JPH07117750A - 自動二輪車等車両のヘッドライトの取付構造 - Google Patents
自動二輪車等車両のヘッドライトの取付構造Info
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- JPH07117750A JPH07117750A JP5261409A JP26140993A JPH07117750A JP H07117750 A JPH07117750 A JP H07117750A JP 5261409 A JP5261409 A JP 5261409A JP 26140993 A JP26140993 A JP 26140993A JP H07117750 A JPH07117750 A JP H07117750A
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J6/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
- B62J6/02—Headlights
- B62J6/022—Headlights specially adapted for motorcycles or the like
- B62J6/027—Supporting means therefor, e.g. mounting brackets
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 強度的に強くしかも操向軸の前方をフロント
カバーで覆うタイプの自動二輪車等にも自由に適用する
ことができる自動二輪車等車両のヘッドライトの支持構
造を提供することを目的とする。 【構成】 ハンドルバー(10)を、左右方向中央部の
水平下部(10a)と、水平下部の両端から上方へ立ち
上がる左右の立ち上がり部(10b)と、立ち上がり部
の上端から略水平方向左右に延びる左右の水平上部(1
0c)とを備える構成として、ハンドルバーの左右にそ
れぞれ所要高さの段部(10d)を形成する。これら段
部の上部及び下部からそれぞれヘッドライトガード取付
用のステー(14a,13a、14b,13b)を前方
へ延出させて、それらステーによって支持されるヘッド
ライトガード(13)にヘッドライト(16)を取り付
けた。
カバーで覆うタイプの自動二輪車等にも自由に適用する
ことができる自動二輪車等車両のヘッドライトの支持構
造を提供することを目的とする。 【構成】 ハンドルバー(10)を、左右方向中央部の
水平下部(10a)と、水平下部の両端から上方へ立ち
上がる左右の立ち上がり部(10b)と、立ち上がり部
の上端から略水平方向左右に延びる左右の水平上部(1
0c)とを備える構成として、ハンドルバーの左右にそ
れぞれ所要高さの段部(10d)を形成する。これら段
部の上部及び下部からそれぞれヘッドライトガード取付
用のステー(14a,13a、14b,13b)を前方
へ延出させて、それらステーによって支持されるヘッド
ライトガード(13)にヘッドライト(16)を取り付
けた。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車等車両のへ
ッドライトの取付構造に係わり、特に操向軸の前方がフ
ロントカバーで覆われ、しかもヘッドライトが操向軸と
一体的に回転する自動二輪車等車両のヘッドライトの取
付構造に関する。
ッドライトの取付構造に係わり、特に操向軸の前方がフ
ロントカバーで覆われ、しかもヘッドライトが操向軸と
一体的に回転する自動二輪車等車両のヘッドライトの取
付構造に関する。
【0001】
【従来の技術】従来、自動二輪車あるいは自動三輪車等
の車両のヘッドライトの取付構造として、実開昭61ー
93342号公報に、操向軸の上端部にハンドルバー取
付用の基部を固着し、このハンドルバー取付用の基部に
ヘッドライト支持フレームを取り付け、このヘッドライ
ト支持フレームにブラケットを介してヘッドライトを支
持させる構造のものが提案されている。
の車両のヘッドライトの取付構造として、実開昭61ー
93342号公報に、操向軸の上端部にハンドルバー取
付用の基部を固着し、このハンドルバー取付用の基部に
ヘッドライト支持フレームを取り付け、このヘッドライ
ト支持フレームにブラケットを介してヘッドライトを支
持させる構造のものが提案されている。
【0002】また、他の自動二輪車等の車両のヘッドラ
イトの取付構造として、実公昭63ー58477号公報
に、ヘッドパイプの上下に取り付けられるトップブリッ
ジ及びボトムブリッジに、ヘッドライト支持フレームを
その上下から延びる上アームと下アームを介して固着
し、このように固着したヘッドライト支持フレームにヘ
ッドライトを支持させる構造のものが提案されている。
イトの取付構造として、実公昭63ー58477号公報
に、ヘッドパイプの上下に取り付けられるトップブリッ
ジ及びボトムブリッジに、ヘッドライト支持フレームを
その上下から延びる上アームと下アームを介して固着
し、このように固着したヘッドライト支持フレームにヘ
ッドライトを支持させる構造のものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の自動二輪車等のヘッドライトの取付構造にあっ
ては次の問題点があった。
た従来の自動二輪車等のヘッドライトの取付構造にあっ
ては次の問題点があった。
【0004】すなわち、前者のヘッドライトの取付構造
にあっては、ヘッドライトを支持するヘッドライト支持
フレームは、上下方向から見ると、ハンドルバー取付用
の基部に対し片持ち状態で支持されているに過ぎず構造
上強度的に劣る。したがって、強度上の欠点を補うため
に、ヘッドライトを支持するヘッドライト支持フレーム
及び該ヘッドライト支持フレームから延びるアームの肉
厚をある程度厚く設定しなければならず、重量が嵩む、
加工が面倒になるあるいはコスト高になる等の不具合を
来す。
にあっては、ヘッドライトを支持するヘッドライト支持
フレームは、上下方向から見ると、ハンドルバー取付用
の基部に対し片持ち状態で支持されているに過ぎず構造
上強度的に劣る。したがって、強度上の欠点を補うため
に、ヘッドライトを支持するヘッドライト支持フレーム
及び該ヘッドライト支持フレームから延びるアームの肉
厚をある程度厚く設定しなければならず、重量が嵩む、
加工が面倒になるあるいはコスト高になる等の不具合を
来す。
【0005】一方、後者のヘッドライトの取付構造にあ
っては、ヘッドライト支持フレームから延びる上アーム
と下アームを、ヘッドパイプの上下に取り付けられるト
ップブリッジとボトムブリッジにそれぞれ連結する構造
であって、上下2点で支持する構造であるため強度的に
は満足できるものの、トップブリッジとボトムブリッジ
からは上下のアームがそれぞれ前方へ延出しているた
め、適用可能な車両が限られてしまい、操向軸の前方を
フロントカバーで覆うタイプの自動二輪車等車両では適
用することができないという問題がある。
っては、ヘッドライト支持フレームから延びる上アーム
と下アームを、ヘッドパイプの上下に取り付けられるト
ップブリッジとボトムブリッジにそれぞれ連結する構造
であって、上下2点で支持する構造であるため強度的に
は満足できるものの、トップブリッジとボトムブリッジ
からは上下のアームがそれぞれ前方へ延出しているた
め、適用可能な車両が限られてしまい、操向軸の前方を
フロントカバーで覆うタイプの自動二輪車等車両では適
用することができないという問題がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、強度的に強くしかも操向軸の前方をフロントカバー
で覆うタイプの自動二輪車等にも自由に適用することが
できる自動二輪車等車両のヘッドライトの支持構造を提
供することを目的とする。
で、強度的に強くしかも操向軸の前方をフロントカバー
で覆うタイプの自動二輪車等にも自由に適用することが
できる自動二輪車等車両のヘッドライトの支持構造を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、前輪を支承するフロント
フォークの上端に接合される操向軸を車体フレームのヘ
ッドパイプに回転自在に挿通し、前記操向軸の上方に該
操向軸と一体的に回転するようにハンドルバーを固着
し、前記操向軸の前方をフロントカバーで覆ってなる自
動二輪車等車のヘッドライトの取付構造であって、前記
ハンドルバーを、左右方向中央部からそれぞれ左右へ向
かう水平下部と、該水平下部の両端から屈曲されて上方
へ立ち上がる左右の立ち上がり部と、該立ち上がり部の
上端から屈曲されて略水平方向左右にそれぞれ延びる左
右の水平上部とを備える構成として、該ハンドルバーの
左右にそれぞれ所要高さの段部を形成し、これら段部の
上部及び下部からそれぞれヘッドライトガード取付用の
ステーを前方へ延出させ、該ステーによって支持される
ヘッドライトガードにヘッドライトを取り付ける構成と
した。また、請求項2記載の発明では、請求項1の発明
に加え、前記ヘッドライトガード取付用のステーの上部
に、該ステーの上面に沿う形状のメータパネルを設ける
構成とした。
に、請求項1記載の発明では、前輪を支承するフロント
フォークの上端に接合される操向軸を車体フレームのヘ
ッドパイプに回転自在に挿通し、前記操向軸の上方に該
操向軸と一体的に回転するようにハンドルバーを固着
し、前記操向軸の前方をフロントカバーで覆ってなる自
動二輪車等車のヘッドライトの取付構造であって、前記
ハンドルバーを、左右方向中央部からそれぞれ左右へ向
かう水平下部と、該水平下部の両端から屈曲されて上方
へ立ち上がる左右の立ち上がり部と、該立ち上がり部の
上端から屈曲されて略水平方向左右にそれぞれ延びる左
右の水平上部とを備える構成として、該ハンドルバーの
左右にそれぞれ所要高さの段部を形成し、これら段部の
上部及び下部からそれぞれヘッドライトガード取付用の
ステーを前方へ延出させ、該ステーによって支持される
ヘッドライトガードにヘッドライトを取り付ける構成と
した。また、請求項2記載の発明では、請求項1の発明
に加え、前記ヘッドライトガード取付用のステーの上部
に、該ステーの上面に沿う形状のメータパネルを設ける
構成とした。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ハンドルバーの
左右に所要高さの段部を設け、この段部の上部と下部の
双方からステーを延出させて、ヘッドライトを組み付け
られるヘッドライトガードを支持する構成であり、ヘッ
ドライトガードは片持ち支持ではなく上下方向の2点で
支持されていること、十分な強度を持つハンドルバーが
ヘッドライトガードを支持する構造体を構成しているこ
とから、強度的に十分な強度を有し、しかも操向軸から
はヘッドライト支持に関連するステー等の部材は延びて
いないため、操向軸の前方をフロントカバーで覆うタイ
プの自動二輪車等の車両においても自由に適用できる。
左右に所要高さの段部を設け、この段部の上部と下部の
双方からステーを延出させて、ヘッドライトを組み付け
られるヘッドライトガードを支持する構成であり、ヘッ
ドライトガードは片持ち支持ではなく上下方向の2点で
支持されていること、十分な強度を持つハンドルバーが
ヘッドライトガードを支持する構造体を構成しているこ
とから、強度的に十分な強度を有し、しかも操向軸から
はヘッドライト支持に関連するステー等の部材は延びて
いないため、操向軸の前方をフロントカバーで覆うタイ
プの自動二輪車等の車両においても自由に適用できる。
【0009】また、請求項2記載の発明によれば、ヘッ
ドライトガード取付用のステーによってメータパネルを
支持させる構造であって、前記ステーは、ヘッドライト
のみならずメータパネルも支持する機能を果たすため、
別途専用のメータパネル支持用ステーを設ける場合に比
べて、部品点数の削減が図れる。
ドライトガード取付用のステーによってメータパネルを
支持させる構造であって、前記ステーは、ヘッドライト
のみならずメータパネルも支持する機能を果たすため、
別途専用のメータパネル支持用ステーを設ける場合に比
べて、部品点数の削減が図れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明が適用されたスクータ型の自動二
輪車のヘッドライト取付構造の詳細を示す側面図、図2
は自動二輪車の全体斜視図、図3はヘッドライト取付構
造の詳細を示す正面図である。
明する。図1は本発明が適用されたスクータ型の自動二
輪車のヘッドライト取付構造の詳細を示す側面図、図2
は自動二輪車の全体斜視図、図3はヘッドライト取付構
造の詳細を示す正面図である。
【0011】図2に示すように、車体フレーム1は、前
部のヘッドパイプ1a回りをフロントカバー2で覆わ
れ、アンダーパイプ部1bをフロントフエンダ3及びス
テップフロア4で覆われ、しかもフレーム後部をエンジ
ン等とともにリヤカバー5で覆われており、外部に露出
しない構造になっている。
部のヘッドパイプ1a回りをフロントカバー2で覆わ
れ、アンダーパイプ部1bをフロントフエンダ3及びス
テップフロア4で覆われ、しかもフレーム後部をエンジ
ン等とともにリヤカバー5で覆われており、外部に露出
しない構造になっている。
【0012】前輪6を支持するフロントフォーク7,7
の上部には接合部8を介して操向軸9が溶接により一体
に接合されており、操向軸9は車体フレーム1のヘッド
パイプ1aを挿通された状態で図示しないベアリングを
介して回転自在に支持される。操向軸9の上部にはハン
ドルバー10が該操向軸9と一体的に回転するように取
付けられている。具体的には、前記操向軸9にハンドル
ポスト11が同軸状に一体的に回転するように取り付け
られ、このハンドルポスト11にハンドルバー10がそ
の中央部分を補強用ブラケット12を介して一体的に固
着されている。
の上部には接合部8を介して操向軸9が溶接により一体
に接合されており、操向軸9は車体フレーム1のヘッド
パイプ1aを挿通された状態で図示しないベアリングを
介して回転自在に支持される。操向軸9の上部にはハン
ドルバー10が該操向軸9と一体的に回転するように取
付けられている。具体的には、前記操向軸9にハンドル
ポスト11が同軸状に一体的に回転するように取り付け
られ、このハンドルポスト11にハンドルバー10がそ
の中央部分を補強用ブラケット12を介して一体的に固
着されている。
【0013】ハンドルバー10は、左右方向中央部が前
記ハンドルポスト11に固着されて略水平方向左右に延
びる水平下部10aと、該水平下部10aの両端から屈
曲されてそれぞれ斜め外方へ広がりながら上方へ立ち上
がる立ち上がり部10b,10bと、該立ち上がり部1
0b,10bの両端からさらに屈曲されて水平方向に沿
って左右へ延びその先端がグリップ部とされる水平上部
10c,10cとを有する構成になっていて、該ハンド
ルバー10の左右にはそれぞれ所要高さの段部10d,
10dが形成されいる。
記ハンドルポスト11に固着されて略水平方向左右に延
びる水平下部10aと、該水平下部10aの両端から屈
曲されてそれぞれ斜め外方へ広がりながら上方へ立ち上
がる立ち上がり部10b,10bと、該立ち上がり部1
0b,10bの両端からさらに屈曲されて水平方向に沿
って左右へ延びその先端がグリップ部とされる水平上部
10c,10cとを有する構成になっていて、該ハンド
ルバー10の左右にはそれぞれ所要高さの段部10d,
10dが形成されいる。
【0014】13はヘッドライトガードである。このヘ
ッドライトガード13は内側に配されるヘッドライト1
6,16をガードするものであり、略長円状に形成され
た金属製のパイプ材によって構成される。ヘッドライト
ガード13の上部後面の左右部分には、大略L字状に屈
曲形成されて後方へ延びるパイプ材からなる上側ステー
13a,13aが固着されており、また、ヘッドライト
ガード13の下部後面の左右部分には、後方へ延びるL
字状に屈曲された板材からなる下側ステー13b,13
bが固着されている。
ッドライトガード13は内側に配されるヘッドライト1
6,16をガードするものであり、略長円状に形成され
た金属製のパイプ材によって構成される。ヘッドライト
ガード13の上部後面の左右部分には、大略L字状に屈
曲形成されて後方へ延びるパイプ材からなる上側ステー
13a,13aが固着されており、また、ヘッドライト
ガード13の下部後面の左右部分には、後方へ延びるL
字状に屈曲された板材からなる下側ステー13b,13
bが固着されている。
【0015】一方、前記ハンドルバー10の立ち上がり
部10bの上端部にはステー14a、14aが斜め上前
方へ延びるように溶接により固着され、また、立ち上が
り部10bの下端部にはステー14b,14bが前方へ
延びるように溶接により固着されている。そして、それ
らステー14a、14bの先端に、前記ヘッドライトガ
ード13に一体に固着された上側ステー13a、及び下
側ステー13bがそれぞれボルトとナットならなる締結
手段15,15によって固着されることにより、前記ヘ
ッドライトガード13はハンドルバー10に固定されて
いる。
部10bの上端部にはステー14a、14aが斜め上前
方へ延びるように溶接により固着され、また、立ち上が
り部10bの下端部にはステー14b,14bが前方へ
延びるように溶接により固着されている。そして、それ
らステー14a、14bの先端に、前記ヘッドライトガ
ード13に一体に固着された上側ステー13a、及び下
側ステー13bがそれぞれボルトとナットならなる締結
手段15,15によって固着されることにより、前記ヘ
ッドライトガード13はハンドルバー10に固定されて
いる。
【0016】ヘッドライトガード13の左右の下側ステ
ー13bの上面にはそれぞれヘッドライト取付部13b
bが設けられており、左右のヘッドライト16は、上部
に設けられた凹部16aをヘッドライトガード13の上
部に下方へ突出するように設けられた係合用板部18の
先端に嵌合されるとともに、下部を前記ヘッドライト取
付部13bbに重なるように位置決めされて止めネジを
介し螺合されることにより、ヘッドライトガード13の
内側の左右の所定位置にそれぞれ固定される。
ー13bの上面にはそれぞれヘッドライト取付部13b
bが設けられており、左右のヘッドライト16は、上部
に設けられた凹部16aをヘッドライトガード13の上
部に下方へ突出するように設けられた係合用板部18の
先端に嵌合されるとともに、下部を前記ヘッドライト取
付部13bbに重なるように位置決めされて止めネジを
介し螺合されることにより、ヘッドライトガード13の
内側の左右の所定位置にそれぞれ固定される。
【0017】20は速度表示部20a,ウンカー等のイ
ンジケータ20b,残燃料表示部等が一体的に組み込ま
れたメータパネルである。このメータパネル20は、ヘ
ッドライトガード13から延びる上側ステー13aの形
状に対応させて略中央部分を大略L字状に屈曲形成され
たものであり、図1及び図3に示すように、その下面を
上側ステー13a上に載せられた状態で、該メータパネ
ル20に一体的に設けられた被固定部20cを、ハンド
ルバー10側から延びる前記上側のステー14aの取付
部14aaに位置合わせされてねじ止めされることによ
り、上側ステー13a上に固定されている。
ンジケータ20b,残燃料表示部等が一体的に組み込ま
れたメータパネルである。このメータパネル20は、ヘ
ッドライトガード13から延びる上側ステー13aの形
状に対応させて略中央部分を大略L字状に屈曲形成され
たものであり、図1及び図3に示すように、その下面を
上側ステー13a上に載せられた状態で、該メータパネ
ル20に一体的に設けられた被固定部20cを、ハンド
ルバー10側から延びる前記上側のステー14aの取付
部14aaに位置合わせされてねじ止めされることによ
り、上側ステー13a上に固定されている。
【0018】しかして、上記構成のヘッドライトの取付
構造によれば、ハンドルバー10の立ち上がり部10b
の上下端部分からステー14a,14bが延びており、
これら上下のステー14a,14b及びヘッドライトガ
ード13から延びる上側ステー13a,下側ステー13
bによって、ヘッドライト16が組み付けられるヘッド
ライトガード13を支持する構造であって、ヘッドライ
トガード13は片持ち支持ではなく上下方向2点で支持
していること、十分な強度を持つハンドルバー10がヘ
ッドライトガード13及び上下のステー14a,14b
等とともにヘッドライト16を支持する構造体を構成し
ていることから、ヘッドライトガード13及びステー1
4a,14b等はそれ程強い強度を持たなくても、ヘッ
ドライト16を強固に支持することができる。
構造によれば、ハンドルバー10の立ち上がり部10b
の上下端部分からステー14a,14bが延びており、
これら上下のステー14a,14b及びヘッドライトガ
ード13から延びる上側ステー13a,下側ステー13
bによって、ヘッドライト16が組み付けられるヘッド
ライトガード13を支持する構造であって、ヘッドライ
トガード13は片持ち支持ではなく上下方向2点で支持
していること、十分な強度を持つハンドルバー10がヘ
ッドライトガード13及び上下のステー14a,14b
等とともにヘッドライト16を支持する構造体を構成し
ていることから、ヘッドライトガード13及びステー1
4a,14b等はそれ程強い強度を持たなくても、ヘッ
ドライト16を強固に支持することができる。
【0019】また、ヘッドライト支持に関連するステー
等の部材は操向軸9には固着させておらず、ハンドルバ
ー10にのみ固着させているから、この実施例に示すよ
うに、操向軸9の前方をフロントカバー2で覆うタイプ
の自動二輪車等においても、フトントカバー2と干渉す
ることなく、ヘッドライトガード13を支持することが
できる。
等の部材は操向軸9には固着させておらず、ハンドルバ
ー10にのみ固着させているから、この実施例に示すよ
うに、操向軸9の前方をフロントカバー2で覆うタイプ
の自動二輪車等においても、フトントカバー2と干渉す
ることなく、ヘッドライトガード13を支持することが
できる。
【0020】また、ヘッドライトガード13から延びる
上側ステー13a,13a上に載せた状態でメータパネ
ル20を固定しており、したがって、前記上側ステー1
3a,13aはヘッドライトガード13を支持するにと
どまらずメータパネル20を支持する支持部材としての
機能も兼ねている。この結果、部品点数の削減、並びに
軽量化が実現できる。
上側ステー13a,13a上に載せた状態でメータパネ
ル20を固定しており、したがって、前記上側ステー1
3a,13aはヘッドライトガード13を支持するにと
どまらずメータパネル20を支持する支持部材としての
機能も兼ねている。この結果、部品点数の削減、並びに
軽量化が実現できる。
【0021】なお、本発明にかかるヘッドライトの取付
構造は、前記実施例に限られることなく、ハンドルバー
10,ヘッドライトガード13の構成など、具体的な構
成は種々設計変更可能である。
構造は、前記実施例に限られることなく、ハンドルバー
10,ヘッドライトガード13の構成など、具体的な構
成は種々設計変更可能である。
【0022】例えば、上記実施例では、ハンドルバー1
0の立ち上がり部10bの上下部分からステー14a,
14bを前方へ延出させ、その先端でヘッドライトガー
ド13を支持するようにしているが、これに限られるこ
となく、ヘッドライトガード13から延びる上側ステー
13a及び下側ステー13bを直接ハンドルバー10の
立ち上がり部10bの上下端部に結合するようにしても
よい。なお、この場合のステー13a,13bとハンド
ルバー10との結合手段としては、溶接あるいはバンド
を用いて締め付ける等の方法がある。
0の立ち上がり部10bの上下部分からステー14a,
14bを前方へ延出させ、その先端でヘッドライトガー
ド13を支持するようにしているが、これに限られるこ
となく、ヘッドライトガード13から延びる上側ステー
13a及び下側ステー13bを直接ハンドルバー10の
立ち上がり部10bの上下端部に結合するようにしても
よい。なお、この場合のステー13a,13bとハンド
ルバー10との結合手段としては、溶接あるいはバンド
を用いて締め付ける等の方法がある。
【0023】また、上記実施例では、ハンドルバー10
の立ち上がり部10bの上下部分からステー14a,1
4bを前方へ延出させて、ヘッドライトガード13を支
持するようにしているが、これに限られることなく、ハ
ンドルバー10の水平下部10aと水平上部10cから
それぞれステーを前方へ延出させ、それらの先端でヘッ
ドライトガード13を支持する構成にしてもよい。
の立ち上がり部10bの上下部分からステー14a,1
4bを前方へ延出させて、ヘッドライトガード13を支
持するようにしているが、これに限られることなく、ハ
ンドルバー10の水平下部10aと水平上部10cから
それぞれステーを前方へ延出させ、それらの先端でヘッ
ドライトガード13を支持する構成にしてもよい。
【0024】また、上記実施例では、ヘッドライトガー
ド13内にヘッドライト16を2個設けているが、これ
に限られることなく、ヘッドライト16は1個でもよ
い。
ド13内にヘッドライト16を2個設けているが、これ
に限られることなく、ヘッドライト16は1個でもよ
い。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の考案によれば、ハンドル
バーの途中に上下方向の段部を設け、この段部の上部と
下部の双方から取付用のステーを延出させて、ヘッドラ
イトを組み付けられるヘッドライトガードを支持する構
成であり、ヘッドライトガードは片持ち支持ではなく上
下方向の2点で支持していること、十分な強度を持つハ
ンドルバーがヘッドライトガードを支持する構造体を構
成していることから、十分な強度を有してヘッドライト
を支持することができる。また、操向軸からはヘッドラ
イト支持に関連するステー等の部材は延びておらず、し
たがって、操向軸の前方をフロントカバーで覆うタイプ
の自動二輪車等の車両においても本発明を自由に適用で
きる。
バーの途中に上下方向の段部を設け、この段部の上部と
下部の双方から取付用のステーを延出させて、ヘッドラ
イトを組み付けられるヘッドライトガードを支持する構
成であり、ヘッドライトガードは片持ち支持ではなく上
下方向の2点で支持していること、十分な強度を持つハ
ンドルバーがヘッドライトガードを支持する構造体を構
成していることから、十分な強度を有してヘッドライト
を支持することができる。また、操向軸からはヘッドラ
イト支持に関連するステー等の部材は延びておらず、し
たがって、操向軸の前方をフロントカバーで覆うタイプ
の自動二輪車等の車両においても本発明を自由に適用で
きる。
【0026】また、請求項2記載の発明によれば、ヘッ
ドライトガード取付用のステーによってメータパネルを
支持する構造であって、ステーは、ヘッドライトガード
のみならずメータパネルも支持する機能を果たすため、
別途専用のメータパネル支持用ステーを設ける場合に比
べて、部品点数の削減が図れ、かつ省スペース並びに軽
量化が実現できる。
ドライトガード取付用のステーによってメータパネルを
支持する構造であって、ステーは、ヘッドライトガード
のみならずメータパネルも支持する機能を果たすため、
別途専用のメータパネル支持用ステーを設ける場合に比
べて、部品点数の削減が図れ、かつ省スペース並びに軽
量化が実現できる。
【図1】本発明の一実施例を示すヘッドライト取付構造
の詳細を示す側面図。
の詳細を示す側面図。
【図2】本発明の一実施例を示す車両全体の斜視図。
【図3】ヘッドライド取付構造の詳細を示す正面図。
1 車体フレーム 1a ヘッドパイプ 2 フロントカバー 7 フロントフォーク 9 操向軸 10 ハンドルバー 10a 水平下部 10b 立ち上がり部 10c 水平上部 10d 段部 11 ハンドルポスト 13 ヘッドライトガード 13a 上側ステー 13b 下側ステー 14a ステー 14b ステー 16 ヘッドライト 20 メータパネル
Claims (2)
- 【請求項1】 前輪を支承するフロントフォークの上端
に接合される操向軸を車体フレームのヘッドパイプに回
転自在に挿通し、前記操向軸の上方に該操向軸と一体的
に回転するようにハンドルバーを固着し、前記操向軸の
前方をフロントカバーで覆ってなる自動二輪車等車のヘ
ッドライトの取付構造であって、 前記ハンドルバーを、左右方向中央部からそれぞれ左右
へ向かう水平下部と、該水平下部の両端から屈曲されて
上方へ立ち上がる左右の立ち上がり部と、該立ち上がり
部の上端から屈曲されて略水平方向左右にそれぞれ延び
る左右の水平上部とを備える構成として、該ハンドルバ
ーの左右にそれぞれ所要高さの段部を形成し、これら段
部の上部及び下部からそれぞれヘッドライトガード取付
用のステーを前方へ延出させ、該ステーによって支持さ
れるヘッドライトガードにヘッドライトを取り付けたこ
とを特徴とする自動二輪車等車両のヘッドライトの取付
構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動二輪車等車両のヘッ
ドライトの取付構造において、前記ヘッドライトガード
取付用のステーの上部に、該ステーの上面に沿う形状の
メータパネルを設けたことを特徴とする自動二輪車等車
両のヘッドライトの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26140993A JP3288828B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 自動二輪車等車両のヘッドライトの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26140993A JP3288828B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 自動二輪車等車両のヘッドライトの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07117750A true JPH07117750A (ja) | 1995-05-09 |
JP3288828B2 JP3288828B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=17361473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26140993A Expired - Fee Related JP3288828B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 自動二輪車等車両のヘッドライトの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3288828B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009226975A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両のヘッドライト支持構造 |
JP2013154775A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型車両の前部構造 |
TWI828424B (zh) * | 2022-01-14 | 2024-01-01 | 日商山葉發動機股份有限公司 | 跨坐型車輛 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5544194B2 (ja) * | 2010-02-26 | 2014-07-09 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両のカウル構造 |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP26140993A patent/JP3288828B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009226975A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両のヘッドライト支持構造 |
JP2013154775A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型車両の前部構造 |
AU2012244273B2 (en) * | 2012-01-30 | 2015-10-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Front structure of saddle type vehicle |
TWI828424B (zh) * | 2022-01-14 | 2024-01-01 | 日商山葉發動機股份有限公司 | 跨坐型車輛 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3288828B2 (ja) | 2002-06-04 |
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