JPH07116572A - 散布装置 - Google Patents

散布装置

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Publication number
JPH07116572A
JPH07116572A JP29011693A JP29011693A JPH07116572A JP H07116572 A JPH07116572 A JP H07116572A JP 29011693 A JP29011693 A JP 29011693A JP 29011693 A JP29011693 A JP 29011693A JP H07116572 A JPH07116572 A JP H07116572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
spraying
chemical liquid
operator
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP29011693A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Matsumoto
誠 松本
Hideki Hasamiya
英樹 挾谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HATSUTA KAKUSANKI KK
Original Assignee
HATSUTA KAKUSANKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HATSUTA KAKUSANKI KK filed Critical HATSUTA KAKUSANKI KK
Priority to JP29011693A priority Critical patent/JPH07116572A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者が常にタンク内の薬液の残量を知るこ
とができ、残量が少なくなって散布作業を中断する場合
でも事前に作業者にそのことが解るから散布域の確認が
できると共に再回後の散布を無駄なく連続してスムーズ
に行え、作業性の向上が図れる散布装置を提供する。 【構成】 薬液11を貯蔵するタンク5と、動力噴霧機
1と、この動力噴霧機1により薬液11を散布するノズ
ル8とを有する散布装置において、タンク5には薬液1
1の水位を検出するセンサー12を備え、このセンサー
12により液面を表示させるマイコン装置13を備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、動力噴霧機を用いて
薬液を散布する散布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の散布装置を図3について
説明する。図3は装置の系統図である。図において、1
は動力噴霧機で、エンジン2,ポンプ3,調圧弁4など
からなる公知の構成をしている。5は薬液を貯蔵するタ
ンク、6は動力噴霧機1のメインコック、7はメインコ
ック6に接続したホース、8はホース7の先端に設けた
ノズル、9はノズル8の手元コック、10はホース7を
巻回収納するホースリールである。
【0003】次に動作について説明する。エンジン2に
よってポンプ3を回転駆動し、メインコック6を閉め、
調圧弁4によって所定の圧力に調整する。次いで、メイ
ンコック6を開いてホース7を引き出し、手元コック9
を開くことによってノズル8から薬液を散布する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般にこの種の散布作
業では、散布装置よりホース7を引っ張り出して、例え
ば50m〜100mと離れた場所で散布を行うものであ
り、散布装置のタンク5にはその液量を示す液量計5a
があるものの離れた場所からは目視できない。そのため
にタンク5内の薬液が無くなると散布作業が中断され、
再度タンク5内へ薬液を補充して散布作業を継続すれば
良いのであるが、中断前の散布域と再回後の散布域とが
オーバーラップして重なると、その場所だけ薬液の量が
増えて薬害となり、また中断前の散布域と再回後の散布
域との間に空間ができると、今度は無散布域ができるこ
とになり、病気,害虫等が発生する原因になる。
【0005】従って、薬液散布を中断する場合にはその
中断時の散布域を確認し、再回後散布作業を開始すると
きには中断前の散布域より継続して散布すれば良いので
あるが、前述したようにタンク5の液量計5aが目視で
きないから作業者はタンク5の残量がわからないまま薬
液が無くなり、散布作業が瞬時に中断するものであるか
ら、その散布域を見極めるのが困難で、作業性が悪くな
るという問題点があった。また、離れた場所でタンク5
内の薬液が無くなるためにポンプ3の空運転にもなると
いう問題点があった。
【0006】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、作業者が常にタンク内の薬液の残量を
知ることができ、残量が少なくなって散布作業を中断す
る場合でも事前に作業者にそのことが解るから散布域の
確認ができると共に再回後の散布が無駄なく連続してス
ムーズに行え、作業性の向上が図れる散布装置を得るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る散布装置
は、薬液を貯蔵するタンクと、動力噴霧機と、この動力
噴霧機により薬液を散布するノズルとを有する散布装置
において、前記タンクには薬液の水位を検出するセンサ
ーを備え、このセンサーにより液面を表示させるマイコ
ン装置を備えたものである。
【0008】
【作用】この発明においては、タンク内の水位を常時セ
ンサーによって感知し、このセンサーの信号によってマ
イコン装置が作動して液面表示させることができるので
タンク内の薬液が無くなる前に、事前に作業者へ知らせ
ることができる。
【0009】
【実施例】
実施例1.この発明の一実施例を図1について説明す
る。図1は装置の系統図であり、前記従来のものと同一
または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
図において、11はタンク5内の薬液、12はタンク5
内の薬液11の水位を検出するセンサーで、この実施例
ではフロート12aの上下を検出するポテンションセン
サーである。13はマイコン装置で、センサー12の信
号により残量計14のバーコード14aに薬液11の水
位を表示させる。15はランプで、マイコン装置13に
よって薬液11の水位に応じて段階的に点灯する(図示
例では二段階)。16はマイコン装置13に接続された
送受信機本体、17は手元送受信機で、送受信機本体1
6よりの信号によりバーコード17aに薬液11の水位
が表示される。この手元送受信機17には後記する三方
弁及びエンジン2を制御するスイッチが設けられてい
る。
【0010】次に動作について説明する。まずエンジン
2によってポンプ3を所定回転させ、メインコック6を
閉めて調圧弁4によって所定の圧力にセットする。次い
でメインコック6を開いてホース7を引き出し、手元コ
ック9を開いてノズル8より薬液を散布する。この時、
タンク5内のフロート12aは薬液11の水位に応じて
上下動し、これをセンサー12によって検出してマイコ
ン装置13が作動し、残量計14のバーコード14aに
薬液11の水位が表示される。この表示により作業者が
タンク5内の薬液11の残量を知ることができる。
【0011】そして、残量計14を外部のランプ15に
連動すれば、ランプ15の段階的な点灯によって、作業
者がタンク5内の薬液11の残量を知ることができる。
さらに、マイコン装置13を送受信機本体16に連動す
れば、手元送受信機17のバーコード17aに水位が表
示されるので、このバーコード17aを見ることによっ
て作業者がタンク5内の薬液11の残量を知ることがで
きる。
【0012】実施例2.この発明の他の実施例を図2に
ついて説明する。図2は装置の系統図であり、前記実施
例1のものと同一または相当部分には同一符号を付して
説明を省略する。図において、18はメインコック6と
ノズル8との間に配設した三方弁で、三ツ目の口は戻り
路19によりタンク5に接続されている。この三方弁1
8はマイコン装置13により制御され、ホース7内の全
水量がタンク5内に戻るようになっている。
【0013】今、タンク5内の薬液11の水位がさらに
下がり、タンク5内の薬液11がわずかになると、セン
サー12が検出してマイコン装置13が作動し、三方弁
18を戻り路19の方向に回動する。すると、ホース7
内の薬液は戻り路19を通ってタンク5内へ全水量流れ
る。次いで、マイコン装置13より信号が出てエンジン
2の回転数が下がり、エンジン2が停止する。前記三方
弁18およびエンジン2の制御は手元送受信機17のス
イッチによって操作できる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば作業者
が常にタンク内の薬液の残量を知ることができ、残量が
少なくなって散布作業を中断する場合でも、事前に作業
者にそのことが解るから散布域の確認ができると共に再
回後の散布が連続して無駄なくスムーズに行えるし、ま
た万一薬液が無くなりかけても、その寸前で自動的に停
止できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す装置の系統図であ
る。
【図2】この発明の実施例2を示す装置の系統図であ
る。
【図3】従来装置の系統図である。
【符号の説明】
1 動力噴霧機 2 エンジン 3 ポンプ 4 調圧弁 5 タンク 6 メインコック 7 ホース 8 ノズル 9 手元コック 10 ホースリール 11 薬液 12 センサー 13 マイコン装置 14 残量計 15 ランプ 16 送受信機本体 17 送受信機 18 三方弁 19 戻り路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液を貯蔵するタンクと、動力噴霧機
    と、この動力噴霧機により薬液を散布するノズルとを有
    する散布装置において、 前記タンクには薬液の水位を検出するセンサーを備え、
    このセンサーにより液面を表示するマイコン装置を備え
    たことを特徴とする散布装置。
  2. 【請求項2】 マイコン装置がタンク内の液面を表示す
    る時に外部のランプが点灯するようにしたことを特徴と
    する請求項1の散布装置。
  3. 【請求項3】 タンク内の液面がわずかになったことを
    マイコン装置が検知すると、動力噴霧機のエンジンが停
    止するようにしたことを特徴とする請求項1または2の
    散布装置。
  4. 【請求項4】 動力噴霧機のメインコックとノズルとの
    間にタンクへ戻る三方弁を設け、タンク内の液面がわず
    かになったことをマイコン装置が検出すると、前記三方
    弁をタンクへの戻り側に回転させると共に動力噴霧機の
    エンジン回転数を下げ次いでエンジンを停止させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一の散
    布装置。
  5. 【請求項5】 マイコン装置に送受信機を接続し、作業
    者の手元でも液面表示ができるようにすると共に、作業
    者の手元からでも三方弁及びエンジンを制御できるよう
    にしたことを特徴とする請求項4の散布装置。
JP29011693A 1993-10-25 1993-10-25 散布装置 Pending JPH07116572A (ja)

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JP29011693A JPH07116572A (ja) 1993-10-25 1993-10-25 散布装置

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JP29011693A JPH07116572A (ja) 1993-10-25 1993-10-25 散布装置

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JPH07116572A true JPH07116572A (ja) 1995-05-09

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ID=17752012

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JP29011693A Pending JPH07116572A (ja) 1993-10-25 1993-10-25 散布装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178485A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Noritz Corp 浴槽洗浄装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216373A (en) * 1975-07-28 1977-02-07 Kunimatsu Kuroda Sprayer
JPS5735871B2 (ja) * 1975-12-11 1982-07-31
JPS5952560A (ja) * 1982-09-17 1984-03-27 Sasaki Noki Kk スピ−ドスプレ−ヤ
JPH01119359A (ja) * 1987-11-02 1989-05-11 Nissan Motor Co Ltd 放液車
JPH0237777B2 (ja) * 1985-12-23 1990-08-27 Matsushita Electric Works Ltd

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