JPH07114482B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JPH07114482B2
JPH07114482B2 JP1070121A JP7012189A JPH07114482B2 JP H07114482 B2 JPH07114482 B2 JP H07114482B2 JP 1070121 A JP1070121 A JP 1070121A JP 7012189 A JP7012189 A JP 7012189A JP H07114482 B2 JPH07114482 B2 JP H07114482B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転ヘッドドラムに取り付けられてビデオテ
ープをトレースするch1およびch2のビデオヘッドと、同
じく回転ヘッドドラムに対して対応する前記ビデオヘッ
ドよりも先行するトレース位置に取り付けられてビデオ
テープをトレースするch1およびch2のハイファイオーデ
ィオヘッド(FM記録再生型オーディオヘッド)とを備え
たビデオテープレコーダに関する。
(従来の技術) 上記のビデオヘッドとハイファイオーディオヘッドとの
回転ヘッドドラムに対する取り付け位置、つまり、その
回転ヘッドドラムに巻き付けられるビデオテープに対す
る各ヘッドのトレース位置には同一型のビデオテープレ
コーダであっても各社の仕様に応じてバラツキがあるの
が普通である。
(発明が解決しようとする課題) そのため、ビデオヘッドのトラッキング位置を調整して
ビデオ信号のトレースを最適にした場合にハイファイオ
ーディオヘッドがオーディオ信号の最適なトレース位置
にならず、オーディオ信号の再生出力の振幅が大幅に小
さくなってしまい、その結果、映像の再生は良好である
が、音声の再生が極端に悪化してしまうという不具合が
ある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、ビ
デオヘッドのトレース位置を最適に調整しても、ハイフ
ァイオーディオヘッドのトレース位置を単独で最適位置
に自動調整できるようにして映像のみならず音声も良好
に再生できるようにすることを目的としている。
(課題を解決するための手段) このような目的を達成するために、本発明のビデオテー
プレコーダにおいては、回転ヘッドドラムに取り付けら
れたch1およびch2のビデオヘッドと、 同じく回転ヘッドドラムに対して前記ビデオヘッドに対
応して取り付けられた可動式のch1およびch2のハイファ
イオーディオヘッドと、 前記両ハイファイオーディオヘッドの切換用の第1のス
イッチングパルスの入力に応答して、前記ハイファイオ
ーディオヘッドの再生出力を交互に切り換えて増幅出力
する再生出力手段と、 前記両ビデオヘッドの切換用の第2のスイッチングパル
スの入力に応答して、前記第1のスイッチングパルスを
前記再生出力手段に出力するとともに、両ハイファイオ
ーディオヘッドのトレース位置を調整するためのヘッド
駆動信号を出力する演算制御部と、 前記演算制御部から与えられるヘッド駆動信号の入力に
応答して、前記ハイファイオーディオヘッドを可動させ
ることにより、回転ヘッドドラム上におけるビデオテー
プに対するハイファイオーディオヘッドのトレース位置
を変位させるヘッド駆動制御部とからなり、 前記演算制御部は、 前記ヘッド駆動制御部に対して前記ヘッド駆動信号を掃
引出力する第1の出力手段と、 前記ハイファイオーディオヘッドの各トレース位置の調
整に対じて前記再生出力手段から与えられる再生出力の
振幅データを記憶するメモリと、 前記メモリに記憶されている再生出力の振幅データに基
づいて、この振幅データが最大となるときに第1の出力
手段から出力されるヘッド駆動信号を決定する第1の決
定手段と、 前記再生出力手段に前記第1のスイッチングパルスを掃
引出力する第2の出力手段と、 前記第1の決定手段で決定されたヘッド駆動信号が、前
記第1の出力手段から出力されている状態において、前
記再生出力手段から出力される両ハイファイオーディオ
ヘッドの再生出力に基づいて、前記第2の出力手段から
出力される第1のスイッチングパルスの出力タイミング
を決定する第2の決定手段とを含み、 第1決定手段によってハイファイオーディオヘッドの最
適位置を決定したことに伴うハイファイオーディオヘッ
ドの切り換えタイミングのズレを、第2決定手段の出力
で補正することを特徴としている。
(作用) 第1の出力手段からのヘッド駆動信号の入力に応答して
ヘッド駆動制御部はハイファイオーディオヘッドのトレ
ース位置を可変制御する。そして、メモリは、各トレー
ス位置におけるハイファイオーディオヘッドの出力に対
応する再生出力手段から与えられる再生出力の振幅を記
憶する。第1の決定手段は、このメモリに記憶されてい
る再生出力の振幅が最大となるときにヘッド駆動信号が
ヘッド駆動制御部から出力されるように当該ヘッド駆動
信号を決定する。
ここで、第1の決定手段で決定されたヘッド駆動信号
が、前記第1の出力手段から出力されている状態、すな
わち、各ハイファイオーディオヘッドの再生出力が最大
になるように、その位置が調整された後の状態において
は、その調整前の状態と比べたとき、ハイファイオーデ
ィオヘッドの再生出力が重なり合う位置も時間軸で見る
とズレてくる。
そこで、第2の決定手段は、再生出力手段から出力され
る両ハイファイオーディオヘッドの再生出力に基づい
て、第2の出力手段から出力される第1のスイッチング
パルスの出力タイミングを決定する。
これにより、第1決定手段によってハイファイオーディ
オヘッドの最適位置を決定したことに伴うハイファイオ
ーディオヘッドの切り換えタイミングのズレが、第2の
決定手段の出力によって補正されることになる。
その結果、ビデオヘッドのトレース位置を最適に調整し
た後に、ハイファイオーディオヘッドのトレース位置も
最適になるように調整され、しかも、ハイファイオーデ
ィオヘッドのトレース位置の調整に伴うヘッド切り換え
タイミングのズレも自動的に補正されるので、映像およ
び音声がいずれも良好に再生できるようになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図は本発明の実施例に係るビデオテープレコー
ダの要部回路図であり、第2図は第1図の演算制御部の
回路図であり、第3図はその動作説明に供するタイミン
グチャートである。
第1図を参照して、符号1は回転ヘッドドラム、2,3は
それぞれ回転ヘッドドラム1に取り付けられたch1およ
びch2のビデオヘッド(ch1VH、ch2VH)、4,5はそれぞれ
回転ヘッドドラム1に対して各ビデオヘッド2,3に対応
して取り付けられたch1およびch2のハイファイオーディ
オヘッド(ch1HH、ch2HH)である。このハイファイオー
ディオヘッド4,5は回転ヘッドドラム1に対してそのト
レース位置を周知の構造で可変可能に構成されている。
すなわち、このハイファイオーディオヘッド4,5は、ビ
デオテープの斜め方向記録されている各トラックに沿っ
て平行にトレースされるが、このトレースされる方向と
直交する方向(すなわち、トラックの形成方向と直交す
る方向)に変位されるようになっている。しかも、この
場合、両ハイファイオーディオヘッド4,5は、後述する
ヘッド駆動制御部10からのヘッド駆動信号によって、互
いに同期して同一方向に同じ量だけ変位されるようにな
っている。6はヘッドアンプ7と再生出力部8からなる
再生出力手段である。ヘッドアンプ7は、ハイファイオ
ーディオヘッド用の第1のスイッチングパルス(各ハイ
ファイオーディオヘッドの作動を切り換えるためのも
の。)の入力毎に各ハイファイオーディオヘッド4,5の
出力を切り換えて増幅出力し、再生出力部8は、ヘッド
アンプ7からの再生出力の振幅(エンベロープ)値をデ
ジタル値に変換して出力するようになっている。
9はビデオヘッド2,3用の第2のスイッチングパルス
(ビデオヘッドの作動を垂直同期信号に合わせて切り換
えるためのもの。)の入力に応答して第1のスイッチン
グパルスを当該再生出力手段6のヘッドアンプ7に出力
するとともに、ハイファイオーディオヘッド4,5のトレ
ース位置を可変するためのヘッド駆動信号を出力する演
算制御部であって、マイクロコンピュータで構成されて
いる。
10は演算制御部9から与えられるヘッド駆動信号の入力
に応答して回転ヘッドドラム1上におけるビデオテープ
に対するハイファイオーディオヘッド4,5のトレース位
置を可変するヘッド駆動制御部である。
第2図を参照して説明するように、演算制御部9は、第
1の出力手段11、メモリ12、第2の出力手段14、および
制御手段17からなる。
上記の第1の出力手段11は、ヘッド駆動制御部10にヘッ
ド駆動信号を掃引出力するものである。
また、メモリ12は、ハイファイオーディオヘッド4,5の
各トレース位置に対応して再生出力手段6の再生出力部
8から与えられる再生出力の振幅データを記憶するもの
である。
第2の出力手段14は、再生出力手段6のヘッドアンプ7
に第1のスイッチングパルスを掃引出力するものであ
る。
さらに、上記の制御手段17は、第1の決定手段13、第2
の決定手段15、後述の演算動作を行う演算手段16、およ
び全体の動作を制御する中央制御部(図示せず)からな
る。
第1の決定手段13は、メモリ12に記憶されている再生出
力の振幅データに基づいて、この再生出力の振幅が最大
となるときのヘッド駆動信号を第1の出力手段11が出力
するように決定するものである。
また、第2の決定手段15は、第1の決定手段13で決定さ
れたヘッド駆動信号が第1の出力手段11から出力されて
いる状態において、再生出力手段8から出力される両ハ
イファイオーディオヘッドの再生出力に基づいて、第2
の出力手段14から出力される第1のスイッチングパルス
の出力タイミングを決定するものである。
次に、上記構成の動作について第3図のタイミングチャ
ートを参照して説明する。
第3図において、(a)はビデオヘッド切換用の第2の
スイッチングパルスを、同図(b)はハイファイオーデ
ィオヘッド4,5の位置調整前の状態において第2の出力
手段14から出力されるハイファイオーディオヘッドの切
換用のスイッチングパルスを示している。また、同図
(c)はハイファイオーディオヘッド4,5の位置調整前
の状態において再生出力手段6から出力される再生出力
のタイミングを、同図(d)はハイファイオーディオヘ
ッド4,5の位置調整後の状態において再生出力手段6か
ら出力される再生出力のタイミングをそれぞれ示してい
る。さらに、同図(e)はハイファイオーディオヘッド
の位置調整に伴って、第2の出力手段14から出力される
ハイファイオーディオヘッドの切換用のスイッチングパ
ルスを示している。
まず、ここでは、両ハイファイオーディオヘッド4,5が
最適の位置に調整される前の基準のトレース位置(たと
えば、ヘッド4,5の変位可能範囲の中央位置)にあると
する。
いま、演算制御部9の制御手段17内の中央制御部に、第
3図(a)のたとえば、時刻t0において、ch2のビデオ
ヘッド3からch1のビデオヘッド2に切り換える第2の
スイッチングパルスが与えられる。
この第2のスイッチングパルスに応答して、演算制御部
17は第2の出力手段14を制御して、第3図(b)に示す
ように、その時刻t0から所定時間T(これはch1のビデ
オヘッド2からch2のハイファイオーディオヘッド5に
達するまでの時間に相当)の経過後の時刻t1に、ch1の
ハイファイオーディオヘッド4からch2のハイファイオ
ーディオヘッド5に切り換える第1のスイッチングパル
スが出力されるようにする。
この第1のスイッチングパルスがヘッドアンプ7に加わ
るので、ヘッドアンプ7は、この第1のスイッチングパ
ルスの入力に応じて、第3図(b)に示すように、ch1
側のハイファイオーディオヘッド4の出力からch2側の
ハイファイオーディオヘッド5の出力に切り換わること
になる。
このヘッド4,5の切り換えに応じて、再生出力手段6か
らは、第3図(c)に示すように1フレーム区間ごとの
再生出力が発生される。
ここで、ハイファイオーディオヘッド4,5の位置調整前
の状態で、第3図(b)に示す第1のスイッチングパル
スが出力されている場合、両ハイファイオーディオヘッ
ド4,5の再生出力が重なり合う位置は、常に、この第1
のスイッチングパルスの立ち上がりタイミングを中心位
置とした同図(c)のΔT2で示す範囲となる。
そして、このハイファイオーディオヘッド4,5の現在の
トレース位置に対応して再生出力部8から与えられる1
フレーム区間ごとの再生出力の振幅データがメモリ12に
順次記憶される。
第1の決定手段13は、メモリ12に記憶されている再生出
力の振幅データに基づいて、この再生出力の振幅が最大
となるときのヘッド駆動信号を第1の出力手段11が出力
するように決定する。
すなわち、演算制御部9の中央制御部によって第1の出
力手段11を制御してヘッド駆動信号を1フレーム区間ご
とに順次変化させると、これに応じてヘッド駆動制御部
10によってハイファイオーディオヘッドの位置が変位さ
れるが、第1の決定手段13は、その場合のハイファイオ
ーディオヘッド4,5の変位の前後でそれぞれ再生出力部
8から与えられる1フレーム区間ごとの再生出力の振幅
データを逐次比較し、これによって、ハイファイオーデ
ィオヘッド4,5の再生出力の振幅が最大となるときのヘ
ッド駆動信号を決定する。
そして、ハイファイオーディオヘッド4,5の再生出力が
最大となるヘッド駆動信号が得られたときは、ハイファ
イオーディオヘッド4,5が最適の位置に調整されたこと
になる。
このハイファイオーディオヘッド4,5が最適の位置に調
整された後の状態において、両ハイファイオーディオヘ
ッド4,5の再生出力が重なり合う位置は、その調整前の
状態(第3図(c))と比べたときに、第3図(d)に
示すように、時間的にズレが生じている。すなわち、こ
の第3図に示す例では、調整前のch1とch2の再生出力が
重なり合う中心位置(時刻t1)から、調整後のch1とch2
とが重なり合う中心位置(時刻t3)までには、ΔT1+
(ΔT2)/2の時間分のズレがある。
その原因は、次の理由による。
第3図に示す例は、ハイファイオーディオヘッド4,5が
調整前の基準のトレース位置(たとえば、ヘッド4,5の
変位可能範囲の中央位置)からトラックを横切る上方向
に変位されて最適位置になった場合に相当するが、この
位置調整後の状態では、ヘッド4,5の変位によってビデ
オテープの下端側の再生可能な地点も上方にずれるため
に、時間軸方向でみると、再生出力は遅延方向に働くこ
とになる。その結果、ch1とch2の再生出力が重なり合う
位置は、第3図(d)に示すように、調整前の状態を示
す同図(c)と比べて時間的なズレが生じる。
そして、ハイファイオーディオヘッド4,5が最適位置と
なるように調整された後においても、第2の出力手段14
から出力される第1のスイッチングパルスが、第3図
(b)に示す状態で位相が固定されていると、時刻t1と
時刻t2の間でch2側のハイファイオーディオヘッド5の
出力が途切れて得られなくなるという不具合が発生す
る。
そこで、第2の決定手段15は、以下に述べる演算手段16
の演算結果に基づき、第2の出力手段14から出力される
第1のスイッチングパルスの出力タイミングが、第3図
(e)に示す状態となるように、決定する。
すなわち、ハイファイオーディオヘッド4,5の位置調整
前の状態における第3図(a)で示す第2のスイッチン
グパルスの立ち上がりタイミングから、同図(b)で示
す第1のスイッチングパルスの立ち上がりタイミングま
での時間Tは既知であり、また、ハイファイオーディオ
ヘッド4,5の再生出力が重なり合う時間ΔT2は、ハイフ
ァイオーディオヘッド4,5の位置調整の前後によらず常
に一定で既知である。さらに、ハイファイオーディオヘ
ッド4,5が位置調整された後は、その再生出力は第3図
(d)に示すようになるが、第1のスイッチングパルス
が第3図(b)に示す出力タイミングの状態のままであ
るときには、前述のように、時刻t1と時刻t2までの間で
ch2側のハイファイオーディオヘッド5の出力が途切れ
るが、その途切れている時間幅ΔT1は、再生出力の波形
データを見て判断することができる。
したがって、演算手段16は、T+ΔT1+(ΔT2)/2の演
算を行う。この{T+ΔT1+(ΔT2)/2}の値は、第2
のスイッチングパルスの立ち上がりのタイミングから、
ハイファイオーディオヘッド4,5が位置調整された後の
再生出力が重なり合う中心位置までの時間幅に相当す
る。
第2の決定手段15は、上記の演算手段16の演算結果に基
づき、ビデオヘッドの切り換え用の第2のスイッチング
パルスの立ち上がり時刻t0を基準として、{T+ΔT1+
(ΔT2)/2}時間の経過後の時刻t3に第1のスイッチン
グパルスが出力されるように決定し、そのデータを第2
の出力手段14に与える。
第2の出力手段14は、第2の決定手段15からのデータに
基づき、第3図(e)に示すタイミングで第1のスイッ
チングパルスを出力するので、ハイファイオーディオヘ
ッド4,5の位置を調整した後においても、ch2側のハイフ
ァイオーディオヘッド5の出力が途切れるといった不具
合は生じなくなる。
こうして、第1の決定手段13によってハイファイオーデ
ィオヘッド4,5の最適位置を決定したことに伴うハイフ
ァイオーディオヘッド4,5の切り換えタイミングのズレ
が、第2の決定手段15で決定された出力によって補正さ
れるようになる。
その結果、ハイファイオーディオヘッド4,5は最適のト
レース位置に可変制御されることになるとともに、ハイ
ファイオーディオヘッド4,5からの出力は最適のタイミ
ングで図示しない音声再生回路に出力されることとな
る。
なお、上記実施例においては、ΔT1の時間差を基準スイ
ッチングパルスの入力立ち上がりタイミングからハイフ
ァイオーディオヘッド5の出力立ち上がりタイミングま
でをもって演算したが、ヘッドアンプ7の出力部にドロ
ップアウト検出部を設け、そのドロップアウト検出部の
出力タイミングを利用して演算してもよい。
(発明の効果) 以上説明したことから明らかなように本発明によれば、
ビデオヘッドのトレース位置を最適に調整しても、ハイ
ファイオーディオヘッドのトレース位置を単独で最適位
置に自動調整できるようにして映像のみならず音声も良
好に再生できるようにするこができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例に係り、第1図は同実施例に係るビ
デオテープレコーダの要部回路図、第2図は第1図の演
算制御部の回路図、第3図はその動作説明に供するタイ
ミングチャートである。 1……回転ヘッドドラム、2……ch1側のビデオヘッ
ド、3……ch2側のビデオヘッド、4……ch1側のハイフ
ァイオーディオヘッド、5……ch2側のハイファイオー
ディオヘッド、6……再生出力手段、7……ヘッドアン
プ、8……再生出力部、9……演算制御部、10……ヘッ
ド駆動制御部、11……第1の出力手段、12……メモリ、
13……第1の決定手段、14……第2の出力手段、15……
第2の決定手段、16……演算手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドドラムに取り付けられたch1お
    よびch2のビデオヘッドと、 同じく回転ヘッドドラムに対して前記ビデオヘッドに対
    応して取り付けられた可動式のch1およびch2のハイファ
    イオーディオヘッドと、 前記両ハイファイオーディオヘッドの切換用の第1のス
    イッチングパルスの入力に応答して、前記ハイファイオ
    ーディオヘッドの再生出力を交互に切り換えて増幅出力
    する再生出力手段と、 前記両ビデオヘッドの切換用の第2のスイッチングパル
    スの入力に応答して、前記第1のスイッチングパルスを
    前記再生出力手段に出力するとともに、両ハイファイオ
    ーディオヘッドのトレース位置を調整するためのヘッド
    駆動信号を出力する演算制御部と、 前記演算制御部から与えられるヘッド駆動信号の入力に
    応答して、前記ハイファイオーディオヘッドを可動させ
    ることにより、回転ヘッドドラム上におけるビデオテー
    プに対するハイファイオーディオヘッドのトレース位置
    を変位させるヘッド駆動制御部とからなり、 前記演算制御部は、 前記ヘッド駆動制御部に対して前記ヘッド駆動信号を掃
    引出力する第1の出力手段と、 前記ハイファイオーディオヘッドの各トレース位置の調
    整に対じて前記再生出力手段から与えられる再生出力の
    振幅データを記憶するメモリと、 前記メモリに記憶されている再生出力の振幅データに基
    づいて、この振幅データが最大となるときに第1の出力
    手段から出力されるヘッド駆動信号を決定する第1の決
    定手段と、 前記再生出力手段に前記第1のスイッチングパルスを掃
    引出力する第2の出力手段と、 前記第1の決定手段で決定されたヘッド駆動信号が、前
    記第1の出力手段から出力されている状態において、前
    記再生出力手段から出力される両ハイファイオーディオ
    ヘッドの再生出力に基づいて、前記第2の出力手段から
    出力される第1のスイッチングパルスの出力タイミング
    を決定する第2の決定手段とを含み、 第1決定手段によってハイファイオーディオヘッドの最
    適位置を決定したことに伴うハイファイオーディオヘッ
    ドの切り換えタイミングのズレを、第2決定手段の出力
    で補正することを特徴とするビデオテープレコーダ。
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