JP2759977B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2759977B2
JP2759977B2 JP63221746A JP22174688A JP2759977B2 JP 2759977 B2 JP2759977 B2 JP 2759977B2 JP 63221746 A JP63221746 A JP 63221746A JP 22174688 A JP22174688 A JP 22174688A JP 2759977 B2 JP2759977 B2 JP 2759977B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
data
document
unit
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63221746A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0269068A (ja
Inventor
章夫 小嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63221746A priority Critical patent/JP2759977B2/ja
Publication of JPH0269068A publication Critical patent/JPH0269068A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2759977B2 publication Critical patent/JP2759977B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラー画像を電気信号として扱うディジタ
ル複写機等の画像処理装置に関するものである。
従来の技術 近年、複写原稿のカラー化が市場において進みつつあ
り、カラーディジタル複写機が一般事務に使用される様
になった。カラー原稿は白黒原稿に比べて情報量が多
く、さらに入出力装置の高解像度化が著しい現状におい
てメモリ装置を使用する画像処理装置では容量がかなり
多くなる。よって画像処理装置ではカラー原稿に対応し
たメモリ構成、及び処理の考慮が必要とされる。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の画像処理
装置の一例について説明する。
第7図は従来の画像処理装置の説明図である。
第7図において、200は原稿の入力を行う入力装置、2
01は入力装置からの画像データを記憶する画像メモリ、
202は画像メモリの内容を出力する出力装置、203は前記
入力装置、画像メモリ、出力装置を制御する制御装置で
ある。
入力装置200から画像メモリ201にデータが入力され、
メモリに空き領域がある時は次の入力が行われる。画像
メモリ201に空き領域がなくなると、出力装置202にある
領域を出力し、空き領域が確保されるまでデータ入力が
停止し、空き領域が確保されるとデータ入力が行われる
こととなる(例えば、特開昭63−110870号公報)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような処理は、リアルタイムに入
出力を行う装置ではメモリのアドレス管理が複雑である
こと、さらに高解像度及びカラー原稿を扱う装置では情
報量が増大し、メモリ容量が大きくなることから処理時
間が最大の課題となる。
本発明は上記課題に鑑み、カラー原稿を扱い、かつ高
解像度の複写を行う装置でのメモリ管理を効率的に且つ
高速に行う画像処理装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明の画像処理装置は原稿画像を読みとり、読みと
られた画像データを複数のメモリプレーンより構成され
る画像メモリに記憶する動作において、画像データを画
像メモリに格納するに必要な記憶容量を原稿サイズから
算出し、算出された記憶容量に基ずいて、記憶容量以上
になるまで複数のメモリプレーンを結合し、結合された
プレーン対に画像データを格納する。また、複数のメモ
リプレーンのうち、異なるプレーンを用いて画像データ
の入力と出力を同時に行う。
作用 本発明は上記した構成によって、カラー画像を色認識
して原稿サイズ検出を行う為に色原稿に対して精度の良
いサイズ検出を行うことが出来る。結果、前記検出デー
タに基づいてメモリのプレーン構造を可変し、原稿領域
を抽出してデータ格納を行うことによってメモリを効率
的に使用することが可能となる。さらに、抽出された画
像データをメモリに入力し、メモリからの読出し時に抽
出時の情報を元に復元する操作をリアルタイムで行うこ
とから高速に処理することが可能となる。また、複数の
プレーン構成より成るメモリを記憶容量に応じて再構成
可能である為にカラー原稿を扱う場合、色画像における
効率的なメモリ管理を行うことが出来、処理速度を上げ
ることが可能となる。更には複数のプレーン構成より成
るメモリでは同時入出力動作が可能である。
実施例 以下本発明の一実施例の画像処理装置について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における画像処理装置のブ
ロック図を示すものである。第1図においては、1はカ
ラー原稿画像を3色レッド(以下単にRという)、グリ
ーン(以下単にGという)、ブルー(以下単にBとい
う)に色分解して読み取る画像読取装置、2は前記読取
装置の出力信号R1、G1、B1から原稿領域を検出する原稿
検出部、5は前記読取装置の出力信号R1、G1、B1に対し
て補色変換、明度、コントラスト等の特性補正及び、反
射率リニアから濃度リニアに変換し階調補正を行う補正
部、6は前記補正部の出力信号Y1、M1、C1から印字画像
データのイエロー(以下単にYという)、マゼンタ(以
下単にMという)、シアン(以下単にCという)、ブラ
ック(以下単にKという)を生成するマスキング処理
部、7は前記マスキング処理部の出力信号Y2、M2、C2、
K2から前記原稿検出部の検出データに基づいて原稿領域
のみ出力する抽出部、8は前記抽出部の画像データGA、
GB、GC、GDを記憶する画像メモリ、9は前記画像メモリ
の出力GXに対して、前記抽出部に設定した情報を元に前
記抽出部以前のデータを再生するイメージ再生部、10は
前記イメージ再生部の出力データGYを印字する画像出力
装置、3はデータ処理を行うCPU、4は処理データを記
憶するRAM、12は固定データを記憶するROM、13は処理内
容の設定を行う操作部、11は各部を結ぶバスである。
以上のように構成された画像処理装置について、以下
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図、および第6
図を用いてその動作を説明する。
まず第4図(a)は画像読取装置1の一部を拡大して
示したもので、40はカラー原稿を押えるプラテンカバ
ー、41はカラー原稿、42はガラス等の透明な材質を使用
した原稿台でカラー原稿41を下向きに置く。43は螢光
橙、44はセルフォックレンズアレイ、45はカラーセンサ
で螢光橙43の光源より発せられた光はカラー原稿41又は
プラテンカバー40に反射し、セルフォックレンズアレイ
44を通りカラーセンサ45上に結像される。カラーセンサ
45はたとえば密着型のCCD又はバイポーラのラインセン
サ等で構成され、前記カラー原稿41からの反射光によっ
て画情報を得、読み取り画素をR、G、Bの3色アナロ
グ信号に色分解する。色分解されたアナログ信号は信号
処理部47においてA/D変換され、デジタル信号に置き換
えられ、シェーディング補正でカラーセンサ41の画素又
はチップ間のバラツキ補正、螢光橙43の光量ムラ補正を
行う。さらに、ディレイメモリ等によって前記3色R、
G、B信号が読み取り画素で主走査方向X、副走査方向
Yに対して一致するよう位置合せ操作を行い、出力信号
R1、G1、B1を得る。カラーセンサ45は原稿先端位置P0を
検出する位置検出センサ46より手前から副走査方向Yへ
走査し、カラー原稿41を読み取る。
第4図(b)はカラーセンサ45の読み取り領域の範囲
を示すもので、全読み取り範囲IJKL中に原稿領域ABCDが
ある。プラテンカバー40はカラー原稿面に対して鏡面反
射板又は黒の吸収板で構成される為、原稿領域ABCDの外
側は受光量が小さい。結果、画像読取装置1の出力信号
R1、G1、B1は低レベルになる。
第2図は原稿検出部2のブロック図であり、第3図
(a)は原稿検出部2のブロック図の説明図、(b)は
タイミング図である。
2a〜2cはコンパレータであり、前記画像読取装置1の
出力信号R1、G1、B1(A側)とCPU3からバス11、入出力
ポート2hを経由し設定される比較スライスレベル値CSL
(B側)の値を比較して、入力信号A側がB側より大き
い時にロウレベル信号“L"を出力する。AND回路2dによ
って、コンパレータ2a〜2cのいずれかの信号レベルが
“L"であれば出力信号EN1は“L"となる。
信号EN1は信号R1、G1、B1のいずれかの信号レベルが
比較値CSLを越えれば“L"になる為、色原稿に対する認
識精度が高くなる。この一実施例の図では下地が赤色で
ある場合を示しているが、通常の白黒ディジタル複写機
に相当する明度信号Lを使用した場合、明度信号L=
(a・R+b・G+c・B)/(a+b+c)となり、
R3信号成分=a・R/(a+b+c)となる。結果、Rの
信号レベルは低下する。よって、原稿検出部2の入力デ
ータは明度信号Lからではなく、色成分信号R1、G1、B1
より抽出することによって、精度の良い領域検出を行う
ことが可能となる。本一実施例では反射率出力の為、最
大の出力を選択しているが、濃度出力の場合は最小の出
力を選択すれば良いことは言うまでもない。
主走査方向Xのセンサ画素アドレスA(N)はカウン
タ2eによって画素クロックCLKをカウントすることによ
って行われる。信号LENBLがハイレベル“H"によってカ
ウンタ2eはクリアされ、信号LENBLがロウレベル“L"に
よって第0画素目のアドレスA(0)からカウントを行
う。始端検出部2f、終端検出部2gはラッチ回路によって
構成され、前記カウンタ2eの画素アドレスA(N)を入
力する。
始端検出部2fは信号EN1の立ち下がり画素アドレスA
(st)を内部にラッチし、信号LENBLの立ち上がりパル
スで画素アドレスA(st)を出力する。
終端検出部2gは信号EN1の立ち上がり画素アドレスA
(N)を内部に逐次記憶し、最終の立ち上がり画素アド
レスA(end)を信号LENBLの立ち下がりパルスで出力す
る。
カラー原稿41が認識されない場合、前記始端検出部2
f、終端検出部2gは画素アドレスA(0)を出力する。
プリスキャン時にCPU3は信号SYNCの割込みによって、
前記始端検出部2f、終端検出部2gの画素アドレスA(s
t)、A(end)を入出力ポート2hからバス11を経由し、
逐次RAM4へ記憶、更新する。
第4図(c)を用いて動作を説明する。
原稿基準位置(X0、Y0)は主操作方向Xに対してはセ
ンサ画素の始端位置である零画素目をX0とし、副走査方
向Yに対しては位置センサ46の検出位置P0をY0とする。
原稿読取装置1のカラーセンサ45は原稿最先端位置P0
より手前から副走査方向Yへプリスキャンする。CPU3は
位置検出センサ46によって基準位置P0を検出し、そこか
ら信号SYNCの割込みによって、始端検出部2f、終端検出
部2gの画素アドレスA(st)、A(end)を読み込み、
内容を判定し、一定幅以上の差があれば原稿領域と見な
し、更新候補として逐次RAM4に記憶される。一定幅は零
を除く経験値である。零を除くことによって前記始端検
出部2f、終端検出部2gの画素アドレスA(st)、A(en
d)が両方ともA(0)である領域を除去することが出
来、この状態はカラー原稿41が認識されない、即ち原稿
領域外である。記憶された値は前ラインの始端検出部2
f、終端検出部2gの画素アドレスA(st)、A(end)の
記憶値の差と比較され、差が大きければ記憶値の画素ア
ドレスA(st)、A(end)は更新され、逆に小さけれ
ば破棄される。前操作をプリスキャンの走査中繰り返す
ことによって画素アドレスA(st)の最小値、画素アド
レスA(end)が最大値RAM4に結果として記憶される操
作を行い、主走査有効最大値Xmaxを検出する。主走査方
向Xの解像度が16画素/mmとすれば、 x1=(画素アドレスA(st))/16(mm) x2=(画素アドレスA(end))/16(mm) Xmax=x2−x1(mm) となる。プリスキャンの走査以前にRAM4の中の画素アド
レスA(st)、A(end)は零に初期化されている。
また、副走査方向Yの原稿始端ライン位置、及び原稿
終端ライン位置は基準位置P0をセンサ46によって検出
し、基準位置P0からの信号SYNCの割込み回数をカウント
することで行う。CPU3は前記カウント値をRAM4に記憶す
る。副走査方向の始端位置y1、終端位置y2は前記操作か
ら明らかな様に、始端検出部2f、終端検出部2gの画素ア
ドレスA(st)、A(end)の記憶値の差が最初に一定
値以上になった位置を始端位置y1とし、最後に一定幅以
下になった位置を終端位置y2とする。信号SYNCによって
主走査方向Xの読み取りが行われるので、副走査方向Y
の解像度が16ライン/mmとすれば、 y1=(SYNCのカウント値Y1)/16(mm) y2=(SYNCのカウント値Y2)/16(mm) となるカウント値Y1、Y2がRAM4に記憶される。主走査有
効最大値Xmax(mm)と副走査方向の始端位置y1、終端位
置y2を検出することでカラー原稿41のサイズを知ること
が出来る。
副走査有効最大値Ymax(mm)はYmax=y2−y1(mm)と
なり、最大有効原稿領域SmaxはXmaxとYmaxの積となる。
画素アドレスA(st)の最小値、画素アドレスA(et
d)の最大値、及びSmaxの検出データに基づいて、抽出
部7、画像メモリ8、イメージ再生部9の設定が自動的
に行われることとなる。
第5図(a)は抽出部及びイメージ再生部を構成する
要部ブロック図であり、第5図(b)及び(c)はその
動作説明図である。
ラインメモリ100、ラインメモリ101はスタティクRAM
等で構成され、リード・ライト制御部106によって1ラ
イン毎に交互に書き込み、読み出しが行われる。
リード・ライト制御部106は信号SYNCに同期して出力
をし、ラインメモリ100、ラインメモリ101に対して1ラ
インごと交互にリード及びライトをそれぞれ出力する。
また、セレクタ102に対して書き込み状態のラインメモ
リには書き込みカウンタ103の出力WA(X)を出力し、
読み出し状態のラインメモリには読み出しカウンタ104
の出力RA(X)を出力するようにする。セレクタ105に
対しては読み出し状態のラインメモリを選択するように
する。
ラインメモリ100、ラインメモリ101への書き込みアド
レス、読み出しアドレスはリード・ライト制御部106に
合せて、セレクタ102から出力される。書き込みアドレ
スWA(X)を生成する書き込みカウンタ103は信号LENBL
(または信号EN3)が“H"のときに初期値WA(x0)を設
定し、読み出しアドレスRA(X)を生成する読み出しカ
ウンタ104は信号EN2(または信号EN4)が“H"のときに
初期値RA(x0)を設定する。設定はCPU3から入出力ポー
ト114を経由して行う。カウンタ103、カウンタ104は信
号LENBL(または信号EN3)が“L"のときに初期値よりカ
ウントを開始する。
また、セレクタ115によって画素クロックCLK、メモリ
クロックCLKM、画像出力装置用CLKPは書き込みカウンタ
103、読み出しカウンタ104にそれぞれ入出力ポート114
から設定され、入力される。書き込みカウンタ103、読
み出しカウンタ104の前記クロックは本一実施例の要部
ブロックが使用される位置によってそれぞれ画素クロッ
クCLKを使用するか、メモリクロックCLKM、または画像
出力装置用CLKPを使用するかは同期の関係から異なる。
主走査方向Xの画素データDinは前記ラインメモリ10
0、ラインメモリ101のうち、リード・ライト制御部106
によってライト側のラインメモリに入力され、次のライ
ンで出力される。出力されたデータは信号DVによって抽
出データ領域以外はマスクされ零となる。抽出領域の設
定は入出力ポート114からコンパレータ107、コンパレー
タ108に設定されるアドレス値A(x1)、A(x2)によ
って決定され、コンパレータ107、コンパレータ108の出
力をAND回路112でANDすることで信号DVが生成される。
ラインの有効データ領域は入出力ポート114からコンパ
レータ109、コンパレータ110に設定されるアドレス値A
(x3)、A(x4)によって決定され、コンパレータ10
9、コンパレータ110の出力をOR回路113でORすることで
信号ENが生成される。
第5図(b)、及び(c)を用いて動作を説明する。
第5図(b)は画像抽出を行う場合を説明したもので
ある。
ラインメモリはセンサ読み取り画素をN画素とした場
合、最低3倍の3・N画素が記憶出来るメモリとする。
これは主走査方向Xに対し、最大1ライン分の移動操作
を左右に行うことを可能にするためである。移動操作は
書き込みアドレスWA(X)を変えることで出来る。
移動操作をしない場合について述べる。
書き込みカウンタ103、読み出しカウンタ104の初期値
WA(x0)、RA(x0)をラインメモリの第N番目のアドレ
スに設定する。また、書き込みカウンタ103にはクロッ
クCLK、読み出しカウンタ104にはクロックCLKMをセレク
タ115によって選択する。初期値の設定によってライン
メモリには第N番目のアドレスからセンサ読み取り画素
分のデータN画素が信号LENBLが“L"の間書き込まれる
こととなる。入出力ポート114からコンパレータ107、コ
ンパレータ108、コンパレータ109、コンパレータ110に
設定されるアドレス値A(x1)、A(x2)、A(x3)、
A(x4)はアドレス値A(x1)、A(x3)を前記原稿検
出部2からの検出値A(st)とし、アドレス値A(x
2)、A(x4)を前記原稿検出部2からの検出値A(en
d)とする。この設定によって、ラインメモリから抽出
領域のデータのみ次段の画像メモリ8に格納されること
となる。信号EN2をN画素有効となるようにアドレス値
A(x3)、A(x4)を設定すればカラー原稿41の領域の
みを有効とし、他の領域を零とした所謂トリミング操作
を行うことも出来る。
主走査方向Xの移動操作をする場合は書き込みカウン
タ103の初期値WA(x0)を移動操作方向にオフセット値
を加算または減算する。前記オフセット値をコンパレー
タ107、コンパレータ108の設定されるアドレス値A(x
1)、A(x2)にも同様に加算または減算することで移
動操作をすることが出来る。副走査方向Yへの移動操作
はセンサ45の読み取り位置の開始点を操作することによ
って、画像メモリへのデータ入力を遅延させること、又
は読み取り領域の途中より入力を行うことによって可能
となる。
第5図(c)はイメージ再生を行う場合を説明したも
のである。
画像メモリ8には前記画像抽出で説明したように、カ
ラー原稿41の領域のみ記憶されていることから、他のト
リミング領域以外を含むセンサ読み取り領域を復元する
操作を行う必要がある。この場合、書き込みカウンタ10
3、読み出しカウンタ104の初期値WA(x0)をラインメモ
リの第N番目+A(st)のアドレスに、RA(x0)をライ
ンメモリの第N番目のアドレスに設定する。また、書き
込みカウンタ103によってクロックCLKM、読み出しカウ
ンタ104にはクロックCLKPをセレクタ115によって選択す
る。初期値の設定によってラインメモリには第N番目+
A(st)のアドレスからメモリ1ライン主走査画素分の
データが信号ENR3が“L"の間書き込まれることとなる。
読み出し時においてはセンサ読み取り領域の画素に対応
するN画素を出力する必要がある。入出力ポート114か
らコンパレータ107、コンパレータ108には画素抽出部7
に対応して抽出領域のデータのみ有効とする為、コンパ
レータ107には前記原稿検出部2からの検出値A(st)
を設定し、コンパレータ107には前記原稿検出部2から
の検出値A(end)を設定する。また、コンパレータ109
には第N番目のアドレスA(x3)を設定し、コンパレー
タ110には第2N番目のアドレスA(x4)を設定する。こ
の設定によって、抽出領域のデータ以外には零データを
付加してセンサ読み取り領域の画素に対応するN画素を
画像出力装置10へ出力することとなる。
第6図は抽出部7、画像メモリ8、イメージ再生部9
のブロック図を示したものである。
抽出部7、イメージ再生部9の構成要素であるA〜F
は第5図(a)で示した要部ブロックと同一なものであ
る。
抽出部7は4つのブロックより成り、マスキング部6
の出力データY2、M2、C2、K2を並列処理し、原稿領域の
み抽出する。並列抽出処理されたデータは画像メモリ8
に出力される。
画像メモリ8への画像データの入力は1ライン単位で
行う。画像メモリ8は1ラインの画像データから信号EN
2が“L"の区間のデータのみメモリに順次格納する。従
って画像メモリ8に格納した画像データを読み出す場合
もライン単位となり、入力時に削除された画像データは
原稿領域データに零データを付加してセンサ読み取り領
域の画素に対応するN画素を復元する操作を行いながら
出力する。出力画像データの原稿領域をセンターに移動
する場合は画像抽出部7と同様、即ち画像データを読み
出す時に書き込みカウンタ103の初期値WA(x0)を移動
操作方向にオフセット値を加算または減算することによ
って行うことができる。
画像メモリ8は複数のプレーンより成り、制御部8cに
よってプレーンの組合せが複数通り設定出来る。組合せ
が行われたプレーン対は外部からみた場合、一つのプレ
ーン、即ち連続したメモリとして動作する。組合せの設
定は前記原稿検出部2の検出データから求められた原稿
領域の面積Smax、又は格納する記憶容量に基づいて行わ
れる。各プレーンのメモリ容量PMmaxと面積Smaxを記憶
する為の記憶容量SMmaxが比較され、組合せが決定され
る。本一実施例では、各プレーンのメモリ容量をセンサ
45の全読み取り範囲領域の半分までの記憶容量とする。
よって、全読み取り範囲領域の記憶容量はプレーンメモ
リ容量PMmaxの2倍の容量となる。結果、前記記憶容量S
Mmaxの最大記憶容量はプレーンメモリ容量PMmaxの2倍
の容量となる。記憶容量SMmaxがプレーンメモリ容量PMm
ax以下であれば、前記並列抽出処理されたデータGA、G
B、GC、GDはマルチプレクサ8aによって各プレーンに同
時入力される。記憶容量SMmaxがプレーンメモリ容量PMm
axより大きければ制御部8cによって、プレーン8dとプレ
ーン8e、プレーン8fとプレーン8gを組合せて使用する。
センサ45の一回目の走査ではプレーン8dとプレーン8eの
対にはGAが入力され、プレーン8fとプレーン8gの対には
GBがマルチプレクサ8aによって同時入力される。二回目
の走査ではプレーン8dとプレーン8eの対にはGCが入力さ
れ、プレーン8fとプレーン8gの対にはGDがマルチプレク
サ8aによって入力される。セレクタ8bは前記各プレーン
に入力された画像データを順次イメージ再生部9に出力
する。イメージ再生部9に入力された画像データは原稿
領域データに零データが付加され、センサ読み取り領域
の画素に対応するN画素を制御部9bによって同期をとり
ながら画像出力装置10へ出力することとなる。
前記記憶容量SMmaxが予め既知の場合、例えば操作部1
3によって固定定型紙の読み取りが確定されると記憶容
量SMmaxに対応するプレーン構成に画像メモリ8は設定
される。設定内容は記憶容量SMmaxによって前記同様に
抽出部7、画像メモリ8、イメージ再生部9の各部が処
理内容に従って設定される。
上記操作によって任意のサイズ原稿は原稿検出部2に
よって原稿領域が検出され、原稿検出部2の検出データ
に基づいて原稿領域以外の空白データは抽出部7によっ
て削除されて画像メモリ8に格納される。更に画像メモ
リ8に記憶された内容はイメージ再生部9により抽出部
7によって削除された空白データ領域に零データを付加
してセンサ読み取り領域の画素に対応するN画素を復元
して画像出力装置10へ出力することとなる。複数色を同
時記憶する動作と色順次に記憶する動作は原稿検出部2
の検出データに基づいて行い、決定されたメモリのプレ
ーン構成によってCPU3から自動設定される。この自動設
定は操作部13によって解除することも可能である。
また既知の原稿に対しては、画像メモリ8に記憶され
る記憶容量に応じてプレーン構成を設定することによっ
て、複数色を同時記憶する場合と色順次に記憶する場合
とに分けられ、CPU3によって決定される。
更に、画像メモリ8は複数プレーンより構成され、各
プレーンは制御部8cによって独立に制御される。よって
画像データを入力するプレーンと、画像データを出力す
るプレーンとに分離してデータの入出力を同時に行うこ
ととなる。画像データを出力しているプレーンの格納デ
ータをすべて読み出してしまうと、画像データの入力を
行うことが可能となり、画像メモリの各プレーンの記憶
容量と画像データの格納容量からCPU3によって動作が判
定され、記憶可能であれば入力モードに切り替え、格納
動作を行う。格納動作が終了すれば出力モードとなり画
像出力装置10の状態に合せ出力する。このように画像メ
モリ8を複数プレーン構成とすることでメモリを効率よ
く、高速に使用することが出来る。また、画像メモリ8
の中で格納容量によって使用しないプレーンが存在する
場合、CPU3によって使用が可能である。使用する場合は
制御8cによってリード・ライト信号がCPU3に開放され
る。
マスキング処理部4は前記補正部5の出力信号Y1、M
1、C1から色補正、下色除去、墨形成等を行い、印字画
像データY2、M2、C2、K2を同時生成する。
画像出力装置10はY、M、C、Kのいずれか一色のみ
処理することが可能である。画像メモリ8からは印字さ
れる各色画像データが選択され、イメージ再生部9によ
って印字イメージに復元された後、印字画像データGYと
して画像出力装置10へ出力される。画像出力装置10はた
とえば電子写真プロセスによるカラー・レーザ・ビーム
・プリンタを使用し、カラー原稿41の読み取りが行われ
た後に送られてくる印字画像データを例えば、Y、M、
C、Kの順に感光ドラム上に形成し、現像器Y、M、
C、Kによりそれぞれ現像することから多色重ね合せを
行い、カラー画像を再現する。
発明の効果 以上のように本発明は画像データを格納する複数プレ
ーン構成より成る記憶手段を設けることによって、格納
される画像データの記憶容量に基づいてプレーン構造が
可変出来、画像データを格納しないプレーンの使用が可
能となる。さらに複数プレーン構成であることから画像
データの格納と画像データの出力が同時に出来る。結
果、メモリを効率よく、高速に使用出来る。
また、カラー原稿を複数色に色分解して読み取り画像
読取手段と、複数色から原稿領域を検出する原稿検出手
段とをさらに設けることによって、カラー画像を色認識
して原稿サイズ検出を行う為に色原稿に対して精度の良
いサイズ検出を行うことが出来る。よって前記検出デー
タに基づいてメモリのプレーン構造を可変し、カラー原
稿を複数回走査によって格納する動作が格納容量から判
断されることによって、各色画像データの格納方法を異
ならせることが出来、メモリを効率的に使用することで
高速動作ができる。
抽出手段によって原稿検出手段からの検出データに基
づき原稿領域のみメモリに格納することからメモリを効
率よく使用出来る。
さらに、データ処理手段を設けることによって抽出手
段により原稿領域以外の空白領域を削除して記憶手段に
格納されたデータはデータ処理手段において、前記削除
された空白領域に零データを付加する処理によって抽出
手段以前の画像データに復元することを1ライン毎に同
時に行う為、画像データの圧縮と再生を高速に行うこと
が出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における画像処理装置のブロ
ック図、第2図は原稿検出部のブロック図、第3図は原
稿検出部のブロック説明図及びタイミング図、第4図は
画像読取装置の一部を拡大した図及び動作説明図、第5
図は抽出部及びイメージ再生部を構成する要部ブロック
図、第6図は抽出部、画像メモリ及びイメージ再生部の
ブロック図、第7図は従来例の説明図である。 1……画像読取装置、2……原稿検出部、7……抽出
部、8……画像メモリ、9……イメージ再生部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/21 H04N 1/40 G03G 15/01 B41J 3/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を入力する画像読取手段と、前記
    画像読取手段の画像データを格納する複数のプレーンで
    構成した記憶手段とを具備する画像処理装置において、 前記画像データの格納に必要な記憶容量に基づいて、前
    記記憶手段の複数のプレーンを結合する組み合わせを異
    ならせる結合手段と、 結合されたプレーン対に前記画像データを格納する格納
    手段と、 プレーン単位で前記記憶手段の入力と出力を制御する入
    出力制御手段とを備え、 前記記憶手段の異なるプレーンを用いて前記画像データ
    の入力と出力を同時に行うことを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】前記画像処理装置は、更に、画像読取手段
    からの画像データを所定の判定レベルと比較し、前記原
    稿画像であるか否かの判定値を出力する比較手段と、読
    み取り走査上の前記原稿画像の始端位置と終端位置を前
    記判定値から検出することで原稿領域を検出する原稿領
    域検出手段とを有し、前記原稿領域に基づいて前記記憶
    容量を算出することを特徴とする請求項(1)記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】カラー原稿画像を複数に色分解する画像読
    取手段と、 前記画像読取手段からの各色画像データを格納する複数
    のプレーンから構成される記憶手段と、 前記各色画像データの格納に必要な記憶容量に基づい
    て、前記記憶手段の複数のプレーンを結合する組み合わ
    せを異ならせる結合手段と、 結合されたプレーン対に前記各色画像データを格納する
    格納手段とを備え、 前記プレーン対の数に応じて、格納する色数と色画像デ
    ータを異ならせることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記画像処理装置は、更に、画像読取手段
    からの色画像データを所定の判定レベルと比較し、前記
    原稿画像であるか否かの判定値を出力する比較手段と、 読み取り走査上の前記原稿画像の始端位置と終端位置を
    前記判定値から検出することで原稿領域を検出する原稿
    領域検出手段とを有し、前記原稿領域に基づいて前記記
    憶容量を算出することを特徴とする請求項(3)記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】カラー原稿画像を複数に色分解する画像読
    取手段と、画像読取手段からの色画像データを所定の判
    定レベルと比較し、前記原稿画像であるか否かの判定値
    を出力する比較手段と、読み取り走査上の前記原稿画像
    の始端位置と終端位置を前記判定値から検出することで
    原稿領域を検出する原稿領域検出手段と、前記原稿領域
    の画像データを抽出する抽出手段と、前記抽出手段の画
    像データを格納する記憶手段とを具備することを特徴と
    する画像処理装置。
  6. 【請求項6】前記抽出手段は1ライン単位で処理を行
    い、前記原稿領域以外を削除することを特徴とする請求
    項(5)記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】カラー原稿画像を複数に色分解する画像読
    取手段と、 画像読取手段からの色画像データを所定の判定レベルと
    比較し、前記原稿画像であるか否かの判定値を出力する
    比較手段と、 読み取り走査上の前記原稿画像の始端位置と終端位置を
    前記判定値から検出することで原稿領域を検出する原稿
    領域検出手段と、 前記原稿領域の画像データを抽出する抽出手段と、前記
    抽出手段からの抽出データを格納する記憶手段と、 前記記憶手段に格納された抽出データに抽出時に削除さ
    れた画素数と同数の空白データを付加するデータ処理手
    段とを具備することを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】前記抽出手段、前記データ処理手段1ライ
    ン単位で処理を行い、前記抽出手段によって原稿領域以
    外の画素を削除して記憶手段に格納された抽出データは
    前記データ処理装置によって削除された画素数と同数の
    空白データを付加する処理がなされることで抽出手段以
    前の画像データの画素数に復元されることを特徴とする
    請求項(7)記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】前記抽出手段、前記記憶手段、前記データ
    処理手段を用いてなされる処理において、前記記憶手段
    は複数のプレーンから構成され、前記抽出手段によって
    画像データの抽出処理を行いながら前記記憶手段に格納
    する動作と、前記データ処理手段によって復元処理を行
    いながら格納されたデータを出力する動作とを同時に行
    うことを特徴とする請求項(7)記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】前記抽出手段、前記データ処理手段に使
    用されるラインメモリの容量は少なくとも1ラインの全
    画素数の3倍以上であり、主走査方向に対して移動処理
    を同時に行うことを特徴とする請求項(7)記載の画像
    処理装置。
JP63221746A 1988-09-05 1988-09-05 画像処理装置 Expired - Fee Related JP2759977B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63221746A JP2759977B2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63221746A JP2759977B2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0269068A JPH0269068A (ja) 1990-03-08
JP2759977B2 true JP2759977B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=16771575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63221746A Expired - Fee Related JP2759977B2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2759977B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6010963A (ja) * 1983-06-30 1985-01-21 Fujitsu Ltd イメ−ジメモリ構成方式
JPS61234656A (ja) * 1985-04-10 1986-10-18 Fuji Xerox Co Ltd 可変速駆動装置
JPH0681232B2 (ja) * 1985-04-22 1994-10-12 松下電器産業株式会社 多階調画像情報処理装置
JPS62292021A (ja) * 1986-06-12 1987-12-18 Tamagawa Seiki Co Ltd アブソリユ−トエンコ−ダ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0269068A (ja) 1990-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0698165A (ja) 並列処理装置
US5583667A (en) Color image processing apparatus for forming a color image based on image attributes of an original image
JP3178541B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JPH0646255A (ja) 画像処理装置
JP2004056752A (ja) 画像処理装置と画像処理方法
JP4280404B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
US5585945A (en) Image synthesis with reduced memory requirements
JP3262326B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2759977B2 (ja) 画像処理装置
JP3253117B2 (ja) 画像処理装置および方法
JP2911489B2 (ja) カラー画像処理装置
JP3297452B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3206932B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JP2915503B2 (ja) 画像処理装置
JPH05236287A (ja) 画像処理装置
JP3359045B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3382247B2 (ja) 画像処理システム
JP3147250B2 (ja) 画像処理装置
JP3185926B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPS60130265A (ja) 画像処理装置
JPH05130439A (ja) 画像処理装置
JPH07118763B2 (ja) 画像処理装置
JPH05137010A (ja) 画像処理装置
JP3200090B2 (ja) 画像処理方法およびその装置
JP2003174568A (ja) 画像読み取り装置、画像処理システム、画像読み取り方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees