JPH0711428U - 車両用シートの取付構造 - Google Patents

車両用シートの取付構造

Info

Publication number
JPH0711428U
JPH0711428U JP4531093U JP4531093U JPH0711428U JP H0711428 U JPH0711428 U JP H0711428U JP 4531093 U JP4531093 U JP 4531093U JP 4531093 U JP4531093 U JP 4531093U JP H0711428 U JPH0711428 U JP H0711428U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
seat
bolt
carpet
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4531093U
Other languages
English (en)
Inventor
隆之 毛利
治文 寺沢
Original Assignee
池田物産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 池田物産株式会社 filed Critical 池田物産株式会社
Priority to JP4531093U priority Critical patent/JPH0711428U/ja
Publication of JPH0711428U publication Critical patent/JPH0711428U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外からはブラケットが見えなくなって、見栄
えが良好になる車両用シートの取付構造を提供すること
である。 【構成】 床部7に敷設されたカーペット9の、この床
部9の座席取付部位8に対応する部分に、ブラケット挿
入用スリット10とボルト挿通孔11とを形成し、シー
トクッション1のブラケット5を前記ブラケット挿入用
スリット10に挿入して座席取付部位8に重ね、カーペ
ット9のボルト挿通孔11及び取付孔6、8aに挿通し
たボルト12をワッシャ13とナット14とにより締め
付けてシートクッション1を床部7の座席取付部位8に
取り付けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、後部座席のような車両用シートの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用シートのシートクッション20のフレーム21には下方に突出す るようにブラケット22が固着されており、これらのブラケット22には取付孔 23が形成してある。
【0003】 また、車両の床部24の座席取付部位25には取付孔26が形成してある。ま た、床部24に敷設されたカーペット27の座席取付部位25に対応する部分が 切欠かれている。
【0004】 そして、前記シートクッション20のブラケット22をカーペット27の切り 欠き部30内に位置させて座席取付部位25に重ね、取付孔23、26に挿通し たボルト28とナット29とでシートクッション20が床部24の座席取付部位 25に取り付けてある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車両用シートの取付構造にあっては、前記カーペッ ト27の座席取付部位25に対応する部分が切欠かれているために、ブラケット 22が外部に出るようになって、見栄えが悪いし、ブラケット22による危険感 を募らせるという問題点があったし、また、ブラケット22をカバー等で隠した 場合には、カバー等が必要になり、コストアップになるという問題点があった。
【0006】 本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その第1の目的と するところは、外からはブラケットが見えなくなって、見栄えが良好になる車両 用シートの取付構造を提供することにある。
【0007】 また、本考案の第2の目的とするところは、外からはブラケットのみならず、 ボルトも見えなくなって、見栄えが良好になる車両用シートの取付構造を提供す ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の第1の目的を達成するために、本考案は、床部に敷設されたカーペット の、この床部の後部座席取付部位の取付部に対応する部分に、ブラケット挿入用 スリットとボルト挿通孔とを形成し、シートクッションのブラケットを前記ブラ ケット挿入用スリットに挿入して後部座席取付部位の取付部に重ね、カーペット のボルト挿通孔に挿通したボルトによりブラケットを前記取付部に固着したこと を特徴とする。
【0009】 上記の第2の目的を達成するために、本考案は、床部に敷設されたカーペット の、この床部の後部座席取付部位の取付部に対応する部分に、ブラケット挿入用 スリットとボルト挿入用スリットとを形成し、シートクッションのブラケットを 前記ブラケット挿入用スリットに挿入して後部座席取付部位の取付部に重ね、ボ ルトをボルト挿入用スリットからカーペットの内方に入れてこのボルトによりブ ラケットを前記取付部に固着したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
請求項1の構成により、前記ブラケットがカーペットに覆われるために、外か らはブラケットが見えなくなって、見栄えが良好になる。
【0011】 請求項2の構成により、前記ボルトがカーペットの内方に位置していて、外か らは、ブラケットのみならず、ボルトも見えないので、見栄えが良好になる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案の一実施例に 係わる取付構造を備えた車両用シートの斜視図、図2は図1A−A線に沿う断面 図、図3は本考案の一実施例に係わる取付構造の分解状態の斜視図である。
【0013】 車両用シートはシートクッション1とシートバック2とから構成されており、 シートクッション1のフレーム(図示せず)には下方に突出するようにブラケッ ト5が固着されており、これらのブラケット5には取付孔6が形成してある。
【0014】 また、車両の床部7の座席取付部位8は前方に傾斜する立上り部に成されてお り、この座席取付部位8には取付孔8aが形成してある。また、床部7に敷設さ れたカーペット9は座席取付部位8を覆っており、このカーペット9の座席取付 部位8に対応する部分にはブラケット挿入用スリット10とボルト挿通孔11と が形成してある。
【0015】 そして、前記シートクッション1のブラケット5を前記スリット10に挿入し て座席取付部位8に重ね、カーペット9のボルト挿通孔11及び取付孔6、8a に挿通したボルト12とワッシャ13とナット14とにより締め付けられてシー トクッション1が床部7の座席取付部位8に取り付けてある。この場合、外から は、ブラケット5が見えないので、見栄え良好になる。
【0016】 また、図4に示すように前記ブラケット5の取付孔6回りにフランジ15を形 成し、このフランジ15をカーペット9のボルト挿通孔11に挿入し、取付孔6 、8aに挿入したボルト12及びナット14の締め付けでワッシャ13を前記フ ランジ15に当接させてシートクッション1を床部7の座席取付部位8に取り付 けるようにしてもよい。
【0017】 また、図5乃至図7に本考案の他の実施例を示す。この実施例においては、カ ーペット9の座席取付部位8に対応する部分には横方向にブラケット挿入用スリ ット16が、縦方向にボルト挿入用スリット17がそれぞれ形成してある。
【0018】 そして、前記シートクッション1のブラケット5を前記ブラケット挿入用スリ ット16に挿入して座席取付部位8に重ね、ボルト挿入用スリット17からボル ト12をカーペット9の内方に入れて、このボルト12を前記取付孔6、8aに 挿通し、ワッシャ13とナット14とにより締め付けてシートクッション1が床 部7の座席取付部位8に取り付けてある。この場合、前記ボルト12がカーペッ ト9の内方に位置していて、外からは、ブラケット5のみならず、ボルト12も 見えないので、見栄えが良好になる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、床部に敷設されたカーペットの、この床部の 座席取付部位に対応する部分に、ブラケット挿入用スリットとボルト挿通孔とを 形成し、シートクッションのブラケットを前記ブラケット挿入用スリットに挿入 して座席取付部位に重ね、カーペットのボルト挿通孔に挿通したボルトによりブ ラケットを前記座席取付部位に固着したから、前記ブラケットがカーペットに覆 われるために、外からはブラケットが見えなくなって、見栄えが良好になる。
【0020】 また、本考案は、床部に敷設されたカーペットの、この床部の座席取付部位に 対応する部分に、ブラケット挿入用スリットとボルト挿入用スリットとを形成し 、シートクッションのブラケットを前記ブラケット挿入用スリットに挿入して座 席取付部位に重ね、ボルトをボルト挿入用スリットからカーペットの内方に入れ てこのボルトによりブラケットを前記座席取付部位に固着したから、前記ボルト がカーペットの内方に位置していて、外からは、ブラケットのみならず、ボルト も見えないので、見栄えが良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わる取付構造を備えた車
両用シートの斜視図である。
【図2】図1A−A線に沿う断面図である。
【図3】本考案の一実施例に係わる取付構造の分解状態
の斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例に係わる取付構造の断面図
である。
【図5】本考案の他の実施例に係わる取付構造を備えた
車両用シートの斜視図である。
【図6】図5B−B線に沿う断面図である。
【図7】本考案の他の実施例に係わる取付構造の分解状
態の斜視図である。
【図8】従来の取付構造を備えた車両用シートの斜視図
である。
【図9】図8C−C線に沿う断面図である。
【図10】従来の取付構造の分解状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 シートクッション 5 ブラケット 6 取付孔 8 座席取付部位 8a 取付孔 9 カーペット 10 ブラケット挿入用スリット 11 ボルト挿通孔 12 ボルト 13 ナット 14 ワッシャ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床部に敷設されたカーペットの、この床
    部の座席取付部位に対応する部分に、ブラケット挿入用
    スリットとボルト挿通孔とを形成し、シートクッション
    のブラケットを前記ブラケット挿入用スリットに挿入し
    て座席取付部位に重ね、カーペットのボルト挿通孔に挿
    通したボルトによりブラケットを前記座席取付部位に固
    着したことを特徴とする車両用シートの取付構造。
  2. 【請求項2】 床部に敷設されたカーペットの、この床
    部の座席取付部位に対応する部分に、ブラケット挿入用
    スリットとボルト挿入用スリットとを形成し、シートク
    ッションのブラケットを前記ブラケット挿入用スリット
    に挿入して座席取付部位に重ね、ボルトをボルト挿入用
    スリットからカーペットの内方に入れてこのボルトによ
    りブラケットを前記座席取付部位に固着したことを特徴
    とする車両用シートの取付構造。
JP4531093U 1993-07-29 1993-07-29 車両用シートの取付構造 Pending JPH0711428U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4531093U JPH0711428U (ja) 1993-07-29 1993-07-29 車両用シートの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4531093U JPH0711428U (ja) 1993-07-29 1993-07-29 車両用シートの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0711428U true JPH0711428U (ja) 1995-02-21

Family

ID=12715745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4531093U Pending JPH0711428U (ja) 1993-07-29 1993-07-29 車両用シートの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0711428U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020138709A (ja) * 2019-03-01 2020-09-03 本田技研工業株式会社 シートアンダトレイ構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020138709A (ja) * 2019-03-01 2020-09-03 本田技研工業株式会社 シートアンダトレイ構造
CN111634237A (zh) * 2019-03-01 2020-09-08 本田技研工业株式会社 座椅下托盘构造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0244862U (ja)
JPH0539992Y2 (ja)
JPH0711428U (ja) 車両用シートの取付構造
JP2758142B2 (ja) シートスライドレールのブラケットカバー取付構造
JPH0911847A (ja) 子供シート用テザーアンカーブラケットの取付構造
JPH0228105Y2 (ja)
JP3565393B2 (ja) シートベルトアンカープレート取付構造
JPH0717640Y2 (ja) 車両のアシストストラップ取付構造
JP2725412B2 (ja) フロントバンパの取付構造
JPH0211919Y2 (ja)
JP3240007B2 (ja) パーキングブレーキレバーカバー取付構造
JP3292346B2 (ja) 車両用シートの取付構造
JPH0611279Y2 (ja) ブレーキ倍力装置の取付装置
JPH0332270Y2 (ja)
JPS6235656Y2 (ja)
JPS606336Y2 (ja) エンジンル−ム防音材の取付構造
JPS6347548Y2 (ja)
JP2562102Y2 (ja) 自動車のルーフレール及びルーフキャリヤ取付部構造
JPH0512119Y2 (ja)
JPH0546514Y2 (ja)
JP2586413Y2 (ja) タンク取付構造
JPH081139Y2 (ja) 自動車ランプステー用ガーニッシュ取付構造
JPH0143939Y2 (ja)
JPS6223651Y2 (ja)
JP2552968Y2 (ja) 車両用シートの取付構造