JPH0711548B2 - 光ディスク、光ディスクの記録特性を評価する方法及び光ディスクの記録特性を評価する装置 - Google Patents

光ディスク、光ディスクの記録特性を評価する方法及び光ディスクの記録特性を評価する装置

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JPH0711548B2
JPH0711548B2 JP57227895A JP22789582A JPH0711548B2 JP H0711548 B2 JPH0711548 B2 JP H0711548B2 JP 57227895 A JP57227895 A JP 57227895A JP 22789582 A JP22789582 A JP 22789582A JP H0711548 B2 JPH0711548 B2 JP H0711548B2
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エドワ−ド・エフロン
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ヨン・ビン・キム
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ディスコビジョン アソシエイツ
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスク、光ディスクの記録特性を評価す
る方法及び光ディスクの記録特性を評価する装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、磁気テープ等の記録媒質の記録特性の品質を評価
するために、記録媒質のオージオ試験及び/又はビデオ
試験を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、記録特性の評価が効率良く為される光
ディスクを提供することにある。
また、本発明の目的は、上記の光ディスクの記録特性を
効率良く評価することができる方法及び装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光ディスクは、情報信号が記録された情報トラ
ックから構成される情報領域と、該情報領域よりも再生
方向手前に配置されており試験信号が記録された試験ト
ラックから構成される試験領域と、を備え、前記情報ト
ラックは、複数の同一記録単位の情報区分から構成さ
れ、前記試験トラックは、複数の同一記録単位の試験区
分から構成されており、前記各試験区分の記録単位は、
前記情報区分の記録単位と同一に設定されていることを
特徴とする。
本発明の光ディスクにおいて、1つの試験区分の整数倍
を1試験単位として、試験信号が記録されてもよい。
本発明において、試験信号は、音声試験信号であっても
よい。
また、本発明の評価方法は、情報信号が記録された情報
トラックから構成される情報領域と、該情報領域よりも
再生方向手前に配置されており試験信号が記録された試
験トラックから構成される試験領域と、を備え、前記情
報トラックは、複数の同一記録単位の情報区分から構成
され、前記試験トラックは、複数の同一記録単位の試験
区分から構成されており、前記各試験区分の記録単位
は、前記情報区分の記録単位と同一に設定されている光
ディスクを用い、該光ディスクの情報トラックの各情報
区分を再生可能な再生装置を用いて、光ディスクの試験
トラックの各試験区分を再生し、再生試験信号を得、該
再生試験信号を基準となる試験信号と比較して、光ディ
スクの記録特性を評価することを特徴とする。
更に、本発明の評価装置は、情報信号が記録された情報
トラックから構成される情報領域と、該情報領域よりも
再生方向手前に配置されており試験信号が記録された試
験トラックから構成される試験領域と、を備え、前記情
報トラックは、複数の同一記録単位の情報区分から構成
され、前記試験トラックは、複数の同一記録単位の試験
区分から構成されており、前記各試験区分の記録単位が
前記情報区分の記録単位と同一に設定されている光ディ
スクの情報区分及び試験区分の両者を再生可能な再生手
段と、該再生手段で再生された再生試験信号を基準とな
る試験信号と比較する手段と、該比較手段からの比較出
力に基づいて光ディスクの記録特性を評価する手段と、
を含むことを特徴とする。
〔作用〕
本発明において、光ディスクは、情報信号が記録された
情報トラックから構成される情報領域と、該情報領域よ
りも再生方向手前に配置されており試験信号が記録され
た試験トラックから構成される試験領域と、を備え、前
記情報トラックは、複数の同一記録単位の情報区分から
構成され、前記試験トラックは、複数の同一記録単位の
試験区分から構成されており、前記各試験区分の記録単
位は、前記情報区分の記録単位と同一に設定されてい
る。
上記の光ディスクの記録特性を評価する際には、該光デ
ィスクの情報トラックの各情報区分を再生可能な再生装
置を用いて、光ディスクの試験トラックの各試験区分を
再生し、再生試験信号を得、該再生試験信号を基準とな
る試験信号と比較して、光ディスクの記録特性を評価す
る。
次に、本発明の実施例では、情報信号(資料)を予め記
録した記録媒質に試験信号を記録して該記録媒質の記録
特性を評価すると共に、その後で、記録媒質の内容を別
の記録媒質に記録し、この複製された記録媒質の評価と
前記最初の記録媒質の評価とを比較している。
本発明の実施例では、スループット装置と呼ばれる信号
処理装置の信号伝達特性を解析している。生産ラインで
信号処理装置を合格又は廃棄とする基準として、信号処
理装置の許容交差外れの状態を判定する為に、試験され
る信号処理装置に対して非常に多数のオージオ及びビデ
オ測定が電子式に行われる。また、主観を排除して、信
号処理装置を試験するための品質レベルに一貫性を持た
せる様な評価方法並びに手段が説明される。
本発明の実施例では、既知の内容を持つ入力信号を定
め、入力信号の選ばれた部分の選ばれたパラメータを測
定し、該入力信号を試験される装置に供給し、試験され
る装置からの出力信号の対応するパラメータを測定し、
入力信号の選ばれた部分のパラメータを出力信号の対応
するパラメータと比較することにより、「装置の評価」
が行われる。
以下の説明では、「装置の評価」に使われる「装置」と
云う言葉には、テープ、ディスク、オージオ・レコー
ド、電子式貯蔵(記憶)装置、簡単な集積回路又は印刷
配線板から大きな寸法の増幅器又はその他の複雑な情報
処理装置までに及び種々の電子回路が含まれる。
本発明は、特に、ビデオ・ディスクの評価に役立つの
で、この明細書では、「装置の評価」の特別な形式とし
て、「ディスクの評価」と云う言葉を使うが、この「デ
ィスクの評価」は記録媒質(一般的にテープ)の解析と
対比すると、複製であるビデオ・ディスクから再生した
情報の解析を指す。即ち、「テープの評価」とは、マス
ター・テープの内容の評価を指すが、「ディスクの評
価」とは、複製ディスクから再生した情報の評価を指
す。
この明細書で使う別の言葉として「サイン(識別特
性)」がある。この「サイン(識別特性)」と云う言葉
は、従来は、試験する装置を比較する為のパラメータ・
リストを選定するものとして使われていた。
この明細書で使う「サイン(識別特性)」と云う言葉
は、「サイン(識別特性)」が多数の試験パラメータで
構成されていて、各々のパラメータが、試験される装置
について該当する測定値が入らねばならない範囲を持つ
ので、試験される装置の同一性すなわち「個性」の程度
を表す「個性」の程度を表す。従って、この明細書で云
う「サイン(識別特性)」は、他の全ての装置を比較す
る為の、理論的ではなく、実用的なモデルである。
以下の実施例で使用される用語「有効プログラム資料部
分」、「導入部分」、「垂直フレーム期間(セグメン
ト)」及び「ビデオディスク」は、これでに使用されて
きた用語「情報領域」、「試験領域」、「記録単位」、
及び「光ディスク」に、それぞれに対応する。
〔実施例〕
次に、この発明を図面を参照しながら実施例について説
明する。
第1図は、中央制御装置1及び複数個の端末装置を用い
た完全なオージオ/ビデオ品質監視装置を示す。端末装
置は、インターフェイス装置3−1〜3−5、オージオ
/ビデオ試験装置2−1〜2−5、及びオージオ/ビデ
オ試験装置2−1〜2−5に接続された試験される装置
4−1〜4−5で構成される。中央制御装置1に関連し
た周辺装置として、記録装置13、キーボード20、データ
評価装置19及びデータ読出装置(1つ又は複数)64があ
る。
第1図は、多数のインターフェイス装置3−1〜3−5
を持つ1個の中央制御装置1を示しているが、この様な
中央集中方式の代りとして、第2図に示す構成がある。
この第2図の場合、インターフェイス装置3は、それ自
身のそれ程手のこんでいない制御装置を持っており、更
にそれ自身の記憶装置13、キーボード70及びデータ読出
装置64を持っている。更に、第2図は、インターフェイ
ス装置3、試験装置5,7,試験される装置4、及び、評価
装置19の間の通信リングを幾分更に詳しく示している。
第3図は、第2図に示した構成を著しく拡大した場合を
示すもので、中央制御装置1及びそれに関連した周辺装
置が1個のインターフェイス装置3,オージオ試験装置5,
ビデオ試験装置7及び試験される装置4と接続されてい
る。これまでは、試験される装置4を、予め記録された
テープ又はディスクからオージオ及びビデオ信号を再生
し得る厳密にプレーヤ形式の装置として取扱って来た。
然し、「試験される装置」と云う言葉は、この明細書で
は、第3図の試験される装置のブロック4内に示す様
に、テープ記録再生装置11、ディスク・プレーヤ9、並
びにオージオ及びビデオ選択器53で構成された更に複雑
な構成を持っている。
ディスク・プレーヤは、夫々線147、151を介して、選択
器53に対しビデオ及びオージオの両方の信号を出力する
ことが出来る。同様に、テープ記録再生装置11は、線14
9にビデオを出力し、線153にオージオを出力する。後の
説明から、オージオ151、153が、ステレオ又は2チャン
ネルの信号を収容する為に2本のオージオ線を持つこと
が理解されよう。
動作の制御、即ち、停止、再生、逆転、早送り、巻戻し
等は、インターフェイス装置3内にある動作制御装置11
7から、第3図に図面を簡単にする為に1本線として示
したケーブル133を介して行われる。動作の制御は、デ
ィスク・プレーヤ9、又はテープ記録再生装置11の何れ
かから、オージオ・チャンネル又はビデオ・チャンネル
又は両方を選択する様にも作用する。この選択により、
オージオ及びビデオ信号は、オージオ及びビデオ選択器
53を出て、線58、118に出力される。
テープの位置がテープ記録再生装置11のデータ・チャン
ネル出力線34に出力れ、オージオ試験信号音がテープ記
録再生装置11によってテープに記録されるが、これにつ
いては、後で更に詳しく説明する。
次に、第3図及び第4図を参照しながら、オージオ試験
装置の作用を説明する。
カスタマ・テープ(マスタ・テープ)を受取ると、該カ
スタマ・テープに基づいて複製が作られる。複製をサブ
マスタ・テープと呼ぶのが正しいが、該複製は、ディス
ク・マスターを製造するのに備えたプリマスター・テー
プとも呼ばれる。何れにせよ、この方法の最初の工程
は、カスタマ・テープ(マスター・テープ)内のカスタ
マ・プログラムをサブマスタ・テープ(プリマスター・
テープ)に転送することである。前記カスタマ・テープ
内のカスタマ・プログラムのビデオ部分をプリマスター
・テープに転送するのと同時に、適当なビデオ試験信号
がプリマスター・テープの垂直期間のライン19、20に挿
入される。
一連のタイミングをとらえられたオージオ試験信号が、
プリマスター・テープの導入部分及び導出部分の既定の
位置に記録される。これらのオージオ試験信号は、テー
プに記録された信号のオージオの品質を解析する為に使
われ、更に、該テープからディスクが作られた場合に該
ディスクに記録された信号のオージオの品質を解析する
為に使われる。
次に、前記テープの導入部分及び導出部分のオージオ試
験信号を詳しく説明する。なお、テープの導入部分及び
導出部分については、後述する第5図も参照されたい。
第3図及び第4図において、テープ記録再生装置11から
のデータ・チャンネルが線34に出力され、オージオ試験
装置5内の時間符号選択器51に送られる。この選択器51
の第2の入力は、キーボード70から中央制御装置1を介
して設定される時間符号レジスタ116からの時間符号信
号である。使用者はテープ記録再生装置11内のテープを
オージオ試験信号に対する開始位置より上流側の位置へ
巻戻し、動作制御装置117を作動することにより、線133
を介してテープ記録再生装置11を記録様式に設定する。
時間符号選択器51は、データ・チャンネル線34からの時
間符号が時間符号レジスタ116からの時間符号に適合す
ると、オージオ制御器21に対して出力比較信号を送る。
これにより、オージオ制御器21は、線30を介して試験信
号音発生器49の作動を開始させ、テープ記録再生装置11
の内のテープの導入部分のチャンネル1及び2の両方に
オージオ試験信号を記録する。
第5図に示されるように、テープ55の導入部分57にオー
ジオ試験信号が記録された(オージオ試験信号区域を符
号59で示す)後、使用者は、テープ55の高速送りを行っ
て、有効プログラム(情報信号)区域67の後りに対応す
る点まで送り、更に、テープ55の導出部分57′を走行し
ている間に、第2の開始点に入る。この第2の開始点
は、有効プログラム67の終りから少なくとも150フレー
ム後の所で始まり、該第2の開始点から、オージオ試験
信号がテープ55の導出部分57′に記録される(このオー
ジオ試験信号区域を符号59′で示す)。
更に第5図を用いて説明すると、中央制御装置1の制御
により、使用者は、テープ55が有効プログラム区域67の
終りを通過する前に、テープ55が普通の速度に戻れる様
にすると、有効プログラム区域67の終りから少なくとも
150フレーム後の所で、時間符号選択器51によって時間
符号の整合が再び検出され、テープ記録再生装置11は記
録様式になる。このとき、試験信号音発生器49は、オー
ジオ制御器21によって作動可能状態にされて、テープ記
録再生装置11内のテープ55の導出部分57′のチャンネル
1及び2にオージオ試験信号を記録する。
この明細書では、第5図に示されるように、導入部分57
及び導出部分57′にオージオ試験信号を挿入するのと同
様に、2つの離れた有効プログラム区域67,67の間の部
分にオージオ試験信号を挿入することが考えられる。
何れにせよ、記録媒質の信号伝達特性を評価する方法
は、基本的には、既知の値の1つ又は更に多くの試験信
号を記録媒質に記録し、この記録と同時に、記録媒質に
記録される前の試験信号の1回目の測定を行い、その
後、記録媒質を再生して記録された(1つ又は複数)試
験信号の2回目の測定を行い、該2回目の測定結果を1
回目の測定結果と比較する。
信号伝達特性の表示として「サイン(識別特性)」を設
定する様な方式では、単に記録媒質の性質(例えばビデ
オ・テープの磁気特性)を検査すると云う従来の手法と
異なり、1回目の測定結果からの偏差レベルは、前記2
回目の測定に対する所定の許容交差の限界として使用さ
れる。すなわち、2回目の測定結果を1回目の測定結果
と比較して、2回目の測定結果が、1回目の測定結果に
基づいて設定された所定の許容交差の限界内にあるか否
かを判定する。
増幅器、印刷配線板、マイクロ電子回路チップ等の様な
スループット装置(信号処理装置)を試験する時、信号
処理装置の信号伝達特性の解析では、既知の内容を持つ
入力信号を定め、この入力信号の選ばれた部分の選ばれ
たパラメータを測定し、この入力信号を信号処理装置に
供給し、入力信号に対応する信号処理装置からの出力信
号の部分のパラメータを測定し、入力信号の選ばれたパ
ラメータを出力信号の対応するパラメータと比較する。
この場合にも、出力信号のパラメータの測定値に対する
許容交差の限界は、入力信号の選ばれた部分の対応する
パラメータの測定値からの偏差レベルから導かれる。
次に、試験される装置から敏速に収集された情報を保有
することが出来且つ情報解析の為に後でアクセスするこ
とが出来る様な情報貯蔵装置を利用するという点で、こ
れまでに説明したのとは若干違う形式で、信号試験の信
号伝達特性を解析する方法を説明する。事実上、この解
析方法は、既知の内容を持つ入力信号を定め、入力信号
の選ばれた部分の選ばれたパラメータを測定し、入力信
号の測定結果を貯蔵して入力信号の選ばれた部分の選ば
れたパラメータで構成される入力信号の貯蔵されたサイ
ンを定め、入力信号を信号処理装置に供給し、入力信号
の選ばれた部分に対応する信号処理装置からの出力信号
の部分のパラメータを測定し、その後で、出力信号のパ
ラメータを入力信号の対応するパラメータで構成された
サインと比較することを含む。
後の時点で出力信号の測定値の実際の評価を行うのが望
ましい時、ここで説明した解析方法は、評価過程の別の
工程によって補うことが出来る。即ち、記憶されたもの
のうち選択された入力信号のサインのパラメータと出力
信号の測定値とを比較する前に、出力信号の測定値をも
貯蔵して、出力信号の選ばれた部分の選ばれたパラメー
タを有する出力信号の貯蔵されたサインを定めるように
し、この後、比較する工程は、出力信号の貯蔵されたサ
インを入力信号の貯蔵れたサインと比較することを含
む。
次に、第3図及び第4図を参照しながら、上記の解析方
法を説明する。
後述する第6図に示されるように、6734ヘッド信号音が
1つのチャンネル(例えば2つのチャンネルのオージオ
・プログラムのうちのチャンネル2)だけに記録され、
該1つのチャンネルから再生される。すなわち、第6図
において、2つのチャンネル61、63のうち第2チャンネ
ル63では、12個のフレームの試験信号音に先立って、67
34ヘッド信号音が記録されている。この6734ヘッド信号
音は、第6図に示されるように、オージオ試験信号の系
列の初めを表すものであり、すなわち、該6734ヘッド信
号音の後に、12個のフレームの試験信号音が続いてい
る。この6734ヘッド信号音は、オージオ及びビデオ選択
器53から線58(第3図)あるいは線58−2(第4図)を
通り、6734信号音検出器41に送られる。6734信号音検出
器41の出力は、線82を介してオージオ制御器21に送ら
れ、このオージオ制御器21は、内部のプロセスの制御の
下に、オージオ試験装置5内の残りの部分に対する全て
のタイミング制御を行う。
装置が6734信号音バーストを認識するのに備えて、オー
ジオ制御器21は使用者により、キーボード70、中央制御
装置1及びインターフェイス3を介して、作動可能にさ
れ、すなわち、オージオ装置にリクエストを送り、内部
獲得プログラムをロードすると共に、オージオ試験装置
5を作動することにより、作動可能にされる。
オージオ試験信号が発生されてテープに記録される時点
で、SMPTE開始符号がテープの使用者によって記録さ
れ、このSMPTE開始符号は、時及び分で表した有効プロ
グラム区域67の始めを表す。同様にして、テープの使用
者によって記録されたSMPTE終り符号が、時及び分で表
した有効プログラム区域67の終りを表す。すなわち、第
5図のテープ55において、SMPTE開始符号は、有効プロ
グラム区域67の始めに記録され、SMPTE終り符号は、有
効プログラム区域67の終りに記録される。
使用者からテープ又はディスクの評価を行えと云う指令
があると、中央制御装置1は、インターフェイス装置3
及び線18を介して、オージオ試験装置5内にあるオージ
オ制御器21を「作動可能」信号で作動可能状態にする。
次に、中央制御装置1は、使用者にテープ又はディスク
を巻戻して初めから始動させる様に命令する。中央制御
装置1は、SMPTE開始符号の位置から25秒差し引いたも
のをインターフェイス装置3に送り、このSMPTE開始符
号マイナス25秒を時間符号レジスタ116にロードする。
以前にプリマスター・テープに試験信号音系列を記録す
ることについて述べたのと同様に、時間符号選択器51
は、テープ又はディスクの導入部分を読取っていること
を線76を介してオージオ制御器21に警告する。この時、
オージオ制御器21が作動可能状態にされているので、67
34信号音バーストを検出したことにより、オージオ制御
器21の動作が開始されて、オージオ制御器21は、線30を
介して、オージオ試験装置5内の種々の解析器に対し
て、タイミングをとったシーケンス制御を行う。
線30を介して送られる出力制御信号の1つは、マルチプ
ログラマ23に送られる制御及びトリガ信号である。制御
及びトリガ信号を受取ると、マルチプログラマ23は、線
58から入るセグメントに分れたオージオ試験信号音をデ
ィジタル化し、ディジタル化した試験信号音を記録装置
に貯蔵し、オージオ制御器21の制御の下に、オージオ試
験信号音の選ばれたセグメントを連続的なアナログ表示
に変換する。このアナログ表示は、線46を介して一般的
な解析の為に、オージオ信号解析器25に送られること共
に、導入部分及び導出部分の試験信号音のスペクトル解
析の為に、オージオ・スペクトル解析器27に送られる。
オージオ及び/ビデオ選択器53から線58を介して供給さ
れる直接的なオージオ信号は、有効プログラム・スペク
トル解析器43及びモノラル音響/排モノラル音響信号検
査装置62に送られる。解析器43は、有効プログラム資料
部分67(第5図参照)の選ばれた部分スペクトル解析を
行い、また、検査装置62は、再生された2つのオージオ
・チャンネルの2つのオージオ信号が略同じであるかあ
るいは異なっているかの判定を行い、有効プログラムの
資料部分67のオージオ部分がモノラル音響又は排モノラ
ル音響の何れであるかを表す。検査装置62は、モノラル
音響、ステレオ音響又は完全に別々のオージオ・トラッ
クの形式の2つのチャンネルのオージオ信号を解析する
のに同じ様に適しているので、検査装置62の機能を説明
する際に、「ステレオ」という言葉は使用されない。
オージオ試験装置5内の各々の信号解析器の出力がデー
タ評価装置19に送られ、この評価装置19は、中央制御装
置1を介して使用者から送られて来た命令の下に、オー
ジオ解析結果を基準と比較する。即ち、評価装置19は、
オージオ解析結果及び基準についてサインの比較をし、
評価の結果をプリンタ15又は可視表示装置17に出力す
る。
特に第3図に基づいてビデオ試験を説明すると、オージ
オ及びビデオ選択器53から線118に出力されるビデオ信
号は、ビデオ試験装置7に送られる。ビデオ信号は、A/
D変換器123によってアナログ形式からディジタル形式に
変換され、このディジタル形式に変換されたビデオ信号
は、ディジタル記録装置124に貯蔵され、ビデオ処理装
置125で選択的に処理されすなわち解析される。この
為、ビデオ処理装置125からの出力は、復元されたビデ
オ信号のビデオの「サイン(識別特性)」であり、線12
6を介してデータ評価装置19に供給される。このように
して得られビデオ出力の「サイン(識別特性)」は、デ
ータ評価装置19において、貯蔵されたサイン(識別特
性)(このサインはデータ評価装置19内に外部から予め
記録されているものである)と比較され、その比較結果
がプリンタ15で印刷されるか及び/又は可視表示装置17
で表示される。
再びオージオ試験について説明すると、オージオ試験装
置5(第4図参照)において、線76のプログラムの始め
及び終り信号並びに線78の評価開始信号は、何れも時間
符号選択器51から出力されるものである。これらの線7
6、78の信号は、オージオ制御器21を作動可能状態にし
て、該オージオ制御器21が、オージオ及びビデオ選択器
53から線118を介して受取ったビデオ信号の垂直期間か
らフレーム時間符号を復号した結果として、有効オージ
オ信号を開始し且つ該有効オージオ信号を周期的に検査
するようにする。
例として、この明細書で使用される用語を業界で使用さ
れる用言と一致させる為、第5図について説明する。こ
の第5図は、導入部分、導出部分並びにその間に挾まれ
た有効プログラム資料部分を含む或る長さのビデオ・テ
ープを略図で示している。
第5図において、テープ55が右方向に動くと仮定する
と、テープ55の初めは、導入部分57、この導入部分57に
ある試験信号音区域59、及び導入部分57のガード部分65
を持ち、この導入部分57に続いて、有効プログラム資料
部分67がある。導入部分57の使用信号音区域59は、オー
ジオ試験信号用の2つのトラックで構成され、トラック
1を参照数字61で表し、トラック2を参照数字63で示し
てある。
対称的に、有効プログラム資料部分67に続いて、導出ガ
ード部分65′の後に、参照数字61′で示したオージオ・
トラック1及び参照数字63′で示したオージオ・トラッ
ク2で構成される試験信号音区域59′と、並びに、テー
プ55の終りまで拡がる導出部分57′とがある。
テープ55内に示される破線66は、特に、再生時にテープ
記録再生装置11内のテープ駆動装置を同期させるのに使
う制御トラックを表し、テープ55内のキュー・トラック
68には、時間符号フレーム番号、編集データ、余分のオ
ージオ信号等を含む種々の信号を記録することが出来
る。
第6図について説明すると、オージオ信号の条件を定め
る既知の測定可能な一組の基準を定める為、プリマスタ
ー・テープの導入部分及び導出部分の両方には、適当な
オージオ試験信号のセグメントに分れた信号系列が記録
れている。この明細書では、第5図に示されるように、
オージオ試験信号は、テープ55の両方のオージオ・チャ
ンネル(すなわちオージオ・トラック)61、63に記録さ
れ、第6図の垂直の破線で表す様に、両方のオージオ・
チャンネル61、63の対応する区域で、12個の垂直フレー
ム時間を占める。12個のフレームの試験信号音に先立っ
て、チャンネル2には、6734試験信号音位置信号があ
る。
第6図の上半分は、2つのオージオ・チャンネル61、63
を概略的に示しており、各々のオージオ・チャンネル6
1、63の各フレーム期間1〜12に存在するオージオ試験
信号の種類を文字で記載している。第6図の下半分は、
第6図の上半分に示したオージオ試験信号の大体の波形
を示している。
オージオ試験信号糸列の第1のセグメント(フレーム期
間)の内容を解析する時、位相、振幅、信号対雑音比及
び高周波歪みを測定する。
2つのチャンネル61,63は、セグメント2及び3の持続
時間の間、一方のチャンネルでは、1キロヘルツ、それ
と同時に、他方のチャンネルでは直流レベル(即ち無信
号)を持っているから、セグメント2及び3の間、2つ
のチャンネル61,63について一方のチャンネルから他方
のチャンネルへの漏話の測定をする。
セグメント4及び7の間、各チャンネル61、63が直流レ
ベルを持ち、この為、これらの時間の間に、雑音レベル
を測定する。
セグメント5及び6には、60Hzの周波数と7KHzの周波数
とを予め加えたものが記録され、適当な試験装置を用い
て解析すると、記録及び再生過程を通じての相互変調歪
みレベルが判る。
最後に、セグメント8乃至12には、広範囲の周波数、即
ち20Hzから20KHzまでを連続的に掃引するオージオ試験
信号が記録され、この区域8〜12の復元されたオージオ
試験信号を解析すれば、信号伝達特性の周波数応答が判
る。
オージオ試験をするに際し、記録/再生過程で使用され
る電子回路に対する影響は無視し得るものと考えられ
る。
次に、第7図には、オージオ試験信号を発生する回路の
回路図が示されている。
第7図において、試験信号発生器兼多重化器49は、6734
符号発生器73,1KHz信号音発生器75,60Hz信号音発生器7
7,7KHz信号音発生器79,掃引発生器81及び直流源83を含
む複数個の関数発生器を持っている。
試験信号音記録過程では、使用者によりキーボード70か
ら指令があった時、線18からの作動可能信号がオージオ
制御器21に送られる。テープ55を巻戻して再生状態に
し、この時、中央制御装置1から取出された所定のSMPT
E時間符号が導入位置レジスタ87に装入され、線86を介
して比較器91に送られる。テープ55が再生様式で進行す
ると、位置検出器85が、テープ記録再生装置11からSMPT
E時間符号を読取り、検出された位置情報を線84を介し
て前記比較器91に送る。
オージオ制御器21が作動可能状態にされた後、該オージ
オ制御器21は、比較器91に照会して、位置検出器85によ
って検出された現在位置と、テープ55の導入部分57のう
ち使用者信号音を記録すべき予定の位置とが対応するか
否かを調べる。ここで、後者の予定の位置情報は、前記
導入位置レジスタ87から取出される。比較が成立する
と、比較器91から線28に出る出力は、オージオ制御器21
の制御の下に、この後の多重化動作を開始する。
基本的には、オージオ制御器21は、線72を介して、多重
化器71に試験信号を送る関数発生器73〜83のうち1つ又
は2つを選択的に且つビデオ垂直繰返し数で作動可能状
態にする。この時、多重化器71は、選ばれた関数発生器
の出力を加算し、第6図に示す所望の組合せを線76,78
から出力して、テープ記録再生装置11の入力チャンネル
1及び2に送られる様にする。
線28の比較成立信号が検出されるのと同時に、オージオ
制御器21は、線80を介してテープ記録再生装置11に記録
可能信号を出力し、該テープ記録再生装置11を再生様式
から記録様式に変更して、第6図に示す様に、オージオ
試験信号が別々のオージオ・チャンネル1、2に入る様
にする。
テープ記録再生装置11の順送り、逆転、再生及び停止の
制御は、オージオ制御器21からケーブル133を介して行
われる。第7図では、テープ記録再生装置11に種々の動
作を行わせる様に使用者によるキーボード70の指令をオ
ージオ制御器21に伝えるための、中央制御装置1、イン
ターフェイス装置3及びオージオ試験装置5の間の通信
リンクは示されていない。これらの通信リンクは、公知
のいろいろな方法で実現し得る典型的な制御器通信経路
である。
次に、オージオ解析論理回路の全体的なブロック図が第
8図に示されている。
第8図では、第3図で説明した様に、ディスク・プレー
ヤ9及びテープ記録再生装置11の両方がオージオ選択器
53(オージオ及びビデオ選択器53のうちオージオ部分)
に接続されることが示されている。ディスク・プレーヤ
9の2つのオージオ出力が線32に出力されると共に、テ
ープ記録再生装置11からの2チャンネルのオージオ出力
が線16に出力される。オージオ選択器53からのチャンネ
ル1及び2のオージオが信号は、線58−1(チャンネル
1)及び58−2(チャンネル2)に送られる。チャンネ
ル2のオージオ信号だけが、第6図に示す波形に合せ
て、6734検出器41に送られることが認められよう。
線58−1(チャンネル1)のオージオ信号は、A/D変換
器37に入り、これによってディジタル化され、線36を介
して、貯蔵する為のディジタル化試験信号音記録装置33
に送られる。オージオ制御器21からの指令、すなわち、
線30の制御信号及びトリガ信号により、再循環制御装置
99−1は、ディジタル化試験信号音記録装置33内の選ば
れた試験信号音のセグメントを再循環させ、該選ばれた
試験信号音のセグメントを線38を介してD/A変換器39に
連続的に出力させる様に作用する。
この時、選ばれた試験信号音の連続的な表示は、線46を
介して、前に簡単に説明した様に、オージオ試験解析器
25及び導入部分/導出部分スペクトル解析器27に送られ
る。2つの解析器25及び27の出力は、線48、50を介して
オージオ解析記録装置47に送られる。オージオ解析記録
装置47において、記憶装置ユニット45には、記憶装置書
込みゲート44により情報が書込まれる。このゲート44
は、オージオ制御器21からの線30により該オージオ制御
器21の制御の下に、多重化器42からの出力を調時された
形で受取る。この為、多重化器42に対する全ての入力
は、逐次的に作用を受け、後でデータ評価装置19によっ
て評価できるように、記憶装置ユニット45に貯蔵され
る。
解析するオージオ試験信号復元する為にテープ55の導入
部分57及び導出部分57′の間になされる適当な位置での
解析は、導入部分57及び導出部分57′の間の適当なフレ
ーム番号が検出された時に、比較器91から線28を介して
信号を出力することによって、制御される。オージオ試
験装置5では、テープを解析していてもディスクを解析
していても、現在位置データは、線34及び118を介して
現在位置検出器85に入る。この後、現在位置データは、
線84を介して比較器95及び91に送られる。比較器95及び
91は同じ様に作用する。即ち、テープ又はディスクの所
望の位置データは、位置レジスタ87、89;109:111に入っ
ており、この位置レジスタ87、89;109:111の内容は、現
在位置検出器85からの現在位置データと比較器91、95で
比較され、両者が一致した時に、比較器91、95は、オー
ジオ制御器21を作動可能状態にする。第8図では、2つ
の比較器91及び95を別々に示してあるが、これは、オー
ジオ解析を行う時、若干異なる作用をするからである。
即ち、比較器95は、有効プログラム資料部分67のビデオ
情報に含まれる時間符号を所定値と比較して、プログラ
ムの始め、プログラムの終り、並びに有効なオージオ及
び/又はビデオ試験を行うべき、プログラム資料の内容
に沿った種々の点を確認する。一方、テープ55又はディ
スクの導入部分57及び導出部分57′にはビデオ信号が入
っていないので、比較器91は、テープ記録再生装置11及
びディスク・プレーヤ9からのデータ・チャンネル出力
信号又はオージオ出力信号のうち何れかからのSMPTE時
間符号の検出に頼らなければならない。
導入部分57の解析が行われた後、オージオ試験装置5
は、有効プログラム資料部分67の間、予定の時間間隔を
おいて、有効なオージオ・プログラム資料の解析に進
む。即ち、比較器95には、ビデオ信号の垂直期間からの
現在位置データが供給され、現在位置が位置レジスタ10
9からの予定位置と合った時、比較器95は、線76を介し
てオージオ制御器21に対し、プログラムの始めを示す信
号を出力して、オージオ制御器21がこの後の有効プログ
ラム資料部分67の解析の制御の用意が出来る様にする。
有効プログラム資料部分67の内、オージオ信号を解析す
べき最初の予定の位置で、位置レジスタ111からの予定
位置は、位置検出器85からの現在位置と整合し、比較器
95は、線78を介してオージオ制御器21に対し、評価開始
を示す信号を出力する。この時、オージオ試験装置5の
付加的な2つのオージオ解析作用の制御は、オージオ制
御器21の制御の下に、制御線30を介して始められる。
オージオ選択器53を出て行く再生装置(9及び11)の両
方のチャンネル1及び2からのオージオ信号は、有効プ
ログラム資料部分67(第5図参照)の2つのチャンネル
用のスペクトル解析器43に入る。解析器43は、各々のオ
ージオ・チャンネル1及び2に対して1つずつ、2つの
解析器の配列を持っている。有効プログラム資料部分67
の間では、解析すべきオージオ信号が連続配置されてい
るから、テープ55又はディスクの導入部分57及び導出部
分57′に記録された持続時間の短いセグメントの試験信
号音の場合に必要であった。オージオ・セグメントをデ
ィジタル化してマルチプログラマ23で再循環させること
は不要である。この為、スペクトル解析器43に入るオー
ジオ信号は、再生装置(9及び11)からの直接的な選ば
れたオージオ信号である。
スペクトル解析器43の両方の配列113、115は、同じ形式
で作用する。即ち、配列113、115では、各オージオ・チ
ャンネル1及び2からの45秒のオージオ波形を獲得し、
各チャンネル1及び2に対して、128個の別々の周波数
の点から成る2つの周波数スペクトルに変換する。点の
間隔は200Hzの増分であり、各点で解析される各々の値
はデシベルで表される。各々のサンプルに対する周波数
スペクトルは、独特のオージオ・「プリント(形
式)〕」を表し、各チャンネルの1及び2の128個の点
の値は、夫々、配列113、115から線56、60に出力され、
これらの値は、多重化器42において他方の解析器の配列
からの信号と多重化され、記憶装置書込ゲート44を介し
て最終的に記憶装置ユニット45に貯蔵される。
「サイン」の別の部分、すなわち、多重化器42に対する
もう1つの入力は、有効プログラム資料部分67のオージ
オ部分がモノラル音響であるかあるいは非モノラル音響
であるかを表す線54の信号である。この信号は、モノ/
非モノ信号検査ブロック62で発生される。チャンネル1
及びチャンネル2のオージオ信号は、夫々線58−1及び
58−2を介してモノ/非モノ信号検出ブロック62に入
る。これらの2つのオージオ信号は、が振幅比較器105
で互いに比較される。テープ55又はディスクの有効プロ
グラム区域67の全体にわたり、或る間隔でモノ/非モノ
試験が行われる。各々の試験は65、536回の測定で構成
され、これらの測定は1ミリ秒の間隔である。
モノ/非モノ信号検査ブロック62は、2つのオージオ・
チャンネル1及び2の振幅を比較器105で連続的に比較
して、2つのオージオ・チャンネル1及び2の間の差を
線84に出力する好ましい構成である。振幅が互いに相手
の5%以内である場合、閾値検出器107は、線84の信号
に反応せず、線86には出力が出ず、クロック回路103か
らの1KHzのクロックが線88を介してモノ/非モノ計数器
101に印加される。線86に出力がないと、即ち、両方の
オージオ・チャンネル1及び2のオージオ信号の振幅が
互いに相手の5%以内であると、モノ/非モノ計数器10
1は、1KHzのクロックに基づいて1カウントだけ増数さ
れる。クロック回路103からの1KHzクロックのパルス繰
返し速度によって決定されるように、1ミリ秒後、モノ
/非モノ計数基101は、2つのオージオ・チャンネル1
及び2の振幅が再び互いに相手の5%以内であれば、再
び増数される。2つのオージオ・チャンネル1及び2の
間の測定された振幅の差が5%より大きくなるまで、こ
の手順が同じ様に続けられ、差が5%より大きくなった
時、閾値検出器107は、線86に段階波形を出力して、モ
ノ/非モノ計数器101が1カウント増数されるのを禁止
する。
以上のようにして、65,536個のクロック・パルスがこの
モノ/非モノ計数器101を増数し又は増数しない様にし
た後、該計数器101の累算カウント値は、線54を介して
多重化器42に送られ、記憶装置書込みゲート44により記
憶装置ユニット45に貯蔵され、これは、試験されている
装置に対する「サイン」の一部分になる。
勿論、オージオ試験装置5によって行われる解析のプリ
ント出力において、線54のカウント値が大きければ大き
い程、即ち、累算カウント値が65,536に近ければ近い
程、2つのオージオ・チャンネル1及び2の2つのオー
ジオ信号が同じであることが分かり、即ち、オージオ・
プログラムがモノラル音響であることが一層はっきりす
る。
モノ/非モノ検査ブロック62の別の構成が、1KHzクロッ
ク回路103から振幅比較器105に通ずる破線88bによって
示されている。
この別の構成では、2つのチャンネル58−1及び58−2
のオージオ信号の振幅が連続的に比較されず、1KHzクロ
ック103のゲート作用の下に比較される。即ち、比較は
1ミリ秒毎に行われる。この時、振幅比較器105は、2
つのオージオ入力線58−1及び58−2のオージオ信号の
振幅が互いに相手の5%以内である時、出力パルスを線
84を介して閾値検出器107に送る様に構成される。この
時、閾値検出器107の出力は、2つのオージオ・チャン
ネル1及び2の振幅が互いに相手の5%以内であると段
階形であり、振幅が互いに相手の5%より大きいと直流
である。振幅比較器105は、1KHzの速度でクロック動作
を受けるから、閾値検出器107から出る最高周波数の段
階形信号も1KHzであり、ステレオ又は非モノ音響のプロ
グラムが実行されているとき、モノ/非モノ系数器101
が増数される回数は少ない。振幅の比較が振幅比較器10
5で65,536回行われると仮定すると、この場合のモノ/
非モノ信号検査ブロック62は、単に2つのオージオ・チ
ャンネル1及び2からのサンプルの振幅が互いに所定の
百分率の許容公差(5%)以内である回数を計数して、
2つのチャンネル1及び2のオージオ信号が情報内容に
於て略同様であるか否かに関する情報を供給する。第9
図は、オージオ制御器21の更に詳しい回路図であり、こ
の第9図では、オージオ制御器21が処理装置29及び読出
専用記憶装置31で構成されることを示している。
読出専用記憶装置31は、カモット・テープ、直結配線式
又は焼込み式のマイクロチップ等の様な種々の形式の任
意の記憶装置であってもよい。この読出専用記憶装置31
の目的は、中央制御装置1及び/又はインターフェイス
装置3並びに線18によって作動可能状態にされた時、オ
ージオ制御器21の制御作用を所定の形式で設定すること
である。処理装置29は、読出専用記憶装置31に命令し
て、処理装置29がこの後に受取る信号に基づいて該処理
装置29が(複数個の実際の信号線を表す)線30に制御論
理信号を出力するための用意をする。
第10図では、オージオ及びビデオ選択器53並びに時間符
号又はフレーム番号選択器51に信号が流されることをこ
れまでよりも詳しく示している。
この明細書で6734信号音又は符号信号と呼ぶ導入部分及
び導出部分確認信号は、簡単にした装置では、テープ55
又はディスクの導入部分57及び導出部分57′の一連の試
験信号音に先立って、1画像フレームの時間だけ持続す
る6734Hzの様な標準以外の周波数で構成することが出来
る。然し、更によい確認信号は、6,7,3及び4の様な一
連の数字に対する符号形式にすることが好ましい。
この符号形式は、テープ又はディスクからランダムに復
元された他の何れかの信号が誤って確認信号となるよう
な惧れの可能性を除去する様に(全く実際的な目的のた
めに)選ばれた数字順序6734を示す自己的にクロックし
ている(同期している)ディジタル表示である。符号化
されたディジットは、夫々2進1及び2進0状態に応じ
て、1kHzの信号音及び2.5kHzの信号音という2つの矩形
波源の信号音の間で切換えることにより、2進法で表さ
れる。6734検出器41によって検出された時、1kHz信号音
に帰因する変化は論理1と解釈され、2.5kHz信号音に帰
因する変化は論理0と解釈される。6,7,3及び4の2進
表示を構成する1及び0の正しい組合せを検出した時、
6734検出器41は、「整合」信号を出力して、一連の導入
部分の試験信号及び導出部分の試験信号が続くことを知
らせる。
これ迄の説明は、オージオ・プログラム資料の処理、解
析並びに評価に関するものであるが、オージオ試験装置
5では、有効なオージオ信号を解析すべき時を決定する
為に、ビデオ信号を利用しており、この情報は、ビデオ
信号の垂直期間のフレーム番号符号から導き出される。
この為、ディスク・プレーヤ9から線147に出力される
ビデオ信号並びにテープ記録再生装置11から線149に出
力されるビデオ信号は、オージオ及びビデオ選択器53に
送られ、ディスク又はテープのどちらのプログラムを解
析するかに応じて、線118の出力ビデオ信号がフレーム
選択番号器51に送られる。インターフェイス装置3から
線18−2に出力される予定のフレーム符号をフレーム番
号選択器51で実際のビデオ・フレーム番号符号と比較す
る場合に、実際の有効ビデオ・プログラムの最初のフレ
ームが予定のフレーム符号番号と一致した時、線76に
「プログラムの始め」を示す信号が発生され、この後、
プログラムの有効オージオ部分を解析する予定の点が実
際のフレーム符号と一致した時、線78に「評価開始」を
示す信号が発生される。オージオ信号の解析は、大抵の
プログラムの長さに較べて割合短い期間内に完了するの
で(例えばスペクトル解析は45秒であり、モノラル/非
モノラル検査には65.5秒)、フレーム番号選択器51が受
取った線18−2の多数の予定のフレーム符号により、線
78には、複数個の相隔たる「評価開始」信号が出力され
る。
第11図には、マルチプログラマ23の詳細が示されてい
る。
マルチログラマ23の目的は、有効プログラム資料部分67
の導入部分57及び導出部分57′から線58を介してオージ
オ信号を受取ること、並びに線46に連続的なオージオ信
号を出力することである。更に、マルチプログラマ23
は、該マルチプログラマ23の内部動作を同期させる為、
線30の制御及びトリガ信号を受取り、モノ/非モノ信号
検査ブロック62に対する1ミリ秒のタイミング信号とし
て1kHzクロックを出力する。
セグメントに分れたオージオ試験信号列は、線58から入
り、A/D変換器37により、ディジタル形式に変換され
る。6734検出器41で6734信号音を感知すると、オージオ
制御器21が線30を介して制御及びトリガ信号をプログラ
ム貯蔵装置35、パルサ97及びタイマ・ペーサ103に送
る。
プログラム貯蔵装置35に対する制御信号は、単にマルチ
プログラマ23の内部プログラムをリセットして、適切な
時刻にオージオ信号を獲得し、再循環させ且つ出力する
ことである。線30を介してパルサ97及びタイマー・ペー
サ103に送られるトリガ信号は、6734開始信号音を検出
した時に発生される。典型的には、パルサ97は、A/D変
換器37を作動する為に、32kHzの矩形波を出力し、ま
た、タイマー・ペーサ103は、D/A変換器39に於けるディ
ジタル・アナログ変換のタイミングをとる為の64kHzの
矩形波を出力する。線88aの1kHzクロック出力は、モノ
/非モノ検査ブロック62に対する基本的なタイミング源
である。これに関連して云うと、第8図の1kHzクロック
回路103は、モノ/非モノ検査ブロック62内で分配れる
クロック信号を整形をする。
ディジタル化パルスが上に述べた様な形式になっている
と、A/D変換器37は、線58の実時間のオージオ信号を変
換して、該オージオ信号を獲得貯蔵装置33に貯蔵する。
前に述べた様に、6734開始信号音の後、マルチプログラ
マ23は、12セグメントのオージオ試験信号を受取り、毎
秒30フレームの速度で、12フレームすなわち12セグメン
トの全部が0.4秒の内に獲得貯蔵装置33に書込まれる。
導入部分57及び導出部分57′にあるオージオ試験信号列
の各セグメントを連続的な形にしたもので解析する為、
プログラム貯蔵装置35は、オージオ制御器21の制御の下
に、オージオ試験信号列の選ばれた各セグメントを順次
再生して、各セグメントを線80を介して再循環制御装置
99の制御の下に再循環させ、特定の選ばれたセグメント
を連続的な形にしたもので線38に出力させる。タイマ・
ペーサ103によって調時されるD/A変換器39は、この時選
ばれたオージオ試験信号のセグメントの連続的アナログ
形式にしたものを線46から出力させ、第4図及び第8図
に示したオージオ信号解析器25及びオージオ・スペクト
ル解析器27によって解析される様にする。
これ迄の図面ではいろいろな回路ブロック間の信号のや
り取りを参照しながら、オージオ試験装置の作用を説明
して来た。第12図は、この信号のやり取りの細部を示す
と共に、これまで簡単に述べた多くの信号のタイミング
を示している。
第12図において、チャンネル1のオージオ波形が符号90
で概略的に示されており、チャンネル2の波形が符号92
で示されている。テープ又はディスクの始めは、第12図
において左側である。チャンネル1及び2は、何れも、
導入部分の試験信号音、それに続くプログラム資料、更
にそれに続く導出部分の試験信号音を示している。
導入部分及び導出部分の試験信号音は、試験媒質から獲
得されるが、ここで、記録媒質は非常に高速で作動して
いるので、試験信号音は、非常に高速で獲得されること
となり、下流の解析手段は、このように高速で供給され
た試験信号音をそのまま解析することができない。そこ
で、こういう試験信号だけを後の時点で解析する為に、
ディジタル化し、貯蔵して呼出せばよい。この為、ディ
ジタル化オージオ波形94では、マルチプログラマ23が導
入部分及び導出部分の時間だけオージオ制御器21の制御
の下にディジタル化作用そすることが示されている。前
に述べた様に、プログラム資料の解析は実時間で行わ
れ、ディジタル化を加える必要はない。
「プログラムの始め」を示す波形96は、プログラム資料
の始めに単独パルスとして発生する。前に述べた様に、
このパルスは、オージオ制御器21に送られて、解析用の
有効なオージオ・サンプルをとる準備として、内部のオ
ージオ処理装置をクリアしてリセットする。
他方、「評価開始」を示す波形98は、プログラム資料全
体にわたって周期的に発生し、一例として、第12図で
は、4回発生することが示されている。一番長い有効解
析時間が約65.5秒であるから、「評価開始」パルスは、
これに対応する速度又はそれより若干低い速度で発生し
得ることは明らかである。
第12図は、プログラム資料の始めに「評価開始」パルス
を示しており、この結果、モノ/非モノ計数器101(第
8図)のカウントは、累算され始める。
波形100aは、1kHzの速度で発生する複数個のカウントを
示しており、オージオ・チャンネル1及び2の両方に理
想的なモノ音響信号が記録されていたと仮定すると、6
5,536個のサンプルのうち大部分又は全部のサンプルが
存在することが示されており、こうして、2つのオージ
オ・チャンネルにモノラル音響プログラムが存在するこ
とを示す。他方、波形100bは、2つのチャンネルの非モ
ノラル音響オージオ・プログラムを獲得して解析する場
合の結果を示しており、1kHzパルスは時たまにしか累算
されず、計数パルスが稀であることにより、65.536秒に
累算されたカウント数は小さく、2つのオージオ・チャ
ンネルに非モノラル音響プログラムが存在することを示
す。紙面の制約がある為、波形100a,100bの内、102a,10
2bに示したパルスは、オツシロスコープで見る実際の波
形の略図にすぎないことを承知されたい。
オージオ制御器21は、線30に波形104を発生する。この
波形104は、その「累算カウント保管及び計数器破算」
パルス106がモノ/非モノ計数器101に印加されるように
し、第8図に示したオージオ解析記憶装置47による解析
の為に、該計数器101から線54を介して累算カウント数
が出力される。
同様に、オージオ制御器21は、波形108の大体45秒の作
動可能パルス101を発生してスペクトル解析器43を作動
し、45秒のスペクトル解析可能パルス110の後の緩和時
間に、波形112に示すパルス114は、スペクトル解析器43
が試験結果を出力する様に作用する。この結果を「スペ
クトル・プリント」と呼び、評価後のサインの一部分に
なる。
第13図には、ビデオ試験装置が示されている。
ビデオ装置7は、実質的に2つの論理装置、即ち獲得装
置119と処理装置125で構成されている。獲得装置119
は、制御された形式でビデオ信号を獲得し、該ビデオ信
号をA/D変換器123でアナログ信号からディジタルの値に
変換し、線130を介して獲得ディジタル記憶装置124にデ
ィジタル化信号を貯蔵することが出来る。典型的には獲
得ディジタル記憶装置124は、32キロバイトの記憶容量
を有し、前期アナログ・ディジタル変換の結果として8
ビット・バイトになる。1フレーム当たり525本の走査
線のうち1つは、910回の変換動作又は910バイトによっ
て表され、実時間で変換される。画像の各々の水平走査
線は、持続時間が63.5マイクロ秒である。ビデオ試験信
号は、線19及び20の垂直期間の間に符号化されており、
処理装置125のプログラム制御の下に、1フレーム又は
相次ぐフレームからの選ばれた線又は線の一部分は、32
キロバイトの獲得ディジタル記憶装置124が一杯になる
まで、変換されて貯蔵されることが出来る。
獲得装置119の制御並びに獲得データの計算は、処理装
置125によって行われる。処理装置125は、マイクロプロ
セッサ・コンピュータ120、処理貯蔵装置121及び実時間
クロック回路122含む。獲得装置119において選ばれたビ
デオ試験信号が獲得されて貯蔵されると、処理装置125
は、インターフェイス装置3からの制御線135によって
制御される。前に説明したオージオ試験装置5の場合と
同様な制御形式で、マイクロプロセッサ・コンピュータ
120は、線128を介して獲得ディジタル記憶装置124を呼
出し、ディジタル化されて貯蔵されるビデオ試験信号を
線127を介して取出す。実時間クロック回路122から線12
9を介して供給される時間を基準として、マイクロプロ
セッサ・コンピュータ120及び処理貯蔵装置121は、相互
に作用して、処理されたビデオ試験信号又はその一部分
のアナログ変換値を線126を介して出力し、該出力をデ
ータ評価装置19に送り、評価しているテープ又はディス
クの「サイン」の一部分にする。
垂直期間の線19及び20は、標準型NTSCビデオ信号ではビ
デオ画像情報が繰返される前にあり、この線19及び20に
は、ビデオ試験信号が記録されている。複合VITS試験信
号は、各フレームにおいて、第1フィールドの線20に配
置され、適当な測定装置を用いれば、相異なるビデオ・
パラメータの大体15個の測定値を得るとが出来る。
組合せVITSビデオ試験信号は、各フレームにおいて、第
2フィールドの線20に配置され、大体11個の測定可能な
パラメータが得られる。
最後に、VIRS試験信号は、各フレームにおいて、両方の
垂直フィールドの線19に配置され、付加的に9個の測定
可能なパラメータが得られる。現在のビデオ試験装置を
使って、VITS及びVIRSビデオ試験信号の略全部を測定す
ることが出来る。
放送プログラムの垂直期間の間に一般的に行われる雑音
試験において、例外ライン(exception lines)があ
る。
雑音れべるを評価する標準的な試験手順は、約4マイク
ロ秒の間、理論的には直流レベルである筈の、水平同期
パルスの間の雑音偏差のピーク間振幅を測定することで
ある。ビデオ・ディスクでは、特に、一定の角速度(CA
V)形式を使うものでは、垂直期間の間だけ雑音試験を
すると、ディスクの表面積のうち小さい割合の部分での
み雑音の測定がなされることになる。これが第15図に示
されている。この第15図は、2つの垂直期間のV字形部
分207,207を概略的に示しており、ディスク205が反時計
回りに回転するものと仮定すると、破線208は、通常雑
音試験が行われる位置、即ち、各々の垂直期間207,207
の所定の走査線番号に於ける所定の水平同期ティップ
(先端部)を表す。
この様な雑音試験が交互のフィールドで各々の垂直期間
207,207の間に行われても、第15図を見れば、ディスク2
05のごく細い局部的な区域のみが雑音試験によって評価
されることが判る。従って、ビデオ・ディスクの全域で
評価試験を行うと云う目的に従って、本明細書では、雑
音試験は、ビデオ・プログラムの任意の所望の部分の各
々の水平帰線消去パルスで行われる。第14図に示す様
に、カラー・バースト180に続く水平帰線消去パルスの
バックポーチ201は、矢示202で示す時間の間、理論的に
平坦な形を持っている。本明細書では、矢示202で示す
時間の間、雑音の評価を行う。これが各々の水平帰線消
去パルスで行われるので、雑音の問題に関しては、ディ
スクの略全部の区域を試験することが出来る。
これが第15図に示されており、符号208で示した半径方
向の評価の線の代りに、ディスク205の各々のの線209の
所で、ディスク205の雑音の値が測定される。
第15図では、破線209の2列しか示されていないが、大
体54,000個の破線209の円が実際に現れるから、ディス
ク205において、垂直期間の外側にあるきずが雑音測定
されることが理解されよう。これは、第14図に見られる
1本の水平同期チップ200だけで、即ち、垂直期間が発
生する間だけで、雑音試験を行う普通の場合に較べて、
ビデオ・ディスクの品質を保証する上で実質的な改善で
ある。
上に述べた手順に従って独特の雑音試験を行う為に使わ
れる回路のブロック図が、第16図に示されている。第16
図では、前記第3図と同じ機能ブロックには同じ参照数
字が用いられている。第16図の雑音試験回路の構成で
は、線118からのビデオ入力は、アナログ/ディスク変
換器123でディスク化され、標本化保持回路137に送られ
る。標本化保持回路137は、第14図に示した波形部分202
の8個のサンプルをとり、その結果をディスク記憶装置
124に貯蔵する。雑音試験データの処理は、ビデオ信号
の別々のフィールドで行われる。標本化保持回路137の
標本化によって隣合った水平帰線消去信号の同一の部分
を標本化することが必要であるから、垂直期間の外側に
ある水平帰線消去信号だけが雑音試験される。この為、
典型的には、雑音試験の測定の為、1フレームあたり約
480本を標本化する。
フィールド1のビデオ信号は、平均値検出器139−1に
送られる。これは、8個のサンプルの平均値を計算す
る。変分検出器141−1は、平均値からの変分を出力
し、この変分出力は、平均化回路152の一方の入力に送
られる。同様に、フィールド2の標本化した雑音は、平
均値検出器139−2に送られ、ここで求められた平均値
からの変分は、変分検出器141−2によって検出され、
この変分の結果は、平均化回路152の他方の入力に送ら
れる。こうして得られた2つの雑音の数値の平均は、測
定データ出力として線126に出力され、この測定データ
は、後で説明するデータ評価装置19に送られる。
第17図には、ビデオ解析理論回路が示されている。
第17図において、ビデオ・プログラム資料の異なる源を
試験するためには、測定を行う為の標本点を別々に制御
する必要があるので、測定するフレームのリストを記憶
する記憶装置138を設ける。制御器142は、インターフェ
イス装置3から「作動可能」信号を受取ると、ディスク
・プレーヤ9又はテープ記録再生装置11の順送り、逆
転、停止及び再生機能を開始させ、装置9,11のうち何れ
か一方から線147,149を介してビデオ信号をビデオ選択
器53に出力させる。
この間、制御器142は、線161を介して計数器140をクリ
アし、測定すべき1番目のフレーム番号が記憶装置138
から線169を介して比較器136の一方の入力に供給され
る。ビデオ制御器53から線118に出るビデオ信号のフレ
ーム番号は、フレーム復合器134によって復合されて、
比較器136の他方の入力に供給され、該比較器136では、
両入力信号の比較が行われ、比較器136から線157に出力
される「測定実施」を示す信号は、制御器142に送られ
る。
この時、制御器142は、線175に「作動可能」信号を出力
することにより、ビデオ試験装置7の試験を開始する。
同時に、制御器142は、記憶装置書込みゲート144を作動
可能状態にして、ビデオ試験装置7から線126に出力さ
れるビデオ試験データを線167を介してビデオ解析記憶
装置146に貯蔵出来る様にする。各々の試験解析信号を
書込むビデオ解析記憶装置146内での位置は、試験中の
フレーム番号と一致するアドレス母線165によって制御
される。
ビデオ試験信号の1つのサンプルをビデオ解析記憶装置
146に貯蔵し終ったら、測定すべきフレームのリストに
ある2番目のフレームを記憶装置138から線169に出力
し、比較器136で現在フレーム番号ともう1回比較し、
線157を介して制御器142に「測定実施」を再び命令す
る。制御器142は、記憶装置書込みゲート144を解除し、
計数器140からアドレス母線165を介して送られて来るア
ドレスの所で、ビデオ解析記憶装置146に新しい試験デ
ータを再び書込む。この場合も、制御器142は、線163を
介して計数器140を増数し、これにより、次に測定する
フレーム番号が記憶装置138から読出される。
全ての試験サンプルがビデオ試験試験7によって解析さ
れ且つビデオ解析記憶装置146に書込まれるまで、この
過程が続けられる。前に述べた様に、ビデオ解析記憶装
置146の出力は、線126を介してデータ評価装置19に送ら
れる。
第18図は、オージオ/ビデオ・データ評価装置のブロッ
ク図である。
第3図,第4図,第8図,第13図及び第16図について説
明した様にテープ、ディスク又はスループット装置の何
れかからの全てのオージオ・ビデオ解析データは、デー
タ評価装置19に送られる。データ評価装置19で処理する
前に、電子回路による解析処理をこれ迄の説明では「解
析」と呼んで来た。この明細書では、「評価」と云う言
葉は、試験される装置を「評価」する様な形で、「解
析」情報を処理するという特別な意味があり、実際の特
定の用例では、この評価は、試験される装置の合格又は
不合格のステートメントに相当する。
これまで、スループット装置を評価し得ると述べてきた
が、第18図は、マスター・プログラムのコピーからのオ
ージオ信号及びビデオ信号を評価する典型的な場合を示
す。
ブロック211は、プログラム資料のマスター源からのオ
ージオ解析データを表し、ブロック212はマスターから
作ったコピーからの対応するオージオ解析データを表
す。同様に、マスター源からのビデオ解析データがブロ
ック213で表されており、マスターから作ったコピーの
対応するビデオ解析データがブロック214で表されてい
る。オージオ比較器215は、マスター及びコピーのオー
ジオ解析データを比較し、その差がプリンタ15に送られ
て、差のリストを可視的に並びに永久的に貯蔵すること
が出来る様にする。同様に、ビデオ比較器216は、マス
ターとコピーの間のビデオ解析の差を求め、その結果を
差のリストとしてプリンタ15にプリントする。後に図面
に示す様に、オージオ及びビデオ比較器215、216は、マ
スター及びコピーからの信号を単に線毎に比較する以上
のことを行い、前に定義した「サイン」を比較するとい
う独特な考えを含む。
第19図乃至第22図は、相異なる「評価」方式を示す。
最初の第19図は、「テープ評価」の場合であり、プログ
ラム源143からの画像並びに/又は音声をプログラム・
テープ記録装置145でテープに記録することにより、ビ
デオ・テープ154が作製される。一般いは、画像及び音
声のプログラム源143は、顧客のマスター・ビデオ・テ
ープ又は映画フィルムである。いずれの場合にも、ビデ
オ・テープ154は、ディスク・マスターを作製するのに
使用されるプリマスター・テープとして使用されるもの
であり、該ビデオ・テープ154は、前述したように、顧
客のマスター・ビデオ・テープ又は映画のフィルムのプ
ログラム源143から作製される。
プログラムが記録装置145によってテープ154に記録され
る時、ビデオ試験信号発生器148からの抵当なビデオ試
験信号は、テープ154に対し、プログラムの垂直位置の
間に記録される。ビデオ・テープ(プリマスター・テー
プ)154を作製する時、該テープ154のプログラム資料部
分の前並びにプログラム資料部分の後に十分な時間部分
を残し、テープ154の導入部分及び導出部分にオージオ
試験信号を挿入出来る様にする(前記第5図)。このよ
うにして、プログラムがビデオ・テープ(プリマスター
・テープ)154に記録される時、又は希望によってその
後の時刻に、オージオ試験信号は、後段のテープ記録装
置150(又は希望によって前段のテープ記録装置145)に
よりテープ154に記録され、この結果、得られたビデオ
・テープ154は、導入部分試験信号音、プログラム資料
及び導出部分試験信号音を持つことになる。
再生装置156は、上記得られたビデオ・テープ154を再生
し、オージオ及びビデオ信号を夫々解析器158に供給
し、該解析器158によって測定された試験パラメータの
特性は、パラメータ・リスト164になる。このパラメー
タ・リスト164は、可視表示装置の形式でもよいし、又
はハードコピーの出力の形式であってもよい。この解析
器158では、テープの導入部分及び導出部分の間に印加
されたオージオ試験信号の解析以外の「テープの解析」
が行われる。テープの特性は、試験パラメータとしてパ
ラメータ・リスト164に列記され、これは、その後の解
析に反映される。
この種の解析は、テープの製造業界で行われていない訳
ではない。然し、この明細書では、パラメータ・リスト
164から、手動で又はコンピュータ制御の下に限界設定
装置166により、パラメータ偏差限界を設定する点で、
単に信号源を解析することにとどまらない。限界設定装
置166によって許されるパラメータ偏差の範囲は、パラ
メータ・リスト164における求められたパラメータに百
分率の数値を加え、こうして導き出した偏差限界をサイ
ン貯蔵装置168に貯蔵することによって設定するとが出
来る。
パラメータ・リスト164においてパラメータのリストを
作る前に、解析器158の出力を比較器160で比較する為の
共通の(例えばNTSC、PAL又はSECAM)基準として、一定
の基準表162を使うことが望ましい。例えば、連邦通信
委員会、SMPTE、ELA又はその他の基準により、オージオ
及びビデオ信号に精密なパラメータの許容公差の制約が
定められている場合、比較器160は、パラメータ・リス
ト164に列記されるパラメータがこの様な業界の基準以
内にあることを保証する。
他方、限界設定装置166は、特定の製造業者の記録過程
で用いられる特定の過程で認められる許容限界に一層合
ったものとなる。この為、プリマスター・テープ154か
らコピーを作った時。、マスター・テープ154及びコピ
ーからの対応する信号を解析器158で解析し、該解析器1
58の解析結果を前記サイン貯蔵装置168に貯蔵されたサ
インと評価表171で比較することにより、評価がなされ
る。
このようにして、コピーの品質が実質的に2つの基準、
即ち一定の基準表162に定められた業界で認められてい
る基準と限界設定装置166によって定められ製造業者の
内部の基準との両方に対して比較される。この結果、評
価器171で評価される信号は、従来の様に単に一定の業
界の基準に対してその重みが秤られるだけでなく、或る
制約内で再現性がなければならない記録過程の特性を表
す「サイン」に対して比較されることになる。この様に
して、複製過程での劣化を、一層現実的な基準、即ち、
同じ種類のテープ、同じ記録装置並びに同じ信号源を用
いて以前に記録された信号に対して評価することが出来
るので、テープ、記録装置並びに信号源の影響をなくす
ことが出来る。
しばしば計算される一定の基準に対して復元したテープ
信号を評価するという解析方向に較べて、「サイン」に
対してコピー又は同様に記録したプログラムを評価する
と、製造業者は許容交差外れが一層小さい偏差を突きと
めることができ、こうして、プロセスの内の問題のある
区域を切離して、是正措置をとることが出来る。同様
に、「サイン」特性に対して比較すると、2番目及びそ
の後に記録されたテープから復元した信号が一定の基準
に比較して許容交差内にある時であっても、複製課程で
の劣化の影響が判る。云い換えれば、特定の記録過程に
対し、特定のパラメータを解析した試験結果は、業界が
要求する一定の基準よりも極めて厳密な限界内にあり、
一層最適な値であると考えられる。この結果、サイン
は、その特定のパラメータに対するかなり厳しい基準を
反映する。これは、業界の一定の基準ではなく、以前の
試験結果を基準として限界を設定した結果である。
この為、記録過程の何れかの部分が例えばテープ自体を
生産する時に劣化すると、評価器171は、関心の持たれ
るパラメータが一定の基準表162に定めた許容し得る業
界の基準以内であることが解析によって判ったとして
も、限界設定装置166によって定められた限界の外に出
ている場合には、試験された装置(例えばテープ)を不
合格とすることがある。テープの製造過程と試験される
特定のパラメータとの間の関係が判っていれば、直ちに
是正措置をとることが出来る。そうでない場合、こうい
う欠陥は、特に他の欠陥と組合さって、製品(今の例で
はテープ)を使いものにならなくすることがあり、そう
いことは、事後に、即ち、顧客から多くの苦情が寄せら
れ後に、製造業者の知る所となる。
評価器171は、何等かの形式の工夫した比較器として構
成することが出来る。この評価器(比較器)171では、
解析器158から送られて来る非常に多数のパラメータの
各々の値を、サイン貯蔵装置168に貯蔵された対応する
各々の値の1対の数すなわち2つの数と比較する。サイ
ン貯蔵装置168からの2つの数すなわち値は、評価する
パラメータが入らなければならない上側及び下側の限界
である。評価器171からの評価出力信号は、評価される
べきパラメータのリスト、限界設定装置166によって予
め定められたパラメータの許容交差、評価器171によっ
て評価された各パラメータの値、並びに、許容交差外れ
の限界情報を示す印刷されたデータ表である。こうして
得られたデータ表の例が後述する表I,II及びIIIに示さ
れており、これらの表I,II及びIIIは、以下の第20図に
示した「ディスク評価」方式と一層密接な関係を持って
いる。
第20図には、「ディスク評価」方式が示されている。
この第20図の場合には、第19図に示した部品と同じ部品
が用いられており、ディスク・マスター記録装置173並
びにこれに関連した機能ブロックが追加されている。こ
のディスク評価方式では、評価器171は、サイン貯蔵装
置231に貯蔵されているディスクのサインを、サイン貯
蔵装置168に貯蔵された対応するテープのサインに対し
て比較評価する。プリマスター・テープ154を再生装置1
56で再生する時、第19図で説明した様にテープの「サイ
ン」が獲得れていると仮定すると、プログラム資料及び
試験信号音がディスク・マスター作製記録装置173によ
ってビデオ・ディスク177に転送される。プリマスター
・テープ154の場合と同じ試験信号源を用いてディスク
の解析を行うことが出来る様にする為、プログラム資料
と共に、導入部分及び導出部分のオージオ試験信号もビ
デオ・ディスク177に転送されることに注目されたい。
ブロック217乃至223は、ブロック217に於ける露光並び
に現像工程から、ブロック233で接着剤を付与して2枚
のディスクを貼り合せて両面ディスクを完成するまでの
ビデオ・ディスクを製造する過程の主な工程を表してい
る。次に、ディスク・プレーヤ224が完成されたディス
クを再生し、その再生装置は、解析器158の場合と同様
に、解析器226で解析される。この場合も、解析器226の
出力を、比較器225で、基準表227からの一定の基準と比
較することが好ましい。この種の予備検査により、試験
されたパラメータが許容し得る業界の基準限界から遠く
はずれる様な欠陥を持つディスクが除外される。更に、
「一般的な」業界の基準に対するこの初期解析を行う第
19図及び第20図に示した全ての評価方式に共通なのは、
顧客の元の資料の品質に対する検査である。この様な
「一般的な」業界の基準からの偏差が早期に、例えばデ
ィスクのマスターの作製を開始する前に検出することが
出来れば、非常に有利である。
何れにせよ、解析器226の結果が業界の一定の基準に対
して許容し得るものであると仮定すると、解析器226の
結果は、サイン表229に送られ、サイン貯蔵装置231に貯
蔵される。導入部分及び導出部分には試験信号音が1/2
秒未満の実時間に組込まれており、且つ、有効なプロピ
レン資料に対して或るオージオ試験及びビデオ試験が行
われることを思い出すと、手動制御又はコンピュータ制
御により、評価器171は、サイン貯蔵装置168からテープ
のサインを呼出し、そして、サイン貯蔵装置231からデ
ィスクのサインを呼出し、これらの2つのサインをパラ
メータ毎に比較する。この場合にも、ディスクが対応す
るプリマスター・テープに対してどういう性能であるか
を示す為に、可視表示器又はハードプリント出力を利用
することが出来る(後述の表I,II及びIIIを参照)。
コピー及びマスターについて同じ部分を測定することの
重要性は、以前に説明したが、その考え並びに論理は明
白であろう。従って、「テープのサイン」が、パラメー
タの解析結果並びに許容公差の限界を含むことに加え、
ビデオ・オージオの有効なプログラムの解析を行うべき
特定のフレーム番号をそのサインの中に含むことが必須
である。このようにして、「サイン」の「個性」は、サ
インの比較を行う為の全ての情報によって完全に特徴付
けられる。例えば、第20図の過程の任意の工程で任意の
時に、マスター・ディスクでは工程の点Aでフォトレジ
スト層が形成され、点Bで露光並びに現像され、点Cで
メタライズされ、点Dでスタノパに形成されて、点Eで
形側(1×)のプラスチックのディスクを作り、点Fで
ディスクに反射被覆を設け、点Gでディスクの反射被覆
に保護被覆を設け、最後に点Hの他のディスクで組合さ
れて、両面ディスク(2×)を形成し、これにより、デ
ィスクが完成する。
ここで注目すべきことは、どんな複製過程でもそうある
が、この複製過程の各々の工程に通されるプログラム資
料が点A乃至Hで或る程度劣化することが予想されるこ
とである。更に、点A及びBの間で予想される劣化は、
点B及びCの間で予想される劣化よりも小さいかも知れ
ない、等と云うことである。従って、この明細書での用
い方は、複製過程内の任意の点からディスクを再生し、
点A乃至Hの各々に対して「サイン」を設定する。こう
して、この明細書では、「工程内」の作動と相閑性をも
つ様に実質的に「実時間」の評価を行って、監視者が大
量の材料並びに労働時間の損失が起る前に複製装置の運
転を停止し又は修正させる。
更に、許容交差外れのパラメータの傾向を容易に感知
し、複製過程内の各々の工程で工程のサインを比較する
ことによって、情報を収集することが出来、このように
して、「サイン」試験によって得られる非常に正確で反
復的な客観的な試験能力により、特定の製造過程又はそ
の中の工程を改善することが出来る。この様な傾向情報
を使って、絶対値で見ると、試験されるパラメータが許
容し得る限界内であっても、潜在的な問題を予想するこ
とが出来る。最後に、複製過程内の主要な各々の工程で
工程のパラメータを変えることにより、温度、圧力、処
理時間等が変わった時に、「サイン」の比較を観察すう
と、製品を一層よく改善することが出来る。
なお、ビデオ・ディスク・プレーヤは最近の設計である
から、上記「ディスクの評価」はプレーヤの一貫性を評
価するのに使うことが出来る。例えば、第20図におい
て、ディスクを取替える代りに、多数のディスク・プレ
ーヤ224で同じディスクを再生し、プレーヤの「サイ
ン」を作製して、既知の良好なプレーヤによって定めら
れた「サイン」と比較することが出来る。
この明細書において、「評価方法」が、オージオ及びビ
デオ増幅器の様な「スループット」装置並びに特殊効果
装置、即ち、エコー装置、分配増幅器、制御器等に使用
されることは以前に説明した。第21図は、この様な評価
方式を示す。
評価手順は、基準スループット装置234の「サイン」を
作ることを必要とするから、第21図では、試験されるス
ループット装置235に対して、個別の通路が示されてい
る。試験される装置235がそれ自身の解析器226、サイン
表229及びサイン貯蔵装置231を持つことが示されてい
る。勿論、経済性の為、第19図と同様な方式を用いても
よい。この場合、第19図の1つの解析器158は、基準装
置234及び試験される装置235に対して時分割で使用され
ることが出来る。従って、この場合、解析器226、サイ
ン表229及びサイン貯蔵装置231は不要である。
また、必要であれば、第19図の解析器158の出力を直接
に評価器171に供給する代りに、第21図に示す様な別個
の解析器226、サイン表229及びサイン貯蔵装置231を用
いることが出来る。
最後に、第22図は、ディジタル形式でサイン評価を行う
態様を示す。
サイン貯蔵装置168にサインを形成する点に関しては、
この第22図でも同じである。然し、試験される信号がオ
ージオであってもビデオであっても、試験される装置23
8と呼ばれるプレーヤは、その信号をA/D変換器237に出
力し、このディジタル形式の信号は、ディジタル記録装
置233に貯蔵される。必要であれば、導入部分及び導出
部分の間のオージオ試験信号の場合の様に、再循環制御
装置240が記憶装置233に貯蔵された信号の選ばれたディ
ジタル部分を循環式に帰還して、貯蔵された信号を連続
的な形でD/A変換器239に出力する。この後、D/A変換器2
39からのアナログ信号は、解析器226で解析され、サイ
ン表229が作製され、解析結果を後で比較器171で比較評
価する為に、サイン貯蔵装置231に貯蔵される。
次の頁から、ビデオディスクの試験結果を示す表I、II
及びIIIが記載されている。
表Iは、ビデオ・ディスクの導入部分の間の「サイン」
評価の結果を印刷したものである。この例に使われたデ
ィジタルに対して解析した選ばれたパラメータは左側に
列に記されており、「サイン」の比較が夫々3列から成
る2つの群に分けて示されている。2つの群のうち、1
つの群はオージオ・チャンネル1に対するものであり、
もう1つの群はオージオ・チャンネル2に対するもので
ある。各チャンネル1及び2について、中心の列には、
各々のパラメータに対するディスクの解析測定値が示さ
れており、中心の列の両側にある2つの値は、第20図の
限界設定装置166によって定められた「サイン」の2つ
の限界すなわち下側限界及び上側限界を表す。
表IIは、試験されるディスクの導出部分について、上記
表Iと同様な評価の比較結果を示す。
また、表IIIは、ビデオ・ディスクの有効プログラム資
料部分について、ビデオの評価試験結果を示す。
この表IIIでは、3つの列に加えて、更に1つの列が右
端に示されており、この右端の列は、限界設定装置166
で「サイン」についての上側限界及び下側限界を発生す
るのに使った実際のテープ解析の測定値である。
前記表Iに関連して云うと、ビデオ・ディスクの導入部
分の試験信号音の12セグメントが毎秒30セグメントの速
度(垂直フレーム速度)で再生されるとすれば、所定の
パラメータを典型的には2.5秒又はそれ以下で測定し得
るヒューレット・パッカード8903Aオージオ・アナライ
ザの様な装置を使用できる。ディスクの導入部分の試験
信号音の各セグメントが2回以上のオージオ測定に使用
されるから、前に説明した様に、それを再循環して、解
析器によって全てのオージオ測定を行うのに必要な時間
にわたってそれを連続的にしたものを作り、その後2番
目の試験セグメントを再生して且つこれも連続的に循環
させる。
任意の1つの試験フレームに対して非常に多数の測定を
行うことがあり、一方、使用し得る上記アナライザは、
1つのパラメータを2.5秒又はそれ以下で解析を行うこ
とが出来るので、該アナライザが試験フレーム1を例え
ば11回という多くの回数測定を行うのに要する時間の最
大は、約27.5秒である。従って、第8図及び第11図に示
した再循環制御器装置99−1は、信号音セグメントを最
大27.5秒の間、循環させればよい。更に、この明細書
は、上に述べた特定の試験に制約されるものではない
が、23回のオージオ試験の測定を完成するには、57.5秒
以上必要としない。この為、完全なオージオ測定サイク
ルを繰返す繰返し速度は、大めに見て、毎分1サイクル
にすることが出来る。この時、最も長い有効プログラム
試験はモノラル/非モノラル検査であり、この検査は6
5.5秒毎に完了することが出来るから、僅か数分間の記
録/再生時間で欠陥のあるディスクを除く為にAVQMS方
式を使用する利点が得られることは明らかである。
この考えを、第20図に示した評価方法(直接的な書込み
後読取方法と対照的である)によって作られたビデオ・
ディスクに適用して、各工程に沿った任意の点で、僅か
数分間で欠陥のあるディスクを検出することが出来る。
勿論、評価するディスクの導入部分の近くにない欠陥
は、即座に判らないが、ビデオ・ディスク全体にわたっ
てパラメータの一様な劣化を招く様な工程での欠陥は、
最初の2分間の再生時間の内につかまえることができ
る。更に、AVQMS方式によって情報を解析する速度によ
れば、従来の方法で操作員の観察により並びに/又は手
動の測定によって要していた大部分の時間が要らなくな
る。更に、ディスクの全ての主観的な評価がなくなる。
この発明の好ましい実施例を以上説明してきたが、当業
者であれば、第7図乃至第11図に示す様にオージオ信号
の測定を行えば、ビデオ信号の測定も、注文通りであっ
ても標準型であっても、同様に行うことが出来ることが
理解されよう。従って、「オージオ」と記したブロック
は、名称を付け直せば(勿論、信号源並びにタイミング
は適当に変更するが)、ビデオの品質の導入部分並びに
導出部分の多重化並びにその後の解析を同一に行う態様
をそのまま示すことになる。
同様に、ここでビデオ・パラメータの解析並びに評価に
ついて説明したことは同じ様に、オージオ・パラメータ
の解析並びに評価にも適用することが出来る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、光ディスクの記
録特性を効率良く評価することができる。以下、詳述す
る。
まず、本発明では、光ディスクは、「情報信号が記録さ
れた情報トラックから構成される情報領域と、該情報領
域よりも再生方向手前に配置れており試験信号が記録さ
れた試験トラックから構成れる試験領域と、を備える」
構成であるので、情報領域の再生に先立って試験領域を
再生し、該試験領域からの再生試験信号に基づいて、光
ディスクの記録特性を評価することができる。
更に、情報領域を再生する際には、前記試験信号は情報
領域には記録されていないので、試験信号の干渉を受け
ることなく情報信号を良好に再生することができる。
しかも、本発明では、「前記情報トラックは、複数の同
一記録単位の情報区分から構成され、前記試験トラック
は、複数の同一記録単位の試験区分から構成されてお
り、前記各試験区分の記録単位は、前記情報区分の記録
単位と同一に設定されている」構成であるので、光ディ
スクの情報トラックの各情報区分を再生可能な再生装置
を用いて、光ディスクの試験トラックの各試験区分を再
生し、再生試験信号を得ることができる。
このように、本発明によれば、各試験区分の記録単位
は、情報区分の記録単位と同一に設定れているので、試
験トラックの各試験区分を再生する際に、試験トラック
用の再生装置を準備するとなく、情報トラック用の再生
装置を用いて試験トラックの各試験区分を再生すること
ができる。
従って、本発明によれば、情報トラックの情報区分用と
試験トラックの試験区分用とで再生装置を共用すること
ができる、という顕著な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、普通の中央制御装置が多重インターフェイス
装置並びに関連した多重オージオ/ビデオ試験装置と協
働して完全なオージオ/ビデオ品質監視装置を構成して
いる様子を示すブロック図、 第2図は、中央制御装置を設ける代りに、オージオ試験
装置及びビデオ試験装置が別々になった独立のインター
フェイス装置及び制御器に接続され且つこれにより制御
される様な第1図の装置の変形例を示す図、 第3図は、第1図のオージオ/ビデオ品質監視装置の更
に詳しいブロック図であり、中央制御装置と複数個のイ
ンターフェイス装置並びにそれに関連したオージオ試験
装置及びビデオ試験装置の内の1つとの間の相互関係を
示す図、 第4図は、第3図のオージオ試験装置を更に詳しく示す
ブロック図、 第5図は、或る長さのビデオ・テープの図であり、導入
部分、導出部分、有効プログラム資料、有効プログラム
資料の位置、並びにオージオ及び制御トラック及びキュ
ー・トラックの位置を示す図、 第6図は、その上半分に、ビデオ・テープ又はビデオ・
ディスクの導入部分及び導出部分にオージオ試験信号音
が設定される様子を空間的に示し、その下半分に、上半
分にある対応するセグメントのオージオ試験信号を図式
的に示す図、 第7図は、ビデオ・テープ又はビデオ・ディスクの導入
部分及び導出部分に設定されるべきオージオ試験信号を
発生するオージオ試験信号発生器の論理回路を示すブロ
ック図、 第8図は、オージオ試験装置のオージオ解析論理回路部
分を示す全体的なブロック図、 第9図は、第8図のオージオ解析論理回路の一部分、特
にオージオ制御器を詳しく示す回路図、 第10図は、第8図のオージオ解析論理回路の一部分、特
にオージオ及びビデオ選択器、6734信号音検出器及び時
間符号又はフレーム番号選択器の細部を示す回路図、 第11図は、第8図のオージオ解析論理回路のマルチプロ
グラマの細部を示す回路図、 第12図は、第8図のオージオ解析論理回路に従ってオー
ジオ解析を行う時の信号の関係を示すタイミングチャー
ト図、 第13図は、ビデオ試験装置の機能ブロックのブロック
図、 第14図は、カラー・バースト信号の直ぐ後に続く水平帰
線消去パルスのバックポーチの波形について理論的に平
坦な部分を示す波形図、 第15図は、雑音特性を測定するビデオ・ディスクについ
て測定点の分布を示す見取図、 第16図は、第14図の水平帰線消去パルスのバックポーチ
にある雑音成分を測定するのに使用する回路のブロック
図、 第17図は、ビデオ試験装置に関連したビデオ解析論理回
路の全体的なブロック図、 第18図は、オージオ/ビデオデータ評価装置の全体的な
ブロック図、 第19図は、テープの評価を行う態様を示す手順全体のブ
ロック図、 第20図は、ディスクの評価を行う態様を示す手順全体の
ブロック図、 第21図は、スループット装置の評価を行う態様を示す手
順全体のブロック図、 第22図は、ディスク形式のサイン評価を行う態様を示す
手順全体のブロック図である。 (主な符号の説明) 1……中央制御装置、3……インターフェイス装置、5
……オージオ試験装置、7……ビデオ試験装置、19……
データ評価装置、21……オージオ制御装置、25……オー
ジオ信号解析器、43……有効プログラムスペクトル解析
器、49……試験信号音発生器、51……時間符号選択器、
53……オージオ及びビデオ選択器、71……多重化器、10
7……閾値検出器。
フロントページの続き (72)発明者 ジエ−ムズ・オリヴア−・マツクフア−ソ ン アメリカ合衆国カリフオルニア州92660ニ ユ−ポ−ト・ビ−チ・ヴイスタ・キヤジヨ ン2036 (72)発明者 ヨン・ビン・キム アメリカ合衆国カリフオルニア州90815ロ ングビ−チ・ペタルマ2131 (56)参考文献 特開 昭52−31777(JP,A) 特開 昭52−75409(JP,A) 実開 昭55−75822(JP,U)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報信号が記録された情報トラックから構
    成される情報領域と、該情報領域よりも再生方向手前に
    配置されており試験信号が記録された試験トラックから
    構成される試験領域と、を備え、 前記情報トラックは、複数の同一記録単位の情報区分か
    ら構成され、前記試験トラックは、複数の同一記録単位
    の試験区分から構成されており、 前記各試験区分の記録単位は、前記情報区分の記録単位
    と同一に設定されていることを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ディスクにおいて、1つ
    の試験区分の整数倍を1試験単位として、試験信号が記
    録されることを特徴とする光ディスク。
  3. 【請求項3】請求項2記載の光ディスクにおいて、前記
    試験信号は、音声試験信号であることを特徴とする光デ
    ィスク。
  4. 【請求項4】光ディスクの記録特性を評価する方法にお
    いて、 情報信号が記録された情報トラックから構成される情報
    領域と、該情報領域よりも再生方向手前に配置されてお
    り試験信号が記録された試験トラックから構成される試
    験領域と、を備え、前記情報トラックは、複数の同一記
    録単位の情報区分から構成され、前記試験トラックは、
    複数の同一記録単位の試験区分から構成されており、前
    記各試験区分の記録単位は、前記情報区分の記録単位と
    同一に設定されている光ディスクを用い、 該光ディスクの情報トラックの各情報区分を再生可能な
    再生装置を用いて、光ディスクの試験トラックの各試験
    区分を再生し、再生試験信号を得、 該再生試験信号を基準となる試験信号と比較して、光デ
    ィスクの記録特性を評価することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】光ディスクの記録特性を評価する装置にお
    いて、 情報信号が記録された情報トラックから構成される情報
    領域と、該情報領域よりも再生方向手前に配置されてお
    り試験信号が記録された試験トラックから構成される試
    験領域と、を備え、前記情報トラックは、複数の同一記
    録単位の情報区分から構成され、前記試験トラックは、
    複数の同一記録単位の試験区分から構成されており、前
    記各試験区分の記録単位が前記情報区分の記録単位と同
    一に設定されている光ディスクの情報区分及び試験区分
    の両者を再生可能な再生手段と、 該再生手段で再生された再生試験信号を基準となる試験
    信号と比較する手段と、 該比較手段からの比較出力に基づいて光ディスクの記録
    特性を評価する手段と、を含むことを特徴とする装置。
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