JP7286694B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両に関するものである。
従来、自動二輪車の鞍乗り型車両においては、車両識別番号等の文字列が表示されたプレート(銘板)を車体フレーム等に視認可能な状態で取り付ける場合がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、文字列が記載されて車体に貼り付けられたラベルシールと、車体を覆う車両カバーと、を備え、ラベルシールは車両カバーの内側に配置され、車両カバーは車両カバーの内側に配置されるラベルシールを視認するための開口部を有し、ラベルシールの文字列が並ぶ方向に沿うように延びるルーバーが開口部に設けられた鞍乗り型車両が開示されている。
特開2012-196996号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、文字列を確認する際に開口部を通じて車両カバーの内側を覗き込む必要がある。したがって、従来技術の鞍乗り型車両においては、プレートに表示された文字列の視認性を向上させるという課題がある。
そこで本発明は、プレートに表示された文字列の優れた視認性を有する鞍乗り型車両を提供するものである。
本発明の鞍乗り型車両は、車両カバー(8)と、前記車両カバー(8)が取り付けられ、前記車両カバー(8)から露出した露出部(60)を有する車体フレーム(5)と、文字列が表示され、前記露出部(60)に取り付けられたプレート(70)と、を備える。
本発明によれば、プレートが車両カバーから露出した箇所に配置されるので、プレートに表示された文字列の外部からの良好な視認性が得られる。したがって、プレートに表示された文字列の優れた視認性を有する鞍乗り型車両を提供できる。
上記の鞍乗り型車両において、前記露出部(60)は、角筒状に形成され、前記プレート(70)は、角板状に形成され、前記露出部(60)の外表面の平坦部(61)に沿って配置されていてもよい。
本発明によれば、面同士を重ね合わせるようにして露出部およびプレートを互いに固定できるので、ブラケット等の車体フレームとプレートとの間に介在する部材を必要としない。したがって、プレート周辺の構造を簡素化できる。
上記の鞍乗り型車両において、前記車体フレーム(5)は、ヘッドパイプ(20)から後方に延びるメインフレーム(21)と、前記メインフレーム(21)の後方でシート(9)を支持するリアフレーム(25)と、を有し、前記車両カバー(8)は、前記メインフレーム(21)を車幅方向の外側から覆い、車両側面視で前記メインフレーム(21)に重なる領域から前記メインフレーム(21)の下方の領域にわたって配置されたサイドカバー(50)を有し、前記露出部(60)は、前記リアフレーム(25)における車両側面視で前記サイドカバー(50)の下方に位置する部分にあってもよい。
本発明によれば、サイドカバーによってメインフレームを隠しつつ、車体フレームに取り付けられたプレートを露出させることができる。したがって、鞍乗り型車両の外観性を良好に保ちつつ、プレートの文字列の視認性の向上を図ることができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記プレート(70)の前記文字列は、車両側面視でスイングアーム(30)の上方で前記スイングアーム(30)に重ならないように表示されていてもよい。
本発明によれば、文字列の視認性を確保しつつ、下方から飛来する飛び石等の物体から、スイングアームによってプレートを保護することができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記車体フレーム(5)は、ヘッドパイプ(20)から後方に延びるメインフレーム(21)と、前記メインフレーム(21)に結合しているとともに、前記メインフレーム(21)との結合部から後方かつ上方に延び、前記メインフレーム(21)の後方でシート(9)を支持するリアフレーム(25)と、を有し、前記露出部(60)は、少なくとも前記リアフレーム(25)に設けられ、前記プレート(70)は、前記リアフレーム(25)に取り付けられ、車両側面視で前記メインフレーム(21)に重なるように配置されたストップランプスイッチ(80)をさらに備えていてもよい。
本発明によれば、リアフレームに取り付けられたプレートに対し、ストップランプスイッチが側面視でずれて配置されるので、ストップランプスイッチの位置調整等の作業時にプレートが邪魔になることを抑制できる。したがって、ストップランプスイッチに関わる作業性の低下を抑制しつつ、上述した作用効果を奏することができる。
上記の鞍乗り型車両において、前記ストップランプスイッチ(80)は、前記プレート(70)よりも車幅方向の外側に配置されていてもよい。
本発明によれば、ストップランプスイッチに関わる作業時に、ストップランプスイッチがプレートよりも手前側に配置されるので、ストップランプスイッチに関わる作業性の低下をより一層抑制できる。
上記の鞍乗り型車両において、前記メインフレーム(21)は、スイングアーム(30)を支持するピボットフレーム(23)を備え、前記ストップランプスイッチ(80)は、車両側面視で前記ピボットフレーム(23)に重なるように配置されていてもよい。
本発明によれば、ストップランプスイッチがメインフレームの下部に重なるように配置されるので、ストップランプスイッチが車両カバーによって覆われにくくなる。これにより、ストップランプスイッチの位置調整等の作業時に車両カバーが邪魔になることを抑制できる。したがって、ストップランプスイッチに関わる作業性の低下を抑制できる。
上記の鞍乗り型車両において、前記リアフレーム(25)は、シート(9)を下方から支持するシートフレーム(26)と、前記シートフレーム(26)の下方で前記メインフレーム(21)と前記シートフレーム(26)とを連結するバックステー(28)と、を有し、前記プレート(70)は、前記バックステー(28)に取り付けられていてもよい。
本発明によれば、メインフレームに重なるように配置されたストップランプスイッチに対し、リアフレームの下部に取り付けられたプレートが側面視でずれて配置されるので、ストップランプスイッチの存在によってプレートの文字列の視認性が悪化することを抑制できる。
上記の鞍乗り型車両において、前記プレート(70)は、矩形板状に形成されているとともに、長手方向を前記露出部(60)における前記車体フレーム(5)の延在方向に沿わせて配置され、前記プレート(70)の短手方向の寸法は、前記プレート(70)の厚さ方向から見て前記露出部(60)における前記車体フレーム(5)の幅以下であってもよい。
本発明によれば、プレートが車体フレームの幅内に収まるように配置されるので、プレートが車体フレームから張り出すことによる取付強度の低下を抑制できる。したがって、高い取付強度でプレートを車体フレームに固定できる。
本発明によれば、プレートに表示された文字列の優れた視認性を有する鞍乗り型車両を提供することができる。
実施形態の自動二輪車の右側面図である。 実施形態の自動二輪車の車体フレームを示す斜視図である。 実施形態の自動二輪車の要部を示す右側面図である。 実施形態の自動二輪車の要部を示す斜視図である。 図3のV-V線における断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。また、以下の説明における前後上下左右等の方向は、以下に説明する車両における方向と同一とする。すなわち、上下方向は鉛直方向と一致し、左右方向は車幅方向と一致する。また、以下の説明に用いる図中において、矢印UPは上方、矢印FRは前方、矢印LHは左方をそれぞれ示している。
図1は、実施形態の自動二輪車の右側面図である。
図1に示すように、本実施形態の自動二輪車1は、運転者が車体を跨いで乗車するモータサイクル型の鞍乗り型車両である。自動二輪車1は、前輪2と、後輪3と、ステアリング装置4と、車体フレーム5と、リアサスペンション6と、パワーユニット7と、車両カバー8と、シート9と、を備える。
ステアリング装置4は、下端部に前輪2を軸支する左右一対のフロントフォーク10と、一対のフロントフォーク10に固定され、車体フレーム5のヘッドパイプ20内に挿通されるステアリングステム(図示略)と、ステアリングステムに固定された操向ハンドル13と、を備える。前輪2は、ステアリング装置4を介してヘッドパイプ20によって操向可能に支持されている。
車体フレーム5は、ヘッドパイプ20と、メインフレーム21と、リアフレーム25と、を備え、これらが溶接等で一体に結合されている。
ヘッドパイプ20は、車体フレーム5の前端に設けられている。ヘッドパイプ20は、自動二輪車1における車幅方向の中心に配置されている。ヘッドパイプ20は、ステアリング装置4を回転可能に支持している。
メインフレーム21は、パワーユニット7を支持する。メインフレーム21は、前端部においてヘッドパイプ20に結合している。メインフレーム21は、全体として、ヘッドパイプ20との結合部から後方かつ下方に延びている。メインフレーム21は、左右一対のメインパイプ22と、ピボットフレーム23と、を備える。
図2は、実施形態の自動二輪車の車体フレームを示す斜視図である。
図1および図2に示すように、メインパイプ22は、ヘッドパイプ20に結合している。メインパイプ22は、ヘッドパイプ20との結合部から左右に分岐して後下方に延びている。一対のメインパイプ22は、側面視で互いに重なっている。メインパイプ22は、横断面で四角形状に形成されている。具体的に、メインパイプ22は、閉断面形状を有する四角筒状に形成されている。
ピボットフレーム23は、メインパイプ22とは別部材によって形成され、一対のメインパイプ22の後下端部に結合している。ピボットフレーム23は、一対のメインパイプ22との結合部から、車両の車幅中心に沿って下方に延びている。ピボットフレーム23は、開断面形状を有する。具体的には、ピボットフレーム23は、横断面で前方に開口する溝形状に形成されている。
リアフレーム25は、メインフレーム21の後方に配置されている。リアフレーム25は、シート9を支持する。リアフレーム25は、メインフレーム21に結合している。リアフレーム25は、シートフレーム26と、一対のバックステー28と、を備える。
シートフレーム26は、シート9を下方から支持する。シートフレーム26は、左右一対のシートレール27を備える。一対のシートレール27は、メインフレーム21に結合している。具体的に、左側のシートレール27は左側のメインパイプ22に結合し、右側のシートレール27は右側のメインパイプ22に結合している。各シートレール27は、メインパイプ22との結合部から後方かつ上方に延びている。各シートレール27は、側面視で直線状に延びている。一対のシートレール27は、側面視で互いに重なっている。各シートレール27は、横断面で四角形状に形成されている。具体的に、各シートレール27は、閉断面形状を有する四角筒状に形成されている。なお、シートフレーム26は、車幅方向に延びて一対のシートレール27を連結するクロスフレームをさらに備えていてもよい。
バックステー28は、側面視でシートレール27の下方に配置されている。一対のバックステー28は、ピボットフレーム23とシートフレーム26とを連結している。具体的に、左側のバックステー28はピボットフレーム23および左側のシートレール27に結合し、右側のバックステー28はピボットフレーム23および右側のシートレール27に結合している。左側のバックステー28は、ピボットフレーム23の左側面に結合している。右側のバックステー28は、ピボットフレーム23の右側面に結合している。バックステー28は、ピボットフレーム23との結合部から後方かつ上方に延びてシートレール27に結合している。各バックステー28は、側面視で直線状に延びている。一対のバックステー28は、側面視で互いに重なっている。各バックステー28は、横断面で四角形状に形成されている。具体的に、各バックステー28は、閉断面形状を有する四角筒状に形成されている。
なお、本実施形態において車体フレーム5の各結合部は、溶接によって形成されている。すなわち、車体フレーム5の各結合部は、連続性を有する冶金的接合によって形成されている。ただし、車体フレームの結合部の少なくとも一部は、連続性を有しない締結等の機械的結合によって形成されていてもよい。
図1に示すように、リアサスペンション6は、後端部に後輪3を軸支するスイングアーム30と、スイングアーム30とリアフレーム25との間に渡るリアクッション32と、を備える。
スイングアーム30は、車体後部の下方に設けられている。スイングアーム30は、前後に延びている。スイングアーム30の前端部は、左右に分岐した二股状に形成され、ピボットフレーム23を挟むように配置されている(図4参照)。スイングアーム30の前端部は、ピボットフレーム23にピボット軸31を介して上下揺動可能に支持される。ピボット軸31は、ピボットフレーム23とバックステー28との結合部で車幅方向に延びている。
リアクッション32は、側面視で後輪3に重なるように配置されている。リアクッション32の上端部は、各シートレール27に連結されている。リアクッション32の下端部は、スイングアーム30に連結されている。
パワーユニット7は、車両駆動用のエンジン40を備える。エンジン40は、側面視でメインパイプ22の下方に配置され、メインフレーム21に固定されている。エンジン40は、メインパイプ22およびピボットフレーム23に支持されている。
車両カバー8は、車体フレーム5等を覆う。車両カバー8は、合成樹脂によって形成されている。車両カバー8は、車体フレーム5を車幅方向の外側から覆うサイドカバー50を備える。サイドカバー50は、メインフレーム21を覆うフロントサイドカバー51と、リアフレーム25を覆うリアサイドカバー52と、を備える。フロントサイドカバー51は、側面視でエンジン40の前方から上方にわたって配置されている。フロントサイドカバー51は、側面視でメインフレーム21に重なる領域からメインフレーム21の下方の領域にわたって配置されている。すなわち、フロントサイドカバー51は、側面視でメインフレーム21に重なっているとともに、メインフレーム21よりも下方に張り出している。本実施形態では、フロントサイドカバー51は、メインパイプ22の全体、およびピボットフレーム23の一部(メインパイプ22とピボットフレーム23との結合部近傍)に側面視で重なっている。リアサイドカバー52は、側面視でシート9の下方、かつスイングアーム30の上方に配置されている。
図3は、実施形態の自動二輪車の要部を示す右側面図である。
図3に示すように、車体フレーム5は、車両カバー8から車両の外側に向けて露出した露出部60を備える。露出部60は、側面視で車両カバー8の外形線よりも外側に位置している。露出部60は、サイドカバー50の下方に位置している。露出部60は、リアフレーム25の右側のバックステー28に位置している。露出部60は、側面視でサイドカバー50とスイングアーム30との間に位置している。露出部60の外表面は、平坦に形成されて車幅方向の外側を向く平坦部61を有する。バックステー28は、露出部60において側面視で一定の幅で延びている。
図4は、実施形態の自動二輪車の要部を示す斜視図である。なお図4では、車両カバー8が取り外された状態を示している。
図3および図4に示すように、自動二輪車1は、プレート70およびストップランプスイッチ80をさらに備える。
プレート70は、表面に車両識別番号等の文字列が表示された部材であり、銘板と称される場合もある。プレート70は、車体フレーム5に取り外し不能となるように取り付けられている。プレート70は、車体フレーム5の露出部60に取り付けられている。これにより、プレート70は、サイドカバー50の下方に配置されている。プレート70は、四角板状に形成されている。プレート70は、露出部60の外表面の平坦部61に沿って配置されている。すなわち、プレート70の表裏面は、車幅方向を向いている。プレート70は、文字列が表示された表面を車幅方向の外側に向けている。プレート70は、長手方向を露出部60の延在方向に沿わせた状態で配置されている。プレート70の短手方向の寸法は、側面視で露出部60におけるバックステー28の幅以下である。これにより、プレート70の全体は、側面視でバックステー28に重なっている。プレート70の全体は、側面視で車両カバー8に重ならないように配置されている。プレート70の表面の文字列は、側面視でスイングアーム30の上方でスイングアーム30に重ならないように配置されている。
図5は、図3のV-V線における断面図である。
図3から図5に示すように、ストップランプスイッチ80は、車両の車幅中心に対してブレーキペダルと同じ側に配置されている。すなわち、ストップランプスイッチ80は、車両の右側に配置されている。ストップランプスイッチ80は、ブレーキペダルに連係している。ストップランプスイッチ80は、側面視でメインフレーム21のピボットフレーム23に重なるように配置されている。ストップランプスイッチ80は、側面視でプレート70の前方に配置されている。ストップランプスイッチ80は、プレート70よりも車幅方向の外側に配置されている。
以上に説明したように、本実施形態の自動二輪車1は、車両カバー8から露出した露出部60を有する車体フレーム5と、文字列が表示され、露出部60に取り付けられたプレート70と、を備える。この構成によれば、プレート70が車両カバー8から露出した箇所に配置されるので、プレート70に表示された文字列の外部からの良好な視認性が得られる。したがって、プレート70に表示された文字列の優れた視認性を有する自動二輪車1を提供できる。
また、露出部60は、角筒状に形成されている。プレート70は、角板状に形成され、露出部60の外表面の平坦部61に沿って配置されている。この構成によれば、面同士を重ね合わせるようにして露出部60およびプレート70を互いに固定できるので、ブラケット等の車体フレーム5とプレート70との間に介在する部材を必要としない。したがって、プレート70の周辺の構造を簡素化できる。
車両カバー8は、メインフレーム21を車幅方向の外側から覆い、側面視でメインフレーム21に重なる領域からメインフレーム21の下方の領域にわたって配置されたサイドカバー50を有する。露出部60は、側面視でサイドカバー50の下方に位置している。この構成によれば、サイドカバー50によってメインフレーム21を隠しつつ、車体フレーム5に取り付けられたプレート70を露出させることができる。したがって、自動二輪車1の外観性を良好に保ちつつ、プレート70の文字列の視認性の向上を図ることができる。
プレート70の文字列は、側面視でスイングアーム30の上方でスイングアーム30に重ならないように表示されている。この構成によれば、文字列の視認性を確保しつつ。下方から飛来する飛び石等の物体から、スイングアーム30によってプレート70を保護することができる。
プレート70は、リアフレーム25に取り付けられている。自動二輪車1は、側面視でメインフレーム21に重なるように配置されたストップランプスイッチ80をさらに備える。この構成によれば、リアフレーム25に取り付けられたプレート70に対し、ストップランプスイッチ80が側面視でずれて配置されるので、ストップランプスイッチ80の位置調整等の作業時にプレート70が邪魔になることを抑制できる。したがって、ストップランプスイッチ80に関わる作業性の低下を抑制しつつ、上述した作用効果を奏することができる。
ストップランプスイッチ80は、プレート70よりも車幅方向の外側に配置されている。この構成によれば、ストップランプスイッチ80に関わる作業時に、ストップランプスイッチ80がプレート70よりも手前側に配置されるので、ストップランプスイッチ80に関わる作業性の低下をより一層抑制できる。
ストップランプスイッチ80は、側面視でピボットフレーム23に重なるように配置されている。この構成によれば、ストップランプスイッチ80がメインフレーム21の下部に重なるように配置されるので、ストップランプスイッチ80が車両カバー8によって覆われにくくなる。これにより、ストップランプスイッチ80の位置調整等の作業時に車両カバー8が邪魔になることを抑制できる。したがって、ストップランプスイッチ80に関わる作業性の低下を抑制できる。
プレート70は、バックステー28に取り付けられている。この構成によれば、メインフレーム21に重なるように配置されたストップランプスイッチ80に対し、リアフレーム25の下部に取り付けられたプレート70が側面視でずれて配置されるので、ストップランプスイッチ80の存在によってプレート70の文字列の視認性が悪化することを抑制できる。
プレート70は、矩形板状に形成されているとともに、長手方向を露出部60における車体フレーム5の延在方向に沿わせて配置されている。プレート70の短手方向の寸法は、側面視で露出部60における車体フレーム5の幅以下である。この構成によれば、プレート70が車体フレーム5の幅内に収まるように配置されるので、プレートが車体フレーム5から張り出すことによる取付強度の低下を抑制できる。したがって、高い取付強度でプレート70を車体フレーム5に固定できる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。本発明は運転者が車体を跨いで乗車する鞍乗り型車両全般に適用することができる。すわなち、本発明は自動二輪車だけでなく、モペッドまたは自動三輪車に適用可能である。また、上記実施形態では、自動二輪車1がエンジン車であるが、本発明はパワーユニットがモータを備えた電動車にも適用可能である。
また、上記実施形態では、プレート70が車体の右側部分に配置されて車両右側から視認可能とされているが、この構成に限定されない。プレートは、車体中央部に配置されて、車両前方または車両後方から視認可能とされていてもよい。
また、上記実施形態では、プレート70の短手方向の寸法が側面視で露出部60における車体フレーム5の幅以下であるが、この構成に限定されない。すなわちプレートの短手方向の寸法が側面視で露出部60における車体フレーム5の幅よりも大きく、プレートの一部が側面視で車体フレーム5からはみ出していてもよい。
また、上記実施形態では、プレート70がリアフレーム25のバックステー28に取り付けられているが、この構成に限定されない。プレートは、車体フレーム5のうち車両カバー8から露出した部分に取り付けられていればよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…自動二輪車(鞍乗り型車両) 5…車体フレーム 8…車両カバー 9…シート 20…ヘッドパイプ 21…メインフレーム 23…ピボットフレーム 25…リアフレーム 26…シートフレーム 28…バックステー 30…スイングアーム 50…サイドカバー 60…露出部 61…平坦部 70…プレート 80…ストップランプスイッチ

Claims (9)

  1. 車両カバー(8)と、
    前記車両カバー(8)が取り付けられ、前記車両カバー(8)から露出した露出部(60)を有する車体フレーム(5)と、
    文字列が表示され、前記露出部(60)に取り付けられたプレート(70)と、
    を備え、
    前記露出部(60)は、側面視で前記車両カバー(8)の外形線よりも外側に位置し、
    前記プレート(70)の前記文字列は、車両側面視でスイングアーム(30)の上方で前記スイングアーム(30)に重ならないように表示されている、
    鞍乗り型車両。
  2. 車両カバー(8)と、
    前記車両カバー(8)が取り付けられ、前記車両カバー(8)から露出した露出部(60)を有する車体フレーム(5)と、
    文字列が表示され、前記露出部(60)に取り付けられたプレート(70)と、
    を備え、
    前記車体フレーム(5)は、
    ヘッドパイプ(20)から後方に延びるメインフレーム(21)と、
    前記メインフレーム(21)に結合しているとともに、前記メインフレーム(21)との結合部から後方かつ上方に延び、前記メインフレーム(21)の後方でシート(9)を支持するリアフレーム(25)と、
    を有し、
    前記露出部(60)は、少なくとも前記リアフレーム(25)に設けられ、
    前記プレート(70)は、前記リアフレーム(25)に取り付けられ、
    車両側面視で前記メインフレーム(21)に重なるように、かつ前記プレート(70)よりも車幅方向の外側に配置されたストップランプスイッチ(80)をさらに備える、
    鞍乗り型車両。
  3. 車両カバー(8)と、
    前記車両カバー(8)が取り付けられ、前記車両カバー(8)から露出した露出部(60)を有する車体フレーム(5)と、
    文字列が表示され、前記露出部(60)に取り付けられたプレート(70)と、
    を備え、
    前記車体フレーム(5)は、
    ヘッドパイプ(20)から後方に延びるメインフレーム(21)と、
    前記メインフレーム(21)に結合しているとともに、前記メインフレーム(21)との結合部から後方かつ上方に延び、前記メインフレーム(21)の後方でシート(9)を支持するリアフレーム(25)と、
    を有し、
    前記リアフレーム(25)は、
    シート(9)を下方から支持するシートフレーム(26)と、
    前記シートフレーム(26)の下方で前記メインフレーム(21)と前記シートフレーム(26)とを連結するバックステー(28)と、
    を有し、
    前記露出部(60)は、少なくとも前記リアフレーム(25)に設けられ、
    前記プレート(70)は、前記バックステー(28)に取り付けられ、
    車両側面視で前記メインフレーム(21)に重なるように配置されたストップランプスイッチ(80)をさらに備える、
    鞍乗り型車両。
  4. 前記プレート(70)の前記文字列は、車両側面視でスイングアーム(30)の上方で前記スイングアーム(30)に重ならないように表示されている、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記車体フレーム(5)は、
    ヘッドパイプ(20)から後方に延びるメインフレーム(21)と、
    前記メインフレーム(21)に結合しているとともに、前記メインフレーム(21)との結合部から後方かつ上方に延び、前記メインフレーム(21)の後方でシート(9)を支持するリアフレーム(25)と、
    を有し、
    前記露出部(60)は、少なくとも前記リアフレーム(25)に設けられ、
    前記プレート(70)は、前記リアフレーム(25)に取り付けられ、
    車両側面視で前記メインフレーム(21)に重なるように配置されたストップランプスイッチ(80)をさらに備える、
    請求項に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記メインフレーム(21)は、スイングアーム(30)を支持するピボットフレーム(23)を備え、
    前記ストップランプスイッチ(80)は、車両側面視で前記ピボットフレーム(23)に重なるように配置されている、
    請求項、請求項および請求項のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記露出部(60)は、角筒状に形成され、
    前記プレート(70)は、角板状に形成され、前記露出部(60)の外表面の平坦部(61)に沿って配置されている、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記車体フレーム(5)は、
    ヘッドパイプ(20)から後方に延びるメインフレーム(21)と、
    前記メインフレーム(21)の後方でシート(9)を支持するリアフレーム(25)と、
    を有し、
    前記車両カバー(8)は、前記メインフレーム(21)を車幅方向の外側から覆い、車両側面視で前記メインフレーム(21)に重なる領域から前記メインフレーム(21)の下方の領域にわたって配置されたサイドカバー(50)を有し、
    前記露出部(60)は、前記リアフレーム(25)における車両側面視で前記サイドカバー(50)の下方に位置する部分にある、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  9. 前記プレート(70)は、矩形板状に形成されているとともに、長手方向を前記露出部(60)における前記車体フレーム(5)の延在方向に沿わせて配置され、
    前記プレート(70)の短手方向の寸法は、前記プレート(70)の厚さ方向から見て前記露出部(60)における前記車体フレーム(5)の幅以下である、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
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