JPH07121040B2 - 音声パケツト通信方法 - Google Patents

音声パケツト通信方法

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JPH07121040B2
JPH07121040B2 JP62090641A JP9064187A JPH07121040B2 JP H07121040 B2 JPH07121040 B2 JP H07121040B2 JP 62090641 A JP62090641 A JP 62090641A JP 9064187 A JP9064187 A JP 9064187A JP H07121040 B2 JPH07121040 B2 JP H07121040B2
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健治 堀口
和浩 渡邊
玄博 椎野
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパケット交換方式を用いて音声会話通信を行な
う音声パケット通信方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、音声やデータ等を統合して取扱う統合網にはパケ
ット方式による交換網が提案され、一部実験が行なわれ
ている。
このような統合交換網では音声をPCM方式によりパケッ
ト化し、パケット形式により交換して伝送する。これを
受信側で復号し、元の音声に再生する。この送信に当っ
て、音声の有音、無音の検出を行ない、有音区間のみ音
声パケットとして網内を伝送することにより、統合交換
網の負荷を軽減し得る。
このようなパケット方式の交換網においては、パケット
網を経由する時間は網内の状態や網内のトラフィック量
により影響を受けるために、パケットの網内伝送遅延が
各パケット毎に異なる。
音声パケット交換方式を実現する上で、このパケット毎
の伝送遅延時間のばらつき(分散)が問題となり、例え
ば受信側において、一つの音声パケットを再生した時点
で、次に再生する音声パケットが上記のばらつきのため
に未到着となると音声の音切れが発生することになる。
従って、音声パケット交換方式では、受信側にこのばら
つきを吸収するためのバッファを設け、各音声パケット
を一時蓄積して、各音声パケットの伝送時間のばらつき
を吸収する必要があり、このようにした技術が特公昭58
−40399号公報に記載されている。
一方、このバッファ量は、音声通信の絶対遅延時間に影
響を与える。音声通信による会話を支障なく行なう為に
は一般に網内の遅延時間等を含めて音声通信の絶対遅延
時間は250mS以内でなければならないと言われている
が、この値はできる限り小さい方が望ましい。また、音
声有音検出器によって音声の有音判定を行って有音区間
のみパケット化する方式もあるが、その場合、所定のレ
ベルによって有音判定するので有音の話頭切れが発生す
る。この話頭切れは子音で始まる語いの場合に、比較的
顕著に現われる。第2図の(A)は子音で始まる語いの
音声パワーの波形図であり、波形の立上り部に特徴があ
り、この立上り部をカットすると話頭切れが発生して元
の音と認識できなくなり、音声品質は劣化することにな
る、語いの始めと終りの部分の有音判定レベル以下とな
っている有音判定のあいまいな期間を、一般に音声検出
におけるハングオーバ時間と称し、有音区間の前方と後
方に発生する。なお、以降の説明において、前方と後方
の各ハングオーバ時間をそれぞれ、前方保護時間、後方
保護時間と呼ぶことにする。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように、音声有音検出器で検出した以後の音声デ
ータをそのままパケット化し、送信したのでは話頭切れ
が発生する。又音声有音検出器で検出した前方保護区間
の音声データをも同様な方法でパケット化した場合も同
様に、話頭における有音開始時の前方保護区間の音声パ
ケット列が網内の伝送遅延のばらつきにより受信側への
到着がばらつくなど、従来の音声パケット方式では再生
時の音声品質の劣化、網内の遅延時間のばらつきの問題
がある。
本発明は有音開始時の前方保護区間の音声データを保障
し、前方保護区間の音声パケットの伝送遅延時間のばら
つきを軽減して、音声品質の劣化の少ない安定した音声
パケット通信方式を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前記問題点を解決するために、入力される音
声データによって音声ブロックを構成し有音区間の音声
ブロックと無音区間の音声ブロックとに区分して有音区
間の音声ブロックをパケット化して送信し、受信側にお
いて前記パケットを受信して実時間をもって再生する音
声パケット通信方法において、前記音声ブロックの音声
パワーレベルを有音判定レベルと比較して前記有音区間
の音声ブロックと無音区間の音声ブロックとを判別し、
前記判別された音声ブロック列が無音区間から有音区間
に切替わる切替点より手前の所定の無音区間の各音声ブ
ロックによって1つのパケットを組立て、前記無音区間
のパケットを前記切替点以降の有音区間のパケット列の
直前に送信する方法とした。
(作用) 本発明によれば、無音区間から有音区間に切替わる切替
点より手前のいくつかの音声ブロックは1つのパケット
に組立てられ、切替わり後の有音区間のパケット列の先
頭の手前に配置されて送出され、受信側においては、こ
れら各パケットの受信に応じて実時間をもって再生され
る。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す音声パケット通信シス
テムのブロック図、第2図は第1図のシステムの音声パ
ケット伝送の動作説明図である。
第1図において、1は電話機、2は符号器、3はデータ
圧縮回路、4はデータ前方保護バッファ、5はパケット
化回路、6は音声有音検出器、7は送信制御回路で、こ
れら各部2〜7は、この音声パケット通信システムの送
信側をなす。
8はデパケット回路、9は分散吸収バッファ、10は受信
制御回路、11はデータ伸長回路、12は復号器で、これら
各部8〜12は受信側をなす。
電話器1から送信されたアナログ音声信号は符号器2に
よって例えばPCM信号に変換され、データ圧縮回路3に
よって蓄積される。この蓄積動作は一定時間毎に周期的
且つエンドレスに行われる。音声有音検出器6は、第2
図の(A)に示す符号器2の音声信号(音声パワー)に
ついて、有音判定レベルVLによって、第2図の(B)に
示す有音区間と、前方保護区間あるいは後方保護時間を
含む無音区間とを判別し、送信制御回路7は、音声有音
検出器6によって、無音区間から有音区間に切替わる時
点t1が検出されたとき、該時点t1の手前の前方保護時間
に相当する時間t0〜t1にわたってデータ前方保護バッフ
ァ4に蓄積された音声データA1(またはA′1)(第2
図の(C)に図示)の前記一定時間毎による音声ブロッ
クの各々を、該データ前方保護バッファ4から送出すべ
く制御し、時刻t1以後の有音区間の音声データA2及び後
方保護時間A3の各音声ブロックに対しては引続き音声ブ
ロック毎に順次送出すべく制御する。
パケット回路5は、送信制御回路7によって制御され、
第2図の(D)に送信パケットP0〜Pn,P′0で示すよう
に、データ前方保護バッファ4から送出された音声ブロ
ックを順次パケット化して、交換網(図示せず)に送出
する。
第3図は各パケットのフレーム構成図で、パケット識別
子Fと相手先アドレスと制御情報と音声データよりな
り、制御情報は、前方保護時間に相当する音声データA
1,A′1…によるパケットP0,P′0…に対しては、交換
網内において優先処理すべく指定する優先フラグを含
む。
前記時間t0〜t1は前方保護時間に相当のサンプリング時
間であって、音声有音検出器6の前方保護時間のデータ
に対する検出性能と交換網内のパケット伝送遅延時間の
ばらつき等を勘案して設定されるものであり、音声デー
タA1による送信パケットP0のデータ量が他の音声データ
A2,A3による送信パケットP1〜Pnの各々のデータ量の例
えば5〜10倍になるように設定する。
受信側においては、デパケット化回路8が、第2図の
(E)に示すように、交換網から送出された受信パケッ
トを受け、第3図の音声データ(音声ブロック)のみが
分離されて取出され、分散吸収バッファ9に蓄積され
る。この音声データの蓄積動作は受信制御回路10の制御
により、受信パケットの受信毎に行なわれる。分散吸収
バッファ9は、最初の音声パケットP0を受信した直後の
時刻t2から音声データを一定周期で送出する。そして、
音声がない区間t3〜t4においては、音声パケットの送信
が行われないために、分散吸収バッファ9は空き状態と
なり、時刻t′3において無音の状態が開始され、つぎ
の音声の前方保護区間の音声パケットP′0が到着して
分散吸収バッファ9に格納された直後の時点t′4から
音声データを前記同様に送出する。
前記送出された音声データは、データ伸長回路11によっ
てデータの伸長が行われ、復号器12によってアナログの
音声信号に再生され、電話器1に送出される。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、有音区間のパケ
ット列の直前に当該有音区間の手前の音声データのパケ
ットを配置させて送信し、実時間をもって再生するよう
にしたものであるから、有音開始時の語頭切れが防止で
き、そして有音区間の手前の音声データを1つのパケッ
トにしたため、この最初の音声パケットを受信した時点
で音声の再生を開始することができるとともに音声パケ
ットの網内のパケット伝送遅延時間のばらつきによる音
声の音切れや再生時の音声品質の劣化が軽減され、安定
した音声品質の音声パケット通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すパケット通信のシステム
のブロック図、第2図は第1図のシステムの音声パケッ
ト伝送の動作説明図、第3図は音声パケットのフレーム
構成図である。 2…符号器 4…データ前方保護バッファ 5…パケット化回路 6…音声有音検出器 7…送信制御回路 8…デパケット回路 9…分散吸収バッファ 10…受信制御回路 12…復号器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 11/04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される音声データによって音声ブロッ
    クを構成し有音区間の音声ブロックと無音区間の音声ブ
    ロックとに区分して有音区間の音声ブロックをパケット
    化して送信し、受信側において前記パケットを受信して
    実時間をもって再生する音声パケット通信方法におい
    て、 前記音声ブロックの音声パワーレベルを有音判定レベル
    と比較して前記有音区間の音声ブロックと無音区間の音
    声ブロックとを判別し、 前記判別された音声ブロック列が無音区間から有音区間
    に切替わる切替点より手前の所定の無音区間の各音声ブ
    ロックによって1つのパケットを組立て、 前記無音区間のパケットを前記切替点以降の有音区間の
    パケット列の直前に送信する ことを特徴とする音声パケット通信方法。
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JP2804534B2 (ja) * 1989-09-01 1998-09-30 沖電気工業株式会社 音声パケット送信装置および受信装置
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JP4614127B2 (ja) * 2005-03-02 2011-01-19 日本電気株式会社 PoC/W通信システム、PoCサーバ、PoC/W通信方法及びPoC/W通信プログラム

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