JP3218446B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3218446B2
JP3218446B2 JP01040294A JP1040294A JP3218446B2 JP 3218446 B2 JP3218446 B2 JP 3218446B2 JP 01040294 A JP01040294 A JP 01040294A JP 1040294 A JP1040294 A JP 1040294A JP 3218446 B2 JP3218446 B2 JP 3218446B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、標準モード用ヘッド
と、これと逆アジマスの3倍モードのトラックピッチと
等しいヘッド幅の3倍モード用ヘッドとを対にしたダブ
ルアジマスヘッドを用いた磁気記録再生装置に係り、特
には、3倍モードにおけるビデオサーチに際してノイズ
を軽減するための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のダブルアジマスヘッドにおける3
倍モード用ヘッドの幅は、ビデオサーチ時の再生ビデオ
RF信号の欠落を防止するために3倍モードのトラック
ピッチよりも広くしてある。そのため、ビデオサーチ時
の再生ビデオRF信号の欠落は少なくなっているもの
の、通常再生時には隣接トラックからのクロストークに
よって画質が損なわれるようになっていた。
【0003】そこで、通常再生時のクロストークの影響
を避けるため、通常再生用のトラックピッチと等しいヘ
ッド幅のビデオヘッドを2つ新たに設け、6個のビデオ
ヘッドを搭載する磁気記録再生装置が提案された。
【0004】図19にそのような従来例の構成を示す。
回転ドラム1には、3倍モード用ヘッド3(R,L)
と、それぞれと対をなす標準モード用ヘッド2(L′,
R′)と、3倍モード通常再生専用ヘッド31(RN,
LN)の合計6個のヘッド、および、ヘッドを切り換え
るためのヘッドスイッチングパルス8のタイミングを得
るのに必要なPG磁極4(PG:パルスジェネレータ)
が搭載配置されている。
【0005】ここで、各ビデオヘッドのヘッド幅および
回転ドラム1上の段差は図20のようになっている。
【0006】回転ドラム1が回転すると、PG磁極4が
PGセンサー5を通過する際にPGセンサー5からPG
信号6がビデオヘッドスイッチングパルス発生装置7に
入力され、図21に示すようなタイミングでヘッドスイ
ッチングパルス8が出力される。上段はR/Lヘッド選
択時であり、下段はRN/LN選択時である。
【0007】PG磁極4はR/L′ヘッドに対して先行
して取り付けられているのでPG信号6の入力後の時間
MMの経過後にヘッドスイッチングパルス8が立ち上が
り、フィールド時間の経過後に立ち下がる。TMMはPG
磁極4からR/L′ヘッドまでの時間で、回転ドラム1
の径と回転速度とヘッドの取り付け角度によって決定さ
れる時間である。また、3倍モード通常再生専用ヘッド
31(RN,LN)を使用する場合は、その取り付け角
度に応じた時間TMM′に変更される。ヘッドスイッチン
グパルス8は、切り換えスイッチ14および32に入力
され、ヘッドアンプ11からの再生信号をフィールドご
とに切り換えるための信号となる。
【0008】各ビデオヘッドからの再生信号は図示しな
いロータリートランスを介してヘッドアンプ11に入力
される。このヘッドアンプ11は1〜6までの6個のヘ
ッドアンプからなり、L′,R,R′,L,LN,RN
の各ヘッドからの再生信号はそれぞれヘッドアンプ11
の1,2,3,4,5,6に入力され増幅される。ヘッ
ドアンプ11の1,2,3,4の出力は連動する2個の
切り換えスイッチ12および13により選択される。
【0009】この切り換えスイッチ12および13は、
ヘッドアンプ切り換え信号10が“H”の期間では標準
モード用ヘッド2(L′,R′)からの出力に対応した
ヘッドアンプ11の1,3を選択し、ヘッドアンプ切り
換え信号10が“L”の期間では3倍モード用ヘッド3
(R,L)からの出力に対応したヘッドアンプ11の
2,4を選択する。ヘッドアンプ切り換え信号10は、
図示しないシステム制御装置から出力される動作モード
切り換え信号18とレベル選択スイッチ33により
“H”,“L”のいずれかに制御される。
【0010】また、切り換えスイッチ34は、ダブルア
ジマスのR,LヘッドまたはR′L′ヘッドの出力(ヘ
ッドアンプ11の1,2,3,4のいずれかの出力)と
3倍モード通常再生専用のRN,LNヘッドの出力(ヘ
ッドアンプ11の5,6のいずれかの出力)とを選択す
るためのものである。切り換えスイッチ34の選択はシ
ステム制御装置から出力されるヘッド選択信号35によ
って制御される。
【0011】切り換えスイッチ12,13,14,3
2,34によって選択された再生ビデオRF信号15は
復調回路16により復調され、ビデオ信号17を得る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
のは、図22に示すようなトレースパターンを避けるた
めである。図22は3倍モードの通常再生時にダブルア
ジマスヘッドの3倍モード用のR,Lヘッド(ヘッド幅
が30μmの例)を使用した場合のトレースパターンで
ある。トラックピッチは19μmである。この3倍モー
ド用のR,Lヘッドは、ビデオサーチ時の再生ビデオR
F信号の欠落を防止するために3倍モードのトラックピ
ッチよりも広いヘッド幅をもたせたものであるが、通常
再生時には図示のように隣接トラックからのクロストー
クがあり、画質が損なわれていたのである。
【0013】この通常再生時のクロストークの影響を避
けるために、上述したように(図19〜図21)、通常
再生時のトラックピッチと等しいヘッド幅のビデオヘッ
ド31を新たに設けた磁気記録再生装置が提案された。
しかし、それら2つのビデオヘッドや、回転しているヘ
ッドから信号を取り出すためのロータリートランスや、
ヘッドアンプがそれぞれ2つ分余計に必要となり、ま
た、3倍モードの再生時にダブルアジマスの3倍モード
用ヘッドと3倍モード通常再生専用ヘッドとを切り換え
るための切り換えスイッチ34およびそれを制御するヘ
ッド選択信号35が必要となり、これらの構成要素の複
雑化がコストアップの大きな原因となっていた。
【0014】ところで、通常再生時の画質確保を優先す
るために、ダブルアジマスヘッドの3倍モード用ヘッド
のヘッド幅を3倍モードのトラックピッチと等しくした
場合には、ヘッド数の増加は避けられるが、3倍モード
のビデオサーチ時に3倍モード用のヘッドを使用する
と、例えば7倍速正方向ビデオサーチ時には図23のよ
うなトレースパターンとなり、第1のフィールド(Rア
ジマスヘッド出力)では再生ビデオRF信号の欠落
1 ,N2 ,N3 が生じ、第2のフィールド(Lアジマ
スヘッド出力)では再生ビデオRF信号の欠落n1 ,n
2 ,n3 が生じることとなり、モニター画面上では3本
のかなり太いノイズバーを生じさせるという問題が発生
する。
【0015】このとき、ヘッド幅のより大きな標準モー
ド用のビデオヘッドを用いた場合には、図24に示すよ
うなトレースパターンとなり、再生ビデオRF信号の欠
落は避けられるが、隣々接トラックとのクロストークが
生じ、画面上にノイズが現れてしまうという問題があっ
た。
【0016】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、ヘッド,ロータリートランス,ヘッ
ドアンプ,切り換えスイッチの追加なしに、3倍モード
の通常再生とビデオサーチにおいてノイズのない良好な
再生画質を実現することを目的としており、さらに、他
の磁気記録再生装置で記録されたビデオテープのビデオ
サーチにおいてもノイズのない画質が得られるようにす
ることを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明に係る請
求項1の磁気記録再生装置は、標準モード用ヘッドと、
これと逆アジマスの3倍モードのトラックピッチと等し
いヘッド幅の3倍モード用ヘッドとを対にしたダブルア
ジマスヘッドを用いた磁気記録再生装置において、フィ
ールドごとにヘッドを切り換えるヘッドスイッチングパ
ルスに同期したヘッドアンプ切り換えパルスを発生する
手段と、前記ヘッドアンプ切り換えパルスによって前記
3倍モード用ヘッドと標準モード用ヘッドとを切り換え
る手段とを備え、前記ヘッドアンプ切り換えパルス発生
手段は、記録、再生、正/逆ビデオサーチ等の動作モー
ド毎に設定されたシフト時間だけ前記ヘッドスイッチン
グパルスのパルスタイミングを変移させることで、各フ
ィールドにおいて、3倍モードのビデオサーチ時に3倍
モード用ヘッド出力が得られるタイミングでは3倍モー
ド用ヘッドを選択しかつ3倍モード用ヘッド出力が得ら
れないタイミングでは標準モード用ヘッドを選択するよ
うなヘッドアンプ切り換えパルスを発生するように構成
されていることを特徴とするものである。
【0018】(2) 本発明に係る請求項2の磁気記録
再生装置は、上記請求項1の磁気記録再生装置におい
て、再生ビデオRF信号の欠落の位相を検出する手段
と、その検出位相とヘッドアンプ切り換えパルス位相と
のずれを算出する手段と、前記位相ずれに応じてヘッド
アンプ切り換えパルスの位相を補正する手段とを備えて
いることを特徴とするものである。
【0019】(3) 本発明に係る請求項3の磁気記録
再生装置は、上記請求項1の磁気記録再生装置におい
て、再生ビデオRF信号の欠落の位相を検出する手段
と、その検出位相とヘッドアンプ切り換えパルス位相と
のずれを算出する手段と、前記位相ずれに応じてキャプ
スタンモータの回転位相を補正する手段とを備えている
ことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】(1) 請求項1の磁気記録再生装置において
は、3倍モード用ヘッドのヘッド幅を3倍モードのトラ
ックピッチと等しくし、その3倍モード用ヘッドでビデ
オサーチを行うことを原則としたから、ビデオサーチを
常に幅広の標準モード用ヘッドで行う場合のような隣々
接トラックからのクロストークを充分に減少でき、か
つ、3倍モード用ヘッド出力が得られないタイミングで
はヘッドアンプ切り換えパルスにより標準モード用ヘッ
ドを選択するようにしたから、3倍モード用ヘッドでビ
デオサーチすることに起因した再生ビデオRF信号の欠
落を防止することができ、画面上のノイズバーの発生を
軽減することができる。しかも、ヘッドアンプ切り換え
パルス発生手段は、記録、再生、正/逆ビデオサーチ等
の動作モード毎に設定されたシフト時間だけ前記ヘッド
スイッチングパルスのパルスタイミングを変移させるこ
とで、ヘッドアンプ切り換えパルスを発生させるので、
発生するヘッドアンプ切り換えパルスのタイミング精度
は高いものとなる。
【0021】また、3倍モードのトラックピッチと等し
いヘッド幅の3倍モード用ヘッドでビデオサーチを行う
ようにしたので、ヘッド,ロータリートランス,ヘッド
アンプ,切り換えスイッチの追加なしに、3倍モードの
通常再生とノイズバーが軽減されたビデオサーチとを実
現でき、コストダウンを図ることができる。
【0022】(2) 請求項2の磁気記録再生装置にお
いては、再生ビデオRF信号の欠落位相を検出し、本来
のヘッドアンプ切り換えパルス位相とその欠落位相との
ずれを求めて、ヘッドアンプ切り換えパルスの位相を補
正するように構成したので、ノイズバーの軽減を一層確
実なものとし、特に、他の磁気記録再生装置で記録され
たビデオテープのビデオサーチにおいてもノイズのない
画質が得られる。
【0023】(3) 請求項3の磁気記録再生装置にお
いては、再生ビデオRF信号の欠落位相を検出し、本来
のヘッドアンプ切り換えパルス位相とその欠落位相との
ずれを求めて、キャプスタンモータの回転位相を補正す
るように構成したので、ヘッドアンプ切り換えパルスの
位相を補正する請求項2のようなやや複雑な手段の追加
なしに、他の磁気記録再生装置で記録されたビデオテー
プのビデオサーチにおいてノイズのない画質を得ること
ができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係る磁気記録再生装置の実施
例(VTR)を図面に基づいて詳細に説明する。
【0025】〔第1実施例〕この第1実施例は請求項1
に係る磁気記録再生装置の実施例である。図1は第1実
施例の磁気記録再生装置の構成図である。
【0026】回転ドラム1には、3倍モード用ヘッド3
(R,L)と、それぞれと対をなす標準モード用ヘッド
2(L′,R′)、および、ヘッドを切り換えるための
ヘッドスイッチングパルス8のタイミングを得るのに必
要なPG磁極4が搭載配置されている。ここで、各ビデ
オヘッドのヘッド幅および回転ドラム1上の段差は図2
のようになっている。すなわち、標準モード用ヘッド2
のL′アジマスヘッドのヘッド幅は58μm、R′アジ
マスヘッドは46μm、3倍モード用ヘッド3のLアジ
マスヘッドおよびRアジマスヘッドのヘッド幅はともに
3倍モードのトラックピッチと等しい19μmである。
【0027】5はPG磁極4が位置対応したときにPG
信号6を出力するPGセンサーであり、ビデオヘッドス
イッチングパルス発生装置7に入力接続されている。ビ
デオヘッドスイッチングパルス発生装置7から出力され
るヘッドスイッチングパルス8はパルスパターン発生装
置9に入力されているとともに、切り換えスイッチ14
の切り換え制御用に出力されている。標準モード用ヘッ
ド2(L′,R′)と3倍モード用ヘッド3(R,L)
は図示しないロータリートランスを介してヘッドアンプ
11に接続されている。ヘッドアンプ11の1と2は切
り換えスイッチ12を介して切り換えスイッチ14の一
方の入力端子に接続され、ヘッドアンプ11の3と4は
切り換えスイッチ13を介して切り換えスイッチ14の
他方の入力端子に接続されている。パルスパターン発生
装置9は、入力したヘッドスイッチングパルス8と動作
モード切り換え信号18に基づいてヘッドアンプ切り換
えパルス10を生成し、このヘッドアンプ切り換えパル
ス10を切り換えスイッチ12,13に対してそれの切
り換え用として出力するようになっている。切り換えス
イッチ14で選択された再生ビデオRF信号15は復調
回路16に入力され、ビデオ信号17として出力される
ようになっている。
【0028】回転ドラム1が回転すると、PG磁極4が
PGセンサー5を通過する際にPGセンサー5からPG
信号6がビデオヘッドスイッチングパルス発生装置7に
入力され、図3に示すようなタイミングでヘッドスイッ
チングパルス8が出力される。
【0029】PG磁極4はR/L′ヘッドに対して先行
して取り付けられているのでPG信号6の入力後の時間
MMの経過後にヘッドスイッチングパルス8が立ち上が
り、フィールド時間の経過後に立ち下がる。TMMはPG
磁極4からR/L′ヘッドまでの時間で、回転ドラム1
の径と回転速度とヘッドの取り付け角度によって決定さ
れる時間である。
【0030】ヘッドスイッチングパルス8は、パルスパ
ターン発生装置9に入力され、後述するヘッドアンプ切
り換えパルス10を発生するためのタイミング信号にな
るとともに、切り換えスイッチ14に入力され、ヘッド
アンプ11からの再生信号をフィールドごとに切り換え
るための信号となる。
【0031】各ビデオヘッドからの再生信号は図示しな
いロータリートランスを介してヘッドアンプ11に入力
される。このヘッドアンプ11は1〜4までの4個のヘ
ッドアンプからなり、L′,R,R′,Lの各ヘッドか
らの再生信号はヘッドアンプ11の1,2,3,4に入
力され増幅される。ヘッドアンプ11の1,2,3,4
の出力は連動する2個の切り換えスイッチ12,13に
より選択される。この切り換えスイッチ12,13は、
ヘッドアンプ切り換えパルス10が“H”の期間では標
準モード用ヘッド2(L′,R′)からの出力に対応し
たヘッドアンプ11の1,3を選択し、ヘッドアンプ切
り換えパルス10が“L”の期間では3倍モード用ヘッ
ド3(R,L)からの出力に対応したヘッドアンプ11
の2,4を選択する。
【0032】切り換えスイッチ12,13,14によっ
て選択された再生ビデオRF信号15は復調回路16に
より復調され、ビデオ信号17を得る。
【0033】パルスパターン発生装置9は図4に示すよ
うな構成となっている。モードデコーダAは、動作モー
ド切り換え信号18が入力されると、動作モード(記
録,再生,正/逆ビデオサーチ等)に応じてそれぞれの
動作モードを示すモードコード信号aを出力する。パタ
ーンデータスタートアドレス発生装置Bは、モードコー
ド信号aに従ってパターンデータメモリ装置Dに記憶さ
れているパターンデータの開始アドレスを指示するため
のパターンデータスタートアドレスbをパターンデータ
読み出し制御装置Cに出力する。パターンデータ読み出
し制御装置Cは、ヘッドスイッチングパルス8の立ち上
がりおよび立ち下がりのエッジでパターンデータスター
トアドレスbをラッチし、そのラッチしたアドレスをア
ドレスデータcとしてパターンデータメモリ装置Dに出
力する。パターンデータメモリ装置Dは、アドレスデー
タcが入力されると、アドレスデータcで指示されるデ
ータ(例えばPT1)をパターンデータdとして時刻一
致検出装置Eに出力する。
【0034】ここで、パターンデータdは図5に示すよ
うなデータであり、例えば16ビットデータの場合、0
ビット目から14ビット目までの15ビットで指定時刻
データを表現し、15ビット目の1ビットの1/0で出
力の“H”/“L”を表現するようなデータである。
【0035】クロック発生装置Fは、15ビットのクロ
ックデータeを出力する。クロックデータeは、0から
最大7FFFHまで時間経過に従って増加する15ビッ
トのデータであり、図6に示すようにヘッドスイッチン
グパルス8の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ
でリセットされる。時刻一致検出装置Eは、パターンデ
ータメモリ装置Dから入力したパターンデータdのうち
の指定時刻データ(例えばPT1の0〜14ビット目)
とクロックデータeの一致を検出すると、パターンデー
タdの15ビット目で表される“H”の出力データをヘ
ッドアンプ切り換えパルス10として出力すると同時
に、パターンデータ読み出し制御装置Cに時刻一致信号
fを出力する。パターンデータ読み出し制御装置Cは、
時刻一致信号fを入力すると、アドレスデータをインク
リメントし、新たなアドレスデータとしてパターンデー
タメモリ装置Dに出力する。パターンデータメモリ装置
Dは、新たなアドレスデータに対応したパターンデータ
d(例えばPT2)を時刻一致検出装置Eに出力する。
【0036】時刻一致検出装置Eは、パターンデータd
における指定時刻データ(PT2の0〜14ビット目)
とクロックデータeの一致を検出すると、パターンデー
タdの15ビット目で表される“L”のデータをヘッド
アンプ切り換えパルス10として出力すると同時に、パ
ターンデータ読み出し制御装置Cに時刻一致信号fを出
力する。パターンデータ読み出し制御装置Cは、時刻一
致信号fを入力すると、アドレスデータをインクリメン
トし、新たなアドレスデータとしてパターンデータメモ
リ装置Dに出力する。パターンデータメモリ装置Dは、
新たなアドレスデータに対応したパターンデータd(例
えばPT3)を時刻一致検出装置Eに出力する。
【0037】以上のような動作を繰り返すことにより、
時刻一致検出装置Eにおいて図6に示すようなヘッドア
ンプ切り換えパルス10が順次に生成され、切り換えス
イッチ12,13に出力される。
【0038】ここで、パターンデータdを(X,Y)=
(15ビット目の出力データ,0〜14ビット目の指定
時刻データ)と表現することとして、 PT1=(1,T0 ) PT2=(0,T0 +t) Pt3=(1,T0 +t+T) Pt4=(0,T0 +2t+T) Pt5=(1,T0 +2t+2T) Pt6=(0,T0 +3t+2T) とすれば、図3および図6に示すように、ヘッドスイッ
チングパルス8の立ち上がりの後および立ち下がりの
後、時間T0 (パルス位相時間)の経過後に“H”とな
り、時間t(補間時間)の経過後に“L”となり、時間
Tの経過後に“H”となり、さらに時間tの経過後に
“L”となり、時間Tの経過後に“H”となり、さらに
時間tの経過後に“L”となるようなヘッドアンプ切り
換えパルス10が切り換えスイッチ12,13に出力さ
れる。切り換えスイッチ12,13は、ヘッドアンプ切
り換えパルス10が“H”のときは標準モード用ヘッド
2(L′,R′)を選択し、“L”のときは3倍モード
用ヘッド3(R,L)を選択するように制御される。
【0039】したがって、例えば7倍速正方向ビデオサ
ーチ時のヘッドのトレースパターンは図7のようにな
り、3倍モード用ヘッド3(R,L)からの出力が得ら
れるタイミングではそれぞれ3倍モード用ヘッド3
(R,L)が選択され、一方、3倍モード用ヘッド3
(R,L)からの出力が得られないタイミングN1,N
2,N3およびn1,n2,n3においては、ヘッドア
ンプ切り換えパルス10を“H”とすることに基づいた
切り換えスイッチ12,13の切り換え制御により標準
モード用ヘッド2(L′,R′)が選択されるため、そ
れぞれのタイミングで再生信号L1 ′とLL1 ′、
2 ′とLL2 ′、L3 ′とLL3 ′が、また、再生信
号R1 ′,R2 ′,R3 ′がそれぞれ出力されて補間す
る。ここで、再生信号L1′とLL1′、L2′とLL
2′、L3′とLL3′はそれぞれ隣々接トラックの関
係となり、瞬間的なクロストークノイズとなるが、従来
例のような再生信号欠落によるモニター画像乱れ(ノイ
ズバー)に比較して充分許容できるものであり、ノイズ
バーを軽減することが可能となる。
【0040】なお、7倍速逆方向ビデオサーチ時のトレ
ースパターンおよび再生信号補間の状況を図8に示す。
この場合の動作は、基本的に上述した7倍速正方向ビデ
オサーチ時の場合と同様である。
【0041】パルスパターン発生装置9においては、ビ
デオサーチの任意の倍速比および正逆方向に応じてヘッ
ドアンプ切り換えパルス10のパターンを最適なパルス
パターンにするものである。この最適なパルスパターン
については、図7や図8に示すように、ビデオヘッドの
トレースパターンに基づいてT0 ,t,Tなどを決定
し、そのデータをパターンデータメモリ装置Dに記憶さ
せておけばよい。
【0042】〔第2実施例〕この第2実施例は請求項2
に係る磁気記録再生装置の実施例である。図9は第2実
施例の磁気記録再生装置の構成図である。図9におい
て、符号1から符号18までについては、図1の構成と
共通であり、簡単に説明すると、1は回転ドラム、2は
標準モード用ヘッド(L′,R′)、3は3倍モード用
ヘッド(R,L)、4はPG磁極、5はPGセンサー、
6はPG信号、7はビデオヘッドスイッチングパルス発
生装置、8はヘッドスイッチングパルス、9はパルスパ
ターン発生装置、10はヘッドアンプ切り換えパルス、
11はヘッドアンプ、12,13,14は切り換えスイ
ッチ、15は再生ビデオRF信号、16は復調回路、1
7はビデオ信号、18は動作モード切り換え信号であ
る。以下、図1の構成と相違する点について説明する。
【0043】第1実施例においては、ビデオサーチ時の
ヘッドのトレースパターンに応じて最適なヘッドアンプ
切り換えパルス10のパルスパターン(パターンデータ
PT1〜PTn)を決定して、このヘッドアンプ切り換
えパルス10によってビデオヘッドを3倍モード用ヘッ
ド3と標準モード用ヘッド2とに切り換えるように制御
するものである。
【0044】しかし、他の磁気記録再生装置によって記
録されたビデオテープのビデオサーチにおいては、機械
精度上、トラッキングのずれがあり、トレースパターン
上では図13に示すようにトレース位置がテープ走行方
向でずれたものになる。すると、再生ビデオRF信号の
欠落部すなわち補間すべきタイミングがヘッドアンプ切
り換えパルス10の位相(特に初期位相T0 )に対して
ずれたものになってしまう。そして、この状態では、再
生ビデオRF信号の欠落によるノイズと補間による隣々
接トラックからのクロストークによるノイズによってモ
ニター画像が乱れてしまう。
【0045】そこで、以下のようにヘッドアンプ切り換
えパルス10の位相を調整することで、ノイズの軽減を
図る。
【0046】まず、動作モード切り換え信号18が3倍
モードのビデオサーチモードになると、パルスパターン
発生装置9はヘッドアンプ切り換えパルス10を“L”
に固定し、3倍モード用ヘッド3(R,L)によるビデ
オサーチとする。この状態で再生ビデオRF信号15は
図10のようになる。この段階では信号の欠落が生じ
る。この状態で初期位相TN を決定するために初期位相
発生装置19を設けている。
【0047】初期位相発生装置19は、図12に示すよ
うに、検波装置Iとレベル比較器Jとクロックデータラ
ッチ装置Kとから構成されている。検波装置Iに再生ビ
デオRF信号15が入力され、レベル比較器Jにヘッド
スイッチングパルス8に入力され、クロックデータラッ
チ装置Kからパルスパターン発生装置9(のオフセット
データ発生装置G)に位相指令信号20が入力されるよ
うに構成されている。
【0048】まず、再生ビデオRF信号15を検波装置
Iで検波し、検波信号iを得る。レベル比較器Jは検波
信号iと予め決定されている閾値LTH(図10参照)と
を比較し、検波信号iのレベルが閾値LTH以下になるこ
とを検出する。もしもヘッドスイッチングパルス8の立
ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジの後で最初に検
波信号iのレベルが閾値LTH以下になっていれば、レベ
ル比較器Jはクロックラッチ指令信号jを出力する。ク
ロックラッチ指令信号jがクロックデータラッチ装置K
に入力されると、クロックデータラッチ装置Kはパルス
パターン発生装置9におけるクロック発生装置Fから出
力されているクロックデータeをラッチし、その値(初
期位相TN )を位相指令信号20としてパルスパターン
発生装置9に出力する。
【0049】パルスパターン発生装置9は図12に示す
ように、図4のものにオフセットデータ発生装置Gとデ
ータ加算器Hを付加したものである。オフセットデータ
発生装置Gは、初期位相発生装置19から入力した初期
位相TN を示す位相指令信号20とパターンデータメモ
リ装置Dに記憶されているところのヘッドスイッチング
パルス8の立ち上がりまたは立ち下がりの後最初に発生
すべきパターンデータPT1を読み出し、このデータの
指定時刻T0 と初期位相時刻TN との差を算出し、オフ
セットデータgとして出力する。第1実施例で説明した
ようにパターンデータメモリ装置Dから読み出されたパ
ターンデータdのうち下位15ビットの指定時刻データ
はデータ加算器Hにおいてオフセットデータgが加算さ
れ、新たなパターンデータhとして時刻一致検出装置E
に出力される。このようにして、パルスパターン発生装
置9は、図11に示すように、T0 に代わるTN を初期
位相とするパルスパターンをヘッドアンプ切り換えパル
ス10として切り換えスイッチ12,13に出力する。
【0050】以上のように、第2実施例によれば、他の
磁気記録再生装置で記録されたテープのビデオサーチに
おいても、ヘッドアンプ切り換えパルス10の位相はト
ラッキングのずれに対して最適に調整され、再生ビデオ
RF信号15は図11および図14で示すように欠落の
ない信号となり、モニター画面上でのノイズを軽減する
ことができる。
【0051】〔第3実施例〕この第3実施例は請求項3
に係る磁気記録再生装置の実施例である。図15は第3
実施例の磁気記録再生装置の構成図である。図15にお
いて、符号1から符号20までについては、図9の構成
と共通であり、簡単に説明すると、1は回転ドラム、2
は標準モード用ヘッド(L′,R′)、3は3倍モード
用ヘッド(R,L)、4はPG磁極、5はPGセンサ
ー、6はPG信号、7はビデオヘッドスイッチングパル
ス発生装置、8はヘッドスイッチングパルス、9はパル
スパターン発生装置、10はヘッドアンプ切り換えパル
ス、11はヘッドアンプ、12,13,14は切り換え
スイッチ、15は再生ビデオRF信号、16は復調回
路、17はビデオ信号、18は動作モード切り換え信
号、19は初期位相発生装置、20は位相指令信号であ
る。
【0052】以下、図9の構成と相違する点について説
明する。
【0053】第2実施例においては、他の磁気記録再生
装置によって記録されたビデオテープのビデオサーチに
際し、機械精度上のトラッキングのずれをヘッドアンプ
切り換えパルス10の位相の調整で修正し、再生ビデオ
RF信号15の欠落を防止してモニター上のノイズの軽
減を図るようにした。したがって、第2実施例は、第1
実施例と比べて、パルスパターン発生装置9においてヘ
ッドアンプ切り換えパルス10の位相を変化させるため
の装置(オフセットデータ発生装置Gおよびデータ加算
器H)が追加され、構造が複雑になっている。
【0054】そこで、第3実施例においては、ヘッドア
ンプ切り換えパルス10を発生するためのパルスパター
ン発生装置9は第1実施例と同じものとし、第2実施例
と同様にして求められた初期位相の指令信号をキャプス
タンサーボ制御系に出力することによって、最適なトラ
ッキングとするものである。
【0055】まず、動作モード切り換え信号18が3倍
モードのビデオサーチモードとなると、パルスパターン
発生装置9はヘッドアンプ切り換えパルス10を“L”
に固定し、3倍モード用ヘッド3(R,L)によるビデ
オサーチとする。この状態で再生ビデオRF信号15は
図16のようになる。この段階では信号の欠落が生じ
る。この状態で初期位相TN を決定するために初期位相
発生装置19を設けている点は第2実施例と同様であ
る。
【0056】初期位相発生装置19は、図18に示すよ
うに、検波装置Iとレベル比較器Jとクロックデータラ
ッチ装置Kとトラッキングデータ計算装置Lとから構成
されている。クロックデータラッチ装置Kから出力され
る初期位相TN のデータがトラッキングデータ計算装置
Lに入力され、トラッキングデータ計算装置Lから位相
指令信号20がキャプスタンモータ制御装置21に出力
されるように構成されている。
【0057】また、再生ビデオRF信号15を検波装置
Iで検波し、検波信号iを得る。レベル比較器Jは検波
信号iと予め決定されている閾値LTH(図16参照)と
を比較し、検波信号iのレベルが閾値LTH以下になるこ
とを検出する。もしもヘッドスイッチングパルス8の立
ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジの後で最初に検
波信号iのレベルが閾値LTH以下になっていれば、レベ
ル比較器Jはクロックラッチ指令信号jを出力する。ク
ロックラッチ指令信号jがクロックデータラッチ装置K
に入力されると、クロックデータラッチ装置Kはパルス
パターン発生装置9におけるクロック発生装置Fから出
力されているクロックデータeをラッチし、初期位相T
N のデータとしてトラッキングデータ計算装置Lに出力
する。
【0058】トラッキングデータ計算装置Lは、最初の
パターンデータPT1の指定時刻T0 と初期位相時刻T
N との差を計算し、その差の信号を位相指令信号20と
してキャプスタンモータ制御装置21に出力する。キャ
プスタンモータ制御装置21は、位相指令信号20が入
力されると、キャプスタン制御信号22を変更する。
【0059】変更されたキャプスタン制御信号22に従
ってキャプスタンモータ23の回転位相が変化し、トラ
ッキングが変化する。この結果、図17のようにヘッド
アンプ切り換えパルス10とトレースパターンが一致
し、再生ビデオRF信号15の欠落が防止されてモニタ
ー上のノイズを軽減することができる。
【0060】この第3実施例の場合、パルスパターン発
生装置9においてオフセットデータ発生装置Gとデータ
加算器Hとを追加する必要がなく、構成を簡素化しなが
ら、他の磁気記録再生装置で記録されたビデオテープの
ビデオサーチにおいてもノイズのない良好な画質とする
ことができる。
【0061】
【発明の効果】(1) 請求項1の磁気記録再生装置に
よれば、ヘッド,ロータリートランス,ヘッドアンプ,
切り換えスイッチを追加せずにコストダウンを図りなが
ら、3倍モードの通常再生とノイズが軽減された画質の
良好なビデオサーチを実現することができる。しかも、
発生するヘッドアンプ切り換えパルスのタイミング精度
は高いものとなるので、比較的精度高くノイズを除去す
ることができるようになる。
【0062】(2) 請求項2の磁気記録再生装置によ
れば、他の磁気記録再生装置で記録されたビデオテープ
のビデオサーチにおいてもノイズのない画質を得ること
ができる。
【0063】(3) 請求項3の磁気記録再生装置によ
れば、他の磁気記録再生装置で記録されたビデオテープ
のビデオサーチにおいてノイズのない画質を得るに際し
て、ヘッドアンプ切り換えパルスの位相を補正する請求
項2のようなやや複雑な手段を追加せず、より簡易な構
成によって実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る磁気記録再生装置の
構成図である。
【図2】本発明の各実施例において使用されるビデオヘ
ッドのヘッド幅と段差構成の説明図である。
【図3】第1実施例の場合の3倍モードにおける7倍速
正方向ビデオサーチ時のタイミングチャートである。
【図4】第1実施例におけるパルスパターン発生装置の
内部構成図である。
【図5】パルスパターン発生装置で発生されるパターン
データのビット構成の例示図である。
【図6】第1実施例におけるヘッドアンプ切り換えパル
スの出力タイミングを示すタイミングチャートである。
【図7】第1実施例における3倍モードでの7倍速正方
向ビデオサーチ時のトレースパターンを示す図である。
【図8】第1実施例における3倍モードでの7倍速逆方
向ビデオサーチ時のトレースパターンを示す図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る磁気記録再生装置の
構成図である。
【図10】第2実施例において初期位相を得る際のタイ
ミングチャートである。
【図11】第2実施例の場合の3倍モードにおける7倍
速正方向ビデオサーチ時のタイミングチャートである。
【図12】第2実施例におけるパルスパターン発生装置
および初期位相発生装置の内部構成図である。
【図13】第1実施例の場合に他の磁気記録再生装置で
記録したテープについて3倍モードで7倍速正方向ビデ
オサーチを行ったときの問題点を含むトレースパターン
を示す図である。
【図14】第2実施例によって他の磁気記録再生装置で
記録したテープについて3倍モードで7倍速正方向ビデ
オサーチを行ったときのトレースパターンを示す図であ
る。
【図15】本発明の第3実施例に係る磁気記録再生装置
の構成図である。
【図16】第3実施例において初期位相を得る際のタイ
ミングチャートである。
【図17】第3実施例の場合の3倍モードにおける7倍
速正方向ビデオサーチ時のタイミングチャートである。
【図18】第3実施例におけるパルスパターン発生装置
および初期位相発生装置の内部構成図である。
【図19】従来例に係る磁気記録再生装置の構成図であ
る。
【図20】従来例において使用されるビデオヘッドのヘ
ッド幅と段差構成の説明図である。
【図21】従来例のヘッドスイッチングパルスのタイミ
ングチャートである。
【図22】幅広(ヘッド幅30μm)のビデオヘッドで
3倍モードの再生を行った際のトレースパターンを示す
図である。
【図23】従来例の19μmのビデオヘッドで3倍モー
ドの7倍速正方向ビデオサーチを行った際のトレースパ
ターンを示す図である。
【図24】従来例の標準モード用ヘッドで3倍モードの
7倍速正方向ビデオサーチを行った際のトレースパター
ンを示す図である。
【符号の説明】
1……回転ドラム 2……標準モード用ヘッド(L′,R′) 3……3倍モード用ヘッド(R,L) 7……ビデオヘッドスイッチングパルス発生装置 8……ヘッドスイッチングパルス 9……パルスパターン発生装置 10……ヘッドアンプ切り換えパルス 11……ヘッドアンプ 12……切り換えスイッチ 13……切り換えスイッチ 14……切り換えスイッチ 15……再生ビデオRF信号 19……初期位相発生装置 20……位相指令信号 21……キャプスタンモータ制御装置 22……キャプスタン制御信号 23……キャプスタンモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/782 - 5/783 G11B 5/027 G11B 15/14 G11B 15/473

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準モード用ヘッドと、これと逆アジマ
    スの3倍モードのトラックピッチと等しいヘッド幅の3
    倍モード用ヘッドとを対にしたダブルアジマスヘッドを
    用いた磁気記録再生装置において、 フィールドごとにヘッドを切り換えるヘッドスイッチン
    グパルスに同期したヘッドアンプ切り換えパルスを発生
    する手段と、前記ヘッドアンプ切り換えパルスによって
    前記3倍モード用ヘッドと標準モード用ヘッドとを切り
    換える手段とを備え、 前記ヘッドアンプ切り換えパルス発生手段は、記録、再
    生、正/逆ビデオサーチ等の動作モード毎に設定された
    シフト時間だけ前記ヘッドスイッチングパルスのパルス
    タイミングを変移させることで、各フィールドにおい
    て、3倍モードのビデオサーチ時に3倍モード用ヘッド
    出力が得られるタイミングでは3倍モード用ヘッドを選
    択しかつ3倍モード用ヘッド出力が得られないタイミン
    グでは標準モード用ヘッドを選択するようなヘッドアン
    プ切り換えパルスを発生するように構成されていること
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気記録再生装置にお
    いて、再生ビデオRF信号の欠落の位相を検出する手段
    と、その検出位相とヘッドアンプ切り換えパルス位相と
    のずれを算出する手段と、前記位相ずれに応じてヘッド
    アンプ切り換えパルスの位相を補正する手段とを備えて
    いることを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の磁気記録再生装置にお
    いて、再生ビデオRF信号の欠落の位相を検出する手段
    と、その検出位相とヘッドアンプ切り換えパルス位相と
    のずれを算出する手段と、前記位相ずれに応じてキャプ
    スタンモータの回転位相を補正する手段とを備えている
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
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