JPH0537710Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0537710Y2 JPH0537710Y2 JP1987161624U JP16162487U JPH0537710Y2 JP H0537710 Y2 JPH0537710 Y2 JP H0537710Y2 JP 1987161624 U JP1987161624 U JP 1987161624U JP 16162487 U JP16162487 U JP 16162487U JP H0537710 Y2 JPH0537710 Y2 JP H0537710Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tonneau cover
- attached
- hook
- windshield
- automobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、着脱式屋根を有する自動車の屋根
開放時や、オープンカー等の屋根開放可能形の自
動車に使用するカバー、いわゆるトノカバーに関
する。
開放時や、オープンカー等の屋根開放可能形の自
動車に使用するカバー、いわゆるトノカバーに関
する。
(従来の技術)
自動車のトノカバーは、着脱式屋根の開放形の
自動車や、オープンカーのドライバー単身走行時
に助手席の座席部分を覆うカバーであり、ドライ
バー単身走行時に座席への風の巻き込みを防ぐ作
用があつた。さらに、屋根を開放したままの駐車
時のカバーとしても使用されていた。そして、そ
の構造は一般的にカバーの周囲に設けたフツクに
よつて、自動車本体、あるいは自動車本体に付設
するフツク掛け止め装置に引つ掛けて掛止してい
た。
自動車や、オープンカーのドライバー単身走行時
に助手席の座席部分を覆うカバーであり、ドライ
バー単身走行時に座席への風の巻き込みを防ぐ作
用があつた。さらに、屋根を開放したままの駐車
時のカバーとしても使用されていた。そして、そ
の構造は一般的にカバーの周囲に設けたフツクに
よつて、自動車本体、あるいは自動車本体に付設
するフツク掛け止め装置に引つ掛けて掛止してい
た。
(考案が解決しようとする課題)
トノカバーの車体との掛け止め構造が、フツクに
よるものであると、トノカバーを着脱する時に
個々のフツク掛けに、一々対応するフツクを掛止
しなければならず、トノカバーの向き等によりフ
ツクの掛止が面倒な課題があつた。
よるものであると、トノカバーを着脱する時に
個々のフツク掛けに、一々対応するフツクを掛止
しなければならず、トノカバーの向き等によりフ
ツクの掛止が面倒な課題があつた。
また、フツク掛けのトノカバーにおいては、ト
ノカバーと自動車本体との間が、ぴつたりとは締
まらないのでドライバー単身走行時の防風、防塵
作用や、駐車時の防塵、防雨作用が、完全とは言
えない課題があつた。
ノカバーと自動車本体との間が、ぴつたりとは締
まらないのでドライバー単身走行時の防風、防塵
作用や、駐車時の防塵、防雨作用が、完全とは言
えない課題があつた。
更に、従来はボデー側にフツクおよび掛け止め
装置を固着させるため、外板、内装部品等に孔明
けおよび接着が必要となり、車両に傷を付ける問
題点があつた。また、トノカバー未使用時には、
そのフツクが不要であり、邪魔であつた。
装置を固着させるため、外板、内装部品等に孔明
けおよび接着が必要となり、車両に傷を付ける問
題点があつた。また、トノカバー未使用時には、
そのフツクが不要であり、邪魔であつた。
(課題を解決するための手段)
この考案は、
自動車車体幅より突出し袋状とされた突出部部分
を有する左右側辺部の、突出部分の袋内に磁石を
封入し、前辺部にフロントガラスの曲線に対応す
る曲線の棒状体と適宜数の吸着盤を設けるととも
に、左右の中央部分で左右に着離自在としたこと
を特徴とする自動車のフロントガラスからリアガ
ラスに至る部分を覆うトノカバー、を提案するこ
とで上述の課題を解決する。
を有する左右側辺部の、突出部分の袋内に磁石を
封入し、前辺部にフロントガラスの曲線に対応す
る曲線の棒状体と適宜数の吸着盤を設けるととも
に、左右の中央部分で左右に着離自在としたこと
を特徴とする自動車のフロントガラスからリアガ
ラスに至る部分を覆うトノカバー、を提案するこ
とで上述の課題を解決する。
(作用)
トノカバーは、左右側辺部の磁石により、自動
車車体の両側面に密接して装着できるとともに簡
単に着脱し、前辺部はフロントガラスの曲線に対
応する棒状体によつてフロントガラスに密接して
装着できる。
車車体の両側面に密接して装着できるとともに簡
単に着脱し、前辺部はフロントガラスの曲線に対
応する棒状体によつてフロントガラスに密接して
装着できる。
左右側辺部の突出部分は両側とも車体の左右ド
アの外に出て、磁石の自重で折れ曲がつて垂れ、
更に板状体の磁石は磁力によりドアに外側から自
然に装着固定される。
アの外に出て、磁石の自重で折れ曲がつて垂れ、
更に板状体の磁石は磁力によりドアに外側から自
然に装着固定される。
また、左右の中央部分で左右に着脱自在とした
ので、ドライバー単身走行時等において助手席の
みを確実にカバーでき、走行時に巻き込み易い風
の影響を防げる。
ので、ドライバー単身走行時等において助手席の
みを確実にカバーでき、走行時に巻き込み易い風
の影響を防げる。
(実施例)
この考案の実施例を、平面を示す第1図、トノ
カバーの全部を自動車に装着した場合の斜視図で
ある第2図、トノカバーの半分を自動車に装着し
た場合の第3図に基づいて説明する。
カバーの全部を自動車に装着した場合の斜視図で
ある第2図、トノカバーの半分を自動車に装着し
た場合の第3図に基づいて説明する。
1はトノカバーの前辺部、2はトノカバー側辺
部、3はトノカバーの後辺部、4は着離部分であ
る。
部、3はトノカバーの後辺部、4は着離部分であ
る。
トノカバー本体は、塩化ビニル樹脂シート等の
ように防水性のある不透明素材から成るシート状
物である。
ように防水性のある不透明素材から成るシート状
物である。
トノカバーの前辺部1は、平面形状が凸状曲線
となるようにワイヤ等のある程度硬度のある棒状
体5を、前辺部分のシート状物に巻き込み固定す
る。前辺部1の凸状曲線は、フロントガラス7内
面の凹状曲線に、その曲線の形状、長さを対応さ
せて形成する。6は吸着盤であり、この実施例で
は軟質合成樹脂等の柔軟性素材でできた開口円錐
状の吸盤から成り、前辺部1の棒状体5に左右の
各部分の端に2個ずつ計4個設けているが適宜数
であればよい。吸着盤6はフロントガラス7の内
面に着脱自在できる作用があればよく、棒状体5
にはフツク金具、紐等で付設する。
となるようにワイヤ等のある程度硬度のある棒状
体5を、前辺部分のシート状物に巻き込み固定す
る。前辺部1の凸状曲線は、フロントガラス7内
面の凹状曲線に、その曲線の形状、長さを対応さ
せて形成する。6は吸着盤であり、この実施例で
は軟質合成樹脂等の柔軟性素材でできた開口円錐
状の吸盤から成り、前辺部1の棒状体5に左右の
各部分の端に2個ずつ計4個設けているが適宜数
であればよい。吸着盤6はフロントガラス7の内
面に着脱自在できる作用があればよく、棒状体5
にはフツク金具、紐等で付設する。
トノカバーの側辺部2は自動車車体幅より左右
に突出した突出部分を設け、その突出部分を袋状
に構成し、この袋状に板状体の磁石8を前後方向
に並べて適宜数封入する。
に突出した突出部分を設け、その突出部分を袋状
に構成し、この袋状に板状体の磁石8を前後方向
に並べて適宜数封入する。
側辺部2の後部は、自動車車体の後部内形状に
対応する平面形状として形成する。
対応する平面形状として形成する。
トノカバーの後辺部3は、自動車のリアガラス
9の内面の形状に対応する形状とし、その端辺は
棒状体10をシート状物に巻き込んでなる。
9の内面の形状に対応する形状とし、その端辺は
棒状体10をシート状物に巻き込んでなる。
後辺部3は、この実施例では、左右部分の各真
ん中部分に1個づつの計2個設けた、中心に開口
部を設けられた金具であるコートフツク11の開
口部に、車体側に設けられた突起状のフツク掛け
を嵌入させることによつて自動車車体後部と掛止
する。
ん中部分に1個づつの計2個設けた、中心に開口
部を設けられた金具であるコートフツク11の開
口部に、車体側に設けられた突起状のフツク掛け
を嵌入させることによつて自動車車体後部と掛止
する。
着離部分4は、トノカバー左右のほぼ中央付近
で、前後方向に亙つて設けたフアスナーで着離す
るが、ボタン、ベルベツトフアスナー等の構成で
もよい。
で、前後方向に亙つて設けたフアスナーで着離す
るが、ボタン、ベルベツトフアスナー等の構成で
もよい。
12はシート凸部であり、トノカバーを自動車
車体に装着した場合に、ステアリングハンドルに
当たる場所に設ける。通常は、トノカバー右側の
前部に設ける。
車体に装着した場合に、ステアリングハンドルに
当たる場所に設ける。通常は、トノカバー右側の
前部に設ける。
この考案の実施例に係るトノカバーを、自動車
の駐車時等に座席部分全面を覆つて装着する場合
は、着離部分4はフアスナー等を締めて左右部分
を締着して覆う。この場合は、前辺部1の吸着盤
6をフロントガラス7に吸着させて固定すると、
前辺部1がフロントガラス7の内面曲線とほぼ同
じなので間隙が殆どない。このとき、左右側辺部
2の突出部分は両側とも車体の左右ドアの外に出
て、磁石8の自重で折れ曲がつて垂れ、更に板状
体の磁石8は磁力によりドアの外側から自然に装
着固定する。トノカバーの後辺部3は、自動車車
体側のフツク掛けにコートフツク11を掛止す
る。また、自動車のドライバー単独走行時等に助
手席にのみトノカバーを装着する場合、着離部分
4のフアスナーを外してトノカバーを左右に分け
て、運転手側(通常右側半分)を片付け、前辺部
1の吸着盤62個と後辺部3のコートフツク11
および左側の磁石8により自動車車体に装着す
る。
の駐車時等に座席部分全面を覆つて装着する場合
は、着離部分4はフアスナー等を締めて左右部分
を締着して覆う。この場合は、前辺部1の吸着盤
6をフロントガラス7に吸着させて固定すると、
前辺部1がフロントガラス7の内面曲線とほぼ同
じなので間隙が殆どない。このとき、左右側辺部
2の突出部分は両側とも車体の左右ドアの外に出
て、磁石8の自重で折れ曲がつて垂れ、更に板状
体の磁石8は磁力によりドアの外側から自然に装
着固定する。トノカバーの後辺部3は、自動車車
体側のフツク掛けにコートフツク11を掛止す
る。また、自動車のドライバー単独走行時等に助
手席にのみトノカバーを装着する場合、着離部分
4のフアスナーを外してトノカバーを左右に分け
て、運転手側(通常右側半分)を片付け、前辺部
1の吸着盤62個と後辺部3のコートフツク11
および左側の磁石8により自動車車体に装着す
る。
(考案の効果)
したがつて、この考案によれば従来と比べ、ト
ノカバーを非常に密接して自動車車体に装着で
き、特に側辺部を上からカバーできるので、走行
時に風の影響を受けることが少なく、駐車時の雨
に濡れ難くなる。
ノカバーを非常に密接して自動車車体に装着で
き、特に側辺部を上からカバーできるので、走行
時に風の影響を受けることが少なく、駐車時の雨
に濡れ難くなる。
また、自動車車体幅より突出した突出部部分を
有する左右側辺部に袋内に封入された磁石による
装着のため、すなわち左右側辺部の突出部分は両
側とも車体の左右ドアの外に出て、磁石の自重で
折れ曲がつて垂れ、更に板状体の磁石は磁力によ
りドアに外側から自然に装着固定される装着のた
め、非常に簡単に装着および取り外しが可能であ
る。
有する左右側辺部に袋内に封入された磁石による
装着のため、すなわち左右側辺部の突出部分は両
側とも車体の左右ドアの外に出て、磁石の自重で
折れ曲がつて垂れ、更に板状体の磁石は磁力によ
りドアに外側から自然に装着固定される装着のた
め、非常に簡単に装着および取り外しが可能であ
る。
さらに、側辺部を板状体磁石を袋状内に入れた
構成であるため、自動車のドアも傷付き難く、外
観も従来に比し、すつきりとし向上し、簡単にそ
の全てを脱着可能とすることを特徴とする。
構成であるため、自動車のドアも傷付き難く、外
観も従来に比し、すつきりとし向上し、簡単にそ
の全てを脱着可能とすることを特徴とする。
図はこの考案の実施例を示し、第1図はトノカ
バーの平面図、第2図はトノカバー全部を自動車
車体に装着した場合の斜視図、第3図は自動車の
助手席にのみトノカバーを装着した場合の斜視図
である。 1……トノカバー前辺部、2……トノカバー側
辺部、3……トノカバー後辺部、4……着離部分
(フアスナー)、5……棒状体(前辺部)、6……
吸着盤、7……フロントガラス、8……磁石、9
……リアガラス、10……棒状体(後辺部)、1
1……コートフツク、12……シート凸部。
バーの平面図、第2図はトノカバー全部を自動車
車体に装着した場合の斜視図、第3図は自動車の
助手席にのみトノカバーを装着した場合の斜視図
である。 1……トノカバー前辺部、2……トノカバー側
辺部、3……トノカバー後辺部、4……着離部分
(フアスナー)、5……棒状体(前辺部)、6……
吸着盤、7……フロントガラス、8……磁石、9
……リアガラス、10……棒状体(後辺部)、1
1……コートフツク、12……シート凸部。
Claims (1)
- 自動車車体幅より突出し袋状とされた突出部部
分を有する左右側辺部の、突出部分の袋内に磁石
を封入し、前辺部にフロントガラスの曲線に対応
する曲線の棒状体と適宜数の吸着盤を設けるとと
もに、左右の中央部分で左右に着離自在としたこ
とを特徴とする自動車のフロントガラスからリア
ガラスに至る部分を覆うトノカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987161624U JPH0537710Y2 (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987161624U JPH0537710Y2 (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0165738U JPH0165738U (ja) | 1989-04-27 |
JPH0537710Y2 true JPH0537710Y2 (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=31444731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987161624U Expired - Lifetime JPH0537710Y2 (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537710Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48104236A (ja) * | 1972-04-13 | 1973-12-27 |
-
1987
- 1987-10-22 JP JP1987161624U patent/JPH0537710Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48104236A (ja) * | 1972-04-13 | 1973-12-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0165738U (ja) | 1989-04-27 |
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