JPH07120923B2 - フイルタ調整装置 - Google Patents

フイルタ調整装置

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JPH07120923B2
JPH07120923B2 JP61315052A JP31505286A JPH07120923B2 JP H07120923 B2 JPH07120923 B2 JP H07120923B2 JP 61315052 A JP61315052 A JP 61315052A JP 31505286 A JP31505286 A JP 31505286A JP H07120923 B2 JPH07120923 B2 JP H07120923B2
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喜寛 山本
勉 久米
信雄 山崎
文治 橋本
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/46Filters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • H03H11/12Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback
    • H03H11/1291Current or voltage controlled filters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/16Automatic control
    • H03G5/18Automatic control in untuned amplifiers

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.作 用 G.実施例 G−1.一実施例の構成 (第1図) G−2.動作説明 (第2図、第3図) G−3.バイクォッド・フィルタの説明 (第4図、第5
図) G−4.アナログICの具体例 (第6図) H.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明は、フィルタ調整装置に関し、特に、集積回路
(IC)内に設けられたフィルタのカットオフ周波数やピ
ーク周波数、ディップ周波数等を調整するフィルタ調整
装置に関する。
B.発明の概要 本発明は、カットオフ周波数やディップ周波数等が調整
可能なフィルタ回路を所定の最適特性に調整するフィル
タ調整装置において、一定周波数で固定された入力信号
に対してフィルタの特性を変化させながら、フィルタ出
力のレベル検波出力が所定の基準レベルを横切るときの
フィルタ調整データに基づいて最適のフィルタ調整デー
タを求めることにより、フィルタ調整の時間短縮、高精
度化を簡単な構成で実現するとともに、フィルタ特定の
自動調整化を可能とするものである。
C.従来の技術 一般に、電子回路のチェック工程等において、フィルタ
回路のピーク周波数やディップ周波数あるいはカットオ
フ周波数等を所定の目標値に調整することが必要とされ
る。特に、アナログ集積回路(IC)内に形成された回路
においては、トランジスタ、抵抗、コンデンサ等の定格
値の相対比は精度を比較的高くとれるが、絶対値はIC毎
にばらつくため、精度を要求されるフィルタ回路では上
記調整が不可欠なものとされている。
従来のフィルタ調整においては、フィルタへの入力信号
の周波数を連続的に変化(所謂スウィープ)させながら
フィルタ出力を検出して、フィルタ特性曲線のピークや
ディップの周波数、あるいは所謂カットオフ周波数等を
所定のものに調整することが一般的である。この場合、
得られた特性曲線を人間が観測してカットオフ周波数あ
るいはピークやディップの周波数を読み取り、この周波
数が所定の周波数となるように手作業でフィルタ特性を
調整することが多く行われている。
D.発明が解決しようとする問題点 ところで、このようなフィルタ調整を自動化しようとす
る際に、周波数特性曲線から上記ピークやディップある
いはカットオフ・ポイント等を機械的に判別させて読み
取らせることは比較的困難であり、調整精度が低下する
虞れがある。また、入力信号の周波数をスウィーブさせ
るための構成が複雑化し、フィルタ特性を徐々に変えな
がら上記周波数スウィーブを繰り返すことは煩雑であり
調整に時間がかかる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
り、簡単な構成で調整精度が高くとれ、調整時間も短く
て済むようなフィルタ調整装置の提供を目的とする。
E.問題点を解決するための手段 本発明に係るフィルタ調整装置は、上記の問題点を解決
するために、トラップ特性またはバンドパス特性を有し
フィルタ調整データに応じてフィルタ特性が変化するフ
ィルタ回路と、このフィルタ回路に一定周波数の信号を
供給する信号源と、上記フィルタ回路からの出力をレベ
ル検波するレベル検波手段と、このレベル検波手段から
の出力を所定の基準レベルと比較し弁別する比較手段
と、上記フィルタ回路にフィルタ調整データを供給する
と共に上記比較手段からの出力に基づき最適のフィルタ
調整データを決定するコントロール手段とを少なくとも
有し、このコントロール手段は、上記フィルタ回路に一
定周波数の信号を供給しながら上記フィルタ調整データ
を変化させたとき、上記レベル検出手段からの出力が上
記基準レベルを横切る時点における第1、第2のデータ
の平均値を上記最適のフィルタ調整データとして得るこ
とを特徴としている。
F.作 用 フィルタ特性を変化させたときのフィルタ出力レベルが
上記基準レベルを横切る時点の第1、第2のデータの平
均値を最適のフィルタ調整データとすることにより、フ
ィルタ調整の時間の短縮化及び調整精度の向上が図れ
る。
G.実施例 G−1.一実施例(第1図及び第2図) 第1図は本発明の一実施例となるフィルタ調整装置を示
すブロック回路図であり、例えばテレビジョン受像機に
用いられる音声多重復調用IC等のアナログ集積回路1内
部に、調整対象となるフィルタ2が設けられている例を
示している。
この第1図において、調整対象となるフィルタ2には、
アナログ集積回路(IC)1の外部接続端子(所謂ICのピ
ン)3を介して、信号源4からの一定周波数f0の正弦波
信号が供給されている。ここでフィルタ2は、フィルタ
調整データに応じて回路定数等が変化し、フィルタ特性
が変化するように構成されている。このフィルタ2の周
波数特性の一例として、本実施例においては、第2図に
示すような所謂トラップ特性を想定しており、このトラ
ップ特性のディップ周波数の調整目標値に上記一定周波
数f0を設定している。すなわち本実施例においては、デ
ィップ周波数が最終的に上記一定周波数f0となるように
トラップ・フィルタ2を調整するわけである。
このフィルタ2からの出力は、レベル検波手段である例
えばAM検波器5に送られて信号レベル(振幅)の検出が
なされ、このAM検波出力は、レベル弁別のための比較器
6の一方の入力端子、例えば非反転入力端子に送られ
る。この比較器6の他方の入力端子(反転入力端子)に
は、所定の基準レベルVrefが供給されている。比較器6
は、この基準レベルVrefに対して上記AM検波出力が高い
か低いかをレベル弁別する。ここで本実施例において
は、上記基準レベルVrefを、アナログIC1内に予め設け
られているFM検波器7のLPF(ローパス・フィルタ)部
から得るようにしている。すなわち、このFM検波器7に
はフィルタ2からの出力が供給されており、通常FM検波
器の入力段に設けられているLPF、すなわち入力抵抗7R
と外付けコンデンサ7Cとから成るRC回路によりその直流
分を取り出して、この直流レベルを上記基準レベルVref
として上記比較器6に送っている。
このように、アナログIC内に予め設けられているローパ
スフィルタを利用し、入力信号の直流成分を基準レベル
としているため、回路構成が簡単で済み、入力信号の直
流ドリフト等が生じても比較器6におけるレベル弁別動
作に対する悪影響を防止できる。
比較器6からの比較出力(あるいはレベル弁別出力)
は、IC1内の内部バス10に送られる。IC内部バス10に接
続されたバス・デコーダ11は、外部接続端子12を介して
外部バス20とも接続されており、この外部バス20上のデ
ータと内部バス10上のデータとを相互に変換するインタ
ーフェース回路として用いられている。外部バス20から
バス・デコーダ11を介し内部バス10に転送されたデータ
は、ラッチ回路13に一旦記憶され、このデータがDA変換
器14でアナログ信号に変換され、固定定数制御信号ある
いはフィルタ特性調整信号としてフィルタ2に送られて
いる。上記外部バス20には、所謂マイクロ・プロセッサ
等のCPU21、プログラムやデータ等が予め書き込まれたR
OM(リード・オンリ・メモリ)22、データ等が一時的に
書き込まれるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)23、
及び後述するフィルタ調整用データ等を電源のオン・オ
フにかかわらず記憶しておくための不揮発性メモリ24が
接続されている。これらのCPU21、ROM22、RAM23及び不
揮発性メモリ24等から成るコンピュータ・システムによ
り、フィルタ調整データを変化させたときの上記比較手
段からの出力に応じて該フィルタ調整データを記憶し、
この記憶されたフィルタ調整データに基づき最適のフィ
ルタ調整データを決定する一連のコントロール動作が実
行される。
G−2.動作説明(第2図及び第3図) 次に、このような最適フィルタ調整データを求める動作
について以下説明する。
先ず、フィルタ2には上記信号源4からの一定周波数の
信号が供給されている。このときCPU21等のコンピュー
タ・システムより成るコントロール手段が、バス・デコ
ーダ11及びIC内部バス10を介し、ラッチ回路13及びAD変
換器14を介して、フィルタ2の回路定数制御端子にフィ
ルタ調整データを送る。この調整データは、第2図に概
略的に示すように、フィルタ2の特性曲線を周波数軸上
で一方向に(例えば図中の矢印方向に)移動させてゆく
ような一連のデータであり、このようにフィルタ特性を
略々連続的に変化させることは、従来における入力信号
の周波数を変化(スウィープ)させることに対応するも
のである。
これに対して、入力信号周波数は一定値f0に固定されて
いるから、フィルタ2からの出力信号を上記AM検波器5
にてレベル検波して得られた出力は、例えば第3図の検
波出力のようになる。すなわち、この検波出力は、第3
図の横軸に示す上記フィルタ調整データの変化に応じて
レベルが変化し、略々第2図のフィルタ特性曲線を、周
波数f0を中心として左右反転したような曲線が得られ
る。この検波出力が上記比較器6の非反転入力端子に送
られ、上記基準レベルVrefと比較されることによって、
第3図に示すような比較出力(弁別出力)が得られる。
この比較出力の反転スイッチング位置、すなわち上記検
波出力が基準レベルVrefを横切る時点における上記フィ
ルタ調整データを順次Da、Dbとするとき、トラップ特性
のディップ周波数が上記周波数f0に一致するときの最適
調整データは、上記各データDa、Dbの平均値(Da+Db
/2により求められる。この最適調整データは、上記第1
図の不揮発性メモリ24に書き込まれ、電源がオフしても
該調整データが保存される。通常使用時には、電源オン
直後等の初期設定動作の一つとして、不揮発性メモリ24
からの上記最適調整データをラッチ回路13に送り、フィ
ルタ2を最適の調整状態に設定するわけである。
以上のように、入力信号周波数を一定値f0に固定してお
き、フィルタ2の周波数特性の方を、特性曲線が周波数
軸方向に平行移動するように略々連続的に変化させてい
るため、従来のような周波数スウィープのための構成が
不要となるとともに、フィルタ特性を調整しながら何度
もスウィープする必要が無くなって、調整に要する時間
が短縮される。また、特性曲線を観測するための構成が
不要で、フィルタ出力レベルが基準レベルを横切る点を
比較器6で検出するだけの簡単な構成で最適のフィルタ
調整データを精度良く求めることができ、しかもバスラ
インを用いた自動調整への適用が容易に実現できる。
G−3.バイクォッド・フィルタの説明(第4図及び第5
図) ところで、IC内部に組み込まれるフィルタ2の構成とし
ては、例えば第4図に示すような所謂バイクォッド・フ
ィルタ回路構成が一般に多く採用されている。このバイ
クォッド・フィルタは、演算増幅器(オペアンプ)31と
積分容量(コンデンサ)32とより成る第1の積分器と、
オペアンプ33とコンデンサ34とより成る第2の積分器と
を直列接続して構成されるアクティヴ・フィルタであ
り、オペアンプ31の出力がオペアンプ33の非反転入力端
子に供給され、オペアンプ33の出力がオペアンプ31の反
転入力端子に帰還され、またオペアンプ33の出力が帰還
率βの帰還回路35を介して該オペアンプ33の反転入力端
子に帰還されている。ここで、オペアンプ31の非反転入
力端子及び各コンデンサ32、34に対して、入力信号を供
給するか、接地するかを適宜に選択することにより、BP
F、LPF、HPF、トラップあるいは移相器等の特性を実現
できる。この第4図の例においては、オペアンプ31の非
反転入力端子及びコンデンサ34に入力端子36を介して入
力信号を供給し、コンデンサ32を接地するとともに、オ
ペアンプ33の出力端子37より出力信号を取り出すことに
より、トラップ・フィルタを実現している。この他、例
えば、オペアンプ31の非反転入力端子にのみ入力信号を
供給し、コンデンサ32及びコンデンサ34を共に接地する
ことにより、LPF(ローパス・フィルタ)を構成でき
る。
次に、上記バイクォッド・フィルタに用いられる一つの
積分器の具体例を第5図に示す。
この第5図において、上記演算増幅器(オペアンプ)の
非反転入力端子41及び反転入力端子42は、作動アンプを
構成するトランジスタ43、44の各ベースに接続されてお
り、これらのトランジスタ43、44の各エミッタ間に接続
されら抵抗REに、上記各端子41、42間の入力電圧に応
じた電流が流れる。この電流と、トランジスタ43、44の
各エミッタにそれぞれ接続された定電流源の各電流I1
I1との和及び差の電流が、トランジスタ43、44の各コレ
クタにそれぞれ接続されたダイオード45、46を流れ、こ
れらの各電流に応じて表される各ダイオード45、46の端
子電圧が、エミッタ共通差動トランジスタ対を構成する
各トランジスタ47、48の各ベースにそれぞれ供給され
る。これらのトランジスタ47、48の共通エミッタは、2I
2の定電流源49を介して接地されており、この差動トラ
ンジスタ対のコレクタ側を流れる信号電流は、I2/I1
に増幅されることになる。トランジスタ48のコレクタ出
力は、カレントミラー回路50を介して取り出され、上記
積分容量となるコンデンサ52を充電する。このコンデン
サ52の一端の電圧はトランジスタ54で受けられて出力端
子55から取り出される。コンデンサ52の他端53に対して
は、上述したように入力供給あるいは接地がなされる。
この第5図の積分回路構成において、上記定電流源49及
びカレントミラー回路50の出力側の電流源51の電流値I2
を変化させることにより、第4図のバイクォッド・フィ
ルタの周波数特性、具体的にはトラップ・フィルタのデ
ィップ周波数が、前述した第2図のように変化する。す
なわち、前記第1図のCPU21等から成るコントロール手
段からのフィルタ調整データが、ラッチ回路13、DA変換
器14等を介してフィルタ2に供給されることにより、具
体的には内部回路の定電流源の上記電流値I2が制御さ
れ、周波数特性曲線が周波数軸方向に平行移動するよう
な特性変化が生ずるわけである。
G−4.アナログICの具体例(第6図) 次に、このようなフィルタの自動調整が適用されるアナ
ログICの具体例として、音声多重復調用ICの要部の概略
構成を、第6図を参照しながら簡単に説明する。
この第6図において、入力端子61は音声多重復調用ICの
信号入力端子として用いられるものであり、例えばテレ
ビジョン音声多重放送を受信して得られた音声多重信号
が供給されている。この入力端子61より入力された音声
多重信号は、VCA(電圧制御型増幅器)により増幅され
た後、主信号系、副信号系及び制御信号系に送られる。
副信号系は、BPF63、トラップ・フィルタ64、BPF65等か
ら成り全体として帯域通過特性を示すBPF回路と、FM検
波器66とを有し、さらにFM検波器66からの出力をLPF回
路及びディエンファシス回路(図示せず)を介して副音
声として取り出すような構成を有している。制御信号系
は、上記BPF63とトラップ・フィルタ64との間に挿入接
続されたアンプ67からの出力が供給されるBPF68と、BP
(バンドパス)及びトラップ特性を示すフィルタ69と、
このフィルタ69からの出力がアンプ70を介して供給され
るAM検波器71と、このAM検波器71かの出力が供給される
FM検波器72とにより構成されている。さらに、音声多重
モードをより確実に検出するために、副信号系のFM検波
器66のリミッタ・アンプ出力段近傍からの出力をAM検波
器73に送ってレベル検波し、比較回路74により音声多重
サブキャリアの有無を判別するようにしている。この比
較回路74からの判別出力は、制御信号系のFM検波器72の
動作抑止端子(デフィート端子)に送られ、音声多重サ
ブキャリアが検出されないときにはFM検波器72を不動作
状態に制御している。
この第6図の回路において、本発明実施例に応じた特徴
的な構成として、DA変換器75及び76が設けられており、
DA変換器75は、副信号系の各フィルタ63、64、65及びFM
検波器66に対して、上述した定電流源の電流値を制御す
ることにより周波数特性を制御するために用いられ、DA
変換器76は、制御信号系の各フィルタ68、69の周波数特
性を制御するために用いられる。また、副信号系のBPF6
5とFM検波器66との間に切換スイッチ77が、トラップ・
フィルタ64と上記AM検波器73との間にアンプ付きの切換
スイッチ78が、さらに制御信号系のBPF68とBP・トラッ
プ・フィルタ69との間に切換スイッチ79が、それぞれ挿
入接続されており、通常の音声多重信号復調時と、フィ
ルタ調整時とで、被選択端子a、bが切換選択されるよ
うになっている。すなわち、音声多重信号復調モード時
には、各切換スイッチ77、78、79は被選択端子a側にそ
れぞれ切換接続され、BPF65からの出力がFM検波器66
に、FM検波器66のリミッタ・アンプ出力がAM検波器73
に、BPF68からの出力がBP・トラップ・フィルタ69に、
それぞれ送られる。これに対して、前述したようなフィ
ルタ調整モード時には、トラップ・フィルタ64からの出
力がアンプ付切換スイッチ78のアンプで増幅されてAM検
波器73及び切換スイッチ77に送られ、切換スイッチ77か
らの出力がFM検波器66に送られるとともに、アンプ67か
らの出力が制御信号系のBP・トラップ・フィルタ69に直
接送られる。このフィルタ調整時には、副信号系におけ
るBPF65がバイパスされ、トラップ・フィルタ64からの
出力がAM検波器73(第1図のAM検波器5に相当)でレベ
ル検波されて比較器6に送られ、FM検波器66(第1図の
FM検波器7の相当)のRC回路からの直流レベルVrefと比
較される。また、制御信号系においては、BPF68がバイ
パスされ、BP・トラップ・フィルタ69の特性をより明瞭
に検出できる。
なお、本発明は、上記実施例のみに限定されるものでは
なく、例えば、BPF(バンドパスフィルタ)のピーク周
波数検出も同様に行える。この他、本発明の要旨を逸脱
しない範囲において種々の変更が可能である。
H.発明の効果 本発明のフィルタ調整装置によれば、入力信号周波数を
一定に保ち、フィルタ特性を変化させながらフィルタ出
力レベルが基準レベルを横切る点の第1、第2のデータ
の平均値を最適のフィルタ調整データとしているため、
簡単な構成にもかかわらず、調整時間を短縮でき、調整
精度も向上する。しかも、自動調整化への対応が容易に
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例となるフィルタ調整装置を示
すブロック回路図、第2図はトラップ・フィルタの周波
数特性を示すグラフ、第3図はフィルタ調整動作を説明
するためのグラフ、第4図はバイクォッド・フィルタの
一例を示すブロック回路図、第5図はこの第4図のフィ
ルタに用いられる積分器の具体例を示す回路図、第6図
は本発明が適用されるアナログICの具体例を示すブロッ
ク回路図である。 1……アナログIC 2……フィルタ 4……信号源 5……AM検波器 6……比較器 7……FM検波器 10……内部バス 13……ラッチ回路 14……DA変換器 20……外部バス 21……CPU 24……不揮発性メモリ
フロントページの続き (72)発明者 橋本 文治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大谷 晃一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−140235(JP,A) 特開 昭60−214617(JP,A) 実開 昭59−63529(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラップ特性またはバンドパス特性を有し
    フィルタ調整データに応じてフィルタ特性が変化するフ
    ィルタ回路と、 このフィルタ回路に一定周波数の信号を供給する信号源
    と、 上記フィルタ回路からの出力をレベル検波するレベル検
    波手段と、 このレベル検波手段からの出力を所定の基準レベルと比
    較し弁別する比較手段と、 上記フィルタ回路にフィルタ調整データを供給すると共
    に上記比較手段からの出力に基づき最適のフィルタ調整
    データを決定するコントロール手段とを少なくとも有
    し、 このコントロール手段は、上記フィルタ回路に一定周波
    数の信号を供給しながら上記フィルタ調整データを変化
    させたとき、上記レベル検出手段からの出力が上記基準
    レベルを横切る時点における第1、第2のデータの平均
    値を上記最適のフィルタ調整データとして得ることを特
    徴とするフィルタ調整装置。
JP61315052A 1986-12-27 1986-12-27 フイルタ調整装置 Expired - Lifetime JPH07120923B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61315052A JPH07120923B2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27 フイルタ調整装置
AU81978/87A AU600999B2 (en) 1986-12-27 1987-12-01 Filter adjustment apparatus and method
KR1019870014043A KR960006641B1 (ko) 1986-12-27 1987-12-09 필터조정장치
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EP (1) EP0273303B1 (ja)
JP (1) JPH07120923B2 (ja)
KR (1) KR960006641B1 (ja)
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