JPH07117109A - ブロー成形用の金型構造およびブロー成形方法 - Google Patents
ブロー成形用の金型構造およびブロー成形方法Info
- Publication number
- JPH07117109A JPH07117109A JP5264529A JP26452993A JPH07117109A JP H07117109 A JPH07117109 A JP H07117109A JP 5264529 A JP5264529 A JP 5264529A JP 26452993 A JP26452993 A JP 26452993A JP H07117109 A JPH07117109 A JP H07117109A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- blow molding
- die
- molding
- parison
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 title claims abstract description 23
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000007730 finishing process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
- B29C49/4802—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
- B29C49/4802—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity
- B29C2049/4805—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity by closing the mould halves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/56—Coatings, e.g. enameled or galvanised; Releasing, lubricating or separating agents
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製品の周縁部のうちの一部からバリをなくす
ようにブロー成形する。 【構成】 成形品の外形に対応した面を形成した第１の
金型１１と第２の金型１２とを有し、第１金型１１に、
第３金型１５を、ばね部材１６により第１金型１１に比
較して突出させると共に、第１金型１１の端面を摺動移
動可能に支持する。前記突出した第３金型１５を、型締
めに先立って前記第２金型１２と当接することにより、
成形品形成面と金型外側とを遮断する設定である。ま
た、パリソン１７を第３金型１５から若干遠ざかる方に
位置させて型締めを行うこともできる。 【効果】 バリが、従来の成形手段に比較して少なくな
り、バリ取りの工程を短縮化でき、従ってバリ取りの後
も少なくなり、外観品質を大いに向上させることができ
る。
ようにブロー成形する。 【構成】 成形品の外形に対応した面を形成した第１の
金型１１と第２の金型１２とを有し、第１金型１１に、
第３金型１５を、ばね部材１６により第１金型１１に比
較して突出させると共に、第１金型１１の端面を摺動移
動可能に支持する。前記突出した第３金型１５を、型締
めに先立って前記第２金型１２と当接することにより、
成形品形成面と金型外側とを遮断する設定である。ま
た、パリソン１７を第３金型１５から若干遠ざかる方に
位置させて型締めを行うこともできる。 【効果】 バリが、従来の成形手段に比較して少なくな
り、バリ取りの工程を短縮化でき、従ってバリ取りの後
も少なくなり、外観品質を大いに向上させることができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、車輌用バンパ
ーをブロー成形によって製造するためのブロー成形用の
金型構造およびブロー成形方法に関するものである。
ーをブロー成形によって製造するためのブロー成形用の
金型構造およびブロー成形方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、車輌の前部後部に水平状態に取り
付けられる車輌用バンパーは、スティール製が多かった
（特に、バス、トラック等の大型車輌）。最近では、ス
ティール製の他に合成樹脂によって一体的に形成したも
のが増えてきており、スティール製に比較して数々の優
れた特質を有している。かかる合成樹脂製の車輌用バン
パーを形成する手段として、ブロー成形を採用すること
ができる。この場合、ブロー成形は、図５に示すよう
に、バンパー表面形状に対応したキャビティを形成した
一対の金型１、２間に、加熱した熱可塑性樹脂を押出し
機ダイ部（図示省略）より押し出したパリソン３を入れ
て型締めをし（図６参照）、吹込穴より内部に圧縮空気
を吹き込んで膨らませ、金型に密着させると共に冷却
し、型開きを行い、成形品を取り出すようにしたもので
ある。ところで、ブロー成形は、通常、ボトルなどの中
空体を成形するための手段であり、前述の車輌用バンパ
ーのような扁平形状のものは、端部を延伸だけで賦型さ
せると、極端な薄肉となるか、吹き込んだ圧縮空気によ
り、パリソン３が破裂するようなことがあった。そこ
で、型締めの際、パリソン３を金型の製品形成面よりは
み出させて、バリ４が生ずるように成形を行う、いわゆ
る総バリ成形を採用している。
付けられる車輌用バンパーは、スティール製が多かった
（特に、バス、トラック等の大型車輌）。最近では、ス
ティール製の他に合成樹脂によって一体的に形成したも
のが増えてきており、スティール製に比較して数々の優
れた特質を有している。かかる合成樹脂製の車輌用バン
パーを形成する手段として、ブロー成形を採用すること
ができる。この場合、ブロー成形は、図５に示すよう
に、バンパー表面形状に対応したキャビティを形成した
一対の金型１、２間に、加熱した熱可塑性樹脂を押出し
機ダイ部（図示省略）より押し出したパリソン３を入れ
て型締めをし（図６参照）、吹込穴より内部に圧縮空気
を吹き込んで膨らませ、金型に密着させると共に冷却
し、型開きを行い、成形品を取り出すようにしたもので
ある。ところで、ブロー成形は、通常、ボトルなどの中
空体を成形するための手段であり、前述の車輌用バンパ
ーのような扁平形状のものは、端部を延伸だけで賦型さ
せると、極端な薄肉となるか、吹き込んだ圧縮空気によ
り、パリソン３が破裂するようなことがあった。そこ
で、型締めの際、パリソン３を金型の製品形成面よりは
み出させて、バリ４が生ずるように成形を行う、いわゆ
る総バリ成形を採用している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
総バリ成形では、金型から成形品を取り出した際、成形
品の縁には、全周に渡ってバリ４があり（図７参照）、
バリ４を除去するための仕上げ工程が必要となる。その
ために、手間がかかるばかりか、外観品質の低下を招い
ていた。本発明はかかる背景から提案されたもので、車
輌用バンパーのような扁平形状の中空体をブロー成形に
より形成する際、少なくとも、製品の周縁部のうちの一
部からバリをなくすように成形して上記の不都合を改善
したブロー成形用の金型構造およびブロー成形方法を提
供することを目的とする。
総バリ成形では、金型から成形品を取り出した際、成形
品の縁には、全周に渡ってバリ４があり（図７参照）、
バリ４を除去するための仕上げ工程が必要となる。その
ために、手間がかかるばかりか、外観品質の低下を招い
ていた。本発明はかかる背景から提案されたもので、車
輌用バンパーのような扁平形状の中空体をブロー成形に
より形成する際、少なくとも、製品の周縁部のうちの一
部からバリをなくすように成形して上記の不都合を改善
したブロー成形用の金型構造およびブロー成形方法を提
供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、中空状成形品をブロー成形によって
形成するための金型において、金型は、前記成形品の外
形に対応した面を形成した第１の金型と第２の金型とを
有し、第１金型または第２金型に、第１金型または第２
金型の成形品形成面の端部近傍を担う第３の金型を、第
１金型または第２金型に弾発的に突出保持するように
し、型締めの際、当初第３金型を第１金型または第２金
型に当接させるように構成することを特徴とする。ま
た、本発明は、第１金型と第２金型との間にパリソンを
押し出して型締めを行う際、前記パリソンを第１金型お
よび第２金型に対して第３金型から若干遠ざかる方に位
置させて型締めを行うようにするものである。
ために、本発明は、中空状成形品をブロー成形によって
形成するための金型において、金型は、前記成形品の外
形に対応した面を形成した第１の金型と第２の金型とを
有し、第１金型または第２金型に、第１金型または第２
金型の成形品形成面の端部近傍を担う第３の金型を、第
１金型または第２金型に弾発的に突出保持するように
し、型締めの際、当初第３金型を第１金型または第２金
型に当接させるように構成することを特徴とする。ま
た、本発明は、第１金型と第２金型との間にパリソンを
押し出して型締めを行う際、前記パリソンを第１金型お
よび第２金型に対して第３金型から若干遠ざかる方に位
置させて型締めを行うようにするものである。
【０００５】
【作用】開いた第１金型または第２金型間にパリソンが
押し出された後、金型を閉じていくと、前記パリソン
は、第１金型、第２金型によって扁平に押しつぶされて
いき、両側面に延伸していく。第１金型と第２金型とが
完全に当接する前に、第３金型が第１金型または第２金
型に当接して製品形成面を外部と遮断してしまうので、
パリソンが延伸しても、第１金型または第２金型と第３
金型との合わせ面から金型の外側にはみ出るようなこと
はない。そして、第１金型と第２金型、および第３金型
が完全に当接することにより、型締めが完了し、最終形
状の成形品が形成される。なお、型締めを行う際、前記
パリソンを第１金型および第２金型に対して第３金型か
ら若干遠ざかる方に位置させて型締めを行うようにする
と、第１金型と第２金型および第３金型からパリソンが
金型の外側にはみ出るのを一層確実に防止することがで
きる。
押し出された後、金型を閉じていくと、前記パリソン
は、第１金型、第２金型によって扁平に押しつぶされて
いき、両側面に延伸していく。第１金型と第２金型とが
完全に当接する前に、第３金型が第１金型または第２金
型に当接して製品形成面を外部と遮断してしまうので、
パリソンが延伸しても、第１金型または第２金型と第３
金型との合わせ面から金型の外側にはみ出るようなこと
はない。そして、第１金型と第２金型、および第３金型
が完全に当接することにより、型締めが完了し、最終形
状の成形品が形成される。なお、型締めを行う際、前記
パリソンを第１金型および第２金型に対して第３金型か
ら若干遠ざかる方に位置させて型締めを行うようにする
と、第１金型と第２金型および第３金型からパリソンが
金型の外側にはみ出るのを一層確実に防止することがで
きる。
【０００６】
【実施例】次に、本発明にかかるブロー成形用の金型の
一実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図１にブロー成形用の金型１０を示し、この金型１０
は、トラック、バス等大型車用のバンパーを形成するた
めのものである。すなわち、金型１０は、成形品である
バンパーの外形に対応した面を形成した第１の金型１１
と第２の金型１２とを有し、これら第１金型１１と第２
金型１２は、それぞれ基台１３、基台１４に装着されて
いる。また、前記第１金型１１を装着する基台１３に
は、第３の金型１５が第１金型１１の端面を摺動可能に
ばね部材１６を介して装着されている。すなわち、第３
金型１５は、ばね部材１６により第１金型１１に比較し
て突出すると共に、第１金型１１の端面を摺動移動可能
に支持されている。かかる第３金型１５には、成形品の
端部の形状に対応した成形品形成面が形成されており、
型締めの際、前記第２金型１２と当接することにより、
成形品形成面と金型外側とを遮断する設定である。
一実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図１にブロー成形用の金型１０を示し、この金型１０
は、トラック、バス等大型車用のバンパーを形成するた
めのものである。すなわち、金型１０は、成形品である
バンパーの外形に対応した面を形成した第１の金型１１
と第２の金型１２とを有し、これら第１金型１１と第２
金型１２は、それぞれ基台１３、基台１４に装着されて
いる。また、前記第１金型１１を装着する基台１３に
は、第３の金型１５が第１金型１１の端面を摺動可能に
ばね部材１６を介して装着されている。すなわち、第３
金型１５は、ばね部材１６により第１金型１１に比較し
て突出すると共に、第１金型１１の端面を摺動移動可能
に支持されている。かかる第３金型１５には、成形品の
端部の形状に対応した成形品形成面が形成されており、
型締めの際、前記第２金型１２と当接することにより、
成形品形成面と金型外側とを遮断する設定である。
【０００７】以上のような金型１０において、第１金型
１１と第２金型１２との間に装入されるパリソン１７
は、押出機（図示省略）で可塑化された熱可塑性樹脂
（例えばポリウレタン）をチューブ状に押し出したもの
である。
１１と第２金型１２との間に装入されるパリソン１７
は、押出機（図示省略）で可塑化された熱可塑性樹脂
（例えばポリウレタン）をチューブ状に押し出したもの
である。
【０００８】本発明におけるブロー成形用の金型１０は
以上のように構成されるものであり、次に、前記金型１
０により成形品を成形する工程を説明する。加熱した熱
可塑性樹脂を押出し機ダイ部より押し出したパリソン１
７を第１金型１１と第２金型１２との間に装入し、型締
めをすると共にパリソン１７内に圧縮空気を吹き込んで
膨らませていくと、前記パリソン１７は、第１金型１
１、第２金型１２によって扁平に押しつぶされていき、
両側面に延伸していく。第１金型１１と第２金型１２と
が完全に当接する前に、第３金型１５が第２金型１２に
当接すると共に、型締めにより第１金型１１の端面を摺
動しながらばね部材１６の弾発力により第３金型１５が
第２金型１２に押接し、製品形成面と金型外部とを遮断
してしまうので、パリソン１７が延伸しても金型の外側
にはみ出るようなことはない。そして、第１金型１１と
第２金型１２、および第３金型１５とによって型締めと
冷却が完了すると、最終形状の成形品が形成される。次
いで、第２金型１２に対し第１金型１１を開いていって
も、当初第３金型１５はばね部材１６の弾発力によって
第２金型１２に対し接した状態にあり、第３金型１５が
第１金型１１に対して次第に突出した状態となり、成形
品は、かかる動作により第１金型１１からエジェクト作
用を受け、容易に金型１０から取り出すことができる。
以上のように成形された成形品は、バリが、従来の成形
手段に比較して少なくなり、バリ取りの工程を短縮化で
き、従ってバリ取りの後も少なくなり、外観品質を大い
に向上させることができる。
以上のように構成されるものであり、次に、前記金型１
０により成形品を成形する工程を説明する。加熱した熱
可塑性樹脂を押出し機ダイ部より押し出したパリソン１
７を第１金型１１と第２金型１２との間に装入し、型締
めをすると共にパリソン１７内に圧縮空気を吹き込んで
膨らませていくと、前記パリソン１７は、第１金型１
１、第２金型１２によって扁平に押しつぶされていき、
両側面に延伸していく。第１金型１１と第２金型１２と
が完全に当接する前に、第３金型１５が第２金型１２に
当接すると共に、型締めにより第１金型１１の端面を摺
動しながらばね部材１６の弾発力により第３金型１５が
第２金型１２に押接し、製品形成面と金型外部とを遮断
してしまうので、パリソン１７が延伸しても金型の外側
にはみ出るようなことはない。そして、第１金型１１と
第２金型１２、および第３金型１５とによって型締めと
冷却が完了すると、最終形状の成形品が形成される。次
いで、第２金型１２に対し第１金型１１を開いていって
も、当初第３金型１５はばね部材１６の弾発力によって
第２金型１２に対し接した状態にあり、第３金型１５が
第１金型１１に対して次第に突出した状態となり、成形
品は、かかる動作により第１金型１１からエジェクト作
用を受け、容易に金型１０から取り出すことができる。
以上のように成形された成形品は、バリが、従来の成形
手段に比較して少なくなり、バリ取りの工程を短縮化で
き、従ってバリ取りの後も少なくなり、外観品質を大い
に向上させることができる。
【０００９】なお、型締めを行う際、前記パリソン１７
を第１金型１１および第２金型１２に対して第３金型１
５から若干遠ざかる方に位置させて型締めを行うように
すると、第１金型１１と第２金型１２および第３金型１
５からパリソン１７が金型１０の外側にはみ出るのを確
実に防止することができる。
を第１金型１１および第２金型１２に対して第３金型１
５から若干遠ざかる方に位置させて型締めを行うように
すると、第１金型１１と第２金型１２および第３金型１
５からパリソン１７が金型１０の外側にはみ出るのを確
実に防止することができる。
【００１０】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、バリが、
従来の成形手段に比較して少なくなり、バリ取りの工程
を短縮化でき、従ってバリ取りの後も少なくなり、外観
品質を大いに向上させることができる。
従来の成形手段に比較して少なくなり、バリ取りの工程
を短縮化でき、従ってバリ取りの後も少なくなり、外観
品質を大いに向上させることができる。
【００１１】
【図１】本発明にかかるブロー成形用の金型の一実施例
を示す模式的な側面説明図である。
を示す模式的な側面説明図である。
【図２】図１に示す金型の型締め動作途中を示す模式的
な側面説明図である。
な側面説明図である。
【図３】図１に示す金型の型締め完了状態を示す模式的
な側面説明図である。
な側面説明図である。
【図４】本発明にかかるブロー成形用の金型に対し、パ
リソンを所定の位置よりずらして型締めを行う状態を示
す模式的な側面説明図である。
リソンを所定の位置よりずらして型締めを行う状態を示
す模式的な側面説明図である。
【図５】従来におけるブロー成形用の金型構造を示す模
式的な側面説明図である。
式的な側面説明図である。
【図６】図５に示す金型の型締め動作途中を示す模式的
な側面説明図である。
な側面説明図である。
【図７】図５に示す金型の型締め完了状態を示す模式的
な側面説明図である。
な側面説明図である。
１０ 金型 １１ 第１金型 １２ 第２金型 １３、１４ 基台 １５ 第３金型 １６ ばね部材 １７ パリソン
Claims (2)
- 【請求項１】 中空状成形品をブロー成形によって形
成するための金型において、金型は、前記成形品の外形
に対応した面を形成した第１の金型と第２の金型とを有
し、第１金型または第２金型に、第１金型または第２金
型の成形品形成面の端部近傍を担う第３の金型を、第１
金型または第２金型に弾発的に突出保持するようにし、
型締めの際、当初第３金型を第１金型または第２金型に
当接させるように構成することを特徴とするブロー成形
用の金型構造。 - 【請求項２】 請求項１記載の第１金型と第２金型と
の間にパリソンを押し出して型締めを行う際、前記パリ
ソンを第１金型および第２金型に対して第３金型から若
干遠ざかる方に位置させることを特徴とするブロー成形
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5264529A JPH07117109A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | ブロー成形用の金型構造およびブロー成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5264529A JPH07117109A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | ブロー成形用の金型構造およびブロー成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07117109A true JPH07117109A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17404529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5264529A Pending JPH07117109A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | ブロー成形用の金型構造およびブロー成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07117109A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001096610A (ja) * | 1999-10-01 | 2001-04-10 | Minoru Kasei Kk | ブロー成形法及びブロー成型体 |
| EP1166996A2 (en) * | 2000-06-28 | 2002-01-02 | Rubbermaid Incorporated | Reduced flash in the blow moulding process |
| JP2016531762A (ja) * | 2013-09-26 | 2016-10-13 | プラスチック・オムニウム・アドヴァンスド・イノベーション・アンド・リサーチ | プラスティック材料から燃料タンクを生産する方法 |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP5264529A patent/JPH07117109A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001096610A (ja) * | 1999-10-01 | 2001-04-10 | Minoru Kasei Kk | ブロー成形法及びブロー成型体 |
| EP1166996A2 (en) * | 2000-06-28 | 2002-01-02 | Rubbermaid Incorporated | Reduced flash in the blow moulding process |
| EP1166996A3 (en) * | 2000-06-28 | 2003-11-12 | Rubbermaid Incorporated | Reduced flash in the blow moulding process |
| JP2016531762A (ja) * | 2013-09-26 | 2016-10-13 | プラスチック・オムニウム・アドヴァンスド・イノベーション・アンド・リサーチ | プラスティック材料から燃料タンクを生産する方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7422269B2 (en) | Multi-insert cap blow-molding method and spoiler for vehicle manufactured using the same | |
| JP2001001388A (ja) | ブロー成形方法、ブロー成形品およびブロー成形金型 | |
| CN1073009C (zh) | 气囊装置外壳的制造方法 | |
| JPH07117109A (ja) | ブロー成形用の金型構造およびブロー成形方法 | |
| JP3477660B2 (ja) | ブロー成形用金型およびブロー成形方法 | |
| JPH01110117A (ja) | 中空成形品の成形装置 | |
| JPH0716873A (ja) | 自動車用樹脂製品の製造方法 | |
| JP3144843B2 (ja) | ブロー成形方法 | |
| JPH08267552A (ja) | エアスポイラーの成形方法及び成形用金型装置 | |
| US5207969A (en) | Process of producing blow molded article | |
| KR101934374B1 (ko) | 에어백 모듈의 커버 제조장치 | |
| JPH01110116A (ja) | 中空成形品の成形装置 | |
| JP2768445B2 (ja) | 合成樹脂製壜体のブロー成形方法 | |
| JPS62122733A (ja) | 自動車内装用プラスチツク部品の製造方法 | |
| US6555039B1 (en) | Method for injection blow molding an automotive component | |
| JP3242033B2 (ja) | 樹脂製容器の製造方法 | |
| JP2631557B2 (ja) | ブロー製品の製造方法 | |
| JP3096346B2 (ja) | 成形装置とそれを用いた成形品の製造方法 | |
| JP3126178B2 (ja) | 中空二重壁成形品の製造方法 | |
| JP2938192B2 (ja) | 樹脂成形品のブロー成形装置およびその方法 | |
| JP3063038B2 (ja) | 中空成形品の製造方法 | |
| KR100314052B1 (ko) | 자동차용 에어덕트와 인서트부재의 결합구조 | |
| JP2833870B2 (ja) | 樹脂製中空製品の成形方法 | |
| JPS58132525A (ja) | 突起部を有する中空成形品の製造方法 | |
| JPH0781502A (ja) | 車輌用バンパー |