコードに対応する情報が第1の情報であった場
合には、該第1の情報に基づいて第1のテーブルのいず
れかが特定され、その特定された第1のテーブルに基づ
いて波形記憶手段に記憶された複数の波形データのいず
れかが指定される。また、該ノートコードに対応する情
報が第2の情報であった場合には、該第2の情報に基づ
いて波形記憶手段に記憶された複数の波形データのいず
れかが指定される。音源は、このようにして指定された
波形データを読み出し、楽音を形成する。
【0009】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。図1はこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、1はCPU(中央処理装
置)であり、ROM2に記憶されたプログラムに従って
電子楽器全体の制御を行う。RAM3はレジスタ等のワ
ークエリアとして用いられる。次に、鍵盤4は、いわゆ
る黒鍵および白鍵から構成されたキーボードの配列を模
擬した1オクターブ分の複数のキーから構成されてお
り、操作パネル上の所定のキーを操作することによっ
て、割り当てられたオクターブ領域をオクターブ毎にシ
フトすることができるよう構成されている。該鍵盤4の
押離鍵状態はデータバスDBを介してCPU1へ供給さ
れる。
【0010】次に、表示器5は、操作パネル上に設けら
れており、LED、LCDなどの表示素子からなり、例
えば、現在、鍵盤4に割り当てられた楽音が、どのオク
ターブの領域にあるか等を表示するようになっている。
パネルスイッチ6は操作パネル上の複数の機能スイッチ
であり、各機能スイッチには、電子楽器に対して、その
動作や各種モード等を指示する機能が割り当てられてい
る。なお、該操作パネルの詳細は後述する。また、数値
キー7はテンキーおよび±キーから構成されており、リ
ズムスタイルの選択、音色の選択等の際に、それぞれに
割り当てられた番号を入力するのに用いられる。
【0011】次に、ADC(アナログ/デジタル変換
器)8は、マイクロフォン9から入力される音声をデジ
タル信号に変換し、データバスDBを介してCPU1へ
供給する。また、波形ROM10には、各ノートコード
毎に、それぞれに割り当てられた音色を示すコードが記
憶されている。また、波形RAM11には、上記ADC
8から入力された音声信号の波形データが上記波形RO
M10と同一ファーマットで記憶されている。音源12
は、CPU1から供給されるデータに対して、波形RO
M10または波形RAM11に記憶された音色を示すコ
ードを読み出し、これに基づいて楽音信号を生成し、サ
ウンドシステム13へ供給する。サウンドシステム13
は上記楽音信号をアナログ信号に変換し、スピーカによ
って発音する。また、タイマ14はCPU1による処理
において必要な割込み信号や基本クロック等を発生す
る。
【0012】次に、上述した鍵盤4、表示器5およびパ
ネルスイッチ6が設けられた操作パネル、ドラムテーブ
ル、波形ROM10および波形RAM11について図2
ないし図4を参照して説明する。図2は操作パネルにお
ける鍵盤4、パネルスイッチ6、数値キー7および表示
器5の配置を示す正面図である。鍵盤4は、図示のよう
に、通常のキーボードの鍵の配置を模擬しており、各キ
ーに「0」〜「11」のキーコードKCが割り当てられ
ている。パネルスイッチ6としては、モードスイッチ群
15、音色選択スイッチ16、スタイル選択スイッチ1
7、スタート/ストップスイッチ18、オクターブスイ
ッチ19が設けられている。モードスイッチ群15は、
電子楽器の動作モードを設定するためのスイッチ群であ
り、ドラムセット設定スイッチ15a、ST設定スイッ
チ15b、サンプリングスイッチ15c、演奏スイッチ
15dからなる。ところで、本実施例では、ドラムセッ
トとして3種類のテーブルを用意している。上記ドラム
セット設定スイッチ15aは、各キー毎に、ドラムセッ
トのいずれを割り当てるかを設定するためのスイッチで
ある。また、ST設定スイッチ15bは、後述する差し
込みテーブルに対して、各キー毎に、ドラムセットのい
ずれを割り当てるかを設定するためのスイッチである。
サンプリングスイッチ15cは、前述したADC8から
の音声信号の入力を指示するスイッチである。また、演
奏スイッチ15dは、自動リズム、通常演奏を開始指示
するためのスイッチである。
【0013】次に、音色選択スイッチ16は、発音すべ
き音色を選択するためのスイッチであり、スタイル選択
スイッチ17は、リズムスタイルを選択するためのスイ
ッチである。また、スタート/ストップスイッチ18は
リズム演奏を開始、停止指示するためのスイッチであ
る。次に、オクターブスイッチ19は、キーにどのオク
ターブ領域の楽音を割り当てるかを設定するためのスイ
ッチであり、アップカウントスイッチ19aおよびダウ
ンカウントスイッチ19bからなる。アップカウントス
イッチ19aを押下した場合には、高域のオクターブ領
域へシフトし、ダウンカウントスイッチ19bを押下し
た場合には低域のオクターブ領域へシフトするようにな
っている。また、上述したパネルスイッチの横には数値
キー7が設けられている。さらに、上部には、ノートコ
ードを表示するためのノートコード表示器5aおよび数
値キー7から入力した数値を表示する数値表示器5bが
設けられている。
【0014】次に、図3は、上述した差し込みテーブ
ル、ドラムセットテーブルの構成を示す概念図である。
図において、差し込みテーブルSTおよびドラムセット
テーブルDS0は、各々、RAM3に設けられており、
書換え可能となっている。また、ドラムセットテーブル
DS1およびDS2はROM2に設けられており、固定
となっている。差し込みテーブルSTには、「36」〜
「95」(4オクターブ分)のノートコードNC毎に、
差し込み番号(0≦ST(NC)≦4)が記憶される。
また、ドラムセットテーブルDS0〜DS2には、「3
6」〜「95」(4オクターブ分)のノートコードNC
毎に、ドラム音番号(0≦DSi(NC)≦50)が記
憶される。
【0015】次に、図4は波形ROM10および波形R
AM11の構成を示す概念図である。波形ROM10に
はヘッダーに続き、通常音色の波形データ、ドラム音色
の波形データおよびビブラフォンの波形データが記憶さ
れている。通常音色は、変数WDによって示され、音色
番号TCを引数として読み出される(WD(TC)参
照)。また、ドラム音色は、変数DWDによって示さ
れ、ドラム番号DNを引数として読み出される(DWD
(DN))。また、波形RAM11にはサンプリングし
た音声データが記憶されている。上記波形ROM10お
よび波形RAM11のアドレスは連続するように割り当
てられている。
【0016】次に、上述した構成による動作について図
5ないし図11を参照して説明する。図5はメインルー
チンの処理手順を示すフローチャートである。電子楽器
は、電源が投入されると、図5に示すメインルーチンを
実行する。まず、ステップSA1において、各種レジス
タ等の初期設定を行う。次に、ステップSA2におい
て、モードスイッチ処理を行う。該モードスイッチ処理
においては、DS設定スイッチ15a、ST設定スイッ
チ15b、サンプリングスイッチ15c、演奏スイッチ
15dの状態を検出し、いずれかのスイッチにイベント
が生じた場合には、そのスイッチに該当するモードに設
定する。DS設定スイッチ15aが押下された場合には
ドラムセット設定モード、ST設定スイッチ15bが押
下された場合には差し込みテーブル設定モード、サンプ
リングスイッチ15cが押下された場合にはサンプリン
グモード、また、演奏スイッチ15dが押下された場合
には演奏モードとなる。次に、ステップSA3では、上
記モードに応じて処理を分岐する。
【0017】ここで、ドラムセット設定スイッチ15a
が押下され、ドラムセット設定モードになった場合に
は、ステップSA4へ進む。ステップSA4では、キー
処理を実行する。図6にキー処理のフローチャートを示
す。キー処理では、ステップSB1において、オクター
ブスイッチ19が押下されたか否かを判断する。オクタ
ーブスイッチ19が押下された場合には、上記ステップ
SB1における判断結果は「YES」となり、ステップ
SB2へ進む。ステップSB2では、どのオクターブに
あるかを示すオクターブ変数OCTを、アップカウトス
イッチ19aまたはダウンカウントスイッチ19bに応
じて、数値範囲制限を設けてインクリメントあるいはデ
クリメントする。本実施例では、オクターブの範囲を
「3」〜「6」としており、その範囲を越えないよう上
記数値範囲制限によって制限を加えている。その後、ス
テップSB3へ進む。一方、オクターブスイッチ19が
押下されない場合には、オクターブ変数OCTを変更す
ることなく、ステップSB3へ進む。
【0018】ステップSB3では、キーオンイベントが
生じたか否かを検出する。キーが操作されなかった場合
には、ステップSB3における判断結果が「NO」とな
り、当該処理を終了して、図5に示すメインルーチンへ
戻る。
【0019】一方、キーが操作された場合には、ステッ
プSB3の判断結果は「YES」となり、ステップSB
4へ進む。ステップSB4では、イベントがあったキー
のキーコードをキーコードKCへ格納する。そして、ス
テップSB5へ進み、オクターブ変数OCTを12倍
し、これにキーコードKCを加算してノートコードNC
を算出する。次に、ステップSB6へ進み、当該処理が
いずれのモードにおいて実行されているかを判断する。
この場合、ドラムセット設定スイッチ15aが押下され
たとしているので、ステップSB7へ進む。ステップS
B7では、ノートコードNCによって、RAM3のドラ
ムセットテーブルDS0を引いて、ドラム音番号DNを
得た後、これを音源12に供給する。音源12は、該ド
ラム音番号DNに対応するドラム音色を波形ROM10
から読み出し、該音色データの楽音を音源チャネルに割
り当てて発音する。その後、当該処理を終了してメイン
ルーチンへ戻る。
【0020】メインルーチンでは、ステップSA5へ進
み、図7に示すスイッチ処理Aを行う。まず、ステップ
SC1において、バッファBUFに数値キー7から入力
された数値を格納する。次に、ステップSC2におい
て、バッファBUFの値を数値範囲制限する。本実施例
では、ドラム番号DNの範囲を「0」〜「50」として
おり、その範囲を越えないよう制限を加える。なお、こ
の数値制限は、モードによって異なっており、後述する
差し込みテーブルSTに対する処理の場合には、「0」
〜「4」の範囲に制限される。そして、ステップSC3
へ進み、当該処理がいずれのモードにおいて実行されて
いるかを判断する。この場合、ドラムセット設定モード
であるので、ステップSC4へ進む。ステップSC4で
は、ノートコードNCによって示されるキーに対応する
ドラムセットテーブルDS0の値(DS0(NC))を
上記バッファBUFの値に書換える。その後、当該処理
を終了してメインルーチンへ戻る。
【0021】このように、ドラムセット設定モードにお
いては、キーを押下すると、該キーに割り当てられてい
るドラムセットテーブルDS0のドラム音色の楽音が発
音されるとともに、その際、数値キーより所望するドラ
ム音色のドラム音番号を入力することによって、上記キ
ーのノートコードNCの位置におけるドラムセットテー
ブルDS0の内容が上記ドラム音番号に置き換えられ
る。
【0022】次に、メインルーチンにおいて、モードス
イッチ15の差し込み設定スイッチ15bが押下され、
差し込みテーブル設定モードになった場合には、ステッ
プSA6へ進む。ステップSA6では、前述した図6に
示すキー処理が実行される。キー処理では、オクターブ
スイッチが押下された場合には、前述同様に、ステップ
SB2においてオクターブ変数OCTを更新し、また、
キーが押下された場合には、ステップSB4,SB5に
おいてノートコードNCが算出される。そして、ステッ
プSB6、ステップSB8へと進み、図8に示す発音処
理Aが実行される。
【0023】発音処理Aでは、ステップSD1におい
て、差し込みテーブルSTを上記ノートコードNCで参
照し、該ノートコードNCに対応する差し込みテーブル
STの内容、すなわち、差し込みコードSCを得る。該
差し込みコードSCは、「0」〜「4」の値をとる。次
に、ステップSD2において、上記差し込みコードSC
の値が「0」,「1」,「2」,「3」,「4」のいず
れであるかを判断する。そして、押下されたキー(ノー
トコードNC)に対応する差し込みコードSCが
「0」,「1」,もしくは「2」の場合には、ステップ
SD3へ進む。ステップSD3では、変数iに上記差し
込みコードSCを格納する。次に、ステップSD4へ進
み、上記変数iによって示されるドラムセットテーブル
DSi(i=0,1,2のいずれか)のノートコードN
Cによって示される位置の内容をドラム音番号DNへ格
納する。そして、ステップSD5において、上記ドラム
音番号DNを音源12に送出し、音源12においては、
該ドラム音番号DNに対応するドラム音色を波形ROM
10から読み出し、該音色データの楽音を音源チャネル
に割り当てて発音する。したがって、差し込みテーブル
STの内容(差し込みコードSC)が「0」,「1」,
「2」の場合には、その差し込みコードSCによって指
示されるドラムセットテーブルDSiのドラム音番号D
Nに対応するドラム音が発音される。
【0024】一方、ステップSD2において、押下され
たキー(ノートコードNC)に対応する差し込みコード
SCが「3」の場合には、ステップSD6へ進む。ステ
ップSD6では、ノートコードNCにビブラフォン用の
差し込み音オフセットSOFを加算し、ノートコードN
Cに格納する。上記差し込み音オフセットSOFは、ビ
ブラフォンをどのノートコードに差し込みかを指示する
ためのオフセット値である。また、該ビブラフォンは差
し込まれる音域毎の音色を有している。次に、ステップ
SD7へ進み、ノートコードNCで示される音高のビブ
ラフォン音を、ノートコードNCが属する音域の波形を
波形ROM内から読み出し、該音色データの楽音を音源
チャネルに割り当てて発音する。したがって、差し込み
テーブルSTの内容が「3」の場合には、押下したキー
の音高および音域に応じたビブラフォン音が発音され
る。
【0025】一方、ステップSD2において、押下され
たキー(ノートコードNC)に対応する差し込みコード
SCが「4」の場合には、ステップSD8へ進む。ステ
ップSD8では、サンプリング音用の差し込み音ピッチ
SSPをノートコードNCに格納する。上記差し込み音
ピッチSSPは、後述する外部の音声をサンプリングし
た時に決定されるピッチである。次に、ステップSD9
へ進み、波形RAM11のサンプリング音を読み出し、
ノートコードNCの音高で、所定の音源チャネルに割り
当てて発音する。したがって、差し込みテーブルSTの
内容が「4」の場合には、差し込み音ピッチSSPをノ
ートコードNCとしたサンプリング音が発音される。
【0026】上述したステップSD5、SD7あるいは
SD9が終了すると、当該発音処理Aを終了し、図6に
示すキー処理へ戻り、さらに、メインルーチンへ戻る。
メインルーチンでは、次に、ステップSA7へ進み、前
述した、図7に示すスイッチ処理Aを実行する。当該ス
イッチ処理Aでは、前述した処理と同様に、ステップS
C1において、バッファBUFに数値キー7から入力さ
れた数値を格納し、ステップSC2において、バッファ
BUFの値を「0」〜「4」の範囲に制限する。そし
て、ステップSC3へ進み、当該処理がいずれのモード
において実行されているかを判断する。この場合、差し
込みテーブル設定モードであるので、ステップSC5へ
進む。ステップSC5では、ノートコードNCによって
示されるキーに対応する差し込みテーブルSTの値(S
T(NC))を上記バッファBUFの値に書換える。そ
の後、当該処理を終了してメインルーチンへ戻る。
【0027】このように、差し込みテーブル設定モード
においては、キーを押下すると、該キーに割り当てられ
ている差し込みテーブルSTの音色(通常音、ドラム
音、ビブラフォン音、またはサンプリング音)の楽音が
発音されるとともに、その際、上記数値キー7によって
数値を入力することによって、上記キーのノートコード
NCの位置における差し込みテーブルSTの内容を置き
換えることができる。
【0028】次に、メインルーチンにおいて、モードス
イッチ15のサンプリングスイッチ15cが押下され、
サンプリングモードとなった場合には、ステップSA8
へ進む。ステップSA8では、前述した図6に示すキー
処理が実行される。キー処理では、前述した処理と同様
に、オクターブスイッチが押下された場合には、ステッ
プSB2においてオクターブ変数OCTを更新し、ま
た、キーが押下された場合には、ステップSB4,SB
5においてそのキーに対応するノートコードNCを算出
する。そして、ステップSB6、ステップSB9と進
む。ステップSB9では、前述した図8へ示す発音処理
のステップSD9と同様の処理を行う。すなわち、波形
RAM11のサンプリング音を読み出し、上記ノートコ
ードNCの音高で、所定の音源チャネルに割り当てて発
音する。その後、メインルーチンへ戻り、ステップSA
9へ進む。
【0029】ステップSA9では、図9に示すスイッチ
処理Bが実行される。まず、ステップSE1において、
図示しないサンプリングスタートスイッチが押下された
か否かを判断する。なお、サンプリングススタートスイ
ッチの代りに、スタート/ストップスイッチ18を用い
てもよい。サンプリングスタートスイッチ(もしくは、
スタート/ストップスイッチ18)が押下されていない
場合には、ステップSE1における判断結果は「NO」
となり、ステップSE8へ進み、その他の処理を行った
後、メインルーチンへ戻る。
【0030】一方、サンプリングスタートスイッチ(も
しくは、スタート/ストップスイッチ18)が押下され
た場合には、ステップSE1における判断結果が「YE
S」となり、ステップSE2へ進む。ステップSE2で
は、サンプリングレートを数値キー7により入力された
数値に設定する。次に、ステップSE3では、ADC8
からサンプリング値を入力し、ステップSE4へ進む。
ステップSE4では、ADC8からの入力があったか否
かを判断する。ADC8に入力がない場合、すなわち外
部音声がマイクロフォン9から入力されない場合には、
ステップSE4の判断結果は「NO」となり、ステップ
SE3へ戻る。以下、マイクロフォン9によって外部音
声が入力されるまで、ステップSE3およびSE4のル
ープを繰り返し実行し、ADC8からの入力を待つ。そ
して、ADC8からサンプリング値が入力されると、ス
テップSE4における判断結果が「YES」となり、ス
テップSE5へ進む。ステップSE5では、ADC8か
ら授受したサンプル値をRAM3に順次書込む。そし
て、ステップSE6へ進み、RAM3に記憶したサンプ
ル値を波形RAM11の所定の領域へ転送する。次に、
ステップSE7において、前述した数値キー7から入力
された数値を差し込み用ピッチSSPとして設定する。
そして、ステップSE8へ進み、その他の処理を行った
後、メインルーチンへ戻る。
【0031】このように、サンプリングモードでは、キ
ーが押下された場合には、該キーに対応するノートコー
ドNCの音高で波形RAM11のサンプリング音を発音
するとともに、サンプリングスタートキーが押下された
場合には、ADC8によって外部音声をサンプリング
し、そのサンプリング値を波形RAM11へ転送し記憶
する。
【0032】次に、メインルーチンにおいて、モードス
イッチ15の演奏スイッチ15dが押下され、演奏モー
ドとなると、ステップSA10へ進む。ステップSA1
0では、前述した図6に示すキー処理が実行される。ス
テップSB1〜ステップSB5までは前述した処理と同
一であるので説明を省略する。この場合、演奏スイッチ
15dが押下されたため、ステップSB6、SB10と
進み、図10に示す発音処理Bを実行する。図におい
て、ステップSF1では、別途に設定されている音色番
号TCが「0」〜「54」のいずれであるかを判断す
る。音色番号TCが「0」〜「49」の場合には、ステ
ップSF2へ進む。ステップSF2では、ノートコード
NCの音高の楽音を、音色番号TCに対応した通常の音
色で(図4のWD(TC)を参照)、音源12の所定の
チャネルに割り当て、サウンドシステム13によって発
音する。その後、当該処理を終了し、図6のキー処理に
戻る。そして、該キー処理を終了し、メインルーチンへ
戻る。
【0033】一方、ステップSF1において、音色番号
TCが「50」,「51」,「52」の場合には、ステ
ップSF3へ進む。ステップSF3では、変数iに音色
番号TCから「50」を減算した値、すなわち、
「0」,「1」もしくは「2」を格納する。次に、ステ
ップSF4へ進み、上記変数iおよびノートコードNC
に基づいて、ドラム音番号DNに、ドラムテーブルDS
i(NC)に格納されている内容を代入し、ステップS
F5において、上記ドラム音番号DNを音源12へ供給
する。音源12は、ドラム音番号DNを引数にして(図
4のDWD(DN)を参照)、波形ROM10のドラム
音色(ドラム波形データ)を得て、該ドラム波形データ
を所定のチャネルに割り当て、サウンドシステム13に
よって発音する。その後、当該処理を終了し、図6のキ
ー処理に戻る。そして、該キー処理を終了し、メインル
ーチンへ戻る。
【0034】また、ステップSF1において、音色番号
TCが「53」の場合には、ステップSF6へ進む。ス
テップSF6では、ビブラフォン音を、ノートコードN
Cの音高で、かつ、ノートコードNCの属する音域の波
形で、音源12の所定のチャネルに割り当て、サウンド
システム13によって発音する。その後、当該処理を終
了し、図6のキー処理に戻る。そして、該キー処理を終
了し、メインルーチンへ戻る。
【0035】さらに、ステップSF1において、音色番
号TCが「54」の場合には、ステップSF7へ進む。
ステップSF7では、前述したステップSB9もしくは
ステップSD9と同様の発音処理を行い、サンプリング
音を発音する。その後、当該処理を終了し、図6のキー
処理に戻る。そして、該キー処理を終了し、メインルー
チンへ戻る。
【0036】メインルーチンでは、ステップSA11へ
進み、数値キー7により、リズムスタイル番号RS、キ
ー音色番号TC等のパラメータを設定する。そして、ス
テップSA12へ進み、自動リズム演奏処理を実行す
る。図11は自動リズム演奏処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。図において、ステップSG1では、
スタート/ストップスイッチ18が押下されたか否かを
判断する。スタート/ストップスイッチ18が押下され
た場合には、ステップSG1における判断結果は「YE
S」となり、ステップSG2へ進む。ステップSG2で
は、自動リズム演奏が動作しているか否かを示すフラグ
RUNを反転する。したがって、スタート/ストップス
イッチ18が押下される度に、自動リズム演奏がオンオ
フする。次に、ステップSG3において、カウントCN
Tに変数END(RS)を格納する。なお、符号RSは
リズムスタイルを示す変数であり、該変数RSを引数と
する変数END(RS)には、変数RSによって示され
るリズムスタイルの最終カウント値が格納されている。
その後、ステップSG4へ進む。一方、スタート/スト
ップスイッチ18が押下されない場合には、そのままス
テップSG4へ進む。
【0037】ステップSG4では、リズム割込みの有無
を判断する。ここで、リズム割込みがなかった場合に
は、ステップSG4における判断結果は「NO」とな
り、当該処理を終了して、メインルーチンへ戻る。した
がって、スタート/ストップスイッチ18が操作され
ず、かつ、リズム割込みがない場合には、何もせずに当
該処理を終了する。一方、スタート/ストップスイッチ
18の操作の有無に拘らず、リズム割込みがあった場合
には、上記ステップSG4における判断結果は「YE
S」となり、ステップSG5へ進む。そして、ステップ
SG5では、変数RUNが「1」であるか否かを判断す
る。自動リズム演奏が行われていない場合には、変数R
UNは「0」であるので、ステップSG5における判断
結果は「NO」となり、当該処理を終了して、メインル
ーチンへ戻る。これは、スタート/ストップスイッチ1
8が押下され、自動リズム演奏がオフとなった場合に相
当する。
【0038】これに対して、変数RUNが「1」の場
合、すなわち自動リズム演奏が動作状態にある場合に
は、ステップSG5における判断結果は「YES」とな
り、ステップSG6へ進む。ステップSG6では、カウ
ントCNTが上述した変数END(RS)以上であるか
否かを判断する。ここで、カウントCNTが変数END
(RS)より小さい場合、すなわち、自動リズム演奏が
小節の開始点、あるいは小節の途中にあって、小節の最
後に来ていない場合には、ステップSG6における判断
結果は「NO」となり、ステップSG7へ進む。ステッ
プSG7では、カウントCNTに「1」を加算してイン
クリメントし、ステップSG9へ進む。
【0039】一方、カウントCNTが変数END(R
S)以上である場合、すなわち、自動リズム演奏が小節
の最後まで来ている場合には、ステップSG6における
判断結果は「YES」となり、ステップSG8へ進む。
ステップSG8では、変数CNTに「0」を格納し、ス
テップSG9へ進む。したがって、初めて自動リズム演
奏が選択された時には、上記ステップSG3において、
カウントCNTには変数END(RS)が代入されてい
るため、ステップSG6における判断結果は「YES」
となり、ステップSG8において「0」が格納される。
そして、ステップSG9へ進む。
【0040】ステップSG9では、予め設定されている
リズムスタイルRSで、タイミングCNTにおけるリズ
ムデータを読み出し、発音する。次に、ステップSG1
0へ進み、キーイベントが生じたか否かを判断する。こ
こで、キーイベントが生じていない場合には、ステップ
SG10における判断結果は「NO」となり、そのまま
当該処理を終了して、メインルーチンへ戻る。一方、キ
ーイベントが生じた場合には、ステップSG10におけ
る判断結果は「YES」となり、ステップSG11へ進
む。ステップSG11では、イベントが生じたキーのノ
ートコードをノートコードNCへ格納する。そして、ス
テップSG12へ進み、図8に示す発音処理を実行す
る。該発音処理では、前述した処理と同様に、差し込み
テーブルSTを参照して、その差し込みコードSCに応
じた発音を行う。発音処理が終了すると、図11の自動
リズム演奏処理へ戻り、ステップSG13へ進む。ステ
ップSG13では、他のキーにイベントが生じた否かを
判断する。他のキーにイベントが生じた場合には、ステ
ップSG13における判断結果は「YES」となり、ス
テップSG11へ進む。以下、ステップSG11〜SG
12により、そのキーに応じた発音を行う。
【0041】一方、他のキーにイベントがなかった場合
には、ステップSG13における判断結果は「NO」と
なり、当該自動リズム演奏処理を終了して、メインルー
チンへ戻る。上述した自動リズム演奏処理は、演奏モー
ド中、繰り返し実行され、自動リズム演奏中であれば、
ステップSG7において、カウントCNTを順次インク
リメントとしながら自動リズム演奏を続ける。そして、
自動リズム演奏が小節の最後に来ると、ステップSG8
において、カウントCNTを「0」として、再び、小節
の頭から自動リズム演奏を続ける。そして、自動リズム
演奏途中に、スタート/ストップスイッチ18が操作さ
れ、ステップSG2において、変数RUNが反転される
と、ステップSG5における判断結果が「NO」とな
り、当該処理を終了してメインルーチンへ戻る。
【0042】このように、演奏モードにおいては、自動
リズム演奏が動作していない場合には、キーイベントに
応じて、差し込みテーブルSTを用いた発音を行う一
方、自動リズム演奏が動作している場合には、図11に
示す自動リズム演奏処理によって、自動リズム演奏と、
差し込みテーブルSTを用いた、キーイベントに応じた
発音とを行う。
【0043】以上、本実施例によれば、ドラムセットの
一部に、他のドラムセット、あるいは、ドラム音以外の
ビグラフォン音や、外部音声を取り込んだサンプリング
音を差し替えることができる。
【0044】なお、上述した実施例において、波形RO
M10および波形RAM11には、異なる音色に対応す
る複数の波形データを記憶するようにし、また、ドラム
セットテーブルDS0〜DS2は同等な複数のテーブル
として、それぞれに、ノートコード毎に、上記複数の波
形データのうち、いずれかを指定するコードを設定して
おき、さらに、差し込みテーブルSTには、上記複数の
テーブルを指定するコードをノートコード毎に設定して
おき、演奏に従って生成したノートコードに応じて、差
し込みテーブルを参照することにより、上記テーブルを
選択し、該テーブルに設定されたコードに従って上記波
形ROM10および波形RAM11に記憶された波形デ
ータを発音するようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、通常の音色以外の楽音(ドラムセット)の一部に、
他の音色からなる楽音を自在に差し替えることができ、
発音できる楽音の音色および演奏表現を豊富にすること
ができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 同実施例の操作パネルを示す正面図である。
【図3】 同実施例の差し込みテーブル、ドラムセット
テーブルの構成を示す概念図である。
【図4】 同実施例の波形ROMおよび波形RAMの構
成を示す概念図である。
【図5】 同実施例の動作を説明するためのメインルー
チンのフローチャートである。
【図6】 同実施例におけるキー処理のフローチャート
である。
【図7】 同実施例におけるスイッチ処理Aのフローチ
ャートである。
【図8】 同実施例における発音処理Aのフローチャー
トである。
【図9】 同実施例におけるスイッチ処理Bのフローチ
ャートである。
【図10】 同実施例における発音処理Bのフローチャ
ートである。
【図11】 同実施例における自動リズム演奏処理のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1……CPU(ノートコード発生手段、第1の波形デー
タ指定手段、第2の波形データ指定手段)、4……鍵盤
(演奏操作子)、10……波形ROM(記憶手段)、1
1……波形RAM(記憶手段)、12……音源、WD
(0)〜WD(49)……通常音色(複数の第1の波形
データ)、DWD(0)〜DWD(50)……ドラム音
色(複数の第2の波形データ)、NC……ノートコー
ド、SC……差し込みコード(波形種類選択コード)、
ST……差し込みテーブル(波形選択手段)、DS0〜
DS2……ドラムセットテーブル(変換手段)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキーからなる演奏操作子と、 前記演奏操作子のキーの操作に応じて、発音すべき楽音
    の音高を表すノートコードを発生するノートコード発生
    手段と、 複数の音色に対応した波形データが記憶された記憶手段
    と、 前記ノートコード毎に前記複数の音色のいずれを選択す
    るかを記憶した複数の第1のテーブルと、 任意に書き換え可能であり、前記ノートコード毎に前記
    第1のテーブルのいずれを選択するかを記憶した第2の
    テーブルと、 前記ノートコード発生手段が発生するノートコードに基
    づき前記第2のテーブルを参照することにより前記第1
    のテーブルのいずれかを特定し、特定された第1のテー
    ブルに基づき前記複数の音色に対応した波形データのい
    ずれかを指定する波形データ指定手段と、 該波形データ指定手段により指定された波形データを読
    み出すことにより楽音を形成する音源とを具備すること
    を特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 複数のキーからなる演奏操作子と、 前記演奏操作子のキーの操作に応じて、発音すべき楽音
    の音高を表すノートコードを発生するノートコード発生
    手段と、 複数の音色に対応した複数の波形データが記憶された
    記憶手段と、 前記ノートコード毎に前記波形記憶手段に記憶された波
    形データのいずれを選択するかを記憶した複数の第1の
    テーブルと、 任意に書き換え可能であり、前記ノートコード毎に
    記第1のテーブルのいずれかを選択する第1の情報また
    は前記波形記憶手段に記憶された波形データのいずれか
    を選択する第2の情報のうちのどちらか一方を記憶した
    第2のテーブルと、 前記ノートコード発生手段が発生するノートコードに基
    づき前記第2のテーブルを参照して、前記第2のテー
    ブルに記憶された前記ノートコードに対応する情報が前
    記第1の情報であった場合には、該第1の情報に基づき
    前記第1のテーブルのいずれかを特定し、特定された第
    1のテーブルに基づき前記波形記憶手段に記憶された複
    数の波形データのいずれかを指定し、前記第2のテーブ
    ルに記憶された前記ノートコードに対応する情報が前記
    第2の情報であった場合には、前記第2の情報に基づき
    前記波形記憶手段に記憶された複数の波形データのいず
    れかを指定する波形データ指定手段と、 前記波形データ指定手段により指定された波形データを
    前記波形記憶手段から読み出すことにより楽音を形成す
    る音源とを具備することを特徴とする電子楽器。
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