JPH0331670Y2 - - Google Patents

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JPH0331670Y2
JPH0331670Y2 JP1985137897U JP13789785U JPH0331670Y2 JP H0331670 Y2 JPH0331670 Y2 JP H0331670Y2 JP 1985137897 U JP1985137897 U JP 1985137897U JP 13789785 U JP13789785 U JP 13789785U JP H0331670 Y2 JPH0331670 Y2 JP H0331670Y2
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動二輪車等における機種の愛称や
所有者の所属団体名などを表示するエンブレムを
装着するための表示構造に関する。
〔従来技術〕
自動二輪車等においては、外観上あるいは空気
力学上の配慮からサイドカバー、シートカバーあ
るいはフエアリングなどのカバーを装着すること
が一般的に行われている。
一方、自動二輪車においては、機種の愛称や所
有者の所属団体名等を表示することが行われてお
り、この表示物は、工場で装着する場合もある
が、通常は販売店や使用者の段階で好みに応じて
装着する場合が多い。
ところで、従来の表示物装着方法としては、前
記カバー類にステツカーやラベル等を接着した
り、あるいは板状の銘板類をビスまたは接着剤で
カバーや車体フレームあるいはエンジンのケース
に固着するなどの方法が一般に採用されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このような従来の表示方法では、エン
ブレム(表示物)が露出しているため時間経過と
ともに磨滅したり汚損しやすいという課題、並び
に、接着やビス止めで固着されているため交換に
手間を要し、しかも取外した後にあとかたが残り
やすいという課題があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、車体表面のカバーに装着され
る表示物の汚損を防止するとともに、表示物の広
さに対する表示構造の所要スペースを最小に抑え
ることができ、しかも、表示物の交換を簡単に行
なうことができるとともに、装着された前記表示
物を他人が勝手に抜き取るのを防止することが可
能な自動二輪車の表示構造を提供することであ
る。
〔目的達成のための手段〕
本考案による自動二輪車の表示構造は、車体表
面に装着されるカバーに開口を形成するととも
に、該開口部に透明プラスチツク板を固着して該
開口を密閉し、前記透明プラスチツク板の裏面
に、両側の辺および底辺に突起部を有するプレー
ト材を固着することにより、突起部の無い上辺で
シート状の表示物の出入口を形成するとともに、
前記透明プラスチツク板と前記プレート材との間
に表示物収納空間を形成し、さらに、前記底辺の
突起部の一部に小孔または切欠きで形成される水
抜き用の小孔を設ける構成とすることにより、上
記目的を達成するものである。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案を具体的に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係わる自動二輪車
を示す。
第1図において、車体フレーム1の前部にステ
アリングヘツドを介してテレスコピツク緩衝器で
あるフロントホーク2が取付けられ、該フロント
ホーク2によつて前輪(操向輪)3が懸架されて
おり、一方、車体フレーム1の後部にはスイング
アーム4および緩衝器5を介して後輪(駆動輪)
6が懸架されている。
車体フレーム1の中央部には後輪6を駆動する
エンジン7が搭載され、車体フレーム1の上部に
は燃料タンク8およびシート9が取付けられてい
る。
車体の両側面にはサイドカバー10,11(右
側のサイドカバー11は図示せず)が装着され、
また、前記シート9の下側(図示の例ではシート
後半部の下側)には側面および後面を覆うシート
カバー12が装着されている。
さらに、車体の前部には前面から両側面の一部
を覆うフエアリング13が装着されている。この
フエアリング13の上部には透明の風防部分14
が設けられ、該フエアリング13の下側にはボト
ムカバー15が取付けられている。
然して、サイドカバー10には本考案に係わる
表示構造16が設けられている。
第2図は前記サイドカバー10を示し、第3図
および第4図はそれぞれ第2図中の線−およ
び線−に沿う断面を示す。
第2図〜第4図において、サイドカバー10に
開口17が形成され、該開口17はその周辺部に
溶着または接着で固着された透明プラスチツク板
18で密閉されている。
前記透明プラスチツク板18の裏側(車体側)
には所定の隙間(たとえば0.5〜1.5mm)Sをおい
て平行に延在し、かつ上辺で開放されたプレート
材19が溶着または接着で固着されている。この
プレート材19は例えばサイドカバー10などと
同様ABS樹脂などの適当なプラスチツクで作る
ことができる。
図示の例では、プレート材19の両側の辺およ
び底辺に突起部20が形成され、これら突起部2
0を透明プラスチツク板18の裏面に溶着または
接着剤で固着されている。こうして、突起部20
のない上辺に出入口21を有する表示物収納空間
(隙間)Sが形成される。
また、プレート材19の下辺突起部20には水
抜き用の小孔(切欠きで形成される孔でも可)2
2が設けられている。
使用に際しては、シート状または板状の表示物
を出入口21から隙間S内へ挿入するだけでエン
ブレム等を装着することができる。また、新しい
表示物との交換も前記出入口21から簡単に行う
ことができる。
以上説明した実施例によれば、機種の愛称や所
有者の所属団体名あるいはその他の適当な文字を
表示するシート状または板状のエンブレム(表示
物)をサイドカバー10表面から密閉された空間
内に保持して装着するので、エンブレムの汚損や
磨滅を防止することができる。
また、エンブレムは単に挿入するだけで装着さ
れるので、簡単に交換することができ、取外し時
にあとかたが残る問題は全く生じない。
さらに、以上説明した実施例によれば、透明プ
ラスチツク板18の裏面に、上辺以外の周辺に突
起部20を有するプレート材19を固着し、それ
らの間に表示物収納空間Sを形成するので、表示
物の広さに対する表示構造16の必要スペースを
最小限に抑えることができ、スペース効率を向上
させることができる。
また、ボルト等で固定されるカバー10の裏側
から表示物を差し込む構成にしたので、ツール等
を使用してカバー10を取り外さなければ表示物
を抜き取ることが出来ず、したがつて、表示物を
他人が勝手に抜き取ることを防止することができ
る。
さらに、上記実施例では、底辺突起部20に水
抜き用の小孔22を設けたので、表示物収納空間
S内に水やゴミが侵入した場合でも、これを容易
に排出することができる。
なお、以上の実施例では、表示構造16を左側
のサイドカバー10に設ける場合を説明したが、
この表示構造16は、右側のサイドカバー11に
も同様に設けることができ、さらに、第1図中1
6A,16Bとして例示するごとく、シートカバ
ー12やフエアリング等他のカバーの所望位置に
も同様に設けることができ、同様の作用効果を奏
することができる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなごとく、本考案の自動
二輪車の表示構造によれば、車体表面に装着され
るカバーに開口を形成するとともに、該開口部に
透明プラスチツク板を固着して該開口を密閉し、
前記透明プラスチツク板の裏面に、両側の辺およ
び底辺に突起部を有するプレート材を固着するこ
とにより、突起部の無い上辺でシート状の表示物
の出入口を形成するとともに、前記透明プラスチ
ツク板と前記プレート材との間に表示物収納空間
を形成し、さらに、前記底辺の突起部の一部に小
孔または切欠きで形成される水抜き用の小孔を設
ける構成としたので、透明プラスチツク板で密閉
することにより表示物の汚損や劣化を防止するこ
とができ、表示物の広さに対する表示構造の所要
スペースを最小に抑えてスペース効率を向上させ
ることができ、さらに、一般にボルト等で固定さ
れるカバーの裏側から表示物を差し込む構成にし
たことから、装着された表示物を他人が勝手に抜
き取るのを効果的に防止することができ、しか
も、表示物の交換は取り外した後に痕跡等を残さ
ずに簡単に行なうことが可能な自動二輪車の表示
構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係わる自動二輪車
の左側面図、第2図は第1図中のサイドカバー
(左)の正面図、第3図は第2図中の線−に
沿つた断面図、第4図は第2図中の線−に沿
つた断面図である。 10,11……サイドカバー(カバー)、12
……シートカバー(カバー)、13……フエアリ
ング(カバー)、15……ボトムカバー(カバ
ー)、16……表示構造、17……開口、18…
…透明プラスチツク板、19……プレート材、2
1……出入口、S……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体表面に装着されるカバーに開口17を形成
    するとともに、該開口部に透明プラスチツク板1
    8を固着して該開口を密閉し、前記透明プラスチ
    ツク板18の裏面に、両側の辺および底辺に突起
    部20を有するプレート材19を固着することに
    より、突起部の無い上辺でシート状の表示物の出
    入口21を形成するとともに、前記透明プラスチ
    ツク板18と前記プレート材19との間に表示物
    収納空間Sを形成し、さらに、前記底辺の突起部
    20の一部に小孔または切欠きで形成される水抜
    き用の小孔22を設けることを特徴とする自動二
    輪車の表示構造。
JP1985137897U 1985-09-09 1985-09-09 Expired JPH0331670Y2 (ja)

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JPS6244790U JPS6244790U (ja) 1987-03-18
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