JPH02303441A - 農薬・液肥定量希釈注入装置 - Google Patents

農薬・液肥定量希釈注入装置

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JPH02303441A
JPH02303441A JP12370089A JP12370089A JPH02303441A JP H02303441 A JPH02303441 A JP H02303441A JP 12370089 A JP12370089 A JP 12370089A JP 12370089 A JP12370089 A JP 12370089A JP H02303441 A JPH02303441 A JP H02303441A
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pressure
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本考案は走行用・定置式を問わず農薬、液肥の散布用機
械に使用される農薬・液肥定置希釈注入装置に関するも
のである。
[従来の技1til 慣行的な農薬・液肥散布では、清水用タンクに農薬また
は液肥を一定量入れ、かくはんしながら希釈された液を
ポンプで吸い込み、加圧し、散布する方式が採用されて
いる。
これまでの農薬注入は、ポンプの吐出流量に比例するよ
うに注入ポンプを用いてポンプの吐出側に薬剤を注入す
るシステム、また吐出側にベンチュリー管等を使用し管
前後の差圧に比例して薬液を注入する方法が多かった。
[発明が解決しようとする課B] しかしながら、ポンプの吐出側に薬液を注入する方法で
は、注入ポンプの吐出圧力によってノズルの作業圧力が
制限を受けるという場合が多く、高圧散布には不向きで
あった。また、吐出側注入方法では、ポンプの余水が無
駄なエネルギーとして消費される。注入箇所が高圧で、
脈動流とな7ているため注入精度が落ちる。注入後の薬
剤のかくはんが劣るといった欠点がある。
また、ベンチュリー管などを使用した自刃制御では、農
薬の希釈倍率の範囲が狭く、農薬を一次希釈しなければ
ならないといった短所があった。
本発明は、以上のような問題点を解決することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成を採用したものである。すなわち、本発明による
農薬・液肥定量希釈注入装置は、ノズルと主系路の始端
に設けた清水用タンクと、清水を吸い上げ加圧するため
の高圧ポンプと、その高圧ポンプに付属した調圧弁と、
調圧弁からの余水を主系路の吸い込み管に戻すための余
水系路と、余水系路に介設した流量検出手段と、余水系
路または主系路の吸い込み管に農薬原液または液肥原液
を注入するための薬液系路と、この薬液系路に介設した
注入ポンプと、流am出手段による検出値に基づいて注
入ポンプの吐出量を制御する制御手段と、注入ポンプ駆
動用モータを具備している。
農薬・液肥注入装置は注入量誤差が少なく、利用ノズル
に至るまで十分に薬剤が混合され、また広い範囲で希釈
倍率が変更でき、かつ利用ノズル圧力が自由に選べるこ
とが必要である。ここでは、主系路の吸い込み管にフィ
ードバックさせる余水系路と、農薬・液肥を余水系路に
入れる注入ポンプを介在させた薬液系路と、流量検出手
段の情報に基づいた制御手段を用いることによってノズ
ルの作業圧力に関係なく、広い希釈倍率範囲で正確な農
薬・液肥の原液注入が自動的に行えるようにした。
[作用コ 最初に望ましい農薬・液肥の希釈倍率をマイコン制御装
置に入力する。高圧ポンプを駆動し、調圧弁で散布圧力
を決定した後、散布作業を開始する。このとき余水系路
に介設した流量検出手段が余水流量を検出し、その信号
をマイコン制御装置に送る。希釈倍率は、農薬注入量と
、ポンプ全量から余水量を差し引いた量との比で表され
るため、ポンプ全量から流量検出手段の出力を引いた値
に希釈倍率を掛けることによって必要注入量を求め、注
入ポン11回転当りの吐出量より注入ポンプ駆動用モー
タの指令電圧を計算し注入ポンプを駆動させる。
薬液の注入箇所である余水系路の圧力はゲージ圧Oであ
るため、注入ポンプは小型で消費動力の小さいものとす
ることができるほか、流量変動の周波数は1〜2  H
zと低いため、注入ポンプ駆動用モータの回転数制御で
十分余水流量変動に追従できる。このことが、安定で正
確な薬剤注入を1テいつる原因である。
作業中に散布するノズルの個数が変わっても、即躯に制
御手段が応答し、最初に設定した希釈倍率が維持される
[実施例] 以下本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照して説
明する。
lは噴霧用ノズル、2はオンオフ弁、3は主系路であり
慣行散布の場合は長い高圧ゴムホースが使用され、走行
用防除機等では鋼管やゴムホース等が混用され、定置式
の防除施設では、塩化ビニル管等による配管が主流とな
る。4は高圧ポンプでプランジャポンプがよく使用され
る。5は清水用タンク、6は主系路の一部をなす吸い込
み管である。7は高圧ポンプ駆動用の原動機、8はポン
プに付属した調圧弁である。9は調圧弁からの余水系路
で、流量検出手段10が介在している。11は制御手段
で、マイコン制御装置12とアンプ13とから構成され
る。
?lt量横出手段10からの情報はマイコン制御装置1
12に人力される。14は注入ポンプ駆動用モータ、1
5は注入ポンプ、16は農薬または液肥の原液タンクで
ある。
第2図にマイコン制御装置t!2のソフトウェアのフロ
ーチャートを示す、jI初、ステップS1で望ましい設
定希釈倍率をマイコンに入力し、ステップS2で余水流
量を読み取らせる。そしてステップS3でノズル利用流
量を計算して、ステップS4で主系路流量がある゛場合
には、ステップS5で利用流量と希釈倍率の掛は算を行
うことによってモータの速度指令電圧を計算し、ステッ
プS6で注入ポンプを回転させる。ステップS4で利用
流量が0の場合には、ステップS7で注入ポンプを停止
させる。
このシステムは、広い範囲で薬液の希釈台率を変えるこ
とができ、10から30 1/ff1inの主系路流量
で、 100倍から1000倍の範囲で自動注入希釈操
作を実施した。また、利用ノズル吐出圧力は、 l  
MPaから3. 5  MPaの範囲とした。
なお、流量検出手段は高圧側の主系路に介在させ、直接
ノズル利用流量を測定することも可能であるが、この場
合には、流量変動の乱れの周波数が高いため、流量変動
に対する注入ポンプの応答性が悪くなり、注入精度は劣
る。
なお、高圧ポンプの吐出圧力が一定で、利用流量も変わ
らないようなシステム構成の場合には流量検出手段とし
て高圧主系路の流れの有無を検出するための流量スイッ
チを高圧主系路上流端に介在させる。利用流量がOとな
ったとき、この流量スイッチがオフとなり、注入ポンプ
駆動用モータが停止する。また、制御手段の内部もマイ
コン制1aIIH置の代わりに、希釈濃度に比例した速
度指令電圧を作業前に手動で設定する電気回路とするこ
とができる。
なお、希釈倍率も常に一定で良いシステムでは、定速回
転のモータで注入用ポンプを駆動し、高圧主系路に介在
させたfL量スイッチの信号で、このモータをオンオフ
させる簡易な方法とすることができる。
[発明の効果] 本考案の農薬・液肥定量希釈注入i置は、主系路の吸い
込み管にフィードバックさせる余水系路と、農薬・液肥
を余水系路に入れる注入ポンプを介在させた農薬系路と
、流量検出手段の情報に基づいた制御手段を用いること
によってノズルの作業圧力に関係なく、望ましい希釈倍
率で正確な農薬・液肥のt主人が自動的に行える。また
、希釈18率の範囲も広い範囲で変えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路説明図である。第
2図はマイコン制vs装置のソフトウェアのフローチャ
ートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 主系路終端部に取り付けたノズルと、主系路の始端に設
    けた清水用タンクと、清水を吸い上げ加圧するための高
    圧ポンプと、その高圧ポンプに付属した調圧弁と、調圧
    弁からの余水を主系路の吸い込み管に戻すための余水系
    路と、余水系路に介設した流量検出手段と、余水系路ま
    たは主系路の吸い込み管に農薬原液または液肥原液を注
    入するための薬液系路と、この薬液系路に介設した注入
    ポンプ駆動用モータで駆動される注入ポンプと、流量検
    出手段による検出値に基づいて注入ポンプの吐出量を制
    御する制御手段とを具備してなることを特徴とする農薬
    ・液肥定量希釈注入装置
JP12370089A 1989-05-16 1989-05-16 農薬・液肥定量希釈注入装置 Expired - Fee Related JPH0634669B2 (ja)

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JPH02303441A true JPH02303441A (ja) 1990-12-17
JPH0634669B2 JPH0634669B2 (ja) 1994-05-11

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008125433A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Yamaho Kogyo Kk 薬液混合撒布装置
JP2008125434A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Yamaho Kogyo Kk 走行式薬液混合撒布装置
CN105797623B (zh) * 2016-04-01 2018-03-20 宁波三超电力仪表厂 一种自助加肥装置
JP2021037470A (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 ケーピーエス工業株式会社 微細気泡発生装置

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JP2021037470A (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 ケーピーエス工業株式会社 微細気泡発生装置

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