JPH07115210B2 - 溶接ガンのチップドレッシング装置 - Google Patents

溶接ガンのチップドレッシング装置

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JPH07115210B2
JPH07115210B2 JP2247154A JP24715490A JPH07115210B2 JP H07115210 B2 JPH07115210 B2 JP H07115210B2 JP 2247154 A JP2247154 A JP 2247154A JP 24715490 A JP24715490 A JP 24715490A JP H07115210 B2 JPH07115210 B2 JP H07115210B2
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JP
Japan
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dresser
tip
pressure chamber
blade
welding gun
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JP2247154A
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JPH04127975A (ja
Inventor
敏博 西脇
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小原株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ドレッサの刃を具有するドレッサ本体を基台
上に配置し、該ドレッサの刃をチップにより押圧するこ
とによりドレッシングを行なう溶接ガンのチップドレッ
シング装置に関する。
[従来の技術] 溶接ガンの電極部分であるチップは、ワークに加圧通電
して繰返し溶接していく間に摩耗するので、これをその
まま使用していると溶接強度等に影響を及ぼすことにな
る。そのため適時チップをドレッシングする必要があ
る。
そのため、自動的にチップをドレッシングする装置とし
て、溶接ガンのチップを所定位置に設置したままドレッ
シングを行なうべく、基台上にドレッサ本体を駆動する
駆動装置を移動可能に設け、ドレッサ本体に接続する空
気開閉弁を制御するスイッチを前記駆動装置とドレッサ
本体の間に介在させ、ドレッサの刃を回転させるための
エアモータの入口圧に応動するタイマーの回路に前記駆
動装置への空気切換弁を介在させ、前記駆動装置に早戻
り用シリンダと早戻り用ピストンロッドからなる駆動装
置の基台中央への早戻り機構を設け、該早戻り用シリン
ダに接続される空気制御弁を前記タイマーの回路に接続
した溶接ガンのチップドレッシング装置を本発明者は先
に発明をして既に公知にしている(特願昭60-286902号
参照)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来技術においては、ドレッ
サ本体を駆動する駆動装置を必要とすることから、その
機構が複雑であり且つそれを制御する多くの制御装置を
も必要となり、設備費用が増大すると共に装置全体が大
型となる、という問題がある。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、ドレッ
シングすべきチップを移動させてドレッサの刃に押圧す
るようにし、これに伴う反力を圧力室によって吸収する
ようにして、コンパクトで安全な溶接ガンのチップドレ
ッシング装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明における溶接ガンの
チップドレッシング装置は、 ドレッサ本体と基台との間に圧力室を介在させ、該圧力
室から両側へ突出する軸端を前記基台に当接すると共に
圧力室の上方に形成した支持部材間にドレッサ本体を移
動可能に保持する保持軸を固定し、該保持軸にドレッサ
本体を左右から押圧する付勢装置を配置した、 のである。
[作用] 所定位置にあるドレッサ本体に対してドレッシングすべ
きチップを移動させて該ドレッサ本体に備えられたドレ
ッサの刃に押圧すると、ドレッサ本体が保持軸に案内さ
れ、該保持軸に設けた付勢装置の付勢力に抗して移動し
スイッチが入りドレッサの刃が回転して前記チップのド
レッシングを行なう。この押圧による反力は圧力室から
両側へ突出する軸端が基台に当接されていることから、
該圧力室に吸収される。
[実施例] 第1図ないし第3図に示す本発明の1実施例について以
下説明する。
1は基台であり、この基台1の両側立ち上り部2,2に
は、圧力室3から両側へ突出する軸4,5の各端部が当接
されるようになっている。そして、該軸4,5の各他端部
は圧力室3内にあって、該室3内の加圧空気或は付勢さ
れたスプリングの押圧力を常に受けている。
6はドレッサ本体であり、先端に刃7,8を備え内部に該
刃7,8を回転させるための周知の伝動機構(図示せず)
を有する箱体9を前方に備えており、該ドレッサ本体6
内には刃7,8を回転駆動する周知のエアモータ(図示せ
ず)が配備され、後端には前記エアモータを作動させる
ための加圧空気供給管の接続口10が設けられている。ま
た、該ドレッサ本体6の下部には貫通孔11が穿設されて
いて、該孔11を貫通する保持軸12の各端部は前記圧力室
3の上方に形成された支持部材13,13に固定されてい
る。また、保持軸12にはコイルスプリング14,14が配置
され該スプリング14,14はそれぞれドレッサ本体6を押
圧するように付勢されている。更に圧力室3の側面に立
設されたスイッチホルダー15,16の上端には前記ドレッ
サ本体6の側面に対向するスイッチ17,18が設けられて
いて、該スイッチによって前記エアモータの駆動が制御
される。
なお、19はドレッサ本体6のガイド,20は圧力室3のガ
イドであり、仮想線で示した21,22はドレッシングすべ
きチップである。
以上のような構成からなる装置において、チップ21をド
レッシングする場合、チップ21を第1,2図で右側へ移動
させて該チップ21の先端でドレッサの刃7を押圧する。
この押圧力がスプリング14の付勢力に打ち勝つとドレッ
サ本体6は右行し、該ドレッサ本体6の側面がスイッチ
17に当接して該スイッチ17がONして、図示しない制御回
路によって加圧空気が接続口10からエアモータに供給さ
れて該エアモータが駆動されるのでドレッサの刃7は回
転して、チップ21をドレッシングする。このチップ21に
よる押圧力はスプリング14,支持部材13,圧力室3,軸4を
介して基台1に伝達され、その反力が軸4を介して圧力
室3に掛かるのであるが、その反力は該圧力室3内の加
圧空気或はスプリングによって吸収される。
チップ21のドレッシングが終了すると該チップ21は左側
に移動されてチップ21によるドレッサの刃7への押圧力
が解かれるので、ドレッサ本体6はスプリング14の蓄力
により左行しスイッチ17がOFFされてエアモータへの加
圧空気の供給が停止してドレッサの刃7の回転は停止す
る。
次いでチップ22をドレッシングする場合、チップ22を第
1,2図で左側へ移動させて該チップ22の先端でドレッサ
の刃8を押圧する。この押圧力がスプリング14の付勢力
に打ち勝つとドレッサ本体6は左行し、該ドレッサ本体
6の側面がスイッチ18に当接して該スイッチ18がONし
て、図示しない制御回路によって加圧空気が接続口10か
らエアモータに供給されて該エアモータが駆動されるの
でドレッサの刃8は回転して、チップ22をドレッシング
する。このチップ22による押圧力はスプリング14,支持
部材13,圧力室3,軸5を介して基台1に伝達され、その
反力が軸5を介して圧力室3に掛かるのであるが、その
反力は該圧力室3内の加圧空気或はスプリングによって
吸収される。
チップ22のドレッシングが終了すると該チップ22は右側
に移動されてチップ22によるドレッサの刃8への押圧力
が解かれるので、ドレッサ本体6はスプリング14の蓄力
により右行してスイッチ18がOFFされてエアモータへの
加圧空気の供給が停止してドレッサの刃8の回転は停止
する。
なお、保持軸12にドレッサ本体6を左右から押圧する付
勢装置を配置した構成において上記実施例では、付勢装
置としてコイルスプリング14,14を用いたものについて
説明をしたが、この付勢装置としてはこれに限らず例え
ば、保持軸12に移動可能に設けたシリンダをドレッサ本
体6に固定すると共に前記シリンダ内で保持軸12に隔壁
を設けてシリンダ内を隔壁によって区画される2つの加
圧空気室とし、該シリンダの内面が隔壁を摺動するよう
にすることにより、ドレッサ本体6を付勢するようにし
てもよく、或は他の付勢装置として周知の手段によって
もよい。
[発明の効果] 本発明は、ドレッサ本体と基台との間に圧力室を介在さ
せ、該圧力室から両側へ突出する軸端を前記基台に当接
すると共に圧力室の上方に形成した支持部材間にドレッ
サ本体を移動可能に保持する保持軸を固定し、該保持軸
にドレッサ本体を左右から押圧する付勢装置を配置した
ので、チップを移動させてドレッサの刃に押圧すること
によって該チップはドレッシングされ、前記従来例のよ
うなドレッサ本体を駆動する駆動装置を全く必要とせず
それだけ機構が単純となると共に該駆動装置を制御する
多くの制御装置も当然必要としなく、それだけ設備費用
が安くなると共に装置全体が小型となる。また、チップ
の押圧による反力も圧力室によって吸収されるので安全
な溶接ガンのチップドレッシング装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るドレッシング装置の平面図、第2
図はその一部断面を含む正面図、第3図はその側面図を
示す。 1……基台、3……圧力室、4,5……軸、6……ドレッ
サ本体、7,8……ドレッサの刃、12……保持軸、13……
支持部材、14……スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドレッサの刃を具有するドレッサ本体を基
    台上に配置し、該ドレッサの刃をチップにより押圧する
    ことによりドレッシングを行なう溶接ガンのチップドレ
    ッシング装置において、前記ドレッサ本体と基台との間
    に圧力室を介在させ、該圧力室から両側へ突出する軸端
    を前記基台に当接すると共に圧力室の上方に形成した支
    持部材間にドレッサ本体を移動可能に保持する保持軸を
    固定し、該保持軸にドレッサ本体を左右から押圧する付
    勢装置を配置したことを特徴とする溶接ガンのチップド
    レッシング装置。
JP2247154A 1990-09-19 1990-09-19 溶接ガンのチップドレッシング装置 Expired - Lifetime JPH07115210B2 (ja)

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JPS6012288A (ja) * 1983-07-01 1985-01-22 Nissan Motor Co Ltd チツプドレツサ
JPH0222157Y2 (ja) * 1984-09-26 1990-06-14
JPS6264484A (ja) * 1985-09-17 1987-03-23 Takeshi Kuribayashi 溶接ガンのチツプドレツシング方法及びその装置

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