JPH0644647A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH0644647A
JPH0644647A JP4201557A JP20155792A JPH0644647A JP H0644647 A JPH0644647 A JP H0644647A JP 4201557 A JP4201557 A JP 4201557A JP 20155792 A JP20155792 A JP 20155792A JP H0644647 A JPH0644647 A JP H0644647A
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JP
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recording
signal
tracking
track
magnetic
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Application number
JP4201557A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Umehara
義章 梅原
Chikayuki Okamoto
周幸 岡本
Hideo Nishijima
英男 西島
Yuji Inaba
雄二 稲場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】編集時に、記録済のトラックの曲がりにより、
古い記録済みトラックのデ−タが新しく記録されたトラ
ックのデ−タで削られることを防止して再生画像の劣化
をなくす。 【構成】記録ヘッドA1A、記録ヘッドB1Bと、回転
シリンダ2と、SYNC(A,C)検出回路7と、SYNC
(B,D)検出回路8と、発振回路9と、カウンタ10と、
ラッチ(A,C)回路11と、ラッチ(B,D)回路12と、演算
回路13と、最大値検出回路14と、トラッキング修正
演算回路15と、サンプリングパルス発生回路22と、
トラッキングデ−タメモリ23と、加算器24と、トラ
ッキングデ−タ発生回路25と、ドラム・キャプスタン
サ−ボ制御マイコン26とを有する。この時にトレ−ス
位置におけるトラックの曲がり量を検出し、それに比例
したオフセット値を上記トラッキング位置に加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヘリカルスキャン型磁気
記録再生装置に関し、特に記録手段の自動トラッキング
に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号をアナログ信号からデジタル信
号に変換して記録再生する装置に、D−1あるいはD−
2フォ−マットと呼ばれるデジタル磁気記録再生装置が
ある。
【0003】その一例として、「D−2NTSCコンポ
ジットデジタルVTR」(テレビジョン学会技術報告,
11,24,pp13−18(1987))に記載され
ている。また、本発明中述べているトラック曲がり検出
回路は特開平2−285550号公報に記載されてい
る。
【0004】ここではD−2フォ−マットのデジタル磁
気記録再生装置(以下、DVTRとする)の編集に関し
簡単に説明する。
【0005】一般にVTRの編集において課題となるの
は、編集した磁気テ−プを再生したとき、編集の開始点
及び終了点で、いかにノイズ発生を防止できるかであ
る。
【0006】例えば、編集の一つであるインサ−ト編集
を行なった場合、編集の開始点あるいは終了点で、再生
時にノイズとならないためには、図3のように既存のト
ラック(白色部)と、インサ−ト編集したトラック(斜
線部)が連続していなければならない(既存のトラック
の消し残りあるいは削除が生じてはならない)。
【0007】そのため、D−2DVTRのように記録ヘ
ッドと再生ヘッドが独立している(図2)場合は、記録
ヘッドが既存のトラックに対し、ジャストトラックして
いなければならず、記録ヘッドのトラッキング技術が必
要となる。
【0008】そこで、従来は記録ヘッドがジャストトラ
ックの時、記録ヘッドの再生エンベロ−プ信号が最大と
なることから、記録ヘッドから再生される再生信号を包
絡線検波したエンベロ−プ信号をもとに、その信号が最
大となるようにキャプスタンの回転位相を制御し、磁気
テ−プと記録ヘッドの位相を調整していた。
【0009】しかしながら、磁気ヘッドのもつ周波数特
性(記録時と再生時で最適なギャップ長が異なるため、
記録ヘッドを再生用に使うと、再生ヘッドに比較して帯
域が狭い。また、再生ヘッドに接続された再生系には、
波形等価回路があるが、記録ヘッドを接続された再生系
には、波形等価回路が無く、直接包絡線検波回路に接続
される)より、記録ヘッドのエンベロ−プ信号レベルは
変動するため、トレース位置に対応するエンベロ−プ信
号が一意的にえられず、記録ヘッドのジャストトラック
位置の誤検出をまねいた。
【0010】このため、現在のD−2DVTRにおいて
は、上記エンベロ−プ信号全体のレベルを検出するので
はなく、上記エンベロ−プ信号中記録ヘッドの周波数特
性の影響のない特定の部分(誤り訂正符号、エディット
ギャップ)のレベルだけをサンプリングする方法が提案
されている。(例えば、図4に示すように誤り訂正符
号、エディットギャップのエンベロ−プレベルは、他の
ビデオ、オ−ディオに比べ周波数によるレベル変動がな
い特性を持つ。)この方法は、記録トラックの一部分の
みのレベルを検出し、最適なトレース位置に調整する。
これにより、記録トラックが直線上であれば、どの箇所
に於いても最適な位置を保つことができる。
【0011】このようにD−2DVTRは、編集におけ
る記録動作を行なう前に、最適なトレース位置を自動的
に検出している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来D
VTRにおいては次のような課題が生ずる。
【0013】第一番目の課題として、各ビデオデッキご
との固有の機械誤差により、磁気テ−プに対し、上記記
録トラックは直線的に記録されず、記録トラックの曲が
りを生ずることである。
【0014】このため、上記のサンプリング部において
は最適であっても、他の部分においては最適ではないこ
とが生ずる。(図5にその様子を示す)特に、狭トラッ
クのVTRではこのトラック曲がりが問題となってく
る。
【0015】つまり、図5のようなトラック曲がりがあ
る状態で、インサ−ト編集を行なうと、図中のトラック
終端部において、新しく記録される部分(破線表示)
は、既存のトラックと連続性が保たれず、再生時にノイ
ズが発生する。
【0016】このため、トラック曲がりがある時は、サ
ンプリングポイント位置において、最適(記録ヘッドの
エンベロ−プが最大となるところ)に制御することが必
ずしも最良ではない。
【0017】本発明は、トラック全体の曲がりを考慮し
た磁気記録装置を提供する。
【0018】第二番目の課題として、従来は記録ヘッド
のトラッキング制御をするためのトラッキング情報に、
基準となる記録ヘッド(図2の記録ヘッド1A)からの
エンベロ−プ信号のみを使用していた。このため、記録
ヘッド1Aにおいて、トラッキング情報である再生信号
を検出中に、ヘッド目づまりが置きた場合、正確に記録
ヘッドのエンベロ−プ信号が最大となる最良トレース位
置をできない問題を生じた。そこで、ヘッド目づまりの
ないヘッドによりトラッキングできる磁気記録装置を提
供する。
【0019】第三番目の課題として、従来は、記録ヘッ
ド幅が記録トラック幅と比べ、広いため、編集点におい
てそのトラッキング方法は、記録トラックのエッジに記
録ヘッドのエッジを一致させるエッジトラッキングが行
なわれていた。
【0020】しかしながら、ヘッド幅がトラック幅より
広いと、クロスト−クにより隣接トラックの信号を検出
してしまい、幅広の記録ヘッドでは記録トラックのエッ
ジを明確に検出し、エッジ同士を一致させるのは困難で
あった。そこで、クロスト−クによる隣接トラックの影
響を少なくするためには、記録ヘッドの隣接トラックへ
の重なりを少なくするのが望ましい。
【0021】そのため、現在では記録ヘッド幅と記録ト
ラック幅を同じにし、クロスト−クによる隣接トラック
からの影響を無くしたセンタ−トラッキングが、採用さ
れている。
【0022】しかしながら、現在のヘッド加工精度およ
び取付け精度においては、記録ヘッド幅と記録トラック
幅を同じするのは困難であり数μmの誤差を生じる。そ
のため、記録トラックより幅広の記録ヘッドや、記録ト
ラックより幅狹の記録ヘッドが混在してくる。
【0023】そして、それら記録ヘッドのエッジを、編
集のつなぎ目部分の既存の記録済みトラックの端と一致
させるようにするためには、幅広であるか幅狹であるか
に応じたトレース位置合わせができる磁気記録装置を提
供する。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記第一番目の課題を解
決するために、磁気テ−プ上の信号を再生して再生信号
を得る再生手段と、上記再生信号により、磁気テ−プ上
の記録トラックの曲がり量を検出する手段と、磁気テ−
プ上に信号を記録するための記録手段と、記録トラック
に、上記記録手段をトラッキングさせるトラッキング手
段とを有する磁気記録再生装置において、上記の得られ
た記録トラック全体の曲がり量により、上記記録手段の
トレ−ス位置を決定するトラッキング修正演算回路を設
け、上記トラッキング手段は、上記のトレ−ス位置にな
るように記録手段の位置を制御することとしたものであ
る。
【0025】また、上記第二番目の課題を解決するため
に、磁気テ−プ上に信号を記録するための複数の記録手
段と、磁気テ−プ上の記録トラックに、記録手段をトラ
ッキングさせるトラッキング手段とを有する磁気記録再
生装置において、上記複数の記録手段は、磁気テ−プ上
の記録トラックの信号を再生して再生信号として出力
し、上記再生信号により、記録手段が正常か不良かを判
別する判別手段を設け、上記トラッキング手段は、正常
と判断された記録手段が出力する再生信号により、記録
手段のトレース位置を制御することとしたものである。
【0026】また、上記第三番目の課題を解決するため
に、磁気テ−プ上に信号を記録するための記録手段と、
磁気テ−プ上の記録トラックに、上記記録手段をトラッ
キングさせるトラッキング手段とを有する磁気記録再生
装置において、上記トラッキング手段は、磁気テ−プに
対する上記記録手段の相対位置を変化させ、上記記録手
段は、各位置において記録トラック上の信号を再生し
て、再生信号として出力し、得られる上記再生信号によ
り、トレース位置を複数選択する第1の選択手段と、選
択された位置を記憶する記憶手段と、得られる上記再生
信号により、上記記録手段と記録トラック幅の大小を比
較する比較手段と、上記比較結果に基づき、上記複数の
トレース位置のいずれかを選択する第2の選択手段とを
有し、上記トラッキング手段は、上記トレース位置に記
録手段の位置を制御することとしたものである。
【0027】
【作用】上記第一番目の課題を解決するために、磁気テ
−プ上の信号を再生して再生信号を得る再生手段と、上
記再生信号により、磁気テ−プ上の記録トラックの曲が
り量を検出する手段と、磁気テ−プ上に信号を記録する
ための記録手段と、記録トラックに、上記記録手段をト
ラッキングさせるトラッキング手段とを有する磁気記録
再生装置において、トラッキング修正演算回路は、上記
の得られた記録トラック全体の曲がり量により、上記記
録手段のトレ−ス位置を決定する。上記トラッキング手
段は、上記のトレ−ス位置になるように記録手段を制御
する。
【0028】また、上記第二番目の課題を解決するため
に、磁気テ−プ上に信号を記録するための複数の記録手
段と、磁気テ−プ上の記録トラックに、記録手段をトラ
ッキングさせるトラッキング手段とを有する磁気記録再
生装置において、上記複数の記録手段は、磁気テ−プ上
の記録トラックの信号を再生して再生信号として出力
し、判別手段は、上記再生信号により、記録手段が正常
か不良かを判別する。上記トラッキング手段は、正常と
判断された記録手段が出力する再生信号により、記録手
段を制御する。
【0029】また、上記第三番目の課題を解決するため
に、磁気テ−プ上に信号を記録するための記録手段と、
磁気テ−プ上の記録トラックに、上記記録手段をトラッ
キングさせるトラッキング手段とを有する磁気記録再生
装置において、上記トラッキング手段は、磁気テ−プに
対する上記記録手段の相対位置を変化させ、上記記録手
段は、各位置において記録トラック上の信号を再生し
て、再生信号として出力し、第1の選択手段は、得られ
る上記再生信号により、トレース位置を複数選択し、記
憶手段は、選択された位置を記憶する。比較手段は、得
られる上記再生信号により、上記記録手段と記録トラッ
ク幅の大小を比較する。第2の選択手段は、上記比較結
果に基づき、上記複数のトレース位置のいずれかを選択
する。上記トラッキング手段は、上記トレース位置に記
録手段の位置を制御する。
【0030】
【実施例】以下、第一番目の課題を解決するための本発
明の一実施例を、図1のブロック図により説明する。
【0031】まず、始めに磁気記録装置の構成を述べ
る。本装置は、記録ヘッド(記録手段)A1A、記録ヘ
ッドB1Bを有し、それぞれ異なるアジマス角を有す
る。また、記録ヘッド(記録手段)C1C、記録ヘッド
D1Dを有し、同様にそれぞれ異なるアジマス角を有す
る。記録ヘッドA1A、記録ヘッドB1Bは、同一のト
ラック上に記録を同時に行うことにより、冗長性を持た
せている。記録ヘッドA1A、記録ヘッドB1B、記録
ヘッドC1C、記録ヘッドD1Dは、回転ドラム上で1
80度離れた位置にあり、トラックと逆トラックを形成
する。
【0032】さらに、回転シリンダ2と、CTL(Contr
ol)パルス検出ヘッド3と、キャプスタン回転軸4と、
磁気テ−プ5と、ピンチロ−ラ6と、SYNC(A,C)検
出回路7と、SYNC(B,D)検出回路8と、発振回路9
と、カウンタ10と、ラッチ(A,C)回路11と、ラッチ
(B,D)回路12と、演算回路13と、最大値検出回路1
4と、トラッキング修正演算回路(トラックの曲がりを
考慮したトレース位置を決定する)15と、増幅回路1
6と、包絡線検波回路17と、S/H(サンプル/ホー
ルド)回路18と、A/D変換回路19と、平均化回路
20と、最大値検出回路21と、サンプリングパルス発
生回路22と、トラッキングデ−タメモリ23と、加算
器24と、トラッキングデ−タ発生回路25と、ドラム
・キャプスタンサ−ボ制御マイコン26とを有する。
【0033】SYNC(A,C)検出回路7と、SYNC(B,
D)検出回路8と、発振回路9と、カウンタ10と、ラッ
チ(A,C)回路11と、ラッチ(B,D)回路12と、演算回路
13と、最大値検出回路14とは、曲がりを検出する手
段である。トラッキングデ−タ発生回路25と、ドラム
・キャプスタンサ−ボ制御マイコン26とは、トラッキ
ング手段である。S/H(サンプル/ホールド)回路18
と、A/D変換回路19と、平均化回路20と、最大値
検出回路21と、サンプリングパルス発生回路22と
は、上記トラッキング修正演算回路15により決定され
たトレース位置に記録ヘッドを位置ずけるための基準位
置を検出する検出手段である。
【0034】また、aは回転シリンダ制御信号、bは回
転シリンダFG(Frequency Generatar)信号、cはヘッ
ド切換信号、dはCTL(Control)信号、eはキャプス
タン制御信号、fはキャプスタンFG信号、gは記録ヘ
ッドからの再生信号、hはクロック、iはエンベロ−プ
信号、jはトラッキング制御信号である。
【0035】また、図1の回転シリンダ2上には図2に
示すように、各ヘッドが配置されている。再生手段であ
る再生ヘッド(PBA〜D)は電気機械変換素子を介
し、180度対向して取付けられ、記録ヘッド1A〜1
Dは、再生ヘッドに対し90度ずれて取り付いている。
トラックの曲がり量を検出したあとの記録ヘッドとトラ
ックの相対的な位相合わせは、トラッキングデータ発生
回路からの信号jを受けて、ドラム・キャプスタンサー
ボ制御マイコン26がキャプスタンの回転を制御するこ
とにより行う。
【0036】記録ヘッドA1A、B1B、C1C、D1
Dは記録手段である。磁気テ−プ5上の記録トラック
に、記録ヘッドA1A、B1B、C1C、D1Dをトラ
ッキングさせるトラッキング手段は、トラッキングデ−
タ発生回路25と、ドラム・キャプスタンサ−ボ制御マ
イコン26である。記録トラックの曲がり量を検出する
手段は、SYNC(A,C)検出回路7と、SYNC(B,D)検
出回路8と、発振回路9と、カウンタ10と、ラッチ
(A,C)回路11と、ラッチ(B,D)回路12と、演算回路1
3と、最大値検出回路14である。
【0037】次に、従来の編集時における記録ヘッドの
オ−トトラッキング動作について述べる。編集時の記録
ヘッドのオ−トトラッキング動作は、次の順序で指定さ
れた編集開始点ごとに繰返し行なわれる。
【0038】(a)頭出し操作 ユ−ザ−の設定した編集開始点から、プリロ−ル点と呼
ばれる頭出し地点(通常、編集開始点から5秒前)ま
で、磁気テ−プ5を巻き戻す。
【0039】(b)調相動作 上記頭出し地点から再生動作に移り、新しく記録する映
像信号あるいは音声信号と上記の編集開始点のタイミン
グをテ−プ下部に記録されているタイムコ−ドにより合
わせる。
【0040】(c)トラッキング走査 上記の調相動作終了後、既存のトラックと新らたに記録
するトラックとが連続的につながるように編集する前
に、あらかじめ、編集付近において、記録ヘッドからの
エンベロ−プ信号が最大となるように、テ−プ走行の位
相を制御する。これにより、記録ヘッドのトレ−ス軌跡
が既存のトラックに一致するようにトラッキング調整さ
れる。
【0041】(d)記録 次に、テ−プが編集開始点に達すると、上記のエンベロ
−プ信号が最大となるようなトラッキング位置を保持し
ながら、再生動作から記録動作に切り替わり、同時に新
しい映像あるいは音声を既存のトラックと連続性を保ち
ながら記録し、編集終了点にて記録動作を解除し編集を
終了する。
【0042】ここで、上記トラッキング走査手段の一つ
として、記録ヘッドのトラッキング可変範囲を微少トラ
ッキング量ΔTずつ一定周期で順次スイ−プする方法が
ある。 次に、上記方法を図7を用いて説明をする。ト
ラッキングデ−タ発生回路25は、初期値としてトラッ
キングデ−タT1をドラム・キャプスタンサ−ボ制御マ
イコン26に送信する。そして、このデータに基づきド
ラム・キャプスタンサ−ボ制御マイコン26は、CTL
パルス検出ヘッド3からのCTL信号dと記録ヘッドの
位相が、図のトラッキングデ−タT1に対応した位相t
1になるようにキャプスタの回転位相を調整する。
【0043】次に、回転シリンダ2が一回転して、同じ
記録ヘッドが磁気テ−プ5をトレ−スする順番になった
とき、あらかじめ、トラッキングデ−タ発生回路25
は、先のトラッキングデ−タT1に対し、ΔT分のトラ
ッキングデ−タを加算したトラッキングデ−タT2をド
ラム・キャプスタンサ−ボ制御マイコン26に送信して
おき、磁気テ−プ5と記録ヘッドの位相を位相t2とな
るように、キャプスタンの回転位相を調整する。
【0044】このように、順次前のトラッキングデ−タ
にΔT分のトラッキングデ−タを加算していき、加算値
が初期値から2トラック分になるまで加算する。また、
前記トラッキングデ−タに対応して、磁気テ−プ5と記
録ヘッドの位相を可変させることにより、記録ヘッドが
磁気テ−プ5上の記録トラックを2トラック分トラッキ
ングスイ−プを行なう。
【0045】このように、トラッキングスイ−プしたと
きのそれぞれのトラッキングデ−タ値に対する記録ヘッ
ドからの再生信号を増幅回路16により増幅し、次に包
絡線検波回路17によりピ−ク検波したエンベロ−プ信
号iをS/H(サンプル/ホールド)回路18入力する。
ここで、フレ−ム単位で編集する場合、記録し始める最
初の記録ヘッドは、必ず記録ヘッドA1となるため、記
録ヘッドA1によりトラッキングする必要がある。そこ
で、ピ−ク検波する記録ヘッドの再生信号は、記録ヘッ
ド1Aの再生信号とする。
【0046】また、S/H回路18のサンプリングタイ
ミングを発生するサンプリングパルス発生回路22は、
ピ−ク検波したエンベロ−プ信号iのうち、図4に示す
ように記録されている絵柄の周波数に依存してレベル変
動がない部分(誤り訂正符号記録部、エディットギャッ
プ記録部)をサンプリングするようにタイミングを決定
する。誤り訂正符号記録部には、外符号パリティおよび
内符号パリティがある。これらのパリティは、以下のデ
ータに対して付加される。1画面は、3トラックから構
成され、1トラックは、6分割される。そして、6分割
されたものを長方形に配列して、これらの縦横にたいし
て上記2種のパリティが付加される。
【0047】そして、上記タイミングでサンプリングさ
れたエンベロ−プ信号iのレベルをA/D変換回路19
によりデジタル量に変換する。トラックとヘッドの位相
を変えながら、各位相位置で数回データを取り、これら
のデータの平均を求めるために、平均化回路20により
平均化する。その後、全ての位相位置の中で最大となる
ものを求めるために、これらの平均値を最大値検出回路
21に入力する。
【0048】最大値検出回路21では、現在のトラッキ
ング量に対するA/D変換デ−タと前回までのA/D変
換デ−タのうちの最大値と大小比較を行ない、レベルの
大きい方のトラッキングデ−タをトラッキングデ−タメ
モリ23にメモリする。
【0049】上記の処理を2トラック分トラッキングス
イ−プする間行ない、図6のサンプリングポイントにお
いて、エンベロ−プ信号i(図6の破線)が最大となる
ような記録ヘッドA1のトレ−ス軌跡k(記録ヘッドA
1の左片のトレ−ス軌跡)を検出する。
【0050】次に、上記トレ−ス軌跡kの状態で、磁気
トラック5のトラック曲がりの検出を行なう。下記にそ
の動作の説明する。
【0051】ペアヘッド(記録ヘッド1A,1Bあるい
は1C,1D)が記録トラック上に記録された同期信号
(SYNC信号)を再生する場合、図8の(a)のよう
に記録トラックと記録ヘッドのトレ−スが一致している
と、記録ヘッド1AからのSYNC信号出力タイミング
と記録ヘッド1BからのSYNC信号出力タイミングは
同時になる。しかしながら、図8の(b)、(c)のよ
うに上記サンプリング位置の記録ヘッドトレ−ス軌跡に
対し、右方、左方にトラック曲がり量mがある場合、記
録ヘッド1A,1BからのSYNC信号出力タイミング
は2mtanθ/vだけずれを生じる。これにより、上記
のトレ−ス軌跡kのときのトラック曲がり量が検出でき
る。
【0052】具体的には、カウンタ10が発振回路9か
らのクロックhをカウントし、ヘッド切換信号cごとに
リセットされる。また、SYNC A検出回路7あるい
は、SYNC B検出回路8によって、検出されたタイ
ミングに基づき、それぞれAラッチ回路11、Bラッチ
回路12を動作させ、上記カウンタのカウント値をラッ
チする。次に演算回路13により、それぞれラッチされ
たカウンタ値の差分量を計算する。これにより、上記の
トレ−ス軌跡kに対し、どの方向に、どのくらいの量だ
けトラックが曲がっているのか算出できる。この算出デ
−タのうち最大値を最大値検出回路14により求める。
【0053】そして、本発明の特徴であるトラッキング
修正演算回路15により、トラック曲がり量を考慮し、
ΔT分トラッキングデ−タを修正する。これにより、平
坦かつ最大の再生信号を得る最適な記録ヘッドのトレ−
ス軌跡l(再生エンベロ−プ信号フラット:実線)を得
る。ΔTの具体的な求めかたは、トラッキング修正演算
回路15内に、得られたトラック曲がり量に対して実験
的にもとめたΔTを表の形で保持しておき、これにより
求める。
【0054】以上により、編集作業を行なっても古い記
録済みトラックが新しく記録されたトラックにより、一
部だけが極端に削られたり、あるいは、重ねて記録され
て消去されるべき古いトラックの消し残しがなくなり、
つなぎどりの部分で再生画質が向上する。
【0055】すなわち、トラックの曲がり部において、
記録ヘッドによる極端な消し残し、あるいは削除が起こ
らず、全体的にみて新たに記録するトラックは、既存の
トラックに対し連続性が保たれ、再生時のノイズの発生
を防止できる。
【0056】以下、第二番目の課題を解決するための本
発明の一実施例を、図9のブロック図により説明する。
【0057】まず、始めに図9のブロック図において、
図1と重複する部分には同一符号を付けて重複する説明
を省略する。30はトラッキングデ−タメモリA、31
はトラッキングデ−タメモリB、32はトラッキングデ
−タメモリC、33はトラッキングデ−タメモリD、3
4は平均化回路、35は比較選択回路(判別手段)、3
6は平均化回路である。
【0058】図1の実施例で説明したように、記録ヘッ
ドから再生信号を増幅し、包絡線検波を行ないエンベロ
−プ信号を得、そのエンベロ−プ信号内の周波数の依存
しない部分をサンプリングし、ディジタル量に変換す
る。そして、それを平均化処理を施した後、最大値を検
出し、その時のトラッキングデ−タをメモリする。
【0059】図9の本実施例では、これらの処理を記録
ヘッドの個数分同時に行ない、それぞれの記録ヘッド
(1A〜1D)における、最大のエンベロ−プ信号を与
えるトラッキング位置をトラッキングデ−タメモリA3
0〜トラッキングデ−タメモリD33にメモリする。
【0060】次に、これらのトラッキングデ−タを平均
化回路34により平均化し、平均値を算出する。次に、
得られた平均値とメモリされたそれぞれのトラッキング
デ−タを比較選択回路により比較を行ない、上記平均値
から任意のスレッシュレベル以内に属する上記トラッキ
ングデ−タを選択するようにする。次に、選択されたト
ラッキングデ−タを平均化回路36により再度平均化処
理を行なう。
【0061】上記の最終平均処理のトラッキングデ−タ
値をトラッキングデ−タ発生回路25に送信し、その信
号に対応して、キャプスタンの回転位相を制御し、磁気
テ−プと記録ヘッドの位相を調整する。
【0062】そして、編集の記録動作中は、これまでの
動作により得られた上記トラッキング位置を保持しなが
ら、編集終了点までは少なくとも行なう。
【0063】以上により、記録ヘッドのトラッキング動
作中に、記録ヘッドの目づまり等の再生不良が生じて
も、正常な記録ヘッドのエンベロ−プ信号によりトラッ
キング動作を行なうため、誤トラッキングすることな
く、編集作業を行なっても古い記録済みトラックのデ−
タが新しく記録されたトラックのデ−タで削られたり、
あるいは、重ねて記録されて消去されるべき古いトラッ
クのデ−タの消し残しがなくなり、つなぎどりの部分で
再生画質が向上する。
【0064】すなわち、複数の記録ヘッドのうち、ヘッ
ド目づまりが生じている記録ヘッドや、何か不具合のあ
る記録ヘッドから得られた信頼性の薄いトラッキング値
を取り除くよう判別し、正常な記録ヘッドから得られる
信頼性の高いトラッキング位置だけを与えるものであ
る。
【0065】以下、第三番目の課題を解決するための本
発明の一実施例を、図10のブロック図により説明す
る。
【0066】まず、始めに図10のブロック図におい
て、図1と重複する部分には同一符号を付けて重複する
説明を省略する。40は最大値デ−タメモリ、41は最
大値検出回路、42は最小値デ−タメモリ、43は最小
値検出回路、44は判定回路、45はトラッキングデ−
タメモリI、46はトラッキングデ−タメモリII、4
7、48、49は切換スイッチ、50はヘッド幅とトラ
ック幅の大小判定部及び最良トラッキングデ−タ検出部
である。
【0067】最大値デ−タメモリ40と、最大値検出回
路41とは、トレース位置の選択をする第1の選択手段
であり、トラッキングデ−タメモリI45と、トラッキ
ングデ−タメモリII46とは、選択された位置を記憶す
る記憶手段である。
【0068】最小値デ−タメモリ42と最小値検出回路
43は、上記記録ヘッドと記録トラック幅の大小を比較
する比較手段である。切換スイッチ47は、この比較結
果に基づき、どちらか一方を選択する第2の選択手段で
ある。
【0069】インサ−ト編集等をする場合、編集のつな
ぎ目部において、連続的につながるように、図13に示
すように記録ヘッドは記録済みトラック(斜線部)と新
しく重ね書き記録する部分(白部)の編集開始点におい
て、境界線mにエッジが一致するようにトレ−スするよ
うトラッキング位置を調整しなけばならない。
【0070】しかしながら、記録ヘッド幅と記録トラッ
ク幅の大きさの違いにより、上記境界線に一致するトラ
ッキング位置は異なってくる。それを図11、12によ
り説明する。
【0071】図11は記録ヘッド幅が記録トラック幅よ
り大きい場合である。図11は記録ヘッドが記録トラッ
ク上を微少トラッキング量づつ一方向にA点から点まで
トラッキングスイ−プしていく様子を示している。(ト
ラッキングのスイ−プ方法は、キャプスタンによりテ−
プ位相を変化させる方法でも、電気機械変換素子を介し
て記録ヘッドを可動させる方法でも何でも良い。)ここ
で、記録ヘッドからの再生信号が最大となるトラッキン
グ位置はB点、C点であるが、前記説明のように記録ト
ラックの端が記録ヘッドのエッジと一致する点はC点の
みである。このC点を図11のトラッキング量に対する
再生信号レベルで見てみると、台形状に出力される再生
信号の上底部の右端にあたる。
【0072】同様に図12は記録ヘッド幅が記録トラッ
ク幅より小さい場合であり、記録ヘッドからの再生信号
が最大で、かつ記録トラックの端に記録ヘッドのエッジ
が一致するトラッキング位置はB点である。また、トラ
ッキング位置B点は台形状に出力される再生信号の上底
部の左端にあたる。
【0073】このように、最良トラッキング位置を求め
る場合、記録ヘッドと記録トラックの大きさの大小を加
味して、台形状に出力される再生信号のうち、左右端ど
ちらのトラッキング値を選択するかを決める必要があ
る。
【0074】そこで、トラッキングデ−タ発生回路25
より出力されるトラッキングスイ−プデ−タに基づい
て、トラム・キャプスタンサ−ボ制御マイコン26はキ
ャプスタン4の回転位相を変化させ、記録ヘッド1Aと
磁気テ−プ5の位相を一方向に微少変化させる。そし
て、その時々のトラッキング位置に対応する記録ヘッド
1Aの再生信号を増幅し、包絡線検波を行ないエンベロ
−プ信号(i)を得える。次にそのエンベロ−プ信号内
の周波数の依存しない部分をサンプリングし、ディジタ
ル量に変換する。
【0075】そして、それを平均化処理を施した後、図
11、12に示す台形状の再生信号の上底部両端B点、
C点(最大値)を検出し、その時のトラッキングデ−タ
をそれぞれトラッキングデ−タメモリI45あるいは、
トラッキングデ−タメモリII46にスイッチ48、49
をONさせメモリする。
【0076】それと同時に上記エンベロ−プ信号(i)
の最小値を検出する。そして、判定回路44がこの検出
した最小値があるスレッシュレベル以上であれば幅広記
録ヘッドであるとみなし、あるスレッシュレベル以下で
あれば幅狹記録ヘッドであるとみなす判定回路44を設
け、この判定によりスイッチ47を切替て上記トラッキ
ングデ−タメモリI45、II46のどちらのデ−タを選
択するか決める。そして、そのデ−タ値をトラッキング
デ−タ発生回路25に送信し、その信号に対応して、キ
ャプスタンの回転位相を制御し、磁気テ−プと記録ヘッ
ドの位相を調整する。
【0077】そして、編集の記録動作中は、これまでの
動作により得られた上記トラッキング位置を保持しなが
ら、編集終了点までは少なくとも行なう。
【0078】以上のように、記録ヘッドと記録トラック
の幅が異なる場合に、編集動作により記録をする時、記
録に先だって、記録ヘッドと記録トラック幅の大小を比
較し、これにより編集点前の既存の記録トラックの端と
記録ヘッドのエッジを一致させるようにトラッキング調
整をする。その結果、既存のトラックに対し連続性が保
たれ、再生時のノイズの発生を防止できる信頼性の高い
トラッキング制御を与えるものである。。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、トラック全体の曲がり
を考慮した磁気記録装置を提供できる。
【0080】また、ヘッド目づまりのないヘッドにより
トラッキングできる磁気記録装置を提供できる。
【0081】また、それら記録ヘッドのエッジを、編集
のつなぎ目部分の既存の記録済みトラックの端と一致さ
せるようにするためには、幅広であるか幅狹であるかに
応じたトラッキング位置合わせができる磁気記録装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である磁気記録装置のブロッ
ク図
【図2】シリンダ上のヘッドの配置図
【図3】編集の説明図
【図4】記録トラック上におけるサンプリングポイント
および記録されている絵柄の周波数によるエンベロ−プ
信号変動の説明図
【図5】トラック曲がりを考慮したときの最適トラッキ
ング位置の説明図
【図6】本発明の原理の説明図
【図7】トラッキングスイ−プ動作の説明図
【図8】トラック曲がりの検出の原理の説明図
【図9】本発明の別実施例の磁気記録装置のブロック図
【図10】本発明の別実施例の磁気記録装置のブロック
【図11】幅広ヘッドのトラッキング走査に対応する再
生信号レベルの説明図
【図12】幅狹ヘッドのトラッキング走査に対応する再
生信号レベルの説明図
【図13】編集点におけるエッジトレ−スの説明図
【符号の説明】
1A…記録ヘッド1A、1B…記録ヘッド1B、1C…
記録ヘッド1C、1D…記録ヘッド1D、14…トラッ
ク曲がり量最大値検出回路、15…トラッキング修正演
算回路、16…増幅器、17…包絡線検波回路、18…
サンプリング/ホ−ルド回路、19…A/D変換回路、
20…平均化回路、21…最大値検出回路、22…サン
プリングパルス発生回路、23…トラッキングデ−タメ
モリ、24…加算器、25…トラッキングデ−タ発生回
路、30…トラッキングデ−タメモリA、31…トラッ
キングデ−タメモリB、32…トラッキングデ−タメモ
リC、33…トラッキングデ−タメモリD、34…平均
化回路、35…比較選択回路、36…平均化回路、40
…最大値デ−タメモリ、41…最大値検出回路、42…
最小値デ−タメモリ、43…最小値検出回路、44…判
定回路、45…トラッキングデ−タメモリI、46…ト
ラッキングデ−タメモリII、47、48、49…スイッ
チ、50…ヘッド幅とトラック幅の大小判定部及び最良
トラッキングデ−タ検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲場 雄二 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テ−プ上の信号を再生して再生信号を
    得る再生手段と、 上記再生信号により、磁気テ−プ上の記録トラックの曲
    がり量を検出する手段と、 磁気テ−プ上に信号を記録するための記録手段と、 記録トラックに、上記記録手段をトラッキングさせるト
    ラッキング手段とを有する磁気記録再生装置において、 上記の得られた記録トラック全体の曲がり量により、上
    記記録手段のトレ−ス位置を決定するトラッキング修正
    演算回路を設け、 上記トラッキング手段は、上記のトレ−ス位置になるよ
    うに記録手段の位置を制御することを特徴とする磁気記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の磁気記録再生装置におい
    て、 上記記録手段は、記録トラック上の信号を再生して、再
    生信号として出力し、 上記再生信号から記録トラック上の予め定められた信号
    がある位置を検出する検出手段を有し、 上記トラッキング手段は、上記の求められた位置におい
    て、上記のトレ−ス位置になるように記録手段の位置を
    制御することを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の磁気記録再生装置におい
    て、 上記の予め定められた信号は、外符号パリティ、内符号
    パリティ、あるいはエディットギャップ部であることを
    特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】上記記録手段は、記録開始時に、記録され
    るトラックのうちの最初のトラックを記録する記録手段
    であることを特徴とする磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】磁気テ−プ上に信号を記録するための複数
    の記録手段と、 磁気テ−プ上の記録トラックに、記録手段をトラッキン
    グさせるトラッキング手段とを有する磁気記録再生装置
    において、 上記複数の記録手段は、磁気テ−プ上の記録トラックの
    信号を再生して再生信号として出力し、 上記再生信号により、記録手段が正常か不良かを判別す
    る判別手段を設け、 上記トラッキング手段は、正常と判断された記録手段が
    出力する再生信号により、記録手段のトレース位置を制
    御することを特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】磁気テ−プ上に信号を記録するための記録
    手段と、 磁気テ−プ上の記録トラックに、上記記録手段をトラッ
    キングさせるトラッキング手段とを有する磁気記録再生
    装置において、 上記トラッキング手段は、磁気テ−プに対する上記記録
    手段の相対位置を変化させ、 上記記録手段は、各位置において記録トラック上の信号
    を再生して、再生信号として出力し、 得られる上記再生信号により、トレース位置を複数選択
    する第1の選択手段と、 選択された位置を記憶する記憶手段と、 得られる上記再生信号により、上記記録手段と記録トラ
    ック幅の大小を比較する比較手段と、 上記比較結果に基づき、上記複数のトレース位置のいず
    れかを選択する第2の選択手段とを有し、 上記トラッキング手段は、上記トレース位置に記録手段
    の位置を制御することを特徴とする磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の磁気記録再生装置におい
    て、 上記選択されるトレース位置が、上記再生信号の出力レ
    ベルの上底部の両端に対応するトレース位置であること
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】請求項6記載の磁気記録再生装置におい
    て、 上記比較手段は、上記再生信号の出力レベルの最小値の
    大きさにより、大小の比較をすることを特徴とする磁気
    記録再生装置。
  9. 【請求項9】請求項6、7または8記載の磁気記録再生
    装置において、 上記記録手段が再生専用の再生手段であることを特徴と
    する磁気記録再生装置。
  10. 【請求項10】請求項1、2、3、4または5記載の磁
    気記録再生装置において、 上記再生手段は、上記記録手段であり、記録手段が信号
    の再生を行うことを特徴とする磁気記録再生装置。
  11. 【請求項11】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    または9記載の磁気記録再生装置において、 上記記録手段は、記録と再生を行う記録再生手段である
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP4201557A 1992-07-28 1992-07-28 磁気記録再生装置 Pending JPH0644647A (ja)

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JP4201557A JPH0644647A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 磁気記録再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8693099B2 (en) 2006-07-28 2014-04-08 Japan Display West Inc. Antireflection film

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US8693099B2 (en) 2006-07-28 2014-04-08 Japan Display West Inc. Antireflection film

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