JPH07119718A - ロック解除機構 - Google Patents

ロック解除機構

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JPH07119718A
JPH07119718A JP29259593A JP29259593A JPH07119718A JP H07119718 A JPH07119718 A JP H07119718A JP 29259593 A JP29259593 A JP 29259593A JP 29259593 A JP29259593 A JP 29259593A JP H07119718 A JPH07119718 A JP H07119718A
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JP
Japan
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lock
holding
arm
pin
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP29259593A
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English (en)
Inventor
Shigeyoshi Hayashi
繁義 林
Koji Takada
弘次 高田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械式のロック解除機構において、駆動部の
短時間の動作のみでロック解除動作が可能な状態を保持
できるようにする。 【構成】 扉に設けたロックピン12と、本体に回動自
在に設けられ、ロックピン12に係合自在なロックアー
ム13と、このロックアーム13をロックピン12との
係合によるロック状態を解除する方向に回動させるロッ
ク解除動作用のソレノイド15と、ロックアーム13を
ロック方向に付勢するロックスプリング14等を備える
ロック解除機構において、ソレノイド15の動作による
ロックアーム13の回動に応じて保持ピン13cと切欠
部16cの係合によりロックアーム13をロック解除位
置に保持し、且つロックピン12の係合解除動作に伴っ
てロックアーム13のロック解除位置への保持を解除す
る保持アーム16を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械式のロック機構に
おけるロック解除動作の保持機能を具備するロック解除
機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機等の機器において、扉等の移動部
材を本体等の固定部材にロック状態とする機械式のロッ
ク機構が備えられることがある。例えば、その機械式ロ
ック機構の一例を図5に示す。
【0003】図5において、51は扉、52はロックピ
ン、53はロックアーム、54はロックスプリング、5
5はソレノイドであり、図示しない本体側との間に架設
したロックスプリング54の付勢力により、図示のよう
に、ロックアーム53がロックピン52に係合してロッ
ク状態が保持されている。扉51を開放するためには、
ソレノイド55を駆動してプランジャ55aを矢印A方
向で示す下方に移動して、ロックアーム53をロックス
プリング54の付勢に抗して軸53a廻りを矢印B方向
で示す時計廻りに回動させ、ロックピン52との係合を
外す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ソレノイド
は、消費電力が大きく、また、長時間駆動すると発熱す
るため、短時間での駆動が好ましい。しかし、短時間の
みの駆動にすると、図5の構成のものでは、ソレノイド
55がオンされている間に、扉51を矢印C方向で示す
開方向に素早く引かなければならず、極めて迅速な操作
を要求される問題があった。
【0005】本発明の課題は、このような機械式のロッ
ク解除機構において、駆動部の短時間の動作のみでロッ
ク解除動作が可能な状態を保持できるようにすることで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、例えば、本体等の固定部材と扉等の移動部材
の一方に設けたロックピン等の被係合部材と、固定部材
と移動部材の他方に回動自在に設けられ、前記被係合部
材に係合自在なロックアーム等の係合部材と、この係合
部材を前記被係合部材との係合によるロック状態を解除
する方向に回動させるロック解除動作用のソレノイド等
の駆動部と、前記係合部材をロック方向に付勢するロッ
クスプリング等を備えるロック解除機構において、前記
駆動部の動作による前記係合部材の回動に応じて保持ピ
ンとの係合等により前記係合部材をロック解除位置に保
持し、且つ前記被係合部材の係合解除動作に伴って前記
係合部材の前記ロック解除位置への保持を解除する保持
アーム等の制御部材と、を備えた構成としている。
【0007】
【作用】ロックピン等に被係合部材とロックアーム等の
係合部材との係合による本体等の固定部材に対する扉等
の移動部材のロック状態において、ロック解除動作用の
ソレノイド等の駆動部を動作すると、係合部材がロック
解除方向に回動するとともに、保持アーム等の制御部材
が保持ピンとの係合等により係合部材をロック解除位置
に保持する。
【0008】このため、駆動部の動作を停止しても、係
合部材は制御部材によってロック解除位置に保持された
状態となる。従って、駆動部の短時間の動作のみによっ
て、係合部材による被係合部材の係合を解除する動作が
行え、即ち、ロック解除動作が行える。
【0009】また、このような被係合部材の係合解除動
作に伴って、制御部材による係合部材のロック解除位置
への保持が解除されるので、ロック解除動作後は、係合
部材がロック可能状態に復帰する。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係るロック解除機構の一実
施例を図1乃至図4に基づいて説明する。
【0011】先ず、図1は本発明に係るロック解除機構
を適用した機器の一例としての遊技機を示すもので、こ
の遊技機は、前面が開放された本体1に、後面が開放さ
れた扉2を左右いずれかの片側(図示例では左側)で図
示しないヒンジにより回動自在に結合して、扉2には、
ゲーム内容に対応して適宜の印刷等が施された化粧パネ
ル3、その上部のランプケース4等を組み付けている。
【0012】この遊技機は、本体1に対し扉2をロック
状態とするロック装置10が備えられている。このロッ
ク装置10は、機械式のロック機構で構成されていて、
例えば、図示しない磁気カードを遊技機に挿入すること
で、ロック解除が行えるようになっている。
【0013】そのようなロック解除動作を行うロック解
除機構は、図2乃至図4に示すように、移動部材である
扉2の内側にブラケット11を介して固定した被係合部
材としてのロックピン12と、固定部材である本体1の
内側に備えた係合部材であるロックアーム13、ロック
スプリング14、ロック解除動作用の駆動部(動作アク
チュエータ)であるソレノイド15、ロック解除保持用
の制御部材である保持アーム16および保持スプリング
17から構成されている。
【0014】即ち、扉2の前記ヒンジ部と反対側の内側
面に、左右二股状部間にロックピン12を架設したブラ
ケット11が固定されている。そして、本体1の前記ヒ
ンジ部と反対側の内側面には、ロックアーム13をその
中間部の軸13a廻りに回動自在に組み付けている。
【0015】このロックアーム13は、前端部に下方へ
のロック爪13bを有して、後端部と本体1との間に、
ロックスプリング14がピン14a,14bにより架設
されている。このロックスプリング14は、引張コイル
スプリングで、その引張力によりロックアーム13が軸
13aを中心に時計廻りに回動するよう常時付勢されて
いる。
【0016】また、本体1には、ロックアーム13をロ
ックスプリング14の付勢力に抗してロック解除動作す
るソレノイド15が設置されている。即ち、このソレノ
イド15は、通電のオン動作によりプランジャ15aを
引っ込めるタイプのもので、そのプランジャ15aをピ
ン15bを介してロックアーム13の後端部に連結して
いる。
【0017】さらに、本体1には、前記ロックアーム1
3の下方に略L字状をなすベルクランク形の保持アーム
16をその角部の軸16a廻りに回動自在に組み付けて
いる。この保持アーム16は、角部から前方へ伸びた部
分の前端部に上方へ三角形状をなすドッグ部16bを有
して、角部から上方へ伸びた部分と本体1との間に、保
持スプリング17がピン17a,17bにより架設され
ている。
【0018】この保持スプリング17は、引張コイルス
プリングで、その引張力により保持アーム16が軸16
aを中心に時計廻りに回動するよう常時付勢されてい
る。なお、この保持スプリング17の引張力は、前記ロ
ックスプリング14の引張力より小に設定されている。
【0019】そして、前記保持アーム16の角部から上
方へ伸びた部分の上端部には、図示右隅を直角に切り欠
いた切欠部16cを形成して、前記ロックアーム13の
軸13aより前方部分の側面には、切欠部16cに係合
可能な保持ピン13cを突設している。また、ロックア
ーム13のロック爪13bと、保持アーム16のドッグ
部16bは略近接して対向する位置に臨むように設定さ
れている。
【0020】以上のようにロック装置10において、保
持アーム16を追加してロック解除機構を構成したの
で、ソレノイド15の短時間での動作にてロック解除動
作が行える。即ち、ロック状態においては、図2に示す
ように、ロックピン12がロックアーム13のロック爪
13bに係合して、保持ピン13cが保持アーム16の
角部から上方へ伸びた部分の図示右側面に当接してい
る。
【0021】この第2図のロック状態から、例えば、図
示しない磁気カードを遊技機に挿入する等して、ソレノ
イド15をオン動作すると、図3に示すように、プラン
ジャ15aが矢印A方向で示す下方に移動して、このプ
ランジャ15aに後端部が連結されたロックアーム13
が、ロックスプリング14の引張力に抗して軸13a廻
りを矢印B方向で示す時計廻りに回動する。この過程
で、ロックアーム13に設けられた保持ピン13cが、
保持アーム16の角部から上方へ伸びた部分の図示右側
面に沿って上方へ移動し、その上端部の切欠部16cに
係合する。
【0022】この時、保持アーム16は、保持スプリン
グ17の引張力により軸16a廻りを矢印D方向で示す
時計廻りに回動してその状態に保持されるため、ソレノ
イド15を通電をオフにして停止させても、ロックアー
ム13は、その保持ピン13cを保持アーム16の切欠
部16cにより持ち上げられた状態に保持されている。
即ち、ロックアーム13は、図3に示すロック解除動作
が可能な状態に保持されている。
【0023】このため、ロックピン12は、ソレノイド
15が停止しているときでも、図3に示されるように、
ロックアーム13のロック爪13bの下方を通過して外
部に移動することができるようになる。従って、本体1
に対し扉2を容易に開放することができるようになる。
【0024】そして、図4に示すように、ロックピン1
2を矢印C方向で示すように外部へ移動させるときに
は、ロックピン12が保持アーム16のドッグ部16b
を押し下げるので、保持スプリング17の引張力に抗し
て保持アーム16が軸16a廻りを矢印E方向で示す反
時計廻りに回動する。この過程で、保持アーム16の切
欠部16cから保持ピン13cが離脱するので、ロック
アーム13が軸13a廻りを矢印Fで示す反時計廻りに
回動する。
【0025】こうして、ロックアーム13は再びロック
動作が可能な状態に復帰動作する。ロック動作は、ロッ
クピン12がロックアーム13のロック爪13bを乗り
越えることにより行われる。
【0026】なお、以上の実施例においては、遊技機に
おける本体に対する扉のロック解除機構としたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、他の機器や建具等
における本体や躯体等の固定部材に対する扉やドロア等
の移動部材のロック解除機構であってもよい。
【0027】また、係合部材と被係合部材の固定部材ま
たは移動部材への取付関係を実施例とは逆にしてもよ
く、被係合部材はピンに代えてフックでもよい。さら
に、これら係合部材と被係合部材および制御部材の形状
や、駆動部の種類等も任意であり、その他、具体的な細
部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論で
ある。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るロック解除
機構によれば、ロック状態で駆動部を動作すると、係合
部材がロック解除方向に回動して制御部材によりロック
解除位置に保持されるため、駆動部の動作を停止して
も、係合部材を制御部材によってロック解除位置に保持
した状態にすることができる。従って、駆動部の短時間
の動作のみによって、ロック解除動作をいつでも行うこ
とができる。しかも、ロック解除動作後は、係合部材を
ロック可能状態に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した機器の一例としての遊技機を
示す概略斜視図である。
【図2】本発明に係るロック解除機構を示すもので、ロ
ック状態の正面図である。
【図3】同じく本発明に係るロック解除機構を示すロッ
ク解除保持状態の正面図である。
【図4】同じく本発明に係るロック解除機構を示すロッ
ク解除時の正面図である。
【図5】従来のロック機構の一例構造を示す一部破断の
概略側面図である。
【符号の説明】
1 本体(固定部材) 2 扉(移動部材) 10 ロック装置 12 被係合部材 13 係合部材 13a 軸 13b ロック爪 13c 保持ピン 14 ロックスプリング 15 駆動部 15a プランジャ 16 制御部材 16a 軸 16b ドッグ部 16c 切欠部 17 保持スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材と移動部材の一方に設けた被係
    合部材と、 固定部材と移動部材の他方に回動自在に設けられ、前記
    被係合部材に係合自在な係合部材と、 この係合部材を前記被係合部材との係合によるロック状
    態を解除する方向に回動させるロック解除動作用の駆動
    部と、 この駆動部の動作による前記係合部材の回動に応じて前
    記係合部材をロック解除位置に保持し、且つ前記被係合
    部材の係合解除動作に伴って前記係合部材の前記ロック
    解除位置への保持を解除する制御部材と、を備えること
    を特徴とするロック解除機構。
JP29259593A 1993-10-27 1993-10-27 ロック解除機構 Pending JPH07119718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29259593A JPH07119718A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 ロック解除機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29259593A JPH07119718A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 ロック解除機構

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JPH07119718A true JPH07119718A (ja) 1995-05-09

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ID=17783821

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JP29259593A Pending JPH07119718A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 ロック解除機構

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