JPH07114655A - 図形処理装置 - Google Patents

図形処理装置

Info

Publication number
JPH07114655A
JPH07114655A JP5260807A JP26080793A JPH07114655A JP H07114655 A JPH07114655 A JP H07114655A JP 5260807 A JP5260807 A JP 5260807A JP 26080793 A JP26080793 A JP 26080793A JP H07114655 A JPH07114655 A JP H07114655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
auxiliary line
display
dimensional space
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5260807A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Fukahori
和生 深堀
Toshihiro Yamazaki
俊博 山崎
Hideaki Umetsu
英暁 梅津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5260807A priority Critical patent/JPH07114655A/ja
Publication of JPH07114655A publication Critical patent/JPH07114655A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無意味な補助線に対する計算・表示等を行わ
ずに処理速度を向上させ、各ビュー毎に必要な補助線だ
けを選択して表示させて表示画面を簡略化する作業性に
優れた図形処理装置を提供することを目的とする。 【構成】 数値等を入力する入力部1と、3次元空間中
の図形を2以上のビューを用いて表示する表示部2と、
位置座標等を指示する座標指定部3と、3次元空間中に
作成された各補助線の属性を記憶する補助線属性記憶部
10と、補助線を3次元空間中に作成し補助線を表示部
2の表示画像上のいずれのビューに表示するか指定する
属性を補助線属性記憶部10に記憶する補助線属性設定
部11と、補助線の属性を補助線属性記憶部10から読
み出しこの属性で指定された表示部2の表示画像上のビ
ューのみにこの補助線を表示する補助線特定ビュー表示
部12とを備えた構成からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3次元空間中において図
形等を作成するComputer Aided Des
ign(以下CADと略す)等の図形処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの処理能力の向上に
伴って、従来の三面図等を用いた平面的な製図作業に代
わり、3次元CAD等の図形処理装置を用いて3次元空
間中での立体的な製図が行われるようになっている。こ
の図形処理装置における製図作業の際に、3次元的な立
体を2次元的な表示画面に表示するために、立体の正面
図,平面図,側面図あるいは任意の位置・方向の視線か
ら立体を投影したもの等の複数のビューを用いて、立体
の表示,作成等を行っている。また、各ビューにおける
立体の作成等の際の作業性を向上させるために、利用者
が指定した所望の位置に補助線を引くことが行われてい
る。
【0003】以下に従来の図形処理装置について説明す
る。図14は従来の図形処理装置の機能ブロック図であ
る。1は文字,座標等となる数値等を入力するための入
力部、2は入力部1から入力された3次元空間中の図形
を正面図等の複数のビューを用いて表示する表示部、3
は表示部2に表示された表示画像上の任意の位置座標を
指定し立体の入力等を行う座標指定部、4は入力部1,
座標指定部3等から入力された図形の情報等を記憶する
記憶部、5は記憶部4等に存在する図形等を出力する出
力部、6は利用者が入力部1,座標指定部3で指定した
位置に補助線を作成し表示部2中の全てのビューにこの
補助線を表示する補助線表示部、7は利用者が入力部
1,座標指定部3で指定した位置に作業平面を作成する
作業平面作成部、8は作業平面作成部7で作成された作
業平面上に図形処理装置で作成中の図形を構成する要素
の内この作業平面から視認できるものだけを投影して立
体の修正・作成を行う可視要素投影部、9は図形処理装
置全体を制御する制御部である。
【0004】以上のように構成された従来の図形処理装
置について、以下その動作を説明する。初めに、補助線
表示処理について説明する。図15は従来の図形処理装
置の補助線表示処理フローチャートであり、図16は従
来の図形処理装置の補助線表示画面の一例を示す図であ
る。Aは三次元空間中に作成された直方体,Vは垂直方
向の補助線、Hは水平方向の補助線である。ここで、三
次元空間中に予め縦2cm,横4cm,高さ1cmの直方体A
が直方体作図コマンドによって作成されており、この直
方体Aが正面図,平面図,側面図の三面図及びISO図
の4つのビューに展開されて、表示部2の表示画面に表
示されているものとする。また、この作成は平面図を用
いて行われ、直方体Aは平面図上では縦2cm,横4cmの
長方形として表示されているものとする。この時、正面
図等の他のビューにおいても、この直方体Aの情報は反
映されて、表示部2中の各ビューに各々の視点から見た
直方体Aが表示されている。
【0005】まず、利用者は、入力部1,座標指定部3
を用いて、作業可能なビューを作業ビューとして指定す
る(S1)。ここでは、作業ビューとして平面図を指定
する。次に、利用者は、入力部1,座標指定部3を用い
て、補助線作成コマンドを選択する(S2)。ここで
は、補助線の種類として、指定された点で交わる水平線
と垂直線との2本の補助線からなる十字線を選択する。
次に、利用者は、入力部1,座標指定部3を用いて、補
助線を引く位置を表示部2の表示画像上で指定する(S
3)。次に、制御部9は、S3で指定された位置がS1
で指定された作業ビューの内部であるか調べる(S
4)。ここでは、作業ビューとして平面図として指定さ
れている。Noである場合は、制御部9は、指定された
位置が作業ビューの外であることを報知する警告メッセ
ージを表示部2等へ表示して、位置の再指定を行うため
にS3へジャンプし(S5)、Yesである場合は、制
御部9は、S1で指定された作業ビュー上のS3で指定
された位置に補助線を引くための計算を行う(S6)。
ここでは、S2で十字線が指定されているために、水平
線と垂直線との2本の補助線に対する計算が行われる。
次に、制御部9は、S3で指定された位置を元に、3次
元空間中に補助線を作成した場合に、この補助線が、S
1で指定された作業ビュー以外の全てのビューに、どの
ように投影されるかを求めて、作業ビュー以外の全ての
ビューに補助線を引くための計算を行う(S7)。次
に、制御部9は、S6及びS7における計算結果を元に
して、表示部2の表示画像上の全てのビューに対して、
図16に示すように、この補助線の表示を行う(S
8)。ここでは、図16に示すように、S2で十字線を
指定したために、作業ビューである平面図上には補助線
V及び補助線Hの2本が表示され、作業ビューでない正
面図,側面図,ISO図の3つのビューにも、この補助
線V,Hがそれぞれ投影されて表示されている。また、
補助線V,Hは、立体Aを構成する線と区別するため
に、破線で表示されている。
【0006】ここで、図16から明らかなように、正面
図において、補助線Hは点として投影される。同様に、
側面図において、補助線Vは点として投影される。よっ
て、これらのビューにおいては、補助線H,Vは補助線
としての機能を果たしていない。
【0007】次に、可視要素投影処理について説明す
る。図17は従来の図形処理装置の可視要素投影処理時
の表示画面を示す図であり、図18は従来の図形処理装
置の可視要素投影処理時の他の表示画面を示す図であ
る。Bは3次元空間中に予め作成された階段状の立体、
Cは立体Bの一方の端面、Dは立体Bの他方の端面、E
は3次元空間中の立体Bの端面C上に作成された第1の
作業平面、Fは第1の作業平面と同様な端面D上に作成
された第2の作業平面である。
【0008】まず、立体Bの端面Cに関連する要素の変
更等を行う場合には、利用者が、入力部1,座標指定部
3を用いて端面Cと同一の位置,方向を指定する。次
に、制御部9は、指定された位置,方向に第1の作業平
面Eを作成する。次に、制御部9は、この第1の作業平
面E上に立体Bを構成する要素の内、第1の作業平面E
と垂直な方向から見て視認可能な要素のみを投影し、第
1の作業平面E上に投影された平面図形を、図17に示
すように、表示部2の表示画面上に表示する。次に、利
用者は、第1の作業平面E上の平面図形に対してオフセ
ット,トリム等を行って、立体Bの端面Cに関連する要
素の変更等を行う。ここで、図17より明らかなよう
に、第1の作業平面E上には、立体Bの端面Dに関連す
る要素が、第1の作業平面E側から視認できないため
に、表示されていない。そのため、第1の作業平面E上
では、立体Bの端面Dに関連する要素の変更等を行うこ
とはできない。
【0009】そこで、立体Bの端面Dに関連する要素の
変更等を行う場合には、図18に示すように、端面Dと
同一の位置,方向に、新たに第2の作業平面Fを作成
し、この第2の作業平面F上に、同様にして投影された
平面図形をオフセット,トリム等することにより、立体
Bの端面Dに関連する要素の変更等を行っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、補助線表示手段が、利用者の指定に基づい
て作成された補助線を、平面図,ISO図等の全てのビ
ューに、単純に投影して計算・表示しているために、補
助線が、あるビュー上に点として投影される際等の、補
助線がそのビューにおいて補助線としての機能を果たさ
ない場合であっても、この補助線をそのビューに投影す
るための無駄な計算・表示が行われてしまい、図形処理
装置の処理速度が低下して作業性に欠けるという問題点
を有していた。また、三次元空間中に多数の補助線を作
成すると、この補助線が重なって表示される等するため
表示画像が見づらくなるとともに、拡大・縮小・移動等
の処理の際に、この多数の補助線に対する計算等に多大
な処理時間を要し、図形処理装置の処理速度が低下して
作業性に欠けるという問題点を有していた。また、可視
要素投影手段が、利用者が指定した作業平面上に、作成
中の図形を構成する要素の内、この作業平面と垂直な方
向から視認可能な要素のみを投影するために、これによ
って投影されない作成中の図形の要素の変更等を行うた
めには、その要素を視認することができる位置,方向に
新たな作業平面を作成し、この新たな作業平面上でその
要素の変更等を行わなければならず、煩雑で手数が掛か
り作業性に欠けるという問題点を有していた。更に、こ
の作業平面を用いて作成中の図形の要素の変更等を行う
際に、作成中の3次元空間内部の図形のどの要素と、こ
の作業平面上に投影された図形のどの要素とが対応する
かを判別するのが難しく、習熟を要し作業性に欠けると
いう問題点を有していた。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、あるビュー上に点として投影されるもの等の無意味
な補助線に対する計算・表示等を行わずに処理速度を向
上させることができ、多数の補助線を作成した場合等
に、各ビュー毎に必要な補助線だけを選択して計算・表
示させて表示画面を簡略化しこれを見やすくすることが
できるとともに、処理速度を向上させることができ、作
業平面上に作成中の図形を構成する全ての要素を投影し
て作成中の図形の変更等を容易に行うことができ、作成
中の3次元空間内部の図形の要素に対応する、作業平面
上に投影された図形の要素を、極めて容易に判別するこ
とができ、作成中の図形の変更等を極めて容易に行うこ
とができる作業性に優れた図形処理装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の図形処理装置は、文字,座
標等となる数値等を入力する入力部と、入力部から入力
された3次元空間中の図形を2以上のビューを用いて表
示する表示部と、表示部の表示画像上の位置座標等を指
示する座標指定部と、入力部等から入力された図形の情
報等を記憶する記憶部と、記憶部等に存在する図形等を
出力する出力部と、3次元空間中に作成された各補助線
を表示部の表示画像中のどのビューに表示するか指定し
た属性を各補助線毎に記憶する補助線属性記憶部と、入
力部等からの指示に応じて補助線を3次元空間中に作成
するとともにその補助線を表示部の表示画像上のいずれ
のビューに表示するか指定する属性を設定してこれを補
助線属性記憶部に記憶するとともに必要に応じてこの属
性を変更する補助線属性設定部と、補助線属性設定部で
3次元空間中に作成された補助線の属性を補助線属性記
憶部から読み出しこの属性で指定された表示部の表示画
像上のビューのみにこの補助線を表示する補助線特定ビ
ュー表示部と、図形処理装置全体を制御する制御部とを
備えた構成を有しており、請求項2に記載された図形処
理装置は、文字,座標等となる数値等を入力する入力部
と、入力部から入力された3次元空間中の図形等を表示
する表示部と、表示部の表示画像上の位置座標等を指示
する座標指定部と、入力部等から入力された図形の情報
等を記憶する記憶部と、記憶部等に存在する図形等を出
力する出力部と、入力部等からの指示に基づいて3次元
空間中に作業平面を作成する作業平面作成部と、入力部
等から入力された3次元空間中の図形を構成する全ての
要素を作業平面作成部で作成された作業平面上に平行投
影して平面図形を作成しこの作業平面上の平面図形を表
示部に表示する平行投影部と、入力部等からの入力に従
って平行投影部で作成された作業平面上の平面図形の要
素の変更等を行い変更された作業平面上の平面図形の要
素に対応する3次元空間中の図形の要素をこれに応じて
変更等する図形変更部とを備えた構成を有しており、請
求項3に記載された図形処理装置は、請求項2におい
て、入力部等から入力された3次元空間中の図形を表示
部の表示画像上のビューに投影して立体的に表示する立
体表示部と、平行投影部で作成された作業平面上の平面
図形の要素を図形変更部で変更等する際にこの作業平面
上の平面図形の要素及びこれに対応する立体表示部で表
示部に表示されている3次元空間中の図形の要素を明示
する対応要素明示部とを備えた構成を有している。
【0013】ここで、立体表示部によって表示部の表示
画像に表示されるビューとしては、ISO図,斜視図等
が好適に用いられる。また、対応要素明示部において変
更等が行われる作業平面上の図形の要素及びこれに対応
する3次元空間中の図形の要素を明示する方法として
は、これらの要素をブランク表示,ブリンク表示,破線
表示,表示色の変更等を行うことが挙げられる。
【0014】
【作用】この構成によって、補助線属性設定部が、補助
線を3次元空間中に作成する際に、この補助線を、表示
部の表示画像上に複数表示されているビューの中どのビ
ューに表示するかを指定し、これをその補助線の属性と
して補助線属性記憶部へ記憶し、補助線特定ビュー表示
部が、補助線を表示部に表示する際に、補助線属性記憶
部を参照して、その補助線の属性で表示することが指定
されている表示部上のビューにのみ3次元空間中の補助
線を投影・表示するために、利用者が補助線を作成する
際に、補助線が点として表示される等の、補助線がその
機能を果たさないビューに対して、その補助線を表示し
ないように属性を設定することで、無駄な計算・表示を
行うことがなく、図形処理装置の処理速度を向上させる
ことができる。また、補助線属性設定部が、必要に応
じ、利用者の指示に従って補助線属性記憶部に記憶され
ている各補助線の属性を変更することで、視線の位置,
方向が変更された場合等であっても、同様に無駄な計算
・表示を行うことがなく、図形処理装置の処理速度を向
上させることができる。また、平行投影部が、3次元中
の図形を構成する全ての要素を、作業平面作成部で作成
された作業平面上に平行投影し、図形変更部が、利用者
の指示に応じてこの作業平面上に投影された平面図形の
要素を変更等し、この変更等に基づいて、3次元空間中
の図形の要素を変更等することにより、3次元空間中の
図形の、作業平面と垂直な方向から視認可能な要素だけ
でなく、この作業平面上に平行投影される全ての要素に
対して変更等を行うことができ、3次元空間中の図形の
変更等を容易に行うことができる。更に、立体表示部で
3次元空間中の図形を立体的に表示し、対応要素明示部
が、図形変更部で作業平面上に平行投影された平面図形
の要素の変更等を行う際に、この作業平面上の平面図形
の要素及びこの要素と対応する立体表示部で表示された
3次元空間中の図形の要素を明示することで、現在変更
等を行っている作業平面上の平面図形の要素が、3次元
空間中の図形のどの要素と対応するかを容易に把握する
ことができ、3次元空間中の図形の変更等を極めて容易
に行うことができる。
【0015】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例における図形処理装
置について、図面を参照しながら説明する。図1は本発
明の一実施例における図形処理装置の機能ブロック図で
あり、図2は本発明の一実施例における図形処理装置の
構成図である。1は入力部、2は表示部、3は座標指定
部、4は記憶部、5は出力部であり、これらは従来例と
同様なものなので同一の符号を付し説明を省略する。1
0は3次元空間中に作成された各補助線を表示部2の表
示画像上に複数表示されているビューのいずれに表示す
るかを指定した属性を記憶する補助線属性記憶部、11
は入力部1,座標指定部3から入力される利用者の指示
に応じて3次元空間中に補助線を作成するとともに利用
者の指示に応じてこの補助線を表示部2の表示画像中の
いずれのビューに表示するか指定する属性を設定してこ
れを補助線属性記憶部10に記憶し必要に応じてこの属
性を入力部1,座標指定部3からの利用者の指示に基づ
き変更する補助線属性設定部、12は補助線属性設定部
11で3次元空間中に作成された補助線の属性を補助線
属性記憶部10から読み出しこの属性で指定された表示
部2の表示画像上のビューのみにその補助線を表示する
補助線特定ビュー表示部、13は本発明の一実施例にお
ける図形処理装置全体を制御する制御部である。図2に
おいて、14は入力部1を構成しキーボード等からなる
入力装置、15は表示部2を構成しCRT,LCD等か
らなる表示装置、15aは表示装置15の表示画像上の
直線,円等の図形の要素を表示する図形描画領域、15
bは表示装置15の表示画像上の利用者が制御部13に
指示を与えるためのコマンド等を表示するコマンドメニ
ュー領域、16は座標指定部3を構成しマウス,デジタ
イザ等からなるポインティング装置、16aはポインテ
ィング装置16で指示されている座標を決定する決定ボ
タン、17は記憶部4を構成しフロッピーディスク,ハ
ードディスク,光磁気ディスク等からなる外部記憶装
置、18は出力部5を構成しプロッタ等からなる出力装
置、19は制御部13等を構成する本発明の一実施例に
おける図形処理装置の本体である。
【0016】以上のように構成された本発明の一実施例
における図形処理装置について、以下その動作を説明す
る。図3は本発明の一実施例における図形処理装置のフ
ローチャートであり、図4(a)は本発明の一実施例に
おける図形処理装置の表示画像の一例を示す図であり、
図4(b)は図4(a)の要部拡大図であり、図5は本
発明の一実施例における図形処理装置のコマンド選択過
程を示す図であり、図6は本発明の一実施例における図
形処理装置の補助線表示処理の一例を示す図である。A
は直方体、V,Hは補助線であり、これらは従来例と同
様なものなので同一の符号を付し説明を省略する。図5
において、Gは表示部2の表示画像上に表示されて座標
指定部3によって移動されるカーソル、Iは表示部2の
コマンドメニュー領域15bに表示されて利用者が制御
部13に指示を与えるためのコマンドメニュー、Jはコ
マンドメニューI上で補助線コマンドを選択した場合に
表示部2に表示される補助線メニュー、Kは補助線メニ
ューJ上でオプションコマンドを選択した場合に同様に
表示されるオプションメニュー、Lは補助線メニューJ
上でビュー属性コマンドを選択した場合に同様に表示さ
れるビュー属性メニュー、Mはビュー属性メニューL上
で固有コマンドを選択した場合に同様に表示される固有
属性メニューである。ここで、図4(a)に示すよう
に、表示部2を構成する表示装置15には、平面図,正
面図,側面図,ISO図の4つのビューが表示されてい
るものとし、各ビューには、予め3次元空間中に作成さ
れた直方体Aがそれぞれ投影・表示されているものとす
る。
【0017】初めに、従来例と同様にして、作業ビュー
の指定を行う(S1)。ここでは、平面図を用いて補助
線の3次元空間中での作成を行うために、この平面図を
作業ビューに指定する。次に、これから作成する補助線
を表示部2の表示画像上のあるビューに固有のものとす
るか複数のビューで共有するかを補助線メニューJを用
いて選択する(S9)。ここでは、補助線を平面図のみ
に表示させるため、図5に示すように、補助線メニュー
J上でビュー属性コマンドを選択し、ビュー属性メニュ
ーL上で固有コマンドを選択し、更に、固有属性メニュ
ーM上で平面図を指定して、この補助線の属性を平面図
に固有なものとする。ここで、固有属性メニューM上で
複数のビューを指定してもよい。また、ビュー属性メニ
ューL中の参照コマンドは、すでに3次元空間中に作成
されている補助線の属性を参照・変更するためのもので
ある。次に、従来例と同様にして、3次元空間中に補助
線を作成するために、補助線作成コマンドを選択する
(S2)。ここでは、十字線の補助線を作成するため、
図5に示すように、補助線コマンドJ上で、オプション
コマンドを選択し、オプションメニューK上で十字線を
指定して、水平線と垂直線からなる十字線の補助線の作
成を指示する。ここで、オプションメニューK上の2点
指示コマンドは、3次元空間中の2点を指定すること
で、この2点を通る補助線を作成するためのものであ
る。次に、従来例と同様にして、補助線を引く位置を、
入力部1,座標指定部3を用いて指定する(S3)。こ
こでは、十字線の補助線の水平線と垂直線との交点の3
次元空間中の位置を座標指定部3を用いて(0,0,
0)に指定して、補助線の位置の指定を行う。次に、従
来例と同様にして、S3で指定された位置が作業ビュー
の内部でなければ警告を表示する(S4〜S5)。次
に、作成中の補助線が、S9においてあるビューに固有
のものとされているか調べる(S10)。Yesである
場合は、S11へジャンプし、Noである場合は、S1
4へジャンプする。ここでは、S9で補助線を固有とす
ることが指定されているために、S11へジャンプす
る。次に、作成中の補助線の位置,どのビューに表示す
るかという情報を、その補助線の属性として補助線属性
記憶部10に登録する(S11)。ここで、この属性情
報は、補助線が固有か共有か,固有であればいずれのビ
ューに表示するのかを示す第1情報と、補助線が垂直線
であるか十字線であるか等の、補助線の形態を示す第2
情報と、補助線が作成される3次元空間中の座標を示す
第3情報とからなる。また、第3情報は通常は1つの座
標データよりなるが、S2において補助線の位置を3次
元空間中の2点を通るものとした場合には、この2点の
座標データが第3情報となる。ここでは、S9で作成中
の補助線が平面図のみに固有のものとされているため、
第1情報は平面図のみに固有であることを示す「O」、
第2情報はS2で補助線を十字線としているため、これ
を示す「J」、第3情報はS3で補助線の位置座標が
(0,0,0)と指定されているとともに、座標データ
が1つで終わりであることを示す「0/0/0/E」か
らなり、この属性情報が補助線属性記憶部10に記憶さ
れる。次に、補助線属性記憶部10を参照して、作成中
の補助線を、S9で指定された各々のビューに引くため
の計算を行う(S12)。ここでは、属性情報の第1情
報が「O」であるため、平面図に補助線を引く計算のみ
を行う。また、この第2情報が「J」であるため、垂直
線と水平線とからなる十字線の補助線を引く計算が行わ
れる。次に、S12で行われた計算に基づいて、S9で
指定された各々のビューのみに、作成中の補助線を表示
し(S13)、全ての処理を終了する。ここでは、図6
に示すように、平面図,正面図,側面図,ISO図の4
つのビューの内、平面図のみに、水平線H,垂直線Vか
らなる補助線が投影・表示される。一方、S10での判
断がNoであった場合は、共有する補助線の情報を属性
として補助線属性記憶部10に登録する(S14)。こ
こで、属性情報の第1情報はこの補助線を全てのビュー
で共有することを示す「C」よりなり、第2情報及び第
3情報は補助線の形態及び位置に応じてS11と同様に
決定される。次に、作成中の補助線を、表示部2の表示
画像上の全てのビューに引く計算を行う(S15)。次
に、S15で行われた計算に基づいて、作成中の補助線
を、従来例と同様にして、全てのビューへ表示し(S1
6)、全ての処理を終了する。
【0018】以上のように本実施例によれば、補助線属
性設定部11が、補助線を作成する際に、この補助線を
表示部2の表示画像上のどのビューに表示させるかを属
性として指定し、これを補助線属性記憶部10へ記憶し
て、補助線特定ビュー表示部12が、補助線をこの属性
で指定されたビューのみに投影・表示を行うことができ
る。
【0019】尚、本実施例においては、補助線属性設定
部11が、補助線の属性を補助線作成時に設定するよう
にしているが、これを、予め設定された補助線の属性の
変更も行えるようにすると、作業性、汎用性の面から好
ましい。
【0020】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
おける図形処理装置について、図面を参照しながら説明
する。図7は本発明の第2の実施例における図形処理装
置の機能ブロック図である。1は入力部、2は表示部、
3は座標指定部、4は記憶部、5は出力部、7は作業平
面作成部であり、これらは従来例と同様なものなので、
同一の符号を付し説明を省略する。20は3次元空間中
の図形の全ての要素を作業平面作成部7で作成された作
業平面へ平行投影してこの作業平面上に平面図形を作成
する平行投影部、21は平行投影部20で作成された作
業平面上の平面図形の要素を入力部1,座標指定部3に
よる利用者の指示に応じてその作業平面上で変更等しこ
の作業平面上の平面図形の要素に対応する3次元空間中
の図形の要素をこれに応じて変更等して3次元空間中の
図形の変更等を行う図形変更部、22は本発明の第2の
実施例における図形処理装置全体を制御する制御部であ
る。
【0021】以上のように構成された本発明の第2の実
施例における図形処理装置について、以下その動作を説
明する。図8は本発明の第2の実施例における図形処理
装置のフローチャートであり、図9は本発明の第2の実
施例における図形処理装置の平行投影処理の一例を示す
斜視図であり、図10は本発明の第2の実施例における
図形処理装置の表示画面を示す図である。図9におい
て、Bは立体、C,Dは端面であり、これらは従来例と
同様なものなので同一の符号を付し説明を省略する。N
は作業平面作成部7で3次元空間中に作成された作業平
面、Oは平行投影部20で立体Bを作業平面N上に平行
投影して得られた平面図形である。
【0022】ここで、3次元空間中には、図9に示すよ
うな立体Bが予め作成されているものとする。また、図
9の表示例では、一例として作業平面Nを端面Cに作成
しているが、便宜上端面Cから離して図示している。
【0023】初めに、利用者は、3次元空間中に作業平
面Nを作成する(S17)。ここでは、利用者は、入力
部1,座標指定部3を用いて、作業平面N上の任意の点
と方向を指定して、作業平面Nの作成を行う。次に、S
17で作成された作業平面Nに平行投影される、立体B
の各頂点の3次元空間における座標データを取得する
(S18)。次に、図9に示すように、S18で取得さ
れた各頂点から、S17で作成された作業平面N上へ垂
線を引き、この垂線と作業平面Nとの交点を求め、これ
を投影点とすることによって、3次元空間中の立体Nの
各頂点を作業平面N上へ平行投影する(S19)。ここ
では、立体Bの点aから点eは、各々作業平面N上の点
a′から点e′へと平行投影される。次に、立体Bにお
ける各頂点の連結関係及びS19で得られた各投影点の
作業平面N上の位置を元にして、各投影点を連結し、作
業平面N上に平面図形Oを作成することで、3次元空間
中の立体Bの作業平面N上への平行投影を行う(S2
0)。ここでは、例えば立体Bの頂点である点aと点b
とが連結されているため、これらの投影点である作業平
面N上の点a′と点b′とを連結する。一方、同様に立
体Bの点aと点cとが連結されているが、これらの投影
点である点a′と点c′とは、作業平面N上の同一の位
置に存在する。よって、点a′と点c′との間の連結は
行わない。次に、S20で得られた平面図形Oを構成す
る各要素と、これに対応する立体Bの要素との関係を取
得し、これを属性として記憶する(S21)。次に、図
10に示すように、表示部2の表示画像上へ、S17で
作成された作業平面N及びS20で作成された平面図形
Oを表示する(S22)。次に、利用者は、入力部1,
座標指定部3を用いて、表示部2に表示されている作業
平面N上の平面図形Oの要素の変更を行う(S23)。
次に、S21で記憶された属性を参照して、S22で変
更された平面図形Oの要素に対応する立体Bの要素を、
S22での変更に応じて変更し(S24)、全ての処理
を終了する。
【0024】ここで、平面図形Oの要素に、立体Bの要
素が重なって投影され、この重なった部分が指定された
場合には、まず、重なって投影されている平面図形Oの
要素の1つを選択し、この要素が含まれる面を強調表示
等することで明示し、再度この重なった部分が指定され
た際に、平面図形Oの他の要素を選択していくようにす
ればよい。
【0025】以上のように本実施例によれば、平行投影
部20が、3次元空間中の立体Bを構成する全ての要素
を、予め作成された作業平面N上に平行投影して平面図
形Oを作成し、図形変更部21が、利用者の指示に従っ
てこの平面図形Oを変更し、それに応じて立体Bの変更
を行うために、作業平面Oと垂直な方向から視認可能な
要素だけでなく、この作業平面Oに平行投影される全て
の要素に対して変更等を行うことができる。
【0026】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
おける図形処理装置について、図面を参照しながら説明
する。図11は本発明の第3の実施例における図形処理
装置の機能ブロック図である。1は入力部、2は表示
部、3は座標指定部、4は記憶部、5は出力部、7は作
業平面作成部、20は平行投影部、21は図形変更部、
22は制御部であり、これらは実施例2と同様なものな
ので同一の符号を付し説明を省略する。23は3次元空
間中の立体を表示部2の表示画像上に投影して立体的に
表示する立体表示部、24は図形変更部21で3次元空
間中の立体の変更を行う際に変更のために選択されてい
る平行投影部20で作成された平面図形の要素及びこれ
に対応する立体表示部23で表示されている3次元空間
中の立体の要素を表示部2の表示画像上での表示色を変
える等して明示する対応要素明示部である。
【0027】以上のように構成された本発明の第3の実
施例における図形処理装置について、以下その動作を説
明する。図12は本発明の第3の実施例における図形処
理装置のフローチャートであり、図13(a)及び図1
3(b)は本発明の第3の実施例における図形処理装置
の表示画像の一例を示す図である。図13(a)におい
て、Qは3次元空間中に予め作成された立方体、Rは立
方体Qを表示部2の表示画像に投影して立体的に表示す
るための立体ビュー、Sは作業平面作成部7で3次元空
間中に作成された作業平面、Tは平行投影部20によっ
て立方体Qを作業平面S上に平行投影して得られる平面
図形である。
【0028】ここで、3次元空間中に、図13(a)に
示すような立方体Qが予め作成されているものとする。
また、作業平面S上には、要素fと要素x等が重なって
表示されるが、便宜上これらを分けて図示している。
【0029】初めに、立体表示部23によって、3次元
空間中の立方体Qを、表示部2の立体ビューR上に立体
的に表示する(S25)。次に、実施例2と同様にし
て、作業平面Sを作成し、この作業平面S上に立方体Q
を平行投影して平面図形Tを作成し、図13(a)に示
すように、作業平面S及び平面図形Tを表示部2の表示
画像上に表示する(S17〜S22)。次に、利用者
は、入力部1,座標指定部3を用いて、変更を行う作業
平面S上の平面図形Tの要素を選択する(S26)。こ
こでは、平面図形Tの要素f及び要素gを選択する。次
に、利用者は、入力部1,座標指定部3を用いて、対応
要素明示コマンドを選択し、これに応じて、S26で選
択された平面図形Tの要素をブランクして明示する(S
27)。次に、S21で取得された属性を用いて、S2
6で選択された平面図形Tの要素に対応する、S25で
立体ビューRに表示された3次元空間中の立方体Qの要
素の表示色を変更して表示し、これを明示する(S2
8)。ここでは、S26で作業平面S上の平面図形Tの
要素f,gが選択されているため、図13(b)に示す
ように、この要素f,gがブランク表示されるととも
に、これらに対応する立体ビューR上の立方体Qの要素
f′,g′が表示色を変更して表示される。次に、実施
例2と同様にして、利用者の指示に従い、平面図形の要
素を変更し、これに対応する立体の要素の変更を行う
(S23〜S24)。ここで、図13(b)に示すよう
に、変更を行う平面図形Tの要素と、これに対応する立
方体Qの要素とが明示されるため、3次元空間中の立方
体Qの変更を極めて容易に行うことができる。
【0030】以上のように本実施例によれば、立体表示
部23が、3次元空間中に作成された立体を、表示部2
の表示画像上に立体的に表示し、図形変更部21で立体
を変更する際に、作業平面上の平面図形の変更を行うた
めに選択された要素と、この要素に対応する立体表示部
23で表示された立体の要素とを、対応要素明示部24
が明示することによって、3次元空間中の立体を作業平
面を用いて変更する際に、作業平面上で変更のために選
択された平面図形の要素が、3次元空間中の立体のどの
要素と対応するのかを極めて容易に把握することがで
き、3次元空間中の立体を極めて容易に変更することが
できる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、補助線属性設定
部が、補助線を3次元空間中に作成する際に、この補助
線を、表示部の表示画像上に複数表示されているビュー
の中どのビューに表示するかを指定し、これをその補助
線の属性として補助線属性記憶部へ記憶し、補助線特定
ビュー表示部が、補助線を表示部に表示する際に、補助
線属性記憶部を参照して、その補助線の属性で表示する
ことが指定されている表示部上のビューにのみ3次元空
間中の補助線を投影・表示するために、利用者が補助線
を作成する際に、補助線が点として表示される等の、補
助線がその機能を果たさないビューに対して、その補助
線を表示しないように属性を設定することで、無駄な計
算・表示を行うことがなく、図形処理装置の処理速度を
向上させることができ作業性に優れ、補助線属性設定部
が、必要に応じ、利用者の指示に従って補助線属性記憶
部に記憶されている各補助線の属性を変更することで、
視線の位置,方向が変更された場合等であっても、同様
に無駄な計算・表示を行うことがなく、図形処理装置の
処理速度を向上させることができ汎用性に優れ、平行投
影部が、3次元中の図形を構成する全ての要素を、作業
平面作成部で作成された作業平面上に平行投影し、図形
変更部が、利用者の指示に応じてこの作業平面上に投影
された平面図形の要素を変更等し、この変更等に基づい
て、3次元空間中の図形の要素を変更等することによ
り、3次元空間中の図形の、作業平面と垂直な方向から
視認可能な要素だけでなく、この作業平面上に平行投影
される全ての要素に対して変更等を行うことができ、3
次元空間中の図形の変更等を容易に行うことができ、立
体表示部で3次元空間中の図形を立体的に表示し、対応
要素明示部が、図形変更部で作業平面上に平行投影され
た平面図形の要素の変更等を行う際に、この作業平面上
の平面図形の要素及びこの要素と対応する立体表示部で
表示された3次元空間中の図形の要素を明示すること
で、現在変更等を行っている作業平面上の平面図形の要
素が、3次元空間中の図形のどの要素と対応するかを容
易に把握することができ、3次元空間中の図形の変更等
を極めて容易に行うことができる作業性に優れた図形処
理装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における図形処理装置の機能
ブロック図
【図2】本発明の一実施例における図形処理装置の構成
【図3】本発明の一実施例における図形処理装置のフロ
ーチャート
【図4】(a)本発明の一実施例における図形処理装置
の表示画像の一例を示す図 (b)図4(a)の要部拡大図
【図5】本発明の一実施例における図形処理装置のコマ
ンド選択過程を示す図
【図6】本発明の一実施例における図形処理装置の補助
線表示処理の一例を示す図
【図7】本発明の第2の実施例における図形処理装置の
機能ブロック図
【図8】本発明の第2の実施例における図形処理装置の
フローチャート
【図9】本発明の第2の実施例における図形処理装置の
平行投影処理の一例を示す斜視図
【図10】本発明の第2の実施例における図形処理装置
の表示画面を示す図
【図11】本発明の第3の実施例における図形処理装置
の機能ブロック図
【図12】本発明の第3の実施例における図形処理装置
のフローチャート
【図13】(a)本発明の第3の実施例における図形処
理装置の表示画像の一例を示す図 (b)本発明の第3の実施例における図形処理装置の表
示画像の一例を示す図
【図14】従来の図形処理装置の機能ブロック図
【図15】従来の図形処理装置の補助線表示処理フロー
チャート
【図16】従来の図形処理装置の補助線表示画面の一例
を示す図
【図17】従来の図形処理装置の可視要素投影処理時の
表示画面を示す図
【図18】従来の図形処理装置の可視要素投影処理時の
他の表示画面を示す図
【符号の説明】
1 入力部 2 表示部 3 座標指定部 4 記憶部 5 出力部 6 補助線表示部 7 作業平面作成部 8 可視要素投影部 9 制御部 10 補助線属性記憶部 11 補助線属性設定部 12 補助線特定ビュー表示部 13 制御部 14 入力装置 15 表示装置 15a 図形描画領域 15b コマンドメニュー領域 16 ポインティング装置 16a 決定ボタン 17 外部記憶装置 18 出力装置 19 本体 20 平行投影部 21 図形変更部 22 制御部 23 立体表示部 24 対応要素明示部 25 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字,座標等となる数値等を入力する入力
    部と、前記入力部から入力された3次元空間中の図形を
    2以上のビューを用いて表示する表示部と、前記表示部
    の表示画像上の位置座標等を指示する座標指定部と、前
    記入力部等から入力された図形の情報等を記憶する記憶
    部と、前記記憶部等に存在する図形等を出力する出力部
    と、3次元空間中に作成された各補助線を前記表示部の
    表示画像中のどの前記ビューに表示するか指定した属性
    を各補助線毎に記憶する補助線属性記憶部と、前記入力
    部等からの指示に応じて補助線を3次元空間中に作成す
    るとともにその補助線を前記表示部の表示画像上のいず
    れのビューに表示するか指定する属性を設定してこれを
    前記補助線属性記憶部に記憶するとともに必要に応じて
    この属性を変更する補助線属性設定部と、前記補助線属
    性設定部で3次元空間中に作成された補助線の属性を前
    記補助線属性記憶部から読み出しこの属性で指定された
    前記表示部の表示画像上のビューのみにこの補助線を表
    示する補助線特定ビュー表示部と、図形処理装置全体を
    制御する制御部と、を備えたことを特徴とする図形処理
    装置。
  2. 【請求項2】文字,座標等となる数値等を入力する入力
    部と、前記入力部から入力された3次元空間中の図形等
    を表示する表示部と、前記表示部の表示画像上の位置座
    標等を指示する座標指定部と、前記入力部等から入力さ
    れた図形の情報等を記憶する記憶部と、前記記憶部等に
    存在する図形等を出力する出力部と、前記入力部等から
    の指示に基づいて3次元空間中に作業平面を作成する作
    業平面作成部と、前記入力部等から入力された3次元空
    間中の図形を構成する全ての要素を前記作業平面作成部
    で作成された作業平面上に平行投影して平面図形を作成
    しこの作業平面上の平面図形を前記表示部に表示する平
    行投影部と、前記入力部等からの入力に従って前記平行
    投影部で作成された作業平面上の平面図形の要素の変更
    等を行い変更された作業平面上の平面図形の要素に対応
    する3次元空間中の図形の要素をこれに応じて変更等す
    る図形変更部と、を備えたことを特徴とする図形処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記入力部等から入力された3次元空間中
    の図形を前記表示部の表示画像上のビューに投影して立
    体的に表示する立体表示部と、前記平行投影部で作成さ
    れた作業平面上の平面図形の要素を前記図形変更部で変
    更等する際にこの作業平面上の平面図形の要素及びこれ
    に対応する前記立体表示部で前記表示部に表示されてい
    る3次元空間中の図形の要素を明示する対応要素明示部
    と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載の図形処
    理装置。
JP5260807A 1993-10-19 1993-10-19 図形処理装置 Pending JPH07114655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5260807A JPH07114655A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 図形処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5260807A JPH07114655A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 図形処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07114655A true JPH07114655A (ja) 1995-05-02

Family

ID=17353029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5260807A Pending JPH07114655A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 図形処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07114655A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002324086A (ja) * 2001-02-20 2002-11-08 Canon Inc 情報処理装置及び方法
JP2007079952A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Amada Co Ltd 寸法生成システム及びその方法
JP2011154712A (ja) * 2001-02-20 2011-08-11 Canon Inc 情報処理装置、方法およびプログラム
JP2015513379A (ja) * 2012-03-23 2015-05-11 ブルービーム ソフトウェア インコーポレイテッドBluebeam Software, Inc. 表示ビューに関係なく3dモデルの特定の表示ビューに関連付けられた注釈を表示する方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002324086A (ja) * 2001-02-20 2002-11-08 Canon Inc 情報処理装置及び方法
JP2011154712A (ja) * 2001-02-20 2011-08-11 Canon Inc 情報処理装置、方法およびプログラム
JP2007079952A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Amada Co Ltd 寸法生成システム及びその方法
JP2015513379A (ja) * 2012-03-23 2015-05-11 ブルービーム ソフトウェア インコーポレイテッドBluebeam Software, Inc. 表示ビューに関係なく3dモデルの特定の表示ビューに関連付けられた注釈を表示する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0792656B2 (ja) 三次元表示装置
JPH10283158A (ja) ウィンドウの立体表示装置及びその方法
JPH0668758B2 (ja) カーソル制御方法及び3次元図形表示装置
US5734383A (en) Apparatus and method for generating a three-dimensional model on a graphic display from a two-dimensional image
US5712965A (en) Three-dimensional solid arranging/editing method in a computer graphic system and system
JP2853355B2 (ja) 3次元図形データ発生装置
JPH0896023A (ja) 3次元形状データ加工装置
JPH05346957A (ja) 形状特徴量提示装置および方法
JPH09190551A (ja) 3次元形状の作図方法
JPH0342780A (ja) 三次元図形入力方式
JPH07114655A (ja) 図形処理装置
JPH06222899A (ja) マルチウィンドウ表示方式
JP2009123076A (ja) 3次元cadシステムプログラム
JPH0916315A (ja) 情報検索システム
JP3413145B2 (ja) 仮想空間の編集方法及び仮想空間の編集装置
JPH07234949A (ja) 透視図作成支援方法および透視図作成支援システム
JP3361652B2 (ja) 立体図形配置入力方法及びグラフィックシステム
JP5247398B2 (ja) 表示調整装置、表示調整方法及びコンピュータプログラム
JP2000011208A (ja) 画像表示装置及び方法
JPH1097646A (ja) 三次元空間表示システムにおける三次元空間座標値の取得方法および装置
JP2616132B2 (ja) 画像表示装置
JP4310909B2 (ja) 画像処理装置
JPH07105263A (ja) 図形処理装置
JPH07225859A (ja) オブジェクト表示装置
JP3289940B2 (ja) コンピュータグラフィックスおよびその画像観察条件決定支援方法