JPH07120054A - Vav装置 - Google Patents

Vav装置

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Publication number
JPH07120054A
JPH07120054A JP27200193A JP27200193A JPH07120054A JP H07120054 A JPH07120054 A JP H07120054A JP 27200193 A JP27200193 A JP 27200193A JP 27200193 A JP27200193 A JP 27200193A JP H07120054 A JPH07120054 A JP H07120054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
damper
circular
shaft
drive motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP27200193A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Kurashima
幹雄 倉島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP27200193A priority Critical patent/JPH07120054A/ja
Publication of JPH07120054A publication Critical patent/JPH07120054A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み立て工数を低減し、メンテのし易い簡易
なVAV装置を提供することを目的とする。 【構成】 ダクトの接続用アダプタ1を設けた本体2の
内面に溝4が形成されるように断熱材5を設け、円形ダ
ンパ10を軸6、7を介して開閉自在に保持したダンパ
保持部15を溝4に挿入して本体2に取り付け、円形ダ
ンパ10の軸7に連結手段17を介して連結される駆動
用モータ13をダンパ保持部15の下部に着脱自在に設
けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にダクト式換気空調
ユニット等の送風量調節に使用されるVAV装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、建物の天井裏等に設置される換気
と空調を行う換気空調ユニットの普及に伴い、風量を可
変する装置であるVAV装置に関して、構造が簡単でメ
ンテの容易なものについての要求が高まってきている。
【0003】従来、この種の換気空調ユニットは、ユニ
ットの本体よりダクトを介して各室へ空調された空気を
送り込む構成となっており、各室への送風制御をVAV
装置によって行うものが多くなってきている。
【0004】以下その構成について図5および図6を参
照しながら説明をする。図に示すように、VAV装置の
本体101の外部にはダクト接続用アダプタ102、1
03が設けられており、ダクト(図示せず)を空調機
(図示せず)および吹出グリル(図示せず)と接続する
ことにより、空調機から送られた空気を吹出グリルより
居室へ供給する。また、本体101の内部には空調され
た空気を通す円形開口部104、105が設けられてお
り、円形開口部104には、円筒状の通風部と本体10
1に固定するためのフランジ部を有する樹脂成型品であ
る円筒部106と、この円筒部106の円筒状の通風部
に対称の位置に設けられた軸受け部107と、この軸受
け部107に挿入されるシャフト108と、このシャフ
ト108に固定される円形ダンパ109が保持され、シ
ャフト108は接続部110を介して駆動用モータ11
1に連結され、本体101は内側および外側とも断熱材
112にて断熱されていた。
【0005】さらに、ダクトを分岐するときは分岐用ボ
ックス113、接続用ダクト114、115およびVA
V装置の本体101を2個接続する。
【0006】上記構成においてVAV装置の制御装置
(図示せず)の指示により、空調された空気を通す場合
は、駆動用モータ111に通電され、接続部110を介
して軸受け部107に挿入されるシャフト108が回転
し、このシャフト108に固定されている円形ダンパ1
09が開となり、空調された空気を通すこととなる。反
対に空調された空気を遮断する場合は、前記と同様な働
きにより、円形ダンパ109が閉となり空調された空気
を遮断していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のVA
V装置の構成では、前者においては円筒状の通風部に対
称の位置に設けられた軸受け部107と、この軸受け部
107に挿入されるシャフト108と、このシャフト1
08に固定される円形ダンパ109を保持している円筒
部106を本体101にねじ106a、106bで固定
する必要があり、さらに本体101の内部および外部に
断熱材112を貼りつける必要があり、VAV装置の構
成が複雑になるとともに、組み立ての工数が増大すると
いう問題があった。さらに、電装部が、本体101の側
面に位置しているため、天井面に設けた点検口(図示せ
ず)より点検する際、点検口の中にメンテする人の体を
挿入する必要があり、メンテがやりにくいという問題が
あった。
【0008】また後者においては、ダクトを分岐すると
きに、分岐用ボックス113、接続用ダクト114、1
15およびVAV装置の本体101が2個必要となり、
材料費・工事費ともに高くなるという問題があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、VA
V装置の構成を簡易にするとともに、組み立ての工数を
低減し、メンテのし易い簡易なVAV装置を提供するこ
とを第1の目的とする。
【0010】第2の目的は、ひとつのVAV装置の本体
でダクトを分岐したVAV装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のVAV装置は上
記第1の目的を達成するために、第1の手段はダクトの
接続用アダプタと連通する開口部を左右に設けた方形の
VAV装置の本体と、前記開口部の片側近傍に溝が形成
されるように前記本体の内面に設けた断熱材と、円形ダ
ンパが軸を介して開閉自在に保持され、前記本体に形成
された溝に挿入され本体に着脱自在に支持される方形の
ダンパ保持部と、前記円形ダンパの軸に連結手段を介し
て連結すると共に、ダンパ保持部の下部に着脱自在に設
けられるダンパの駆動用モータとを備え、前記駆動用モ
ータを本体下部に露出せしめる構成とする。
【0012】また、第2の目的を達成するために、第2
の手段は第1の手段に加えてダクトの接続用アダプタと
連通する開口部を左右、前後4ヶ所に設け、前記開口部
の近傍3ヶ所に溝が形成されるように前記本体の内面に
断熱材を設けた構成とする。
【0013】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、空
調された空気を通す場合には駆動用モータにより円形ダ
ンパを開放し、本体内に空気を通し、空調された空気を
遮断する場合には駆動用モータにより円形ダンパを閉鎖
し、本体内に空気が通るのを遮断することができる。
【0014】また、第2の手段の構成により、複数の円
形ダンパと駆動用モータにより、それぞれ開放・閉鎖を
任意に選定することにより、ひとつのVAV装置本体で
分岐用ボックスを用いることなく断熱材に設けた3ヶ所
の溝のうち、任意の2方向にダクトを分岐することがで
きる。
【0015】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について、図1
〜図3を参照しながら説明する。図に示すように、ダク
ト(図示せず)と接続される接続用アダプタ1を左右に
設けた箱状のVAV装置の本体2と、この本体2の内部
に前記接続用アダプタ1と連通する開口部3を有し、こ
の開口部3の片側近傍に溝4が形成されるように発泡ス
チロール等により形成された断熱材5を上下に分割して
本体2内面に設ける。
【0016】また、上下に軸6、7を突起させ円周の周
囲に沿って段差8、9を設けた樹脂製の円形ダンパ10
が軸6、7の回動により開閉動作が可能な円形開口部1
1を中央に有し、上部に前記軸6を収納する開口部12
を設け、下部には前記軸7を駆動する駆動用モータ13
を固定する固定孔14aを設け、下部側方には取付片1
4と取付孔14bを設け樹脂成型してダンパ保持部15
を形成する。
【0017】そして、前記ダンパ保持部15を前記断熱
材5により本体2内に形成された溝4に挿入し取付片1
4を介して本体2に取付け、前記ダンパ保持部15の固
定孔14aに螺合するねじ16により駆動用モータ13
を着脱自在に取り付けると共に、取り付けねじ等による
連結手段17により軸7と駆動用モータ13を連結す
る。
【0018】上記構成において、VAV装置の制御装置
(図示せず)の支持により、空調された空気を通す場合
は、駆動用モータ13に通電し、この駆動用モータ13
と連結された軸7が回転し、この軸7に固定されている
円形ダンパ10が開放され空調された空気が本体2内を
通って送られることとなる。
【0019】また、空調された空気を遮断する場合は、
前記と同様の作用により円形ダンパ10が閉鎖し、空調
された空気は本体2内で遮断されることとなる。
【0020】また、駆動用モータ13のメンテを行うと
きには、ねじ16をゆるめることにより駆動用モータ1
3がダンパ保持部15より取り外されメンテを行うこと
ができる。
【0021】そして、円形ダンパ10の掃除や取り替え
等を行うときには取付片15aを介して本体2に取り付
けられているダンパ保持部15を本体2に形成された溝
4よりはずすことにより円形ダンパ10を保持したダン
パ保持部15が本体2の外に取り出され、円形ダンパ1
0の掃除や取り替えができることとなる。
【0022】このように本発明の第1実施例のVAV装
置によれば、本体2の下部にダンパ10を開閉する駆動
用モータ13を着脱自在に設けているので、メンテ時に
おいて天井面に設けた点検口(図示せず)より点検する
際、点検口の中にメンテをする人の体を挿入する必要が
なく、点検口を開いた位置に駆動用モータ13があるた
め、ねじ16を取り外すことにより、駆動用モータ13
および円形ダンパをはずすことができメンテがやりやす
くなる。
【0023】(実施例2)つぎに本発明の第2実施例に
ついて図1および図4を参照しながら説明する。なお、
第1実施例と同一部分については、同一符号を付して詳
細な説明は省略する。図に示すように、ダクト(図示せ
ず)と接続される接続用アダプタ1を3ヶ所設けた箱状
のVAV装置の本体2と、この本体2の内側に前記接続
用アダプタ1と連通する開口部3を有し、この開口部3
近傍に溝4が形成されるように発泡スチロール等により
形成された断熱材5を上下に分割して本体2内面に設け
る。そして、第1実施例で説明したダンパ保持部15を
前記断熱材5により本体2内に3ヶ所形成された溝4の
任意の2ヶ所に挿入し取付片15aを介して本体2に取
り付け、さらに、第1実施例で説明したように駆動用モ
ータ13を連結する。また3ヶ所の溝4の残りの1ヶ所
には蓋18を挿入する。さらに電装ボックス19を本体
2の外面に固定している。
【0024】上記構成において、空調された空気を通す
場合は、駆動用モータ13(2ヶ所)に通電し、駆動用
モータ13と連結された軸7が回転し、軸7に固定され
ている円形ダンパ10がそれぞれ回転し、軸7に固定さ
れている円形ダンパ10が開放され空調された空気が本
体内を通り、2つに分岐して送られることとなる。
【0025】また、空調された空気を遮断する場合は、
前記と同様の作用により円形ダンパ10が閉鎖し、空調
された空気は本体2内で遮断されることとなる。
【0026】このように本発明の第2実施例のVAV装
置によれば、本体2の下部にダンパ10を開閉する駆動
用モータ13を着脱自在に設けているので、施工時に建
物の状況により、接続用アダプタ1、電装ボックス1
9、蓋18およびダンパ保持部15を付け換えることに
より、任意の2方向にダクトを分岐することができる。
【0027】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば本体内面に溝が形成されるように断熱材を設
け、前記溝に円形ダンパを保持したダンパ保持部を着脱
自在に設け、前記ダンパ保持部の下部にダンパの駆動用
モータを着脱自在に設けているので、本体の内部と外部
に断熱材を別個に設ける必要がなく、また、駆動用モー
タが本体の下方部に位置しているため、天井面に設けた
点検口より容易に点検できるメンテナンス性の良いVA
V装置を提供できる。
【0028】また、本体内面に溝が3ヶ所形成されるよ
うに断熱材を設け、前記溝3ヶ所のうち2ヶ所に円形ダ
ンパを保持したダンパ保持部を着脱自在に設けているの
で、接続用アダプタ、電装ボックス、蓋および円形ダン
パを保持したダンパ保持部を付け変えることにより、施
工の状況に合わせて、接続用アダプタを任意の位置に選
択でき、ダクト工事の簡易化を図れるVAV装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のVAV装置の構成を示す
断面図
【図2】同ダンパ保持部を示す斜視図
【図3】同円形ダンパを示す斜視図
【図4】同第2実施例のVAV装置の平面断面図
【図5】従来のVAV装置の構成を示す断面図
【図6】同接続図
【符号の説明】
1 接続用アダプタ 2 本体 3 開口部 4 溝 5 断熱材 6 軸 7 軸 10 円形ダンパ 13 駆動用モータ 15 ダンパ保持部 17 連結手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクトの接続用アダプタと連通する開口
    部を左右に設けた方形のVAV装置の本体と、前記開口
    部の片側近傍に溝が形成されるように前記本体の内面に
    設けた断熱材と、円形ダンパが軸を介して開閉自在に保
    持され、前記本体に形成された溝に挿入され本体に着脱
    自在に支持される方形のダンパ保持部と、前記円形ダン
    パの軸に連結手段を介して連結すると共に、ダンパ保持
    部の下部に着脱自在に設けられるダンパの駆動用モータ
    とを備え、前記駆動用モータを本体下部に露出せしめる
    構成としたVAV装置。
  2. 【請求項2】 ダクトの接続用アダプタと連通する開口
    部を左右、前後4ヶ所に設け、前記開口部の近傍に3ヶ
    所溝が形成されるように前記本体の内面に断熱材を設け
    た構成とした請求項1記載のVAV装置。
JP27200193A 1993-10-29 1993-10-29 Vav装置 Pending JPH07120054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27200193A JPH07120054A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 Vav装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27200193A JPH07120054A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 Vav装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07120054A true JPH07120054A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17507768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27200193A Pending JPH07120054A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 Vav装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07120054A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018169098A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 風量調整ダンパー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018169098A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 風量調整ダンパー

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