JPH07118047A - セルフレベリング性水性組成物 - Google Patents

セルフレベリング性水性組成物

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JPH07118047A
JPH07118047A JP5263613A JP26361393A JPH07118047A JP H07118047 A JPH07118047 A JP H07118047A JP 5263613 A JP5263613 A JP 5263613A JP 26361393 A JP26361393 A JP 26361393A JP H07118047 A JPH07118047 A JP H07118047A
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浩志 林
Masato Matsuhisa
真人 松久
Kazuhiro Sato
和弘 佐藤
Satoru Ashiyabara
知 芦谷原
Kazuyoshi Tsuchiya
和義 土屋
Katsuo Hosono
克夫 細野
Mitsuo Kinoshita
光男 木之下
Yoshimasa Miura
義雅 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 セメントと天然II型無水石膏とを40/60
〜80/20の重量比で混合した混合物からなる基材1
00重量部、アクリル系分散剤0.1〜3重量部とメラ
ミン系分散剤0.1〜2重量部とからなる分散剤、増粘
剤0.01〜0.6重量部、消泡剤0.01〜0.6重
量部、凝結促進剤0.05〜1重量部、収縮低減剤0.
2〜3重量部、骨材30〜300重量部および水30〜
60重量部を含有するセルフレベリング性水性組成物。 【効果】 本発明のセルフレベリング性水性組成物は環
境条件あるいは打設厚さ等の条件によらず、長さ変化が
極めて小さく、ひびわれや下地との剥離を生じず、しか
も耐水性が高いという優れた特性を有すると共に、高い
流動性を長時間維持することができるため、工場で製造
してアジテーター車で施工現場まで輸送し、打設するこ
とが可能であり、品質面、施工面のいずれにおいても非
常に優れた床材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築物において水平な床
を作るためのセルフレベリング材、特に長時間高流動性
状態を保ち、アジテーター車でアジテートしながら施工
現場まで輸送し、施工することができるセルフレベリン
グ性水性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、品質管理の向上や大量打設を可能
とするセルフレベリング材としてレディミックスセルフ
レベリング材(以下、生SL材という)が実用化され、
注目されている。生SL材は専用プラントで練り混ぜ、
打設現場までアジテーター車で運搬して使用されるもの
であるため、6〜7時間の安定した高い流動性を保持で
きる可使時間の確保が必要であり、また作業工程上、セ
ルフレベリング材を打設した翌日には、床面での作業が
可能となる程度の硬化状態が要求されるため、終結時間
は遅くとも20時間以内、望ましくは15時間以内であ
ることが必要である。
【0003】このような長時間の可使時間が確保され、
かつ翌日の作業可能な硬化状態を得ることのできるもの
としは、例えば特開平4−209737号の生SL材が
報告されているが、これは硬化後のひびわれ防止効果お
よび下地面との接着剥離の防止効果が十分でないという
問題があった。
【0004】従来より、セルフレベリング材としては、
一般的に石膏系およびセメント系のものが知られてお
り、石膏系は乾燥収縮が小さいためひびわれの発生が小
さいという長所を有しているが、その反面耐水性に劣る
ため水周りでの使用ができないという欠点があった。セ
メント系は耐水性には優れるが、乾燥収縮によるひびわ
れを生じやすいので、このひびわれを防止するために、
石灰系あるいはカルシウムアルミネート系等の膨張性混
和材を添加したセルフレベリング材が提案(特公昭64
−1425号)されている。しかしながら、膨張性混和
材を添加することにより、高湿度の環境下では逆に過大
膨張により、ひびわれや下地との剥離を生じる危険性が
大きく、さらにまた、施工厚さが厚い場合には、SL上
部と下部の長さ変化の違いに起因するひびわれ、剥離を
生じやすいという欠点があった。また、乾燥収縮による
ひびわれを防止するために収縮低減剤として低級アルコ
ールアルキレンオキシド付加物を使用するという提案
(特開昭59−227751号)もある。しかし、これ
は本目的とする可使時間の確保を満足できるものではな
く、さらにひびわれ防止効果についても十分でない。
【0005】以上のような石膏系およびセメント系セル
フレベリング材の欠点を改善するために、石膏とセメン
トを併用することにより、乾燥による収縮量が小さく、
しかも耐水性が高いセルフレベリング材を得ることが提
案(特公平5−35100号)されている。しかしなが
ら、ここに使用されている石膏は副産石膏(フッ酸II型
無水石膏等)あるいは半水石膏であって、反応性が早
く、凝結に伴う膨張のコントロールが難しいため、環境
条件によっては過大な膨張により、ひびわれや下地との
剥離を生じることがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、長
時間にわたる可使時間が確保でき、かつ翌日の作業可能
な硬化状態を得ることができると共に、硬化後のひびわ
れや下地面との接着剥離がなく、耐水性に優れたセルフ
レベリング性水性組成物を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような実情におい
て、本発明者は鋭意研究を行った結果、セメントと天然
II型無水石膏を主体とする石膏を特定の比率で配合した
ものを基材とし、かつ分散剤としてアクリル系分散剤あ
るいはこれにメラミン系分散剤を併用したものを使用す
ることによって、上記目的にかなったセルフレベリング
性水性組成物を得ることができることを見出した。
【0008】すなわち、基材として用いる石膏に、凝結
が緩慢に進行し、しかも僅かに膨張を示す特性がある天
然II型無水石膏を使用することにより、副産II型無水石
膏あるいは半水石膏を用いた場合に生じることが多かっ
た過大膨張によるひびわれや下地との剥離、さらには反
応性が高いことによる可使時間の低下という問題を解決
することができる。また、セメントと天然II型無水石膏
とを併用することにより、天然II型無水石膏の凝結に伴
う僅かな膨張が、セメントの乾燥収縮を補償するため、
長さ変化が極めて小さく、長期にわたり、ひびわれや下
地面との接着剥離の発生を防止することができる。通
常、天然II型無水石膏は副産無水石膏や半水石膏に比
べ、反応性が低いため、SL材として必要な強度を得る
ことが困難であるが、基材として、セメントと天然II型
無水石膏を主体とした石膏とを適切な比率で配合して用
い、アクリル系分散剤あるいは特定のグラフト共重合体
からなる分散剤を、単独で、またはメラミン系の分散剤
と併用して、基材および他の材料と適切な割合で配合す
ることにより、十分な強度が得られ、硬化後のひびわれ
や下地面との接着剥離が無く、耐水性の高い、優れた品
質の生SL材が得られることを見出した。
【0009】すなわち、本発明は、セメントと天然II型
無水石膏とを40/60〜80/20の重量比で混合し
た混合物からなる基材100重量部、アクリル系分散剤
0.1〜3重量部とメラミン系分散剤0.1〜2重量部
とからなる分散剤、増粘剤0.01〜0.6重量部、消
泡剤0.01〜0.6重量部、凝結促進剤0.05〜1
重量部、収縮低減剤0.2〜3重量部、骨材30〜30
0重量部および水30〜60重量部を含有するセルフレ
ベリング性水性組成物を提供するものである。
【0010】本発明において、基材はセメントが多いほ
ど耐水性が良好となる。石膏の割合が多いほど収縮量が
小さく、可使時間が長くなる。本発明の配合割合はセメ
ント/石膏=40/60〜80/20であるが、この範
囲よりセメント量が多いと乾燥による収縮量が大きくな
り、ひびわれや下地との剥離の危険性が生じる。また、
石膏の割合がこの範囲より多くなると、強度および耐水
性が低下する。通常は50/50〜70/30の範囲が
望ましい。
【0011】セメントとしては、普通セメント、早強セ
メント、超早強セメント、中庸熱セメント、耐硫酸塩セ
メント等のポルトランドセメント、および高炉セメン
ト、フライアッシュセメント、シリカセメント等の混合
セメントを使用することができる。
【0012】石膏としては天然II型無水石膏が使用され
るが、この天然II型無水石膏は30重量%以下の副産II
型無水石膏または20重量%以下の半水石膏で置換して
使用することもできる。特に分散剤としてアクリル系分
散剤を単独で使用する場合は、強度発現を向上させるた
めに、副産II型無水石膏あるいは半水石膏を天然II型無
水石膏と併用するのが好ましい。しかし副産II型無水石
膏あるいは半水石膏を含む場合、凝結および強度発現は
天然II型無水石膏単独よりも早くなり、流動性および可
使時間が低下するので、上記範囲を超えるのは好ましく
ない。
【0013】また、本発明で使用されるアクリル系分散
剤としては次のものが挙げられる。 (a)下記式(1)で表わされる構成単位、下記式
(2)で表わされる構成単位、並びに式(1)および式
(2)の単量体と共重合可能な単量体が40〜80/2
0〜60/0〜20(モル%)の割合で共重合して得ら
れた水溶性ビニル共重合体。
【0014】
【化3】
【0015】(式中、R1 およびR2 は同一または異な
ってHまたはCH3を、R3 は炭素数1〜5のアルキル
基を、M1 はアルカリ金属、アルカリ土類金属または有
機アミノ基を、nは5〜50の整数を示す)
【0016】上記(1)式で表わされる構成単位の具体
例としては、(メタ)アクリル酸のナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属塩、カルシウム等のアルカリ土類金
属塩、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の
アルカノールアミン塩が挙げられる。式(2)で表わさ
れる構成単位としては、アルコキシ(炭素数1〜5)ポ
リ(エチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイド、
付加モル数5〜50モル)アルキレングリコール(メ
タ)アクリレートなどが挙げられ、具体的には、メトキ
シポリ(酸化エチレン付加モル数5〜50モル)エチレ
ングリコール(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
式(1)および式(2)と共重合可能な単量体からなる
構成単位の具体例としては、(メタ)アリルスルホン酸
ナトリウム、メチル(メタ)アクリレート等の単量体が
挙げられる。かかる水溶性ビニル共重合体の分子量は、
数平均分子量が1,500〜50,000のものが使用
でき、特に2,000〜20,000のものが好ましい
(例えば、特公昭59−18338号、特公平5−11
057号等)。
【0017】(b)下記式(3)〜(6)で表わされる
構成単位より構成されたグラフト共重合体であって、式
(3)の構成単位が40〜80モル%、式(4)の構成
単位が1〜30モル%、式(5)の構成単位が1〜20
モル%、式(6)の構成単位が5〜30モル%の割合で
構成されているグラフト共重合体。
【0018】
【化4】
【0019】(式中、R4〜R8 は同一または異なって
HまたはCH3を、R9 は炭素数1〜5のアルキル基
を、M2 及びM3 はアルカリ金属、アルカリ土類金属ま
たは有機アミノ基を、XはCH2CH2O、CH2CH
(CH3)OまたはCH2を、Yはアクリルアミド基と2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の塩
をラジカル共重合して得られる重合体ブロックを、mは
0〜10の整数を、lは0〜30の整数を示す)
【0020】上記式(3)で表わされる構成単位として
は、(メタ)アクリル酸のナトリウム、カリウム等のア
ルカリ金属塩、カルシウム等のアルカリ土類金属塩、ジ
エタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノ
ール塩が挙げられ、式(4)で表わされる構成単位とし
ては、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ポリエチ
レングリコール(エチレンオキサイド付加モル数2〜1
0)モノメタクリレートに式(4)の重合体ブロックY
としてアクリルアミドと2−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸の塩をラジカル共重合して得られ
る重合体ブロックで形成したものが挙げられる。式
(5)で表わされる構成単位としては、メタアリルスル
ホン酸のナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩が挙
げられる。式(6)で表わされる構成単位としては、メ
トキシポリエチレングリコールメタアクリレート、メチ
ルアクリレート等が挙げられる。
【0021】(b)のグラフト共重合体の製造法は特に
限定されないが、まず重合体ブロックYを除く各モノマ
ーを、過硫酸塩等のラジカル開始剤を用いて水系でラジ
カル共重合させてグラフト共重合体のプレカーサーを調
製し、次いでこれに重合体ブロックYを形成するための
アクリルアミドと2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パン酸の塩を、好ましくは90/10〜50/50のモ
ル比で、第二セリウム塩触媒を用いてグラフト重合する
ことにより製造することができる。
【0022】このような方法で得られるグラフト共重合
体のプレカーサーに相当する重合体ブロックYを除く共
重合体の分子量は数平均分子量で2,000〜20,0
00(GPC法、プルラン換算)の範囲のものが好まし
い。また、これにグラフト重合反応によって重合体ブロ
ックYを結合したグラフト共重合体は、1規定食塩水を
溶媒とする1%濃度における還元濃度(20℃)で、
0.10〜0.8の範囲のものが好ましい。
【0023】また、メラミン系分散剤としてメラミンス
ルホン酸ホルマリン高縮合物塩を主成分とするものが好
適に使用される。
【0024】これらの分散剤は高い流動性と可使時間6
時間以上を確保するために用いるものであるが、アクリ
ル系分散剤は遅延効果が大きいため、添加量が多いほど
可使時間が長くなり、メラミン系分散剤は遅延効果は小
さいが高い分散作用を有するため、添加量が多いほど流
動性が高くなる。アクリル系分散剤の添加量は0.1重
量部以下では効果がなく、3重量部以上の添加は凝結遅
延や強度低下の原因となるため、通常は0.1〜3重量
部で使用され、特に0.4〜1.2重量部の範囲で用い
ることが好ましい。メラミン系分散剤の添加量は0.1
重量部以下では効果がなく、2重量部以上の添加は強度
低下あるいは材料分離の原因となるため、通常は0.1
〜2重量部で使用され、特に0.2〜1.0重量部の範
囲で用いることが好ましい。
【0025】本発明において、石膏が天然II型無水石膏
単独の場合には、アクリル系分散剤のみでは凝結遅延、
強度低下を招くため、石膏の水和反応性を阻害せず、凝
結遅延効果の低いメラミン系分散剤を併用することが必
要である。一方、石膏中に副産II型無水石膏あるいは半
水石膏を含む場合には、石膏の凝結が比較的早く、強度
発現も大きいため、アクリル系分散剤を単独で使用して
も、またアクリル系分散剤とメラミン系分散剤を併用し
てもよい。
【0026】増粘剤としては、メチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
等を使用することができる。増粘剤の添加により材料分
離が防止でき、さらにその保水効果により、乾燥収縮に
対する抵抗性が向上する。使用量は0.01重量部以下
では効果がなく、0.6重量部以上では流動性が低下
し、セルフレベリング性が損なわれるので好ましくな
い。従って、通常は0.01〜0.6重量部で使用さ
れ、特に0.05〜0.4重量部の範囲で用いるのが好
ましい。
【0027】消泡剤は気泡による床面のふくれ、ヘコミ
等を防止するためのものである。消泡剤としてはシリコ
ーン系または非イオン系界面活性剤等の一般に公知の消
泡剤が使用できる。使用量は0.01〜0.6重量部で
あり、これより添加量が多くても効果は向上しないため
不経済である。特に0.05〜0.4重量部の範囲で用
いることが好ましい。
【0028】凝結促進剤は石膏の水和の促進剤であり、
アルカリ金属またはアルカリ土類金属の硫酸塩等を用い
ることができるが、特に硫酸カリウムの使用が望まし
い。添加量は0.05重量部以下では効果がなく、1重
量部以上では流動性および可使時間低下の原因となる。
従って、通常は0.05〜1重量部で使用され、特に
0.01〜0.6重量部の範囲で用いることが好まし
い。
【0029】収縮低減剤は、特に高温、乾燥条件下にお
いて乾燥による収縮を低減させ、ひびわれ抵抗性を高め
るためものである。かかる収縮低減剤としてはポリ(2
〜12モル)プロピレングリコール、ポリ(2〜12モ
ル)プロピレンポリ(2〜6モル)エチレングリコール
等のポリアルキレングリコール類、炭素数1〜6のアル
コキシポリ(2〜12モル)プロピレンポリ(2〜6モ
ル)エチレングリコール等の一般に公知のものが使用で
きるが、0.2重量部以下の添加量では効果がなく、3
重量部以上では強度低下の原因となるため、通常は0.
2〜3重量部で使用され、特に0.5〜2重量部の範囲
で用いることが好ましい。
【0030】骨材としては川砂、海砂、陸砂、砕砂、珪
砂等が使用でき、これらの砂は乾燥砂が好ましいが、湿
砂でも支障はない。また、フライアッシュ、高炉スラ
グ、炭酸カルシウム等を単独で、あるいは上記の砂と併
用することもできる。骨材の粒度は5mm以下で、FMが
1.5〜3.0程度のものが好ましい。使用量は30〜
300重量部であり、30重量部以下では収縮量が増大
し、300重量部以上では強度および流動性の低下を招
くので好ましくない。特に60〜120重量部の範囲で
用いることが好ましい。
【0031】水は(社)日本建築学会JASS15M−
103「セルフレベリング材の品質基準」のフロー値
(19cm以上)に適応する量が添加される。通常30〜
60重量部である。
【0032】本発明のセルフレベリング性水性組成物に
は上記の必須成分以外にも物性に悪影響を及ぼすもので
ない限り、増量材、混和剤等を使用することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明のセルフレベリング性水性組成物
は環境条件(温度、湿度)、あるいは打設厚さ等の条件
によらず、長さ変化が極めて小さく、ひびわれや下地と
の剥離を生じず、しかも耐水性が高いという優れた特性
を有している。さらには、高い流動性を長時間維持する
ことができるため、工場で製造してアジテーター車で施
工現場まで輸送し、打設することが可能であり、品質
面、施工面のいずれにおいても非常に優れた床材であ
る。
【0034】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。なお、実施例において使用した材料は表1に示す
通りである。
【0035】
【表1】 基材:普通ポルトランドセメント(小野田セメント社
製) 天然II型無水石膏(タイ産)3900cm2/g 副産II型無水石膏(セントラル硝子社製フッ酸石膏)5
000cm2/g α半水石膏(小野田セメント社製)3500cm2/g 膨張材:小野田セメント社製石灰系膨張材、エクスパン 分散剤: A1:構成単位がメタクリル酸ナトリウム/メタリルス
ルホン酸ナトリウム/メトキシポリ(n=23)エチレ
ングリコールメタクリレート=55/15/30(モル
%)の割合からなる水溶性ビニル共重合体(分子量6,
000) A2:構成単位がメタクリル酸ナトリウム/メトキシポ
リ(n=9)エチレングリコールメタクリレート=60
/40(モル%)の割合からなる水溶性ビニル共重合体
(分子量4,000) G−1〜G−5:表2 M:メラミンスルホン酸ホルマリン高縮合物塩 凝結促進剤:硫酸カリウム 収縮低減剤:ポリ(7モル)プロピレングリコール 増粘剤:信越化学社製メチルセルロース、SEB−04
T 消泡剤:サンノプコ社製アルコール系非イオン界面活性
剤、SN−ディフォーマー14HP 骨材:珪砂(山形産)FM=2.3
【0036】
【表2】
【0037】グラフト共重合体(G−1〜G−5)の製
造法:メタクリル酸66部(重量部、以下同じ)、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート28.5部、メタリル
スルホン酸ナトリウム31部、メトキシポリエチレング
リコール(エチレンオキサイド付加モル数n=23)モ
ノメタアクリレート273部、水500部を攪拌機を備
えたフラスコに仕込み、水酸化ナトリウムの48%(重
量%、以下同じ)水溶液64部を投入して中和し、均一
に溶解した後、雰囲気を窒素置換した。反応系の温度を
温水浴にて55℃に保ち、12部の硝酸第二セリウムア
ンモニウム溶液(1規定硝酸において1/10モルのセ
リウムイオン)を投入して、グラフト重合反応を完結し
た。得られた生成物をエバポレーターで濃縮し、アセト
ン/酢酸エチルの混合溶媒中に沈殿精製して乾燥し、グ
ラフト共重合体(G−1)を得た。グラフト共重合体
(G−1)の分析において、カルボキシル価85、窒素
含有量2.9%、イオウ含有量1.7%、還元粘度(1
%濃度、20℃、1規定食塩水中)は0.27であり、
また、熱分解ガスクロマトグラフ、NMRの測定結果よ
り、グラフト共重合体(G−1)はメタクリル酸ナトリ
ウム/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/メタリル
スルホン酸ナトリウム/メトキシポリ(n=23)エチ
レングリコールメタクリレート=53/15/14/1
8(モル比)のグラフト重合前の共重合体に重合体ブロ
ックとして、ポリアクリルアミド/2−アクリルアミド
−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム=92/8
(モル比)からなる共重合体が結合したものであり、該
比率において、重合体ブロック/グラフト重合前の共重
合体=21/100(重量比)の比率からなるものであ
った。同様にして表2に記載の各グラフト共重合体(G
−2)〜(G−5)を得た。
【0038】実施例1〜20、比較例1〜17 表3及び4に示す配合割合の全材料をホバートミキサー
を用いて3分間混合して均一状態となし、セルフレベリ
ング材を調製した。
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】このセルフレベリング材について以下の特
性を測定した。その結果を表5〜8に示す。 (1)フロー値 (社)日本建築学会JASS15M−103(セルフレ
ベリング材の品質基準)に準じて測定した。 (2)フロー値の経時変化 調製したセルフレベリング材を静止の状態で保持し、3
時間後および6時間後に、練りさじにて約1分間練り混
ぜた後、上記フロー値の測定に準じて平均値を求めた。 (3)Jロート値 土木学会「工業材料規格便覧(日本材料学会編)」コン
ステンシー試験方法(案)17に準じて測定した。Jロ
ートは落ち口の内径が10mmのものを使用した。 (4)Jロートの経時変化 調製したセルフレベリング材を静止の状態で保持し、3
時間後および6時間後に、練りさじにて約1分間練り混
ぜた後、上記Jロート値の測定に準じて平均値を求め
た。 (5)長さ変化率 モルタルおよびコンクリートの長さ変化試験方法(JI
S−A−1129)に準じて測定した。環境条件は温度
10、20、30℃、湿度は各温度それぞれ60%、9
0%、水中で試験した。 (6)凝結時間 セメントの物理試験方法(JIS−R−5201)に準
じて測定した。 (7)圧縮強度 セメントの物理試験方法(JIS−R−5201)に準
じて、材令7、28日で測定した。ただし、養生は気中
養生を行った(20℃60%H.R.)。 (8)表面強度 (社)日本建築学会JASS15M−103(セルフレ
ベリング材の品質基準)に準じ、建研式引っ張り試験器
を用いて材令14、28日で測定した。 (9)耐水性試験 該セルフレベリング材を材令28日間水中養生した後、
上記圧縮強度の測定に準じて強度試験を行い、同一セル
フレベリング材を材令28日間気中養生した圧縮強度を
100%とした時の水中養生での圧縮強度の割合を求め
た。
【0042】
【数1】
【0043】(10)ひびわれ、剥離試験 コンクリート床に厚さが10、40mmで150cm×15
0cm角に該セルフレベリング材を打設し、28日間養生
し、ひびわれおよび剥離の発生の有無を確認した。
【0044】
【表5】
【0045】
【表6】
【0046】
【表7】
【0047】
【表8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 24:26 F 24:30 A 24:32 A 24:38 D 22:14 A 24:04 14:06) Z 103:12 103:40 103:44 103:50 103:60 (72)発明者 松久 真人 千葉県佐倉市大作2−4−2 小野田セメ ント株式会社中央研究所内 (72)発明者 佐藤 和弘 千葉県佐倉市大作2−4−2 小野田セメ ント株式会社中央研究所内 (72)発明者 芦谷原 知 千葉県佐倉市大作2−4−2 小野田セメ ント株式会社中央研究所内 (72)発明者 土屋 和義 千葉県佐倉市大作2−4−2 小野田セメ ント株式会社中央研究所内 (72)発明者 細野 克夫 千葉県佐倉市大作2−4−2 小野田セメ ント株式会社中央研究所内 (72)発明者 木之下 光男 愛知県豊川市為当町椎木308番地 (72)発明者 三浦 義雅 愛知県西尾市鵜ケ池町中屋敷55番地

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントと天然II型無水石膏とを40/
    60〜80/20の重量比で混合した混合物からなる基
    材100重量部、アクリル系分散剤0.1〜3重量部と
    メラミン系分散剤0.1〜2重量部とからなる分散剤、
    増粘剤0.01〜0.6重量部、消泡剤0.01〜0.
    6重量部、凝結促進剤0.05〜1重量部、収縮低減剤
    0.2〜3重量部、骨材30〜300重量部および水3
    0〜60重量部を含有することを特徴とするセルフレベ
    リング性水性組成物。
  2. 【請求項2】 アクリル系分散剤が、下記式(1)で表
    わされる構成単位、下記式(2)で表わされる構成単
    位、並びに式(1)および式(2)の単量体と共重合可
    能な単量体が40〜80/20〜60/0〜20(モル
    %)の割合で共重合して得られた水溶性ビニル共重合体
    である請求項1記載のセルフレベリング性水性組成物。 【化1】 (式中、R1 およびR2 は同一または異なってHまたは
    CH3を、R3 は炭素数1〜5のアルキル基を、M1はア
    ルカリ金属、アルカリ土類金属または有機アミノ基を、
    nは5〜50の整数を示す)
  3. 【請求項3】 アクリル系分散剤が、下記式(3)〜
    (6)で表わされる構成単位より構成されたグラフト共
    重合体であって、式(3)の構成単位が40〜80モル
    %、式(4)の構成単位が1〜30モル%、式(5)の
    構成単位が1〜20モル%、式(6)の構成単位が5〜
    30モル%の割合で構成されているグラフト共重合体で
    ある請求項1記載のセルフレベリング性水性組成物。 【化2】 (式中、R4〜R8 は同一または異なってHまたはCH3
    を、R9 は炭素数1〜5のアルキル基を、M2 及びM3
    はアルカリ金属、アルカリ土類金属または有機アミノ基
    を、XはCH2CH2O、CH2CH(CH3)OまたはC
    2を、Yはアクリルアミド基と2−アクリルアミド−
    2−メチルプロパンスルホン酸の塩をラジカル共重合し
    て得られる重合体ブロックを、mは0〜10の整数を、
    lは0〜30の整数を示す)
  4. 【請求項4】 天然II型無水石膏として、その30重量
    %以下の副産II型無水石膏および/または20重量%以
    下の半水石膏で置換したものを使用する請求項1〜3項
    の何れか一項記載のセルフレベリング性水性組成物。
  5. 【請求項5】 セメントと石膏とを40/60〜80/
    20重量比で混合した混合物であって、該石膏が30重
    量%以下の副産II型無水石膏および/または20重量%
    以下の半水石膏を含有する天然II型無水石膏である基材
    100重量部、請求項2または請求項3に記載のアクリ
    ル系分散剤0.1〜3重量%、増粘剤0.01〜0.6
    重量部、消泡剤0.01〜0.6重量部、凝結促進剤
    0.05〜1重量部、収縮低減剤0.2〜3重量部、骨
    材30〜300重量部および水30〜60重量部を含有
    することを特徴とするセルフレベリング性水性組成物。
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