JPS6129282A - 磁気記録再生装置のヘツド位置制御回路 - Google Patents

磁気記録再生装置のヘツド位置制御回路

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JPS6129282A
JPS6129282A JP14863184A JP14863184A JPS6129282A JP S6129282 A JPS6129282 A JP S6129282A JP 14863184 A JP14863184 A JP 14863184A JP 14863184 A JP14863184 A JP 14863184A JP S6129282 A JPS6129282 A JP S6129282A
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output
head
signal
rotary head
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JP14863184A
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English (en)
Inventor
Takayasu Ito
隆康 伊藤
Hideo Nishijima
英男 西島
Katsumi Sera
世良 克己
Takashi Furuya
貴史 古谷
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、例えばビデオテープレコーダ等のヘリカルス
キャン方式の磁気記録再生装置において、記録信号を可
変速再生モードで再生する場合等に好適な回転ヘッドの
ヘッド位置制御回路に関する。
〔発明の背景〕
ヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置においては、
再生時に回転ヘッドが磁気テープ上の傾斜記録トラック
を正しくトレースするようにトラッキング制御を行うこ
とが不可欠である。このようなトラッキング制御は、磁
気テープを記録時の走行速度と等しい速度で走行させて
再生を行なう、いわゆる標準再生モードにおいては、周
知のごとく、磁気テープ上に記録されたトラッキング制
御用のコントロール信号を用いて回転ヘッドの回転位相
を制御するトラッキングサーボによって行うことができ
る。しかし、磁気テープを記録時とは異なる速度で走行
させもしくは停止させて再生を行う可変速再生モード、
例えばビデオテープレコーダにおけるスローモーション
再生、クイック再生、スチル再生等においては、上記ト
ラッキングサーボによってはもはや十分なトラッキング
制御 □を行うことはできない。そこで最近では、回転
ヘッドを電気−機械変換素子(例えばバイモルフ板)に
取付け、回転ヘッドの時々刻々のトラッキング状態を検
出して得られるトラッキング制御信号により、上記電気
−機械変換素子を制御することによって回転ヘッドのト
ラッキングψれを補正することができるオートトラッキ
ング装置が提案されるに至った。
先ず、かかる従来のオートトラッキング装置を第1図〜
第3図により説明する。
第1図は、上記オー))ラッキング装置を用いたビデオ
テープレコーダの概略を示すブロック図で、同図におい
て、1.2は、それぞれバイモルフ板3,4の可動部に
取付けられた回転ヘッドで、これら回転ヘッドは、周知
のごとく、回転ドラム9と共に回転し、回転ドラム9の
周囲には’、”180度の範囲で巻付けられて走行する
磁気テープ8を交互に回転走査し、該磁気テープ8上の
傾□斜記録トラックに記録されているF IVIビデオ
信号を再生する。
再生されたFMビデオ信号は、増幅器5によって増幅さ
れた後、復調器14によって復調され、出力端子15よ
シ出力される。
6は自動トラッキング回路で、該回路6は、回転ヘッド
1.2からの再生FMビデオ信号および周知のヘッド切
換i号発生器12からの信号に基づき、上記−生FMビ
デオ信号のレベルが常に最  iグ制御信号を発生する
。7は制御回路で、該制御回路には、上記自動トラッキ
ング回路6により発生されたトラッキング制御信号が入
力されると共に、ヘッド切換信号発生器12からの信号
およびキャプスタン31の回転速度情報発生器13から
の信号も入力されておシ、てれらによってノくイモルフ
板3.4の位置を制御し、回転ヘッド1.2′のトラッ
キング制御を行うようになっている。なお、10はドラ
ムモータ、11はキャプスタンモータで、これらはそれ
ぞれ回転ドラム9、キャプスタン′31を回転駆動する
次に、上記自動トラッキング回路6と制御回路7の動作
原理および構成について更に詳しく説明する。自動トラ
ッキング回路6は、回転ヘッド1゜2をその再生走査期
間中に記録トラックの幅方向に強制振動(ウオブリング
)させ、そのときの再生FMビデオ信号のエンペループ
変化に基づいて□回転ヘッド1,2のトラッキングずれ
の量と方向とを検出するもの工ある。すなわち、回転ヘ
ッド1.2を一定周波数のつ穿プリング信号で強制振動
させると、第2図に示すようにその再生走査軌跡も16
.16’、16’のごとくに振動したものとなる。再生
走査軌跡16は、トラッキングずれがない場合のもので
、図から明らかなように、回転ヘッド1.2は、その振
動に拘わらず、記録トラック17のほぼ全幅を再生走査
しており、したがって再生FMビデオ信号めエンベロー
プもt’tとんど変化しない。しかし、回転ヘッド1,
2のトラッキング状態が記録トラック17に対し左方向
または右方向にずれている場合には、その再生走査軌跡
は、上記ずれの方向に応じて16′または16′のごと
くになシ、再生FMビデオ信号のエンベロープは、回転
ヘッドの振動に伴って増減することになる。とこで、再
生FMビデオ信号のエンベロープの増減位相は、再生走
査軌跡16′と16′との対比から明らかなように、ト
ラッキングずれの方向に応じて互いに逆相となっており
、また増減エンベロープの平均レベルはトラッキングず
れめ量に対応しているから、かかるエンベロープ□を前
記ウオブリング信号を用いて同期検波することにより回
転ヘッド1.2のトラッキングずれの量と方向とを検出
することができる。
第3図は、このような動作原理に基づく自動トラッキン
グ回路6と制御回路7の具体的構成例を示すもので、自
動トラッキング回路6は、端子18から入力されるヘッ
ド切換信号を逓倍器19によって周波数逓倍してウオブ
リング信号を作成し、該ウオブリング信号を制御回路7
内の加算器32゜33を経てバイモルフ板3,4に供給
し、回転ヘッド1.2を強制振動させるようになってい
る。
同時に、自動トラッキング回路6は、端子21から入力
される再生FMビデオ信号を回路22によって適宜増幅
した後にエンベ四−プ検波し、更に乗算器58によって
上記エンベロープ検波出力にウオブリング信号を乗算し
て同期検波を行い、その同期検波出力を低域通過フィル
タ23にょシ平滑2波してトラッキング制御信号を得る
ようになっている。このよ°うにして得られたトラッキ
ング制御信号が、前記、した理由によって回転ヘッド1
゜2のトラッキングずれの量と方向に対応したーものと
なることはいうまでもない。該トラッキング制御信号は
、制御回路7内の傾き補正回路20に供給される。この
傾き補正回路20は、可変速再生モード時における回転
ヘッド1.2の回転走査軌跡の傾き角を記録トラックの
傾き角に一致させるための補正を行うもので、そのため
に必要となる補正信号は、周知のごとく、回転ヘッド1
.2による交互の回転走査周期(ビデオ信号の1フイ一
ルド周期)に等しい繰返し周期を有し、かつ磁気テープ
の走行速度に応じて定まる傾斜角を有した鋸歯状波信号
である。傾き補正回路20は、端子18から入力される
ヘッド切換信号と端子24から入力されるキャプスタン
の回転速度情報信号に基づいて上記鋸歯状波信号を作成
すると共に、該鋸歯状波信号に上記低域通過フィルタ2
3から供給されるトラッキング制御信号を加える。この
ようにして得られた傾き補正回路20の出力は、加算器
32.33を介してバイモルフ板3,4に供を 給され、回転ヘッド1.2の変位位置を制御して前記し
た傾き補正およびトラッキング制御が行われる。
ところで、このような従来例においては、回転ヘッド1
.2は、再生走査期間中に常に記録トラックの幅方向に
強制振動されることになシ、該振動によ゛つて再生ビデ
オ信号にジッタが生じてしまうという欠点があった。そ
の理由は、通常、ビデオ信号の記録方式としてアジマス
記録方式が用いられ、その記録波長方向が記録トラック
の幅方向に直角ではなく所定角度傾斜しているため、回
転ヘッドを記録トラックの幅方向に振動させると、該振
動は必然的にビデオ信号の記録波長方向への振動成分を
′伴ってしまうためである。そこで、このような欠点を
防止するために、回転ヘッドの強制振動の方向を記録ト
ラックの幅方向ではなく、記録アジマス角方向(ビデオ
信号の記録波長方向と直角な方向)とする工夫もなされ
ているが、このようにする場合には、回転ヘッドあるい
はバイモルフ板の取付は精度を出しにくいという問題が
あった。
また、前記従来例においては、ウォーブリング信号によ
る回転ヘッドの記録トラック幅方向への振動変位量は、
再生画像のS/Nの劣化を防止する上から、例えば記録
トラック幅の1′0チ程度と小さく設定しなければなら
ず、そのために再生FMビデオ信号のエンベロープ変化
から得られるトラッキング制御信号O8/Nは極めて悪
い。したがって前記従来例□においては、自動トラッキ
ング回路6に設けられた低域通過フィルタ23の時″是
数を大きくして、トラッキング制御ループがノイズ成分
に応答しないよう工夫されている。しかし、このように
すると、本来のトラッキング制御信号自体に対するトラ
ッキング制御ループの過渡的応答特性も悪化してしまい
、例えば標準再生そ一ドと各種の可変速再生モードとの
間の切換えや各種の可変速再生モード間での切換えなど
、自転ヘッドのトラッキング状態が急変する場合には、
トラッキング制御ループがその変化に追従することがで
きず、再生モードの切換え毎に、再生画面には比較的長
い間ノイズバンドが現れて再生画像を見づらいものにす
るという欠点があった。
なお、前記従来例とはまったく別の自動トラツキング方
式として、記録トラックにトラッキング制御用のパイロ
ット信号を重畳しておく方式も提案されてはいるが、こ
れは現行のビデオテープレコーダ規格(VH8規格)を
逸脱しておシ、テープ互換性がなく、直ちには採用でき
ない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き、再生走査
期間中に回転ヘッドを振動させることなくトラッキング
制御を行うことが可能で、そのため回転ヘッドからの再
生信号にジッタを生ずることがなく、また十分なS/N
のトラッキング制御信号を得ることができ、トラッキン
グ制御の過渡的応答特性もよくよには現行規格装置との
テープ互換性を損うこともない、回転ヘッドのヘッド位
置制御回路を提供するにおる。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために、本発明は、前記従来技術の
ように回転ヘッドをその再生走査期間に振動させてトラ
ッキング状態を判別するのをやめ、かわりに、交互外再
生走査を行う複数回転ヘッド。
の各回転ヘッド毎の非再生走査期間を利用して各回転ヘ
ッドを1回転に7度だけ所定ステップづつ記録トラック
の幅方向に変位させるようになし、各変位毎に、変位前
の回転ヘッドの再生出力信号レベルと変位後のそれとの
大小比較を行ってトラッキング状態を判別し、その結果
、最良のトラッキング状態を得るためには、回転ヘッド
を次のステップでいずれの方向に変位させたらよいかを
決定するようにしたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
第4図は、本発明によるヘッド位置制御回路の一実施例
の概略を示すブロック図で、同図において、3.4はバ
イそルア板、18はヘッド切換信号(以下H8W信号と
いう)の入力端子、21は再生FMビデオ信号:の入力
端子、24はキャプスタンの回転速度情報(以下CFG
信号という)の入   1カ端子で、これらは第3図に
示した従来例と同一のものである06は自動トラッキン
グ回路を全体として示したもの、7は制御回路で、これ
らはそれぞれ上記従来例における自動トラッキング、回
路、制御回路と対応している。
22はエンベ四−プ検波回路で、上記従来例におけるも
のと同一のもの、25はサンプルホールド回路、26は
記憶回路で、該記憶回路26は、アナ四グーディジタル
変換器27(以下、A/D。
変換器という)、シフトレジスタ28.29よシ構成さ
れている。30は回転ヘッド(図示せず)の変位方向を
決定する変位方向決定回路である。
本実施例において、端子21よシ入力される再生FMビ
デオ信号は、周知のごとく、2個の回転ヘッドによる交
互の再生出力を第5図(a)に示すH8W信号によって
スイッチングして得られたもので、該再生FMビデオ信
号は、回路22に入力されてエンベロープ検波される。
そのエンベロープ検波出力(以下、再生エンベロープ信
号という)を第5図伽)に示す。同図においてAn*A
n+t+・・・・・・は一方の回転う゛ラドAから得ら
れた再生エンベロープ信号% nn、 Bn+t 、・
・・・・・は他方の回転ヘッドBから得られた再生エン
ベロープ信号を示している。
サンプルホールド回路25は、端子18から入力される
前記H8W信号に基づいて第5図(c)に示すサンプリ
ングパルス33を作成し、該サンプリングパルス33に
より、エンベロープ検波回路22よシ出力される再生エ
ンベロープ信号を順次サンプルホールドすや。このサン
プルホールド動作は、第5図から明らかなように、各回
転ヘッドA、Bの再生走査期間の中央付近で行われる0
サンプルホ一ルド回路25の出力は、次いでA/D変換
器27に入力され、ディジタル信号に変換される。
A/D変換器27は、その変換動作の終了毎に、変換デ
ィジタル信号をそのビット数に応じたシフトパルスを用
いて最上位桁よシ出力し得る構成のもので、該A/D変
換器27からの出力は、その出力が得られる度毎に、ま
ずシフトレジスタ28゜に、次いでシフトレジスタ29
へと順次シフトして記憶された後、シフトレジスタ29
から出力される。
すなわち、今、A/D変換器27から再生エンベロープ
信号Anに対応したディジタル信号A9が出力されると
、該ディジタル信号A8は、シフトレジスタ28に記憶
される。次に、A/D変換器27が再生エンベロープ信
号Bnに対応するディジタル信号B五を出力すると、該
ディジタル信号B6が新たにシフトレジスタ28に記憶
されると共に、先に記憶されていたディジタル信号A晶
は、シフトレジスタ29にシフトされて記憶される。更
に、A/D変換器27から次の再生エンベロープ信号A
n+、に対応するディジタル信号An+1が出力される
と、該ディジタル信号An+1がシフトレジスタ28に
記憶されると共に、ディジタル信号B台はシフトレジス
タ29にシフトされ、ディジタル信号A台はシフトレジ
スタ29から出力される。以下同様の動作が順次繰返さ
れる。
A/D変換器27から出力された上記ディジタル信号(
サンプルホールド回路25によるサンプルホールド値)
と、上記シフトレジスタ29の出力とは、回転ヘツ、ド
A、Bの変位方向を決定する変位方向決定回路30に入
力され、その大小が比較される。
一方、制御回路7は、各回転ヘッドA、Bの交互の非再
生走査期間毎に、バイモルフ板3,4にトラッキング制
御信号を供給し、各回転ヘッドA。
Bを所定ステップづつ記録トラックの幅方向に変位させ
るように構成されているが、その変位方向は、前記変位
方向決定回路30によって決定される。すなわち、今、
回転ヘッドのある再生走査期間に第5図(b)の再生エ
ンベロープ信号An+□が得られだとすれば、そのサン
プルホールド値(A/D変換器27の出力4)は、その
1回転周期前の再生エンベロープ信号Anのサンプルホ
ールド値でのトラッキング状af:得るために必要とな
る、回転ヘッドAの次の非再生走査期間における変位ス
テップの方向を決定する。回転ヘッドBについても同様
であシ、これら回転ヘッドA、Bの変位方向決定動作は
順次交互に行われる。          1制御回路
7が、上記したトラッキング制御信号による制御動作の
外に、第3図に示した従来例と同様、可変速再生モード
時における回転ヘッドABの回転走査軌跡の傾き角の補
正動作を覗行うものであることはいうまでもない。第6
図は、このような制御回路7の動作によって得られる各
回転ヘッドの回転走査軌跡パターンを示すもので、同図
(4)は2倍速再生モードにおけるもの、同図(B)は
1/2倍速豊生モードにおけるものである。各モードに
おける回転ヘッドの回転走査軌跡37.38(便宜上一
方の回転ヘッドについてのみ示す)は、制御回路7によ
って傾き角が図示矢印のごとく補正されて、記録トラッ
ク36の傾き角と一致するようになされると共に、矢印
39.40に示すように、記録トラック36の幅方向に
所定ステップづつ変位されて、記録トラック36と正し
く重なシ合うようになされる。
次に、第4図に示した実施例における記憶回路26の更
に具体的構成および作用を第7図、第8図と共に説明す
る。第7図は、第4図の記憶回路26部分の具体的構成
例を示すブロック図で、同図において、制御回路7、回
転ヘッドの変位方向決定回路30、エンベロープ検波回
路22、サンプルホールド回路25等は、第4図に示し
たものと変わシはない。た輩、サンプルホールド回路2
5は、と\では、端子18から入力されるH8W信号に
基づいてサンプリングパルスを発生するサンプリングパ
ルス発生回路44と、サンプルホールド回路25′とに
分けて示しである。
記憶回路26において、45は基準クロック入力端子、
46はインバータ、49はサンプルホールド回路25′
の出力の電圧一時間変換を行うモノマルチバイブレータ
、50はANDゲート、52はカウンタでそのカウント
動作の終了後にシフトレジスタとしても動作し得るもの
でアシ、これらは、第4図のA/D変換器27t−構成
する。53゜54はシフトレジスタで、これらは第4図
のシフトレジスタ28.29に相当する。47.48は
インバータ、51はANDゲート、55はカウンタ、5
6はNA、NDゲート、57はD7リツプフロツプで、
これらによって、上記カウンタ52の1回のカウント動
作終了毎に、該カウンタ52と上記シフトレジスタ53
.54に所要ビット数のシフトパルスが供給されるよう
になっている。
以下、このような構成の記憶回路26の動作を第8図の
動作波形図と共に説明する。
モノマルチバイブレータ49には、サンプリングパルス
発生回路44からの第8図(a)に示すサンプリングパ
ルス33 (第5図(e)参照)がインバータ46を介
して入力されると共に、サンプルホールド回路25′の
出力(再生FMビデオ信号のエンベロープをサンプルホ
ールドした出力)も入力され、これら入力に基づき、モ
ノマルチパイプV −タ49は、第8図(c)に示すよ
うに、サンプリングパルス33の立下シに同期して立上
シ、サンプルホールド回路25′の出力電圧に比例した
時間幅を有する電圧一時間変換パルス(以下変換パルス
という)60を出力する。
該変換パルス60はANDゲート50の一方の入力端子
に入力さ゛れてその入力期間中核ゲート50を開き、該
ゲート50の他方の入力端子から入力される基準クロッ
ク59〔第8図(b) )を通過させる。カウンタ52
は、上記人NDゲート5oを通過した基準クロック59
をカウントする。すなわち、カウンタ52のカウント値
は、上記サンプルホールド回路25′の出力をディジタ
ル変換したものとなる。カウンタ52は、モノマルチバ
イブレータ49からの変換パルス60による制御のもと
に、1回のカウント動作の終了毎に、シフトレジスタ動
作状態へと移行し、そのカウント値は、ANDゲート5
1から出力される第8図(d)のごとき所要ビット数(
図示の例では6ビツト)のシフトパルス61によりその
最上位桁よシ順次シフトされて出力され、該出力は、第
4図において説明したように、カウンタ52の1回のカ
ウント動作(ディジタル変換動作)終了毎に、まずシフ
トレジスタ53へ、次いでシフトレジスタ54へと順次
−シフトさ゛れて記憶部れた後、シフトレジスタ54か
ら出力される。シフトレジスタ53.54Oシフト動作
は、上記シフトパルス61により、カウンタ52のシフ
ト動作と同期して行われる。ここで、上記シフトパルス
61は次のようにして発生される6すなわち、モノマル
チバイブレータ49から出力される変換パルス60は、
インバータ47を介してANDゲート51の入力端子b
K加えられているので、該入力端子すには、変換パルス
60がq−レベル(以下1ゝL′という)となったとき
に、ハイレベル(以下” H’という) となる。一方
、変換パルス60はカウンタ55のリセット端子Rにも
供給され、その立上シにおいてカウンタ55をリセット
してカウント出力Q11Q2を共に0とするので、NA
NDゲート56の出力は1′H′で、したがって該出力
が供給されているDフリッグ70ツブ57のD端子入力
も1′H′となる。この状態で、基準クロック59がイ
ンバータ48を介してDフリップ70ツブ57のT端子
に入力されると、その出力QはH′に転換され、以後、
D端子入力が変わらない限シ、その状態が保持されてい
る。したがって、ANDゲート510入力端子すに上記
のとと<S%H1が供給されると籾には、その入力端子
CにもH′が供給されているから、該ANDゲート51
は開き、その入力端子aに供給されている基準りpツク
59をシフトパルス61として通過させる。該シフトパ
ルス61は、前記のごとく、カウンタ52、シフトレジ
スタ53.54に供給されるが、一方ではカウンタ55
にも供給され、そのパルス数が前記所定の数6となるま
で計数される。計数値がこの所定数となったとき、カウ
ンタ550カウント出方。1.Q。
は共に1′H′となるので、NANDゲート56がら供
給されているDフリップ70ツブ57のDlill子入
力はL′に転換される。この状態でインバータ4Bから
の基準クロック59がD7リツプフロツプ57のT端子
に入力されると、D7リツプフpツブ57の出力QはL
′となシ、したがって、それ以降ANDゲート51は閉
じられ、結局ANDゲート51からは、所定数6のシフ
トパルスのみが出方されることになる。モノマルチバイ
ブレータ49から次の変換パルス6oが出力されるとき
には、カウンタ55がリセットされ、再たび上記所定数
のシフトパルス61が発生されることはいうまでもなく
、このようなシフトパルス61の発生動作は、変換パル
ス6oが得られる毎に順次繰返される。シフトパルス6
1によって得られるシフトレジスタ54の出方は、第4
図において説明したように、変位方向決定回路3oにお
いて、カウンタ52の出力と比較され、その比較結果に
基づいて、制御回路7による回転ヘッドのステップ変位
方向が決定される。
次に、上記変位方向決定回路3oの構成および作用を第
9図〜第12図と共に説明する。
第9図は、変位方向決定回路3oの概略的桝成例を示す
ブロック図で、同図において、26.7は、それぞれ第
4図、第7図で説明した記憶回路、制御回路を示してい
る。66は相対値比較回路で、該回路は、記憶回路26
におけるシフトレジスタ54とカウンタ52の出力、す
□なわち、第4図で説明したA盆AQ+iまたはBAと
Bn+tとの大小をJEi次比較する。67は排他的論
理和回路で、該回路67は、相対値比較回路・66の比
較結果出方に基づき、各回転ヘッドAtたはBが最良ト
ラッキング状態を得るに必要な今回のステップ変位方向
を決定する。すなわち、排他的論理和回路67からは、
A五十□がA6よりも大きい限シ回転ヘッドAを前回の
ステップ変位方向(A11−hが得られるに至った変位
方向)と同一方向に変位させる決定出力が得られ、それ
以外(An+x = AQ?l)場合を含む)では、逆
方向に変位させる決定出力が得られるようになっている
。回転ヘッドBの変位方向決定についても同様である。
かかる変位方向決定のために、排他的論理和回路67に
は、相対値比較回路66の出力と共に、前回の回転ヘッ
ドの変位方向を記憶しているラッチ回路64からの出力
が入力され、またその出力は、インバータ68を介して
ラッチ回路65によりラツチされる。このような排他的
論理和回路67による変位方向決定の真理値表を下記に
表1として示す。
土 □ ラッチ回路65から出力される変位方向決定出力は、A
NDゲート69を経て回転ヘッドのステップ変位を制御
する制御回路7に供給されると共に、次回の変位方向決
定のために、ラッチ回路64に移されて記憶される。
62は、記憶回路26から出力される前記A直。
A台+1またはBAs Bn+を等をそれぞれ所定値と
比較する絶対値比較回路で、該回路は、ドロップアウト
等による再生FMビデオ信号のレベル低下によって記憶
回路26の出力が、本来のトラッキング制御状態とは無
関係に低下した場合における誤制御を防止するために設
けられている。すなわち、記憶回路26の出力の所定値
以fo低下は、絶対値比較回路62によって検出され、
その検出出力は、上記低下が回復するまでラッチ回路6
3によってラッチされてANDゲート69を閉じ、前記
ラッチ回路65よシの変位方向決定出力の通過を阻止す
るようになっている。制御回路7は、上記変位方向決定
出力が阻止されている間は、回転へ・ラドの変位を禁止
するようになっておシ、シたがって上記誤制御を防止す
ることができる。
第10図は、第9図の変位方向決定回路30の更に具体
的構成例を示すブロック図で、第9図と対応する構成部
分には同一符号を付し、その説明は省略する。同図にお
いて、70.71は第9図における記憶回路26からの
入力端子、72.73は、それぞれ相対値比較回路66
に入力される大小比較用パルスとリセットパルスの入力
端子、75は、ラッチ回路64に入力されるH8W信号
の入力端子、74は変位方向決定信号の出力端子である
◇76はNANDゲート、81〜84はANDゲート、
86.87はR87リツプフロツプで、これらは相対値
比較回路66を構成している。90はインバータ、88
.89はDフリップフロップ、78〜80はNANDゲ
ートで、これらはラッチ回路64を構成している。77
はNANDゲート、85はANDゲートで、これらは、
相対値比較回路66からの比較出力が等しい場合に、回
転ヘッドの変位方向を一定方向に決定するために、第9
図の回路に特に付加されたものである。
まず、相対値比較回路66の動作を第11図と共に説明
する0 入力端子70.71からは、記憶回路26(第9図)よ
りのディジタル出力信号(以下これらを” n e A
H+1として説明する)が、その最上位桁よシ順次入力
され、それらの大小がNANDANDゲート76Dゲー
)81.82等によって1桁毎に判別される。すなわち
、今、いずれかの桁においてAAがAK□よ)大きくな
ったとすれば(AAが1でAn−hが0になったとすれ
ば)ANDゲート82の出力が1′H′となり、逆の場
合はANDゲート81の出力が1′H′となる0両者が
等しいときに”L′のままである。ANDゲート81.
82の出力は、それぞれANDゲート83.84を介し
てRSフリップ86;゛・87のセット端子Sに供給さ
れる。これらANDゲート83.84およびR87リツ
プフロツプ86.87は、ANDゲート81.82の出
力を適邑なタイミングで1桁毎に順次取出すと共に、取
出された出力のいずれか一方が、ある桁で最初に他の出
力よりも大きくなった場合には、この大小関係をそれ以
降の下位桁で生ずる大小関係とは無関係に保持し得るよ
うにするためのものである。そのため、ANDゲート8
3.84には、入力端子72から第11図(b)に示す
大小比較用パルス92が入力されると共に、ANDゲー
ト83にはR87リツプフロツプ87の百出力が、AN
D、ゲート84にはRSフリップ70ツブ86の百出力
がそれぞれ入力され、また、RSクリップフロップ86
.87のリセット端子Rには、前記A会とQ+xの大小
比較動作の前、に、予めこれらRSフリップ86.87
をリセットする、入力端子73からのりセットレクルス
が入力されている0今、該リセットパルスによりR87
リツプフ四・ツブ86.87が共にリセット状態にある
とすれば、それらの百出力は共に1′H′であるから、
ANDゲート83.84は、端子72からの大小比較用
パルス92が入力される度毎に開かれ、ANDゲー)8
1.82の出力を通過させ得る状態となる。と\で、大
小比較用パルス92は、第11図から明らかなように、
モノマルチバイブレータ49 (第7図)から出力され
る変換パルス60の立下シ後(A /D変換動作の終了
後)に、比較されるべきAAと4十、との所定ビット数
(桁数)に対応したパルス数だけ発生され、その位相は
、AAとAn+1のシフトパルス61の位相に対し、1
000先行するようになっているので、ANDゲート8
3゜84からは、ANDゲート81.82の出力、すな
わち4 l hi+□との大小比較結果をその最上位桁
よシ適当なタイ、°ミンクで順に取出すことができる。
また% A11lとA6+1の入力時点に多少のずれが
あったとしても、上記大小比較用メルフ920位相訃よ
びパルス幅を適宜調整することにより、ANDゲート8
3.84からは島とAKtとの各ビット毎のパルスが時
間的に電複して発生する時点における比較i果のみを取
申すことができ、上記入力時点のずれに基づく大小比較
結果の誤りを防止すると1とができる。麦お、大小比較
パルス92は、第8図に示した基準クロック59に基づ
いて適宜手段(図示せず)により作成することができる
さて、AHと屁+、のいずれか一方が、ある桁において
最初に他方よシも大きくなったとすれば、これに対応し
てANDゲー)81.82の一方の出力が”H″となり
、該出力は、ANDゲート83゜84の一方を経てRS
フリップフロップ86.87のうちの一方のセット端子
Sに、供給され、これをセットする。したがって、この
R87リツプフロツプのQ出力は1ゝL′となシ、AN
Dゲート83゜84の他方(比較結果が小さい方のもの
)を閉じてしまう。そのため、それ以後に入力されるA
AとAi+sとの下位桁における大小関係が逆転したと
しても、これによって最初にセット状態にならなかりた
R87リツプフロツプがあらためてセット状態になるこ
とはない。また、最初にセット状態になった方のRSフ
リップ70ツブは、それ以後にセット入力を受けても、
その状態は何等変化しない。このようにして% AAと
An+tとの大小関係は、R87リツブ70ツブ86.
87のセット、リセット状態によって正しく判別される
ことになる。
すなわち、A台+□がA9よシ大きい場合には、RSフ
リップ70ツブ86がセット状態になシ、逆の場合には
、R87リツプ70ツブ87がセット状態となる。また
、両者が等しい場合には、Rsフリップフロップ86.
87は共にセットされず、リセット状態のままである。
R87リツプ70ツブ86のQ出力は、上記の説明から
明らかなように、4十、がhQよりも大きい場合に限シ
”H′となシ、それ以外(A、+1=Anの場合を含む
)では”L′となる。したがって、該出力を排他的論理
利口、路67の1方の入力とすることにより、第9図で
説明したと同様の回転ヘッドの変位方向の決定を行うこ
とができる。しかし、第10図の具体例では、更にNA
NDゲート77およびANDゲート85を設け、特にA
も+1とA8とが等しくなった場合には、回転ヘッドの
変位方向を排他的論理和回路67による決定方向とは無
関係に、すなわちそれ以前の変位方向とは無関係に一定
方向とするようになっている。すなわち、NANDゲー
ト77には、R87リツプフロツプ86.87の可出力
が入力されておシ、これらは、耳とA6+□が等しいと
き、共に1′H′となってNANDゲート77の出力を
L#とじ、ANDゲート85を閉じるようになっている
。したがってANDゲート85の出力社、該ゲートに入
力されている排他的論理和回路67からの出力とは無関
係に常に1′L′となり、これによって回転ヘッドの変
位方向は常に左方向となる。
次に1ランチ回路64の動作を第12図と共に説明する
。ラッチ回路64は、前述のごとく、ラッチ回路6′5
から出力される各回転ヘッド毎の変  1位方向決定出
力を順次記憶し、次回の各回転ヘッドの変位方向決定の
際に、その記憶出力を排他的論理和回路67に入力させ
るもので、そのための記憶作用をなすDフリップフロッ
プ88.89を有しておシ、ラッチ回路65からの出力
は、端子75から入力されるH8W信号に基づいて、各
回転ヘッドの非再生走査期間毎に上記D7リツプ70ツ
ブ88,89に順次振り分けられて記憶され。
これらの記憶値は、NANDゲート78.79により各
回転ヘッドの次の再生走査期間毎に交互に取出され、N
ANDゲー)80を介して排他的論同図(a)はH8W
信号、同図(b)は各回転ヘッドの再生出力エンベロー
プをサンプリングするサンプリングパルス33 (第5
図参照)、同図(c)はラッチ回路65からの各回転ヘ
ッドの変位方向決定出力93を示している。今、H8W
信号のハイレベル期間に回転ヘッドAからの再生出方A
B s An+1 +An+z+・・・・・・が得られ
之ローレベル期間に回転ヘッドBからの再生出力Bn−
1,Bn、Br1+1.・・・・・・が得られるものと
し、ラッチ回路65の出力93が、サンプリングパルス
33によって上記各回転ヘッドの再垂出力工ンペロープ
がサンプルホールドされる毎に、そのサンプルホールド
値に基づいて、図示BH−□* A’H、B%、・・・
・・・のどとくに変化したものとすれば、Dクリップ7
0ツブ88の記憶値95は第12図(e)のように、ま
たDフリップ70ツブ89の記憶値94は第12図(d
)のようになる。すなわち、第10図の端子75から入
力されるH8W信号は、Dフリップフルツブ88のT端
子に供給されると共に、インバータ90i介してDフリ
ップ70ツブ890T端子に供給され、その立上シでD
クリップ70ツブ88をトリガーすると共に、その立下
りでDフリップ7買ツブ89をトリガーするようになっ
ているので、Dフリップフロップ88には、その各トリ
ガ一時点でのD端子入力であるラッチ回路65からの出
力B’n−1、B ’n * B’n+x・・・・・・
が順次記憶され、同様にDフリップ7買ツブ89にはA
″nv A’B+i l A”n十z ”” ””が順
次記憶されるOD7リツプ70ツブ88の記憶値B′n
−1,B′n、 B”B+□・・・・・・は、NAND
ゲート78がインバータ9oを介したH8W信号により
そのローレベル期間のみ開くので、該NANDゲート7
8により、H8W信号のローレベル期間にのみ順次取出
され、一方、Dフリップフロップ89の記憶値1%、 
A’H+□+ A’n+2・・・・・・・は、NAND
ゲート79がH8W信号自体によってそのハイレベル期
間に開くので、該ハイレベル期間にのみ順次取出される
。したがって、これらの各記憶値が入力されるNAND
ゲート80の出力は、第12図(f)に示すように、上
記各記憶(1!H8W信号のローレベル期間、ハイレベ
ル期間毎に交互に出力されたものとなる。このNAND
ゲート80の出力は、第12図から明らかなように、各
回転ヘッドA、Hの非再生走査期間に記憶した前回の変
位方向決定信号を各回転ヘッドA。
Bの次の再生走査期間に取出したものとなっており、し
たがって、この出力を排他的論理和回路67の一方の入
力として供給するととにより、第9図で説明したよ2・
な回転ヘッドA、Bの変位方向決定を行うことができる
第13図は、以上説明した回転ヘッドの位置制御回路に
よるトラッキング制御態様を示したもので、同図(A)
、(B)は、それぞれ記録モードを3倍記録モード(記
録時のテープ速度が標準速度の1/3)%標準記録モー
ドとした場合のものである。各記録モードにおける記録
トラック41゜42は、説明の便宜上、同一回転ヘッド
により順次再生される傾斜記録トラックを各々その長手
方向に圧縮して連ねたもので、記録トラック41゜42
の幅4.t′は、それぞれ例えば19μm、58μmで
ある。43は回転ヘッド(図では2個の回転ヘッドのう
ちの一方のみを示している)で、その幅は例えば30μ
mである。回転ヘッド43は、a、b、c、dで示すよ
うに、その再生出力レベルが増大する限シ、1回転に一
度、その非再生走査期間において所定ステップ(例えば
3μm)づつ同一方向(図示の例では右方向)に順次変
位していくが、その位置がdからeとなった場合には、
再生出力レベルはもはや増大せず、等しくなる。
したがって第10図で説明した実施例では、NANDゲ
ート77およびANDゲート85の作用により、次回で
は回転ヘッド43は左方向に変位してf位置となシ、こ
\でも再生出力レベルは等しいので、更に左方向に変位
して点線で示すg′位置となる。この位置では再生出力
レベルが減少するので、回転ヘッドの変位方向が反転さ
れ、以下り。
lと変位され、i以降はf r g’s h +  Z
の変位か繰返される。上記NANDゲート77、AND
ゲート85が省略されている場合には、回転ヘッド43
の変位方向は、前記衣1に示したように、再生出力レベ
ルが等しくなる毎に反転されるので、その変位位置は、
上記と同様にeからfとなるが、fからg′とはならず
にgとなシ、以下り、iと、順次左右の往復動が繰返さ
れる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、
上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可
能である。例えば、上記実施例では回転ヘッドの数を2
個として説明したが、2個以上の任意の数°でもよく、
また、記憶回路26は、各回転ヘッドからの再生出力信
号エンベロープの5サンプルホールド値をA/D変換す
るA/D変換回路27を含むものとして説明したが、こ
のようなA/D変換回路は必ずしも必要ではなく、場合
によっては省略できる。更に上記実施例では、回転ヘッ
ドの位置を制御する制御回路7を、傾き補正回路20を
利用したものとして説明したが、必ずしもそのような必
要性はなく、制御回路7を傾き補正回路20と杜別個独
立に設けるようにしてもよい。
e発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、回転ヘッドをそ
の再生走査期間中には何等変位させることなく、その非
再生走査期間を利用してステップ的に変位させ、該変位
による回転ヘッドの再生出力信号レベルの増減に基づい
てトラッキング制御信号を得ることができるので、回転
ヘッドの再生出力信号にジッタを生ずることがなく、ま
た、上記トラッキング制御信号は、回転ヘッドの再生走
査期間中のほぼ中央付近で再生出力信号のエンベロープ
をサンプルホールドしたサンプルホールド値に基づいて
得られるものであるから、S/Nのよいトラッキング制
御信号が得られると共に、トラッキング制御ループの過
渡的応答特性もよく、しかも記録トラック上にトラッキ
ング制御用のバイ四ット信号等を重畳記録しておく必要
もなく、常に最適のトラッキング状態を得ることができ
、前記従来技術の欠点を除いて俊れた機能の磁気記録再
生装置のヘッド位置制御回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のオートトラッキング装置を用いたビデ
オテープレコーダの概略を示すブロック図、第2図は、
上記従来のオートトラッキング装置の動作を説明するた
めのテープパターン図、第3図は、上記従来のオートト
ラッキング装置の具体的構成例を′示すブロック図、第
4図は、本発明によるヘッド位置制御回路の一実施例の
概略を示すブロック図、第5図は、上記本発明の一実施
例の動作を説明す・るためのタイミングチャート、第6
図(A)、(B)は、本発明によるトラッキング制御回
路を用いた場合の回転ヘッドの回転走査軌跡パターンを
示す図、第7図は、第4図の実施例における記憶回路2
6の具体的構成を示すブロック図、第8図はその動作を
説明するための動作波形図、第9図は、第4図の実施例
における変位方向決定回路30の概略的構成例を示すブ
ロック図、第10図は、第9図の変位方向決定回路の更
に具体的構成例を示すブロック図、第11図および81
2図は、第9図の変位方向決定回路の動作を説明するた
めのタイミングチャート、第13図(A)、(B)は、
本発明のヘッド位置制御回路によるトラッキング制御態
様を示す図である。 3.4・・・・・・電気−機械変換素子(バイモルフ板
)、6・・・・・・自動トラッキング回路、7・・・・
・・制御回路、22・・・・・・エンベロープ検波回路
、25・・・・・・サンプルホールド回路、26・・・
・・・記憶回路、・27・・・・・・A/D変換器、2
8,29,53.番4・・・・・・シフトレジスタ、3
0・・・・・・変位方向決定回路、52・・・・・・シ
フトレジスタ機能を有するカウンタ、55・・・・・・
  1カウンタ、57,88.89・・・・・・Dフリ
ップフロップ、62・・・・・・絶対値比較回路、63
〜65・・・・・・ラッチ回路、67・・・・・・排他
的論理和回路、86゜87・・・・・・R87リツプ7
0ツブ。 代理人 弁理士  武 順次部(ほか1名)第1図 第2図 第3図 第4図 R 第5図 (C)    33 第6VA 第7図 第8図 第9図 L                    J第1O
図 ・συ    19 第1/図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の回転ヘッドをそれぞれ電気−機械変換素子の可動
    部上に設け、該電気−機械変換素子に制御信号を供給し
    、磁気テープが記録時とは異なる速度で走行する可変速
    再生モード時においても前記回転ヘッドの回転走査軌跡
    が磁気テープ上に斜め方向に形成された記録トラックと
    一致するように各回転ヘッドの位置を制御するようにし
    た磁気記録再生装置において、前記複数の回転ヘッドが
    前記記録トラックを順次回転走査する毎にその再生出力
    信号のレベルをサンプルホールドするサンプルホールド
    回路と、該サンプルホールド回路によるサンプルホール
    ド値を順次記憶し、その記憶値を各回転ヘッドの1回転
    走査周期後に順次出力する記憶回路と、該記憶回路の出
    力と前記サンプルホールド値との大小を比較し、その比
    較結果に基づき各回転ヘッドが最適のトラッキング状態
    となるようにその変位方向を決定する変位方向決定回路
    と、各回転ヘッドが、前記記録トラックを回転走査する
    期間外において前記変位方向決定回路により決定された
    方向に回転ヘッドを所定のステップずつ変位するように
    前記電気−機械変換素子に制御信号を供給する制御回路
    とを設けたことを特徴とするヘッド位置制御回路。
JP14863184A 1984-07-19 1984-07-19 磁気記録再生装置のヘツド位置制御回路 Pending JPS6129282A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02249376A (ja) * 1989-03-22 1990-10-05 Sharp Corp ビデオテープレコーダ
US5107381A (en) * 1987-08-04 1992-04-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Automatic tracking control for magnetic recording and/or reproducing apparatus with reference phase setting capability

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5107381A (en) * 1987-08-04 1992-04-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Automatic tracking control for magnetic recording and/or reproducing apparatus with reference phase setting capability
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