JPH07118552B2 - 発光ダイオード用エピタキシャルウエハ - Google Patents

発光ダイオード用エピタキシャルウエハ

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JPH07118552B2
JPH07118552B2 JP7226889A JP7226889A JPH07118552B2 JP H07118552 B2 JPH07118552 B2 JP H07118552B2 JP 7226889 A JP7226889 A JP 7226889A JP 7226889 A JP7226889 A JP 7226889A JP H07118552 B2 JPH07118552 B2 JP H07118552B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、発光ダイオードに使用されるエピタキシャル
ウエハの改良に関し、特に、GaAsを用いた発光ダイオー
ド用のエピタキシャルウエハに関する。
【従来の技術並びにその課題】
赤外発光ダイオード用のエピタキシャルウエハとして、
通常、第2図に示す構造を持った、SiドープGaAsエピタ
キシャルウエハが使用されている。この構造のエピタキ
シャルウエハは、Siが、GaAs中において両性不純物とし
て働くのを利用し、1回の液相成長によりp−n接合が
形成されている。すなわち、Siドープ量、あるいは、液
相成長時の冷却速度によって決まる、p−n反転温度よ
り高温で成長された層はn型層になり、p−n反転温度
より低温で成長された層は、p型層になる。 この構造のエピタキシャルウエハは、1回の成長によ
り、n型層およびp型層が形成されるため、p−n接合
部の結晶性が良好になり、また成長用融液が1種類しか
必要としないため、製造コストが低いという利点を有し
ている。しかしその反面、光の取り出し面として通常用
いられる、p型層表面、および、その近傍のSi不純物濃
度が非常に大きいため、そこでの光吸収が大きくなり、
発光出力が低下するという欠点を有している。 そこで、上記構造の欠点を補うため、第3図に示す構造
のエピタキシャルウエハが開発されている(特開昭59−
121830号公報)。すなわち、この構造のエピタキシャル
ウエハは、第2図のp型GaAs層上に、GaAsより禁制帯幅
の広い「GaAlAs層」を形成したものである。 この構造のエピタキシャルウエハの発光原理は、p型Ga
Asエピタキシャル層で発光させ、ここから出た光を、p
型GaAlAsエピタキシャル層に透過させて外部に放射させ
るものである。 この構造のエピタキシャルウエハを使用して製作された
発光ダイオードは、第2図に示す構造のものに比較する
と、発光出力を高くできる。しかしながら、第2図およ
び第3図に示すエピタキシャルウエハは、n型GaAsエピ
タキシャル層と、P型GaAsエピタキシャル層の界面付近
のキャリア濃度が低く、導電率が下がるため、順方向電
圧を抑えるという点から改善すべき点が残されている。
【この発明の目的】
この発明のエピタキシャルウエハは、発光ダイオードに
組んだ時に、第3図に示す構造のエピタキシャルウエハ
に勝るとも劣らない優れた発光特性を有し、しかも、第
2図および第3図に示すエピタキシャルウエハを用いた
場合より、低い順方向電圧で駆動できるエピタキシャル
ウエハを提供することにある。
【従来の課題を解決する為の手段】
本発明に係るエピタキシャルウエハは、第3図に示す構
造のものを、極めて簡単な構成として改良したものであ
る。この発明のエピタキシャルウエハは、n型GaAsエピ
タキシャル層の表面に、p型GaAsエピタキシャル層を設
けることなく、直接p型GaAlAsエピタキシャル層を設け
たものである。すなわち、第2図に示すエピタキシャル
ウエハのp型GaAsエピタキシャル層を、第3図に示すエ
ピタキシャルウエハのp型GaAsエピタキシャル層に変更
した独特の積層構造を備えている。この発明のエピタキ
シャルウエハは、シングルヘテロ構造をとる。 この構造のエピタキシャルウエハは、第2図と第3図と
に示すエピタキシャルウエハに類似する構造を備えてい
る。しかしながら、発光状態は、第2図および第3図に
示すエピタキシャルウエハと著しく異なっている。 すなわち、この発明のエピタキシャルウエハを用いた発
光ダイオードに順方向電圧を印加すると、p型GaAlAs層
のホールはn型GaAs層へ注入されるが、n型GaAs層の電
子はポテンシャル障壁によりさえぎられ、p型GaAlAs層
へ注入されない。すなわち、この構造のエピタキシャル
ウエハは、P型GaAlAsエピタキシャル層でなく、n型Ga
As層のみが発光層となる。 第1図に示すこの発明のエピタキシャルウエハは、基板
としてGaAs単結晶ウエハを用いている。基板上に、Siを
ドープしたn型GaAsエピタキシャル層を設けている。こ
の層の上に、直接p型GaAlAsエピタキシャル層を設けて
いる。 p型GaAlAsエピタキシャル層は、Ga(1-x)AlxAsの組成式
で示され、xの範囲が、0<x<0.4に調整されてい
る。 各エピタキシャル層は、液相エピタキシャル法(徐冷
法)により形成できる。Siドープのn型GaAsエピタキシ
ャル層は、高温で成長する程、GAサイトに入るSiが、As
サイトに入るSiより多くなる。反対に、成長温度が下が
るに従って、Gaサイトに入るSiは減少し、Asサイトに入
るSiが増加する。そのため、n型GaAsエピタキシャル層
は、成長温度が低い程キャリア濃度が減少して導伝率が
低下する。導伝率の低いn型GaAsエピタキシャル層を有
するエピタキシャルウエハは、これを発光ダイオードに
使用すると、順方向電圧が高くなる。このため、n型Ga
Asエピタキシャル層は、p−n反転温度より充分に高い
温度で成長するのが望ましい。 ところで、この発明のエピタキシャルウエハは、従来の
エピタキシャルウエハと違って、n型GaAsエピタキシャ
ル層のみが発光層である。このため、この発明のエピタ
キシャルウエハは、n型GaAsエピタキシャル層に、発光
中心となるAsサイトに入ったSi(アクセプタ)が充分に
ないと、発光波長が、通常のSiドープGaAsエピタキシャ
ルウエハを用いた従来の発光ダイオードに比較して、短
波長にずれる。この問題は、n型GaAsエピタキシャル層
の成長温度を、発光波長が実用上問題のない範囲に調整
するか、あるいは、Siのドープ量を、通常のSiドープGa
Asエピタキシャルウエハの場合よりも多少多くして、As
サイトに入るSiを増加させて補正できる。 p型Ga1-xAlxAsエピタキシャル層に用いられるドーパン
トは、Si、Zn、Mg等アクセプタとなるドーパントなら何
でもよい。ただ、結晶中で拡散の起こりにくいSiを用い
るのが望ましい。だ、Siは両性不純物となるため、p−
n反転温度に近い温度で成長を行った場合、逆導電層、
および、低キャリア濃度層を生じ、発光ダイオードの
「電流−電圧特性」に異常を来すことがある。そのた
め、p−n反転温度より充分に低い温度で成長するのが
望ましい。 また、p型Ga1-xAlxAsエピタキシャル層のAl混晶比xが
大きい程、GaAsに比べて禁制帯幅が大きくなり、n型Ga
As層で得られた赤外光を効率良く外部へ放出できる。一
方、xが大きくなる程、キャリア移動度が低下し、また
電極付けをおこなった時のオーミック接触が悪くなるた
め、発光ダイオードに組んだ時の順方向電圧が高くな
る。 以上の両特性を考慮して、混結晶比xは0<x<0.4の
範囲で選択される。 また、p型GaAlAs層のキャリア濃度は、高い程導伝率が
上がり、オーミック接触も良くなるため、順方向電圧が
低くなる。しかしながら、不純物のドーピング量が多す
ぎると結晶性が低下し、発光出力が低下する傾向があ
る。
【作用効果】 この発明のエピタキシャルウエハは、発光ダイオードに
使用される。この構造の発光ダイオードに順方向に電圧
が印加されると、n型GaAsエピタキシャル層が発光層と
なる。 この発明のエピタキシャルウエハは、第2図および第3
図に示す従来のエピタキシャルウエハに比較して、極め
て優れた発光特性を示す。すなわち、この発光のエピタ
キシャルウエハを発光ダイオードとした場合、第2図に
示す3層構造のエピタキシャルウエハに比較して、約30
〜50%も発光出力が改善されて飛躍的に発光特性を改良
できる。また、第3図に示す4層構造のエピタキシャル
ウエハに比較しても、発光出力を10%近く改善できる。 さらに、この発明のエピタキシャルウエハは、Siによる
p−n反射付近の低キャリア濃度層を持たないため、発
光ダイオードに組んだ時の順方向電圧を低くすることが
できる。このことは、低電圧の電池駆動に多用される発
光ダイオードにとって極めて大切な特性である。
【好ましい実施例】
第1図に示すこの発明にエピタキシャルウエハは、液相
エピタキシャル法(徐冷法)により形成できる。Siドー
プn型GaAsエピタキシャル層は、第2図に示す、従来の
SiドープGaAsエピタキシャルウエハの場合と同様にし
て、GaAs単結晶基板の上に作られる。n型GaAsエピタキ
シャル層のSiドーピング量は、要求される発光波長によ
って決定される。 n型GaAsエピタキシャル層の上に設けられる、p型Ga
(1-x)AlxAs層のキャリア濃度は、高い程導伝率が上が
り、また、オーミック接触も良くなるため、順方向電圧
が低くなる。しかしながら、Siのドーピング量が多すぎ
ると、結晶性が低下し、発光出力が低下する。 この層の成長温度はp−n反転温度以下で行われる。p
−n反転温度に近い温度で成長を行った場合、逆導伝層
および低キャリア濃度層を生じ、発光ダイオードの電流
−電圧特性に異常をきたすことがある。そのため、p−
n反転温度より充分に低い温度で成長するのが望まし
い。 また、p型Ga(1-x)AlxAsエピタキシャル層のAl混晶比x
が大きい程、n型GaAs層で得られた赤外光を効率よく外
部へ放出できる。ところが、xが大きくになる程、発光
ダイオードとして組んだ時の順方向電圧が高くなる。以
上のことを考慮して、混晶比xは、0<x<0.4の範囲
に選択する。 次に、本発明の実施例のエピタキシャルウエハの製造工
程を説明する。 Ga融液槽を2つ持つ液相エピタキシャル成長用カー
ボンボートを用意する。カーボンボートの第1の槽に、
第1融液として、GaとGaAs多結晶と、Siとを仕込む。仕
込量は、Ga1g当りに、GaAs多結晶160mg、Si2.5mg相当分
とする。 カーボンボートの第2の槽に、第2融液として、GaとGa
As多結晶と、Alと、Siとを仕込む。仕込量は、Ga1g当
り、GaAs多結晶を40mg、Alを0.42mg、Siを4.0mgとす
る。 さらに、基板として、n型GaAs基板を仕込んだ後、
カーボンホートを水素気流中で910℃まで加熱する。各
融液が充分に溶けた後、基板と第1融液を接触させる。
その後、降温レート0.5℃/分として、890℃まで温度を
下げて成長させて、基板と第1融液とを分解する。 次に温度を800℃まで降下させて、基板と第2融液
を接触させる。その後、降温レート0.5℃/分で750℃ま
で温度を下げた後、基板と第2融液を分離し、室温まで
冷却する。 以上の工程により、第1図に示すエピタキシャルウエハ
が得られた。 次に、このエピタキシャルウエハを使用して発光ダイオ
ードを試作した。発光ダイオードは、得られたエピタキ
シャルウエハのp型GaAlAs層表面と、基板側表面にオー
トミック電極を形成し、500μ×500μのペレットにし
て、pサイドアップで発光ダイオードとした。 得られた発光ダイオードの発光出力を積分球を用いて測
定した結果、上記の工程で得られたエピタキシャルウエ
ハは、第2図に示す、従来の3層構造のエピタキシャル
ウエハ使用発光ダイオードに比較して、発光出力が30〜
50%も改善され、また、第3図に示す従来の改良型エピ
タキシャルウエハ使用の発光ダイオードに比較しても、
約10%も発光出力が高くなった。 また、順方向電圧を、電流500mAのパルス駆動で測定し
たところ、第2図に示す構造のエピタキシャルウエハ使
用発光ダイオードに比較して、0.1V低くなった。 得られたエピタキシャルウエハ使用発光ダイオードの発
光波長は、第2図と第3図とに示すエピタキシャルウエ
ハ使用発光ダイオードと同様に、940nm±5nmであった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のエピタキシャルウエハを示す断面
図、第2図は従来の3層構造のエピタキシャルウエハを
示す断面図、第3図は従来の改良された4層構造のエピ
タキシャルウエハを示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n型ガリウムヒ素(GaAs)単結晶基板の上
    に、Siドープのn型GaAsエピタキシャル層が設けられ、
    このn型GaAsエピタキシャル層の上に、直接p型GaAlAs
    エピタキシャル層が設けられたことを特徴とする発光ダ
    イオード用エピタキシャルウエハ。
JP7226889A 1989-03-25 1989-03-25 発光ダイオード用エピタキシャルウエハ Expired - Fee Related JPH07118552B2 (ja)

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