JPH07118763B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07118763B2
JPH07118763B2 JP63219035A JP21903588A JPH07118763B2 JP H07118763 B2 JPH07118763 B2 JP H07118763B2 JP 63219035 A JP63219035 A JP 63219035A JP 21903588 A JP21903588 A JP 21903588A JP H07118763 B2 JPH07118763 B2 JP H07118763B2
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章夫 小嶋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラー画像を電気信号として扱うディジタル
複写機等の原稿検出装置及び画像処理装置に関するもの
である。
従来の技術 近年、複写原稿のカラー化が市場において進みつつあ
り、カラーディジタル複写機が一般事務に使用される様
になった。カラー原稿は白黒原稿に比べて様々な下地色
を持ち、さらに写真等を含む場合が多い。よって原稿検
出装置及び画像処理装置では色原稿に対応した処理、及
び2値処理だけでなく中間調処理の考慮が必要とされ
る。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の原稿検出装
置及び画像処理装置の一例について説明する。
第7図は(a)は従来の原稿検出装置及び画像処理装置
の説明図である。
白黒FAXでは、読み取った白黒画像原稿を2値化し、リ
アルタイムで原稿ABCDの主走査方向Xの始端、終端を検
出して原稿以外の領域を除去していた。(例えば、特開
昭59−126357号公報)また、白黒ディジタル複写機では
A点,B点,C点,D点を検出して領域EFGH以外を除去してい
た。(例えば、特開昭61−214865号公報)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような処理では、中間調処理を行う
機器では第7図(c)に示す様に複写原稿の周囲に原稿
の影が存在し、特に厚手の書籍等で著しい。第7図
(b)に示すように本来の原稿領域b1〜b2に対して、2
値スライスレベルSLで2値化した場合はa1〜a2を原稿領
域とする。2値処理のみ行う機器では、前記2値スライ
スレベルSL以上を白とする為に影響は小さい。しかし、
中間調処理を行う場合には領域a1〜b1、領域a2〜b2まで
を階調出力するという問題点を有している。さらに、白
黒ディジタル機器では色原稿の識別が不可能であり、色
原稿に対して領域判別を適切に行う事ができないという
問題点を有していた。さらに、複写原稿に綴代を自動的
に付ける場合、斜め原稿に対して対応できないという問
題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、色原稿に対して精度の良い
領域検出を行う原稿検出装置、及び前記色原稿の周囲の
不要な領域を自動的に除去する画像処理装置を提供する
ものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の原稿検出装置及び画
像処理装置は、カラー原稿を複数の色信号に分解する画
像読取手段と、前記複数の色信号から所定の判定値を出
力する判定手段と、走査ライン単位で、前記所定の判定
値から主走査方向における前記カラー原稿の始端画素位
置と終端画素位置を検出する第1検出手段と、走査ライ
ン単位で、前記始端画素位置と前記終端画素位置から副
走査方向の始端ラインと終端ラインを検出する第2検出
手段と、前記始端画素位置から予め設定される所定の間
隔だけ離した位置に始端画素検出位置を走査ライン単位
で逐次設定し、前記終端画素位置から予め設定される所
定の間隔だけ離した位置に終端画素検出位置を走査ライ
ン単位で逐次設定する第1設定手段と、前記始端ライン
から予め設定される所定の間隔だけ離した位置に始端ラ
イン検出位置を設定し、前記終端ラインから予め設定さ
れる所定の間隔だけ離した位置に終端ライン検出位置を
設定する第2設定手段と、前記第1設定手段によって逐
次設定された前記始端画素検出位置から前記終端画素検
出位置までを有効画素領域とし、前記第2設定手段の前
記始端ライン検出位置から前記終端ライン検出位置まで
を有効ライン領域として、前記有効画素領域以外の色信
号と前記有効ライン領域以外の色信号を前記画像読取手
段の複数の色信号から除去する処理手段とを備えたもの
である。
作用 本発明は上記した構成によって、カラー原稿画像を色認
識しながら領域検出を行うことが可能となる。さらに、
前記領域検出から原稿の内側に有効領域を逐次設定する
為、原稿領域内外の不要部分を除去することが可能とな
る。
実施例 以下本発明の一実施例の原稿検出装置及び画像処理装置
に基づいて、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における原稿検出装置及び画
像処理装置のブロック図を示すものである。第1図にお
いて、1はカラー原稿画像を3色レッド(以下単にRと
いう)、グリーン(以下単にGという)、ブルー(以下
単にBという)に色分解して読み取る画像読取装置、2
は前記読取装置の出力信号R1、G1、B1から原稿領域を検
出する原稿検出部、3は前記原稿検出部の出力信号ENか
ら主走査方向Xの原稿始端を検出する原稿始端検出部、
4は前記原稿検出部の出力信号ENから主走査方向Xの原
稿終端を検出する原稿終端検出部、5は前記原稿始端検
出部の出力信号QS、原稿終端検出部の出力信号QEより原
稿有効領域を生成する領域生成部、6は前記領域生成部
からの出力信号TRMによって前記画像読取装置の出力信
号R1、G1、B1から不要領域を除去するトリミング部、7
はトリミング部の出力信号R2、G2、B2に対して反射リニ
アから濃度リニアに変換し補色信号出力イエロー(以下
単にYという)、マゼンタ(以下単にMという)、シア
ン(以下単にCという)と明度信号出力Lを生成するガ
ンマ補正部、8は前記ガンマ補正部の出力信号Y1、M1、
C1から印字画像データのY2、M2、C2、ブラック(以下単
にK2という)を生成するマスキング処理部、9は前記マ
スキング処理部、ガンマ補正部の出力信号Y2、M2、C2、
K2から印字データGSを選択するセレクタ、10は前記選択
信号GSの出力データGSを印字する画像出力装置、12はデ
ータ処理を行うCPU、13は処理データを記憶するRAM、14
は固定データを記憶するROM、11は各部を結ぶバスであ
る。
以上のように構成された原稿検出装置及び画像処理装置
について、以下第1図,第2図,第3図,第4図,第5
図、および第6図を用いてその動作を説明する。
まず第5図(a)は画像読取装置1の一部を拡大して示
したもので、40はカラー原稿を押さえるプラテンカバ
ー、41はカラー原稿、42はガラス等の透明な材質を使用
した原稿台で前記カラー原稿41を下向きに置く。43は蛍
光燈、44はセルフォックレンズアレイ、45はカラーセン
サで蛍光燈43の光源より発せられた光はカラー原稿41又
はプラテンカバー40に反射し、セルフォックレンズアレ
イ44を通りカラーセンサ45上に結像される。カラーセン
サ45はたとえば密着型のCCD又はバイポーラのラインセ
ンサ等で構成され、前記カラー原稿41からの反射光によ
って画情報を得、読み取り画素をR,G,Bの3色アナログ
信号に色分解する。色分解されたアナログ信号は信号処
理部47においてA/D変換され、デジタル信号に置き換え
られ、シェーディング補正でカラーセンサ45の画素又は
チップ間のバラツキ補正、蛍光燈43の光量ムラ補正を行
う。さらに、ディレイメモリ等によって前記3色R,G,B
信号が読み取り画素で主走査方向X、副走査方向Yに対
して一致するよう位置合せ操作を行い、出力信号R1、G
1、B1を得る。カラーセンサ45は原稿最先端位置POを検
出する位置検出センサ46より手前から副走査方向Yへ走
査し、カラー原稿41を読み取る。
第5図(b)はカラーセンサ45の読み取り領域の範囲を
示すもので、全読み取り範囲IJKL中に原稿領域ABCDがあ
る。プラテンカバー40はカラー原稿面に対して鏡面反射
板又は黒の吸収板で構成される為、原稿領域ABCDの外側
は受光量が小さい。結果、画像読取装置1の出力信号R
1、G1、B1は低レベルになる。
第2図(a)は領域生成部5のブロック図であり、第2
図(b)は前記ブロック図の説明図である。
2a〜2cはコンパレータであり、前記画像読取装置1の出
力信号R1、G1、B1(A側)とCPU12から設定される比較
スライスレベル値CSL(B側)の値を比較して、入力信
号A側がB側より大きい時にロウレベル信号“L"を出力
する。AND回路2dによって、前記2a〜2cのコンパレータ
のいずれかの出力信号レベルが“L"であれば出力信号EN
は“L"となる。画素有効範囲を示す信号LENBLが“L"の
間で領域生成部は有効となる。信号ENは信号R1、G1、B1
のいずれかの信号レベルが比較値CSLを越えれば“L"に
なる為、色原稿に対する認識精度が高くなる。この一実
施例の図では下地が赤色である場合を示しているが、通
常の白黒ディジタル複写機等に相当する明度信号Lを使
用した場合、 明度信号L=(a・R+b・G+c・B)/(a +b+c) (1−1)式 とした場合、 R3信号成分=a・R/(a+b+c) (1−2)式 となる。結果、Rの信号成分レベルは低下する。よっ
て、原稿検出部2の入力データは明度信号Lからではな
く、色成分信号R,G,Bより抽出することによって、精度
の良い領域検出を行うことが可能となる。本一実施例で
は反射率出力の為、最大の出力を選択しているが、濃度
出力の場合は最小の出力を選択すれば良いことは言うま
でもない。
第3図は原稿始端検出部3,原稿終端検出部4,領域生成部
5,トリミング部6のブロック図であり、第4図は前記ブ
ロック図の説明図である。
主走査方向Xのセンサ画素アドレスA(N)は第1カウ
ンタ100によって画素クロックCLKをカウントすることに
よって行われる。信号LENBL“H"によって第1カウンタ1
00はクリアされ、信号LENBL“L"によって第0画素目の
アドレスA(0)からカウントを行う。始端検出部101,
終端検出部102はラッチ回路によって構成され、前記第
1カウンタ100の画素アドレスA(N)を入力する。始
端検出部101は信号ENの立ち下がり画素アドレスA(s
t)を内部にラッチし、信号LENBLの立ち上がりパルスで
画素アドレス値A(st)を出力する。終端検出部102は
信号ENの立ち上がり画素アドレスA(N)を内部に逐次
記憶し、最終の立ち上がり画素アドレス値A(end)を
信号LENBLの立ち上がりパルスで出力する。カラー原稿4
1が認識されない場合、前記始端検出部101、終端検出部
102は画素アドレスA(0)を出力する。第2カウンタ5
aは操作部15の設定にしたがって、CPU12からバス11を経
由し、入出力ポート(I/O)11aから信号線11cによって
プリセット値Nが与えられる。信号LENBL“H"によって
第2カウンタ5aは前記プリセット値Nがセットされ、信
号LENBL“L"によって出力アドレスA(L)から画素ク
ロックCLKをカウントする。よって前記第1カウンタ100
の画素アドレス(N)とすれば、第2カウンタ5aは画素
アドレスA(N+L)を出力することとなる。第3カウ
ンタ5bも同様に、操作部15の設定にしたがって、CPU12
からバス11を経由し、入出力ポート(I/O)11aから信号
線11bによって設定値Mが与えられる。第3カウンタ5b
は信号LENBLが“H“から"L"によって遅延カウントを開
始し、前記第1カウンタ100の画素アドレスA(M)か
ら画素アドレス値A(0)を出力し、カウント動作に入
る。よって、前記第1カウンタ100の画素アドレスをA
(N)とすれば、第3カウンタ5bは画素アドレスA(N
−M)を出力することとなる。コンパレータ5cは前記始
端検出部101の画素アドレス値A(st)をB側に入力
し、第3カウンタ5bの画素アドレスA(N−M)をA側
へ入力して比較する。コンパレータ5cはA>BまたはA
=Bの時、出力信号“L"を出力する。コンパレータ5dは
前記終端検出部102の画素アドレス値A(end)をB側に
入力し、第2カウンタ5aの画素アドレスA(N+L)を
A側へ入力して比較する。コンパレータ5dはA<Bの
時、出力信号“L"を出力する。OR回路5eによって、セン
サ画素アドレスA(st+M)からセンサ画素アドレスA
(enb−L)までを有効領域“L"とした信号TRMが生成さ
れる。プリスキャン時にCPU12は信号SYNCの割込みによ
って、前記始端検出部101、終端検出部102の画素アドレ
スA(N)を読み込み、逐次RAM13へ記憶、更新する。
さらに、CPU12は信号SYNCの割込みによって画素アドレ
ス値A(0)を検出することでカラー原稿41の副走査方
向の始端ライン検出と終端ライン検出を行い、画像領域
を判定し、検出を行う。副走査方向の原稿始端ライン位
置、及び原稿終端ライン位置は基準位置POをセンサ46に
よって検出し、前記基準位置POからの信号SYNCの割込み
回数をカウントすることで行う。CPU12は前記カウント
値をRAM13に記憶する。さらに、プリスキャン終了後、
前記カラー原稿41の読み取りが行われ複写画像を得る時
に、CPU12は前記RAM13に記憶されたカウント値によって
画像領域内を判定するとバス11を経由し、入出力ポート
(I/O)11aから信号線11dによって設定値“L"を出力す
る。信号線11dはOR回路6bに対し設定値“H"で信号TRMを
無効とすること、及び画像の除去を制御する。トリミン
グ回路6aは信号TC“H"が入力されることによって、前記
読取装置1の出力信号R1、G1、B1を除去する。出力信号
R1、G1、B1は反射率リニアの出力の為、各出力信号がFF
(HEX)の時、白出力となる。
第6図は本発明の一実施例の動作説明図である。
前記領域生成部5の信号TRMは操作部15によって1画素
単位でL、Mを設定し、RAM13に記憶することができ
る。前記読取装置1のカラーセンサ45は原稿最先端位置
POより手前から副走査方向Yへプリンスキャンする。CP
U12は位置検出センサ46によって基準位置POを検出し、
そこから信号SYNCをカウントすることでカラー原稿41の
副走査方向の始端位置y1、終端位置y4を検出し、RAM13
に記憶する。CPU12は前記信号SYNCの割込みによって、
前記始端検出部101、終端検出部102の画素アドレスA
(N)を読み込み、内容を判定し、一定幅以上の差があ
れば原稿領域と見なし、更新候補として逐次RAM13に記
憶される。記憶された値は前ラインの前記始端検出部10
1、終端検出部102の画素アドレスA(N)と比較され、
差が大きければ前ラインの画素アドレスA(N)は更新
される。逆に小さければ破棄される。前操作をプリスキ
ャンの走査中繰り返すことによって、主走査有効最大値
Xmax(mm)を検出する。又、副走査方向の始端位置y1、
終端位置y4は前記操作から明らかな様に、前記始端検出
部101、終端検出部102の画素アドレスA(N)の差が最
初に一定幅以上になった位置を始端位置y1とし、最後に
一定幅以下になった位置を終端位置y4とする。信号SYNC
によって主走査方向Xの読み取りが行われたので、副走
査方向Yの解像度が16ライン/mmとすれば、 y1=(SYNCのカウント値Y1)/16(mm) y4=(SYNCのカウント値Y4)/16(mm) となるカウント値Y1、Y4かRAM13に記憶される。前記主
走査有効最大値Xmaxと副走査方向の始端位置y1、終端位
置y4を検出することで前記カラー原稿41のサイズを知る
ことができ、画像出力装置10に対して適切な用紙サイズ
を精度良く自動設定することが可能となる。さらに、カ
ラー原稿41の副走査方向の始端位置y1からy2−y1(mm)
を除去、又は、終端位置y4の手前y4−y3(mm)を除去す
る場合は、 y2−y1=(SYNCのカウント値Y2)/16(mm) y4−y3=(SYNCのカウント値Y3)/16(mm) となるカウント値Y2、Y3を操作部15によって設定し、RA
M13に記憶すれば良い。プリスキャン終了後、前記カラ
ー原稿41の読み取りが行われ複写画像を得る時に、CPU1
2は前記RAM13の設定値M、L、Y2、Y3の内容に従ってカ
ラー原稿41の所望の領域以外を信号線11dを制御するこ
とで除去出来る。動作から明らかなように斜め原稿に対
しても同様に除去することができる。
ガンマ補正部7は前期トリミング部6の出力信号R2、G
2、B2に対して反射リニアから濃度リニアに変換、明度
調整、補色信号出力Y1、M1、C1と明度信号出力Lを生成
する。明度信号出力Lは前期(1−1)式によって生成
する。
マスキング処理部8は前記ガンマ補正部7の出力信号Y
1、M1、C1から色補正、下色除去、墨形成等を行い、印
字画像データY2、M2、C2、K2を同時生成する。
画像出力装置10はY2、M2、C2、K2のいずれか一色のみ処
理することが可能である為、センサ45はカラー原稿41の
領域を読み取った後は、センサ46の手前まで戻り、複数
の往復動作を行うこととなる。セレクタ9は1回の走査
で生成されるY2、M2、C2、K2と明度データLの印字画像
データから1つを選択し、多値データGSを画像出力装置
10へ出力する。画像出力装置10はたとえば電子写真プロ
セスによるカラー・レーザ・ビーム・プリンタを使用
し、カラー複写ではカラー原稿41の読み取りが行われる
ごとに送られてくる印字画像データを例えば、Y,M,C,K
の順に感光ドラム上に形成し、現像器Y,M,C,Kによりそ
れぞれ現像することから多色重ね合せを行い、カラー画
像を生成する。単色複写では明度データLの印字画像デ
ータを複数回使用して画像を感光ドラム上に形成し、現
像器Y,M,C,Kによりそれぞれ現像することから多色重ね
合せを行い、カラー単色画像を生成する。
以上のように本実施例によれば、カラー原稿画像を3色
R,G,Bに色分解する画像読取装置と、前記3色R,G,Bを画
素単位で反射率出力が最大の出力を検出する原稿検出部
と、前記原稿検出部の出力から前記カラー原稿画像の主
走査方向の始端画素検出、終端画素検出を行う原稿始端
検出部、原稿終端検出部を備えている為、カラー原稿に
対して精度の良い始端画素検出、終端画素検出を行うこ
とができる。又前記始端画素検出、終端画素検出から副
走査方向の始端ライン検出、終端ライン検出を行うこと
ができる。結果、前記始端画素検出、終端画素検出、前
記始端ライン検出、終端ライン検出から前記カラー原稿
画像領域が精度よく検出できる。さらに、前記始端画
素、前記終端画素より前記カラー原稿画像の内側に始端
画素検出位置、終端画素検出位置を設定し、前記始端画
素検出、終端画素検出から副走査方向の始端ライン検
出、終端ライン検出を行い、始端ライン検出、終端ライ
ン検出より前記カラー原稿画像の内側に始端ライン検出
位置、終端ライン検出位置を設定する操作部と、前記始
端画素検出位置から前記終端画素検出位置までを有効画
素領域とし、前記始端ライン検出位置から前記終端ライ
ン検出位置までを有効ライン領域として、前記画像読取
手段の画像信号の有効画素領域、有効ライン領域以外を
除去するトリミング部を備えている為、前記カラー原稿
の周囲の不要な領域を自動的に除去できる。
発明の効果 以上のように本発明は、いずれかの色信号が所定のレベ
ルで検出されれば原稿領域と判定するので、カラー原稿
で用いられる様々な色彩に影響されることなく、原稿領
域を精度良く検出することができるという効果がある。
また、原稿台上に任意の角度で置かれた原稿の縁側の不
要な領域を、予め設定する一定の幅で自動的に除去する
ことができるという効果が得られる。さらに、斜め原稿
に対して一定の幅の綴じ代を自動的に付けることができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における原稿検出装置及び画
像処理装置のブロック図、第2図は原稿検出部のブロッ
ク図及び説明図、第3図は原稿始端検出部、原稿終端検
出部、領域生成部、トリミング部のブロック図、第4図
は第3図の説明図、第5図は画像読取装置の一部を拡大
した図及び説明図、第6図は本発明の一実施例における
原稿検出装置及び画像処理装置の動作説明図、第7図は
従来例の説明図である。 2……原稿検出部、3……原稿始端検出部、4……原稿
終端検出部、5……領域生成部、6……トリミング部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー原稿を複数の色信号に分解する画像
    読取手段と、 前記複数の色信号から所定の判定値を出力する判定手段
    と、 走査ライン単位で、前記所定の判定値から主走査方向に
    おける前記カラー原稿の始端画素位置と終端画素位置を
    検出する第1検出手段と、 走査ライン単位で、前記始端画素位置と前記終端画素位
    置から副走査方向の始端ラインと終端ラインを検出する
    第2検出手段と、 前記始端画素位置から予め設定される所定の間隔だけ離
    した位置に始端画素検出位置を走査ライン単位で逐次設
    定し、前記終端画素位置から予め設定される所定の間隔
    だけ離した位置に終端画素検出位置を走査ライン単位で
    逐次設定する第1設定手段と、 前記始端ラインから予め設定される所定の間隔だけ離し
    た位置に始端ライン検出位置を設定し、前記終端ライン
    から予め設定される所定の間隔だけ離した位置に終端ラ
    イン検出位置を設定する第2設定手段と、 前記第1設定手段によって逐次設定された前記始端画素
    検出位置から前記終端画素検出位置までを有効画素領域
    とし、前記第2設定手段の前記始端ライン検出位置から
    前記終端ライン検出位置までを有効ライン領域として、
    前記有効画素領域以外の色信号と前記有効ライン領域以
    外の色信号を前記画像読取手段の複数の色信号から除去
    する処理手段とを具備することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】始端画素検出位置、終端画素検出位置、始
    端ライン検出位置、終端ライン検出位置を、それぞれ独
    立に前記所定の間隔に基づいて設定することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記判定手段は、前記複数の色信号のう
    ち、少なくとも1つの色信号が所定の判定レベルを満足
    するときに前記所定の判定値を出力することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記第2検出手段は、前記始端画素位置と
    前記終端画素位置の差が所定の差以上になる最初の走査
    ラインを副走査方向の始端ラインとし、所定の差以下に
    なる最後の走査ラインを副走査方向の終端ラインとする
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
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