JPH07115096B2 - プレスラインの被成型部材搬送装置 - Google Patents

プレスラインの被成型部材搬送装置

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JPH07115096B2
JPH07115096B2 JP3302900A JP30290091A JPH07115096B2 JP H07115096 B2 JPH07115096 B2 JP H07115096B2 JP 3302900 A JP3302900 A JP 3302900A JP 30290091 A JP30290091 A JP 30290091A JP H07115096 B2 JPH07115096 B2 JP H07115096B2
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和田義政
小林勇
小倉検二
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富士エンヂニアリング株式会社
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  • Reciprocating Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄板などから成る被成
型部材を各プレス装置にて順次プレスすることにより、
自動車用のドアやボンネットなどを成型するプレスライ
ンにおける被成型部材搬送装置に関し、特に容易かつ迅
速にプレスライン構成(段取り)を行うことが可能であ
って、工場内の省スペース化も図れるようにしたプレス
ラインの被成型部材搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ドアやボンネットなど自動車の
車体には、高強度を有するとともに加工性に優れ且つ塑
型性のある鉄板などの被成型部材が使用されるが、この
被成型部材は複数のプレス装置により順次プレス加工さ
れることにより自動車のドアなどに成型されている。
【0003】従来、その被成型部材をプレス成型するプ
レスラインは、図8に示すように打ち抜き、成型、絞り
などを行う各プレス装置P1,P2,・・・間にシャト
ルフィーダ1やベルトコンベヤ2を配することにより構
成され、そのベルトコンベヤ2やシャトルフィーダ1に
より搬送された被成型部材Wを自動または手動で順次後
工程のプレス装置P2,P3,・・・に搬入して成型す
るようにしている。
【0004】例えば、被成型部材Wを搬出装置61によ
りプレス装置P1から自動搬出することができ、且つそ
の被成型部材Wを搬入装置63によりプレス装置P2に
自動搬入できるとき、このプレス装置P1,P2間に
は、サーボモータによって駆動されるキャリッジにより
被成型部材Wを定位置に搬送することのできるシャトル
フィーダ1が配置される。
【0005】また、搬出装置61による自動搬出、また
は搬入装置63による自動搬入が不可能なプレス装置間
(例えばプレス装置P2,P3間)には、ベルトコンベ
ヤ2が配置され、搬出装置61やキッカー或いは人為的
にて取り出した被成型部材Wをベルトコンベヤ2上に載
置し、これをプレス装置P3の近傍まで搬送した後に人
為的にプレス装置P3に搬入してプレス成型するように
している。
【0006】従って、1〜2時間毎に被成型部材Wの成
型変更(ライン流しの型番変更)が成される都度、シャ
トルフィーダ1やベルトコンベヤ2の入れ替え作業を行
って、被成型部材Wの成型変更に対応できるようにして
いる。
【0007】一方、一般に一次成型用のプレス装置P1
では、被成型部材Wが逆凹字形状に成型されるのである
が、一次成型以降のプレス装置P2,P3,・・・で
は、凹字形状に成型された被成型部材のみが搬入可能と
されている。
【0008】従って、プレス装置P1,P2間で搬出入
装置61,63の利用が可能であることにより被成型部
材Wの自動流しが可能であれば、そのプレス装置P1,
P2間には、図示せぬ反転装置を備えたシャトルフィー
ダが配置され、その反転装置で以って被成型部材Wを搬
送途中で反転させ、その後これをプレス装置P2に搬入
している。なお、プレス装置P1,P2間で被成型部材
Wの自動流しが不可能であるとき、このプレス装置P
1,P2間には前述の如くベルトコンベヤ2が配置され
るのであるが、このときには被成型部材Wを搬送途中で
人為的に反転させ、その後これをプレス装置P2に搬入
している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被成型
部材の成型変更に対応するべくプレスラインの段取りを
都度行うと、多大な時間と労力を要して作業効率や設備
稼働率の悪化を招いてしまうという難点があった。
【0010】また、従来のプレスラインにおいては、入
れ替え用のシャトルフィーダやベルトコンベヤをプレス
ラインの近傍に常備しておかなければならない。例え
ば、図8に示すプレス装置P1から搬出装置による自動
搬出が不可能であるか、或いはプレス装置P2に搬入装
置による自動搬入が不可能であることにより、プレス装
置P1,P2間にベルトコンベヤが配置されていると
き、被成型部材の成型変更が生じてプレス装置P1,P
2に対する被成型部材の自動搬出、自動搬入が可能とな
った場合のために、プレスラインの近傍にはシャトルフ
ィーダを配置するようにしている。
【0011】このため、シャトルフィーダを配置してお
くためのスペースを要することとなり、狭い工場などに
あってプレスラインを設備できず、また広いスペースを
有する工場にあっても省スペース化が図れないという問
題があった。
【0012】本発明は上記事情に鑑み、容易かつ迅速に
プレスライン構成(段取り)を行うことが可能で、且つ
工場内の省スペース化が図れるようにするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するため、所定箇所に停止可能な往復動するキャリッジ
を備えたシャトルフィーダの両側に、コンベヤベルトの
上面が前記キャリッジの上面より高くなるようにして互
いに間隔を調整可能なベルトコンベヤを併設し、また前
記キャリッジに被成型部材を載置可能なアタッチメント
を着脱自在に取り付けて成り、そのアタッチメントの着
脱により、プレス装置間で被成型部材を前記ベルトコン
ベヤもしくは前記シャトルフィーダの何れか一方で搬送
可能としたプレスラインの被成型部材搬送装置を提供す
るものである。
【0014】特に、シャトルフィーダは2つのキャリッ
ジを備え、その一方が当該シャトルフィーダの略中央と
長手方向における一端との間で往復し、他方が当該シャ
トルフィーダの略中央と長手方向における他端との間で
往復するようにしてある。
【0015】
【作用】本発明によれば、プレスラインの自動化にて使
用されるシャトルフィーダの機能と、被成型部材をプレ
ス装置に手動で搬入する際に使用されるベルトコンベヤ
の機能とを兼備しているので、成型された被成型部材を
搬出装置にてプレス装置から自動搬出可能であって、且
つ搬入装置にて次工程のプレス装置に自動搬入可能であ
るとき、そのプレス装置間にあって被成型部材をシャト
ルフィーダで搬送することができる。一方、搬出装置や
搬入装置によりプレス装置に対する被成型部材の自動搬
出、自動搬入ができないとき、そのプレス装置間にあっ
ては被成型部材をベルトコンベヤで搬送することができ
る。
【0016】すなわち、プレス装置によりプレス成型さ
れた被成型部材を該プレス装置から搬出装置により搬出
可能であって、且つこれを次工程のプレス装置に搬入装
置により自動搬入できるとき、シャトルフィーダのキャ
リッジにアタッチメントを取り付けると、その被成型部
材がアタッチメントに載せられた状態でシャトルフィー
ダにて定位置に高速で搬送されるようになる。
【0017】一方、搬出装置や搬入装置によりプレス装
置に対する被成型部材の自動搬出、自動搬入ができない
とき、キャリッジからアタッチメントを取り外すと、そ
の被成型部材がコンベヤベルト上に載せられた状態でベ
ルトコンベヤにて搬送されるようになる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、図1〜図4は本発明の好適な一例として、プレ
スラインの被成型部材搬送装置10を示す。図示するよ
うに、この搬送装置10は、所定箇所に停止可能な往復
動するキャリッジ33a,33bを備えたシャトルフィ
ーダ30の両側に、コンベヤベルト21の上面21aが
キャリッジ33a,33bの上面39より高くなるよう
にして互いに間隔を調整可能なベルトコンベヤ20,2
0を併設し、またキャリッジ33a,33bに被成型部
材Wを載置可能なアタッチメント40を着脱自在に取り
付けて成り、そのアタッチメント40の着脱により、例
えば図7に示すプレス装置P1,P2間で被成型部材W
をベルトコンベヤ20,20もしくはシャトルフィーダ
30の何れか一方で搬送可能としてある。
【0019】ベルトコンベヤ20,20は、図3で明確
にしているように主動ドラム23a、従動ドラム23
b、及びテンションローラ24a,24b,24cにコ
ンベヤベルト21を張架するとともに、支持脚25で所
要箇所を支持することにより構成され、取り分けその長
手方向に伸縮することで長さ調整可能としてある。
【0020】一方、シャトルフィーダ30は、図1また
は図4に示す如く、上部両側縁にレール31a,31a
が設けられた本体部31と、そのレール31a,31a
上を滑走する車輪38を備え本体部31の長手方向に往
復動するキャリッジ33a,33bとにより構成してあ
る。
【0021】ここで、本体部31の一端側に配されたサ
ーボモータ32と、このサーボモータ32の駆動軸に嵌
着されたプーリ34aと、本体部31における長手方向
の一端側にある回動軸37aの両端に嵌着されたプーリ
34b,34cと、本体部31における長手方向の一端
にある回動軸37bの両端に嵌着されたプーリ34d,
34eと、本体部31における長手方向の他端側にある
回動軸37cの略中央に嵌着されたプーリ34fは、そ
れぞれ図1に示すように歯付きベルト35a,35b,
35cにて連結されており、これにより歯付きベルト3
5cに連結杆36を当着したキャリッジ33a,33b
がサーボモータ32の駆動に伴って往復動するようにな
っている。
【0022】特に、2つのキャリッジ33a,33b
は、図1に示すように一方がシャトルフィーダ30の中
央に位置するとき、他方がシャトルフィーダ30の端に
位置するようにしてある。取り分け、一方のキャリッジ
33aは図3に示すポイントB,C間で、また他方のキ
ャリッジ33bはポイントA,B間でそれぞれ同時に往
復するようにしてある。
【0023】ところで、上記の如く構成されたベルトコ
ンベヤ20,20とシャトルフィーダ30は、可動ベー
ス11,11に取り付けられた支持杆13,13に架設
されている。特に、ベルトコンベヤ20,20の支持脚
25は支持杆13に対して摺動自在に取り付けられてい
て、双方のベルトコンベヤ20,20の間隔を調整でき
るようにしてある。
【0024】従って、その双方のベルトコンベヤ20,
20に架け渡された状態で搬送される被成型部材Wは、
そのベルトコンベヤ20,20の間隔を適宜に調整する
ことで各種の大きさのものを搬送することができる。
【0025】また、可動ベース11には載置台15に立
設してある支持軸17と螺杆19がそれぞれ挿通されて
おり、モータ18によって回転軸16を回転駆動して螺
杆19を回転させることにより、可動ベース11が上下
動するようにしてある。更に、載置台15の底面には車
輪14,14,・・・が取付られており、搬送装置10
の移動が容易に行えるようにしてある。
【0026】一方、上述の如く支持杆13上に載置され
たベルトコンベヤ20,20とシャトルフィーダ30に
あって、シャトルフィーダ30のキャリッジ33a,3
3bの上面39に形成されたブラケット39aには、ア
タッチメント40が取り付けられるようにしてある。な
お、このアタッチメント40は、被成型部材Wを載置す
るための載置板41と、この載置板41における底面の
中央から鉛直下方に延びてブラケット39aに装着され
る脚部43とにより成り、キャリッジ33a,33bに
対して着脱自在とされている。
【0027】従って、図5に示すように成型された被成
型部材Wにあって、これを搬出装置61で以ってプレス
装置Pから搬出できない場合、アタッチメント40を取
り外すことにより、その被成型部材Wを図示せぬキッカ
ーを用いるか人為的にベルトコンベヤ20,20上に搬
出して搬送することができる。(ここで、搬出装置61
が使用不可能であると、上述の如くキッカーや人為的作
業による搬出となるが、キッカーによればアタッチメン
ト40へ被成型部材Wを載置することが構造上不可能で
あり、また人為的作業によれば高速運転されるキャリッ
ジ33a,33bの近傍での作業が安全上好ましくない
ため、このような箇所ではシャトルフィーダ30による
搬送はできない)。なお、搬入装置が使用不可能である
場合についても同様にアタッチメント40を取り外して
の使用となる。
【0028】一方、図6に示すように成型された被成型
部材Wにあって、これを搬出装置61で以ってプレス装
置Pから搬出することができ、且つこれを次工程のプレ
ス装置に搬入装置で以って搬入できる場合には、アタッ
チメント40を取り付けることにより、シャトルフィー
ダ30での搬送が可能となり、このときプレスラインを
自動化することができる。
【0029】なお、上記実施例の搬送装置10によれ
ば、シャトルフィーダ30が各プレス装置のプレス加工
箇所を結ぶ仮想線と合致するようにしてプレスラインに
設置される。
【0030】次に、搬送装置10の作用を説明すると、
この搬送装置10は主に図示せぬ反転装置が設けられた
プレス装置間に配置させる。
【0031】なお、一般に一次成型用のプレス装置は、
被成型部材を逆凹字形状に成型するのであるが、次工程
のプレス装置では凹字形状に成型された被成型部材のみ
が搬入可能となっているので、そのプレス装置間には、
一次成型用のプレス装置でプレス成型された被成型部材
を反転させるための反転装置が配置され、その反転装置
で被成型部材を搬送途中で反転させた後、次のプレス装
置に搬入するようにしている(シャトルフィーダの使用
時のみ)。
【0032】そこで、搬送装置10によれば、キャリッ
ジ33bにより搬送された被成型部材を図3のB地点に
停止させ、ここで図示せぬ反転装置により被成型部材を
反転し、その合間にキャリッジ33bをA地点に戻すと
同時に他方のキャリッジ33aをB地点に移動させる。
そして、反転した被成型部材をキャリッジ33aのアタ
ッチメント40に載置させてC地点まで搬送し、同時に
キャリッジ33bにて次の被成型部材をB地点まで搬送
することにより、連続した反転、搬送作業が可能とな
る。
【0033】一方、ベルトコンベヤ20,20にて被成
型部材を搬送する場合(このとき被成型部材は人為的に
反転させる)、被成型部材の大きさに応じてベルトコン
ベヤ20,20の間隔を調整することにより、様々な被
成型部材を搬送することができる。なお、シャトルフィ
ーダ30にあっては、取り付けるアタッチメント40を
被成型部材の大きさに合わせて適宜変更することによ
り、様々な被成型部材の搬送が可能である。
【0034】ところで、本実施例にあって、キャリッジ
33a,33bを一方のキャリッジ33bのみの構成と
し、且つそのキャリッジ33bをポイントA,C間で往
復するように制御することもできる。そして、このとき
反転装置が配されないプレス装置間などでの使用も可能
となる。
【0035】例えば、図7(a)に示すように、プレス
装置P1,P2,・・・を単独で使用するに場合、搬送
装置10を90度旋回させるか或いは搬送装置10を他
所に移動させることにより、搬送装置10による作業阻
害を回避して作業を行うことが可能となる。
【0036】また、図7(b)に示すように、例えば、
プレス装置P1,P3にあって被成型部材の自動搬出、
自動搬入が不可能である場合には、プレス装置P1,P
2間、及びプレス装置P2,P3間の搬送装置10から
アタッチメント40を取り外して使用するのであって、
このとき作業者gがプレス装置P1にセッティングした
被成型部材のプレス成型が完了すると、図示せぬキッカ
ーにより蹴り出された被成型部材がベルトコンベヤ2
0,20上に橋渡しされた状態で載置され、これがプレ
ス装置P2の近傍まで搬送された後、作業者gにてプレ
ス装置P2に搬入されてプレス成型されることとなる
(以後同様)。
【0037】また、図7(c)に示すように、例えば、
プレス装置P2にあって被成型部材の自動搬出、自動搬
入が不可能である場合にも、プレス装置P1,P2間、
及びプレス装置P2,P3間の搬送装置10からアタッ
チメント40を取り外して使用するのであって、このと
き自動供給機dにてプレス装置P1に自動セッティング
した被成型部材のプレス成型が完了すると、図示せぬキ
ッカーにより蹴出された被成型部材がベルトコンベヤ2
0,20上に橋渡しされた状態で載置され、これがプレ
ス装置P2の近傍まで搬送された後、作業者gにてプレ
ス装置P2に搬入されてプレス成型されることとなる
(以後同様)。
【0038】また、図7(d)に示すように、例えば、
プレス装置P3にあって被成型部材の自動搬出、自動搬
入が不可能であれば、プレス装置P1,P2間の搬送装
置10にアタッチメント40を取り付け、プレス装置P
2,P3間の搬送装置10からはアタッチメント40を
取り外して使用するのであって、このとき自動供給機d
にてプレス装置P1に自動セッティングした被成型部材
のプレス成型が完了すると、搬出装置61により自動搬
出された被成型部材がアタッチメント40上に載置さ
れ、これがプレス装置P2の近傍における所定箇所まで
高速で搬送された後、搬入装置63によりプレス装置P
2に自動搬入されることとなる。そして、プレス装置P
2でプレス成型された被成型部材は、図示せぬキッカー
で蹴り出され、ベルトコンベヤ20,20上に橋渡しさ
れた状態で載置されてプレス装置P3の近傍に搬送され
た後、作業者gによりプレス装置P3にセッティングさ
れてプレス成型されることとなる。
【0039】また、図7(e)に示すように、例えば、
プレス装置P1〜P3の全てで被成型部材の自動搬出、
自動搬入が可能であれば、プレス装置P1,P2間、及
びプレス装置P2,P3間の搬送装置10にアタッチメ
ント40を取り付けて使用するのであって、このとき自
動供給機dによりプレス装置P1に自動セッティングし
た被成型部材のプレス成型が完了すると、搬出装置61
により自動搬出された被成型部材がアタッチメント40
上に載置され、これがプレス装置P2の近傍における所
定箇所まで高速で搬送された後、搬入装置63によりプ
レス装置P2に自動搬入されてプレス成型されることと
なる(以後同様)。なお、この場合にはプレスラインが
完全自動化されるようになる。
【0040】上述のように、本発明に係わる搬送装置1
0は、プレス装置P1,P2,・・・に搬出装置61、
及び搬入装置63による自動搬出、自動搬入が可能であ
るか否かによってベルトコンベヤを配置したり、シャト
ルフィーダを配置したりの段取りが不要で、アタッチメ
ント40の着脱のみで段取りを行うことができるので作
業効率が向上する。
【0041】更に、2つのキャリッジ33a,33bを
有し、且つシャトルフィーダ30が中央に配置されるこ
とにより、アタッチメント40の両側から被成型部材の
両端が突出することとなる。従って、図示せぬ反転装置
により被成型部材の両側を挟持可能となるため、反転装
置の配置されるプレス装置間での使用が可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、ベルトコンベヤに挟ま
れた状態で中央にシャトルフィーダが位置するので、シ
ャトルフィーダのキャリッジに取り付けられたアタッチ
メントから、載置した被成型部材の両側が突出すること
となり、それ故そこを被成型部材の反転に用いられる反
転装置にて挟持することができる。従って、その反転装
置が設備されたプレス装置間において使用すると極めて
有効である。
【0043】また、1〜2時間毎に被成型部材の型番変
更が成されることにより生じるプレスラインの段取り作
業を、アタッチメントの着脱だけで行うことができる。
この結果、容易かつ迅速な段取りが可能となり、ひいて
は作業効率が向上し、しかもプレスラインの稼働率が向
上するという効果を得る。
【0044】また、アタッチメントの着脱を以ってベル
トコンベヤやシャトルフィーダによる被成型部材の搬送
が可能であるため、入れ替え用のベルトコンベヤやシャ
トルフィーダをプレスラインの近傍に配しておく必要が
ない。このため、プレスラインを設備するときに広い設
置スペースが不要であってスペースの有効利用も図れる
という効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる搬送装置の実施例を示す平面図
【図2】同実施例を示す正面図
【図3】同実施例を示す側面図
【図4】本発明に係わる搬送装置のキャリッジ部分を示
す拡大図
【図5】プレス装置によるプレス成型状態を示す概略図
【図6】プレス装置によるプレス成型状態を示す概略図
【図7】本発明に係わる搬送装置の使用パターンを示す
使用状態図
【図8】従来のプレスライン構成を示す概略図
【符号の説明】
P,P1,P2,P3 プレス装置 W 被成型部材 10 搬送装置 15 載置台 20 ベルトコンベヤ 21 コンベヤベルト 21a コンベヤベルトの上面 30 シャトルフィーダ 33a,33b キャリッジ 33b キャリッジ 39 キャリッジの上面 40 アタッチメント 61 搬出装置 63 搬入装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B62D 65/00 L B65G 25/06 47/91 D (56)参考文献 特公 昭63−36859(JP,B2) 特公 昭48−42915(JP,B1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定箇所に停止可能な往復動するキャリ
    ッジを備えたシャトルフィーダの両側に、コンベヤベル
    トの上面が前記キャリッジの上面より高くなるようにし
    て互いに間隔を調整可能なベルトコンベヤを併設し、ま
    た前記キャリッジに被成型部材を載置可能なアタッチメ
    ントを着脱自在に取り付けて成り、そのアタッチメント
    の着脱により、プレス装置間で被成型部材を前記ベルト
    コンベヤもしくは前記シャトルフィーダの何れか一方で
    搬送可能としたプレスラインの被成型部材搬送装置。
  2. 【請求項2】 シャトルフィーダは2つのキャリッジを
    備え、その一方が当該シャトルフィーダの略中央と長手
    方向における一端との間で往復し、他方が当該シャトル
    フィーダの略中央と長手方向における他端との間で往復
    するようにしてある請求項1記載のプレスラインの被成
    型部材搬送装置。
JP3302900A 1991-11-19 1991-11-19 プレスラインの被成型部材搬送装置 Expired - Lifetime JPH07115096B2 (ja)

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WO2022196122A1 (ja) * 2021-03-17 2022-09-22 コマツ産機株式会社 ワーク搬送装置

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