JPH07119224A - 壁パネルの出隅部の接合構造 - Google Patents

壁パネルの出隅部の接合構造

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JPH07119224A
JPH07119224A JP6222359A JP22235994A JPH07119224A JP H07119224 A JPH07119224 A JP H07119224A JP 6222359 A JP6222359 A JP 6222359A JP 22235994 A JP22235994 A JP 22235994A JP H07119224 A JPH07119224 A JP H07119224A
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panel
wall panel
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Yoshichika Tanaka
義親 田中
Zenji Igarashi
善治 五十嵐
Muneaki Yashiro
宗明 八代
Kazutaka Urata
和孝 浦田
Yasuo Kojima
康夫 小島
Shingo Toba
真吾 鳥羽
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Abstract

(57)【要約】 【目的】施工現場で壁パネルを接合して出隅部を形成す
ることができる。 【構成】二枚の壁パネル11,21を、パネル表面11
a,21aで出隅表面15aを形成するように接合する
壁パネルの出隅部の接合構造であつて、一方の壁パネル
11の補強枠12の側縁部12aに縦長の連結材17が
取り付けられ、この連結材17に他方の壁パネル21の
補強枠22の側縁部22aが内嵌されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二枚又は三枚の壁パネ
ルを、パネル表面で出隅表面を形成するように接合する
壁パネルの出隅部の接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示す如く、二枚の壁パネル1,2
のパネル表面1a,2aで出隅部3の表面3aを形成す
る出隅部構造は、平面形状をL字状に枠組みした補強枠
4に壁装部5,5を接合したものである。壁装部5は、
基板6にタイル7の複数枚を貼着したもの等が用いられ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記出隅構造は、壁パ
ネル1,2が平面L字状で一体に形成されたものである
ため、重く且つ嵩張るものである。そのため、前記出隅
構造は、製造及び施工現場への搬送に多くの手間を必要
とし、製造性,搬送性及び施工性が非常に悪い問題点が
あつた。本発明は、上記問題点を解決するために、製造
性,搬送性及び施工性に優れた壁パネルの出隅部の接合
構造の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が採用した第1の
手段は、二枚の壁パネルを、パネル表面で出隅表面を形
成するように接合する壁パネルの出隅部の接合構造であ
つて、一方の壁パネルの補強枠の側縁部に縦長の連結材
が取り付けられ、この連結材に他方の壁パネルの補強枠
の側縁部が内嵌されていることを特徴とする壁パネルの
出隅部の接合構造である。本発明が採用した第2の手段
は、二枚の壁パネルを背中合わせに対峙させ、二枚の壁
パネルの側縁部に見切り用の壁パネルを接合してこれら
パネル表面で出隅表面を形成する壁パネルの出隅部の接
合構造であつて、二枚の壁パネルの補強枠の側縁部に縦
長の連結材が夫々取り付けられ、これら連結材に見切り
用の壁パネルの補強枠の側縁部が内嵌されていることを
特徴とする壁パネルの出隅部の接合構造である。本発明
が採用した第3の手段は、二枚の壁パネルを背中合わせ
に対峙させ、二枚の壁パネルの側縁部に見切り用の壁パ
ネルを接合してこれらパネル表面で出隅表面を形成する
壁パネルの出隅部の接合構造であつて、見切り用の壁パ
ネルの補強枠の両側縁部に縦長の連結材が夫々取り付け
られ、これら連結材に二枚の壁パネルの補強枠の側縁部
が夫々内嵌されていることを特徴とする壁パネルの出隅
部の接合構造である。本発明が採用した第4の手段は、
前記第1,2又は3の手段において、前記内嵌された補
強枠の側縁部に連結材が止め付け具で止め付けられてい
ることである。本発明が採用した第5の手段は、二枚の
壁パネルを、パネル表面で出隅表面を形成するように接
合する壁パネルの出隅部の接合構造であつて、一方の壁
パネルの補強枠の縦側縁部と他方の壁パネルの補強枠の
縦側縁部とが丁番で連結され、この丁番で折り曲げるこ
とにより、両方の壁パネルを背中合わせに重ね合わせさ
せることができることを特徴とする壁パネルの出隅部の
接合構造である。本発明が採用した第6の手段は、前記
第1,2,3,4又は5の手段において、隣接する両方
の壁パネルの補強枠の上縁部どうしに連結具を嵌着して
上縁部どうしを連結していることである。本発明が採用
した第7の手段は、前記第1,2,3,4,5又は6の
手段において、前記パネル表面がタイル面で形成されて
いることである。
【0005】
【作用】第1,2及び3の手段は、連結材に補強枠の側
縁部が内嵌されている構造であるため、各壁パネルは、
分離した状態で製造及び搬送ができると共に、現場で接
合することができる。第4の手段は、補強枠に連結材が
止め付け具で止め付けられているため、壁パネルどうし
を強固に接合できる。第5の手段は、両方の壁パネルを
丁番で連結してあるので、各壁パネルを分離した状態で
製造した後に丁番で連結でき、両方の壁パネルを丁番で
折り曲げることにより背中合わせに重ね合わせた状態で
搬送することができ、更に現場において丁番で展開する
ことにより連結した両方の壁パネルで出隅部を構成でき
る。第6の手段は、両方の壁パネルの補強枠の上縁部ど
うしを連結具で連結しているため、壁パネルどうしを強
固に接合できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る壁パネルの出隅部の接合
構造(以下、「本発明構造」という)を図面に示す実施
例に基づいて説明する。
【0007】(第1実施例)図1及び図2は、本発明構
造の第1実施例を示すものであり、図1(A)は壁パネ
ルの接合前の状態を示す平面断面図であり、同図(B)
は壁パネルの接合後の状態を示す平面断面図であり、図
2は接合前の状態を示す斜視図である。本実施例は、一
方の壁パネル11の補強枠12の側縁部12aの側面1
2a−1に断面コ字状で縦長の連結材17がビス止め1
8,18又は溶接等で取り付けられ、この連結材17の
凹部17aに他方の壁パネル21の補強枠22の側縁部
22aが内嵌され、この内嵌された補強枠22の側縁部
22aに連結材17がビス等からなる止め付け具19,
19で止め付けられている。
【0008】一方の壁パネル11は、角パイプ等で枠組
みされた補強枠12と、補強枠12を裏面側に接合した
壁装部13とからなる。壁装部13は、基板14に複数
枚のタイル等からなる化粧板7を貼着したものが用いら
れる。他方の壁パネル21は、角パイプ等で枠組みされ
た補強枠22と、補強枠22を裏面側に接合した壁装部
23とからなる。壁装部23は、基板24に複数枚のタ
イル等からなる化粧板7を貼着したものが用いられる。
壁パネル11の壁装部13の側縁部13a及び壁パネル
21の壁装部23の側縁部23aは、両壁パネル11,
21を接合したときに、突き合わせられて出隅部15の
表面15aを形成するように、連結材17又は補強枠2
2から所定寸法だけ突設している。
【0009】両壁パネル11,21は、パネル製造工場
から施工現場に搬送された後に、立設されると共に矢符
Aに示すように連結材17の凹部17aに他方の壁パネ
ル21の補強枠22の側縁部22aが内嵌され、連結材
17と補強枠22とが止め付け具19,19で止め付け
られることにより、図1(B)に示すように出隅部15
の表面15aを両壁パネル11,21の表面11a,2
1aで形成する。
【0010】(第2実施例)図3は、本発明構造の第2
実施例を示すものであり、(A)は壁パネルの接合前の
状態を示す平面断面図であり、(B)は壁パネルの接合
後の状態を示す平面断面図である。本実施例は、一方の
壁パネル31の補強枠32の側縁部32aの背面32a
−1に断面略コ字状で縦長の連結材37がビス止め1
8,18又は溶接等で取り付けられ、この連結材37の
凹部37aに他方の壁パネル41の補強枠42の側縁部
42aが内嵌され、この内嵌された補強枠42の側縁部
42aに連結材37がビス等からなる止め付け具19,
19で止め付けられている。
【0011】一方の壁パネル31は、角パイプ等で枠組
みされた補強枠32と、補強枠32を裏面側に接合した
壁装部33とからなる。壁装部33は、基板34に複数
枚のタイル等からなる化粧板7を貼着したものが用いら
れる。他方の壁パネル41は、角パイプ等で枠組みされ
た補強枠42と、補強枠42を裏面側に接合した壁装部
43とからなる。壁装部43は、基板44に複数枚のタ
イル等からなる化粧板7を貼着したものが用いられる。
他方の壁パネル41の壁装部43の側縁部43aは、両
壁パネル31,41を接合したときに、壁パネル31の
壁装部33に突き合わせられて出隅部35の表面35a
を形成するように、補強枠42から所定寸法だけ突設し
ている。
【0012】両壁パネル31,41は、パネル製造工場
から施工現場に搬送された後に、立設されると共に連結
材37の凹部37aに他方の壁パネル41の補強枠42
の側縁部42aが内嵌され、連結材37と補強枠42と
が止め付け具19,19で止め付けられることにより、
出隅部35の表面35aを両壁パネル31,41の表面
31a,41aで形成する。
【0013】(第3実施例)図4は、本発明構造の第3
実施例を示すものであり、(A)は壁パネルの接合前の
状態を示す平面断面図であり、(B)は壁パネルの接合
後の状態を示す平面断面図である。本実施例は、背中合
わせに対峙させた二枚の壁パネル11,11の各補強枠
12の側縁部12aの側面12a−1に断面コ字状で縦
長の連結材17が夫々取り付けられ、これら連結材1
7,17の凹部17a,17aに見切り用の壁パネル5
1の補強枠52の側縁部52a,52aが内嵌され、こ
の内嵌された各補強枠52の側縁部52a,52aに連
結材17,17が止め付け具19,19で夫々で止め付
けられている。
【0014】見切り用の壁パネル51は、角パイプ等で
枠組みされた補強枠52と、補強枠52を裏面側に接合
した壁装部53とからなる。壁装部53は、基板54に
複数枚のタイル等からなる化粧板7を貼着したものが用
いられる。各壁パネル11の壁装部13の側縁部13a
及び壁パネル51の壁装部53の側縁部53a,53a
は、両壁パネル11,51を接合したときに、突き合わ
せられて出隅部55の表面55aを形成するように、連
結材17又は補強枠52から所定寸法だけ突設してい
る。
【0015】各壁パネル11,11,51は、パネル製
造工場から施工現場に搬送された後に、立設されると共
に各連結材17の凹部17aに見切り用の壁パネル51
の補強枠52の側縁部52aが夫々内嵌され、各連結材
17と補強枠52とが止め付け具19,19で止め付け
られることにより、出隅部55,55の各表面55aを
両壁パネル11,51の表面11a,51aで形成す
る。
【0016】(第4実施例)図5は、本発明構造の第4
実施例を示すものであり、(A)は壁パネルの接合前の
状態を示す平面断面図であり、(B)は壁パネルの接合
後の状態を示す平面断面図である。本実施例は、見切り
用の壁パネル61の補強枠62の各側縁部62aの背面
62a−1に断面略コ字状で縦長の連結材37がビス止
め18,18又は溶接等で夫々取り付けられ、この各連
結材37の凹部37aに、背中合わせに対峙させた二枚
の壁パネル41の補強枠42の側縁部42aが夫々内嵌
され、この内嵌された各補強枠42の側縁部42aに連
結材37がビス等からなる止め付け具19,19で止め
付けられている。
【0017】見切り用の壁パネル61は、角パイプ等で
枠組みされた補強枠62と、補強枠62を裏面側に接合
した壁装部63とからなる。壁装部63は、基板64に
複数枚のタイル等からなる化粧板7を貼着したものが用
いられる。各壁パネル41の壁装部43の側縁部43a
は、見切り用の壁パネル61を接合したときに、壁パネ
ル61の壁装部63に突き合わせらて出隅部65の表面
65aを形成するように、補強枠42から所定寸法だけ
突設している。
【0018】各壁パネル41,41,61は、パネル製
造工場から施工現場に搬送された後に、立設されると共
に各連結材37の凹部37aに壁パネル41の補強枠4
2の側縁部42aが夫々内嵌され、各連結材37と補強
枠42とを止め付け具19,19で止め付けられること
により、出隅部65,65の各表面65aを両壁パネル
41,61の表面41a,61aで形成する。
【0019】(第5実施例)図6及び図7は、本発明構
造の第5実施例を示すものであり、図6(A)は壁パネ
ルの接合前の状態を示す平面断面図であり、同図(B)
は壁パネルの接合後の状態を示す平面断面図、図7は接
合途中の両方の壁パネルの上縁部を示す斜視図である。
本実施例は、一方の壁パネル71の補強枠12の側縁部
12aの側面12a−1に断面コ字状で縦長の連結材7
7が溶接又はビス止め等で取り付けられ、この連結材7
7の凹部77aに他方の壁パネル81の補強枠32の側
縁部32aが内嵌され、両方の壁パネル71,81の補
強枠12,32の上縁部12b,32bどうしが上縁部
12b,32bに嵌着した連結具79で連結されてい
る。
【0020】一方の壁パネル71は、角パイプ等で枠組
みされた補強枠12と、補強枠12を裏面側に接合した
壁装部73とからなる。壁装部73は、基板74に複数
枚のタイル等からなる化粧板7を貼着したものが用いら
れる。連結材77は、壁パネル71の背面側71bに向
かって凹部77aが開口するように取り付けられてい
る。
【0021】他方の壁パネル81は、角パイプ等で枠組
みされた補強枠32と、補強枠32を裏面側に接合した
壁装部83とからなる。壁装部83は、基板84に複数
枚のタイル等からなる化粧板7を貼着したものが用いら
れる。壁パネル71の壁装部73の側縁部73a及び壁
パネル81の壁装部83の側縁部83aは、両壁パネル
71,81を接合したときに、突き合わせられて出隅部
75の表面75a,75aを形成するように、連結材7
7又は補強枠32から所定寸法だけ突設している。
【0022】両壁パネル71,81は、パネル製造工場
から施工現場に搬送された後に、矢符(図6(A)参
照)に示すように連結材77の凹部77aに他方の壁パ
ネル81の補強枠32の側縁部32aが内嵌され、図7
に示すように補強枠12,32の上縁部12b,32b
どうしが上縁部12b,32bに嵌着した連結具79で
連結され、連結具79と上縁部12b,32bとをビス
89,89…で止め付ける。両壁パネル71,81は、
連結されると出隅部75の表面75a,75aを両壁パ
ネル71,81の表面71a,81aで形成する。な
お、両壁パネル71,81は、床面上に予め配置された
ランナー部材85,85(図6(B)参照)に、補強枠
12,32の下縁部を嵌合させて連結することもある。
【0023】(第6実施例)図8は、本発明構造の第6
実施例を示すものであり、(A)は組み立て前の状態を
示す平面断面図であり、(B)は壁パネルの組み立て後
の状態を示す平面断面図である。本実施例は、一方の壁
パネル91の補強枠92の縦側縁部92aと他方の壁パ
ネル101の補強枠102の縦側縁部102aとの適所
が、適数個の丁番99で連結されている。
【0024】一方の壁パネル91は、角パイプ等で枠組
みされた補強枠92と、補強枠92を裏面側に接合した
壁装部93とからなる。壁装部93は、基板94に複数
枚のタイル等からなる化粧板7を貼着したものが用いら
れる。他方の壁パネル101は、角パイプ等で枠組みさ
れた補強枠102と、補強枠102を裏面側に接合した
壁装部103とからなる。壁装部103は、基板104
に複数枚のタイル等からなる化粧板7を貼着したものが
用いられる。壁パネル91の壁装部93の側縁部93a
及び壁パネル101の壁装部103の側縁部103a
は、両壁パネル91,101を丁番99で直角に展開す
ることにより、突き合わせられて出隅部105の表面1
05a,105aを形成するように、各補強枠92,1
02から所定寸法だけ突設している。
【0025】両壁パネル91,101は、パネル製造工
場で個別に製造された後に適数個の丁番99で連結さ
れ、丁番99で折り曲げることにより背中合わせに重ね
合わせた状態で現場へ搬送される。両壁パネル91,1
01は、現場において丁番99で直角に展開することに
より、出隅部を構成する。なお、両壁パネル91,10
1は、図示は省略したが、床面上に予め配置されたラン
ナー部材(図6(B)中の符号85参照)に、補強枠9
2,102の下縁部を嵌合させると共に、補強枠92,
102の上縁部どうしに嵌着した連結具(図7中の符号
79参照)で上縁部どうしを強固に連結することもあ
る。
【0026】(その他の実施例)前記第1実施例乃至第
3実施例において、連結材17,37と補強枠22,4
2,52とを止め付け具19,19で止め付けてある
が、これに限定するものではなく、止め付け具19,1
9による止め付けを省略するか又は止め付け具19,1
9と併用して、隣接する両方の壁パネルの補強枠の上縁
部どうしに連結具(図7中の符号79参照)を嵌着して
上縁部どうしを強固に連結することも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明は、次の如き優
れた効果を有する。 請求項1〜3の本発明は、各壁パネルを分離した状態
で製造及び搬送ができると共に、施工現場で壁パネルを
接合して出隅部を形成することができる。その結果、本
発明は、壁パネルの製造性,搬送性及び施工性を飛躍的
に向上させることができる。 請求項4の本発明は、壁パネルどうしを止め付け具で
強固に接合できる。 請求項5の本発明は、各壁パネルを分離した状態で製
造した後に丁番で連結でき、両方の壁パネルを丁番で折
り曲げることにより背中合わせに重ね合わせた状態で搬
送することができ、更に現場において丁番で展開して出
隅部を形成することができる。その結果、本発明は、壁
パネルの製造性,搬送性及び施工性を飛躍的に向上させ
ることができる。 請求項6の本発明は、壁パネルどうしを連結具で強固
に接合できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明構造の第1実施例を示すものであり、
(A)は壁パネルの接合前の状態を示す平面断面図であ
り、(B)は壁パネルの接合後の状態を示す平面断面図
である。
【図2】同実施例における壁パネルの接合前の状態を示
す斜視図である。
【図3】本発明構造の第2実施例を示すものであり、
(A)は壁パネルの接合前の状態を示す平面断面図であ
り、(B)は壁パネルの接合後の状態を示す平面断面図
である。
【図4】本発明構造の第3実施例を示すものであり、
(A)は壁パネルの接合前の状態を示す平面断面図であ
り、(B)は壁パネルの接合後の状態を示す平面断面図
である。
【図5】本発明構造の第4実施例を示すものであり、
(A)は壁パネルの接合前の状態を示す平面断面図であ
り、(B)は壁パネルの接合後の状態を示す平面断面図
である。
【図6】本発明構造の第5実施例を示すものであり、
(A)は壁パネルの接合前の状態を示す平面断面図であ
り、同図(B)は壁パネルの接合後の状態を示す平面断
面図である。
【図7】第5実施例の接合途中の両方の壁パネルの上縁
部を示す斜視図である。
【図8】本発明構造の第6実施例を示すものであり、
(A)は組み立て前の状態を示す平面断面図であり、
(B)は壁パネルの組み立て後の状態を示す平面断面図
である。
【図9】従来の壁パネルの出隅部の接合構造を示す平面
断面図である。
【符号の説明】
11,21,31,41,71,81,91,101…
壁パネル 31,51…見切り用の壁パネル 12,32,62…補強材 12a,32a,62a…側縁部 17,37…連結材 19…止め付け具 79…連結具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦田 和孝 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 小島 康夫 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 鳥羽 真吾 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚の壁パネルを、パネル表面で出隅表
    面を形成するように接合する壁パネルの出隅部の接合構
    造であつて、一方の壁パネルの補強枠の側縁部に縦長の
    連結材が取り付けられ、この連結材に他方の壁パネルの
    補強枠の側縁部が内嵌されていることを特徴とする壁パ
    ネルの出隅部の接合構造。
  2. 【請求項2】 二枚の壁パネルを背中合わせに対峙さ
    せ、二枚の壁パネルの側縁部に見切り用の壁パネルを接
    合してこれらパネル表面で出隅表面を形成する壁パネル
    の出隅部の接合構造であつて、二枚の壁パネルの補強枠
    の側縁部に縦長の連結材が夫々取り付けられ、これら連
    結材に見切り用の壁パネルの補強枠の側縁部が内嵌され
    ていることを特徴とする壁パネルの出隅部の接合構造。
  3. 【請求項3】 二枚の壁パネルを背中合わせに対峙さ
    せ、二枚の壁パネルの側縁部に見切り用の壁パネルを接
    合してこれらパネル表面で出隅表面を形成する壁パネル
    の出隅部の接合構造であつて、見切り用の壁パネルの補
    強枠の両側縁部に縦長の連結材が夫々取り付けられ、こ
    れら連結材に二枚の壁パネルの補強枠の側縁部が夫々内
    嵌されていることを特徴とする壁パネルの出隅部の接合
    構造。
  4. 【請求項4】 前記内嵌された補強枠の側縁部に連結材
    が止め付け具で止め付けられている請求項1,2又は3
    記載の壁パネルの出隅部の接合構造。
  5. 【請求項5】 二枚の壁パネルを、パネル表面で出隅表
    面を形成するように接合する壁パネルの出隅部の接合構
    造であつて、一方の壁パネルの補強枠の縦側縁部と他方
    の壁パネルの補強枠の縦側縁部とが丁番で連結され、こ
    の丁番で折り曲げることにより、両方の壁パネルを背中
    合わせに重ね合わせることができることを特徴とする壁
    パネルの出隅部の接合構造。
  6. 【請求項6】 隣接する両方の壁パネルの補強枠の上縁
    部どうしに連結具を嵌着して上縁部どうしを連結してい
    る請求項1,2,3,4又は5記載の壁パネルの出隅部
    の接合構造。
  7. 【請求項7】 前記パネル表面がタイル面で形成されて
    い請求項1,2,3,4,5又は6記載の壁パネルの出
    隅部の接合構造。
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JP2018135747A (ja) * 2018-04-19 2018-08-30 みやび建設株式会社 壁隅部形成ユニット、組合せユニット、壁隅部形成セット、及び建築構造物

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