JPH02249376A - ビデオテープレコーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、回転ヘッドドラムに取り付けられてビデオテ
ープをトレースするｃｈｉおよびｃｈ２のビデオヘッド
と、同じく回転ヘッドドラムに対して対応する前記ビデ
オヘッドよりも先行するトレース位置に取り付けられて
ビデオテープをトレースするｃｈ＋およびｃｈ２のハイ
ファイオーディオヘッド（ＦＭ記録再生型オーディオヘ
ッド）とを備えたビデオテープレコーダに関する。

（従来の技術） 上記のビデオヘッドとハイファイオーディオヘッドとの
回転ヘッドドラムに対する取り付は位置、つまり、その
回転ヘッドドラムに巻き付けられるビデオテープに対す
る各ヘッドのトレース位置には同一型のビデオテープレ
コーダであっても各社の仕様に応じてバラツキがあるの
が普通である。

（発明が解決しようとする課題） そのため、ビデオヘッドのトラッキング位置を調整して
ビデオ信号のトレースを最適にした場合にハイファイオ
ーディオヘッドがオーディオ信号の最適なトレース位置
にならず、オーディオ信号の再生出力の振幅が大幅に小
さくなってしまい、その結果、映像の再生は良好である
が、音声の再生が極端に悪化してしまうという不具合か
ある。

本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、ビ
デオヘッドのトレース位置を最適に調整しても、ハイフ
ァイオーディオヘッドのトレース位置を単独で最適位置
に自動調整できるようにして映像のみならず音声も良好
に再生できるようにすることを目的としている。

（課題を解決するための手段） このような目的を達成するために、本発明のビデオテー
プレコーダにおいては、回転へラドドラムに取り付けら
れたｃｈｉおよびｃｈ２のビデオヘッドと、同じく回転
ヘッドドラムに対して前記各ビデオヘッドに対応して取
り付けられた可動式のｃｈｉおよびｃｈ２のハイファイ
オーディオヘッドと、ハイファイオーディオヘッド用の
第１のスイッチングパルスの入力に応答して前記各ハイ
ファイオーディオヘッドそれぞれの再生出力を交互に増
幅出力する再生出力手段と、ビデオヘッド用の第２のス
イッチングパルスの入力に応答して前記第１のスイッチ
ングパルスを当該再生出力手段に出力するとともに、ハ
イファイオーディオヘッドのトレース位置を可変するた
めのヘッド駆動信号を出力する演算制御部と、前記演算
制御部から与えられるヘッド駆動信号の入力に応答して
前記ハイファイオーディオヘッドを可動させることによ
り回転ヘッドドラム上における前記ビデオテープに対す
るハイファイオーディオヘッドのトレース位置を可変す
るヘッド駆動制御部とからなり、前記演算制御部は、前
記ヘッド駆動制御部にヘッド駆動信号を掃引出力する第
１の出力手段と、前記ハイファイオーディオヘッドの各
トレース位置に対応して前記再生出力手段から与えられ
る再生出力の振幅を記憶するメモリと、前記メモリに記
憶されている再生出力の振幅が最大となるときのヘッド
駆動信号を前記第１の出力手段が出力するように決定す
る第１の決定手段と、前記再生出力手段に前記第１のス
イッチングパルスを掃引出力する第２の出力手段と、前
記第１のスイッチングパルスの入力毎に当該再生出力手
段からの前記各ハイファイオーディオヘッドに対応する
再生出力が重なり合う所定のタイミングとなるときに前
記第２の出力手段からの前記第１のスイッチングパルス
の掃引を停止するとともに、そのタイミングで当該第１
のスイッチングパルスが出力されるように決定する第２
の決定手段とからなることを特徴としている。

（作用） 第１の出力手段からのヘッド駆動信号の入力に応答して
ヘッド駆動制御部はハイファイオーディオヘッドのトレ
ース位置を可変制御する。そして、メモリは、各トレー
ス位置におけるハイファイオーディオヘッドの出力に対
応する再生出力手段から与えられる再生出力の振幅を記
憶する。第１の決定手段は、このメモリに記憶されてい
る再生出力の振幅が最大となるときのヘッド駆動信号が
ヘッド駆動制御部から出力されるように当該ヘッド駆動
信号を決定する。

第２の出力手段は、萌記再生出力手段に第１のスイッチ
ングパルスを出力している。そして、第２の決定手段は
、第１のスイッチングパルスの人力毎に当該再生出力手
段から入力される各ハイファイオーディオヘッドに対応
する再生出力が重なり合う所定のタイミングとなったと
きに、そのタイミングに合わせて前記第２の出力手段か
ら第１のスイッチングパルスが出力されるように当該タ
イミングを決定する。

したがって、本発明のビデオテープレコーダにおいては
、ビデオヘッドのトレース位置を最適に調整した状態で
、ハイファイオーディオ−＼ラドのトレース位置が不適
であっても、そのトレース位・置は自動的に最適位置に
調整されることになるから、映像のみならず音声も良好
に再生できるようにすることができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。第１図は本発明の実施例に係るビデオテープレコーダ
の要部回路図であり、第２図は第１図の演算制御部の回
路図であり、第３図はその動作説明に供するタイミング
チャートである。

第１図を参照して、符号１は回転ヘッドドラム、２．３
はそれぞれ回転ヘッドドラムｌに取り付けられたｃｈｌ
およびＣＩＩ　２のビデオヘッド（ｃｈＩＶＨＳｃ　ｈ
　２ＶＨ）、４．５はそれぞれ回転ヘッドドラム１に対
して各ビデオヘッド２．３に対応して取り付けられたｃ
ｈｉおよびｃｈ２のハイファイオーディオヘッド（ｃ　
ｈ　ＩＨＨＳｃ　ｈ　２ＨＩ−１）である。このハイフ
ァイオーディオヘッド４，５は回転ヘッドドラムＩに対
してそのトレース位置を周知の構造で可変可能に構成さ
れている。　６はヘッドアンプ７と再生出力部８からな
る再生出力手段である。ヘッドアンプ７は、ハイファイ
オーディオヘッド用の第１のスイッチングパルス（各ハ
イファイオーディオヘッドの作動を切り換えるためのも
の。）の入力毎に各ハイファイオーディオヘッド４，５
の出力を切り換えて増幅出力し、再生出力部８は、ヘッ
ドアンプ７からの再生出力の振幅（エンベロープ）値を
デノタル値に変換して出力するようになっている。

９はビデオヘッド２．３用の第２のスイッチングパルス
（ビデオヘッドの作動を垂直同期信号に合わせて切り換
えるためのもの。）の入力に応答して第１のスイッチン
グパルスを当該再生出力手段６のヘッドアンプ７に出力
するとともに、ハイファイオーディオヘッド４．５のト
レース位置を可変するためのヘッド駆動信号を出力する
演算制御部であって、マイクロコンピュータで構成され
ている。

■０は演算制御部９から与えられるヘッド駆動信号の人
力に応答して回転ヘッドドラム！上におけるビデオテー
プに対するハイファイオーディオヘッド４，５のトレー
ス位置を可変するヘッド駆動制御部である。

第２図を参照して説明するように、演算制御部９は、ヘ
ッド駆動制御部ＩＯにヘッド駆動信号を掃引出力する第
１の出力手段１．１と、ハイファイオーディオヘッド４
．５の各トレース位置に対応して再生出力手段６の再生
出力部８から与えられる再生出力の振幅を記憶するメモ
リ１２と、このメモリ１２に記憶されている再生出力の
振幅が最大となるときのヘッド駆動信号を第１の出力手
段１１が出力するように決定する第１の決定手段１３と
、再生出力手段６のヘッドアンプ７に第１のスイッチン
グパルスを掃引出力する第２の出力手段１４と、第１の
スイッチングパルスの入力毎に再生出力部８からの萌記
各ハイファイオーディオヘッド４．５に対応する再生出
力が重なり合う所定のタイミング（後述）となるときに
第２の出力手段１４からの前記第１のスイッチングパル
スの掃引を停止するとともに、そのタイミングで当該第
１のスイッチングパルスが出力されるように決定する第
２の決定手段１５と、後述する演算動作を行う演算手段
１６とを有している。ここで、第１の決定手段１３、第
２の決定手段１５、演算手段ｉ６で制御手段１７を構成
しているが、この制御手段１７はその構成の他に図示し
ないが全体の動作を制御する中央制御部を有している。

動作を第３図のタイミングチャートを参照して説明する
と、まず、演算制御部９の制御手段１７内の中央制御部
に第３図（ａ）の時刻ｔＯに示すようにビデオヘッド３
からビデオヘッド２に切り換える第２のスイッチングパ
ルスが与えられる。

中央制御部は、第３図（ｂ）に示すようにその時刻ｔｏ
からＴ時間の経過後の時刻ｔｌにｃｈｉのハイファイオ
ーディオヘッド４からｃｈ２のハイファイオーディオヘ
ッド５に切り換える第１のスイッチングパルスがヘッド
アンプ７に出力されるように第１の出力手段１１を制御
する。ここで、第３図（ｂ）の第１のスイッチングパル
スは基準のスイッチングパルスであって、以下、これを
基準スイッチングパルスということにする。

このとき、両ハイファイオーディオヘッド４５は基準の
トレース位置にあるとした場合、ヘッドアンプ７は、こ
の基準スイッチングパルスの人力に応じて第３図（ｂ）
に示すようにｃｈｉ側のハイファイオーディオヘッド４
の出力からｃｈ２側のハイファイオーディオヘッド５の
出力に切り換わることになる。そして、そのハイファイ
オーディオヘッド４，５のトレース位置が不適切である
場合は、そのヘッドアンプ７および再生出力部８を介し
て演算制御部９に人力されるその再生出力の振幅が小さ
くて不十分であるとき、演算制御１９の中央制御部は第
１の出力手段１１を制御してヘッド駆動信号をヘッド駆
動制御部１０に帰り出力する。ヘッド駆動制御部１０は
、そのヘッド駆動信号の掃引入力に応答してハイファイ
オーディオヘッド４．５のトレース位置を可変制御する
。

そうすると、基準スイッチングパルスの入力に応答動作
するヘッドアンプ７および再生出力部８を介して演算制
御部９の中央制御部に与えられる再生出力の振幅が変化
するが、そのその中央制御部は再生出力の振幅をメモリ
１２に記憶させる。そして、中央制御部は、そのメモリ
１２に記憶される再生出力の振幅が最大となったとき、
第１の決定手段！３を介してヘッド駆動信号の掃引を停
止させる。このとき、ハイファイオーディオヘッド４．
５からの出力タイミングは第３図（Ｃ）から第３図（ｄ
）のようになっているとともに、そのハイファイオーデ
ィオヘッド４，５のトレース位置は最適になっている。

なお、第３図（ｄ）のタイミングは一例である。

そして、このトレース位置において、第１のスイッチン
グパルスの切り換わりタイミングが第３図（ｂ）のよう
な基準スイッチングパルスの切り換わりタイミングのま
までは、時刻ｔ１．！：ｔ２の間でｅｈＺ側のハイファ
イオーディオヘッド５の出力が得られなくなるから、中
央制御部は演算手段１６に対して第１のスイッチングパ
ルスの切り換わりタイミングが第３図Ｃｅ’）になるよ
うに演算制御させる。

すなわち、基準スイッチングパルスの出力時刻ｔ　１の
データと、その時刻ｔｌのタイミングからｃｈ２側のハ
イファイオーディオヘッド５の出力が中央制御部に与え
られるまでの時刻ｔ２のデータとが演算手段１６に与え
られる。そうすると、演算手段１６には、その両時刻ｔ
１．ｔ２との時間差へＴ１のデータと、両ハイファイオ
ーディオヘッド４．５の出力が重なり合う時間差ΔＴ２
のデータとが与えられるから、当該演算手段■６は、Δ
Ｔ１→−ΔＴ２／２の演算を行う。そして、中央制御部
は、その演算手段１６の演算結果に基づいて、第２の決
定手段１５に対して第１のスイッチングパルスとして第
３図（ｂ）に示される基準のスイッチングパルスの代わ
りに第３図（ｅ）の補正のスイッチングパルスを時刻ｔ
　１からΔＴ　Ｉ　十ΔＴ２／２の時間経過後の時刻ｔ
３にヘッドアンプ７に出力することを決定させる。この
決定により、第２の出力手段Ｉ４は、第３図（ｅ）のタ
イミングで第１のスイッチングパルスを補正スイッチン
グパルスとしてｌ＼ツドアンプ７に出力する。

その結果、ハイファイオーディオヘッド４．５は最適の
トレ−ス位置に可変制御されることになるとともに、ハ
イファイオーディオヘッド４５からの出力は最適のタイ
ミングで図示しない音声再生回路に出力されることとな
る。

なお、上記実施例においては、ΔＴ１の時間差を基準ス
イソヂングパルスの入力立ぢＬかりタイミングからハイ
ファイオーディオへ−ノド５の出力立ち上がりタイミン
グまでをもって演算（、たが、／・６ツドアンプ７の出
力部にドロップアウト検出部を設け、そのドロップアウ
ト検出部の出力タイミングを＋り用して演算してもよい
。

（発明の効果） 以＝１−説明したことから明らかなように本発明によれ
ば、ビデオヘッドのトレース位置を最適に調整しても、
ハイファイオーディオヘッドのトレ−ス位置を単独で最
適位置に自動調整できるようにし、て映像のみならず音
声ら良好に再生できるようにすることがＣきる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例に係り、第１図は同実施例に係るビ
デオテープレコーダの要部回路図、第２図は第１図の演
算制御部の回路図、第３図はその動作説明に供するタイ
ミングヂャートである。 １・・・回転ヘッドドラム、２・・・ｃｈｌ側のビデオ
ヘッド、３・・・ｅｈ２側のビデオヘッド、４・・・ｃ
ｈｌ側のハイファイオーディオヘッド、５・・・ｅｈ２
側のハイファイオーディオヘッド、６・・・再生出力手
段、７・・・ヘッドアンプ、８・・・再生出力部、９・
・・演算制御部、ＩＯ・・・ヘッド駆動制御部、１１・
・・第１の出力手段、１２・・・メモリ、１３・・・第
１の決定手段、１４・・・第２の出力手段、１５・・・
第２の決定手段、１６・・・演算手段。 出願人　シ　ャ　−　プ株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転ヘッドドラムに取り付けられたｃｈ１および
   ｃｈ２のビデオヘッドと、 同じく回転ヘッドドラムに対して前記各ビデオヘッドに
   対応して取り付けられた可動式のｃｈ１およびｃｈ２の
   ハイファイオーディオヘッドと、ハイファイオーディオ
   ヘッド用の第１のスイッチングパルスの入力に応答して
   前記各ハイファイオーディオヘッドそれぞれの再生出力
   を交互に増幅出力する再生出力手段と、 ビデオヘッド用の第２のスイッチングパルスの入力に応
   答して前記第１のスイッチングパルスを当該再生出力手
   段に出力するとともに、ハイファイオーディオヘッドの
   トレース位置を可変するためのヘッド駆動信号を出力す
   る演算制御部と、前記演算制御部から与えられるヘッド
   駆動信号の入力に応答して前記ハイファイオーディオヘ
   ッドを可動させることにより回転ヘッドドラム上におけ
   る前記ビデオテープに対するハイファイオーディオヘッ
   ドのトレース位置を可変するヘッド駆動制御部とからな
   り、 前記演算制御部は、 前記ヘッド駆動制御部にヘッド駆動信号を掃引出力する
   第１の出力手段と、 前記ハイファイオーディオヘッドの各トレース位置に対
   応して前記再生出力手段から与えられる再生出力の振幅
   を記憶するメモリと、 前記メモリに記憶されている再生出力の振幅が最大とな
   るときのヘッド駆動信号を前記第１の出力手段が出力す
   るように決定する第１の決定手段と、 前記再生出力手段に前記第１のスイッチングパルスを掃
   引出力する第２の出力手段と、 前記第１のスイッチングパルスの入力毎に当該再生出力
   手段からの前記各ハイファイオーディオヘッドに対応す
   る再生出力が重なり合う所定のタイミングとなるときに
   前記第２の出力手段からの前記第１のスイッチングパル
   スの掃引を停止するとともに、そのタイミングで当該第
   １のスイッチングパルスが出力されるように決定する第
   ２の決定手段と からなることを特徴とするビデオテープレコーダ。