JPH07118409A - 熱収縮性ポリエステル系フィルム - Google Patents

熱収縮性ポリエステル系フィルム

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JPH07118409A
JPH07118409A JP5266595A JP26659593A JPH07118409A JP H07118409 A JPH07118409 A JP H07118409A JP 5266595 A JP5266595 A JP 5266595A JP 26659593 A JP26659593 A JP 26659593A JP H07118409 A JPH07118409 A JP H07118409A
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JP
Japan
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polyester resin
acid
film
mol
glycol
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Application number
JP5266595A
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English (en)
Inventor
Tatsushi Fukuzumi
達志 福住
Takayuki Tajiri
象運 田尻
Jun Yoshida
純 吉田
Hiroyuki Tsukada
裕行 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温収縮性、高い収縮率を有し、収縮ムラが
発生しにくい等の優れた熱収縮特性を有するとともに、
帯電防止性に優れた熱収縮性ポリエステル系フィルムを
得る。 【構成】 芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成
誘導体を主成分とするジカルボン酸成分と、エチレング
リコールを主成分とするジオール成分よりなるポリエス
テル樹脂(A)と、芳香族ジカルボン酸またはそのエス
テル形成誘導体を主成分とするジカルボン酸成分、エチ
レングリコールを主成分とするジオール成分、3価以上
の多価カルボン酸および/または多価アルコール、ポリ
エチレングリコールおよび/またはポリオキシテトラメ
チレングリコールからなるポリエステル樹脂(B)と、
スルホン酸のアルカリ金属塩とを含有するポリエステル
樹脂組成物からなる熱収縮性ポリエステル系フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の包装材料等に用
いられる熱収縮性ポリエステル系フィルムに関し、さら
に詳しくは、低温収縮性、高い収縮率を有し、収縮ムラ
が発生しにくい等の優れた熱収縮特性を有するととも
に、帯電防止性に優れた熱収縮性ポリエステル系フィル
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱収縮性プラスチックフィルムは、容器
類、釣竿、コンデンサー、棒状蛍光灯等の標示、保護、
結束、商品付加価値向上等に用いられるほか、本やノー
ト等の集積包装や密着包装用として用いられている。現
在、この他にも多くの分野でこの熱収縮性フィルムの収
縮性及び収縮応力を利用した種々の用途展開が期待され
ている。
【0003】従来、熱収縮性プラスチックフィルムの素
材としては、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリオレ
フィン等の樹脂が用いられてきた。しかし、このような
樹脂は耐熱性、耐候性、耐薬品性などにおいて問題点が
あった。例えば、ポリ塩化ビニルフィルムは種々の収縮
特性を有する熱収縮性フィルムとなし得るものの、フィ
ッシュアイが多発しやすく、これに印刷したフィルムを
包装材とした商品は美観が損なわれ、商品価値が低下し
たものとなりやすかった。また、フィッシュアイのない
熱収縮性フィルムを得るためには過度の品質管理が必要
となるため、フィルム製造コストが著しく増大する等の
問題を有していた。さらに、ポリ塩化ビニルは廃棄の際
に焼却すると公害問題を起こすこと、及びポリ塩化ビニ
ル樹脂中の可塑剤等の添加剤が経時的にブリードアウト
し塵埃の付着等により汚れが生ずると共に、安全性の点
でも好ましくなかった。
【0004】一方、ポリスチレンから得られる熱収縮性
フィルムは、収縮後の仕上りは良好であるものの、耐溶
剤性が低いために印刷の際には特殊インクを使用しなけ
ればならないことや、室温でも自然収縮が起こるために
冷所に保存しなければならなかった。また、高温での焼
却を必要とし、焼却時に多量の黒煙と異臭を発生する
等、その廃棄にも大きな問題があった。これらの問題を
解決できる素材として、ポリエステル系フィルムは非常
に期待され、その使用量も著しく増加してきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の熱収縮
性ポリエステル系フィルムは、その熱収縮特性において
十分に満足できるものではなかった。特に、収縮時に収
縮ムラが発生し易く、PETボトル、ポリエチレンボト
ル、ガラス瓶等の容器に被覆収縮する際に、フィルムに
印刷した文字や模様がうまく再現できなかったり、容器
へのフィルム密着が十分できなかたっりする等の問題点
を有していた。さらに、ポチスチレンフィルム等と比較
して低温での収縮性に劣り、必要とする収縮量を得るた
めには高温で収縮させなければならず、ボトル等の変形
や白化を生じる等の問題点も有していた。特に、ポリエ
チレン製のボトル用のラベルとして使用する場合には、
ポリエチレンボトル自体がPETボトル等に比べ耐熱性
に劣るため、例えば70℃程度のより低温で収縮作業を
行わなければならず、低温収縮特性に優れた熱収縮性フ
ィルムが要求されている。
【0006】また、ポリエステル系フィルムは、静電気
を帯電しやすいために、加工段階で重ねたフィルム同志
がくっついてしまったり、印刷したインクのヒケが発生
したり、印刷したインクが他の部分に転写される等の問
題点も有していた。このようなポリエステル系フィルム
の帯電性を改良するために、高分子量のポリエチレング
リコールを添加することが行われているが、フィルムの
透明性が低下するという問題を有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な状況に鑑み、ポリエステル系フィルムの熱収縮挙動お
よび帯電特性について鋭意検討した結果、本発明に到達
したものである。すなわち、本発明の熱収縮性ポリエス
テル系フィルムは、芳香族ジカルボン酸またはそのエス
テル形成誘導体を主成分とするジカルボン酸成分と、エ
チレングリコールを主成分とするジオール成分よりなる
ポリエステル樹脂(A)と、芳香族ジカルボン酸または
そのエステル形成誘導体を主成分とするジカルボン酸成
分、エチレングリコールを主成分とするジオール成分、
下記の式(1)を満足する含有量の3価以上の多価カル
ボン酸および/または多価アルコール、10重量%以上
のポリエチレングリコールおよび/またはポリオキシテ
トラメチレングリコールからなるポリエステル樹脂
(B)と、0.01〜5重量%の下記の一般式(2)で
示されるスルホン酸のアルカリ金属塩とを含有するポリ
エステル樹脂組成物からなることを特徴とするものであ
る。
【0008】
【数2】 0.3モル%≦x+y≦5モル% ・・・ (1) (但し、式中xは全酸成分中に占める3価以上の多価カ
ルボン酸の割合(モル%)、 yは全アルコール成分中
に占める3価以上の多価アルコールの割合(モル%)
である。)
【0009】
【化2】R−SO3 M ・・・ (2) (但し、式中Rは炭素数11〜30のアルキル基あるい
はアルキルベンゼン基を示し、Mはアルカリ金属を示
す。)本発明の熱収縮性ポリエステル系フィルムに使用
するポリエステル樹脂組成物は、ポリエステル樹脂
(A)とポリエステル樹脂(B)とからなるものであ
り、ポリエステル樹脂(A)としては、芳香族ジカルボ
ン酸またはそのエステル形成誘導体を主成分とするジカ
ルボン酸成分と、エチレングリコールを主成分とするジ
オール成分とから構成されるものである。また、ポリエ
ステル樹脂(B)としては、芳香族ジカルボン酸または
そのエステル形成誘導体を主成分とするジカルボン酸成
分と、エチレングリコールを主成分とするジオール成分
と、3価以上の多価カルボン酸および/または多価アル
コールと、ポリエチレングリコールおよび/またはポリ
オキシテトラメチレングリコールとから構成されるもの
である。
【0010】本発明において、ポリエステル樹脂(A)
およびポリエステル樹脂(B)を構成するジカルボン酸
成分の主成分である芳香族ジカルボン酸としては、テレ
フタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−1,4−もしく
は−2,6−ジカルボン酸等が挙げられる。また、これ
らのエステル誘導体としてはジアルキルエステル、ジア
リールエステル等の誘導体が挙げられる。これらの芳香
族ジカルボン酸あるいはそのエステル形成誘導体は、全
酸成分中に80モル%以上含有されることが好ましく、
さらに好ましくは85モル%以上の範囲である。これ
は、芳香族ジカルボン酸あるいはそのエステル形成誘導
体の含有量が80モル%未満であると、製膜したポリエ
ステル系フィルムの機械的強度が低下する傾向があるた
めである。中でも、テレフタル酸あるいはそのエステル
形成誘導体が、フィルムの製膜性および機械的強度の観
点から好ましく、全酸成分中に60モル%以上含有され
ることが好ましく、さらに好ましくは70モル%以上の
範囲である。
【0011】また、本発明においては、本発明の効果を
高め、熱収縮量を増加させる目的で、ジカルボン酸成分
として脂肪族ジカルボン酸あるいはそのエステル誘導体
を20モル%未満、好ましくは15モル%未満の範囲で
含有させてもよい。これは、これら脂肪族ジカルボン酸
が20モル%以上含有されると、フィルムの機械的特性
の低下を招くおそれがあるためである。本発明で使用で
きる脂肪族ジカルボン酸としては、グルタル酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、アゼライン酸、シュウ酸、コハク酸
等が挙げられる。
【0012】本発明のポリエステル樹脂(A)および
(B)を構成するジオール成分は、エチレングリコール
を主成分とするものであり、全アルコール成分中に60
モル%以上含有させることが好ましく、さらに好ましく
は70モル%以上の範囲である。これは、エチレングリ
コールの割合が60モル%未満であると、樹脂の重合反
応性、フィルムの製膜性および機械的強度が低下する傾
向にあるためである。また、本発明においては、ジオー
ル成分としてプロピレングリコール、トリエチレングリ
コール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール、
ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノー
ル、ビスフェノール化合物またはその誘導体のエチレン
オキサイド付加物等を本発明の効果を損なわない範囲で
使用することもできる。
【0013】本発明のポリエステル樹脂(B)として
は、上記ジカルボン酸成分とジオール成分とともに、3
価以上の多価カルボン酸および/または多価アルコー
ル、ポリエチレングリコールおよび/またはポリオキシ
テトラメチレングリコールから構成されるものである。
ポリエステル樹脂(B)を構成する多価カルボン酸とし
ては、トリメリット酸、ピロメリット酸あるいはこれら
の無水物等が挙げられ、多価アルコールとしては、トリ
メチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリトー
ル等が挙げられ、中でも、製膜性や熱安定性等の観点か
らトリメリット酸、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトールが特に好ましい。これら多価カルボン酸あ
るいは多価アルコールは、いずれか一方を単独で使用し
てもよいし、両者を併用してすることもできる。
【0014】本発明においては、3価以上の多価カルボ
ン酸あるいは多価アルコールは、全酸成分中に占める3
価以上の多価カルボン酸の割合(モル%)をx、全アル
コール成分中に占める3価以上の多価アルコールの割合
(モル%)をyとした時に、0.3モル%≦x+y≦5
モル%の範囲で含有し、好ましくは0.5モル%≦x+
y≦3モル%の範囲である。これは、3価以上の多価カ
ルボン酸および/または多価アルコールの含有量が0.
3モル%未満では収縮ムラの低減効果が少なく、逆に5
モル%を超えるとポリエステル樹脂の重合の途中で急激
にゲル化が起こり反応を制御することが困難となるため
である。
【0015】また、本発明においては、ポリエステル樹
脂(B)の構成成分としてポリオキシテトラメチレング
リコールあるいはポリエチレングリコールを含有させる
ことにより、熱収縮性フィルムの収縮ムラの低減により
優れた効果をもたらすものである。これらポリオキシテ
トラメチレングリコールあるいはポリエチレングリコー
ルは、ポリエステル樹脂(B)中に10重量%以上の範
囲で含有される。これは、ポリオキシテトラメチレング
リコールあるいはポリエチレングリコールの含有量が1
0重量%未満では収縮ムラの低減効果が少ないためであ
る。さらに、40重量%を超えるような範囲であると、
ポリエステル樹脂の融点やガラス転移温度が低くなる傾
向にあり、ポリエステル樹脂の取扱い等の問題をまねく
傾向にあり、好ましく15〜50重量%の範囲である。
使用されるポリエチレングリコールとしては、数平均分
子量が1000〜60000の範囲のものが好ましく、
ポリオキシテトラメチレングリコールとしては、数平均
分子量が1000〜3000の範囲のものが好ましい。
これは、これら未満の数平均分子量のものは収縮ムラの
低減効果示さず、逆に、これらを超える数平均分子量で
はポリエステル樹脂との相溶性が悪く好ましくないため
である。
【0016】さらに、ポリエステル樹脂(B)を構成す
るジオール成分として、フィルムの収縮ムラ低減や低温
収縮性付与等の観点から、ビスフェノール化合物または
その誘導体のエチレンオキサイド付加物を全アルコール
成分中に0.5〜30モル%の範囲で含有させることが
好ましい。ビスフェノール化合物またはその誘導体のエ
チレンオキサイド付加物としては、次の一般式(3)お
よび一般式(4)に示される構造を有するものが挙げら
れるが、
【0017】
【化3】
【0018】(式中、XはCH2 、C(CH32 、C
(CF32、O、SおよびSO2 を示し、nおよびm
は、2≦n+m≦6を満足する。)
【0019】
【化4】
【0020】(式中、XはCH2 、C(CH32 、C
(CF32、O、SおよびSO2 を、RはC1 〜C5
のアルキル基またはハロゲン基を示し、nおよびmは、
2≦n+m≦6を満足し、aおよびbは1〜4の整数を
示す。)中でも次の一般式(5)の構造を有するビスフ
ェノールAのエチレンオキサイド付加物が好ましい。
【0021】
【化5】
【0022】(式中、nおよびmは、2≦n+m≦6を
満足する。)これらポリエステル樹脂(A)およびポリ
エステル樹脂(B)は、公知の直接重合法やエステル交
換法等により製造することができ、その重合度は特に制
限されるものではないが、フィルム原反の成形性から、
固有粘度(フェノール/テトラクロロエタン等重量混合
溶液中で25℃にて測定)が0.5〜1.2のものが好
ましい。
【0023】本発明において使用されるスルホン酸のア
ルカリ金属塩は、次の一般式(2)で示されるものであ
り、ポリエステル樹脂組成物に対して0.01〜5重量
%の範囲で添加する。これは、スルホン酸のアルカリ金
属塩が0.01重量%未満では帯電防止性の効果が不十
分であり、逆に5重量%を超えると重合反応を阻害する
おそれがあるためである。一般式(2)で示されるスル
ホン酸のアルカリ金属塩としては、炭素数が11〜30
の範囲のものであり、例えば、テトラデシルスルホン酸
ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、
テトラデシルスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼンス
ルホン酸カリウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナト
リウム、アルキルナフタレンスルホン酸カリウム、α−
オレフィンスルホン酸ナトリウム、α−オレフィンスル
ホン酸カリウム等が挙げられ、これらを単独あるいは2
種以上を組合せて使用することができる。中でも、テト
ラデシルスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウムが好ましい。
【0024】
【化6】 R−SO3 M ・・・ (2)(但し、式中Rは炭素
数11〜30のアルキル基あるいはアルキルベンゼン基
を示し、Mはアルカリ金属を示す。)本発明の熱収縮性
ポリエステル系フィルムは、上記ポリエステル樹脂
(A)、ポリエステル樹脂(B)およびスルホン酸のア
ルカリ金属塩を混合してなるポリエステル樹脂組成物か
ら得られるものである。ポリエステル樹脂(A)および
ポリエステル樹脂(B)とは、ポリエステル樹脂(B)
を構成するポリエチレングリコールおよび/またはポリ
オキシテトラメチレングリコールの含有量が樹脂組成物
中に1重量%以上となるような割合で配合されることが
好ましく、ポリエステル樹脂(A)50〜95重量%と
ポリエステル樹脂(B)5〜50重量%との範囲で配合
することが好ましい。これは、樹脂組成物中でのポリエ
チレングリコールおよび/またはポリオキシテトラメチ
レングリコールの含有量が1重量%未満では、収縮ムラ
の低減効果が少ないためである。また、10重量%を超
えるような範囲であると、ポリエステル樹脂の融点やガ
ラス転移温度が低くなる傾向にあり、フィルム製膜性の
低下を招く傾向にあるためであり、好ましくは1〜10
重量%の範囲である。
【0025】ポリエステル樹脂(A)およびポリエステ
ル樹脂(B)は、公知の方法で混合され熱収縮性ポリエ
ステル系フィルムの原料とされる。例えば、予め所定の
割合で両方のポリエステル樹脂を混合したチップを原料
としてもよいし、両方のポリエステル樹脂のチップを所
定の割合で混合しこれを原料とすることもできる。ま
た、スルホン酸のアルカリ金属塩も、両方のポリエステ
ル樹脂を混合する際に同時に添加してもよいし、いずれ
か一方のポリエステル樹脂のみに予め添加することもで
きる。
【0026】得られたポリエステル樹脂組成物は、キャ
スティングローラー法やカレンダー法等の公知の製膜法
によってフィルム原反として製膜される。次いで、この
原反フィルムを該ポリエステル樹脂のガラス転移温度よ
り3℃以上高い温度、好ましくは5℃以上高い温度で縦
方向あるいは横方向に1.5〜5.0倍、好ましくは
1.5〜4.8倍に延伸し、高い収縮率をフィルムに付
与する。さらに、必要に応じて前記延伸方向と直角方向
に1.0〜1.8倍、好ましくは1.0〜1.5倍に延
伸する。これは、フィルムの引張強度を高め、前記延伸
方向の収縮を必要以上に収縮させないために有効であ
る。フィルムの延伸は、同時二軸延伸、逐次二軸延伸、
一軸延伸等の方法により行われ、縦方向の延伸と横方向
の延伸はどちらを先に行ってもよい。
【0027】延伸された熱収縮性ポリエステル系フィル
ムは、そのまま製品として使用することも可能である
が、寸法安定性などの点から50〜150℃程度の温度
で、数秒から数十秒の熱処理を行ってもよい。このよう
な熱処理を行うことにより、本発明のポリエステル系フ
ィルムの収縮方向の収縮率の調整、未収縮フィルムの保
存時の経時収縮の減少、収縮斑の減少などの好ましい性
質を発現させることができる。
【0028】このようにして得られた本発明の熱収縮性
ポリエステル系フィルムは、その帯電特性として、温度
20℃、湿度65%の条件下での厚さ40μmのフィル
ムでの表面抵抗値が1×1015Ω以下であることが好ま
しい。また、厚さ40μmのフィルムのヘーズが10以
下である透明性を有することが好ましい。
【0029】また、本発明においては、熱収縮性ポリエ
ステル系フィルムの厚さは特に限定されるものではない
が、1〜600μmの範囲のものが実用的には使われ
る。包装用途、特に食品、飲料、医薬品等の包装におい
ては、6〜380μmの範囲のものが用いられる。また
PETボトル、ガラス瓶等のラベルに用いる場合には、
20〜70μmの範囲のものが用いられる。
【0030】さらに、本発明の熱収縮性ポリエステル系
フィルムには、特定の性能を付与するために従来公知の
各種の加工処理を施したり、適当な添加剤や他の樹脂を
配合することができる。加工処理の例としては、紫外
線、α線、β線、γ線あるいは電子線等の照射、コロナ
処理、プラズマ照射処理、火炎処理等の処理、塩化ビニ
リデン、ポリビニルアルコ−ル、ポリアミド、ポリオレ
フィン等の樹脂の塗布、ラミネ−ト、あるいは金属の蒸
着等が挙げられる。他の樹脂の例としては、ポリアミ
ド、ポリオレフィン、ポリメチルメタクリレート、ポリ
カーボネート等が挙げられ、添加剤としては、シリカ、
タルク、カオリン、炭酸カルシウム等の無機粒子、酸化
チタン、カーボンブラック等の顔料、紫外線吸収剤、離
型剤、難燃剤等が挙げられる。
【0031】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を具体的に説明
する。実施例における収縮率は、延伸方向に150m
m、その直角方向に20mmの大きさに切り出した熱収
縮性ポリエステル系フィルムに、標線を間隔100mm
に設けて50℃、60℃および70℃の温水中にて無荷
重で60秒間加熱させ、フィルムの延伸方向について、
それぞれ収縮前の長さ(L)と収縮後の長さ(L’)を
測定し、次式(6)により求めた。
【0032】
【数3】 収縮率(%)={(L−L’)/L}×100 ・・・ (6) 熱収ムラは、延伸方向に150mm、その直角方向に2
0mmの大きさに切り出した熱収縮性ポリエステル系フ
ィルムを、60℃の温水中にて無荷重で60秒間加熱収
縮させた後、フィルムへの収縮ムラの発生を以下の基準
で評価した。 ○:殆ど収縮ムラの発生が見られなかったもの △:少し収縮ムラが発生したもの ×:収縮ムラの著しかったもの 表面抵抗値は、厚さ40μmの熱収縮性ポリエステル系
フィルムを、乾燥機中で24時間乾燥させた後、温度2
0℃、湿度65%の環境下に4時間放置し、微小電流計
(ADVANTEST R8340A)とレジスティビ
ティチャンバー(ADVANTEST R12704)
を用いて、印加電圧を1000Vとして測定した。
【0033】ヘーズは、厚さ40μmの熱収縮性ポリエ
ステル系フィルムを、ヘーズメーター(東京電色社製T
C−H3)を用いて測定した。なお、以下の実施例にお
いては、ビスフェノール化合物またはその誘導体のエチ
レンオキサイド付加物として、前記一般式(5)のビス
フェノールAのエチレンオキサイド付加物でn+m=2
のものを使用した。
【0034】ポリエステル樹脂A−1 テレフタル酸82モル部、イソフタル酸15モル部、セ
バシン酸3モル部、エチレングリコール140モル部を
反応容器に入れ、窒素加圧下でエステル化反応を十分に
進行させた後、安定剤としてトリメチルフォスフェート
を全酸成分に対して50ppm、重合触媒として三酸化
アンチモンを全酸成分に対して400ppm添加して、
反応容器内の温度を280℃に保持し、5mmHg以下
の減圧下で3時間重縮合反応を行いポリエステル樹脂A
−1を重合した。
【0035】ポリエステル樹脂A−2 テレフタル酸82モル部、イソフタル酸12モル部、セ
バシン酸6モル部、エチレングリコール140モル部を
反応容器に入れ、窒素加圧下でエステル化反応を十分に
進行させた後、安定剤としてトリメチルフォスフェート
を全酸成分に対して100ppm、重合触媒として三酸
化アンチモンを全酸成分に対して500ppm添加し
て、反応容器内の温度を280℃に保持し、5mmHg
以下の減圧下で4時間重縮合反応を行いポリエステル樹
脂A−2を重合した。
【0036】ポリエステル樹脂A−3 テレフタル酸70モル部、イソフタル酸25モル部、ア
ジピン酸5モル部、エチレングリコール160モル部を
反応容器に入れ、窒素加圧下でエステル化反応を十分に
進行させた後、安定剤としてトリメチルフォスフェート
を全酸成分に対して100ppm、重合触媒として三酸
化アンチモンを全酸成分に対して300ppm添加し
て、反応容器内の温度を280℃に保持し、5mmHg
以下の減圧下で4時間重縮合反応を行いポリエステル樹
脂A−3を重合した。
【0037】ポリエステル樹脂A−4 テレフタル酸90モル部、イソフタル酸10モル部、エ
チレングリコール140モル部を反応容器に入れ、窒素
加圧下でエステル化反応を十分に進行させた後、安定剤
としてトリメチルフォスフェートを全酸成分に対して1
00ppm、重合触媒として三酸化アンチモンを全酸成
分に対して500ppm添加して、反応容器内の温度を
280℃に保持し、5mmHg以下の減圧下で3時間重
縮合反応を行いポリエステル樹脂A−4を重合した。
【0038】ポリエステル樹脂B−1 テレフタル酸82モル部、イソフタル酸15モル部、セ
バシン酸3モル部、エチレングリコール139モル部、
トリメチロールプロパン1モル部、ポリエチレングリコ
ール(数平均分子量4000)20重量%を反応容器に
入れ、窒素加圧下でエステル化反応を十分に進行させた
後、安定剤としてトリメチルフォスフェートを全酸成分
に対して50ppm、重合触媒として三酸化アンチモン
を全酸成分に対して400ppm添加して、反応容器内
の温度を260℃に保持し、5mmHg以下の減圧下で
3時間重縮合反応を行いポリエステル樹脂B−1を重合
した。
【0039】ポリエステル樹脂B−2 テレフタル酸98モル部、トリメッリト酸2モル部、エ
チレングリコール129モル部、ビスフェノールAエチ
レンオキサイド付加物20モル部、ポリオキシテトラメ
チレングリコール(数平均分子量1000)30重量%
を反応容器に入れ、窒素加圧下でエステル化反応を十分
に進行させた後、安定剤としてトリメチルフォスフェー
トを全酸成分に対して100ppm、重合触媒として三
酸化アンチモンを全酸成分に対して500ppm添加し
て、反応容器内の温度を260℃に保持し、5mmHg
以下の減圧下で4時間重縮合反応を行いポリエステル樹
脂B−2を重合した。
【0040】ポリエステル樹脂B−3 テレフタル酸95モル部、セバシン酸5モル部、エチレ
ングリコール140モル部、トリメチロールプロパン3
モル部、ポリエチレングリコール(数平均分子量200
0)20重量%を反応容器に入れ、窒素加圧下でエステ
ル化反応を十分に進行させた後、安定剤としてトリメチ
ルフォスフェートを全酸成分に対して100ppm、重
合触媒として三酸化アンチモンを全酸成分に対して30
0ppm添加して、反応容器内の温度を260℃に保持
し、5mmHg以下の減圧下で3時間重縮合反応を行い
ポリエステル樹脂B−3を重合した。
【0041】ポリエステル樹脂B−4 テレフタル酸90モル部、トリメリット酸10モル部、
エチレングリコール140モル部、ポリエチレングリコ
ール(数平均分子量2000)20重量%を反応容器に
入れ、窒素加圧下でエステル化反応を十分に進行させた
後、安定剤としてトリメチルフォスフェートを全酸成分
に対して100ppm、重合触媒として三酸化アンチモ
ンを全酸成分に対して300ppm添加して、反応容器
内の温度を260℃に保持し、5mmHg以下の減圧下
で3時間重縮合反応を行いポリエステル樹脂B−4を重
合したが、反応の途中でゲル化が起こり、フィルムとし
て製膜するためのポリエステル樹脂とはならなかった。
【0042】ポリエステル樹脂C テレフタル酸70モル部、イソフタル酸25モル部、ア
ジピン酸5モル部、エチレングリコール160モル部、
ポリオキシテトラメチレングリコール(数平均分子量2
000)60重量%を反応容器に入れ、窒素加圧下でエ
ステル化反応を十分に進行させた後、安定剤としてトリ
メチルフォスフェートを全酸成分に対して100pp
m、重合触媒として三酸化アンチモンを全酸成分に対し
て500ppm添加して、反応容器内の温度を280℃
に保持し、5mmHg以下の減圧下で4時間重縮合反応
を行いポリエステル樹脂Cを重合したが、所定の重合度
まで反応が進行せず、フィルムとして製膜可能なポリエ
ステル樹脂を得ることができなかった。
【0043】ポリエステル樹脂D テレフタル酸100モル部、エチレングリコール160
モル部、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物
10モル部、トリメチロールプロパン0.1モル部を反
応容器に入れ、窒素加圧下でエステル化反応を十分に進
行させた後、安定剤としてトリメチルフォスフェートを
全酸成分に対して100ppm、重合触媒として三酸化
アンチモンを全酸成分に対して500ppm添加して、
反応容器内の温度を280℃に保持し、5mmHg以下
の減圧下で4時間重縮合反応を行いポリエステル樹脂D
を重合した。得られた各ポリエステル樹脂の組成を表1
に示した。
【0044】
【表1】
【0045】なお、表中に示した成分は、それぞれ以下
の通りである。 TPA : テレフタル酸 IPA : イソフタル酸 SA : セバシン酸 ADA : アジピン酸 TMA : トリメリット酸 EG : エチレングリコール BPE : ビスフェノールAエチレンオキサイド付加
物 TMP : トリメチロールプロパン PEG : ポリエチレングリコール PTMG: ポリオキシテトラメチレングリコール。
【0046】実施例1〜6 表2に示したポリエステル樹脂(A)、ポリエステル樹
脂(B)およびスルホン酸のアルカリ金属塩を表2に示
した配合割合で混合し、270℃でTダイより溶融押出
し原反フィルムを作成した。この原反フィルムを、70
℃で延伸方向(TD方向)に4.4倍の一軸延伸を行
い、熱収縮性ポリエステル系フィルムを得た。得られた
フィルムの収縮率の測定結果、収縮ムラの評価結果、表
面抵抗値およびヘーズの測定結果を表2に示した。
【0047】比較例1 ポリエステル樹脂A−1を270℃でTダイより溶融押
出し原反フィルムを作成した。この原反フィルムを、7
0℃で延伸方向(TD方向)に4.4倍の一軸延伸を行
い、熱収縮性ポリエステル系フィルムを得た。得られた
フィルムの収縮率の測定結果、収縮ムラの評価結果、表
面抵抗値およびヘーズの測定結果を表2に示した。
【0048】比較例2 ポリエステル樹脂A−4を270℃でTダイより溶融押
出し原反フィルムを作成した。この原反フィルムを、8
0℃で延伸方向(TD方向)に4.4倍の一軸延伸を行
い、熱収縮性ポリエステル系フィルムを得た。得られた
フィルムの収縮率の測定結果、収縮ムラの評価結果、表
面抵抗値およびヘーズの測定結果を表2に示した。
【0049】比較例3 ポリエステル樹脂D、ポリエチレングリコール(分子量
2000)およびスルホン酸のアルカリ金属塩を表2に
示した配合割合で混合し、270℃でTダイより溶融押
出し原反フィルムを作成した。この原反フィルムを、7
0℃で延伸方向(TD方向)に4.4倍の一軸延伸を行
い、熱収縮性ポリエステル系フィルムを得た。得られた
フィルムの収縮率の測定結果、収縮ムラの評価結果、表
面抵抗値およびヘーズの測定結果を表2に示した。
【0050】
【表2】
【0051】なお、表中に示した成分は、それぞれ以下
の通りである。 DBS : ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム TDS : テトラデシルスルホン酸ナトリウム RS : ラウリルスルホン酸ナトリウム PEG : ポリエチレングリコール。
【0052】本発明である実施例1〜6の熱収縮性ポリ
エステル系フィルムは、表2に示した通り、50℃で8
%以上、60℃で20%以上の収縮率を示し低温収縮性
に優れ、収縮ムラの発生も殆ど見られず、帯電特性およ
び透明性に優れていた。これに対して、比較例1および
2の熱収縮ポリエステル系フィルムは、低温収縮性に劣
り、収縮ムラの発生も見られ、帯電特性にも劣ってい
た。また、比較例3の熱収縮性ポリエステル系フィルム
は、帯電特性は優れていたが、低温収縮性に劣り、収縮
ムラの発生も見られ、透明性に劣るものであった。
【0053】
【発明の効果】本発明の熱収縮性ポリエステル系フィル
ムは、低温収縮性、高い収縮率を有し、収縮ムラが発生
しにくい等の優れた熱収縮特性を有するとともに、フィ
ルムの透明性を損なうことなく優れた帯電防止性を有
し、各種の包装用材料として実用性に優れたものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:02 (72)発明者 塚田 裕行 愛知県豊橋市牛川通四丁目1番地の2 三 菱レイヨン株式会社豊橋事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香族ジカルボン酸またはそのエステル
    形成誘導体を主成分とするジカルボン酸成分と、エチレ
    ングリコールを主成分とするジオール成分よりなるポリ
    エステル樹脂(A)と、芳香族ジカルボン酸またはその
    エステル形成誘導体を主成分とするジカルボン酸成分、
    エチレングリコールを主成分とするジオール成分、下記
    の式(1)を満足する含有量の3価以上の多価カルボン
    酸および/または多価アルコール、10重量%以上のポ
    リエチレングリコールおよび/またはポリオキシテトラ
    メチレングリコールからなるポリエステル樹脂(B)
    と、0.01〜5重量%の下記の一般式(2)で示され
    るスルホン酸のアルカリ金属塩とを含有するポリエステ
    ル樹脂組成物からなることを特徴とする熱収縮性ポリエ
    ステル系フィルム。 【数1】 0.3モル%≦x+y≦5モル% ・・・ (1) (但し、式中xは全酸成分中に占める3価以上の多価カ
    ルボン酸の割合(モル%)、 yは全アルコール成分中
    に占める3価以上の多価アルコールの割合(モル%)
    である。) 【化1】R−SO3 M ・・・ (2) (但し、式中Rは炭素数11〜30のアルキル基あるい
    はアルキルベンゼン基を示し、Mはアルカリ金属を示
    す。)
  2. 【請求項2】 ポリエステル樹脂組(A)およびポリエ
    ステル樹脂(B)とをポリエチレングリコールおよび/
    またはポリオキシテトラメチレングリコールを1重量%
    以上となるように混合することを特徴とする請求項1記
    載の熱収縮性ポリエステル系フィルム。
  3. 【請求項3】 表面抵抗値が1×1015Ω以下で、ヘー
    ズが10以下であることを特徴とする請求項1記載の熱
    収縮性ポリエステル系フィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006022232A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Teijin Chem Ltd ポリエステル組成物
CN109836782A (zh) * 2017-11-28 2019-06-04 远东新世纪股份有限公司 热收缩聚酯膜

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